JP2010116066A - 自動車用オーディオシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】ワイヤーハーネスによる接続を極力要しない自動車用オーディオシステムを提供する。
【解決手段】再生信号を変調して変調信号として送信可能な送信ユニット22を設けるオーディオコントローラ2と、オーディオコントローラ2から送信される変調信号を再生信号へ復調可能なレシーバユニット32を設け、レシーバユニット32が復調した再生信号を増幅するアンプユニット33を設けるスピーカと、オーディオコントローラ2から送信される変調信号を再生信号へ復調可能なレシーバユニット42を設け復調した再生信号を表示可能なディスプレイ本体41を設ける表示ディスプレイ4を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】再生信号を変調して変調信号として送信可能な送信ユニット22を設けるオーディオコントローラ2と、オーディオコントローラ2から送信される変調信号を再生信号へ復調可能なレシーバユニット32を設け、レシーバユニット32が復調した再生信号を増幅するアンプユニット33を設けるスピーカと、オーディオコントローラ2から送信される変調信号を再生信号へ復調可能なレシーバユニット42を設け復調した再生信号を表示可能なディスプレイ本体41を設ける表示ディスプレイ4を備える。
【選択図】 図1
Description
この発明は、自動車に設置されるオーディオシステムにかかり、特にフロント部に留まらずリヤー部にもスピーカを設ける等して信号線や電力線を構成するワイヤーハーネス接続が室内の前後に亙って広範囲となるオーディオシステムに関する。
自動車の室内に設置するオーディオシステムは、音質や臨場感を与える等の目的や、座席による音場の差異を少なくする等の目的によって年々高級化されてきた。
これに伴い、近年の自動車室内における高級オーディオシステムにおいては、例えば図5に表すような自動車オーディオシステム100が用いられている。
図5に表す従来例では、スピーカ101が複数設置されている。即ち、フロントウィンドー下の左右両側、左右のフロント側ドア、左右のリア側ドア、後部座席後側の左右のそれぞれにスピーカ101が設置されている。そして、これらスピーカ101は、フロントウィンドー下の左右両側では通常のミッドレンジスピーカが設置され、左右のフロント側ドアにはウーファースピーカが設置され、左右のリア側ドアにはウーファースピーカが設置され、そして後部座席後側の左右にはサテライトスピーカが設置されている。
また、フロントウィンドー下のセンターには、センタースピーカが設置され、後部座席後ろのスペースの略中央にはサブウーファースピーカが設置されている。
従って、この従来例では、スピーカ101はそれぞれの用途別に全10台を設置している。
そして従来例では、スピーカ101の増加や音質の向上などを図るために、アンプシステム102も大型化、高品質化し、それに伴い大型化するので、自動車室内のリアスペース103等スペースに余裕の有る場所に設置されることが多くなった。
これに伴い、近年の自動車室内における高級オーディオシステムにおいては、例えば図5に表すような自動車オーディオシステム100が用いられている。
図5に表す従来例では、スピーカ101が複数設置されている。即ち、フロントウィンドー下の左右両側、左右のフロント側ドア、左右のリア側ドア、後部座席後側の左右のそれぞれにスピーカ101が設置されている。そして、これらスピーカ101は、フロントウィンドー下の左右両側では通常のミッドレンジスピーカが設置され、左右のフロント側ドアにはウーファースピーカが設置され、左右のリア側ドアにはウーファースピーカが設置され、そして後部座席後側の左右にはサテライトスピーカが設置されている。
また、フロントウィンドー下のセンターには、センタースピーカが設置され、後部座席後ろのスペースの略中央にはサブウーファースピーカが設置されている。
従って、この従来例では、スピーカ101はそれぞれの用途別に全10台を設置している。
そして従来例では、スピーカ101の増加や音質の向上などを図るために、アンプシステム102も大型化、高品質化し、それに伴い大型化するので、自動車室内のリアスペース103等スペースに余裕の有る場所に設置されることが多くなった。
また近年では、室内で映像を楽しむことも可能となり、後部座席にはディスプレイ104を備えている場合もある。
