JP2000078179A - 自動車用電気接続箱 - Google Patents
自動車用電気接続箱Info
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- JP2000078179A JP2000078179A JP10241204A JP24120498A JP2000078179A JP 2000078179 A JP2000078179 A JP 2000078179A JP 10241204 A JP10241204 A JP 10241204A JP 24120498 A JP24120498 A JP 24120498A JP 2000078179 A JP2000078179 A JP 2000078179A
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- Japan
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- circuit
- wire harness
- electric insulating
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信の質を向上させることができ、ワイヤハ
ーネスの重量及びコストを低減することができる自動車
用電気接続箱を提供する。 【解決手段】 トップ部７とボトム部８との間に、４枚
の電気絶縁板４が配設されている。そして、各電気絶縁
板４及びボトム部８上には、複数個のバスバー２が取り
付けられている。バスバー２の端部は、ヒューズ１０、
リレー１１及びワイヤハーネスに接続されるように電気
絶縁板４の板厚方向に折り曲げられてタブ３が形成され
ている。更に、各電気絶縁板４には、他の電気絶縁板４
に設けられたタブ３が貫通する複数個のスリット５が設
けられている。こうして、バスバー２及びタブ３等から
電源の分配を行う分配回路を構成する分配回路部６が形
成されている。そして、最上部に位置する電気絶縁板４
上には、プリント基板等のように回路パターンが形成さ
れゲートウェイ回路部品１が実装されてゲートウェイ回
路が配設されている。
ーネスの重量及びコストを低減することができる自動車
用電気接続箱を提供する。 【解決手段】 トップ部７とボトム部８との間に、４枚
の電気絶縁板４が配設されている。そして、各電気絶縁
板４及びボトム部８上には、複数個のバスバー２が取り
付けられている。バスバー２の端部は、ヒューズ１０、
リレー１１及びワイヤハーネスに接続されるように電気
絶縁板４の板厚方向に折り曲げられてタブ３が形成され
ている。更に、各電気絶縁板４には、他の電気絶縁板４
に設けられたタブ３が貫通する複数個のスリット５が設
けられている。こうして、バスバー２及びタブ３等から
電源の分配を行う分配回路を構成する分配回路部６が形
成されている。そして、最上部に位置する電気絶縁板４
上には、プリント基板等のように回路パターンが形成さ
れゲートウェイ回路部品１が実装されてゲートウェイ回
路が配設されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両内等に配設され
る自動車用電気接続箱に関し、特に、省線化及び通信の
質の向上を図った自動車用電気接続箱に関する。
る自動車用電気接続箱に関し、特に、省線化及び通信の
質の向上を図った自動車用電気接続箱に関する。
【０００２】
【従来の技術】近時、車両内に異なる複数種のプロトコ
ルを有するネットワーク及びこれらのネットワーク間で
データを相互に融通するゲートウェイ回路から構成され
るネットワークシステムが、以下、このようなネットワ
ークシステムをハイブリッドＬＡＮという。
ルを有するネットワーク及びこれらのネットワーク間で
データを相互に融通するゲートウェイ回路から構成され
るネットワークシステムが、以下、このようなネットワ
ークシステムをハイブリッドＬＡＮという。
【０００３】一般に、車両内のワイヤハーネスは分割し
て各搭載装置に接続されている。図４は車両内のワイヤ
ハーネスを示す模式図である。発電器であるオルタネー
タ６１に電気接続箱６３ａ及び蓄電器であるバッテリ６
２が接続されている。また、電気接続箱６３ａには、ワ
イヤハーネス６４を介して他の電気接続箱６３ｂが接続
されている。更に、ワイヤハーネス６４は、図示しない
複数個の装置に接続されている。また、電気接続箱６３
ａ及び６３ｂには回路保護を目的としてリレー及びヒュ
ーズが設けられていると共に、電気接続箱６３ａ及び６
３ｂはワイヤハーネス６４の分岐接続部を内部に収容し
ている。
て各搭載装置に接続されている。図４は車両内のワイヤ
ハーネスを示す模式図である。発電器であるオルタネー
タ６１に電気接続箱６３ａ及び蓄電器であるバッテリ６
２が接続されている。また、電気接続箱６３ａには、ワ
イヤハーネス６４を介して他の電気接続箱６３ｂが接続
されている。更に、ワイヤハーネス６４は、図示しない
複数個の装置に接続されている。また、電気接続箱６３
ａ及び６３ｂには回路保護を目的としてリレー及びヒュ
ーズが設けられていると共に、電気接続箱６３ａ及び６
３ｂはワイヤハーネス６４の分岐接続部を内部に収容し
ている。
【０００４】図５は従来のハイブリッドＬＡＮをワイヤ
ハーネスの分割形態を考慮して示した模式図である。ワ
イヤハーネスの分割形態を考慮した場合、ワイヤハーネ
ス７２とワイヤハーネス７３とが電気接続箱７１を介し
て接続されている。両ワイヤハーネス７２及び７３に
は、高速ネットワーク用ケーブル７４ａ及び低速ネット
ワーク用ケーブル７４ｂが含まれている。そして、例え
ば、一方のワイヤハーネス７２においては、高速ネット
ワーク用ケーブル７４ａに高速ユニット７５ａ、７５ｂ
及び７５ｃが接続され、低速ネットワーク用ケーブル７
４ｂに低速ユニット７６ａ、７６ｂ及び７６ｃが接続さ
れている。更に、このワイヤハーネス７２においては、
高速ネットワーク用ケーブル７４ａと低速ネットワーク
用ケーブル７４ｂとの間にゲートウェイ回路７７が接続
されている。また、他方のワイヤハーネス７３において
は、高速ネットワーク用ケーブル７４ａに高速ユニット
７５ｄが接続され、低速ネットワーク用ケーブル７４ｂ
に低速ユニット７６ｄが接続されているが、ゲートウェ
イ回路は設けられていない。このように、ユニットが要
求する通信速度によって分類されるネットワーク及びそ
れらの間でデータの相互融通を行うゲートウェイ回路か
らネットワークシステムが構成されている。
ハーネスの分割形態を考慮して示した模式図である。ワ
イヤハーネスの分割形態を考慮した場合、ワイヤハーネ
ス７２とワイヤハーネス７３とが電気接続箱７１を介し
て接続されている。両ワイヤハーネス７２及び７３に
は、高速ネットワーク用ケーブル７４ａ及び低速ネット
ワーク用ケーブル７４ｂが含まれている。そして、例え
ば、一方のワイヤハーネス７２においては、高速ネット
ワーク用ケーブル７４ａに高速ユニット７５ａ、７５ｂ
及び７５ｃが接続され、低速ネットワーク用ケーブル７
４ｂに低速ユニット７６ａ、７６ｂ及び７６ｃが接続さ
れている。更に、このワイヤハーネス７２においては、
高速ネットワーク用ケーブル７４ａと低速ネットワーク
用ケーブル７４ｂとの間にゲートウェイ回路７７が接続
されている。また、他方のワイヤハーネス７３において
は、高速ネットワーク用ケーブル７４ａに高速ユニット
７５ｄが接続され、低速ネットワーク用ケーブル７４ｂ
に低速ユニット７６ｄが接続されているが、ゲートウェ
イ回路は設けられていない。このように、ユニットが要
求する通信速度によって分類されるネットワーク及びそ
れらの間でデータの相互融通を行うゲートウェイ回路か
らネットワークシステムが構成されている。
【０００５】このように構成されたハイブリッドＬＡＮ
においては、高速ユニットから送信されたデータが低速
ユニットで受信される場合に、そのデータはゲートウェ
イ回路７７を介して通信される。
においては、高速ユニットから送信されたデータが低速
ユニットで受信される場合に、そのデータはゲートウェ
イ回路７７を介して通信される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように構成されたネットワークシステムにおいては、ゲ
ートウェイ回路が設けられていないワイヤハーネスに接
続され異なる種類のプロトコルで通信を行う２個のユニ
ット間でデータ通信が行われる場合、ゲートウェイ回路
が設けられているワイヤハーネスに接続されたユニット
間でのデータ通信と比して、通信の質が低下するという
問題点がある。
ように構成されたネットワークシステムにおいては、ゲ
ートウェイ回路が設けられていないワイヤハーネスに接
続され異なる種類のプロトコルで通信を行う２個のユニ
ット間でデータ通信が行われる場合、ゲートウェイ回路
が設けられているワイヤハーネスに接続されたユニット
間でのデータ通信と比して、通信の質が低下するという
問題点がある。
【０００７】例えば、図５に示すハイブリッドＬＡＮに
おいて高速ユニット７５ｄから送信されたデータが低速
ユニット７６ｄにより受信される場合、高速ユニット７
５ｄから送信されたデータは一旦電気接続箱７１を介し
てゲートウェイ回路７７に受信される。そして、このデ
ータはゲートウェイ回路７７から送信され、再度電気接
続箱７１を介して低速ユニット７６ｄに受信される。こ
のため、接続回数が多く通信経路が長くなるため、通信
の質が低下するのである。
おいて高速ユニット７５ｄから送信されたデータが低速
ユニット７６ｄにより受信される場合、高速ユニット７
５ｄから送信されたデータは一旦電気接続箱７１を介し
てゲートウェイ回路７７に受信される。そして、このデ
ータはゲートウェイ回路７７から送信され、再度電気接
続箱７１を介して低速ユニット７６ｄに受信される。こ
のため、接続回数が多く通信経路が長くなるため、通信
の質が低下するのである。
【０００８】また、このようなネットワークシステムで
は、電気接続箱からゲートウェイノード（回路）までの
ワイヤハーネスが必要となり、重量及びコストが増加し
てしまう。
は、電気接続箱からゲートウェイノード（回路）までの
ワイヤハーネスが必要となり、重量及びコストが増加し
てしまう。
【０００９】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、通信の質を向上させることができ、ワイヤ
ハーネスの重量及びコストを低減することができる自動
車用電気接続箱を提供することを目的とする。
のであって、通信の質を向上させることができ、ワイヤ
ハーネスの重量及びコストを低減することができる自動
車用電気接続箱を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動車用電
気接続箱は、異なるプロトコルを有する２以上のネット
ワーク間の通信に使用されるゲートウェイ回路を有する
ことを特徴とする。
気接続箱は、異なるプロトコルを有する２以上のネット
ワーク間の通信に使用されるゲートウェイ回路を有する
ことを特徴とする。
【００１１】本発明においては、自動車用電気接続箱に
ゲートウェイ回路が設けられているので、これに接続さ
れるワイヤハーネスに接続されたユニットのプロトコル
が相違しこれ等の間で通信が行われる場合でも、他のワ
イヤハーネスを介することなく１回の電気接続箱による
中継で通信が行われる。従って、中継回数が低減され径
路長が短縮されるので、通信の質及び信頼性が向上す
る。
ゲートウェイ回路が設けられているので、これに接続さ
れるワイヤハーネスに接続されたユニットのプロトコル
が相違しこれ等の間で通信が行われる場合でも、他のワ
イヤハーネスを介することなく１回の電気接続箱による
中継で通信が行われる。従って、中継回数が低減され径
路長が短縮されるので、通信の質及び信頼性が向上す
る。
【００１２】なお、前記ゲートウェイ回路に接続され前
記ネットワークに接続された電子機器に電源を分配する
分配回路と、この分配回路に所定値以上の電流が流れる
ことを防止する回路保護部品と、を有してもよい。
記ネットワークに接続された電子機器に電源を分配する
分配回路と、この分配回路に所定値以上の電流が流れる
ことを防止する回路保護部品と、を有してもよい。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る自動
車用電気接続箱について、添付の図面を参照して具体的
に説明する。図１は本発明の第１の実施例に係る自動車
用電気接続箱を示す分解斜視図である。
車用電気接続箱について、添付の図面を参照して具体的
に説明する。図１は本発明の第１の実施例に係る自動車
用電気接続箱を示す分解斜視図である。
【００１４】本実施例においては、トップ部７及びこの
トップ部７に嵌合されるボトム部８からハウジングが構
成されている。トップ部７には、ワイヤハーネスに接続
されたコネクタが連結されるコネクタハウジング９、ヒ
ューズ１０及びリレー１１が配設されている。
トップ部７に嵌合されるボトム部８からハウジングが構
成されている。トップ部７には、ワイヤハーネスに接続
されたコネクタが連結されるコネクタハウジング９、ヒ
ューズ１０及びリレー１１が配設されている。
【００１５】また、トップ部７とボトム部８との間に
は、複数枚、例えば４枚の電気絶縁板４が配設されてい
る。そして、各電気絶縁板４及びボトム部８上には、複
数個のバスバー２が取り付けられている。バスバー２の
端部は、ヒューズ１０、リレー１１及びワイヤハーネス
に接続されるように電気絶縁板４の板厚方向に折り曲げ
られてタブ３が形成されている。更に、各電気絶縁板４
には、他の電気絶縁板４に設けられたタブ３が貫通する
複数個のスリット５が設けられている。こうして、バス
バー２及びタブ３等から電源の分配を行う分配回路を構
成する分配回路部６が形成されている。なお、分配回路
に所定値以上の電流が流れることはヒューズ１０及びリ
レー１１により防止される。
は、複数枚、例えば４枚の電気絶縁板４が配設されてい
る。そして、各電気絶縁板４及びボトム部８上には、複
数個のバスバー２が取り付けられている。バスバー２の
端部は、ヒューズ１０、リレー１１及びワイヤハーネス
に接続されるように電気絶縁板４の板厚方向に折り曲げ
られてタブ３が形成されている。更に、各電気絶縁板４
には、他の電気絶縁板４に設けられたタブ３が貫通する
複数個のスリット５が設けられている。こうして、バス
バー２及びタブ３等から電源の分配を行う分配回路を構
成する分配回路部６が形成されている。なお、分配回路
に所定値以上の電流が流れることはヒューズ１０及びリ
レー１１により防止される。
【００１６】そして、最上部に位置する電気絶縁板４上
には、プリント基板等のように回路パターンが形成され
ゲートウェイ回路部品１が実装されてゲートウェイ回路
が配設されている。
には、プリント基板等のように回路パターンが形成され
ゲートウェイ回路部品１が実装されてゲートウェイ回路
が配設されている。
【００１７】図２は第１の実施例に係る自動車用電気接
続箱を使用したハイブリッドＬＡＮをワイヤハーネスの
分割形態を考慮して示した模式図である。ワイヤハーネ
スの分割形態を考慮した場合、ワイヤハーネス２２とワ
イヤハーネス２３とが本実施例の電気接続箱２１を介し
て接続される。両ワイヤハーネス２２及び２３には、高
速ネットワーク用ケーブル２４ａ及び低速ネットワーク
用ケーブル２４ｂが含まれている。そして、例えば、一
方のワイヤハーネス２２においては、高速ネットワーク
用ケーブル２４ａに高速ユニット２５ａ、２５ｂ及び２
５ｃが接続され、低速ネットワーク用ケーブル２４ｂに
低速ユニット２６ａ、２６ｂ及び２６ｃが接続されてい
る。また、他方のワイヤハーネス２３においては、高速
ネットワーク用ケーブル２４ａに高速ユニット２５ｄが
接続され、低速ネットワーク用ケーブル２４ｂに低速ユ
ニット２６ｄが接続されている。
続箱を使用したハイブリッドＬＡＮをワイヤハーネスの
分割形態を考慮して示した模式図である。ワイヤハーネ
スの分割形態を考慮した場合、ワイヤハーネス２２とワ
イヤハーネス２３とが本実施例の電気接続箱２１を介し
て接続される。両ワイヤハーネス２２及び２３には、高
速ネットワーク用ケーブル２４ａ及び低速ネットワーク
用ケーブル２４ｂが含まれている。そして、例えば、一
方のワイヤハーネス２２においては、高速ネットワーク
用ケーブル２４ａに高速ユニット２５ａ、２５ｂ及び２
５ｃが接続され、低速ネットワーク用ケーブル２４ｂに
低速ユニット２６ａ、２６ｂ及び２６ｃが接続されてい
る。また、他方のワイヤハーネス２３においては、高速
ネットワーク用ケーブル２４ａに高速ユニット２５ｄが
接続され、低速ネットワーク用ケーブル２４ｂに低速ユ
ニット２６ｄが接続されている。
【００１８】このように構成されたハイブリッドＬＡＮ
においては、ワイヤハーネス２２内の高速ネットワーク
用ケーブル２４ａ及び低速ネットワーク用ケーブル２４
ｂ並びにワイヤハーネス２３内の高速ネットワーク用ケ
ーブル２４ａ及び低速ネットワーク用ケーブル２４ｂの
全てのケーブルが電気接続箱２１内のゲートウェイ回路
に接続されることになる。
においては、ワイヤハーネス２２内の高速ネットワーク
用ケーブル２４ａ及び低速ネットワーク用ケーブル２４
ｂ並びにワイヤハーネス２３内の高速ネットワーク用ケ
ーブル２４ａ及び低速ネットワーク用ケーブル２４ｂの
全てのケーブルが電気接続箱２１内のゲートウェイ回路
に接続されることになる。
【００１９】従って、例えば、高速ユニット２５ｄから
送信されたデータが低速ユニット２６ｄにより受信され
る場合、高速ユニット２５ｄから送信されたデータは電
気接続箱２１内のゲートウェイ回路２７に受信された
後、このゲートウェイ回路２７から送信され、低速ユニ
ット２６ｄに受信される。
送信されたデータが低速ユニット２６ｄにより受信され
る場合、高速ユニット２５ｄから送信されたデータは電
気接続箱２１内のゲートウェイ回路２７に受信された
後、このゲートウェイ回路２７から送信され、低速ユニ
ット２６ｄに受信される。
【００２０】このように、本実施例に係る電気接続箱２
１を使用すれば、高速ユニットと低速ユニットとの間で
データの相互融通を行う場合にも、他のワイヤハーネス
を介したりデータを何度も電気接続箱を通過させる必要
がない。このため、電気接続箱からゲートウェイ回路ま
での通信線の接続回数を低減しケーブルの線長を短くす
ることができるので、信頼性が向上する。また、従来は
電気接続箱からゲートウェイ回路に通信線又は電源線等
を布線していたが、本実施例においては、電気接続箱内
にゲートウェイ回路が設けられるので、従来必要とされ
た通信線及び電源線等を設ける必要もない。
１を使用すれば、高速ユニットと低速ユニットとの間で
データの相互融通を行う場合にも、他のワイヤハーネス
を介したりデータを何度も電気接続箱を通過させる必要
がない。このため、電気接続箱からゲートウェイ回路ま
での通信線の接続回数を低減しケーブルの線長を短くす
ることができるので、信頼性が向上する。また、従来は
電気接続箱からゲートウェイ回路に通信線又は電源線等
を布線していたが、本実施例においては、電気接続箱内
にゲートウェイ回路が設けられるので、従来必要とされ
た通信線及び電源線等を設ける必要もない。
【００２１】次に、本発明の第２の実施例について説明
する。図３は本発明の第２の実施例に係る自動車用電気
接続箱を示す模式図である。
する。図３は本発明の第２の実施例に係る自動車用電気
接続箱を示す模式図である。
【００２２】本実施例においては、第１の実施例と同様
に、トップ部３７及びボトム部３８からハウジングが構
成されている。トップ部３７には、ワイヤハーネスに接
続されたコネクタが連結されるコネクタハウジング３
９、ヒューズ４０、リレー４１及び後述のゲートウェイ
モジュール部が連結されるコネクタハウジング（図示せ
ず）が配設されている。
に、トップ部３７及びボトム部３８からハウジングが構
成されている。トップ部３７には、ワイヤハーネスに接
続されたコネクタが連結されるコネクタハウジング３
９、ヒューズ４０、リレー４１及び後述のゲートウェイ
モジュール部が連結されるコネクタハウジング（図示せ
ず）が配設されている。
【００２３】また、トップ部３７とボトム部３８との間
には、第１の実施例と同様にバスバー及びタブ等から構
成される分配回路が形成された複数枚の電気絶縁板３４
が配設されている。
には、第１の実施例と同様にバスバー及びタブ等から構
成される分配回路が形成された複数枚の電気絶縁板３４
が配設されている。
【００２４】更に、本実施例においては、トップ部３７
のコネクタハウジングに着脱可能なゲートウェイモジュ
ール部３６が設けられている。ゲートウェイモジュール
部３６にはハウジングが設けられており、このハウジン
グ内には、ゲートウェイ回路部品が実装されゲートウェ
イ回路が形成されたゲートウェイ回路基板３１が配設さ
れている。
のコネクタハウジングに着脱可能なゲートウェイモジュ
ール部３６が設けられている。ゲートウェイモジュール
部３６にはハウジングが設けられており、このハウジン
グ内には、ゲートウェイ回路部品が実装されゲートウェ
イ回路が形成されたゲートウェイ回路基板３１が配設さ
れている。
【００２５】このように構成された第２の実施例の電気
接続箱も図２に示す第１の実施例の使用例と同様にして
使用される。そして、第１の実施例と同様の効果が得ら
れる。
接続箱も図２に示す第１の実施例の使用例と同様にして
使用される。そして、第１の実施例と同様の効果が得ら
れる。
【００２６】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ワイヤハーネスに接続されたユニットのプロトコルが相
違しこれ等の間で通信が行われる場合でも、他のワイヤ
ハーネスを介することなく１回の自動車用電気接続箱に
よる中継で通信が行われるので、中継回数を低減し径路
長を短縮して通信の質及び信頼性を向上させることがで
きる。また、従来ゲートウェイ回路の接続に必要とされ
ていた通信線及び電源線等を設ける必要がないので省線
化によりハーネスの重量及びコストを低減することがで
きる。
ワイヤハーネスに接続されたユニットのプロトコルが相
違しこれ等の間で通信が行われる場合でも、他のワイヤ
ハーネスを介することなく１回の自動車用電気接続箱に
よる中継で通信が行われるので、中継回数を低減し径路
長を短縮して通信の質及び信頼性を向上させることがで
きる。また、従来ゲートウェイ回路の接続に必要とされ
ていた通信線及び電源線等を設ける必要がないので省線
化によりハーネスの重量及びコストを低減することがで
きる。
【図１】本発明の第１の実施例に係る自動車用電気接続
箱を示す分解斜視図である。
箱を示す分解斜視図である。
【図２】第１の実施例に係る自動車用電気接続箱を使用
したハイブリッドＬＡＮをワイヤハーネスの分割形態を
考慮して示した模式図である。
したハイブリッドＬＡＮをワイヤハーネスの分割形態を
考慮して示した模式図である。
【図３】本発明の第２の実施例に係る自動車用電気接続
箱を示す模式図である。
箱を示す模式図である。
【図４】車両内のワイヤハーネスを示す模式図である。
【図５】従来のハイブリッドＬＡＮをワイヤハーネスの
分割形態を考慮して示した模式図である。
分割形態を考慮して示した模式図である。
１；ゲートウェイ回路部品 ２；バスバー ３；タブ ４、３４；電気絶縁板 ５；スリット ６；分配回路部 ７、３７；トップ部 ８、３８；ボトム部 ９、３９；コネクタハウジング １０、４０；ヒューズ １１、４１；リレー ２１、７１；電気接続箱 ２２、２３、７２、７３；ワイヤハーネス ２４ａ、７４ａ；高速ネットワーク用ケーブル ２４ｂ、７４ｂ；低速ネットワーク用ケーブル ２５ａ、２５ｂ、２５ｃ、２５ｄ、７５ａ、７５ｂ、７
５ｃ、７５ｄ；高速ユニット ２６ａ、２６ｂ、２６ｃ、２６ｄ、７６ａ、７６ｂ、７
６ｃ、７６ｄ；低速ユニット ３１；ゲートウェイ回路基板 ３６；ゲートウェイモジュール部 ７７；ゲートウェイ回路
５ｃ、７５ｄ；高速ユニット ２６ａ、２６ｂ、２６ｃ、２６ｄ、７６ａ、７６ｂ、７
６ｃ、７６ｄ；低速ユニット ３１；ゲートウェイ回路基板 ３６；ゲートウェイモジュール部 ７７；ゲートウェイ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古市 健二 東京都江東区木場１丁目５番１号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 大庭 清嗣 東京都江東区木場１丁目５番１号 株式会 社フジクラ内 Ｆターム(参考） 5G361 BA06 BA07 BB02 BB03 BC01 5K033 AA04 BA06 CB02 CB08 DA05 DB01 DB04 DB18 DB25
Claims (2)
- 【請求項１】 異なるプロトコルを有する２以上のネッ
トワーク間の通信に使用されるゲートウェイ回路を有す
ることを特徴とする自動車用電気接続箱。 - 【請求項２】 前記ゲートウェイ回路に接続され前記ネ
ットワークに接続された電子機器に電源を分配する分配
回路と、この分配回路に所定値以上の電流が流れること
を防止する回路保護部品と、を有することを特徴とする
請求項１に記載の自動車用電気接続箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10241204A JP2000078179A (ja) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | 自動車用電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10241204A JP2000078179A (ja) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | 自動車用電気接続箱 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000078179A true JP2000078179A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17070760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10241204A Pending JP2000078179A (ja) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | 自動車用電気接続箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000078179A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100925951B1 (ko) | 2007-12-14 | 2009-11-09 | 현대자동차주식회사 | 차량의 전원분배박스 |
| JP2014151857A (ja) * | 2013-02-13 | 2014-08-25 | Yazaki Corp | 車両用電装システム及び車両用電装システムの不具合検出方法 |
| CN104332830A (zh) * | 2014-10-30 | 2015-02-04 | 北奔重型汽车集团有限公司 | 一种可扩展的配电模块 |
| US9100450B2 (en) | 2007-11-14 | 2015-08-04 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Electronic unit, a communication unit and a communication system and method |
| JP2017019329A (ja) * | 2015-07-08 | 2017-01-26 | 矢崎総業株式会社 | 通信システム |
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