JP7244479B2 - 車載情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車載情報処理装置に関する。
従来、車室内でオーディオ(音響)及びビデオ(映像)の出力によるエンターテインメントを提供する車載インフォティメント(IVI:in-vehicle infotainment)装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2019-18844号公報
ところで、上記した従来技術の装置では、例えば、車種、仕様及び仕向け地等に応じて異なる装置構成に対応しながら、製造効率を向上させることが望まれている。
本発明は、製造効率を向上させることができる車載情報処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係る車載情報処理装置(例えば、実施形態での車載情報処理装置10)は、入力用及び出力用の少なくともいずれかの所定規格のデジタル通信コネクタ(例えば、実施形態での出力用のマルチメディアインターフェース用コネクタ(MIF-CN)91、入力用のマルチメディアインターフェース用コネクタ(MIF-CN)91A)を有する電子回路基板(例えば、実施形態でのサブ基板14,14A,14B,14C)を備える車載情報処理装置であって、少なくとも前記入力用の前記デジタル通信コネクタを有する電子回路基板である第1電子回路基板(例えば、実施形態でのサブ基板14A,14C)の外形及び少なくとも前記出力用の前記デジタル通信コネクタを有する電子回路基板である第2電子回路基板(例えば、実施形態でのサブ基板14,14B)の外形は同一である、並びに、前記第1電子回路基板での前記入力用の前記デジタル通信コネクタの位置及び前記第2電子回路基板での前記出力用の前記デジタル通信コネクタの位置は同一であり、順次に積層配置される複数の基板として、第1階層に配置されるアナログ系を含むオーディオ基板(例えば、実施形態でのオーディオ基板11)と、第2階層に配置されるインターフェース基板(例えば、実施形態でのインターフェース基板12)と、第3階層に配置されるデジタル系を含むマルチメディア基板(例えば、実施形態でのマルチメディア基板13)と、第4階層に配置される前記電子回路基板とを備える。
(2)上記(1)に記載の車載情報処理装置では、前記電子回路基板は、前記所定規格のデジタル通信である第1デジタル通信の信号と前記第1デジタル通信とは異なる規格の第2デジタル通信の信号との間の変換を行う信号変換デバイス(例えば、実施形態での信号変換デバイス96)と、前記信号変換デバイスを囲むシールド部材(例えば、実施形態での第2シールド部材98)とを備えてもよい。
(3)上記(2)に記載の車載情報処理装置では、前記信号変換デバイスは、前記第2電子回路基板の端部に配置されてもよい。
(4)上記(2)又は(3)に記載の車載情報処理装置では、前記電子回路基板は、デジタル放送の受信部(例えば、実施形態でのDTV用コネクタ90及びDTVチューナー94、コネクタ(XM-CN)99A及びチューナー99B)及びデジタル信号処理部(例えば、実施形態でのDTVデジタル部95)を備え、前記シールド部材は、前記デジタル信号処理部を囲ってもよい。
(5)上記(4)に記載の車載情報処理装置では、前記第2電子回路基板は、前記受信部及び前記デジタル信号処理部と、前記信号変換デバイスとの間に設けられる所定のバスインターフェース部(例えば、実施形態での第1バス用コネクタ(USB-CN1)88及び第2バス用コネクタ(USB-CN2)89)を備えてもよい。
(6)上記(1)から()のいずれかひとつに記載の車載情報処理装置では、前記インターフェース基板と前記マルチメディア基板との間には、積層方向の上方側及び下方側を区切るミドルケース(例えば、実施形態でのミドルケース19)が設けられてもよい。
上記(1)によれば、同一外形の第1電子回路基板及び第2電子回路基板にて相互のデジタル通信コネクタの位置が同一であることによって、異なる機能に対応しながら製造効率を向上させることができる。
