JP6480188B2 - 車両のハーネス固定構造、及び車両のハーネス固定方法 - Google Patents

車両のハーネス固定構造、及び車両のハーネス固定方法 Download PDF

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この発明は、例えば、自動車などの車両において、エンジンルーム内のエンジン、バッテリー、及び補機類の隙間に配索されるワイヤーハーネスを、車体に固定するような車両のハーネス固定構造、及び車両のハーネス固定方法に関する。
従来、自動車などの車両において、例えば、バッテリーとオーディオ機器などを電気的に接続するワイヤーハーネスや、エンジンを制御するECUとエンジンを電気的に接続するワイヤーハーネスなどのように、電装機器と電源、あるいは電装機器同士を電気的に接続する複数のワイヤーハーネスが、車体に対して張り巡らすように固定されている。
さらに、昨今では、旋回中における車両の姿勢を安定させる横滑り防止装置や、障害物を感知して衝突に備える衝突被害軽減ブレーキなどの安全装備、及び減速時のエネルギーを電気に変換して蓄電、再利用する減速エネルギー回生システムなど電装機器の増加に伴い、車両で用いられるワイヤーハーネスの数や種類が増加している。
例えば、特許文献1には、電力供給装置が発生した電力を蓄電装置に蓄電し、蓄電装置が放電した大電流、高電圧の電力を電力制御装置で降圧してオーディオ機器などに供給する減速エネルギー回生システムにおいて、電力供給装置と蓄電装置とを電気的に接続する第1ハーネス、及び蓄電装置と電力制御装置とを電気的に接続する第2ハーネスが記載されている。
このようなワイヤーハーネスは、車体に対して確実に組付けるために、部品交差や組付け公差を加味して、その長さに若干の余裕を持たせた長さ公差を設定していることが多い。このため、車体に対してワイヤーハーネスを組付ける際、ワイヤーハーネスを僅かに湾曲させることで、ワイヤーハーネスの長さ公差を吸収して車体に組付けることができる。
ところで、特許文献1のように蓄電装置と電力制御装置とを電気的に接続するワイヤーハーネスは、大電流、及び高電圧に耐えることができる性能が要求されるため、その外径が大きくなり易い。つまり、自動車などの車両では、用途に応じて剛性の高いワイヤーハーネスが用いられていることがある。
しかしながら、このようなワイヤーハーネスは、剛性が高くなるほど、曲げ難くなる傾向がある。このため、例えば、平面視略L字状に屈曲したレイアウトにワイヤーハーネスを配索して車体に組付ける場合、剛性の高いワイヤーハーネスを屈曲させながら所望するレイアウトに配索するとともに、僅かに湾曲させてワイヤーハーネスの長さ公差を吸収することが容易ではないという問題があった。
特開2012−148762号公報
本発明は、上述の問題に鑑み、剛性の高いワイヤーハーネスであっても、車体に対するワイヤーハーネスの組付け性を確保できる車両のハーネス固定構造、及び車両のハーネス固定方法を提供することを目的とする。
この発明は、車両における第1の電装機器、及び第2の電装機器を電気的に導通可能に接続するワイヤーハーネスと、該ワイヤーハーネスを保持するハーネス保持手段とを備え、前記ワイヤーハーネスを保持した前記ハーネス保持手段を車体に固定した車両のハーネス固定構造であって、前記ハーネス保持手段前記第1の電装機器に一端が接続され、かつ前記第1の電装機器から第1の配索方向に沿って配索される前記ワイヤーハーネスを保持する第1保持部と、前記第1の配索方向に対して略交差する第2の配索方向に向けて屈曲した前記ワイヤーハーネスを保持する第2保持部と、前記第1の配索方向における前記第1保持部の端部から前記第1の配索方向へ向けて延設された第1固定部と、該第1固定部に対して前記第2の配索方向へ所定間隔を隔てた前記第2保持部から前記第1の配索方向へ向けて延設された少なくとも1つの第2固定部とで構成され前記第1保持部、及び前記第2保持部が、前記ワイヤーハーネスを保護するハーネスプロテクタとして一体形成され、前記第1固定部が、前記車体に設けた車体側ボルトの挿通を許容するとともに、前記第1の配索方向に長い平面視略長楕円形状に開口形成された第1ボルト挿通孔を備え、前記第2固定部が、前記車体に設けた車体側ボルトの挿通を許容するとともに、前記第1の配索方向に長い平面視略長楕円形状に開口形成された第2ボルト挿通孔を備え、該第2ボルト挿通孔が、前記第1ボルト挿通孔における前記第2の配索方向の孔径よりも大きく第2の配索方向に拡径されたことを特徴とする。
上記第1の電装機器、及び第2の電装機器は、DC/DCコンバーター、キャパシタ、バッテリー、ヒューズ、あるいはリレーなどすることができる。
上記ワイヤーハーネスは、両端に圧着端子やコネクタを装着した1本の被覆電線で構成したハーネス、あるいは両端に圧着端子やコネクタを装着した被覆電線を複数束ねて構成したハーネスなどとすることができる。
上記ハーネス保持手段は、合成樹脂製の保持部材と、ワイヤーハーネスを保持部材に固定する粘着テープとで構成した保持手段、あるいはワイヤーハーネスの外周を囲繞するようにして保持する保持部材で構成した保持手段などとすることができる
の発明により、剛性の高いワイヤーハーネスであっても、車体に対するワイヤーハーネスの組付け性を確保することができる。
具体的には、ハーネス保持手段によって、車両のハーネス固定構造は、第1の配索方向、及び第2の配索方向に沿って屈曲したワイヤーハーネスの屈曲状態を維持することができる。
これにより、車両のハーネス固定構造は、剛性の高いワイヤーハーネスを屈曲させながら所望するレイアウトに配索する場合に比べて、車体に対してワイヤーハーネスを容易に組付けることができる。このため、車両のハーネス固定構造は、第1の電装機器、ワイヤーハーネス、及びハーネス保持手段を一体的に車体に組付けることができる。
さらに、ハーネス保持手段における固定部のボルト挿通孔に、車体の車体側ボルトを挿通することで、車両のハーネス固定構造は、車体に対するハーネス保持手段の位置決めと、車体に対するハーネス保持手段の仮組みとを同時に行うことができる。
この際、車両のハーネス固定構造は、固定部のボルト挿通孔によって、少なくとも第1の配索方向におけるワイヤーハーネスの長さ公差を吸収することができる。このため、車両のハーネス固定構造は、ワイヤーハーネスの湾曲を抑制することができ、ボルト挿通孔に車体側ボルトを容易に挿通することができる。
これにより、例えば、第1の電装機器、ワイヤーハーネス、及びハーネス保持手段を一体的に車体に組付ける際、ワイヤーハーネスの剛性が高い場合であっても、車両のハーネス固定構造は、ワイヤーハーネスの湾曲を抑制して、第1の電装機器、及びハーネス保持手段を車体に容易に組付けることができる。
