JP2002002415A - 電子モジュールユニットへの配線構造 - Google Patents

電子モジュールユニットへの配線構造

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JP2002002415A
JP2002002415A JP2000181776A JP2000181776A JP2002002415A JP 2002002415 A JP2002002415 A JP 2002002415A JP 2000181776 A JP2000181776 A JP 2000181776A JP 2000181776 A JP2000181776 A JP 2000181776A JP 2002002415 A JP2002002415 A JP 2002002415A
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JP2000181776A
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Noritomo Okamura
憲知 岡村
Hiroki Hirai
宏樹 平井
Shigeki Sakai
茂樹 境
Yoshito Sakai
義人 酒井
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インストルメントパネルに装着する電子モジ
ュールユニットにオプション機器を追加して外部接続す
る際に、その配線を簡単に行うことができる汎用性のあ
る電子モジュールユニットへの配線構造を提供する。 【解決手段】 電子モジュールユニット10の下面10
cに回路基板16に接続されたオプション用コネクタ1
2を配置し、そこにオプション機器につなげるオプショ
ン用ワイヤハーネス3を接続可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インストルメント
パネルの取付面に前方から装着される電子モジュールユ
ニットに、オプション用ワイヤハーネスを追加して外部
接続するための配線構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両のインストルメントパネルに
標準的に装備される複数の電子機器が電子モジュールユ
ニットとしてモジュール化されたものが開発されてい
る。例えば、図9に示す電子モジュールユニット80
は、インストルメントパネル90の凹部90a内に前方
からはめ込むように装着されると共に、その背面に設け
られた図略のコネクタが、インストルメントパネル90
の取付面90bに設けられているコネクタ91に結合さ
れるようになっており、各電子機器がインストルメント
パネル90側の回路に電気的に接続され、組付後は図1
0に示す形態になるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の電子モジュール
ユニット80には、近年のマルチメディアの発達に伴う
ユーザーニーズの多様化に対応して、前記コネクタ91
を通じて接続される標準装備の電子機器に加えて、各種
のオプション機器を適宜選択して接続することが考えら
れる。ここで、オプション機器としては、例えば、カセ
ットデッキ、CDプレーヤ、DVDプレーヤ、テレビ、
GPS(Global Positioning System)等を備えたカー
・ナビゲーション・システム、VICS(Vehicle Info
rmation and Communication System:道路交通情報通信
システム)、バックカメラ等がある。
【0004】しかしながら、これまでは、予め設定され
たオプションセットに応じた専用の配線構造をとってい
たため、電子モジュールユニットに他のオプション機器
を追加して外部接続するための配線については何ら考慮
されていなかった。
【0005】本発明は、こうした従来技術の課題を解決
するものであり、インストルメントパネルに装着する電
子モジュールユニットにオプション機器を追加して外部
接続する際に、その配線を簡単に行うことができる汎用
性のある電子モジュールユニットへの配線構造を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子モジュール
ユニットへの配線構造は、インストルメントパネルの取
付面に電子モジュールユニットを前方から装着すること
によって、電子モジュールユニットに設けられユニット
内の回路基板に接続されたモジュール側コネクタと、イ