そしてこれらディスプレイ104を含むオーディオシステム100を総合的にコントロールするために、フロントパネルにはオーディオヘッドユニット105を備えている。
そしてこれらディスプレイ104を含むオーディオシステム100を総合的にコントロールするために、フロントパネルにはオーディオヘッドユニット105を備えている。
このように自動車室内の至る所にオーディオシステム100を構成するスピーカ101等の手段が設置されているので、これに伴い、各スピーカ101、アンプシステム102、ディスプレイ104、及び、オーディオヘッドユニット105それぞれを電気的に接続するため、ワイヤーハーネス106を車輌室内に張り巡らせていた。
従来のオーディオシステム100では、上記の通りワイヤーハーネス106を自動車室内に張り巡らせる必要があったので、アンプシステム102とスピーカ101とを接続させるための小信号回路が必要となり、雑音を拾わないようにする等小信号回路であるがために考慮しなければならないという問題点を有した。
また、自動車内のアンプシステム102を載置できる位置の制約や、ワイヤーハーネス106を配索できる経路などに制約があるため、スピーカ101等の数が増加すると自動車に搭載することが実質的に困難になるという問題点を有した。更に、ワイヤーハーネス106の増加によって車両の総重量も増加してしまうという問題点を有した。
また、自動車内のアンプシステム102を載置できる位置の制約や、ワイヤーハーネス106を配索できる経路などに制約があるため、スピーカ101等の数が増加すると自動車に搭載することが実質的に困難になるという問題点を有した。更に、ワイヤーハーネス106の増加によって車両の総重量も増加してしまうという問題点を有した。
そこでこの発明は、小信号回路の設計を考慮したりワイヤーハーネスの配索を検討することなくスピーカ等のシステム手段の増加が可能な自動車用オーディオシステムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためにこの発明ではワイヤーハーネスの配索を必要としない自動車用オーディオシステムとして、オーディオ信号を変調して変調信号として送信可能な送信ユニットを設けるオーディオコントローラと、オーディオコントローラから送信される変調信号をオーディオ信号へ復調可能なレシーバユニットを設け復調したオーディオ信号を増幅するアンプユニットを設けるスピーカとを備えることを特徴とする自動車用オーディオシステムを提供する。
更に、前記オーディオコントローラに設ける送信ユニットは、映像信号を変調し変調信号として送信可能であり、前記スピーカに加えオーディオコントローラの送信ユニットから送信される変調信号を復調して映像信号を得るレシーバユニットを設け復調した映像信号を表示可能な表示ディスプレイを備える自動車用オーディオシステムを提供する。
そして、これら自動車用オーディオシステムでは、オーディオコントローラは音楽などのオーディオ信号を送信ユニットが変調信号へ変調して送信する。
オーディオコントローラから送信された変調信号は、スピーカの備えるレシーバユニットが受信し、受信した変調信号からオーディオ信号を復調する。そして復調したオーディオ信号をスピーカから音楽や音声として発生させる。
またオーディオコントローラは、オーディオ信号の他に映像信号も変調し変調信号として送信可能であり、変調された映像信号は表示ディスプレイによって受信される。
この表示ディスプレイは、映像信号を含む変調信号を受信して映像信号を得ることが可能なレシーバユニットを備え、復調した映像信号を映像表示する。
オーディオコントローラから送信された変調信号は、スピーカの備えるレシーバユニットが受信し、受信した変調信号からオーディオ信号を復調する。そして復調したオーディオ信号をスピーカから音楽や音声として発生させる。
またオーディオコントローラは、オーディオ信号の他に映像信号も変調し変調信号として送信可能であり、変調された映像信号は表示ディスプレイによって受信される。
この表示ディスプレイは、映像信号を含む変調信号を受信して映像信号を得ることが可能なレシーバユニットを備え、復調した映像信号を映像表示する。
従って、この発明によれば、オーディオ信号を電送するワイヤーハーネスを必要とせず、搬送波による電波送信で行うので雑音の発生がなく、小信号回路の設計を行わないで済むという効果を有する。更にワイヤーハーネスの配索経路の検討も必要なく、これに伴いワイヤーハーネスの配索作業も必要ないので、自動車への設置が容易となり自動車組み立て作業の低減を図れるという効果を有する。そしてこれらにより製造コストの低減を図れるという効果を有する。