従って、車両のハーネス固定構造は、車体側ボルトの軸径よりも大径に開口形成したボルト挿通孔によって、剛性の高いワイヤーハーネスであっても、車体に対するワイヤーハーネスの組付け性を確保することができる。
さらにこの発明は、前記ハーネス保持手段を、前記第1の電装機器に一端を接続した状態の前記ワイヤーハーネスを保持する構成とし、前記第1保持部に形成した第1固定部の前記第1ボルト挿通孔を、前記第1の配索方向に長い平面視略長楕円形状に開口形成し、第1固定部に対して第2の配索方向へ所定間隔を隔てて前記第2保持部に形成した前記第2ボルト挿通孔を、前記第1ボルト挿通孔における前記第2の配索方向の孔径よりも大きく第2の配索方向に拡径したことを特徴とする。
の発明により、車両のハーネス固定構造は、車体に対するワイヤーハーネスの組付け性をより安定して確保するとともに、車体に対してワイヤーハーネスをより安定して固定することができる。
具体的には、第1の電装機器、ワイヤーハーネス、及びハーネス保持手段を一体的に車体に組付ける際、車両のハーネス固定構造は、ワイヤーハーネスにおける第1の配索方向の長さ公差を、第1固定部の第1ボルト挿通孔、及び第2固定部の第2ボルト挿通孔によって吸収することができる。
さらに、車両のハーネス固定構造は、第2配索方向における車体側ボルト間の距離と、ボルト挿通孔間の距離との公差を、第2固定部の第2ボルト挿通孔によって吸収することができる。
これにより、第1の電装機器、ワイヤーハーネス、及びハーネス保持手段を一体的に車体に組付ける際、車両のハーネス固定構造は、剛性の高いワイヤーハーネスの湾曲を抑制して、車体に組付けることができる。
加えて、車両のハーネス固定構造は、ボルト挿通孔を均等に拡径する場合に比べて、開口面積を抑えることができるため、第1固定部及び第2固定部における剛性、及び機械的強度を確保することができる。
このような第1固定部、及び第2固定部を介して車体に固定されるため、車両のハーネス固定構造は、車体とハーネス保持手段との固定状態をより安定して確保することができる。
従って、車両のハーネス固定構造は、第1ボルト挿通孔と、第2ボルト挿通孔とによって、車体に対するワイヤーハーネスの組付け性をより安定して確保するとともに、車体に対してワイヤーハーネスをより安定して固定することができる。
加えてこの発明は、前記ハーネス保持手段の前記第1保持部、及び前記第2保持部を、前記ワイヤーハーネスを保護するハーネスプロテクタとして一体的に構成したことを特徴とする。
この発明により、車両のハーネス固定構造は、例えば、エンジンルーム内の隙間にワイヤーハーネスを配索する際、車体や補機類などとの接触によるワイヤーハーネスの損傷を防止することができる。
さらに、車両のハーネス固定構造は、車両の揺動による車体側との接触によって、ワイヤーハーネスが損傷することを防止できる。
従って、車両のハーネス固定構造は、ハーネス保持手段によって、部品点数を増加することなく、ワイヤーハーネスの保護と、ワイヤーハーネスの組付け性とを両立して確保することができる。
またこの発明の態様として、前記ハーネス保持手段を、前記車両のエンジン、補機類、及びバッテリーで構成された平面視略L字状の隙間に配置する構成とし、前記車体側ボルトを、前記平面視略L字状の隙間における前記車体から車両上方へ向けて配置することができる。
この発明により、車両のハーネス固定構造は、大きさが限られた平面視略L字状の隙間に剛性の高いワイヤーハーネスを配索する場合であっても、車体に対する組付け性が損なわれることを防止できる。
具体的には、デザインや大きさによって異なるものの小型車ほど、車両のエンジンルームが小さくなりやすいため、平面視略L字状の隙間も車両に応じて小さくなる。このため、平面視略L字状の隙間に、剛性の高いワイヤーハーネスを配索するとともに、所望する位置に固定することが、小型車ほどより困難になる。
そこで、車体側ボルトを車両上方へ向けて配置したことにより、車両のハーネス固定構造は、平面視略L字状の隙間に対して、車両上方からハーネス保持手段を車体に組付けることができる。このため、車両のハーネス固定構造は、例えば、ワイヤーハーネスを保持したハーネス保持手段を、車体に対して容易に組付けることができる。
さらに、固定部のボルト挿通孔によって、少なくとも第1の配索方向におけるワイヤーハーネスの長さ公差を吸収することができるため、車両のハーネス固定構造は、平面視略L字状の隙間における組付け性を向上することができる。
これにより、車両のハーネス固定構造は、例えば、第1の電装機器、ワイヤーハーネス、及びハーネス保持手段を一体的に車体に組付ける場合であっても、車体に対するワイヤーハーネスの組付け性が低下することを防止できる。
従って、車両のハーネス固定構造は、剛性の高いワイヤーハーネスを限られた平面視略L字状の隙間に配索する場合であっても、車体に対する組付け性が損なわれることを防止できる
たこの発明は、車両における第1の電装機器、及び第2の電装機器を電気的に導通可能に接続するワイヤーハーネスと、該ワイヤーハーネスを保持するハーネス保持手段とを備え、前記ワイヤーハーネスを保持した前記ハーネス保持手段を車体に固定する車両のハーネス固定方法であって、前記第1の電装機器に前記ワイヤーハーネスの一端を接続する工程と、前記第1の電装機器から第1の配索方向に沿って配索した前記ワイヤーハーネスを、前記ワイヤーハーネスを保護するハーネスプロテクタである前記ハーネス保持手段の第1保持部で保持する工程と、前記第1の配索方向に対して略交差する第2の配索方向に向けて屈曲した前記ワイヤーハーネスを、前記第1保持部に一体形成された前記ワイヤーハーネスを保護するハーネスプロテクタである前記ハーネス保持手段の第2保持部で保持する工程と、前記第1の配索方向における前記第1保持部の端部から前記第1の配索方向へ向けて延設された第1固定部に開口形成されるとともに、前記第1の配索方向に長い平面視略長楕円形状に開口形成された第1ボルト挿通孔に、車体に設けた車体側ボルトを挿通する工程と、前記第1固定部に対して前記第2の配索方向へ所定間隔を隔てた前記第2保持部から前記第1の配索方向へ向けて延設された第2固定部に開口形成されるとともに、前記第1の配索方向に長い平面視略長楕円形状で、かつ前記第1ボルト挿通孔における前記第2の配索方向の孔径よりも大きく前記第2の配索方向に拡径された第2ボルト挿通孔に、車体に設けた車体側ボルトを挿通する工程と、前記第1固定部、及び前記第2固定部を、車体に対して固定する工程とを、この順番で行うことを特徴とする。
