JP2003175781A - 車両用電気接続箱及び車載ゲートウェイ - Google Patents

車両用電気接続箱及び車載ゲートウェイ

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JP2003175781A
JP2003175781A JP2001380197A JP2001380197A JP2003175781A JP 2003175781 A JP2003175781 A JP 2003175781A JP 2001380197 A JP2001380197 A JP 2001380197A JP 2001380197 A JP2001380197 A JP 2001380197A JP 2003175781 A JP2003175781 A JP 2003175781A
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昌弘 徳永
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修 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイ
ヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが出
来、また、配線を単純化出来る車両用電気接続箱の提
供。 【解決手段】 車両内の複数機器2a,3,4,6〜1
1にそれぞれ配線されたワイヤハーネスW/H1,W/
H2を、バスバー(図示せず)を介して相互に接続する
為の車両用電気接続箱13。複数のネットワークBa,
Bbを接続し、接続したネットワークBa,Bb間のコ
マンド及びデータを仲介する車載ゲートウェイ5aを内
蔵し、一体に形成してある構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両内の複数機器
にそれぞれ配線されたワイヤハーネス(ワイアリングハ
ーネス)を相互に接続する為の車両用電気接続箱、及び
複数のLAN(Local Area Network;ネットワーク)を
接続し、接続したネットワーク間のコマンド及びデータ
を仲介する車載ゲートウェイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用電気接続箱は、ジャンクションブ
ロック(Junction Block)と称される車両用配線部品で
あり、車両内の運転席及び助手席のカウルサイド(Cowl
Side)又はエンジンルームに搭載され、フロア、イン
スツルメントパネル、ルーフ及びエンジンルーム等の各
方面に配線されたワイヤハーネスを相互に接続し、車両
内の配線状態を単純化する為のものである。また、ヒュ
ーズを組み込み、ワイヤハーネスがショートしたときの
保護機能を持たせたもの、また、リレー及び電子回路を
組み込み、ワイパ、ドアロック及びパワーウインドー等
のボディ(車体)系ユニットの制御機能を合わせ持つも
のもある。
【0003】一般的に、ジャンクションブロック内部で
は、複数のバスバー(金属製の板状配線材)間に樹脂製
の絶縁材が介装されており、バスバーの一部は、90度
折り曲げられてジャンクションブロックのオスコネクタ
部を形成し、ワイヤハーネスに接続されている。
【0004】車載ゲートウェイは、車両に搭載された異
なる通信方式及び異なる通信速度の複数のLAN間で通
信させる場合に、その橋渡しをするものである。例え
ば、車両メーカ規格のLANに接続されたカーオーディ
オ機器類と、オープン系LAN(民生機器の規格;IE
EE1394,USB等)とを接続し、ディジタルビデ
オ再生装置を車両内に持ち込んでオープン系LANに接
続し、車両メーカ規格のLANに接続されたモニタを使
用して再生するような場合には、車両メーカ規格のLA
Nとオープン系LANとに接続し、データ転送、プロト
コル変換、バッファリング及び認証等を行う車載ゲート
ウェイが必要である。
【0005】図6は、従来のジャンクションブロック及
び車載ゲートウェイの接続構成を示すブロック図であ
る。このジャンクションブロック1には、パワー供給部
18が供給した電源を、テレビジョン6及びナビゲーシ
ョン7等に供給する電源系の配線を含むワイヤハーネス
W/H1が接続されている。また、ECU(Electronic
Control Unit )類2及び負荷類4等に電源を供給する
電源系の配線、及びスイッチ類3のスイッチング信号及
びセンサ信号等の制御系の配線を含むワイヤハーネスW
/H2が接続されている。ジャンクションブロック1に
は、ワイヤハーネスW/H1,W/H2を保護する為の
図示しないヒューズ、及び図示しないボディ(車体)系
ユニットを制御する為のコントローラも組み込まれてい
る。
【0006】車載ゲートウェイ5(ゲートウェイ)に
は、テレビジョン6及びナビゲーション7等とデータの
送受信を行う為の、車両メーカが仕様を公開し、ユーザ
が自由に機器の接続/切離しを行えるバスBaと、携帯
電話12を接続する為の携帯電話接続装置8、燃料計等
のディスプレイ9、スピーカ10及びスピードメータ1
1等とデータの送受信を行う為の、車両メーカが仕様を
公開していないバスBbとが接続されている。携帯電話
接続装置8、ディスプレイ9、スピーカ10及びスピー
ドメータ11等は、ワイヤハーネスW/H2から電源を
供給されている。
【0007】各バスBa,Bbは、例えばIEEE13
94を使用して高速データ伝送が可能となっている。ジ
