JP2016120803A - インストルメントパネル構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両組み立て時における作業性を向上させることができ、かつ、仕様変更に容易に対応できるインストルメントパネル構造体を提供する。【解決手段】インパネワイヤハーネス15が配策された車両のリーンホース1に組み付けられて車両のインストルメントパネル部分を構成するインストルメントパネル構造体2であって、インパネインナモジュール21、インパネアッパモジュール22、センタコンソールモジュール23、ロアパネルモジュール24、アンダカバーモジュール25及びグローブボックスモジュール26からなり、互いに組み付けられることでインパネインナ配策部材37、インパネアッパ配策部材41、センタコンソール配策部材45、ロアパネル配策部材47、アンダカバー配策部材51及びグローブボックス配策部材55がインパネワイヤハーネス15に接続される。【選択図】図1

Description

本発明は、車両のインストルメントパネル部分を構成するインストルメントパネル構造体に関する。
自動車等の車両では、インストルメントパネルやセンタコンソールなどの構造体に、各種の電装品に接続されたワイヤハーネスが配策されている。
自動車のインストルメントパネル及びその周辺の構造として、インストルメントパネルと分離してセンタコンソールパネルを設け、センタコンソールパネルに複数の電装品を搭載すると共に、一端に可動式多極コネクタを有しかつ中間に複数の電装品用コネクタを有するモジュールワイヤハーネスをセンタコンソールパネルに内設し、複数の電装品用コネクタを対応する電装品と接続すると共に、可動式多極コネクタをインストルメントパネルワイヤハーネスまたはカウルワイヤハーネスと接続することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−2290号公報
ところで、車両の組み立て作業現場では、車体へ組み付けるインストルメントパネル等の構造部材と別個のワイヤハーネスなどの配策部材を配策して接続することとなり、その作業が煩雑であった。また、仕様変更等によって構造部材が変更されると、その構造部材に応じたワイヤハーネスが必要となり、ワイヤハーネスの仕様が増えるという問題もあった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両組み立て時における作業性を向上させることができ、しかも、仕様変更に容易に対応できるインストルメントパネル構造体を提供することである。
前述した目的を達成するために、本発明に係るインストルメントパネル構造体は、下記(1)及び(2)を特徴としている。
(1) インパネワイヤハーネスが配策された車両のリーンホースに組み付けられて車両のインストルメントパネル部分を構成するインストルメントパネル構造体であって、
配策部材をそれぞれ備え、互いに組み付けられることで前記配策部材同士が接続される複数のモジュールからなり、
前記リーンホースに組み付けられることで、互いに接続された前記配策部材が前記インパネワイヤハーネスに接続される
ことを特徴とするインストルメントパネル構造体。
(2) 前記モジュールは、
前記リーンホースに組み付けられるインパネインナモジュールと、
該インパネインナモジュールに組み付けられる複数のサブモジュールと、を備え、
前記サブモジュールを前記インパネインナモジュールに組み付けることで、前記インパネインナモジュール及び前記サブモジュールの前記配策部材同士が接続され、
前記インパネインナモジュールを前記リーンホースに組み付けることで、前記リーンホースの前記インパネワイヤハーネスに前記インパネインナモジュールの配策部材が接続される
ことを特徴とする上記(1)に記載のインストルメントパネル構造体。
上記(1)の構成のインストルメントパネル構造体では、モジュールを互いに組み付けてリーンホースに組み付けることで、各モジュールの配策部材同士を接続してリーンホースのインパネワイヤハーネスに接続することができる。
これにより、インストルメントパネルの構造部材と別個の配策部材を配策して接続する場合と比較し、配策部材の配策作業工数を大幅に削減することができ、車両の組み立て作業現場における作業性を大幅に向上させることができる。また、仕様変更などで配策部材が変更されても、車両の組み立て作業現場における作業への影響をなくすことができる。しかも、モジュール毎に配策部材を備えているので、モジュールにおける配策部材の経路設計を容易にできる。
上記(2)の構成のインストルメントパネル構造体では、インパネインナモジュールをリーンホースに組み付け、インパネインナモジュールにサブモジュールを組み付けることで、インパネインナモジュール及びサブモジュールの配策部材同士を接続し、リーンホースのインパネワイヤハーネスにインパネインナモジュールの配策部材を接続することができる。また、リーンホースに組み付けたインパネインナモジュールにサブモジュールを組み付ける構造であるので、サブモジュールの仕様変更時における配策部材の仕様差をインパネインナモジュールの配策部材によって吸収することができる。