この発明により、剛性の高いワイヤーハーネスであっても、車体に対するワイヤーハーネスの組付け性を確保することができる。
具体的には、車両のハーネス固定方法は、第1の電装機器、ワイヤーハーネス、及びハーネス保持手段を一体的に車体に組付けることができる。
この際、まず、第1固定部の第1ボルト挿通孔に車体側ボルトを挿通することで、車両のハーネス固定方法は、ワイヤーハーネスにおける第1の配索方向の長さ公差、つまり第1の電装機器とハーネス保持手段との間におけるワイヤーハーネスの長さ公差を、第1ボルト挿通孔で吸収することができる。
このため、車両のハーネス固定方法は、ワイヤーハーネスの湾曲を抑えることができ、第1の配索方向における車体に対するハーネス保持手段の位置を容易に決定するとともに、第2の配索方向へのハーネス保持手段の移動を規制することができる。
その後、第2固定部の第2ボルト挿通孔に車体側ボルトを挿通することで、車両のハーネス固定方法は、第2配索方向における車体側ボルト間の距離と、ボルト挿通孔間の距離との公差を、第2ボルト挿通孔によって吸収することができる。このため、車両のハーネス固定方法は、ワイヤーハーネスの湾曲を抑えて、第2の配索方向における車体に対するハーネス保持手段の位置を容易に決定することができる。
これにより、仮にワイヤーハーネスの剛性が高い場合であっても、車両のハーネス固定方法は、ワイヤーハーネスの湾曲を抑制することができ、車体に容易に組付けることができる。
従って、車両のハーネス固定方法は、第1の電装機器、ワイヤーハーネス、及びハーネス保持手段を一体的に車体に組付ける際、剛性の高いワイヤーハーネスであっても、車体に対するワイヤーハーネスの組付け性を確保することができる。
本発明により、剛性の高いワイヤーハーネスであっても、車体に対するワイヤーハーネスの組付け性を確保できる車両のハーネス固定構造、及び車両のハーネス固定方法を提供することができる。
車両の前部における外観の平面視を示す平面図。 車両の前部における外観の左側面視を示す左側面図。 車体に組付けた状態におけるサブアッセンブリの外観を示す外観斜視図。 サブアッセンブリの外観を示す外観斜視図。 分解状態におけるサブアッセンブリの外観を示す分解斜視図。 ハーネス保持部材における外観の平面視を示す平面図。 車両下方から見たハーネス保持部材の外観を示す外観斜視図。 フロントサイドフレームに固定した状態における連結部材の正面視を示す正面図。 フロントサイドフレームに固定した状態における連結部材の左側面視を示す左側面図。 フロントサイドフレームに固定した状態における連結部材の平面視を示す平面図。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
まず、本実施形態における車両1のハーネス固定構造について、図1から図10を用いて詳しく説明する。
なお、図1は車両1の前部における外観の平面図を示し、図2は車両1の前部における外観の左側面図を示し、図3は車体に組付けた状態におけるサブアッセンブリ20の外観斜視図を示し、図4はサブアッセンブリ20の外観斜視図を示し、図5は分解状態におけるサブアッセンブリ20の分解斜視図を示している。
また、図6はハーネス保持部材30における外観の平面図を示し、図7は車両下方から見たハーネス保持部材30の外観斜視図を示し、図8はフロントサイドフレーム4に固定した状態における連結部材40の正面図を示し、図9はフロントサイドフレーム4に固定した状態における連結部材40の左側面図を示し、図10はフロントサイドフレーム4に固定した状態における連結部材40の平面図を示している。
また、図示を明確にするため、図2中においてフロントフェンダ2の図示を省略するとともに、図4中においてDC/DCコンバーター17を二点鎖線で示している。さらに、図5中においてDC/DCコンバーター17の図示を省略するとともに、図8中及び図9中においてフロントサイドフレーム4を断面で示している。
また、図中において、矢印Fr及びRrは車両前後方向を示しており、矢印Frは車両前方を示し、矢印Rrは車両後方を示している。さらに、矢印Rh及びLhは車幅方向を示しており、矢印Rhは車両右方向を示し、矢印Lhは車両左方向を示している。加えて、図2中の上方を車両上方とし、図2中の下方を車両下方とする。
本実施形態における車両1は、減速時のエネルギーを電気に変換して蓄電、再利用する減速エネルギー回生システムを搭載した前輪駆動車である。
具体的には、車両1は、図1に示すように、車両1の意匠面を構成する左右一対のフロントフェンダ2の間において、乗員が乗り込む車室部(図示省略)を構成するダッシュパネル3の下部から車両前方へ延設した左右一対のフロントサイドフレーム4と、フロントサイドフレーム4の前端に設けた左右一対のクラッシュカン5と、クラッシュカン5の先端を車幅方向で連結するバンパーレインフォースメント6とで車両1の前部を構成している。
この車両1の前部には、左右一対のフロントサイドフレーム4の間における車両右側に横置きエンジン11を配置するとともに、横置きエンジン11に対して車両左方向に所定間隔を隔てた位置に、エアクリーナボックス12、及びバッテリー13を車両前方からこの順番で所定間隔を隔てて配置している。
さらに、エアクリーナボックス12から横置きエンジン11に吸気を導入するインテークパイプ14を、横置きエンジン11とバッテリー13との間において、車両前後方向に沿って配置している。
加えて、車両左側におけるフロントサイドフレーム4の車幅方向外側には、前部サスタワー7よりも車両前方側にヒューズボックス15を配置している。
そして、車両1の前部には、減速エネルギー回生システムの一部であるキャパシタ16やDC/DCコンバーター17などを備えている。
より詳しくは、車両1は、ヒューズボックス15の前方下方にキャパシタ16を配置し、バッテリー13の後方にDC/DCコンバーター17を配置するとともに、横置きエンジン11(インテークパイプ14)、及びバッテリー13の間における隙間と、エアクリーナボックス12、及びバッテリー13の間における隙間とで構成した平面視略L字状の配索空間S(図1中の二点鎖線で示した範囲)に、DC/DCコンバーター17に接続したワイヤーハーネスを配索している。
キャパシタ16は、図1及び図2に示すように、車両左側のフロントサイドフレーム4における前端下方に配置され、減速時のエネルギーを変換して得られた電力を一時的に蓄電する蓄電池として機能する。