ャンクションブロック1及びゲートウェイ5間はワイヤ
ハーネスW/H3により接続され、ゲートウェイ5は、
ジャンクションブロック1及びワイヤハーネスW/H3
を通じて、電源が供給されている。
【0008】このような接続構成のジャンクションブロ
ック1及びゲートウェイ5では、パワー供給部18が供
給した電源を、ワイヤハーネスW/H1を通じて、テレ
ビジョン6及びナビゲーション7等に供給する。また、
パワー供給部18が供給した電源を、ワイヤハーネスW
/H1,W/H2を通じて、ECU類2、負荷類4、携
帯電話接続装置8、ディスプレイ9、スピーカ10及び
スピードメータ11等に供給する。各電気機器への電源
は、図示しないイグニッションスイッチ(点火スイッ
チ)に付加されている電源スイッチ(3)、又は電気機
器毎の電源スイッチによりオン/オフされる。
【0009】スイッチ類3のスイッチング信号及びセン
サ信号等の制御系信号は、ワイヤハーネスW/H2を通
じて、それぞれのECU類2及び負荷類4等の間で送受
信される。ゲートウェイ5は、バスBaに接続されたテ
レビジョン6及びナビゲーション7等と、バスBbに接
続された携帯電話接続装置8、ディスプレイ9、スピー
カ10及びスピードメータ11等とのデータの送受信を
行う場合に、その橋渡しを行う。例えば、テレビジョン
6の音声をスピーカ10から出力する場合には、バスB
a側のネットワークに適合する音声データを、バスBb
側のネットワークに適合する音声データに変換し、バス
Bbを通じてスピーカ10へ伝送する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のジャン
クションブロック1及びゲートウェイ5間の接続にはワ
イヤハーネスW/H3が必要であり、ワイヤハーネスが
多ければ、それだけワイヤハーネスから放射されるノイ
ズが増加し、また、配線が複雑化するという問題があ
る。
【0011】このような問題に関連する技術としては、
ジャンクションブロックと多重通信用ユニットとを統合
した「多重通信用電気接続箱」が特開2001−204
127公報に開示されているが、この多重通信用電気接
続箱では、ドアECU、エアーコンディショナECU及
びエンジンコントロールECU等の低速なボディエレク
トロニクス系のネットワークを想定しており、車載ゲー
トウェイを含む画像伝送等も可能な高速ネットワークに
関するものではない。
【0012】本発明は、上述したような事情に鑑みてな
されたものであり、第1〜8発明では、ワイヤハーネス
を削減することが出来、ワイヤハーネスから放射される
ノイズを減少させることが出来、また、配線を単純化出
来る車両用電気接続箱を提供することを目的とする。第
9〜13発明では、車両用電気接続箱及び車載ゲートウ
ェイ間のワイヤハーネスが不要であり、ワイヤハーネス
から放射されるノイズが減少し、また、配線を単純化出
来る車載ゲートウェイを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る車両用電
気接続箱は、車両内の複数機器にそれぞれ配線されたワ
イヤハーネスを、バスバーを介して相互に接続する為の
車両用電気接続箱において、複数の接続したネットワー
ク間のコマンド及びデータを仲介する車載ゲートウェイ
を内蔵し、一体に形成してあることを特徴とする。
【0014】この車両用電気接続箱では、車両内の複数
機器にそれぞれ配線されたワイヤハーネスを、バスバー
を介して相互に接続する。内蔵し一体に形成してある車
載ゲートウェイが、複数の接続したネットワーク間のコ
マンド及びデータを仲介する。これにより、ワイヤハー
ネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放射さ
れるノイズを減少させることが出来、また、配線を単純
化出来る車両用電気接続箱を実現することが出来る。
【0015】第2発明に係る車両用電気接続箱は、前記
車載ゲートウェイをプリント回路板上に構成し、該プリ
ント回路板のプリント回路に前記バスバーを半田付けし
てあることを特徴とする。
【0016】この車両用電気接続箱では、車載ゲートウ
ェイをプリント回路板上に構成し、プリント回路板のプ
リント回路にバスバーを半田付けしてあるので、ワイヤ
ハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放
射されるノイズを減少させることが出来、配線を単純化
出来る。
【0017】第3発明に係る車両用電気接続箱は、前記
複数機器の制御及び該複数機器への電源供給のオン/オ
フ制御を行う制御部を更に備え、該制御部は、前記車載
ゲートウェイの制御部と一体となしてあることを特徴と
する。
【0018】この車両用電気接続箱では、制御部が、複
数機器の制御及び複数機器への電源供給のオン/オフ制
御を行い、この制御部は、車載ゲートウェイの制御部と
一体に構成してあるので、ワイヤハーネスを削減するこ
とが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少
させることが出来、配線を単純化出来る。また、制御部
周辺回路(CPU監視回路、クロック回路等)及び筐体
を共用化することが出来る。
【0019】第4発明に係る車両用電気接続箱は、前記
車載ゲートウェイは、前記ネットワークに接続された機
器への電源供給のオン/オフを指示する指示手段を備え
ることを特徴とする。
【0020】この車両用電気接続箱では、車載ゲートウ
ェイは、指示手段が、ネットワークに接続された機器へ