本発明によれば、車両組み立て時における作業性を向上させることができ、しかも、仕様変更に容易に対応できるインストルメントパネル構造体を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、車両のリーンホースに組み付けられる本実施形態に係るインストルメントパネル構造体の分解斜視図である。 図2は、車両のリーンホースの斜視図である。 図3は、インパネインナモジュールの斜視図である。 図4は、インパネアッパモジュールを示す図であって、図4(a)は表面側から視た斜視図、図4(b)は裏面側から視た斜視図である。 図5は、センタコンソールモジュールの斜視図である。 図6は、ロアパネルモジュールの斜視図である。 図7は、アンダカバーモジュールの斜視図である。 図8は、グローブボックスモジュールの斜視図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、車両のリーンホースに組み付けられる本実施形態に係るインストルメントパネル構造体の分解斜視図である。図2は、車両のリーンホースの斜視図である。
図1に示すように、自動車等の車両における座席前方側には、車体のフレームを構成するリーンホース1が設けられている。このリーンホース1には、本実施形態に係るインストルメントパネル構造体2が組み付けられ、これにより、車両のインストルメントパネル部分が構成される。
図2に示すように、リーンホース1は、金属製のパイプからなるもので、車幅方向に沿って支持されている。リーンホース1の両端には、固定部11が設けられており、これらの固定部11は、それぞれ車両の車体フレーム(図示略)に固定される。
リーンホース1には、ブラケット12が固定されており、このブラケット12には、ステアリング13が支持されている。ステアリング13には、エアバッグ14が装着される。リーンホース1には、インパネワイヤハーネス15が配策されている。このインパネワイヤハーネス15は、複数の接続コネクタ16を有している。これらの接続コネクタ16は、リーンホース1やステアリング13などに設けられた車体固定機器17に接続されている。車体固定機器17は、例えば、ECU、ヨーレートセンサー、エアバッグコンピュータあるいはエアバッグなどである。
図1に示すように、インストルメントパネル構造体2は、インパネインナモジュール21、インパネアッパモジュール22、センタコンソールモジュール23、ロアパネルモジュール24、アンダカバーモジュール25及びグローブボックスモジュール26から構成されている。これらのインパネインナモジュール21、インパネアッパモジュール22、センタコンソールモジュール23、ロアパネルモジュール24、アンダカバーモジュール25及びグローブボックスモジュール26は、それぞれ樹脂から成形されている。インパネアッパモジュール22、センタコンソールモジュール23、ロアパネルモジュール24、アンダカバーモジュール25及びグローブボックスモジュール26は、それぞれサブモジュールであり、メインモジュールのインパネインナモジュール21に組み付けられる。
図3は、インパネインナモジュールの斜視図である。
図3に示すように、インパネインナモジュール21は、リーンホース1に沿って車幅方向へ延在されている。インパネインナモジュール21は、リーンホース1に組み付けられる。インパネインナモジュール21は、中央部にコンソール組付部31を有している。コンソール組付部31には、機器設置部31aが形成されており、この機器設置部31aには、オーディオ機器やカーナビゲーション装置などの機器が組み付けられる。
インパネインナモジュール21は、一側部がステアリング配置部32とされ、このステアリング配置部32にステアリング13が配置される。また、ステアリング配置部32の下方側は、ロアパネル組付部33とされている。インパネインナモジュール21は、他側部がダッシュボード部34とされ、このダッシュボード部34の下方側は、グローブボックス組付部35とされている。また、インパネインナモジュール21は、その上部がインパネアッパ取付部36とされている。
インパネインナモジュール21は、インパネインナ配策部材37を有している。インパネインナ配策部材37は、インパネインナモジュール21に対してコンソール組付部31及びダッシュボード部34に沿って配策されている。インパネインナ配策部材37には、その端部に、接続コネクタ38が設けられている。
図4は、インパネアッパモジュールを示す図であって、図4(a)は表面側から視た斜視図、図4(b)は裏面側から視た斜視図である。