DC/DCコンバーター17は、図2及び図3に示すように、バッテリー13の後方において、ブラケット17aを介して前部サスタワー7に装着固定している。このDC/DCコンバーター17は、減速時のエネルギーを変換して得られた電力を、例えば24V程度の高電圧まで昇圧してキャパシタ16に出力する機能、及びキャパシタ16が放電した高電圧の電力を、例えば12V程度の通常電圧まで降圧してオーディオなどの電装機器、あるいはバッテリーに出力する機能を有している。
さらに、DC/DCコンバーター17の右側面には、図3及び図4に示すように、配索空間Sに配索される第1ワイヤーハーネス21、第2ワイヤーハーネス22、及び第3ワイヤーハーネス23における一端が、それぞれ接続されている。なお、第1ワイヤーハーネス21、第2ワイヤーハーネス22、及び第3ワイヤーハーネス23は、車両1に装着固定した状態において、車両右側から覆うハーネスプロテクタ25によって保護されている。
この第1ワイヤーハーネス21、及び第2ワイヤーハーネス22は、バッテリー13の右側面に沿って、DC/DCコンバーター17から車両前方へ向けて配索するとともに、バッテリー13の前方に配置される後述するハーネス保持部材30に装着している。
一方、第3ワイヤーハーネス23は、DC/DCコンバーター17から車両前方へ向けて配索するとともに、バッテリー13の前方において、車両左方向へ屈曲して配索されるとともに、屈曲した状態をハーネス保持部材30によって保持されている。すなわち、第3ワイヤーハーネス23は、配索空間Sに沿って配索されている。
この第3ワイヤーハーネス23の他端は、車両左側のフロントサイドフレーム4に固定される連結部材40に接続している。
連結部材40は、一端をキャパシタ16に接続した第4ワイヤーハーネス24(図1参照)の他端の接続を許容し、第3ワイヤーハーネス23と第4ワイヤーハーネス24とを電気的に接続可能に構成している。
このような第1ワイヤーハーネス21、第2ワイヤーハーネス22、第3ワイヤーハーネス23、ハーネス保持部材30、及び連結部材40は、図4に示すように、DC/DCコンバーター17に予め組付けたサブアッセンブリ状態(以下、「サブアッセンブリ20」と呼ぶ)で、配索空間Sを介して車体に組付けられる。
引き続き、上述した第1ワイヤーハーネス21、第2ワイヤーハーネス22、第3ワイヤーハーネス23、第4ワイヤーハーネス24、ハーネス保持部材30、及び連結部材40について詳しく説明する。
第1ワイヤーハーネス21、第2ワイヤーハーネス22、第3ワイヤーハーネス23、及び第4ワイヤーハーネス24は、それぞれ部品交差、及び組付け公差を加味して若干の余裕を持たせた長さ公差を有する長さに形成している。
さらに、第1ワイヤーハーネス21、第2ワイヤーハーネス22、第3ワイヤーハーネス23、及び第4ワイヤーハーネス24の両端には、それぞれ接続先に応じた形状の接続端子(図示省略)を装着固定している。
第1ワイヤーハーネス21は、図4に示すように、一端がDC/DCコンバーター17に接続され、他端がバッテリー13に接続されて、DC/DCコンバーター17とバッテリー13とを電気的に接続する。この第1ワイヤーハーネス21は、DC/DCコンバーター17から車両前方へ向けて配索される。
第2ワイヤーハーネス22は、図4に示すように、一端がDC/DCコンバーター17に接続され、他端がハーネス保持部材30(後述するハーネス保持部材30のバスバー35)に接続される。この第2ワイヤーハーネス22は、DC/DCコンバーター17から車両前方へ向けて配索される。
なお、第1ワイヤーハーネス21、及び第2ワイヤーハーネス22は、DC/DCコンバーター17で降圧した通常電圧の電力の導通を許容する線径で構成している。
第3ワイヤーハーネス23は、図4に示すように、一端がDC/DCコンバーター17に接続され、他端が連結部材40(後述する連結部材40のバスバー44)に接続される。この第3ワイヤーハーネス23は、DC/DCコンバーター17から車両前方へ向けて配索されたのち、車両左方向へ向けて略直角に屈曲して配索される。
第4ワイヤーハーネス24は、図2、及び図4に示すように、一端が連結部材40(後述する連結部材40のバスバー44)に接続され、他端がキャパシタ16に接続される。この第4ワイヤーハーネス24は、連結部材40から車両前方下方へ向けて配索される。
なお、第3ワイヤーハーネス23、及び第4ワイヤーハーネス24は、第1ワイヤーハーネス21、及び第2ワイヤーハーネス22の線径よりも太い線径で、かつDC/DCコンバーター17、あるいはキャパシタ16が出力した高電圧の電力の導通を許容する線径で構成している。
このため、第3ワイヤーハーネス23、及び第4ワイヤーハーネス24は、第1ワイヤーハーネス21、第2ワイヤーハーネス22の剛性に比べて、剛性の高いワイヤーハーネスに構成されている。
ハーネス保持部材30は、図4から図7に示すように、合成樹脂製であって、車両下方側が開口した内部空間を有する平面視略L字状に形成している。このハーネス保持部材30は、第3ワイヤーハーネス23を保持する機能と、第3ワイヤーハーネス23を保護する機能とを有している。
より詳しくは、ハーネス保持部材30は、車両前方へ向けて配索される第1ワイヤーハーネス21、及び第2ワイヤーハーネス22が装着されるとともに、第3ワイヤーハーネス23の車両前方へ向けて配索される部分を収容保持する第1保持部31と、第3ワイヤーハーネス23の車両左方向へ向けて配索される部分を収容保持する第2保持部32と、バッテリートレイ18のトレイ前部18aに固定される第1固定部33、及び第2固定部34とで一体形成している。
第1保持部31は、図6及び図7に示すように、車両前後方向に長い平面視略矩形であって、車幅方向に沿った断面が、車両下方側が開口した断面コ字状に形成している。この第1保持部31の内部空間は、第3ワイヤーハーネス23の車両前方へ配索される部分を、車両下方から収容可能に形成している。
さらに、第1保持部31における上部には、導電性を有するバスバー35と、バスバー35における車両後方側(後述するスタッドボルト35b)の上方を覆う開閉自在な上部蓋(図示省略)とを備えている。
バスバー35は、車両前後方向に長い平面視略矩形の金属平板35aと、車両前後方向に所定間隔を隔てた位置に車両上方へ向けて立設した2つのスタッドボルト35b,35cとで構成している。
このバスバー35のスタッドボルト35bには、第2ワイヤーハーネス22の他端側が接続され、スタッドボルト35cには図示省略したリレーボックスなどの電装機器に一端を接続した異なるワイヤーハーネスが接続される。
さらに、上部蓋には、他端がバッテリー13に接続される第1ワイヤーハーネス21を、樹脂クランプ(図示省略)を介して装着固定されている。