の電源供給のオン/オフを指示するので、ワイヤハーネ
スを削減することが出来、ワイヤハーネスから放射され
るノイズを減少させることが出来、配線を単純化出来
る。また、車載ゲートウェイが起動した後、ネットワー
クに接続された機器をオンにすることが出来、伝送路が
確立されていないときに、機器が通信を開始してエラー
になるような事態を防ぐことが可能になる。また、各機
器を停止させ、各機器が停止したことを確認した後、各
機器への電源供給をオフにすることが出来るので、各機
器を正常な状態で停止させることが可能になる。
【0021】第5発明に係る車両用電気接続箱は、前記
制御部は、電源スイッチがオンされたことを検知する手
段と、該手段が、電源スイッチがオンされたことを検知
したときは、前記車載ゲートウェイを起動させる手段と
を備え、該手段が前記車載ゲートウェイを起動させた後
に、前記指示手段が、前記ネットワークに接続された機
器への電源供給のオンを指示すべくなしてあることを特
徴とする。
【0022】この車両用電気接続箱では、制御部は、検
知する手段が、電源スイッチがオンされたことを検知
し、検知する手段が、電源スイッチがオンされたことを
検知したときは、起動させる手段が、車載ゲートウェイ
を起動させる。指示手段は、起動させる手段が車載ゲー
トウェイを起動させた後に、ネットワークに接続された
機器への電源供給のオンを指示する。これにより、ワイ
ヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから
放射されるノイズを減少させることが出来、配線を単純
化出来る。また、車載ゲートウェイが起動した後、ネッ
トワークに接続された機器をオンにすることが出来、伝
送路が確立されていないときに、機器が通信を開始して
エラーになるような事態を防ぐことが可能になる。
【0023】第6発明に係る車両用電気接続箱は、前記
制御部は、前記電源スイッチがオフされたことを検知す
る手段を更に備え、前記車載ゲートウェイは、該手段
が、電源スイッチがオフされたことを検知したときに、
前記ネットワークに接続された機器へ停止を指示する手
段と、該機器が全て停止したか否かを判定する手段とを
更に備え、該手段が、前記機器が全て停止したと判定し
たときは、前記指示手段が、前記機器への電源供給のオ
フを指示すべくなしてあることを特徴とする。
【0024】この車両用電気接続箱では、制御部は、検
知する手段が、電源スイッチがオフされたことを検知
し、検知する手段が、電源スイッチがオフされたことを
検知したときに、車載ゲートウェイは、指示する手段
が、ネットワークに接続された機器へ停止を指示し、判
定する手段が、機器が全て停止したか否かを判定する。
判定する手段が、機器が全て停止したと判定したとき
は、指示手段は、機器への電源供給のオフを指示する。
これにより、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワ
イヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが
出来、配線を単純化出来る。また、各機器を停止させ、
各機器が停止したことを確認した後、各機器への電源供
給をオフにすることが出来るので、各機器を正常な状態
で停止させることが可能になる。
【0025】第7発明に係る車両用電気接続箱は、車両
内の複数機器にそれぞれ配線されたワイヤハーネスを、
バスバーを介して相互に接続する為の車両用電気接続箱
において、複数の接続したネットワーク間のコマンド及
びデータを仲介する車載ゲートウェイと接続する為のコ
ネクタを備えることを特徴とする。
【0026】この車両用電気接続箱では、車両内の複数
機器にそれぞれ配線されたワイヤハーネスを、バスバー
を介して相互に接続する。コネクタにより車載ゲートウ
ェイと接続され、車載ゲートウェイは、複数の接続した
ネットワーク間のコマンド及びデータを仲介する。これ
により、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤ
ハーネスから放射されるノイズを減少させることが出
来、配線を単純化出来る。また、それぞれ少ない種類の
車両用電気接続箱及び車載ゲートウェイを用意すること
により、車載ゲートウェイと一体化された車両用電気接
続箱を多種類実現することが出来る。また、故障が発生
した場合には、故障部分を含む車両用電気接続箱又は車
載ゲートウェイのみを交換すれば良いので、車載ゲート
ウェイ内蔵型の車両用電気接続箱に比べて、交換コスト
を削減することが出来る。
【0027】第8発明に係る車両用電気接続箱は、前記
コネクタにより前記車載ゲートウェイと接続したとき
は、該車載ゲートウェイと一体に形成されるべくなして
あることを特徴とする。
【0028】この車両用電気接続箱では、コネクタによ
り車載ゲートウェイと接続したときは、車載ゲートウェ
イと一体に形成されるように構成してあるので、所要ス
ペースが小さくなり、ワイヤハーネスを削減することが
出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少させ
ることが出来、配線を単純化出来る。
【0029】第9発明に係る車載ゲートウェイは、複数
の接続したネットワーク間のコマンド及びデータを仲介
する車載ゲートウェイにおいて、車両内の複数機器にそ
れぞれ配線されたワイヤハーネスを相互に接続する為の
車両用電気接続箱と接続する為のコネクタを備えること
を特徴とする。
【0030】この車載ゲートウェイでは、複数の接続し
