JP2014151857A - 車両用電装システム及び車両用電装システムの不具合検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】不具合の検出を簡単に行うことができる車両用電装システム及び当該車両用電装システムの不具合検出方法を提供する。
【解決手段】入出力代行コネクタ18〜33が、接続されたモジュール2〜17の不具合を検出し、その検出結果をスマートJ/B38〜40を介して、又は、直接、スマートJ/B41に送信する。スマートJ/B41は、インストルメントパネルに組み付けられたメータDISP34Aに受信した不具合の検出結果を表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用電装システム及び車両用電装システムの不具合検出方法に係り、特に、車両に搭載された複数の電子機器の不具合を検出する車両用電装システム及び当該車両用電装システムの不具合検出方法に関するものである。
車両に搭載されている車両用電装システムでは、パワーウインドモータやドアロック用モータ、ルームランプ等の複数台の電子機器が、ドアECU、ルーフECU等の複数台の機器制御部によって制御されている。また、複数台の機器制御部が、バスラインによってネットワーク化(例えばCAN通信)されている場合があり、制御信号が相互に送受信されている。
このような車両用電装システムにおいて、電子機器の不具合(コネクタ不完全結合、断線、短絡など)が発生した際に不具合を診断する方法として、特許文献1に示す車両用電装システムの診断方法が提案されている。この診断方法では、診断装置を車両用電装システムのバスラインに接続して、車両用電装システムに電源を投入すると、各機器制御部が電子機器との接続状態を検出してその結果をバスラインに送信する。診断装置が、これを受信して表示する。
しかしながら、従来の診断方法では、診断(不具合検出)する前に車両用電装システムに診断装置を接続し、診断後は診断装置を取り外す必要があり、診断工程が煩雑である、という問題があった。
また、従来の診断方法では、図5に示すように、車両に車両用電装システムを組付けるW/H組付け、シートなどの内装品の組付けが行われた最終検査工程において不具合の検出を行っている。このため、不具合が検出された場合には、その修正を行うため発生箇所の周辺内装品を取り外し、手直しを行った後、再度周辺部品を取り付けるという作業を実施する必要があった。特に、車両用電装システムは車両内で早期に組み付けられる部品であるため、修正の際に取り外す部品の点数が多くなる傾向があった。
特開2003−307538号公報
そこで、本発明は、不具合の検出を簡単に行うことができる車両用電装システム及び当該車両用電装システムの不具合検出方法を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための請求項1記載の発明は、車両に搭載された複数の電子機器と、これら電子機器の制御又は監視を行う機器制御部と、車両に組み付けられた表示器と、該表示器の制御を行う表示器制御部と、を備えた車両用電装システムにおいて、前記機器制御部が、接続された電子機器の不具合を検出する不具合検出手段と、該不具合検出手段による検出結果を前記表示器制御部に送信する送信手段と、を有し、前記表示器制御部が、前記送信された不具合検出手段による検出結果を前記表示器に表示することを特徴とする車両用電装システムに存する。
請求項2記載の発明は、複数の前記機器制御部に接続され、前記複数の機器制御部に供給する電源を分配するためのジャンクションボックスと、前記ジャンクションボックスに接続され、電源線及び通信線から構成される複数の第1ワイヤハーネスと、をさらに備え、前記機器制御部が、前記第1ワイヤハーネス上に設けられ、前記ジャンクションボックスが、前記機器制御部から前記通信線を介して送信された前記不具合検出手段による検出結果を受信して、前記表示器制御部に送信する転送手段を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用電装システムに存する。
請求項3記載の発明は、前記第1ワイヤハーネスと前記電子機器に接続された第2ワイヤハーネスとを接続するコネクタ内に、前記機器制御部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の車両用電装システムに存する。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3何れか1項に記載の車両用電装システムの不具合検出方法であって、前記車両用電装システムを車両に組付ける工程と、前記車両用電装システムの組付け後、かつ、前記車両に内装品を組付ける前に、前記車両用電装システムを用いて電子機器の不具合の検出を行う工程と、を備えたことを特徴とする車両用電装システムの不具合検出方法に存する。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、車両に搭載された表示器に不具合検出結果が表示されるので、わざわざ診断装置を接続したり、外したりする必要がなく、不具合の検出を簡単に行うことができる。