第2保持部32は、図6及び図7に示すように、車両前後方向に沿った断面が、車両下方側が開口した断面コ字状であって、第1保持部31の前端から車両左方向へ向けて所定の長さで延設している。この第2保持部32の内部空間は、第1保持部31の内部空間と連通するとともに、第3ワイヤーハーネス23の車両左方向へ配索される部分を、車両下方から収容可能に形成している。
第1固定部33は、図6及び図7に示すように、第1保持部31の前端下部から車両前方へ向けて延設した略平板状に形成している。この第1固定部33には、バッテリートレイ18のトレイ前部18aにおける右側に立設した右側スタッドボルト18b(図3参照)の挿通を車両下方から許容する第1ボルト挿通孔33aを開口形成している。
この第1ボルト挿通孔33aは、図6に示すように、車両前後方向に拡径した平面視略長楕円形状に形成している。
さらに、第1固定部33におけるバッテリートレイ18と当接する下面には、図7に示すように、第1ボルト挿通孔33aの後方にテーパー部分33bを形成している。
このテーパー部分33bは、第1固定部33の下面から車両前方、かつ車両上方へ向けて傾斜するとともに、その前端が第1ボルト挿通孔33aの周面と連続するように形成している。
第2固定部34は、図6及び図7に示すように、第2保持部32の車両左側前端から車両前方へ向けて延設した略平板状に形成している。この第2固定部34には、バッテリートレイ18のトレイ前部18aにおける左側から立設した左側スタッドボルト18c(図3参照)の挿通を車両下方から許容する第2ボルト挿通孔34aを開口形成している。
この第2ボルト挿通孔34aは、図6に示すように、第1固定部33の第1ボルト挿通孔33aにおける車両前後方向の孔径と略同等の大きさで、車両前後方向に拡径した平面視略長楕円形状に形成している。加えて、この第2ボルト挿通孔34aは、第1ボルト挿通孔33aにおける車幅方向の孔径W1に対して、車幅方向の孔径W2が幅広となるように車幅方向に拡径している。
さらに、第2固定部34におけるバッテリートレイ18と当接する下面には、図7に示すように、第2ボルト挿通孔34aの後方にテーパー部分34bを形成している。
このテーパー部分34bは、第2固定部34の下面から車両前方、かつ車両上方へ向けて傾斜するとともに、その前端が第2ボルト挿通孔34aの周面と連続するように形成している。
なお、第1固定部33の第1ボルト挿通孔33a、及びテーパー部分33bと、第2固定部34の第2ボルト挿通孔34a、及びテーパー部分34bとは、略同一形状とする。
連結部材40は、図3から図5に示すように、合成樹脂製であって、フロントサイドフレーム4の上面に固定される連結底部41と、連結底部41から車両上方へ延びる連結脚部42と、連結脚部42の上端において第3ワイヤーハーネス23を収容するハーネス収容部43と、第3ワイヤーハーネス23、及び第4ワイヤーハーネス24が接続されるバスバー44を収容保持するバスバー収容部45とで一体形成している。
なお、フロントサイドフレーム4は、図8に示すように、車幅方向外側に位置するとともに、車幅方向内側が開口した断面ハット状のアウタパネル411と、車幅方向内側に位置するとともに、車幅方向外側が開口した断面ハット状のインナパネル412とを接合することで、車幅方向における断面が閉断面形状となるように形成している。
連結底部41は、図8から図10に示すように、フロントサイドフレーム4のインナパネル412の上面と当接する下面を有して、車両前後方向に延びる略平板状に形成している。この連結底部41の前端近傍には、フロントサイドフレーム4のインナパネル412に設けたウェルドナット413に螺合する締結ボルト8の挿通を許容するボルト挿通孔41aを開口形成している。
連結脚部42は、図8から図10に示すように、フロントサイドフレーム4に固定した状態において、車両上方へ延設したアウタパネル411のフランジ部分411a、及びインナパネル412のフランジ部分412aの高さよりも高くなるように、連結底部41の後端近傍から車両上方後方へ延設している。
ハーネス収容部43は、図8から図10に示すように、車幅方向に沿って配索された第3ワイヤーハーネス23の他端側を収容可能な内部空間を有するとともに、車幅方向に長い平面視略矩形のボックス状であって、連結脚部42の上端から車両左方向へ向けて形成している。なお、ハーネス収容部43には、車両上方に開閉自在な上部蓋(図示省略)を備えている。
バスバー44は、図8から図10に示すように、車両前後方向に長い平面視略矩形の金属板44aと、車両前後方向に所定間隔を隔てた位置に立設した後部スタッドボルト44b、及び前部スタッドボルト44cとで構成している。
金属板44aは、車両上下方向に沿って平面を有する金属板後部と、金属板後部の前端を車両前方下方へ向けて屈曲した金属板前部とで、屈曲した形状に形成している。なお、金属板44aの金属板後部は、ハーネス収容部43の内部空間における車両左側に収容保持されている。
後部スタッドボルト44bは、金属板44aの金属板後部から車両上方へ向けて立設している。この後部スタッドボルト44bには、第3ワイヤーハーネス23の他端側が接続される。
前部スタッドボルト44cは、金属板44aの金属板前部における略中央から車両前方上方へ向けて立設している。この前部スタッドボルト44cには、一端をキャパシタ16に接続した第4ワイヤーハーネス24の他端側が接続される。
バスバー収容部45は、図8から図10に示すように、車両上方側が開口した略ボックス状であって、ハーネス収容部43から露出したバスバー44の金属板前部を収容保持可能に形成している。
より詳しくは、バスバー収容部45は、ハーネス収容部43の車両左端近傍から車両前方下方で、かつ車幅方向外側へ向けて延設して形成するとともに、平面視において、フロントサイドフレーム4よりも車幅方向外側に前端が位置するように形成している。
つまり、連結部材40は、フロントサイドフレーム4のフランジ部分411a、412aを車幅方向で跨ぐとともに、車両前方下方へ向けて第4ワイヤーハーネス24を導出可能な形状に形成している。
次に、第1ワイヤーハーネス21、第2ワイヤーハーネス22、及び第3ワイヤーハーネス23を、DC/DCコンバーター17、ハーネス保持部材30、及び連結部材40に組み付けて、サブアッセンブリ20を構成する工程、並びにサブアッセンブリ20を車体に組み付ける工程について説明する。
まず、第1ワイヤーハーネス21の一端、第2ワイヤーハーネス22の一端、及び第3ワイヤーハーネス23の一端を、DC/DCコンバーター17の右側面に接続する。その後、車両前方側へ向けて延ばした第2ワイヤーハーネス22を、ハーネス保持部材30におけるバスバー35のスタッドボルト35bに接続する。さらに、ハーネス保持部材30の上部蓋を閉じたのち、車両前方側へ向けて延ばした第1ワイヤーハーネス21を、樹脂クランプを介して上部蓋に装着する。
