JP3087636B2 - 電気接続箱および該電気接続箱を備えたワイヤハーネスの接続構造 - Google Patents

電気接続箱および該電気接続箱を備えたワイヤハーネスの接続構造

Info

Publication number
JP3087636B2
JP3087636B2 JP07332787A JP33278795A JP3087636B2 JP 3087636 B2 JP3087636 B2 JP 3087636B2 JP 07332787 A JP07332787 A JP 07332787A JP 33278795 A JP33278795 A JP 33278795A JP 3087636 B2 JP3087636 B2 JP 3087636B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric
wire
harness
wires
concentrated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07332787A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09154220A (ja
Inventor
敬二 牧
武治 伊藤
浩一 田畑
昌康 打田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP07332787A priority Critical patent/JP3087636B2/ja
Publication of JPH09154220A publication Critical patent/JPH09154220A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3087636B2 publication Critical patent/JP3087636B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のワイヤハ
ーネスに接続する電気接続箱および該電気接続箱を備え
たワイヤハーネスの接続構造に関し、特に、電気接続箱
内部で極めて簡単な構成で大規模なスプライスを行える
と共に、仕様変更に対して容易に対応できるようにする
ものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】自動
車には、インストルメントパネルハーネス(以下、イン
パネハーネスと略す),カウルハーネス、フロントハー
ネス、フロアハーネス、ルーフハーネス、ドアハーネス
等の多数の大型のワイヤハーネスが必要とされており、
これらワイヤハーネスを互いに接続する場合、該接続部
分に電気接続箱を介設していない場合には、各ワイヤハ
ーネスに分岐回路を構成するためのスプライス部を非常
に多く設けなければならない。
【0003】例えば、図9に示すように、インパネハー
ネスW/H1と、フロントハーネスW/H2とフロアハ
ーネスW/H3とを相互に接続する場合、インパネハー
ネスW/H1とフロントハーネスW/H2とはコネクタ
C1とC2を嵌合し、インパネハーネスW/H1とフロ
アハーネスW/H3とはコネクタC3とC4を嵌合し、
フロントハーネスW/H2とフロアハーネスW/H3と
はコネクタC5とコネクタC6とで接続している。この
場合、各ワイヤハーネスW/H1、W/H2、W/H3
には夫々スプライス部S1、S2、S3、S4が必要と
なる。
【0004】上記のように、各ワイヤハーネスにスプラ
イス部を設ける場合、接続する電線を皮剥ぎして芯線を
露出させ、接続端子で圧着し、その後、絶縁用のテープ
を巻き付ける等の作業を必要とし、かつ、スプライス部
の防水を図るために、シール剤を充填しておくなど、作
業手数がかり生産性が非常に悪い問題がある。さらに、
スプライス部でワイヤハーネスの外径が大となる等の問
題もある。
【0005】上記した問題に対して、図10に示すよう
に、インパネハーネスW/H1、フロントハーネスW/
H2とフロアハーネスW/H3との接続部に、図中一点
鎖線で示すようにジャンクションボックスJBからなる
電気接続箱を介設し、図9で各ワイヤハーネスで行って
いたスプライスをジャンクションボックスJB内のバス
バー等からなる内部回路で行うと、図11に示すよう
に、各ワイヤハーネスW/H1、W/H2、W/H3で
のスプライスを不要とできる。
【0006】しかしながら、ジャンクションボックスJ
B内でスプライスを全て吸収しようとすると、図12に
示すように、まず、内部回路が非常に複雑で大型化す
る。図12は単芯線wを絶縁板IPの上下両面に布線
し、圧接端子Tで接続した内部回路をアッパーケースU