ンストルメントパネルに設けられパネル側の配線に接続
されたパネル側コネクタとを結合して、オプション機器
を含む電気接続を行うためのものであって、前記電子モ
ジュールユニットの下面に前記回路基板に接続されたオ
プション用コネクタを配置し、そこにオプション機器に
つなげるオプション用ワイヤハーネスを接続可能として
いる。
【0007】上記構成によれば、電子モジュールユニッ
トにオプション機器を追加して外部接続する際に、イン
ストルメントパネルの取付面に電子モジュールユニット
を前方から装着した後に、インストルメントパネル下部
の空きスペースを利用して、電子モジュールユニットの
下面に配置されたオプション用コネクタにオプション用
ワイヤハーネスを接続するだけで、各種のオプション機
器を簡単に追加して外部接続することが可能になり、簡
素な配線構造で汎用性に優れていると共に配線の作業性
が向上する。加えて、電子モジュールユニットをインス
トルメントパネルの取付面の装着した後にオプション用
ワイヤハーネスを接続するため、電子モジュールユニッ
ト装着時にオプション用ワイヤハーネスが噛み込まれて
断線する等の不具合が生じることもなくなる。
【0008】上記の電子モジュールユニットへの配線構
造において、前記回路基板が、前記電子モジュールユニ
ットの上部に配置され、そこに前記モジュール側コネク
タが実装されていると共に、該回路基板と前記オプショ
ン用コネクタとの間がオプション用中継ワイヤハーネス
で接続されている構成とする。
【0009】この構成によれば、信号線の多い多極のモ
ジュール側コネクタが回路基板に実装されているため、
電子モジュールユニットの上部に配置された回路基板か
ら極数及び本数の少ないオプション用中継ワイヤハーネ
スのみを電子モジュールユニットの下面に導き、そこに
オプション用コネクタを設けるだけでよく、配線の簡素
化を図ることが可能となる。
【0010】本発明の他の電子モジュールユニットへの
配線構造は、インストルメントパネルの取付面に電子モ
ジュールユニットを前方から装着することによって、電
子モジュールユニットに設けられユニット内の回路基板
に接続されたモジュール側コネクタと、インストルメン
トパネルに設けられパネル側の配線に接続されたパネル
側コネクタとを結合して、オプション機器を含む電気接
続を行うためのものであって、前記パネル側コネクタ
に、オプション用中継ワイヤハーネスをインストルメン
トパネルの裏側で外部接続してインストルメントパネル
の下部まで垂下し、そこにオプション機器につなげるオ
プション用ワイヤハーネスを接続可能としている。
【0011】この構成によれば、オプション用中継ワイ
ヤハーネスが、電子モジュールユニット内を通らず、パ
ネル側コネクタにインストルメントパネルの裏側で外部
接続され、配線の障害を回避できるインストルメントパ
ネルの下部まで垂下しているので、配線の障害となるも
のがなく、インストルメントパネル下部の空きスペース
を利用して、各種のオプション機器を追加して外部接続
するためのオプション用ワイヤハーネスの接続作業を簡
単に行うことが可能になり、作業性が向上する。しか
も、簡素な配線構造で汎用性に優れている。
【0012】更には、前記オプション用ワイヤハーネス
の配線経路としてセンターコンソールの下方を用いる構
成にすると、配線を行う際には、センターコンソールを
外した状態で行い、配線後にセンターコンソールを取り
付けることで、配線作業を簡単に行うことが可能になる
と共に、配線後に配線が邪魔になることもなく外観上の
問題も生じないという作用効果を奏する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。
【0014】(第1の実施形態)図1〜図6は、本発明
の第1の実施形態による電子モジュールユニット10へ
の配線構造1(図5参照)における各部の構成例を示
す。
【0015】図1に示すように、電子モジュールユニッ
ト10は、インストルメントパネル20の中央の凹部2
0aに前方からはめ込んで装着することによって、イン
ストルメントパネル20の取付面20bに設けられパネ
ル側の配線に接続されているパネル側集中コネクタ21
に、電子モジュールユニット10の背面に設けられユニ
ット内の回路基板に接続されたモジュール側コネクタ1
1(図2参照)が結合されて、オプション機器を含む各
電子機器が電気的に接続される構造になっており、組付
後は図3に示すように、インストルメントパネル20に
収められた電子モジュールユニット10が、センタコン
ソール30と縦方向につながるような形態になる。ここ