請求項2記載の発明によれば、ジャンクションボックスが複数の機器制御部に接続されているので、複数の機器制御部に接続されている電子機器の不具合を検出することができる。
請求項3記載の発明によれば、コネクタ内に機器制御部を設けることにより、簡単に第1ワイヤハーネスに機器制御部を設けることができる。
請求項4記載の発明によれば、車両用電装システム搭載後、かつ、車両に内装品を搭載する前に、車両用電装システムを用いて電子機器の不具合の検出を行うので、不具合が生じても内装品を取り外す必要がなく、簡単に不具合が生じた箇所を修正することができる。
本発明の車両用電装システムの一実施形態を示すブロック図である。 車両のインストルメントパネルに搭載されたメータの正面図である。 図1に示すメータDISPの表示例を示す図である。 本発明の車両用電装システムの不具合検出方法を実施した車両の製造工程を示す説明図である。 従来の車両の製造工程を示す説明図である。
以下、本発明の車両用電装システムについて図1〜図4を参照して説明する。図1は、本発明の車両用電装システムの一実施形態を示すブロック図である。同図に示すように、車両用電装システム1は、車両100の各部に配置されたモジュール2〜17と、これらモジュール2〜17の制御を行う入出力代行コネクタ18〜33と、車両100のインストルメントパネルに取り付けられたインパネアッパーサブモジュール34と、インパネアッパーサブモジュール34を駆動するマルチドライバ35と、を備えている。
フロントエンドモジュール2は、車両100のフロントエンドに配置された電子機器としての複数の半導体リレー(以下SSR)2A〜2Dと、ホーン2Eと、有している。フロントライトモジュール3、4は、車両フロントの左右にそれぞれ配置された電子機器としてのヘッドライトランプ3A、4A(以下LP3A、4A)と、LP3A、4Aを駆動して光軸を変えるモータ(以下MTR)3B、4Bと、LP3A、4AやMTR3B、4Bに供給される電源をオンオフするSSR3C、4Cと、を有している。
エンジンコンパートメントモジュール5は、車両100のフロントに配置された電子機器としてのセキュリティホーン5Aと、セキュリティホーン5Aに供給する電源をオンオフするSSR5Bと、を有している。
フロントドアモジュール6、7は、車両100の左右フロントドアにそれぞれ配置された電子機器としてのドアスイッチ6A、7A(以下SW6A、7A)と、ドアを駆動して施錠・解錠するMTR6B、7Bと、MTR6B、7Bに対する電源をオンオフするSSR6C、7Cと、を有している。リアドアモジュール8、9は、車両100の左右リアドアにそれぞれ配置された電子機器としてのドアスイッチ8A、9A(以下SW8A、9A)と、ドアを駆動して施錠・解錠するMTR8B、9Bと、MTR8B、9Bに対する電源をオンオフするSSR8C、9Cと、を有している。
インパネサブモジュール10、11は各々、車両100のインストルメントパネルに配置された電子機器としてのスイッチ10A、11A(以下SW10A、11A)を有している。シートモジュール12、13は、運転席、助手席にそれぞれ配置されたシートスイッチ12A、13A(以下SW12A、13A)と、シートを駆動するMTR12B、13Bと、MTR12B、13Bに対する電源をオンオフするSSR12C、13Cと、を有している。ルーフモジュール14は、車両100のルーフに配置されルームランプ14A〜14C(以下LP14A〜14C)を有している。
リアライトモジュール15、16は、車両リアの左右にそれぞれ配置された電子機器としてのリアライトランプ15A、16A(以下LP15A、16A)と、LP15A、16Aに供給される電源をオンオフするSSR15B、16Bと、LP15A、16Aを駆動して光軸を変えるMTR15C、16Cと、を有している。リアエンドモジュール17は、車両100のリアに配置された電子機器としての複数のSSR17A〜17Dを有している。
上記入出力代行コネクタ18〜33には、図示しないコンピュータから構成されたECUが内蔵されている。そして、この入出力代行コネクタ18〜33は、各モジュール2〜17に対して1つずつ設けられ、各モジュール2〜17を構成する電子機器の制御又は監視を行う。
なお、エンジンコンパートメントモジュール5に接続された入出力代行コネクタ21内にはさらに、図示しない無線回路が内蔵されていて、後述するマルチドライバ35を介して後述するスマートJ/B41と無線通信することができる。このエンジンコンパートメントモジュール5及び入出力代行コネクタ21は、例えば、車上荒らしの犯人に車載バッテリが取り外されてセキュリティが不正に解除されないように、他のモジュール2〜4、6〜17や他の入出力代行コネクタ18〜20、22〜33とは別電源の供給を受けて動作している。
上記インパネアッパーサブモジュール34は、車両100のインストルメントパネルに設けられ、表示器としてのメータディスプレイ(以下メータDISP)34Aと、アンビエントユニット34Bと、センターディスプレイ(以下センターDISP)34Cと、ヘッドアップディスプレイ(以下HUD)34Dと、を有している。メータDISP34Aは、図2に示すように、車両100のインストルメントパネルに設けられた車両100の速度などを表示するメータ36とメータ37との間に配置されている。
また、車両用電装システム1は、複数の入出力代行コネクタ18〜20、22〜33に接続され、複数の入出力代行コネクタ18〜20、22〜33に電源を分配するための分配回路が内蔵されたスマートジャンクションボックス(以下スマートJ/B)38〜41と、スマートJ/B38〜41に接続され、電源線及び通信線(図示せず)から構成される第1ワイヤハーネスW1と、をさらに備えている。
スマートJ/B38は、第1ワイヤハーネスW1を介してフロントエンドモジュール2、フロントライトモジュール3、4を制御する入出力代行コネクタ18〜20に接続されている。即ち、入出力代行コネクタ18〜20は、スマートJ/B38に接続された第1ワイヤハーネスW1とこれらモジュール2〜4に接続された第2ワイヤハーネスW2とを接続するコネクタである。
スマートJ/B38は、図示しない車載バッテリから電源供給を受け、この供給された電源を第1ワイヤハーネスW1の電源線を介して入出力代行コネクタ18〜20に供給している。入出力代行コネクタ18〜20に内蔵されたECUは、スマートJ/B38からの電源供給を受けて動作し、各モジュール2〜4に電源供給するとともに制御する。
スマートJ/B38は、図示しないECU及び無線回路が内蔵されていて、第1ワイヤハーネスW1の通信線を介して入出力代行コネクタ18〜20と通信することができると共にマルチドライバ35を介して後述するスマートJ/B41と無線通信することができる。さらに、スマートJ/B38は、エンジンを制御するエンジンECU42にも接続されている。
スマートJ/B39は、第1ワイヤハーネスW1を介して車両100の右側に配置されたフロントドアモジュール6、リアドアモジュール8及びシートモジュール12を制御する入出力代行コネクタ22、24、28に接続されている。即ち、入出力代行コネクタ22、24、28は、スマートJ/B39に接続された第1ワイヤハーネスW1とこれらフロントドアモジュール6、リアドアモジュール8及びシートモジュール12に接続された第2ワイヤハーネスW2とを接続するコネクタである。
スマートJ/B39は、後述するスマートJ/B41から電源供給を受け、その電源を第1ワイヤハーネスW1の電源線を介して入出力代行コネクタ22、24、28に供給している。入出力代行コネクタ22、24、28に内蔵されたECUは、スマートJ/B39からの電源供給を受けて動作し、各モジュール6、8及び9に電源供給するとともに制御する。
スマートJ/B39は、図示しないECUが内蔵されていて、第1ワイヤハーネスW1の通信線を介して入出力代行コネクタ22、24、28と通信することができる。
スマートJ/B40は、第1ワイヤハーネスW1を介して車両100の後側に配置されたリアライトモジュール15、16及びリアエンドモジュール17を制御する入出力代行コネクタ31〜33に接続されている。即ち、入出力代行コネクタ31〜33は、スマートJ/B40に接続された第1ワイヤハーネスW1とこれらモジュール15〜17に接続された第2ワイヤハーネスW2とを接続するコネクタである。
スマートJ/B40は、後述するスマートJ/B41から電源供給を受け、その電源を第1ワイヤハーネスW1の電源線を介して入出力代行コネクタ31〜33に供給している。入出力代行コネクタ31〜33に内蔵されたECUは、スマートJ/B40からの電源供給を受けて動作し、各モジュール15〜17に電源供給すると共に制御する。
スマートJ/B40は、図示しないECUが内蔵されていて、第1ワイヤハーネスW1の通信線を介して入出力代行コネクタ31〜33と通信することができる。
