JP6893725B2 - ハーネス配索構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ハーネス配索構造に関し、特に、車両外部のリレーボックスと車両内部のジャンクションボックスとを接続するものに関する。
従来のハーネス配索構造について、図5に示すハーネス配索構造を用いて説明する。車体側ハーネス4と、インストルメントパネル側ハーネス2とを接続するハーネスの配索構造が示されている(以上、特許文献1参照)。
特開2000−190791号公報
前述のハーネス配索構造には、以下に示すような改善すべき点がある。車体側ハーネス4は、車両前方、フロントフード下のリレーボックスに接続され、ダッシュボードを貫通するように、インストルメントパネル内のジャンクションボックスにインストルメントパネル側ハーネス2を接続するようにハーネスを配策することによって、フロントフード下のリレーボックスと、インストルメントパネル内のジャンクションボックスとを接続していた。一方、運転席等のフロントシートの下にリレーボックスが配置されている場合でも、ハーネスを、一旦、車両前方まで回し込み、リレーボックスがフロントフード下に配置されている自動車と同様、ダッシュボードを貫通するように、ハーネスを配索して、車室内のジャンクションボックスに接続していた。このような、ハーネスの配索では、使用するハーネスが長くなり、結果として、車両の重量が増加し、また、製造コストがかかる、という改善すべき点がある。
そこで、本発明は、車両の重量、及び、製造コストを低減しながら、車室外のリレーボックスと車室内のジャンクションボックスとを接続するハーネス配索構造を提供することを目的とする。
本発明における課題を解決するための手段及び発明の効果を以下に示す。
本発明に係るハーネス配索構造は、車室外にリレーボックス、及び、車室内にジャンクションボックスを有する自動車において、前記リレーボックスと前記ジャンクションボックスとの間をハーネスを用いて接続するハーネスの配索構造であって、フロアパネルに形成され、前記ハーネスが通過するハーネス用開口であって、フロントシート下空間より車両前側において車幅方向に延在するとともに車両前後方向に沿って設けられた一対のフロントフロアクロスメンバのうち、車両前方寄りのフロントフロアアクロスメンバに対して車両後ろ側に形成されるハーネス用開口、前記ハーネス用開口を車室内において覆うハーネス保護部材であって、前記ハーネスを車両前後方向に沿って通過させるための開口、及び前記ハーネス用開口を通過した前記ハーネスを包含するハーネス配置空間を有するハーネス保護部材、を有する。
これにより、リレーボックスとジャンクションボックスとの間の最短距離でハーネスを配索できる。よって、必要とするハーネスを最短にできるため、車両重量を低減できるとともに、製造コストを低減することができる。
また、フロントフロアクロスメンバの後ろ側にハーネス用開口を形成しているため、前方衝突時、特に、柱状物への衝突時におけるボディ変形にともなうハーネスの断線を防止できる。
さらに、ハーネス用開口を覆うようにハーネス保護部材を配置しているので、ハーネスを踏みつけたり、また、ハーネスに脚を引っ掛けたりすることを防止できる。つまり、ハーネスを保護できるとともに、乗員を保護できる。
本発明に係る車両のハーネス配索構造の一実施例であるハーネス配索構造100を設置する自動車Cを示す図である。 図1の自動車Cから所定部材を取り除いた状態を示す図である。 ハーネス配索構造100を示す図である。 図3のX−X断面を示す図である。 従来の車両のハーネス配索構造を示す図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明していく。
本発明に係る車両のハーネス配索構造の一実施形態であるハーネス配索構造100について図面を用いて説明する。なお、ハーネス配索構造100は、フロアパネルの下のリレーボックスRB1、及び、車室のインダッシュパネル内のジャンクションボックスRB3を有する自動車Cに用いられる。
1.自動車Cの構造
自動車Cの構造について、図1を用いて説明する。図1に、自動車Cの車室内を天井側から見た状態を示す。自動車Cは、運転席側のフロントシートFS1、助手席側のフロントシートFS3、車室前部に配置される計器類や小物入れを有するダッシュボードDB、及び、フロアパネルFPを有している。ダッシュボードDB内には、オーディオ、各種計器類等の電線同士を結合、分岐、中継する際に用いる端子、端末が納められているジャンクションボックスRB3(図2、3参照)等の電装関連機器が配置されている。
図1に示す自動車Cから、フロントシートFS1、FS3、及び、リレーボックスRB1以外のダッシュボードDBを取り除いた状態を図2に示す。フロアパネルFPは、フロントシートFS1、FS3の下で、車室内に向かって突出しており、フロントシートFS1、FS3の下に所定の空間(以下、フロントシート下空間S)を形成している。なお、フロントシート下空間Sには、エンジン等の駆動装置や、リレーボックスRB1等の電装関連機器が配置される。
また、フロアパネルFPの下には、フロントサイドメンバFSMが、車両前後方向に沿って、車両左右方向に所定間隔で配置されている。また、フロントサイドメンバFSMを横断するように、ダッシュボードDB下の位置にフロントフロアクロスメンバFFCMが、車両前後方向に所定間隔で配置されている。