また、アナログ系を含むオーディオ基板とデジタル系を含むマルチメディア基板とは異なる階層に配置されていることによって、マルチメディア基板のノイズがオーディオ基板に作用することを抑制することができる。
上記(2)の場合、デジタル信号を処理する信号変換デバイスを囲むシールド部材を備えることによって、信号変換デバイスのノイズがシールド部材の外部に漏れることを抑制することができる。
上記(3)の場合、信号変換デバイスが第2電子回路基板の端部に配置されていることによって、例えば、信号変換デバイスが第2電子回路基板の中央部等に配置される場合に比べて、信号変換デバイスのノイズが第2電子回路基板の他のデバイスに作用することを抑制することができる。
上記(4)の場合、デジタル放送に関するアナログ信号を受信する受信部を除外して、デジタル信号を処理するデジタル信号処理部を信号変換デバイスとともにシールド部材によって囲むことによって、デジタル信号処理部及び信号変換デバイスのノイズがシールド部材の外部に漏れることを抑制することができる。シールド部材はデジタル信号処理部及び信号変換デバイスに共用であることによって、構成に要する費用が嵩むことを抑制することができる。
上記(5)の場合、信号変換デバイスのノイズがデジタル放送に関するアナログ信号を受信する受信部に作用することを抑制することができる。
本発明の実施形態での車載情報処理装置を搭載する車両の構成を示す図。 本発明の実施形態での車載情報処理装置の一部の構成を示す分解斜視図。 本発明の実施形態での車載情報処理装置の機能構成を示すブロック構成図。 本発明の実施形態での車載情報処理装置のサブ基板の構成を示す図。 本発明の実施形態の第1変形例での車載情報処理装置のサブ基板の構成を示す図。 本発明の実施形態の第2変形例での車載情報処理装置のサブ基板の構成を示す図。 本発明の実施形態の第3変形例での車載情報処理装置のサブ基板の構成を示す図。
以下、本発明の実施形態に係る車載情報処理装置10について、添付図面を参照しながら説明する。
図1は、実施形態での車載情報処理装置10を搭載する車両1の構成を示す図である。
図1に示すように、車載情報処理装置10を搭載する車両1は、例えば、車載情報処理装置10に接続される前部ディスプレイ(FD)3及び後部ディスプレイ(RD)5を備える。前部ディスプレイ(FD)3及び後部ディスプレイ(RD)5の各々は、後述するように、車載情報処理装置10によって生成される画像を表示する。前部ディスプレイ(FD)3は、例えば、車両1の前席正面部のインストルメントパネル又はダッシュボードに配置されている。後部ディスプレイ(RD)5は、例えば、車両1の前席後方側でのルーフに配置されている。車載情報処理装置10は、例えば、車両1の前席正面部のインストルメントパネル又はダッシュボードから前方側の内部に配置されている。
図2は、実施形態での車載情報処理装置10の一部の構成を示す分解斜視図である。図3は、実施形態での車載情報処理装置10の機能構成を示すブロック構成図である。
図2に示すように、車載情報処理装置10は、例えば、順次に積層される複数の基板として、第1階層(1F)に配置されるアナログ系を含むオーディオ基板11と、第2階層(2F)に配置されるインターフェース基板12と、第3階層(3F)に配置されるデジタル系を含むマルチメディア基板13と、第4階層(4F)に配置されるサブ基板14とを備える。
車載情報処理装置10は、例えば、複数の基板の積層方向を上下方向とし、積層方向及び相互に直交する2つの方向を前後方向及び左右方向として、複数の基板を取り囲む上部ケース15、下部ケース16、前部ケース17及び後部プレート18と、積層方向の上方側及び下方側を区切るミドルケース19とを備える。
車載情報処理装置10は、上部ケース15の上端に配置される防水シール20と、下部ケース16の左右方向の側部(第1側部及び第2側部)に配置される一対のブラケット21と、第1側部に配置されるヒートシンク22と、第2側部に配置されるファン用ブラケット23、ファン用パッド24及びファン25とを備える。
車載情報処理装置10は、上部ケース15に配置される無線LANアンテナ26を備える。無線LANアンテナ26は、例えば、Wi-Fi及びBluetooth(登録商標)等の各種規格のアンテナである。