たネットワーク間のコマンド及びデータを仲介する。コ
ネクタにより車両用電気接続箱と接続され、車両用電気
接続箱は、車両内の複数機器にそれぞれ配線されたワイ
ヤハーネスを相互に接続する。これにより、車両用電気
接続箱及び車載ゲートウェイ間のワイヤハーネスが不要
であり、ワイヤハーネスから放射されるノイズが減少
し、また、配線を単純化出来る車載ゲートウェイを実現
することが出来る。また、それぞれ少ない種類の車両用
電気接続箱及び車載ゲートウェイを用意することによ
り、車両用電気接続箱と一体化された車載ゲートウェイ
を多種類実現することが出来る。また、故障が発生した
場合には、故障部分を含む車両用電気接続箱又は車載ゲ
ートウェイのみを交換すれば良いので、車載ゲートウェ
イ内蔵型の車両用電気接続箱に比べて、交換コストを削
減することが出来る。
【0031】第10発明に係る車載ゲートウェイは、前
記コネクタにより前記車両用電気接続箱と接続したとき
は、該車両用電気接続箱と一体に形成されるべくなして
あることを特徴とする。
【0032】この車載ゲートウェイでは、コネクタによ
り車両用電気接続箱と接続したときは、車両用電気接続
箱と一体に形成されるよう構成してあるので、所要スペ
ースが小さくなり、ワイヤハーネスを削減することが出
来、ワイヤハーネスから放射されるノイズを減少させる
ことが出来、また、配線を単純化出来る。
【0033】第11発明に係る車載ゲートウェイは、前
記ネットワークに接続された機器への電源供給のオン/
オフを指示する指示手段を備えることを特徴とする。
【0034】この車載ゲートウェイでは、指示手段が、
ネットワークに接続された機器への電源供給のオン/オ
フを指示するので、所要スペースが小さくなり、ワイヤ
ハーネスを削減することが出来、ワイヤハーネスから放
射されるノイズを減少させることが出来、また、配線を
単純化出来る。また、車載ゲートウェイが起動した後、
ネットワークに接続された機器をオンにすることが出
来、伝送路が確立されていないときに、機器が通信を開
始してエラーになるような事態を防ぐことが可能にな
る。また、各機器を停止させ、各機器が停止したことを
確認した後、各機器への電源供給をオフにすることが出
来るので、各機器を正常な状態で停止させることが可能
になる。
【0035】第12発明に係る車載ゲートウェイは、電
源スイッチがオンされたことを検知する手段を更に備
え、該手段が電源スイッチがオンされたことを検知した
後に、前記指示手段が、起動し、前記ネットワークに接
続された機器への電源供給のオンを指示すべくなしてあ
ることを特徴とする。
【0036】この車載ゲートウェイでは、検知する手段
が、電源スイッチがオンされたことを検知し、検知する
手段が、電源スイッチがオンされたことを検知した後
に、指示手段が、起動し、ネットワークに接続された機
器への電源供給のオンを指示するので、所要スペースが
小さくなり、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワ
イヤハーネスから放射されるノイズを減少させることが
出来、また、配線を単純化出来る。また、車載ゲートウ
ェイが起動した後、ネットワークに接続された機器をオ
ンにすることが出来、伝送路が確立されていないとき
に、機器が通信を開始してエラーになるような事態を防
ぐことが可能になる。
【0037】第13発明に係る車載ゲートウェイは、前
記電源スイッチがオフされたことを検知する手段と、該
手段が、電源スイッチがオフされたことを検知したとき
に、前記機器へ停止を指示する手段と、該機器が全て停
止したか否かを判定する手段とを更に備え、該手段が、
前記機器が全て停止したと判定したときは、前記指示手
段が、前記機器への電源供給のオフを指示すべくなして
あることを特徴とする。
【0038】この車載ゲートウェイでは、検知する手段
が、電源スイッチがオフされたことを検知し、検知する
手段が、電源スイッチがオフされたことを検知したとき
に、指示する手段が、ネットワークに接続された機器へ
停止を指示する。判定する手段が、機器が全て停止した
か否かを判定し、判定する手段が、機器が全て停止した
と判定したときは、指示手段が、機器への電源供給のオ
フを指示する。これにより、所要スペースが小さくな
り、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハー
ネスから放射されるノイズを減少させることが出来、ま
た、配線を単純化出来る。また、各機器を停止させ、各
機器が停止したことを確認した後、各機器への電源供給
をオフにすることが出来るので、各機器を正常な状態で
停止させることが可能になる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を、その実施の形
態を示す図面に基づき説明する。 実施の形態1.図1は、本発明に係る車両用電気接続箱
の実施の形態1である統合ジャンクションブロックの接
続構成を示すブロック図である。この統合ジャンクショ
ンブロック13には、ジャンクションブロック部1a及
びゲートウェイ部5a(車載ゲートウェイ)が内蔵さ
れ、ジャンクションブロック部1a及びゲートウェイ部
5aは機器内配線35により接続されている。
【0040】ジャンクションブロック部1aには、パワ
ー供給部18aが供給した電源を、テレビジョン6及び
ナビゲーション7等に供給する電源系の配線を含むワイ
ヤハーネスW/H1が接続されている。また、ECU
(Electronic Control Unit )類2a及びモータ等の負