加えて、DC/DCコンバーター17から車両前方側へ向けて所定の長さ延ばした第3ワイヤーハーネス23を、ハーネス保持部材30における第1保持部31の内部空間に収容するとともに、車両左方向へ向けて屈曲させながら第2保持部材32の内部空間に収容する。
その後、第3ワイヤーハーネス23を収容したハーネス保持部材30に対して、粘着テープ36(図4参照)を巻き付けて、ハーネス保持部材30に第3ワイヤーハーネス23を固定する。
そして、第3ワイヤーハーネス23の他端を、連結部材40におけるバスバー44の後部スタッドボルト44bに接続したのち、連結部材40の上部蓋を閉じて、サブアッセンブリ20を構成する。
このように構成したサブアッセンブリ20を、車両1の前部における配索空間Sに車両上方から挿入するようにして車体に組み付ける。
詳しくは、バッテリートレイ18の後方にDC/DCコンバーター17を装着固定したのち、バッテリートレイ18のトレイ前部18aにハーネス保持部材30を載置する。
この際、第1固定部33のテーパー部分33bに沿って、バッテリートレイ18の右側スタッドボルト18bを、第1固定部33の第1ボルト挿通孔33aに挿入する。その後、第2固定部34のテーパー部分34bに沿って、左側スタッドボルト18cを、第2固定部34の第2ボルト挿通孔34aに挿通して、バッテリートレイ18にハーネス保持部材30を載置する。そして、図示を省略したナットを右側スタッドボルト18b、及び左側スタッドボルト18cに螺合して、バッテリートレイ18とハーネス保持部材30とを締結する。
ハーネス保持部材30を車体に締結すると、車両左側のフロントサイドフレーム4の上面に、連結部材40を載置したのち、ボルト挿通孔41aを介して締結ボルト8をウェルドナット413に螺合して、連結部材40とフロントサイドフレーム4とを締結する。
このようにDC/DCコンバーター17、ハーネス保持部材30、連結部材40の順で、サブアッセンブリ20を車体に装着固定する。その後、バッテリートレイ18に載置したバッテリー13に第1ワイヤーハーネス21を接続して、DC/DCコンバーター17とバッテリー13とを電気的に接続する。さらに、第4ワイヤーハーネス24を連結部材40に接続して、DC/DCコンバーター17とキャパシタ16とを電気的に接続する。
以上のような構成を実現する車両1のハーネス固定構造は、剛性の高い第3ワイヤーハーネス23であっても、車体に対する第3ワイヤーハーネス23の組付け性を確保することができる。
具体的には、ハーネス保持部材30によって、車両1のハーネス固定構造は、車両前方、及び車両左方向に沿って屈曲した第3ワイヤーハーネス23の屈曲状態を維持することができる。
これにより、車両1のハーネス固定構造は、剛性の高い第3ワイヤーハーネス23を屈曲させながら所望するレイアウトに配索する場合に比べて、車体に対して第3ワイヤーハーネス23を容易に組付けることができる。このため、車両1のハーネス固定構造は、DC/DCコンバーター17、第3ワイヤーハーネス23、及びハーネス保持部材30を一体的に車体に組付けることができる。
さらに、ハーネス保持部材30における第1固定部33の第1ボルト挿通孔33a、及び第2固定部34の第2ボルト挿通孔34aに、バッテリートレイ18の右側スタッドボルト18b、及び左側スタッドボルト18cを挿通することで、車両1のハーネス固定構造は、車体に対するハーネス保持部材30の位置決めと、車体に対するハーネス保持部材30の仮組みとを同時に行うことができる。
この際、車両1のハーネス固定構造は、第1固定部33の第1ボルト挿通孔33aによって、車両前後方向における第3ワイヤーハーネス23の長さ公差を吸収することができる。同様に、車両1のハーネス固定構造は、第2固定部34の第2ボルト挿通孔34aによって、車両前後方向における第3ワイヤーハーネス23の長さ公差を吸収することができる。
このため、車両1のハーネス固定構造は、第3ワイヤーハーネス23の湾曲を抑制することができ、第1ボルト挿通孔33a、及び第2ボルト挿通孔34aに、右側スタッドボルト18b、及び左側スタッドボルト18cを容易に挿通することができる。
これにより、例えば、DC/DCコンバーター17、第3ワイヤーハーネス23、及びハーネス保持部材30を一体的に車体に組付ける際、第3ワイヤーハーネス23の剛性が高い場合であっても、車両1のハーネス固定構造は、第3ワイヤーハーネス23の湾曲を抑制して、DC/DCコンバーター17、及びハーネス保持部材30を車体に容易に組付けることができる。
従って、車両1のハーネス固定構造は、平面視略長楕円形状の第1ボルト挿通孔33a、及び第2ボルト挿通孔34aによって、剛性の高い第3ワイヤーハーネス23であっても、車体に対する第3ワイヤーハーネス23の組付け性を確保することができる。
また、第1固定部33の第1ボルト挿通孔33aを、車両前後方向に長い平面視略長楕円形状に開口形成し、第2固定部34の第2ボルト挿通孔34aを、第1ボルト挿通孔33aにおける車幅方向の孔径よりも大きく車幅方向に拡径したことにより、車両1のハーネス固定構造は、車体に対する第3ワイヤーハーネス23の組付け性をより安定して確保するとともに、車体に対して第3ワイヤーハーネス23をより安定して固定することができる。
具体的には、DC/DCコンバーター17、第3ワイヤーハーネス23、及びハーネス保持部材30を一体的に車体に組付ける際、車両1のハーネス固定構造は、第3ワイヤーハーネス23における車両前後方向の長さ公差を、第1固定部33の第1ボルト挿通孔33a、及び第2固定部34の第2ボルト挿通孔34aによって吸収することができる。
さらに、車両1のハーネス固定構造は、車幅方向における右側スタッドボルト18b及び左側スタッドボルト18c間の距離と、第1ボルト挿通孔33a及び第2ボルト挿通孔34a間の距離との公差を、第2固定部34の第2ボルト挿通孔34aによって吸収することができる。
これにより、DC/DCコンバーター17、第3ワイヤーハーネス23、及びハーネス保持部材30を一体的に車体に組付ける際、車両1のハーネス固定構造は、剛性の高い第3ワイヤーハーネス23の湾曲を抑制して、車体に組付けることができる。
加えて、車両1のハーネス固定構造は、ボルト挿通孔を均等に拡径する場合に比べて、開口面積を抑えることができるため、第1固定部33及び第2固定部34における剛性、及び機械的強度を確保することができる。
このような第1固定部33、及び第2固定部34を介して車体に固定されるため、車両1のハーネス固定構造は、車体とハーネス保持部材30との固定状態をより安定して確保することができる。
従って、車両1のハーネス固定構造は、第1固定部33の第1ボルト挿通孔33aと、第2固定部34の第2ボルト挿通孔34aとによって、車体に対する第3ワイヤーハーネス23の組付け性をより安定して確保するとともに、車体に対して第3ワイヤーハーネス23をより安定して固定することができる。
また、車両1の横置きエンジン11、エアクリーナボックス12、及びバッテリー13で構成された配索空間Sに、ハーネス保持部材30を配置する構成とし、配索空間Sにおけるバッテリートレイ18から車両上方へ向けて右側スタッドボルト18b、及び左側スタッドボルト18cを配置したことにより、車両1のハーネス固定構造は、大きさが限られた配索空間Sに剛性の高い第3ワイヤーハーネス23を配索する場合であっても、車体に対する組付け性が損なわれることを防止できる。
具体的には、デザインや大きさによって異なるものの小型車ほど、車両のエンジンルームが小さくなりやすいため、配索空間Sも車両に応じて小さくなる。このため、配索空間Sに、剛性の高い第3ワイヤーハーネス23を配索するとともに、所望する位置に固定することが、小型車ほどより困難になる。
そこで、右側スタッドボルト18b、及び左側スタッドボルト18cを車両上方へ向けて配置したことにより、車両1のハーネス固定構造は、配索空間Sに対して、車両上方からハーネス保持部材30を車体に組付けることができる。このため、車両1のハーネス固定構造は、例えば、第3ワイヤーハーネス23を保持したハーネス保持部材30を、バッテリートレイ18に対して容易に組付けることができる。
さらに、第1ボルト挿通孔33a、及び第2ボルト挿通孔34aによって、第3ワイヤーハーネス23の長さ公差を吸収することができるため、車両1のハーネス固定構造は、配索空間Sにおける組付け性を向上することができる。
これにより、車両1のハーネス固定構造は、DC/DCコンバーター17、第3ワイヤーハーネス23、及びハーネス保持部材30を一体的に車体に組付ける場合であっても、車体に対する第3ワイヤーハーネス23の組付け性が低下することを防止できる。
従って、車両1のハーネス固定構造は、剛性の高い第3ワイヤーハーネス23を限られた配索空間Sに配索する場合であっても、車体に対する組付け性が損なわれることを防止できる。
また、第3ワイヤーハーネス23を保護するハーネスプロテクタでハーネス保持部材30の第1保持部31、及び第2保持部32を構成したことにより、車両1のハーネス固定構造は、配索空間Sに第3ワイヤーハーネス23を配索する際、車体やエアクリーナボックス12などとの接触による第3ワイヤーハーネス23の損傷を防止することができる。
さらに、車両1のハーネス固定構造は、車両1の揺動による車体側との接触によって、第3ワイヤーハーネス23が損傷することを防止できる。
従って、車両1のハーネス固定構造は、ハーネス保持部材30によって、部品点数を増加することなく、第3ワイヤーハーネス23の保護と、第3ワイヤーハーネス23の組付け性とを両立して確保することができる。
また、DC/DCコンバーター17に第3ワイヤーハーネス23の一端を接続する工程と、DC/DCコンバーター17から車両前方に沿って配索した第3ワイヤーハーネス23を、ハーネス保持部材30の第1保持部31で保持する工程と、車両前方に対して略交差する車両左方向に向けて屈曲した第3ワイヤーハーネス23を、ハーネス保持部材30の第2保持部32で保持する工程と、第1固定部33の第1ボルト挿通孔33aに、バッテリートレイ18の右側スタッドボルト18bを挿通する工程と、第2固定部34の第2ボルト挿通孔34aに、バッテリートレイ18の左側スタッドボルト18cを挿通する工程と、第1固定部33、及び第2固定部34を、バッテリートレイ18に対して固定する工程とを、この順番で行うことにより、車両1のハーネス固定方法は、剛性の高い第3ワイヤーハーネス23であっても、車体に対する第3ワイヤーハーネス23の組付け性を確保することができる。
具体的には、車両1のハーネス固定方法は、DC/DCコンバーター17、第3ワイヤーハーネス23、及びハーネス保持部材30を一体的に車体に組付けることができる。
この際、まず、第1固定部33の第1ボルト挿通孔33aに右側スタッドボルト18bを挿通することで、車両1のハーネス固定方法は、第3ワイヤーハーネス23における車両前後方向の長さ公差、つまりDC/DCコンバーター17とハーネス保持部材30との間における第3ワイヤーハーネス23の長さ公差を、第1ボルト挿通孔33aで吸収することができる。
このため、車両1のハーネス固定方法は、第3ワイヤーハーネス23の湾曲を抑えることができ、車両前方における車体に対するハーネス保持部材30の位置を容易に決定するとともに、車幅方向へのハーネス保持部材30の移動を規制することができる。
その後、第2固定部34の第2ボルト挿通孔34aに左側スタッドボルト18cを挿通することで、車両1のハーネス固定方法は、車幅方向における右側スタッドボルト18b及び左側スタッドボルト18c間の距離と、第1ボルト挿通孔33a及び第2ボルト挿通孔34a間の距離との公差を、第2ボルト挿通孔34aによって吸収することができる。このため、車両1のハーネス固定方法は、第3ワイヤーハーネス23の湾曲を抑えて、車幅方向における車体に対するハーネス保持部材30の位置を容易に決定することができる。
これにより、第3ワイヤーハーネス23の剛性が高い場合であっても、車両1のハーネス固定方法は、第3ワイヤーハーネス23の湾曲を抑制することができ、車体に容易に組付けることができる。
従って、車両1のハーネス固定方法は、DC/DCコンバーター17、第3ワイヤーハーネス23、及びハーネス保持部材30を一体的に車体に組付ける際、剛性の高い第3ワイヤーハーネス23であっても、車体に対する第3ワイヤーハーネス23の組付け性を確保することができる。
なお、上述の実施形態において、DC/DCコンバーター17、及びキャパシタ16を用いて説明したが、これに限定せず、電気的に接続される電装機器であれば、バッテリー13、電気自動車におけるバッテリー、リレーボックス、オーディオ機器、あるいは制御装置などであってもよい。
また、一本の第3ワイヤーハーネス23を用いて説明したが、これに限定せず、複数本の被覆電線を束ねて構成したワイヤーハーネスであってもよい。この場合であっても、剛性の高いワイヤーハーネスを構成することができるため、上述した実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、ハーネス保持部材30に第3ワイヤーハーネス23を粘着テープ36で固定したが、これに限定せず、開閉自在な蓋を車両下方側に備えたハーネス保持部材の内部に第3ワイヤーハーネス23を収容保持する構成であってもよい。