スマートJ/B41は、第1ワイヤハーネスW1を介して車両100の右側に配置されたフロントドアモジュール7及びリアドアモジュール9、インパネサブモジュール10及び11、シートモジュール13、ルーフモジュール14を制御する入出力代行コネクタ23、25、26、27、29、30に接続されている。即ち、入出力代行コネクタ23、25、26、27、29、30は、スマートJ/B41に接続された第1ワイヤハーネスW1とこれらモジュール7、9〜11、13、14に接続された第2ワイヤハーネスW2とを接続するコネクタである。
スマートJ/B41は、アクチュエータ(以下ACT)42に接続されていて、ACT42からの電源を第1ワイヤハーネスW1の電源線を介して入出力代行コネクタ23、25、26、27、29、30やスマートJ/B39、40に供給している。入出力代行コネクタ23、25、26、27、29、30に内蔵されたECUは、スマートJ/B41からの電源供給を受けて動作し、各モジュール7、9〜11、13、14に電源供給するとともに制御する。
スマートJ/B41は、図示しないECUが内蔵されていて、第1ワイヤハーネスW1の通信線を介して入出力代行コネクタ23、25、26、27、29、30及びスマートJ/B39、40と通信することができる。また、スマートJ/B41は、マルチドライバ35に接続されていて、表示制御部として働き、マルチドライバ35を介してインパネアッパーサブモジュール34の制御を行ったり、無線によりスマートJ/B38や入出力代行コネクタ21と通信することができる。さらに、スマートJ/B41は、パワーアンプ43、メディアドライバ44やSSR45などの電子機器と直接、接続され、これらの制御を行っている。
次に、上述した構成の車両用電装システム1の動作について図3及び図4を参照して以下説明する。まず、図4に示すように、車両100に車両用電装システム1を組み付けるW/H組付を行う。その後、内装品を組み付ける前に、車両用電装システム1に一時的に電源を供給する。この電源供給に応じて各入出力代行コネクタ18〜33が、不具合検出手段として働き、それぞれに接続されたモジュール2〜17の不具合(コネクタ不完全結合、断線、短絡など)を検出する。
各入出力代行コネクタ18〜33は、不具合を検出すると、不具合の場所と内容を特定する。その後、各入出力代行コネクタ18〜20、22〜33は、送信手段として働き、不具合の場所と内容を示した不具合情報を第1ワイヤハーネスW1の通信線に送信する。入出力代行コネクタ18〜20が送信した不具合情報は、スマートJ/B38に送信される。スマートJ/B38は、上記不具合情報を受信すると、転送手段として働き、無線でマルチドライバ35を介してスマートJ/B41に送信する。
入出力代行コネクタ22、24、28が送信した不具合情報は、スマートJ/B39に送信される。スマートJ/B38は、上記不具合情報を受信すると、転送手段として働き、スマートJ/B41に送信する。入出力代行コネクタ31〜33が送信した不具合情報は、スマートJ/B40に送信される。スマートJ/B40は、上記不具合情報を受信すると、転送手段として働き、スマートJ/B41に送信する。入出力代行コネクタ23、25、26、27、29、30が送信した不具合情報は、スマートJ/B41に送信される。
即ち、スマートJ/B41には、スマートJ/B38〜40を介して、又は、直接、全ての入出力代行コネクタ18〜33からの不具合情報が送信される。スマートJ/B41は、これら入出力代行コネクタ18〜33からの不具合情報を受信すると、マルチドライバ35を介してメータDISP34Aを制御し、図3に示すように、車両100の不具合箇所やその内容をメータDISP34Aに表示する。
作業員は、メータDISP34Aの表示内容を見て不具合箇所を修正する。その後、図4に示すように車両100に内装品を組み付ける内装品組み付けを行った後、最終検査を行って出荷する。
上述した車両用電装システム1によれば、各入出力代行コネクタ18〜33が、接続されたモジュール2〜17の不具合を検出し、その検出結果である不具合情報をスマートJ/B41に送信し、スマートJ/B41が、送信された不具合情報をメータDISP34Aに表示する。これにより、車両100に搭載されたメータDISP34Aに不具合情報が表示されるので、わざわざ診断装置を接続したり、外したりする必要がなく、不具合の検出を簡単に行うことができる。
また、上述した車両用電装システム1によれば、各入出力代行コネクタ18〜33が、第1ワイヤハーネスW1上に設けられ、スマートJ/B38〜40が、各入出力代行コネクタ18〜33から第1ワイヤハーネスW1の通信線を介して送信された不具合情報を受信して、スマートJ/B41に送信する。これにより、スマートJ/B38〜40が複数の入出力代行コネクタ18〜33に接続されているので、複数の入出力代行コネクタ18〜33に接続されているモジュール2〜17内の電子機器の不具合を検出することができる。
また、上述した車両用電装システム1によれば、入出力代行コネクタ18〜33内にECUを設けることにより、簡単に第1ワイヤハーネスW1にECUを設けることができる。
また、上述した車両用電装システム1の不具合検出方法によれば、車両用電装システム1組付け後、かつ、車両100に内装品を組み付ける前に、車両用電装システム1を用いて電子機器の不具合の検出を行う。これにより、不具合が生じても内装品を取り外す必要がなく、簡単に不具合が生じた箇所を修正することができる。
なお、上述した実施形態によれば、表示器としてはメータDISP34Aを用いていたが、表示器としては、車両100に組み付けられる既存のものであればよく、メータDISP34Aに限られたものではない。
また、電子機器としては、図1に示すものは一例であり、他のものも考えられる。
また、上述した実施形態によれば、各入出力代行コネクタ18〜33は、スマートJ/B38〜41に通信可能に接続されていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、各入出力代行コネクタ18〜33とスマートJ/B41とがバスラインで通信可能に接続され、スマートJ/B38〜40を介していなくても良い。
また、上述した実施形態によれば、インパネアッパーサブモジュール34は、スマートJ/B41によって制御されていたが、本発明はこれに限ったものではない。スマートJ/B41と接続された入出力代行コネクタにより制御するようにしてもよい。
また、上述した実施形態によれば、各入出力代行コネクタ18〜33内にECUを内蔵させていたが、本発明はこれに限ったものではない。コネクタとは別の場所にECUを設けても良い。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 車両用電装システム
2〜17 モジュール(電子機器)
18〜33 入出力代行コネクタ(機器制御部、コネクタ、不具合検出手段、送信手段)
34A メータDISP(表示器)
38〜40 スマートJ/B(ジャンクションボックス、転送手段)
41 スマートJ/B(ジャンクションボックス、表示器制御部)
100 車両
W1 第1ワイヤハーネス
W2 第2ワイヤハーネス

Claims (4)

  1. 車両に搭載された複数の電子機器と、これら電子機器の制御又は監視を行う機器制御部と、車両に組み付けられた表示器と、該表示器の制御を行う表示器制御部と、を備えた車両用電装システムにおいて、
    前記機器制御部が、接続された電子機器の不具合を検出する不具合検出手段と、該不具合検出手段による検出結果を前記表示器制御部に送信する送信手段と、を有し、
    前記表示器制御部が、前記送信された不具合検出手段による検出結果を前記表示器に表示する
    ことを特徴とする車両用電装システム。
  2. 複数の前記機器制御部に接続され、前記複数の機器制御部に供給する電源を分配するためのジャンクションボックスと、
    前記ジャンクションボックスに接続され、電源線及び通信線から構成される複数の第1ワイヤハーネスと、をさらに備え、
    前記機器制御部が、前記第1ワイヤハーネス上に設けられ、
    前記ジャンクションボックスが、前記機器制御部から前記通信線を介して送信された前記不具合検出手段による検出結果を受信して、前記表示器制御部に送信する転送手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用電装システム。
  3. 前記第1ワイヤハーネスと前記電子機器に接続された第2ワイヤハーネスとを接続するコネクタ内に、前記機器制御部が設けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両用電装システム。
  4. 請求項1〜3何れか1項に記載の車両用電装システムの不具合検出方法であって、
    前記車両用電装システムを車両に組付ける工程と、
    前記車両用電装システムの組付け後、かつ、前記車両に内装品を組付ける前に、前記車両用電装システムを用いて電子機器の不具合の検出を行う工程と、
    を備えたことを特徴とする車両用電装システムの不具合検出方法。
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