荷類4等に電源を供給する電源系の配線、及びスイッチ
類3のスイッチング信号及びセンサ信号等の制御系の配
線を含むワイヤハーネスW/H2が接続されている。
【0041】ゲートウェイ部5aには、テレビジョン6
及びナビゲーション7等とデータの送受信を行う為の、
車両メーカが仕様を公開し、ユーザが自由に機器の接続
/切離しを行えるバスBaと、携帯電話12を接続する
為の携帯電話接続装置8、燃料計等のディスプレイ9、
スピーカ10及びスピードメータ11等とデータの送受
信を行う為の、車両メーカが仕様を公開していないバス
Bbとが接続されている。携帯電話接続装置8、ディス
プレイ9、スピーカ10及びスピードメータ11等は、
ワイヤハーネスW/H2から電源を供給されている。
【0042】各バスBa,Bbは、例えばIEEE13
94を使用して高速データ伝送が可能となっている。ゲ
ートウェイ部5aには、機器内配線35によりジャンク
ションブロック部1aから、パワー供給部18aを経由
しない電源が供給されている。
【0043】図2は、統合ジャンクションブロック13
の構成を示したブロック図である。この統合ジャンクシ
ョンブロック13は、ワイヤハーネスと接続する為のコ
ネクタ20,21,22と、高速データ通信を行うバス
の為のコネクタ23,24と、コネクタ23,24に接
続され、高速データ通信を行う高速データ伝送部19
と、コネクタ20,22に接続され、ワイヤハーネスW
/H1,W/H2に含まれる配線間を接続/切断するリ
レーからなる回路接続部17と、高速データ伝送部19
及び回路接続部17を制御するマイクロコンピュータか
らなる制御部16とを備えている。制御部16は、ジャ
ンクションブロック部1aの制御部とゲートウェイ部5
aの制御部とを統合したものである。
【0044】統合ジャンクションブロック13は、ま
た、コネクタ20,22に接続され、ワイヤハーネスW
/H1,W/H2に含まれる電源ライン間を接続するバ
スバー及びPCB(プリント回路板)からなる回路接続
部14と、コネクタ20,22に接続され、ワイヤハー
ネスW/H1,W/H2に含まれる電源ライン間に接続
されたヒューズからなるハーネス保護部15とを備えて
いる。
【0045】図3は、統合ジャンクションブロック13
の構成を模式的に分解して示した分解図である。この統
合ジャンクションブロック13は、筐体が、板状の直方
体形状であり、上部ケース25及び下部ケース26から
構成されている。2つのケース25,26は、ロック機
構28により互いに嵌着されている。上部ケース25の
上面には、コネクタ20,21が突設されている。
【0046】内部に設けられたPCB30(プリント回
路板)の表面には、制御部であるマイクロコンピュータ
16と高速データ伝送部であるドライバIC19とが載
設され、ゲートウェイ部5aを構成している。PCB3
0の裏面には、高速データ通信用のコネクタ23,24
が配設されている。コネクタ23,24は、下部ケース
26に配設された貫通孔23a,24aにそれぞれ挿通
して、下部ケース26の下面に突設されている。
【0047】PCB30の上方に設けられたジャンクシ
ョンブロック部1aは、複数のバスバー29(金属製の
板状配線材)間に絶縁体27が介装されている。バスバ
ー29の各端部はそれぞれ上方又は下方へ90度折り曲
げられ、上方へ折り曲げられた端部は、それぞれコネク
タ20,21内にオス端子として嵌装されている。下方
へ折り曲げられた端部は、それぞれPCB30に設けら
れた貫通孔に挿入され、PCB30上の回路に半田付け
されている。
【0048】以下に、このような構成の統合ジャンクシ
ョンブロック13の動作を説明する。統合ジャンクショ
ンブロック13では、パワー供給部18aが供給した電
源を、ワイヤハーネスW/H1を通じて、テレビジョン
6及びナビゲーション7等に供給する。また、パワー供
給部18aが供給した電源を、ワイヤハーネスW/H
1,W/H2を通じて、ECU類2a、負荷類4、携帯
電話接続装置8、ディスプレイ9、スピーカ10及びス
ピードメータ11等に供給する。
【0049】スイッチ類3のスイッチング信号及びセン
サ信号等の制御系信号は、ワイヤハーネスW/H2を通
じて、それぞれのECU類2a及び負荷類4等の間で送
受信される。高速データ伝送部19及び制御部16は、
バスBaに接続されたテレビジョン6及びナビゲーショ
ン7等と、バスBbに接続された携帯電話接続装置8、
ディスプレイ9、スピーカ10及びスピードメータ11
等とのデータの送受信を行う場合に、その橋渡しを行
う。例えば、テレビジョン6の音声をスピーカ10から
出力させる場合には、バスBa側のネットワークに適合
する音声データを、バスBb側のネットワークに適合す
る音声データに変換し、バスBbを通じてスピーカ10
へ伝送する。
【0050】図4は、図示しないイグニッションスイッ
チ(点火スイッチ)に付加されている電源スイッチ
(3)がオンにされたとき及びオフにされたときの統合
ジャンクションブロック13の動作を示すフローチャー
トである。統合ジャンクションブロック13(統合J
B)は、電源スイッチ(3)がオンにされると(S
1)、制御部16が起動する(S2)。
【0051】制御部16は、起動すると(S2)、先
ず、高速データ伝送部19を起動させ(S3)、次い
で、パワー供給部18aをオンにする(S4)。パワー
供給部18aがオンになることにより、パワー供給部1
8aから電源を供給される各電気機器がオン又はオン可