2.ハーネス配索構造100
次に、ハーネス配索構造100について、図3、及び、図4を用いて説明する。図1に示す自動車Cから、ハーネス保護部材105を取り除いた状態を図3に示す。図3に示すように、ハーネス配索構造100は、ハーネス101、ハーネス用開口103、及び、ハーネス保護部材105(一点鎖線)を有している。ハーネス101は、リレーボックスRB1とジャンクションボックスRB3とを接続する。
ハーネス用開口103は、フロアパネルFPに形成される開口である。ハーネス用開口103は、車両前側のフロントフロアクロスメンバFFCMに対して車両後ろ側に、また、車両後ろ側のフロントフロアクロスメンバFFCMに対して車両前側に、形成される。さらに、ハーネス用開口103は、ジャンクションボックスRB3の鉛直下方付近に形成される。図3のX−X断面を図4に示す。図4に示すように、ハーネス用開口103は、ハーネス101を通過させつつ、車室内の防水性、防塵性を確保するためのグロメット103aが配置される。
ハーネス保護部材105(図2参照)は、所定の金属により形成されている。ハーネス保護部材105は、台形形状を有し、図4に示すように、車両前後方向に沿って、ハーネス101を通過させるための開口105aを有するとともに、内部にハーネス配置空間S105を有している。ハーネス保護部材105は、ハーネス用開口103を覆うように配置される。ハーネス保護部材105は、前方衝突時におけるボディ変形によってもハーネス101が断線しないよう、車両前方から所定距離に配置される。なお、ハーネス保護部材105は、フロアパネルFPに溶接等によって固定される。
図3に示すように、ハーネス配索構造100では、フロアパネルFPの下に位置するリレーボックスRB1から、フロアパネルFPの下を通って、フロアパネルFPに形成されたハーネス用開口103を通って車室内に入り、ダッシュボードDB内のジャンクションボックスRB3に接続される。これにより、リレーボックスRB1からジャンクションボックスRB3まで、最短距離でハーネス101を配索できる。よって、必要とするハーネス101を最短にできるため、車両重量を低減できるとともに、製造コストを低減することができる。
また、ハーネス配索構造100では、車両前側のフロントフロアクロスメンバFFCMの後ろ側にハーネス用開口103を形成している。これにより、前方衝突時、特に、柱状物への衝突時におけるボディ変形にともなうハーネスの断線を防止できる。
フロアパネルFPの車室内側には、ハーネス用開口103を覆うようにハーネス保護部材105を配置する。これにより、車室内において、ハーネス101を踏みつけたり、また、ハーネス101に脚を引っ掛けたりすることを防止できる。つまり、ハーネスを保護できるとともに、乗員を保護できる。さらに、乗員による踏みつけによるグロメット103aの脱落を防止できる。
[その他の実施形態]
(1)リレーボックスRB1の位置:前述の実施例1においては、リレーボックスRB1は、フロントシートFS1、FS3の下に配置されているとしたが、フロアパネルFPの下であれば、例示の場所に限定されない。
(2)ハーネス用開口103の形成位置:前述の実施例1においては、ハーネス用開口103をジャンクションボックスRB3に対して車両下方向の位置に形成するとしたが、ハーネスの長さ、及び、周りに配置されている機器、部材によって、適宜、変更するようにしてもよい。
(3)ハーネス保護部材105:前述の実施例1においては、ハーネス保護部材105は所定の金属により形成されているとしたが、内部のハーネス配置空間S105に位置するハーネス101を保護できるものであれば、例示のものに限定されない。例えば、樹脂によりハーネス保護部材105を形成するようにしてもよい。
本発明に係るハーネス配索構造は、例えば、シート下にリレーボックスを有するバンタイプの軽自動車に用いることができる。
100 ハーネス配索構造
101 ハーネス
103 ハーネス用開口
103a グロメット
105 ハーネス保護部材
105a 開口
S105 ハーネス配置空間
C 自動車
FS1 フロントシート
FS3 フロントシート
S フロントシート下空間
DB ダッシュボード
FP フロアパネル
RB1 リレーボック
RB3 ジャンクションボックス
FSM フロントサイドメンバ
FFCM フロントフロアクロスメンバ

Claims (1)

  1. 車室外にリレーボックス、及び、車室内にジャンクションボックスを有する自動車において、前記リレーボックスと前記ジャンクションボックスとの間をハーネスを用いて接続するハーネスの配索構造であって、
    フロアパネルに形成され、前記ハーネスが通過するハーネス用開口であって、フロントシート下空間より車両前側において車幅方向に延在するとともに車両前後方向に沿って設けられた一対のフロントフロアクロスメンバのうち、車両前方寄りのフロントフロアアクロスメンバに対して車両後ろ側に形成されるハーネス用開口、
    前記ハーネス用開口を車室内において覆うハーネス保護部材であって、前記ハーネスを車両前後方向に沿って通過させるための開口、及び前記ハーネス用開口を通過した前記ハーネスを包含するハーネス配置空間を有するハーネス保護部材、
    を有するハーネスの配索構造。
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