BとロアケースLBとに収容した構成の電気接続箱であ
る。内部回路をバスバーで構成した場合も、バスバーの
積層枚数が増加して大型化する。このように、内部回路
が複雑になると共に、各ワイヤハーネスと接続するため
の多数のコネクタをアッパーケースUBに設けると共
に、リレーボックスR、ヒューズボックスFを設けなけ
ればならず、電気接続箱が非常に大型化する。このよう
に、スプライスを全て電気接続箱内で吸収しようとする
と、電気接続箱は大型化し、設置スペースとの関係から
制約を受け、大型化にも限界がある。また、仕様変更が
発生した場合およびオプション回路を追加する場合、ジ
ャンクションボックスJBの内部回路を変更しなければ
ならず、仕様変更毎にバスバーを形成すると、コストが
非常に高くつく。かつ、ジャンクションボックス自体も
変更しなければならなくなるとジャンクションボックス
の製作費もかかり容易に仕様変更に対応できない。
【0007】上記した理由より、電気接続箱の内部で略
全てのスプライスを吸収するような大規模なスプライス
を行えないため、残存したスプライスはワイヤハーネス
で行う必要があり、生産性を高めることが困難であっ
た。
【0008】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、電気接続箱の内部で大規模なスプライスを簡単に
行えると共に、電気接続箱の大型化を抑制でき、しか
も、仕様変更が発生してもコストアップにならずに容易
に対応できる電気接続箱を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は請求項1で、1つのワイヤハーネス内の電
線および他のワイヤハーネスの電線のうち、互いに導通
させる必要がある同一接続グループの電線群の端末を集
中させ、これら電線の端末より露出させた芯線を集中ス
プライスして、該集中スプライス部を電気接続箱内に設
けた収容部で収容していることを特徴とする電気接続箱
を提供している。
【0010】上記のように互いに導通させる必要がある
電線群をまとめて、その端末を集中溶接すると、簡単に
分岐接続回路を構成でき、スプライスを形成することが
できる。即ち、従来の電気接続箱の内部回路は、通常、
導電性金属板を打ち抜いたバスバー、あるいは電線と該
電線に圧接する圧接端子とで構成して回路の分岐接続を
行っていたが、本発明では互いに導通させる必要がある
電線群を集中して、その端末を集中溶接しているため、
これら端末集中スプライス部を電気接続箱の収容部に挿
入して収容すればよいため、電気接続箱の大型化を抑制
できる。また、従来必要とされた分岐接続用のバスバ
ー、圧接端子を不要とでき、仕様変更があっても、集中
溶接する電線を変更あるいは追加するだけでよいため仕
様変更に容易に対応できる。
【0011】また、請求項2で、複数のワイヤハーネス
に夫々接続される複数のコネクタを、上記電気接続箱よ
り引き出した夫々複数の電線群よりなるハーネスの先端
に取り付けている請求項1に記載の電気接続箱を提供し
ている。
【0012】上記のように、各ワイヤハーネスと接続す
る電線群を電気接続箱より引き出し、これら電線群の先
端に夫々コネクタを取り付け、言わば、電気接続箱より
蛸足的に延圧する電線群を介してコネクタを取り付ける
と、これらコネクタを電気接続箱と一体化して設けてい
た場合と比較して、電気接続箱の小型化を図れる。ま
た、上記蛸足的に延在させたコネクタは空いたスペース
に配置でき、スペース上の問題を解決できる。なお、上
記各ワイヤハーネスと接続するコネクタを電気接続箱に
付設しても良いことは言うまでもない。
【0013】上記集中スプライスする電線群は、電気接
続箱内に配線する電源線を含み、該電源線の他端に接続
した接続端子を、電気接続箱に取り付けたヒューズおよ
び/あるいはリレーの下流側に接続する一方、該ヒュー
ズおよび/あるいはリレーの上流側に、電源と接続した
電線に取り付けた接続端子を接続している。(請求項
3)
【0014】即ち、端末を集中溶接する電線群のうち、
1本の電線をヒューズおよび/あるいはリレーを介して
電源線に接続しておくと、端末を集中溶接した他の電線
をリレー、ヒューズを介して電源線と接続することがで
きる。なお、電気接続箱の内部に電源線と接続したバス
バーを配置し、該バスバーに設けたタブをリレー、ヒュ
ーズと接続してもよいことは言うまでもない。
【0015】オプション回路が必要な場合には、上記集
中スプライスする電線群に、オプション回路用の電線を
加えるだけでよい。(請求項4)
【0016】上記集中スプライスする電線群は、電源回
路用および信号回路用の電線を含んでいる。(請求項
5) 即ち、導通させる必要がある電線は電源線および信号線