で、上記パネル側の配線は、適所に配置された回路に接
続されている。尚、このパネル側の配線は、インストル
メントパネル20に沿って配されていなくてもよい。
【0016】電子モジュールユニット10には、ラジオ
等の標準装備の電子機器に加えて、カセットデッキ、C
Dプレーヤ、DVDプレーヤ、テレビ、カー・ナビゲー
ション・システム、VICS、バックカメラ等の各種オ
プション機器の本体ユニット、モニタ、操作パネル、回
路基板等が搭載されている。この電子モジュールユニッ
ト10には、例えば、図6示すように、ユニット外に配
置されるVICS41、VTR接続用アダプタ42、映
像処理用ECU43、バックカメラ44、GPS用アン
テナ45、CDチェンジャー46、マイク47、TV用
アンテナ48、ラジオ用アンテナ49、エアコン50、
スピーカ51、J/B(ジャンクションボックス)52
等が接続される。
【0017】ここでは、電子モジュールユニット10に
追加して外部接続するオプション機器としてVICS4
1、VTR接続用アダプタ42、映像処理用ECU4
3、バックカメラ44を追加して外部接続する際の配線
について具体的に説明する。
【0018】図2に示すように、電子モジュールユニッ
ト10は、背面10bの上部にモジュール側コネクタ1
1が配置され、下面10cにオプション用コネクタ12
が配置されている。図4は、この電子モジュールユニッ
ト10をインストルメントパネル20に装着した状態を
下方からの斜視図で表している。
【0019】図5に示すように、インストルメントパネ
ル20は、電子モジュールユニット10の取付面の裏側
にエアコンユニット50が配置され、その上方で基幹と
なる各種のワイヤハーネスを集中して配線する構造にな
っていて、インストルメントパネル20内の上部を左右
に走る支持部材31に、これらのワイヤハーネスを沿わ
せて配線するようになっている。また、電子モジュール
ユニット10は、図1に示すように、インストルメント
パネル20の中央の凹部20aに前方からはめ込んで装
着する構造をとっているため、この凹部20aの左右の
側面には、コネクタ等を配置することができない。この
ため、パネル側集中コネクタ21は、インストルメント
パネル20の電子モジュールユニット10の取付面の裏
側上部に配置されている。このパネル側集中コネクタ2
1には、パネル側ワイヤハーネス5が接続され、上記支
持部材31に沿って固定して配線されていて、その終端
が図略のパネル側回路に接続されている。このパネル側
集中コネクタ21に結合されるモジュール側コネクタ1
1は、端子17を介して電子モジュールユニット10内
の回路基板16に接続され実装されている。
【0020】インストルメントパネル20は、電子モジ
ュールユニット10の取付面の裏側にエアコンユニット
50が配置されているため、オプション用コネクタ12
は、電子モジュールユニット10の下面10cに設けて
いる。このオプション用コネクタ12は、オプション用
中継ワイヤハーネス2の電線13に接続されていて、そ
の終端に設けたコネクタ14が、回路基板16の下面に
設けたコネクタ15に結合されることによって接続され
ている。そして、インストルメントパネル20下部の空
きスペースを利用して、このオプション用コネクタ12
に、オプション機器につなげるオプション用ワイヤハー
ネス3を、電子モジュールユニット10の下方から電線
19の端末にあるコネクタ18によって接続する。
【0021】具体的には、電子モジュールユニット10
に追加して外部接続するオプション機器として、例え
ば、VICS41、VTR接続用アダプタ42、映像処
理用ECU43、及びバックカメラ44を追加して外部
接続する際には、VICS41及びVTR接続用アダプ
タ42を前席シートの下部に配置し、映像処理用ECU
43を後席シートの下部に配置し、バックカメラ44を
ラゲージ付近に配置する。このため、オプション用ワイ
ヤハーネス3の配線経路として、センターコンソール3
0の下方を用いる。このオプション用ワイヤハーネス3
の配線を行う際には、センターコンソール30を外した
状態で行い、配線後にセンターコンソール30を取り付
けることによって、配線作業を簡単に行うことができ
る。また、オプション用ワイヤハーネス3がセンターコ
ンソール30の下方を通るため、配線が邪魔になること
もなく外観上の問題も生じない。
【0022】すなわち、上記構成によれば、電子モジュ
ールユニット10にオプション機器を追加して外部接続
する際に、インストルメントパネル20の取付面20b
に電子モジュールユニット10を前方から装着した後