また、第1固定部33の第1ボルト挿通孔33aを、車両前後方向に長い平面視略長楕円形状に形成したが、これに限定せず、少なくとも車両前後方向に拡径した挿通孔であればよい。例えば、車両前後方向に拡径するとともに、車幅方向に長い平面視略長楕円形状の挿通孔、または右側スタッドボルト18bの軸部における径方向に均等に拡径した平面視略円形状の挿通孔としてもよい。
また、第2固定部34の第2ボルト挿通孔34aを、第1ボルト挿通孔33aにおける車幅方向の孔径W1よりも幅広で、車両前後方向に長い平面視略長楕円形状に形成したが、これに限定せず、第1ボルト挿通孔33aにおける車幅方向の孔径W1よりも幅広の挿通孔であればよい。例えば、車両前後方向に拡径するとともに、車幅方向に長い平面視略長楕円形状の挿通孔、あるいは平面視略円形状の挿通孔としてもよい。
また、車両上方からサブアッセンブリ20を組付ける配索空間Sとしたが、これに限定せず、例えば、車両側方からサブアッセンブリ20を車体に組付ける配索空間Sであってもよい。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の第1の電装機器は、実施形態のDC/DCコンバーター17に対応し、
以下同様に、
第2の電装機器は、キャパシタ16に対応し、
ワイヤーハーネスは、第3ワイヤーハーネス23に対応し、
ハーネス保持手段は、ハーネス保持部材30、及び粘着テープ36に対応し、
第1の配索方向は、車両前方に対応し、
第2の配索方向は、車両左方向に対応し、
固定部は、第1固定部33、及び第2固定部34に対応し、
車体側ボルトは、右側スタッドボルト18b、及び左側スタッドボルト18cに対応し、
ボルト挿通孔は、第1ボルト挿通孔33a、及び第2ボルト挿通孔34aに対応し、
第2の配索方向の孔径は、孔径W1に対応し、
エンジンは、横置きエンジン11に対応し、
補機類は、エアクリーナボックス12に対応し、
平面視略L字状の隙間は、配索空間Sに対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
1…車両
11…横置きエンジン
12…エアクリーナボックス
13…バッテリー
16…キャパシタ
17…DC/DCコンバーター
18b…右側スタッドボルト
18c…左側スタッドボルト
23…第3ワイヤーハーネス
30…ハーネス保持部材
31…第1保持部
32…第2保持部
33…第1固定部
33a…第1ボルト挿通孔
34…第2固定部
34a…第2ボルト挿通孔
36…粘着テープ
S…配索空間
W1…孔径

Claims (3)

  1. 車両における第1の電装機器、及び第2の電装機器を電気的に導通可能に接続するワイヤーハーネスと、
    該ワイヤーハーネスを保持するハーネス保持手段とを備え、
    前記ワイヤーハーネスを保持した前記ハーネス保持手段を車体に固定した車両のハーネス固定構造であって、
    前記ハーネス保持手段
    前記第1の電装機器に一端が接続され、かつ前記第1の電装機器から第1の配索方向に沿って配索される前記ワイヤーハーネスを保持する第1保持部と、
    前記第1の配索方向に対して略交差する第2の配索方向に向けて屈曲した前記ワイヤーハーネスを保持する第2保持部と、
    前記第1の配索方向における前記第1保持部の端部から前記第1の配索方向へ向けて延設された第1固定部と、
    該第1固定部に対して前記第2の配索方向へ所定間隔を隔てた前記第2保持部から前記第1の配索方向へ向けて延設された少なくとも1つの第2固定部とで構成され
    前記第1保持部、及び前記第2保持部が、
    前記ワイヤーハーネスを保護するハーネスプロテクタとして一体形成され、
    前記第1固定部が、
    前記車体に設けた車体側ボルトの挿通を許容するとともに、前記第1の配索方向に長い平面視略長楕円形状に開口形成された第1ボルト挿通孔を備え、
    前記第2固定部が、
    前記車体に設けた車体側ボルトの挿通を許容するとともに、前記第1の配索方向に長い平面視略長楕円形状に開口形成された第2ボルト挿通孔を備え、
    該第2ボルト挿通孔が、
    前記第1ボルト挿通孔における前記第2の配索方向の孔径よりも大きく第2の配索方向に拡径された
    車両のハーネス固定構造。
  2. 前記ハーネス保持手段を、
    前記車両のエンジン、補機類、及びバッテリーで構成された平面視略L字状の隙間に配置する構成とし、
    前記車体側ボルトを、
    前記平面視略L字状の隙間における前記車体から車両上方へ向けて配置した
    請求項1に記載の車両のハーネス固定構造。
  3. 車両における第1の電装機器、及び第2の電装機器を電気的に導通可能に接続するワイヤーハーネスと、該ワイヤーハーネスを保持するハーネス保持手段とを備え、前記ワイヤーハーネスを保持した前記ハーネス保持手段を車体に固定する車両のハーネス固定方法であって、
    前記第1の電装機器に前記ワイヤーハーネスの一端を接続する工程と、
    前記第1の電装機器から第1の配索方向に沿って配索した前記ワイヤーハーネスを、前記ワイヤーハーネスを保護するハーネスプロテクタである前記ハーネス保持手段の第1保持部で保持する工程と、
    前記第1の配索方向に対して略交差する第2の配索方向に向けて屈曲した前記ワイヤーハーネスを、前記第1保持部に一体形成された前記ワイヤーハーネスを保護するハーネスプロテクタである前記ハーネス保持手段の第2保持部で保持する工程と、
    前記第1の配索方向における前記第1保持部の端部から前記第1の配索方向へ向けて延設された第1固定部に開口形成されるとともに、前記第1の配索方向に長い平面視略長楕円形状に開口形成された第1ボルト挿通孔に、車体に設けた車体側ボルトを挿通する工程と、
    前記第1固定部に対して前記第2の配索方向へ所定間隔を隔てた前記第2保持部から前記第1の配索方向へ向けて延設された第2固定部に開口形成されるとともに、前記第1の配索方向に長い平面視略長楕円形状で、かつ前記第1ボルト挿通孔における前記第2の配索方向の孔径よりも大きく前記第2の配索方向に拡径された第2ボルト挿通孔に、車体に設けた車体側ボルトを挿通する工程と、
    前記第1固定部、及び前記第2固定部を、車体に対して固定する工程とを、この順番で行う
    車両のハーネス固定方法。
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