を問わず集中溶接すると、集中溶接する個数を減少で
き、その分、電気接続箱の小型化が図れる。
【0017】上記集中スプライス部は露出させた芯線群
を溶接或いは接続金具を用いてかしめ圧着している。
(請求項6)
【0018】また、本発明は請求項7で、自動車のイン
ストルメントパネルハーネス、フロアハーネス、フロン
トハーネス、ルーフハーネス、ドアハーネス、カウルハ
ーネスのうち少なくとも2つのワイヤハーネスと夫々接
続するコネクタを設け、これらコネクタに一端を接続す
る電線を、互いに導通させる必要がある同一接続グルー
プの電線群毎にまとめ、これら各電線群の端末を電気接
続箱の内部で集中させ、これら電線の端末より露出させ
た芯線を集中スプライスして、該集中スプライス部を電
気接続箱内に設けた収容部で収容している電気接続箱を
備えたワイヤハーネスの接続構造を提供している。
【0019】上記のように、少なくとも2つ以上の大型
のワイヤハーネスを接続する部分に、電線端末を集中ス
プライスして分岐接続回路を構成した電気接続箱を介設
すると、ワイヤハーネス同士の分岐接続が簡単に行え
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は前記従来例の図9、図11
と同様な、インパネハーネスW/H1,フロントハーネ
スW/H2、フロアハーネスW/H3の接続部に、本発
明のフレキシブル溶接式の電気接続箱1を介設してい
る。図1に示すように、各ワイヤハーネスW/H1、W
/H2およびW/H3にはスプライス部を設けていな
い。
【0021】図2は電気接続箱1の構成を分かり易く示
すもので、電気接続箱1は図3(A)(B)に示すよう
に、1つのハウジング2のみからなり構成している。該
ハウジング2は板厚Hが大で、その上面にヒューズ取付
部3とリレー取付部4を設け、それぞれヒューズ33お
よびリレー34(図6に示す)を取り付けるようにして
いる。ハウジング2には、上記ヒューズ取付部3、リレ
ー取付部4と対応する部分に、下面開口の端子収容室内
3a、4aを形成している。また、図4に示す集中スプ
ライス部を収容するための凹状の収容部5A、5B、5
Cを下面開口で形成している。
【0022】ハウジング2に接続する多数の電線群はハ
ウジング2の下面より上記ヒューズおよびリレーの端子
収容室3a、4aおよび、端末を集中スプライスして収
容部5A〜5Cへと挿入している。これら多数の電線群
は夫々各ワイヤハーネスに接続する電線群毎にハーネス
6、7、8、9としてテープ巻してまとめ、それぞれの
先端にコネクタ10、11、12、13を取り付けてい
る。即ち、ハウンジグ2より多数のハーネス6〜9が蛸
足的に伸長し、それぞれの先端にコネクタ10〜13を
取り付けた構成としている。上記コネクタ10と11は
インパネハーネスとの接続用、コネクタ12はフロント
ハーネスとの接続用、コネクタ13はフロアハーネスと
の接続用である。
【0023】図2において、15、16、17は導通す
る必要がある電線をそれぞれ集中させて、その端末を集
中溶接して形成したスプライス部である。すなわち、図
5に示すように、コネクタ10に接続する電線のうちの
電線Wa、コネクタ11に接続する電線のうち電線W
b、コネクタ13に接続する電線のうち電線Wcは互い
に導通させる必要があるため、これら電線Wa、Wb,
Wcの端末を集中させ、これら電線端末を皮剥ぎして溶
接して集中スプライス部15を形成している。他のスプ
ライス部16、17も同様で、コネクタ10〜13に一
端を接続する電線のうち互いに導通させる必要がある電
線を集めて、その端末を集中溶接して形成している。
【0024】上記端末集中スプライス部15、16、1
7は図4に示すようにハウジング2の下面に開口した収
容部5A、5B、5Cに夫々挿入して絶縁保護してい
る。上記収容部5A、5B、5Cの開口端には、挿入後
に集中スプライス部15、16、17が抜け出さないよ
うに、一対の可撓性を有する係止片18aと18bとを
突設している。よって、挿入時には係止片18aと18
bとを撓ませて挿入し、挿入後は原状に戻る係止片18
aと18bとにより開口を閉鎖して脱落を防止してい
る。
【0025】リレーおよびヒューズと接続せず、かつ、
スプライスする必要はなく、例えば、コネクタ10とコ
ネクタ11とを接続する必要がある電線Wnは、図5に
示すように、一端をコネクタ10に他端をコネクタ11
に接続している。具体的には電線の端末に圧着端子を取
り付けて、コネクタ10〜13の端子収容室に挿入係止
し、他の電線とテープ巻きで集束して電気接続箱1をス
ルーさせている。
【0026】また、上記複数の電線の端末を集中スプラ
イスした電線をリレー34、ヒューズ33を介して電源
と接続する場合は、図6に示すように、例えば、スプラ