また、それぞれのスピーカがアンプユニットを備え、このアンプユニットは自身のスピーカから発生する音量となるようにだけ増幅できる出力を備えればよいので、すべてのスピーカに付属するアンプの総重量を従来別体として設けていたオーディオアンプに比べ半分以下の重量にすることが可能となり、自動車車両総重量を軽減できるという効果を有する。
オーディオシステム1は、オーディオコントローラ2、複数のスピーカ3、表示ディスプレイ4とからなる。
オーディオコントローラ2は、スピーカ3および表示ディスプレイ4に音声発生および映像表示させるオーディオ信号および映像信号を生成して出力可能なコントロールを行うコントローラ本体21と、コントローラ本体21と電気的に接続されコントローラ本体21の生成した信号を変調して送信可能な送信ユニット22とからなる。そして、送信ユニット22は、例えばオーディオ信号を所定の搬送波に重調させる変調部23および変調信号を送信するアンテナ部24とからなり、変調部23で重調させた変調波をアンテナ部24が受領し、アンテナ部24が該変調波を発信可能である。更に送信ユニット22は、コントローラ本体21が表示ディスプレイ4に表示させるための映像信号を生成可能であり、映像信号を搬送波へ重調可能である。コントローラ本体21は、従来のオーディオコントローラと同様である。
オーディオコントローラ2は、スピーカ3および表示ディスプレイ4に音声発生および映像表示させるオーディオ信号および映像信号を生成して出力可能なコントロールを行うコントローラ本体21と、コントローラ本体21と電気的に接続されコントローラ本体21の生成した信号を変調して送信可能な送信ユニット22とからなる。そして、送信ユニット22は、例えばオーディオ信号を所定の搬送波に重調させる変調部23および変調信号を送信するアンテナ部24とからなり、変調部23で重調させた変調波をアンテナ部24が受領し、アンテナ部24が該変調波を発信可能である。更に送信ユニット22は、コントローラ本体21が表示ディスプレイ4に表示させるための映像信号を生成可能であり、映像信号を搬送波へ重調可能である。コントローラ本体21は、従来のオーディオコントローラと同様である。
スピーカ3は、従来同様オーディオ信号を音に変換して発生するスピーカユニット31を備える。このスピーカユニット31は、従来のスピーカと同様である。また、スピーカ3には、オーディオコントローラ2が送信する変調波を受信するレシーバユニット32を備える。レシーバユニット32は、受信した変調波から重調されているオーディオ信号を復調して出力可能である。更にスピーカ3にはアンプユニット33を備える。アンプユニット33は、レシーバユニット32と電気的に接続されると共にスピーカユニット31とも電気的に接続され、レシーバユニット32が復調したオーディオ信号を増幅してスピーカユニット31を作動させる。アンプユニット33は、接続されるスピーカユニット31が、乗車している利用者が必要十分な音声増幅機能を備える。
表示ディスプレイ4は、従来と同様のディスプレイ本体41を備える。ディスプレイ本体41は、従来の液晶ディスプレイ等と同様である。更に表示ディスプレイ4には、レシーバユニット42を備える。レシーバユニット42はディスプレイ本体41と電気的に接続され、スピーカユニット31に備えるレシーバユニット32と同様に変調波の復調機能を有する。
以下に、この発明の実施例を図面に基づき説明する。図1はこの発明の実施例を表す車両室内平面視説明図であり、図2乃至図4はこの発明の実施例の部品を表すブロック説明図である。
1はオーディオシステムである。オーディオシステム1は、自動車Cの室内Rの所定箇所に複数設置されるスピーカ3へ、それぞれのスピーカ3が再生する音声信号をスピーカ3毎に受信可能に電磁波として送信可能なオーディオコントローラ2を備える。このオーディオコントローラ2は、スピーカ3に対するのと同様に、室内Rの後部座席等に設置する表示ディスプレイ4へも表示ディスプレイ4が表示可能な映像信号も電磁波として送信可能である。
オーディオコントローラ2は、コントローラ本体21を備え、コントローラ本体21は、従来のオーディオコントローラ2と同様の機能を有する。即ち、コントローラ本体21は、自身に記憶されている、あるいは、他の記憶手段に記憶されている音楽や映像等の情報を再生してオーディオ信号を生成可能である。この実施例では、以下DVDに記憶されている映像信号およびオーディオ信号を再生する場合を例に説明する。この実施例におけるコントローラ本体21には、CD再生およびDVD再生が可能なDVDドライブを備え、このDVDをコントロール可能な制御部(図示せず)を備える。尚、コントローラ本体21は、映像信号を含まないオーディオ信号のみを再生することも勿論可能である。