オーディオ基板11は、インターフェース基板12及びマルチメディア基板13の各々との接続に用いられるコネクタ用ブラケット31と、集積回路取付部32と、フレキシブルフラットケーブル33と、DC-DCコンバータ(図示略)を覆うシールドケース34とを備える。
インターフェース基板12は、オーディオ基板11及びマルチメディア基板13の各々との接続に用いられるコネクタ用ブラケット35と、基板固定部36とを備える。
マルチメディア基板13は、基板用ブラケット40と、サブ基板14との間に配置されるヒートシンク41と、4つのシールドケースとを備える。4つのシールドケースは、後述のSoC(System on Chip)85を覆う第1シールドケース42と、後述の衛星測位システム処理部82を覆う第2シールドケース43と、後述のネットワーク回路84を覆う第3シールドケース44と、後述の画像通信部87を覆う第4シールドケース45とである。
サブ基板14は、DTV(Digital television)に用いられるコネクタ用ブラケット46と、後述のDTVチューナー94を覆うシールドケース47と、後述のDTVデジタル部95を覆うシールドケース48と、DTV用ヒートシンク49とを備える。
図3は、実施形態での車載情報処理装置10の機能構成を示すブロック構成図である。
図3に示すように、オーディオ基板11とインターフェース基板12とは、第1コネクタ50Aによって接続されている。オーディオ基板11とマルチメディア基板13とは、第2コネクタ50Bによって接続されている。インターフェース基板12とマルチメディア基板13とは、第3コネクタ50Cによって接続されている。マルチメディア基板13とサブ基板14とは、第4コネクタ50Dによって接続されている。
オーディオ基板11は、オーディオ信号のデジタル通信用のデジタルインターフェースコネクタ(DIF-CN)51と、拡張コネクタ(Ex3-CN)52と、メインコネクタ(MAIN-CN)53とを備える。
デジタルインターフェースコネクタ(DIF-CN)51は、例えば、S/PDIF(Sony Philips Digital InterFace)等のオーディオ信号のデジタル通信用のコネクタである。デジタルインターフェースコネクタ(DIF-CN)51は、例えば、リモートチューナー54等に接続されている。
拡張コネクタ(Ex3-CN)52は、例えば、外部アンプ55、マイク56、マイク出力端子57、アクティブノイズキャンセラー(ANC)58及びメーター59等に接続されている。
メインコネクタ(MAIN-CN)53は、例えば、スピーカー60及びセントラルゲートウェイ(C-GW)61等に接続されている。
オーディオ基板11は、制御部62と、信号処理部63とを備える。
制御部62は、例えば、マイクロコントローラ等である。信号処理部63は、例えば、デジタルシグナルプロセッサー(DSP)等である。
インターフェース基板12は、第1拡張コネクタ(Ex1-CN)64及び第2拡張コネクタ(Ex2-CN)65と、ビーコン用コネクタ(Beac-CN)66とを備える。
第1拡張コネクタ(Ex1-CN)64は、例えば、車両1の外界後方を撮像する後方カメラ67に接続されている。
第2拡張コネクタ(Ex2-CN)65は、例えば、車両1の走行路を撮像する走行路カメラ68に接続されている。
ビーコン用コネクタ(Beac-CN)66は、例えば、車両1の外部の情報発信装置から発信される電波及び光等のビーコンによる道路交通情報を受信する情報受信装置69に接続されている。
マルチメディア基板13は、所定規格のバス用コネクタ(USB-CN3)70と、所定規格の有線LAN用コネクタ(ETH-CN)71と、ディスプレイ用コネクタ(DISP-CN)72と、第1カメラ用コネクタ(DCAM-CN1)73及び第2カメラ用コネクタ(DCAM-CN2)74と、GNSS用コネクタ(GNSS-CN)75とを備える。
所定規格のバス用コネクタ(USB-CN3)70は、例えば、USB(Universal Serial Bus)等のバス用のコネクタである。バス用コネクタ(USB-CN3)70は、例えば、USBの電源線であるVBUSによる複数の電源ポートを有するUSB-Box76に接続されている。
所定規格の有線LAN用コネクタ(ETH-CN)71は、例えば、イーサネット(Ethernet)等の有線LAN用のコネクタである。有線LAN用コネクタ(ETH-CN)71は、例えば、テレマティクス制御ユニット(TCU:Telematics Control Unit)77又はセントラルゲートウェイ(C-GW)に接続されている。
ディスプレイ用コネクタ(DISP-CN)72は、例えば、前部ディスプレイ3に接続されている。
第1カメラ用コネクタ(DCAM-CN1)73は、例えば、車両1の前方を含む外界を撮像する外界カメラ78及び車両1の車室内を撮像する車室内カメラ79に接続されている。
第2カメラ用コネクタ(DCAM-CN2)74は、例えば、車両1の外界を全方位的に撮像するマルチビューカメラ80に接続されている。
GNSS用コネクタ(GNSS-CN)75は、例えば、GPS(Global Positioning System)等の衛星測位システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)用のコネクタである。GNSS用コネクタ(GNSS-CN)75は、例えば、衛星測位システム用アンテナ(GNSSアンテナ)81に接続されている。
マルチメディア基板13は、例えば、無線LANアンテナ26と、衛星測位システム処理部(GNSS処理部)82と、センサ83と、ネットワーク回路(イーサネット回路)84と、SoC85と、表示制御部(DC)86と、画像通信部87とを備える。
衛星測位システム処理部(GNSS処理部)82は、GNSS用コネクタ(GNSS-CN)75及びSoC85に接続されている。衛星測位システム処理部(GNSS処理部)82は、衛星測位システム用アンテナ(GNSSアンテナ)81によって受信される測位信号に基づいて車両1の現在位置等を検出し、検出信号をSoC85に出力する。
センサ83は、例えば、車両1のピッチ、ロール及びヨー等を検出するジャイロセンサ及び車両1の加速度を検出する加速度センサ等であり、SoC85に接続されている。センサ83は、検出信号をSoC85に出力する。
ネットワーク回路84は、例えばイーサネット回路である。
SoC85は、画像及び音声等のマルチメディアの処理、運転支援及び高域周波数帯の処理等を統合的に実行する集積回路である。SoC85は、例えば図1及び図3に示すように、前部ディスプレイ3用の所定第1規格の画像信号を表示制御部(DC)86に出力する第1インターフェース(D1)85aと、後部ディスプレイ5用の所定第2規格の画像信号を後述する信号変換デバイス(BG)96に出力する第2インターフェース(D2)85bとを備える。
第1インターフェースD1の所定第1規格は、例えば、DSI(Display Serial Interface)である。第2インターフェースD2の所定第2規格は、例えば、DP(DisplayPort)である。
表示制御部86は、SoC85の第1インターフェースD1から出力される所定第1規格の画像信号を処理する。表示制御部86は、例えば、後方カメラ67等の各種カメラから出力される画像とSoC85から出力される画像の合成等を行う。
画像通信部87は、表示制御部86から出力される画像信号を変換するSER(SERializer)87a等を備える。SER87aは、例えば、画像信号をシリアル化によってFPDL(Flat Panel Display Link)信号へ変換する。FPDL信号は、前部ディスプレイ3に備えられるDES(DESerializer:図示略)によって逆変換される。
サブ基板14は、所定規格の第1バス用コネクタ(USB-CN1)88及び第2バス用コネクタ(USB-CN2)89と、DTV用コネクタ90と、出力用のマルチメディアインターフェース(MIF)用コネクタ(MIF-CN)91とを備える。
所定規格の第1バス用コネクタ(USB-CN1)88及び第2バス用コネクタ(USB-CN2)89は、例えば、USB(Universal Serial Bus)等のバス用のコネクタである。第1バス用コネクタ(USB-CN1)88は、例えば、料金収受システムの処理装置92に接続されている。第2バス用コネクタ(USB-CN2)89は、例えば、テレマティクス制御ユニット(TCU:Telematics Control Unit)77に接続されている。
DTV用コネクタ90は、DTV(Digital television)用のアンテナ(DTVアンテナ)93に接続されている。DTV用コネクタ90は、例えば、複数のアンテナに接続される複数のコネクタを備える。
マルチメディアインターフェース(MIF)用コネクタ(MIF-CN)91は、例えば、後部ディスプレイ5に接続されている。マルチメディアインターフェース(MIF)は、例えば、HDMI(登録商標)等のデジタル通信の所定規格のインターフェースである。
サブ基板14は、例えば、DTV用コネクタ90に接続されるDTVチューナー94と、DTVデジタル部95と、信号変換デバイス(BG)96とを備える。
DTVチューナー94は、DTV用デジタル放送のアナログ信号をDTVアンテナ93によって受信及び復調してデジタル信号を出力する。
DTVデジタル部95は、例えば、DTVチューナー94から出力されるデジタル信号を復号処理するデコーダー95a等を備える。
信号変換デバイス96は、例えば、ディスプレイインターフェースを変換するブリッジIC等であり、SoC85から出力されるDP(DisplayPort)信号をHDMI(登録商標)信号に変換する。
図4は、実施形態での車載情報処理装置10のサブ基板14の構成を示す図である。
図4に示すように、サブ基板14は、アナログ信号を処理するDTVチューナー94を取り囲む第1シールド部材97と、デジタル信号を処理するDTVデジタル部95及び信号変換デバイス96を取り囲む第2シールド部材98を備える。第1シールド部材97及び第2シールド部材98は、例えば、接地されたグランドパターン等である。
信号変換デバイス96は、例えば、第2シールド部材98内にてサブ基板14の端部に配置されている。サブ基板14の第1バス用コネクタ(USB-CN1)88及び第2バス用コネクタ(USB-CN2)89は、例えば、DTVチューナー94及びDTVデジタル部95と、信号変換デバイス96との間に設けられる。
上述したように、実施形態の車載情報処理装置10のサブ基板14は、デジタル信号を処理する信号変換デバイス96を囲む第2シールド部材98を備えることによって、信号変換デバイス96のノイズが第2シールド部材98の外部に漏れることを抑制することができる。
サブ基板14では、信号変換デバイス96がサブ基板14の端部に配置されていることによって、例えば、信号変換デバイス96がサブ基板14の中央部等に配置される場合に比べて、信号変換デバイス96のノイズがサブ基板14の他のデバイスに作用することを抑制することができる。
サブ基板14の第2シールド部材98は、デジタル放送に関するアナログ信号を受信するDTVチューナー94を除外して、デジタル信号を処理するDTVデジタル部95を信号変換デバイス96とともに囲むことによって、DTVデジタル部95及び信号変換デバイス96のノイズが第2シールド部材98の外部に漏れることを抑制することができる。第2シールド部材98はDTVデジタル部95及び信号変換デバイス96に共用であることによって、構成に要する費用が嵩むことを抑制することができる。
サブ基板14の第1バス用コネクタ(USB-CN1)88及び第2バス用コネクタ(USB-CN2)89は、DTVチューナー94及びDTVデジタル部95と、信号変換デバイス96との間に設けられることによって、信号変換デバイス96のノイズがデジタル放送に関するアナログ信号を受信するDTVチューナー94に作用することを抑制することができる。
アナログ系を含むオーディオ基板11とデジタル系を含むマルチメディア基板13とは異なる階層に配置されていることによって、マルチメディア基板13のノイズがオーディオ基板11に作用することを抑制することができる。
(変形例)
以下、実施形態の変形例について説明する。なお、上述した実施形態と同一部分については、同一符号を付して説明を省略又は簡略化する。
(第1変形例)
上述した実施形態では、サブ基板14は、出力用のマルチメディアインターフェース(MIF)用コネクタ(MIF-CN)91を備えるとしたが、これに限定されない。例えば、第1変形例のサブ基板14Aは、後部ディスプレイ5が省略された場合等にて、出力用のマルチメディアインターフェース用コネクタ(MIF-CN)91の代わりに、入力用のマルチメディアインターフェース(MIF)用コネクタ(MIF-CN)91Aを備えてもよい。
図5は、実施形態の第1変形例での車載情報処理装置10のサブ基板14Aの構成を示す図である。
図5に示すように、第1変形例のサブ基板14Aの外形は、上述した実施形態のサブ基板14の外形と同一である。第1変形例のサブ基板14Aは、入力用のマルチメディアインターフェース用コネクタ(MIF-CN)91Aを備える。第1変形例のサブ基板14Aでの入力用のマルチメディアインターフェース用コネクタ(MIF-CN)91Aの位置と、上述した実施形態のサブ基板14での出力用のマルチメディアインターフェース用コネクタ(MIF-CN)91の位置とは同一である。
第1変形例のサブ基板14Aでは、上述した実施形態での信号変換デバイス96は省略されている。第1変形例では、入力用のマルチメディアインターフェース(MIF)用コネクタ(MIF-CN)91Aを介して外部から入力される画像信号は、SoC85によって前部ディスプレイ3に出力される。外部から入力される画像信号は、例えば、車両外から持ち込まれる携帯端末から有線通信により入力される画像信号等である。
第1変形例によれば、同一外形のサブ基板14,14Aにて相互のマルチメディアインターフェース用コネクタ(MIF-CN)91,91Aの位置が同一であることによって、異なる機能に対応しながら製造効率を向上させることができる。
(第2変形例)
上述した実施形態では、サブ基板14は、DTV用コネクタ90、DTVチューナー94及びDTVデジタル部95を備えるとしたが、これに限定されない。例えば、第2変形例のサブ基板14Bは、DTV以外の他のデジタル放送に対応した構成を備えてもよい。
図6は、実施形態の第2変形例での車載情報処理装置10のサブ基板14Bの構成を示す図である。
図6に示すように、第2変形例のサブ基板14Bは、例えば、Sirius XM Radio等のデジタルラジオ用のアンテナに接続されるコネクタ(XM-CN)99Aと、コネクタ(XM-CN)99Aに接続されるチューナー99Bとを備える。第2変形例のサブ基板14Bの外形は、上述した実施形態のサブ基板14の外形と同一である。第2変形例のサブ基板14Bでのコネクタ(XM-CN)99Aの位置と、上述した実施形態のサブ基板14での出力用のマルチメディアインターフェース用コネクタ(MIF-CN)91の位置とは同一である。
第2変形例のサブ基板14Bの信号変換デバイス96は、例えば、SoC85から出力される音声及び画像の少なくともいずれかのDP(DisplayPort)信号をHDMI(登録商標)信号に変換する。出力用のマルチメディアインターフェース用コネクタ(MIF-CN)91は、例えば、後部ディスプレイ5又は適宜のスピーカー等に接続されている。
第2変形例によれば、同一外形のサブ基板14,14Bにて相互のマルチメディアインターフェース用コネクタ(MIF-CN)91の位置が同一であることによって、異なる機能に対応しながら製造効率を向上させることができる。
(第3変形例)
上述した実施形態の第2変形例では、サブ基板14Bは、出力用のマルチメディアインターフェース用コネクタ(MIF-CN)91を備えるとしたが、これに限定されない。例えば、第3変形例のサブ基板14Cは、後部ディスプレイ5が省略された場合等にて、出力用のマルチメディアインターフェース用コネクタ(MIF-CN)91の代わりに、入力用のマルチメディアインターフェース(MIF)用コネクタ(MIF-CN)91Aを備えてもよい。
図7は、実施形態の第3変形例での車載情報処理装置10のサブ基板14Cの構成を示す図である。
図7に示すように、第3変形例のサブ基板14Cの外形は、上述した実施形態の第2変形例のサブ基板14Bの外形と同一である。第3変形例のサブ基板14Cは、入力用のマルチメディアインターフェース用コネクタ(MIF-CN)91Aを備える。第3変形例のサブ基板14Cでの入力用のマルチメディアインターフェース用コネクタ(MIF-CN)91Aの位置と、上述した実施形態の第2変形例のサブ基板14Bの出力用のマルチメディアインターフェース用コネクタ(MIF-CN)91の位置とは同一である。
第3変形例のサブ基板14Cでは、上述した実施形態の第2変形例での信号変換デバイス96は省略されている。第3変形例では、入力用のマルチメディアインターフェース(MIF)用コネクタ(MIF-CN)91Aを介して外部から入力される画像信号は、SoC85によって前部ディスプレイ3に出力される。外部から入力される画像信号は、例えば、車両外から持ち込まれる携帯端末から有線通信により入力される画像信号等である。
第3変形例によれば、同一外形のサブ基板14B,14Cにて相互のマルチメディアインターフェース用コネクタ(MIF-CN)91,91Aの位置が同一であることによって、異なる機能に対応しながら製造効率を向上させることができる。
本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…車両、3…、5…、10…車載情報処理装置、11…オーディオ基板、12…インターフェース基板、13…マルチメディア基板、14,14B…サブ基板(電子回路基板、第2電子回路基板)、14A,14C…サブ基板(電子回路基板、第1電子回路基板)、88…第1バス用コネクタ(バスインターフェース部)、89…第2バス用コネクタ(バスインターフェース部)、90…DTV用コネクタ(受信部)、91…出力用のマルチメディアインターフェース用コネクタ(出力用のデジタル通信コネクタ)、91A…入力用のマルチメディアインターフェース用コネクタ(入力用のデジタル通信コネクタ)、94…DTVチューナー(受信部)、95…DTVデジタル部(デジタル信号処理部)、96…信号変換デバイス、98…第2シールド部材(シールド部材)、99A…コネクタ(受信部)、99B…チューナー(受信部)。

Claims (6)

  1. 入力用及び出力用の少なくともいずれかの所定規格のデジタル通信コネクタを有する電子回路基板を備える車載情報処理装置であって、
    少なくとも前記入力用の前記デジタル通信コネクタを有する電子回路基板である第1電子回路基板の外形及び少なくとも前記出力用の前記デジタル通信コネクタを有する電子回路基板である第2電子回路基板の外形は同一である、並びに、前記第1電子回路基板での前記入力用の前記デジタル通信コネクタの位置及び前記第2電子回路基板での前記出力用の前記デジタル通信コネクタの位置は同一であり、
    順次に積層配置される複数の基板として、第1階層に配置されるアナログ系を含むオーディオ基板と、第2階層に配置されるインターフェース基板と、第3階層に配置されるデジタル系を含むマルチメディア基板と、第4階層に配置される前記電子回路基板とを備えることを特徴とする車載情報処理装置。
  2. 前記電子回路基板は、
    前記所定規格のデジタル通信である第1デジタル通信の信号と前記第1デジタル通信とは異なる規格の第2デジタル通信の信号との間の変換を行う信号変換デバイスと、
    前記信号変換デバイスを囲むシールド部材と
    を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載情報処理装置。
  3. 前記信号変換デバイスは、前記第2電子回路基板の端部に配置される
    ことを特徴とする請求項2に記載の車載情報処理装置。
  4. 前記電子回路基板は、デジタル放送の受信部及びデジタル信号処理部を備え、
    前記シールド部材は、前記デジタル信号処理部を囲む
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車載情報処理装置。
  5. 前記第2電子回路基板は、前記受信部及び前記デジタル信号処理部と、前記信号変換デバイスとの間に設けられる所定のバスインターフェース部を備える
    ことを特徴とする請求項4に記載の車載情報処理装置。
  6. 前記インターフェース基板と前記マルチメディア基板との間には、積層方向の上方側及び下方側を区切るミドルケースが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の車載情報処理装置。
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