イス部15に電源線21の一端を他の電線と共に集中溶
接し、他端に接続端子を圧着し、該接続端子をリレー3
4の下流側と接続している。該リレー34の上流側は電
気接続箱1の内部に収容した電線23に圧接した圧接端
子を接続し、該電線23に設けた別の圧接端子をヒュー
ズ33の下流側と接続し、該ヒューズ33の上流側を同
様に電線24に圧接した圧接端子と接続し、該電線24
を電源25と接続している。ヒューズ33、リレー34
のいずれか一方のみを介して電源と接続する場合も同様
で、一端を集中スプライスした電源線の他端をヒューズ
33、リレー34の下流側と接続している。なお、リレ
ー、ヒューズの上流側に接続する端子は電線に圧接した
圧接端子に限定されず、バスバーに形成したタブでもよ
い。
【0027】スプライスを設けない電線で、電源側とヒ
ューズ、リレーを介して接続する必要がある場合は、図
7に示すように、一端を夫々コネクタ10〜13のいず
れかに接続した電線Wd、Weの他端を電源線21の一
端と集中溶接し、該電源線21の他端をヒューズ33あ
るいはリレーに接続端子を介して接続している。
【0028】上記構成からなる電気接続箱では、導通さ
せる必要がある電線の端末を集中させて溶接してスプラ
イス部15〜17を形成し、これらスプライス部15〜
17を収容部5A〜5Cに収容し夫々絶縁保護しておく
一方、スプライスする必要のない電線は両端を所要のコ
ネクタと接続させるだけでよい。また、リレー、ヒュー
ズを介して電源と接続する必要がある場合は、集中スプ
ライス部15〜17に電源線の端末を同時に溶接し、該
電源線の他端をヒューズ、リレーに接続するだけでよ
い。
【0029】よって、仕様変更で回路変更が発生した場
合は、集中溶接する電線を変更するだけでよい。また、
オプション回路が必要な場合は、オプション用の電線を
上記集中溶接部分に加えて、スプライスするだけで対応
できる。
【0030】上記集中溶接して1つのスプライス部を構
成する電線群は、導通させる必要があれば、電源回路用
および信号回路用の電線を含んでいてもよい。しかしな
がら、電流量との関係から、電源回路毎、信号回路毎に
集中溶接してスプライスする方が好ましい。
【0031】また、上記実施形態では、集中スプライス
部15〜17は露出させた芯線群を溶接して形成してい
るが、接続金具を用いてかしめ圧着して形成してもよ
い。
【0032】上記実施形態では、各ワイヤハーネスに接
続するコネクタは電気接続箱1のハウンジグ2より離れ
て設けているが、図8に示すように、ハウンジグ2にコ
ネクタ10〜13を付設してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の電気接続箱では、従来分岐接続用の内部回路として用
いていたバスバーあるいは単芯線と圧接端子との組み合
わせに代えて、電気接続箱の内部で、導通させる必要が
ある電線の端末をまとめて、端末集中スプライスをする
ことにより分岐接続回路を形成しており、よって、大規
模なスプライスを容易に行うことができる。よって、ワ
イヤハーネス側でのスプライスを無くし、ワイヤハーネ
スの生産性を上げることができる。
【0034】上記のように従来必要とした分岐接続用の
バスバーあるいはスプライス用の圧接端子が不要とな
り、電気接続箱の構成部品を少なくできる。よって、部
品点数の減少によるコスト低減を図れると共に、電気接
続箱の組立工数も減少できる。
【0035】また、電気接続箱より電線群を引き出して
ハーネスとしてまとめ、これらハーネスの先端にコネク
タを取り付けて、夫々ワイヤハーネスと接続する構成、
即ち、電気接続箱より蛸足的にハーネスを延ばして、各
先端にコネクタを取り付けると、電気接続箱の小型化を
図ることができる。かつ、蛸足的に延ばしたハーネス先
端のコネクタを空いたスペースに配置でき、スペース利
用を有効に図れる。
【0036】さらに、回路変更、オプション回路の追加
等の仕様変更が発生した場合にも、集中スプライスする
電線を変更あるいは追加するだけで対応でき、仕様変更
にコストおよび手数をかけずに容易に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のワイヤハーネスの接続構造を示す回
路図である。
【図2】 図1の電気接続箱の概略斜視図である。
【図3】 (A)は上記電気接続箱の平面図、(B)は
正面図である。
【図4】 上記電気接続箱に設けた集中スプライス部の
収容部を示す斜視図である。
【図5】 図2の集中スプライス部する電線群を示す概
略図である。
【図6】 上記集中スプライス部をリレー、ヒューズを
介して電源側と接続する回路を示す概略図である。
【図7】 集中スプライスしない電線をヒューズを介し