図4(a)(b)に示すように、インパネアッパモジュール22は、上方側へ僅かに湾曲した板状に形成されている。このインパネアッパモジュール22は、インパネインナモジュール21の上部のインパネアッパ取付部36に組み付けられる。インパネアッパモジュール22は、インパネアッパ配策部材41を有している。インパネアッパ配策部材41は、インパネアッパモジュール22の裏面に沿って配策されている。インパネアッパ配策部材41には、その端部に、接続コネクタ42が設けられている。
図5は、センタコンソールモジュールの斜視図である。
図5に示すように、センタコンソールモジュール23は、箱型形状に形成されている。このセンタコンソールモジュール23は、インパネインナモジュール21の中央部のコンソール組付部31に組み付けられる。これにより、センタコンソールモジュール23は、車幅方向の中央に配置される。センタコンソールモジュール23は、センタコンソール配策部材45を有している。センタコンソール配策部材45は、センタコンソールモジュール23の長手方向に沿って配策されている。センタコンソール配策部材45には、その端部に、接続コネクタ46が設けられている。
図6は、ロアパネルモジュールの斜視図である。
図6に示すように、ロアパネルモジュール24は、板状に形成されている。このロアパネルモジュール24は、インパネインナモジュール21におけるロアパネル組付部33に組み付けられる。これにより、ロアパネルモジュール24は、ステアリング13が配置されるステアリング配置部32の下方側を覆う。ロアパネルモジュール24は、ロアパネル配策部材47を有している。ロアパネル配策部材47は、ロアパネルモジュール24の背面に沿って配策されている。ロアパネル配策部材47には、その端部に、接続コネクタ48が設けられている。
図7は、アンダカバーモジュールの斜視図である。
図7に示すように、アンダカバーモジュール25は、板状に形成されている。このアンダカバーモジュール25は、インパネインナモジュール21におけるロアパネル組付部33に組み付けられたロアパネルモジュール24の下方側に組み付けられる。これにより、アンダカバーモジュール25は、ロアパネルモジュール24のさらに下方側を覆う。アンダカバーモジュール25は、アンダカバー配策部材51を有している。アンダカバー配策部材51は、アンダカバーモジュール25の背面に沿って配策されている。アンダカバー配策部材51には、その端部に、接続コネクタ52が設けられている。
図8は、グローブボックスモジュールの斜視図である。
図8に示すように、グローブボックスモジュール26は、上部に開口部53を有した箱型形状に形成されている。このグローブボックスモジュール26は、インパネインナモジュール21におけるグローブボックス組付部35に組み付けられる。グローブボックスモジュール26は、インパネインナモジュール21に対して水平方向の軸線を中心に回動可能に支持される。このグローブボックスモジュール26は、その上方側を手前に引くことで水平方向の軸線を中心に回動され、上部の開口部53が開放される。これにより、グローブボックスモジュール26に対して小物等の出し入れが可能とされる。グローブボックスモジュール26は、グローブボックス配策部材55を有している。グローブボックス配策部材55は、グローブボックスモジュール26の側面に配策されている。グローブボックス配策部材55には、その端部に、接続コネクタ56が設けられている。
次に、インストルメントパネル構造体2を車両の組み立て作業現場において車両へ組み付ける場合について説明する。
まず、リーンホース1にインパネインナモジュール21を組み付ける。具体的には、リーンホース1にインパネインナモジュール21を固定し、インパネインナモジュール21のインパネインナ配策部材37の接続コネクタ38をリーンホース1のインパネワイヤハーネス15の接続コネクタ16に接続する。
次に、リーンホース1に組み付けたメインモジュールであるインパネインナモジュール21に対して、サブモジュールであるインパネアッパモジュール22、センタコンソールモジュール23、ロアパネルモジュール24、アンダカバーモジュール25及びグローブボックスモジュール26を組み付ける。
インパネアッパモジュール22は、インパネインナモジュール21の上部のインパネアッパ取付部36に固定し、インパネアッパ配策部材41の接続コネクタ42をインパネインナ配策部材37の接続コネクタ38に接続することで、インパネインナモジュール21に組み付けられる。センタコンソールモジュール23は、インパネインナモジュール21の中央部のコンソール組付部31に固定し、センタコンソール配策部材45の接続コネクタ46をインパネインナ配策部材37の接続コネクタ38に接続することで、インパネインナモジュール21に組み付けられる。ロアパネルモジュール24は、インパネインナモジュール21のロアパネル組付部33に固定し、ロアパネル配策部材47の接続コネクタ48をインパネインナ配策部材37の接続コネクタ38に接続することで、インパネインナモジュール21に組み付けられる。アンダカバーモジュール25は、インパネインナモジュール21に組み付けたロアパネルモジュール24の下方側に固定し、アンダカバー配策部材51の接続コネクタ52をインパネインナ配策部材37の接続コネクタ38に接続することで、インパネインナモジュール21に組み付けられる。グローブボックスモジュール26は、インパネインナモジュール21のグローブボックス組付部35に固定し、グローブボックス配策部材55の接続コネクタ56をインパネインナ配策部材37の接続コネクタ38に接続することで、インパネインナモジュール21に組み付けられる。
ここで、各サブモジュールは、インパネインナモジュール21に対して、クランプなどの固定部材を介して接続される。したがって、固定部材が上記接続コネクタの機能を有する構成とすることにより、サブモジュールのインパネインナモジュール21への固定作業と配策部材の接続作業とを同時に完了することができる。
なお、インパネインナ配策部材37の位置や、各サブモジュールの配策部材の位置は予め定められている。したがって、各接続コネクタに近接無線通信機能を持たせることにより、各サブモジュールがインパネインナモジュール21に固定されると、インパネインナ配策部材37と固定したサブモジュールの配策部材とが無線通信により接続される構成とすることもできる。
上記のようにして、リーンホース1にインパネインナモジュール21を組み付け、さらに、このインパネインナモジュール21に、インパネアッパモジュール22、センタコンソールモジュール23、ロアパネルモジュール24、アンダカバーモジュール25及びグローブボックスモジュール26を組み付けることで、インストルメントパネル構造体2が車両に組み付けられる。そして、このように車両に組み付けられたインストルメントパネル構造体2は、それぞれのモジュールの配策部材がインパネワイヤハーネス15に接続される。
以上、説明したように、本実施形態に係るインストルメントパネル構造体2によれば、インパネインナモジュール21をリーンホース1に組み付け、インパネインナモジュール21にサブモジュールであるインパネアッパモジュール22、センタコンソールモジュール23、ロアパネルモジュール24、アンダカバーモジュール25及びグローブボックスモジュール26を組み付けることで、インパネインナモジュール21のインパネインナ配策部材37、インパネアッパモジュール22のインパネアッパ配策部材41、センタコンソールモジュール23のセンタコンソール配策部材45、ロアパネルモジュール24のロアパネル配策部材47、アンダカバーモジュール25のアンダカバー配策部材51及びグローブボックスモジュール26のグローブボックス配策部材55を互いに接続し、リーンホース1のインパネワイヤハーネス15にインパネインナモジュール21のインパネインナ配策部材37を接続することができる。
これにより、インストルメントパネル等の構造部材と別個の配策部材を配策して接続する場合と比較し、配策部材の配策作業工数を大幅に削減することができ、車両の組み立て作業現場における作業性を大幅に向上させることができる。また、仕様変更などでインパネインナ配策部材37、インパネアッパ配策部材41、センタコンソール配策部材45、ロアパネル配策部材47、アンダカバー配策部材51及びグローブボックス配策部材55が変更されても、車両の組み立て作業現場における作業への影響をなくすことができる。しかも、モジュール毎に配策部材を備えているので、モジュールにおける配策部材の経路設計を容易にできる。
また、リーンホース1に組み付けたインパネインナモジュール21に、サブモジュールであるインパネアッパモジュール22、センタコンソールモジュール23、ロアパネルモジュール24、アンダカバーモジュール25及びグローブボックスモジュール26を組み付ける構造であるので、サブモジュールの仕様変更時におけるインパネアッパ配策部材41、センタコンソール配策部材45、ロアパネル配策部材47、アンダカバー配策部材51及びグローブボックス配策部材55の仕様差をインパネインナモジュール21のインパネインナ配策部材37によって吸収することができる。
例えば、インパネワイヤハーネス15が標準回路を有するよう製造され、車両を組み立てる工場(例えば、カーメーカー)において配索される場合には、カーメーカー以外において組み付けられるサブモジュールや機器等に変更や追加が生じる場合でも、インパネインナモジュール21のインパネインナ配策部材37によって仕様差を吸収することにより、カーメーカーにおけるインパネワイヤハーネス15の配索に必要な作業時間に影響を与えることがない。
また、インパネインナモジュール21をカーメーカーにおいて組み付ける場合にも、例えば、電源制御ボックスとインパネインナ配策部材37との間の電源・通信ラインにデジタル信号を用いる場合には、インパネインナ配策部材37の回路構成を標準化できるため、サブモジュールや機器等に変更や追加が生じる場合にも、カーメーカーにおけるインパネインナ配策部材37の配索に必要な作業時間に影響を与えることがない。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係るインストルメントパネル構造体の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]及び[2]に簡潔に纏めて列記する。
[1] インパネワイヤハーネス(15)が配策された車両のリーンホース(1)に組み付けられて車両のインストルメントパネル部分を構成するインストルメントパネル構造体(2)であって、
配策部材(インパネインナ配策部材37,インパネアッパ配策部材41,センタコンソール配策部材45,ロアパネル配策部材47,アンダカバー配策部材51,グローブボックス配策部材55)をそれぞれ備え、互いに組み付けられることで前記配策部材(インパネインナ配策部材37,インパネアッパ配策部材41,センタコンソール配策部材45,ロアパネル配策部材47,アンダカバー配策部材51,グローブボックス配策部材55)同士が接続される複数のモジュール(インパネインナモジュール21,インパネアッパモジュール22,センタコンソールモジュール23,ロアパネルモジュール24,アンダカバーモジュール25,グローブボックスモジュール26)からなり、
前記リーンホース(1)に組み付けられることで、互いに接続された前記配策部材(インパネインナ配策部材37,インパネアッパ配策部材41,センタコンソール配策部材45,ロアパネル配策部材47,アンダカバー配策部材51,グローブボックス配策部材55)が前記インパネワイヤハーネス(15)に接続される
ことを特徴とするインストルメントパネル構造体。
[2] 前記モジュールは、
前記リーンホース(1)に組み付けられるインパネインナモジュール(21)と、
該インパネインナモジュール(21)に組み付けられる複数のサブモジュール(インパネアッパモジュール22,センタコンソールモジュール23,ロアパネルモジュール24,アンダカバーモジュール25,グローブボックスモジュール26)と、を備え、
前記サブモジュール(インパネアッパモジュール22,センタコンソールモジュール23,ロアパネルモジュール24,アンダカバーモジュール25,グローブボックスモジュール26)を前記インパネインナモジュール(21)に組み付けることで、前記インパネインナモジュール(21)及び前記サブモジュール(インパネアッパモジュール22,センタコンソールモジュール23,ロアパネルモジュール24,アンダカバーモジュール25,グローブボックスモジュール26)の前記配策部材(インパネインナ配策部材37,インパネアッパ配策部材41,センタコンソール配策部材45,ロアパネル配策部材47,アンダカバー配策部材51,グローブボックス配策部材55)同士が接続され、
前記インパネインナモジュール(21)を前記リーンホース(1)に組み付けることで、前記リーンホース(1)の前記インパネワイヤハーネス(15)に前記インパネインナモジュール(21)の配策部材(インパネインナ配策部材37)が接続される
ことを特徴とする[1]に記載のインストルメントパネル構造体。
1 リーンホース
2 インストルメントパネル構造体
15 インパネワイヤハーネス
21 インパネインナモジュール
22 インパネアッパモジュール
23 センタコンソールモジュール
24 ロアパネルモジュール
25 アンダカバーモジュール
26 グローブボックスモジュール
37 インパネインナ配策部材
41 インパネアッパ配策部材
45 センタコンソール配策部材
47 ロアパネル配策部材
51 アンダカバー配策部材
55 グローブボックス配策部材

Claims (2)

  1. インパネワイヤハーネスが配策された車両のリーンホースに組み付けられて車両のインストルメントパネル部分を構成するインストルメントパネル構造体であって、
    配策部材をそれぞれ備え、互いに組み付けられることで前記配策部材同士が接続される複数のモジュールからなり、
    前記リーンホースに組み付けられることで、互いに接続された前記配策部材が前記インパネワイヤハーネスに接続される
    ことを特徴とするインストルメントパネル構造体。
  2. 前記モジュールは、
    前記リーンホースに組み付けられるインパネインナモジュールと、
    該インパネインナモジュールに組み付けられる複数のサブモジュールと、を備え、
    前記サブモジュールを前記インパネインナモジュールに組み付けることで、前記インパネインナモジュール及び前記サブモジュールの前記配策部材同士が接続され、
    前記インパネインナモジュールを前記リーンホースに組み付けることで、前記リーンホースの前記インパネワイヤハーネスに前記インパネインナモジュールの配策部材が接続される
    ことを特徴とする請求項1に記載のインストルメントパネル構造体。
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