能になる。制御部16及び高速データ伝送部19は、次
に、アドレス付与、トポロジーマップの作成、帯域確保
及びサービス情報の収集等を実行して高速データ通信の
初期化を行う(S5)。
【0052】制御部16は、図示しないイグニッション
スイッチ(点火スイッチ)に付加されている電源スイッ
チ(3)がオフにされると(S10)、高速データ通信
の切断を指示して高速データ伝送部19を停止させ(S
11)、次いで、各電気機器をオフにさせる(S1
2)。制御部16は、各電気機器がオフになった(S1
2)ことを確認すると(S13)、パワー供給部18a
をオフにした(S14)後、停止する(S15)。
【0053】以上のように、ジャンクションブロック部
1a及びゲートウェイ部5aの各制御部を統合してある
ので、電源スイッチ(3)がオンにされたときは、高速
データ伝送部19を起動させた後、各電気機器をオンに
することが出来、伝送路が確立されていないときに、電
気機器が通信を開始してエラーになるような事態を防ぐ
ことが可能になる。また、電源スイッチ(3)がオフに
されたときは、通信を切断した後、各電気機器を停止さ
せ、各電気機器が停止したことを確認した後、パワー供
給部18aをオフにすることが出来るので、各電気機器
を正常な状態で停止させることが可能になる。
【0054】実施の形態2.図5は、本発明に係る車両
用電気接続箱の実施の形態2である統合ジャンクション
ブロックの構成を模式的に分解して示した分解図であ
る。この統合ジャンクションブロック13aは、ジャン
クションブロック部1b及びゲートウェイ部5bがそれ
ぞれ別体の筐体に収納されており、ジャンクションブロ
ック部1b及びゲートウェイ部5bは、コネクタ31,
31aにより接続されている。
【0055】ゲートウェイ部5bが収納される筐体は、
板状の直方体形状であり、上部ケース32及び下部ケー
ス33から構成されている。内部に設けられたPCB3
0a(プリント回路板)の表面には、制御部であるマイ
クロコンピュータ16aと、高速データ伝送部であるド
ライバIC19と、高速データ通信用のコネクタ23,
24とが載設されている。PCB30aの裏面には、ジ
ャンクションブロック部1bと接続する為のメスコネク
タ31aが設けられている。
【0056】コネクタ23,24は、上部ケース32に
配設された貫通孔23a,24aにそれぞれ挿通して、
上部ケース32の上面に突設されている。下部ケース3
3のメスコネクタ31aに対向する部分には、ジャンク
ションブロック部1bの端子31(オスコネクタ)が挿
通する為の端子孔31bが穿設されている。
【0057】ジャンクションブロック部1bが収納され
ている筐体34は、板状の直方体形状であり、上面に
は、ゲートウェイ部5bの筐体32,33を嵌入する為
の凹部36が設けられている。凹部36の底部には、端
子孔31bを挿通するように、ジャンクションブロック
部1bの端子31(オスコネクタ)が突設されている。
以上により、下部ケース33のメスコネクタ31aと端
子31(オスコネクタ)とを接続することにより、ジャ
ンクションブロック部1bの筐体34とゲートウェイ部
5bの筐体32,33とを一体に形成する構成となって
いる。その他の構成及び動作は、実施の形態1で説明し
た統合ジャンクションブロックの構成及び動作と同様で
あるので、説明を省略する。但し、ジャンクションブロ
ック部1b及びゲートウェイ部5bの各制御部は、統合
していなくても良く、それに伴い、動作も実施の形態1
で説明した動作に限定されるものではない。
【0058】
【発明の効果】第1,2発明に係る車両用電気接続箱に
よれば、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤ
ハーネスから放射されるノイズを減少させることが出
来、また、配線を単純化出来る車両用電気接続箱を実現
することが出来る。また、従来、車両用電気接続箱に内
蔵又は接続されていた、ボディエレクトロニクス系を制
御する為のCPU(Central Processing Unit )と、車
載ゲートウェイのCPUとを1CPUで構成することが
可能であり、CPU周辺回路(CPU監視回路、クロッ
ク回路等)及び筐体を共用化することが出来る。また、
筐体が2つから1つになるので、車両への取り付けが容
易となり、工数を削減することが出来る。また、部品の
統合及びワイヤハーネスの削減により軽量化を図ること
が出来る。
【0059】第3発明に係る車両用電気接続箱によれ
ば、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハー
ネスから放射されるノイズを減少させることが出来、配
線を単純化出来る。また、制御部周辺回路(CPU監視
回路、クロック回路等)及び筐体を共用化することが出
来る。また、筐体が2つから1つになるので、車両への
取り付けが容易となり、工数を削減することが出来る。
また、部品の統合及びワイヤハーネスの削減により軽量
化を図ることが出来る。
【0060】第4発明に係る車両用電気接続箱によれ
ば、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハー
ネスから放射されるノイズを減少させることが出来、配
線を単純化出来る。また、車載ゲートウェイが起動した
後、ネットワークに接続された機器をオンにすることが
出来、伝送路が確立されていないときに、機器が通信を
開始してエラーになるような事態を防ぐことが可能にな
る。また、各機器を停止させ、各機器が停止したことを
確認した後、各機器への電源供給をオフにすることが出
来るので、各機器を正常な状態で停止させることが可能
になる。
【0061】第5発明に係る車両用電気接続箱によれ
ば、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハー
ネスから放射されるノイズを減少させることが出来、配
線を単純化出来る。また、車載ゲートウェイが起動した
後、ネットワークに接続された機器をオンにすることが
出来、伝送路が確立されていないときに、機器が通信を
開始してエラーになるような事態を防ぐことが可能にな
る。
【0062】第6発明に係る車両用電気接続箱によれ
ば、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハー
ネスから放射されるノイズを減少させることが出来、配
線を単純化出来る。また、各機器を停止させ、各機器が
停止したことを確認した後、各機器への電源供給をオフ
にすることが出来るので、各機器を正常な状態で停止さ
せることが可能になる。
【0063】第7発明に係る車両用電気接続箱によれ
ば、ワイヤハーネスを削減することが出来、ワイヤハー
ネスから放射されるノイズを減少させることが出来、配
線を単純化出来る。また、それぞれ少ない種類の車両用
電気接続箱及び車載ゲートウェイを用意することによ
り、車載ゲートウェイと一体化された車両用電気接続箱
を多種類実現することが出来る。また、故障が発生した
場合には、故障部分を含む車両用電気接続箱又は車載ゲ
ートウェイのみを交換すれば良いので、車載ゲートウェ
イ内蔵型の車両用電気接続箱に比べて、交換コストを削
減することが出来る。
【0064】第8発明に係る車両用電気接続箱によれ
ば、所要スペースが小さくなり、ワイヤハーネスを削減
することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズ
を減少させることが出来、配線を単純化出来る。
【0065】第9発明に係る車載ゲートウェイによれ
ば、車両用電気接続箱及び車載ゲートウェイ間のワイヤ
ハーネスが不要であり、ワイヤハーネスから放射される
ノイズが減少し、また、配線を単純化出来る車載ゲート
ウェイを実現することが出来る。また、それぞれ少ない
種類の車両用電気接続箱及び車載ゲートウェイを用意す
ることにより、車両用電気接続箱と一体化された車載ゲ
ートウェイを多種類実現することが出来る。また、故障
が発生した場合には、故障部分を含む車両用電気接続箱
又は車載ゲートウェイのみを交換すれば良いので、車載
ゲートウェイ内蔵型の車両用電気接続箱に比べて、交換
コストを削減することが出来る。
【0066】第10発明に係る車載ゲートウェイによれ
ば、所要スペースが小さくなり、ワイヤハーネスを削減
することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズ
を減少させることが出来、また、配線を単純化出来る。
【0067】第11発明に係る車載ゲートウェイによれ
ば、所要スペースが小さくなり、ワイヤハーネスを削減
することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズ
を減少させることが出来、また、配線を単純化出来る。
また、車載ゲートウェイが起動した後、ネットワークに
接続された機器をオンにすることが出来、伝送路が確立
されていないときに、機器が通信を開始してエラーにな
るような事態を防ぐことが可能になる。また、各機器を
停止させ、各機器が停止したことを確認した後、各機器
への電源供給をオフにすることが出来るので、各機器を
正常な状態で停止させることが可能になる。
【0068】第12発明に係る車載ゲートウェイによれ
ば、所要スペースが小さくなり、ワイヤハーネスを削減
することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズ
を減少させることが出来、また、配線を単純化出来る。
また、車載ゲートウェイが起動した後、ネットワークに
接続された機器をオンにすることが出来、伝送路が確立
されていないときに、機器が通信を開始してエラーにな
るような事態を防ぐことが可能になる。
【0069】第13発明に係る車載ゲートウェイによれ
ば、所要スペースが小さくなり、ワイヤハーネスを削減
することが出来、ワイヤハーネスから放射されるノイズ
を減少させることが出来、また、配線を単純化出来る。
また、各機器を停止させ、各機器が停止したことを確認
した後、各機器への電源供給をオフにすることが出来る
ので、各機器を正常な状態で停止させることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用電気接続箱の実施の形態で
ある統合ジャンクションブロックの接続構成を示すブロ
ック図である。
【図2】統合ジャンクションブロックの構成を示したブ
ロック図である。
【図3】統合ジャンクションブロックの構成を模式的に
分解して示した分解図である。
【図4】統合ジャンクションブロックの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】本発明に係る車両用電気接続箱の実施の形態で
ある統合ジャンクションブロックの構成を模式的に分解
して示した分解図である。
【図6】従来のジャンクションブロック及び車載ゲート
ウェイの接続構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a,1b ジャンクションブロック部 2a ECU類 4 負荷類 5a,5b ゲートウェイ部(車載ゲートウェイ) 6 テレビジョン 9 ディスプレイ 10 スピーカ 13,13a 統合ジャンクションブロック(車両用電
気接続箱) 14,17 回路接続部 15 ハーネス保護部 16,16a 制御部(マイクロコンピュータ) 18a パワー供給部 19 ドライバIC(高速データ伝送部) 20,21,22,23,24 コネクタ 25,32 上部ケース 26,33 下部ケース 29 バスバー 30,30a PCB(プリント回路板) 31 端子(オスコネクタ、コネクタ) 31a メスコネクタ(コネクタ) 31b 端子孔 34 筐体 35 機器内配線 Ba,Bb バス W/H1,W/H2 ワイヤハーネス

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内の複数機器にそれぞれ配線された
    ワイヤハーネスを、バスバーを介して相互に接続する為
    の車両用電気接続箱において、 複数の接続したネットワーク間のコマンド及びデータを
    仲介する車載ゲートウェイを内蔵し、一体に形成してあ
    ることを特徴とする車両用電気接続箱。
  2. 【請求項2】 前記車載ゲートウェイをプリント回路板
    上に構成し、該プリント回路板のプリント回路に前記バ
    スバーを半田付けしてある請求項1記載の車両用電気接
    続箱。
  3. 【請求項3】 前記複数機器の制御及び該複数機器への
    電源供給のオン/オフ制御を行う制御部を更に備え、該
    制御部は、前記車載ゲートウェイの制御部と一体となし
    てある請求項1又は2記載の車両用電気接続箱。
  4. 【請求項4】 前記車載ゲートウェイは、前記ネットワ
    ークに接続された機器への電源供給のオン/オフを指示
    する指示手段を備える請求項1乃至3の何れかに記載の
    車両用電気接続箱。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、電源スイッチがオンされ
    たことを検知する手段と、該手段が、電源スイッチがオ
    ンされたことを検知したときは、前記車載ゲートウェイ
    を起動させる手段とを備え、該手段が前記車載ゲートウ
    ェイを起動させた後に、前記指示手段が、前記ネットワ
    ークに接続された機器への電源供給のオンを指示すべく
    なしてある請求項4記載の車両用電気接続箱。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、前記電源スイッチがオフ
    されたことを検知する手段を更に備え、前記車載ゲート
    ウェイは、該手段が、電源スイッチがオフされたことを
    検知したときに、前記ネットワークに接続された機器へ
    停止を指示する手段と、該機器が全て停止したか否かを
    判定する手段とを更に備え、該手段が、前記機器が全て
    停止したと判定したときは、前記指示手段が、前記機器
    への電源供給のオフを指示すべくなしてある請求項4又
    は5記載の車両用電気接続箱。
  7. 【請求項7】 車両内の複数機器にそれぞれ配線された
    ワイヤハーネスを、バスバーを介して相互に接続する為
    の車両用電気接続箱において、 複数の接続したネットワーク間のコマンド及びデータを
    仲介する車載ゲートウェイと接続する為のコネクタを備
    えることを特徴とする車両用電気接続箱。
  8. 【請求項8】 前記コネクタにより前記車載ゲートウェ
    イと接続したときは、該車載ゲートウェイと一体に形成
    されるべくなしてある請求項7記載の車両用電気接続
    箱。
  9. 【請求項9】 複数のネットワークを接続し、接続した
    ネットワーク間のコマンド及びデータを仲介する車載ゲ
    ートウェイにおいて、 車両内の複数機器にそれぞれ配線されたワイヤハーネス
    を相互に接続する為の車両用電気接続箱と接続する為の
    コネクタを備えることを特徴とする車載ゲートウェイ。
  10. 【請求項10】 前記コネクタにより前記車両用電気接
    続箱と接続したときは、該車両用電気接続箱と一体に形
    成されるべくなしてある請求項9記載の車載ゲートウェ
    イ。
  11. 【請求項11】 前記ネットワークに接続された機器へ
    の電源供給のオン/オフを指示する指示手段を備える請
    求項9又は10記載の車載ゲートウェイ。
  12. 【請求項12】 電源スイッチがオンされたことを検知
    する手段を更に備え、該手段が、電源スイッチがオンさ
    れたことを検知した後に、前記指示手段が、起動し、前
    記ネットワークに接続された機器への電源供給のオンを
    指示すべくなしてある請求項11記載の車載ゲートウェ
    イ。
  13. 【請求項13】 前記電源スイッチがオフされたことを
    検知する手段と、該手段が、電源スイッチがオフされた
    ことを検知したときに、前記機器へ停止を指示する手段
    と、該機器が全て停止したか否かを判定する手段とを更
    に備え、該手段が、前記機器が全て停止したと判定した
    ときは、前記指示手段が、前記機器への電源供給のオフ
    を指示すべくなしてある請求項11又は12記載の車載
    ゲートウェイ。
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