て電線側と接続する回路を示す概略図である。
【図8】 本発明の他の実施形態を示す回路図である。
【図9】 従来のワイヤハーネスの接続構造を示す回路
図である。
【図10】 図9の接続部に電気接続箱を設置した場合
の回路図である。
【図11】 図10のワイヤハーネスの接続構造を示す
回路図である。
【図12】 従来の電気接続箱の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 電気接続箱 2 ハウジング 3 ヒューズボックス 4 リレーボックス 6、7、8、9 ハーネス 10、11、12、13 コネクタ 15、15、17 端末集中スプライス部 5A、5B、5C スプライス部収容部 21 電源線 33 ヒューズ 34 リレー W/H1 インパネハーネス W/H2 フロントハーネス W/H3 フロアハーネス
フロントページの続き (72)発明者 打田 昌康 三重県四日市市西末広町1番14号 住友 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−147719(JP,A) 特開 昭55−1203(JP,A) 特開 平6−349340(JP,A) 特開 昭62−12442(JP,A) 特開 平7−296910(JP,A) 特開 昭63−247112(JP,A) 特開 平9−154221(JP,A) 実開 平1−107877(JP,U) 実開 昭63−90920(JP,U) 実開 昭60−128844(JP,U) 実開 平1−146719(JP,U) 実開 昭63−157163(JP,U) 実開 平4−24267(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/08 - 3/20

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのワイヤハーネス内の電線および他
    のワイヤハーネスの電線のうち、互いに導通させる必要
    がある同一接続グループの電線群の端末を集中させ、こ
    れら電線の端末より露出させた芯線を集中スプライスし
    て、該集中スプライス部を電気接続箱内に設けた収容部
    で収容していることを特徴とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】 複数のワイヤハーネスに夫々接続される
    複数のコネクタを、上記電気接続箱より引き出した夫々
    複数の電線群よりなるハーネスの先端に取り付けている
    請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 【請求項3】 上記集中スプライスする電線群は、電気
    接続箱内に配線する電源線を含み、該電源線の他端に接
    続した接続端子を、電気接続箱に取り付けたリレーおよ
    び/あるいはヒューズの下流側に接続する一方、該リレ
    ーおよび/あるいはヒューズの上流側に、電源と接続し
    た電線に取り付けた接続端子を接続している請求項1ま
    たは請求項2に記載の電気接続箱。
  4. 【請求項4】 上記集中スプライスする電線群は、オプ
    ション回路用の電線を含む請求項1乃至請求項3のいず
    れか1項に記載の電気接続箱。
  5. 【請求項5】 上記集中スプライスする電線群は、電源
    回路用および信号回路用の電線を含んでいる請求項1乃
    至請求項4のいずれか1項に記載の電気接続箱。
  6. 【請求項6】 上記集中スプライス部は露出させた芯線
    群を溶接或いは接続金具を用いてかしめ圧着している請
    求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電気接続
    箱。
  7. 【請求項7】 自動車のインストルメントパネルハーネ
    ス、フロアハーネス、フロントハーネス、ルーフハーネ
    ス、ドアハーネス、カウルハーネスのうち少なくとも2
    つのワイヤハーネスと夫々接続するコネクタを設け、こ
    れらコネクタに一端を接続する電線のうち、互いに導通
    させる必要がある同一接続グループの電線群毎にまと
    め、これら各電線群の端末を集中させ、これら電線の端
    末より露出させた芯線を集中スプライスして、該集中ス
    プライス部を電気接続箱内に設けた収容部で収容してい
    る電気接続箱を備えたワイヤハーネスの接続構造。