に、インストルメントパネル20下部の空きスペースを
利用して、電子モジュールユニット10の下面に配置さ
れたオプション用コネクタ12にオプション用ワイヤハ
ーネス3を接続するだけで、各種のオプション機器を簡
単に追加して外部接続することができ、配線の作業性が
向上する。しかも、簡素な配線構造で汎用性に優れてい
る。
【0023】加えて、電子モジュールユニット10をイ
ンストルメントパネル20の取付面20bの装着した後
にオプション用ワイヤハーネス3を接続するため、電子
モジュールユニット10装着時にオプション用ワイヤハ
ーネス3が噛み込まれて断線する等の不具合が生じるこ
ともなくなる。
【0024】尚、上記では、回路基板16が、電子モジ
ュールユニット10の上部に配置され、そこにモジュー
ル側コネクタ11が実装されていると共に、回路基板1
6とオプション用コネクタ12との間がオプション用中
継ワイヤハーネス2で接続されている構成例を示した
が、本発明の配線構造はこれに限定されるものではな
い。
【0025】例えば、モジュール側コネクタ11を回路
基板16に実装せず、回路基板16を電子モジュールユ
ニット10の中段に配置し、そこに中継ワイヤハーネス
を介してモジュール側コネクタ11が接続される構成と
し、その他の構成を上記の実施形態と同様としてもよ
い。
【0026】また、モジュール側コネクタ11を回路基
板16に実装せず、回路基板16を電子モジュールユニ
ット10の最下部に配置し、そこに中継ワイヤハーネス
を介してモジュール側コネクタ11が接続されると共
に、オプション用コネクタ12を回路基板16に実装し
て、そこにオプション用ワイヤハーネス3を直結する構
成としてもよい。この場合には、上記の実施形態におけ
るオプション用中継ワイヤハーネス2をなくすことがで
きる。
【0027】(第2の実施形態)図7及び図8は、本発
明の第2の実施形態による電子モジュールユニット10
への配線構造1’(図8参照)における各部の構成例を
示す。
【0028】この第2の実施形態は、図8に示すよう
に、パネル側コネクタ21に、オプション用中継ワイヤ
ハーネス4をインストルメントパネル20の裏側で外部
接続してインストルメントパネル20の下部まで垂下
し、そこにオプション機器につなげるオプション用ワイ
ヤハーネス3を接続可能としており、この点で上述した
図5に示す第1の実施形態と相違し、その他の構成を同
様とするものである。従って、以下では相違点について
のみ説明する。
【0029】図7に示すように、インストルメントパネ
ル20における電子モジュールユニット10の取付面の
裏側において、上部に配置されたパネル側コネクタ21
に、パネル側ハーネス5の電線22が接続され、このパ
ネル側ハーネス5の終端が図略のパネル側回路に接続さ
れている。また、パネル側コネクタ21には、オプショ
ン用中継ワイヤハーネス4の電線24が接続され、この
オプション用中継ワイヤハーネス4は、配線の障害を回
避するためにインストルメントパネル20の下部まで垂
下していて、各電線24の終端にコネクタ25が設けら
れている。
【0030】図8に示すように、インストルメントパネ
ル20は、電子モジュールユニット10の取付面の裏側
にエアコンユニット50が配置され、その上方で基幹と
なる各種のワイヤハーネスを集中して配線する構造にな
っている。また、電子モジュールユニット10は、図1
に示すように、インストルメントパネル20の中央の凹
部20aに前方からはめ込んで装着する構造をとってい
るため、この凹部20aの左右の側面には、コネクタ等
を配置することができない。このため、パネル側集中コ
ネクタ21は、インストルメントパネル20の上部に配
置されている。そして、オプション用中継ワイヤハーネ
ス4は、インストルメントパネル20の電子モジュール
ユニット10の取付面の裏側とエアコンユニット50と
の隙間で垂下していて、各電線24の終端にあるコネク
タ25に、オプション機器につなげるオプション用ワイ
ヤハーネス3を、その電線19の端末にあるコネクタ1
8によって接続する。このため、エアコンユニット50
があっても配線の障害となることがなく、インストルメ
ントパネル20の下部の空きスペースを利用して簡単に
配線作業を行うことができる。
【0031】尚、上記では、回路基板16が、電子モジ
ュールユニット10の上部に配置され、そこにモジュー
ル側コネクタ11が実装されている構成例を示したが、
本発明の配線構造はこれに限定されるものではない。
【0032】例えば、モジュール側コネクタ11を回路
基板16に実装せず、回路基板16を電子モジュールユ
ニット10の中段又は最下部に配置し、そこに中継ワイ
ヤハーネスを介してモジュール側コネクタ11が接続さ
れる構成としてもよい。
【0033】以上、本発明の電子モジュールユニットへ
の配線構造は、上記した各実施形態の具体的構成に限定
されるものではなく、必要に応じ適宜構成を変形、追加
又は削除した構成としてもよいことは言うまでもない。
【0034】また、上記のパネル側集中コネクタ21と
モジュール側コネクタ11の結合構造は、小さな挿入力
で確実に結合できるような構造(例えば、特開平10−
21992号公報参照)にすることが好ましい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子モジ
ュールユニットへの配線構造によれば、電子モジュール
ユニットにオプション機器を追加して外部接続する際
に、インストルメントパネルの取付面に電子モジュール
ユニットを前方から装着した後に、インストルメントパ
ネル下部の空きスペースを利用して、電子モジュールユ
ニットの下面に配置されたオプション用コネクタにオプ
ション用ワイヤハーネスを接続するだけで、各種のオプ
ション機器を簡単に追加して外部接続することができ、
簡素な配線構造で汎用性に優れていると共に、配線の作
業性の向上を図ることができる。
【0036】加えて、電子モジュールユニットをインス
トルメントパネルの取付面の装着した後にオプション用
ワイヤハーネスを接続するため、電子モジュールユニッ
ト装着時にオプション用ワイヤハーネスが噛み込まれて
断線する等の不具合が生じることもなくなる。
【0037】また、回路基板が電子モジュールユニット
の上部に配置され、そこにモジュール側コネクタが実装
されていると共に、回路基板とオプション用コネクタと
の間がオプション用中継ワイヤハーネスで接続されてい
る構成にすると、信号線の多い多極のモジュール側コネ
クタが回路基板に実装されているため、電子モジュール
ユニットの上部に配置された回路基板から極数及び本数
の少ないオプション用中継ワイヤハーネスのみを電子モ
ジュールユニットの下面に導き、そこにオプション用コ
ネクタを設けるだけでよく、配線の簡素化を図ることが
できる。
【0038】また、パネル側コネクタに、オプション用
中継ワイヤハーネスをインストルメントパネルの裏側で
外部接続してインストルメントパネルの下部まで垂下
し、そこにオプション機器につなげるオプション用ワイ
ヤハーネスを接続可能とする構成にすると、オプション
用中継ワイヤハーネスを、電子モジュールユニット内を
通さず、パネル側コネクタにインストルメントパネルの
裏側で外部接続して、配線の障害を回避できるインスト
ルメントパネルの下部まで垂下しているので、配線の障
害となるものがなく、インストルメントパネル下部の空
きスペースを利用して、各種のオプション機器を追加し
て外部接続するためのオプション用ワイヤハーネスの接
続作業を簡単に行うことができ、作業性が向上する。し
かも、簡素な配線構造で汎用性に優れている。
【0039】更には、オプション用ワイヤハーネスの配
線経路としてセンターコンソールの下方を用いる構成に
すると、配線を行う際には、センターコンソールを外し
た状態で行い、配線後にセンターコンソールを取り付け
ることで、配線作業を簡単に行うことができると共に、
配線後に配線が邪魔になることもなく外観上の問題も生
じないという作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による電子モジュール
ユニットへの配線構造の構成例を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態による電子モジュール
ユニットの構成例を示す裏側からの斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態による電子モジュール
ユニットをインストルメントパネルに組み付けた状態を
示す斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施形態による電子モジュール
ユニットをインストルメントパネルに組み付けた状態を
示す裏側からの斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施形態による電子モジュール
ユニットへの配線構造の構成例を示す側断面図である。
【図6】本発明の電子モジュールユニットに外部接続さ
れる電子機器の接続例を示すブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施形態による電子モジュール
ユニットの構成例を示す裏側からの斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施形態による電子モジュール
ユニットへの配線構造の構成例を示す側断面図である。
【図9】従来の電子モジュールユニットへの配線構造の
構成例を示す斜視図である。
【図10】従来の電子モジュールユニットをインストル
メントパネルに組み付けた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,1’ 電子モジュールユニットへの配線構造 2,4 オプション用中継ワイヤハーネス 3 オプション用ワイヤハーネス 10 電子モジュールユニット 12 オプション用コネクタ 16 回路基板 20 インストルメントパネル 21 パネル側集中コネクタ(パネル側コネクタ) 30 センターコンソール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02G 3/38 H01R 23/02 B // H01R 107:00 H02G 3/28 F (72)発明者 岡村 憲知 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 平井 宏樹 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 境 茂樹 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 酒井 義人 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 3D020 BA01 BB01 BC03 BD05 5E023 AA04 BB01 BB03 HH17 HH20 5G361 BA01 BA06 BB01 BC01 5G363 AA16 BA02 DC02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルの取付面に電子
    モジュールユニットを前方から装着することによって、
    電子モジュールユニットに設けられユニット内の回路基
    板に接続されたモジュール側コネクタと、インストルメ
    ントパネルに設けられパネル側の配線に接続されたパネ
    ル側コネクタとを結合して、オプション機器を含む電気
    接続を行うための電子モジュールユニットへの配線構造
    であって、 前記電子モジュールユニットの下面に前記回路基板に接
    続されたオプション用コネクタを配置し、そこにオプシ
    ョン機器につなげるオプション用ワイヤハーネスを接続
    可能としたことを特徴とする電子モジュールユニットへ
    の配線構造。
  2. 【請求項2】 前記回路基板が、前記電子モジュールユ
    ニットの上部に配置され、そこに前記モジュール側コネ
    クタが実装されていると共に、該回路基板と前記オプシ
    ョン用コネクタとの間がオプション用中継ワイヤハーネ
    スで接続されている請求項1記載の電子モジュールユニ
    ットへの配線構造。
  3. 【請求項3】 インストルメントパネルの取付面に電子
    モジュールユニットを前方から装着することによって、
    電子モジュールユニットに設けられユニット内の回路基
    板に接続されたモジュール側コネクタと、インストルメ
    ントパネルに設けられパネル側の配線に接続されたパネ
    ル側コネクタとを結合して、オプション機器を含む電気
    接続を行うための電子モジュールユニットへの配線構造
    であって、 前記パネル側コネクタに、オプション用中継ワイヤハー
    ネスをインストルメントパネルの裏側で外部接続してイ
    ンストルメントパネルの下部まで垂下し、そこにオプシ
    ョン機器につなげるオプション用ワイヤハーネスを接続
    可能としたことを特徴とする電子モジュールユニットへ
    の配線構造。
  4. 【請求項4】 前記オプション用ワイヤハーネスの配線
    経路としてセンターコンソールの下方を用いる請求項1
    〜請求項3のいずれかに記載の電子モジュールユニット
    への配線構造。
JP2000181776A 2000-06-16 2000-06-16 電子モジュールユニットへの配線構造 Withdrawn JP2002002415A (ja)

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