そして、コントローラ本体21は、それぞれのスピーカ3や表示ディスプレイ4が個別にオーディオ信号や映像信号を再生できるように、それぞれのスピーカ3および表示ディスプレイ4個々に対応させてオーディオ信号および映像信号を生成可能である。
更にオーディオコントローラ2にはコントローラ本体21が生成するオーディオ信号および映像信号を変調して送信可能な送信ユニット22を備える。送信ユニット22は、変調部23を備えると共にアンテナ部24を備え、変調部23は送信ユニット22から各スピーカ3および表示ディスプレイ4が再生可能なそれぞれの信号を受領して搬送波へ重調可能であり、変調した変調波を、電気的に接続されるアンテナ部24から送信させる。変調部23は、この実施例では、携帯情報機器などで数メートル程度の機器間接続に使われる短距離無線通信技術の一つであり、TCP/IPなどのインターネットで利用される技術を標準化するIETFによって「IEEE 802.15.1」として規格化されており、2.4GHz帯の電波を搬送波として利用し、1Mbpsの速度で通信を行なうことができるブルートゥース技術に則ってデジタル変調を行い送信可能である。アンテナ部24は、変調部23で変調されたブルートゥース変調波を発信可能である。尚、ブルートゥース送信部である送信ユニット22は、この実施例のオーディオコントローラ2を構成するコンピュータユニットでは6台まで設置可能なので、それぞれのスピーカ3に対応させて6台備える。即ち、6台の送信ユニット22を備え、それぞれ対応するスピーカ3が再生できる音声信号を変調して送信可能とするが、ブルートゥース規格の変更やコンピュータシステムの構成などの変更に伴い、更に複数の送信ユニット22とすることも可能である。
従って、コントローラ本体21は、CPU、RAM、ハードディスク等の情報記憶手段、および、DVDドライブを備えるコンピュータシステムからなり、変調部23およびアンテナ部24はコンピュータシステムで用いられるブルートゥース送信部である。
尚、映像信号を変調する変調部23はミリ波と呼ばれる60GHz帯の搬送波を用いるのでオーディオ信号とは別途設けるが、その機能はオーディオ信号の搬送波による変調と何ら異ならない。
従って、コントローラ本体21は、CPU、RAM、ハードディスク等の情報記憶手段、および、DVDドライブを備えるコンピュータシステムからなり、変調部23およびアンテナ部24はコンピュータシステムで用いられるブルートゥース送信部である。
尚、映像信号を変調する変調部23はミリ波と呼ばれる60GHz帯の搬送波を用いるのでオーディオ信号とは別途設けるが、その機能はオーディオ信号の搬送波による変調と何ら異ならない。
スピーカ3は、従来同様オーディオ信号を音に変換して発生するスピーカユニット31を備える。スピーカユニット31は、所定の箇所に設置される。この実施例では、図1に表すように、フロントウィンドー下の左右両側に設置されるフロントスピーカ3aと、左右のフロント側ドアに設置されるFドアスピーカ3bと、左右のリア側ドアに設置されるRドアスピーカ3cと、後部座席後側の左右に設置されるサテライトスピーカ3dと、フロントとウィンドー下の中央に設置されるセンタースピーカ3eと、サテライトスピーカ3d間に設置されるサブウーファー3fとからなる。
これら複数のスピーカ3は、5.1chサウンドを構築可能に配置される。
各スピーカ3は、オーディオコントローラ2が送信する変調波を受信するレシーバユニット32を備える。レシーバユニット32は、受信した変調波に重調されているオーディオ信号を復調して出力可能である。レシーバユニット32が受信して復調するオーディオ信号は、それぞれ対応した送信ユニット22から送信される、当該スピーカ3の再生する音声信号であるので、当該スピーカ3からは、例えばサブウーファー3fであればサブウーファーが再生するオーディオ信号が再生されることとなる。レシーバユニット32には受信アンテナ34が接続されており、この受信アンテナ34によって送信ユニット22が送信する変調波を受信可能に構成する。
各スピーカ3は、オーディオコントローラ2が送信する変調波を受信するレシーバユニット32を備える。レシーバユニット32は、受信した変調波に重調されているオーディオ信号を復調して出力可能である。レシーバユニット32が受信して復調するオーディオ信号は、それぞれ対応した送信ユニット22から送信される、当該スピーカ3の再生する音声信号であるので、当該スピーカ3からは、例えばサブウーファー3fであればサブウーファーが再生するオーディオ信号が再生されることとなる。レシーバユニット32には受信アンテナ34が接続されており、この受信アンテナ34によって送信ユニット22が送信する変調波を受信可能に構成する。
このように、スピーカ3に備えるレシーバユニット32とオーディオコントローラ2の備える送信ユニット22とは、それぞれ対をなして対応するように構成されている。
更にスピーカ3にはアンプユニット33を備える。アンプユニット33は、レシーバユニット32と電気的に接続されると共にスピーカユニット31とも電気的に接続され、レシーバユニット32が復調したオーディオ信号を増幅してスピーカユニット31を作動させる。アンプユニット33は、接続されるスピーカユニット31が、乗車している利用者が必要十分な音声増幅機能を備える。実際に設置するアンプユニット33は、ワンチップパワーICによって構成可能であり、レシーバユニット32も通常パソコンで使用する程度の小さなものなので、スピーカユニット31の上部等の僅かなスペースに設置できるので、スピーカユニット31と一体的に設けることで従来のスピーカとほぼ同じスペースでスピーカ3を構成できる。
尚、この実施例では、ブルートゥースの送信ユニット22をフロントスピーカ3aは、送信ユニット22が6台であることを受け、センタースピーカ3eとワイヤーハーネス5によって電気的に接続される。サテライトスピーカ3dもセンタースピーカ3e同様にワイヤーハーネス5によってサブウーファー3fと電気的に接続される。従って、センタースピーカ3eおよびフロントスピーカ3aに備えるアンプユニット33は、これら接続されるスピーカユニットの出力も考慮して構成される。しかしながら、フロントスピーカ3aおよびサテライトスピーカ3dをワイヤーハーネスによって接続するのは、ブルートゥース送信のシステム制限によるものであり、これらが解決されれば、他のスピーカ3同様に無線によるオーディオ信号の受領が可能に構成してもよい。
また、フロントスピーカ3aとセンタースピーカ3eとのワイヤーハーネス5による接続、および、サブウーファー3fとサテライトスピーカ3dとのワイヤーハーネス5による接続は、それぞれ隣接しておりワイヤーハーネスの貫通部等を必要としないのでワイヤーハーネス5の接続には特に支障を来したり接続が複雑になるようなことはない。
また、フロントスピーカ3aとセンタースピーカ3eとのワイヤーハーネス5による接続、および、サブウーファー3fとサテライトスピーカ3dとのワイヤーハーネス5による接続は、それぞれ隣接しておりワイヤーハーネスの貫通部等を必要としないのでワイヤーハーネス5の接続には特に支障を来したり接続が複雑になるようなことはない。
表示ディスプレイ4は、従来と同様のディスプレイ本体41と、オーディオコントローラ2の送信ユニット22が送信する映像信号を重調した変調波を受信可能なレシーバユニット42を備える。レシーバユニット42はディスプレイ本体41と電気的に接続され、スピーカユニット31に備えるレシーバユニット32と同様に変調波の復調機能を有する。このレシーバユニット42は、前記したミリ波による変調信号を受信して映像信号を復調し、このミリ波は、レシーバユニット42と電気的に接続される受信アンテナ43によって受信可能である。ディスプレイ本体41は、従来の液晶ディスプレイ等と同様であり、レシーバユニット42が受信して復調した映像信号を液晶へ表示させるためのコンバータ等を備えている。
そして、利用者が操作して、例えば映画を再生する場合には、映像信号とオーディオ信号とがコントローラ本体21によって生成される。この生成は、従来のオーディオコントローラと同様に行われる。
そして生成された各信号は、それぞれの再生手段である各スピーカ3に対応した送信ユニット22や表示ディスプレイ4に対応した送信ユニット22に出力され、次いで、各送信ユニット22が所定の搬送波にこれらの信号を重調させ変調波として送信する。
送信された変調波は、それぞれのスピーカ3や表示ディスプレイ4に備えるレシーバユニット32、42が受信アンテナ34、43を介して受信して復調する。
復調された信号はそれぞれのスピーカ3が再生すべき信号であり、スピーカ3であればスピーカユニット31から音声を発生させる。また、表示ディスプレイ4ではディスプレイ本体41が映像信号を再生して表示する。
そして生成された各信号は、それぞれの再生手段である各スピーカ3に対応した送信ユニット22や表示ディスプレイ4に対応した送信ユニット22に出力され、次いで、各送信ユニット22が所定の搬送波にこれらの信号を重調させ変調波として送信する。
送信された変調波は、それぞれのスピーカ3や表示ディスプレイ4に備えるレシーバユニット32、42が受信アンテナ34、43を介して受信して復調する。
復調された信号はそれぞれのスピーカ3が再生すべき信号であり、スピーカ3であればスピーカユニット31から音声を発生させる。また、表示ディスプレイ4ではディスプレイ本体41が映像信号を再生して表示する。
尚、この発明では、従来のオーディオコントローラと、スピーカあるいは表示ディスプレイとの信号の授受をブルートゥース送信等の無線による送受信とし、オーディオコントローラ2の音楽や映像の再生機能や構成は従来と何ら変更がないので詳説は省略する。
この発明は自動車の室内に設置するオーディオシステムに利用可能である。
1 オーディオシステム
2 オーディオコントローラ
21 コントローラ本体
22 送信ユニット
23 変調部
24 アンテナ部
3 スピーカ
3a フロントスピーカ
3b Fドアスピーカ
3c Rドアスピーカ
3d サテライトスピーカ
3e センタースピーカ
3f サブウーファー
31 スピーカユニット
32 レシーバユニット
33 アンプユニット
34 受信アンテナ
4 表示ディスプレイ
41 ディスプレイ本体
42 レシーバユニット
43 受信アンテナ
5 ワイヤーハーネス
2 オーディオコントローラ
21 コントローラ本体
22 送信ユニット
23 変調部
24 アンテナ部
3 スピーカ
3a フロントスピーカ
3b Fドアスピーカ
3c Rドアスピーカ
3d サテライトスピーカ
3e センタースピーカ
3f サブウーファー
31 スピーカユニット
32 レシーバユニット
33 アンプユニット
34 受信アンテナ
4 表示ディスプレイ
41 ディスプレイ本体
42 レシーバユニット
43 受信アンテナ
5 ワイヤーハーネス
Claims (2)
- オーディオ信号を変調して変調信号として送信可能な送信ユニットを設けるオーディオコントローラと、オーディオコントローラから送信される変調信号をオーディオ信号へ復調可能なレシーバユニットを設け復調したオーディオ信号を増幅するアンプユニットを設けるスピーカとを備えることを特徴とする自動車用オーディオシステム。
- 前記オーディオコントローラに設ける送信ユニットは、映像信号を変調し変調信号として送信可能であり、前記スピーカに加えオーディオコントローラの送信ユニットから送信される変調信号を復調して映像信号を得るレシーバユニットを設け復調した映像信号を表示可能な表示ディスプレイを備える請求項1に記載の自動車用オーディオシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008291121A JP2010116066A (ja) | 2008-11-13 | 2008-11-13 | 自動車用オーディオシステム |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008291121A Pending JP2010116066A (ja) | 2008-11-13 | 2008-11-13 | 自動車用オーディオシステム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101559262B1 (ko) | 2011-09-10 | 2015-10-08 | 폭스바겐 악티엔 게젤샤프트 | 특히 차량에서의 데이터 리시버 작동 방법 및 데이터 리시버 |
CN109937580A (zh) * | 2016-09-12 | 2019-06-25 | 伯斯有限公司 | 扬声器系统 |
Citations (1)
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---|---|---|---|---|
JP2006015936A (ja) * | 2004-07-05 | 2006-01-19 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 自動車用視聴覚システム |
-
2008
- 2008-11-13 JP JP2008291121A patent/JP2010116066A/ja active Pending
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