JP07332787A 1995-11-27 1995-11-27 電気接続箱および該電気接続箱を備えたワイヤハーネスの接続構造 Expired - Fee Related JP3087636B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07332787A JP3087636B2 (ja) 1995-11-27 1995-11-27 電気接続箱および該電気接続箱を備えたワイヤハーネスの接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07332787A JP3087636B2 (ja) 1995-11-27 1995-11-27 電気接続箱および該電気接続箱を備えたワイヤハーネスの接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09154220A JPH09154220A (ja) 1997-06-10
JP3087636B2 true JP3087636B2 (ja) 2000-09-11

Family

ID=18258819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07332787A Expired - Fee Related JP3087636B2 (ja) 1995-11-27 1995-11-27 電気接続箱および該電気接続箱を備えたワイヤハーネスの接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3087636B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5074905B2 (ja) * 2007-12-06 2012-11-14 トヨタ自動車株式会社 ワイヤーハーネスのジョイント部の保持構造
US8257106B2 (en) 2010-01-25 2012-09-04 Enphase Energy, Inc. Method and apparatus for interconnecting distributed power sources
US9806445B2 (en) 2010-01-25 2017-10-31 Enphase Energy, Inc. Method and apparatus for interconnecting distributed power sources
JP2014218224A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 古河電気工業株式会社 ワイヤハーネス

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09154220A (ja) 1997-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08182157A (ja) 電気接続箱
JP2570358Y2 (ja) 電気接続箱
JP3075118B2 (ja) 電気接続箱
JP2929962B2 (ja) 車両用ワイヤハーネス
JP3087636B2 (ja) 電気接続箱および該電気接続箱を備えたワイヤハーネスの接続構造
JP3147794B2 (ja) 電気接続箱の電気接続構造
JP2647641B2 (ja) 自動車のワイヤーハーネス装置
JP2947079B2 (ja) 電気接続箱の接続構造
JP3087637B2 (ja) 電気接続箱
JP3139303B2 (ja) 電気接続箱の接続構造
JPH0729585B2 (ja) 自動車のワイヤーハーネス装置
JPH08227738A (ja) 電気接続箱の接続構造
JP3175546B2 (ja) ヒューズおよび該ヒューズを用いた電線接続構造
JP3103315B2 (ja) 電気接続箱の電源モジュールボックスの構造
JPH09153387A (ja) ジョイントコネクタの取付方法及び取付構造
JPH09163557A (ja) 自動車用の電気接続箱
JP2000173687A (ja) 圧接端子及びその圧接端子を用いた電気接続箱
JP2784368B2 (ja) 電気接続箱
JP3048082B2 (ja) 相互接続組立体
JP3106955B2 (ja) 電気接続箱の接続構造
JP3139304B2 (ja) 電気接続箱の接続構造
JP3702758B2 (ja) 電気接続箱
JPH0621179U (ja) ワイヤーハーネス用接続部品
JP3501081B2 (ja) ジャンクションボックス
JP3011062B2 (ja) 電気接続箱の接続構造

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000613

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees