JP2929962B2 - 車両用ワイヤハーネス - Google Patents

車両用ワイヤハーネス

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ワイヤハーネス
に関し、特に、車種が相異しても、あるいは同一車種で
グレードおよび仕向地が相異しても、所要部品を選択し
て使い分けることができるようにして可能な限り共用化
が出来ると共に、ワイヤハーネスの自動組立を可能とす
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用ワイヤハーネスでは、車両
一台分のワイヤハーネスを複数のブロックに分割し、ブ
ロック毎に設計して一体に製造している。即ち、図7に
示す如き1ブロックのワイヤハーネスW/Hをワイヤハ
ーネス組立図板上で形成しており、例えば、両端にメイ
ン・ジャンクションボックス1A、1Bの間に布線する
幹線2の電線群から所要の電線にスプライス接続して多
数の支線3を設け、これら支線3にコネクタ5あるいは
サブ・ジャンクションボックス1Cを接続して組み立て
ており、必要に応じて支線3にスプライス接続で分岐線
4を設け、タコ足的に電線をスプライス接続している。
【0003】上記図7のように組み立てるワイヤハーネ
スでは、車種が相異した場合、あるいは同一車種でも仕
向地やグレードの相異によって、ワイヤハーネスW/H
のどこか一部でも相異した場合、別部品のワイヤハーネ
スとして設計、製造および管理する必要があり、コスト
および手数がかかる問題があった。
【0004】上記問題を解消するため、図8に示すよう
に、電装品と接続する端末部分を全て切り離し、切り離
した支線3および支線3からの分岐線4の端末にコネク
タ5を取り付けておき、各電装品と接続する電線端末に
取り付けたコネクタ6と必要に応じて接続するものが提
供されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
8に示すワイヤハーネスでは、接続用コネクタが非常に
多数となり、部品点数が増加すると共に、多数のコネク
タ接続部によりスペースを取るり、コストがかかりと共
に組立作業が繁雑になる。しかも、コネクタ接続部で防
水、防塵および異音対策を施すことが必要となる。
【0006】さらに、図8のワイヤハーネスW/Hも前
記図7に示すワイヤハーネスW/Hと同様に、ブロック
毎に一体で設計・製造して、接続する電装品の選択のみ
を可能としているため、ブロック全体の設計の変更、例
えば、ワイヤハーネス幹線部やジャンクションボックス
の設計変更が必要な場合には、やはり別にワイヤハーネ
スを設計・製造することが必要となり、共用化の範囲が
狭い問題がある。
【0007】さらに、図8のワイヤハーネスW/Hも、
図9の結線図に示すように、電線同士を接続するスプラ
イス部7が残存するため、ワイヤハーネス組立時の自動
化が極めて困難となっている。さらにまた、図8のワイ
ヤハーネスの幹線は図7のワイヤハーネスの幹線と同様
であるため、これらワイヤハーネスを組み立てるには、
大きなワイヤハーネス組立図板を必要とし、ワイヤハー
ネスの組立に大きなスペースを必要とする問題がある。
【0008】本発明は、上記した従来の問題を解消せん
とするもので、従来1つのブロックとして製造されてい
たワイヤハーネスを、車種が相異した場合あるいは同一
車種でも仕向地やグレードが相異して設置する電装品が
相異した場合に、容易に対応できるようにすると共に広
範囲の共用化を可能とし、しかも、電線のスプライスを
無くして、ワイヤハーネスの自動組立を可能とすると共
に、ワイヤハーネス組立時が狭いスペースでも出来るよ
うにすることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1で、車種の相異あるいは同一車
種でグレード仕向地の相異に応じて、ジャンクションボ
ックス、該ジャンクションボックスにコネクタ接続され
るワイヤハーネス幹線およびワイヤハーネス支線が相違
する車両用ワイヤハーネスにおいて、電装品単位あるい
は電装システム単位の内部回路を備える複数のジャンク
ションボックスと、これらジャンクションボックス間に
配線するワイヤハーネス幹線と、ジャンクションボック
スと電装品間に配線するワイヤハーネス支線を、夫々別
個に設けており、上記ジャンクションボックスの内部回
路は、電装品単位あるいは電装システム単位で電源・信
号の分配を行う分岐回路と、他のジャンクションボック
スの内部回路同士および他のジャンクションボックスの
内部回路と電装品の接続を行うスルー回路を備え、か
つ、上記ジャンクションボックスに内部回路とコネクタ
接続される上記ワイヤハーネス幹線およびワイヤハーネ
ス支線を構成する電線群の各電線は分岐させずに全て単
線としていることを特徴とする車両用ワイヤハーネスを
提供している。
【0010】上記ジャンクションボックスは、他のジャ
ンクションボックスとワイヤハーネス幹線を介して接続
するためのコネクタ収容部と、ワイヤハーネス支線を介
して電装品に接続するためのコネクタ収容部を備えてい
る。(請求項2)
【0011】上記ワイヤハーネス幹線およびワイヤハー
ネス支線を構成する電線群は、芯線を絶縁被覆で被覆し
た単線の電線あるいは/および銅箔等の導電材を絶縁シ
ートに挟んでいるフラットワイヤーで構成してもよい。
また、ジャンクションボックスの内部回路もFPC(フ
レキシブル・プリンテッサーキット)、PCB(プリン
ト・サーキット・ボード)等で構成してもよいし、電線
と該電線に圧接する圧接端子で構成してもよい。
【0012】
【作用】請求項1に記載の車両用ワイヤハーネスでは、
予め、各ブロックで必要とされる全ての電装品を選定
し、これら全ての電装品を電装品単位あるいは電装シス
テム単位にわけて、これら電装品単位あるいは電装シス
テム単位で、電源・信号の分配を全てジャンクションボ
ックスの内部回路で行えるように設計し、該内部回路を
備えた複数のジャンクションボックスを予め形成してお
く。かつ、これらジャンクションボックスは外部回路と
の接続を全てコネクタ接続とするために所要のコネクタ
収容部を形成しておく。一方、上記ジャンクションボッ
クス同士を接続するワイヤハーネス幹線およびジャンク
ションボックスとコネクタとを接続するワイヤハーネス
支線を、各電線にスプライス部を皆無とした単線の電線
群より構成して、これら電線群の各単線の電線の両端末
に端子を取り付け、これら端子を収容したコネクタをワ
イヤハーネス幹線およびワイヤハーネス支線に取り付け
て形成しておく。このように、従来1つとしていたワイ
ヤハーネス幹線も分割して形成し、これら分割した複数
のワイヤハーネス幹線の両端末に夫々コネクタを取り付
け、必要に応じて、所要のジャンクションボックスにコ
ネクタ接続して、所要のジャンクションボックス同士を
接続するようにしている。
【0013】上記のように予め形成した多数のジャンク
ションボックス、ワイヤハーネス幹線、ワイヤハーネス
支線を、必要とする電装品に応じて使い分けして選択
し、コネクタ接続により、相互に組みつけて1つのブロ
ックのワイヤハーネスを幹線している。すなわち、電装
品単位あるいは電装システム単位で形成したジャンクシ
ョンボックスを、分割したワイヤハーネス幹線で相互に
接続することで、電装品の相異に対応したワイヤハーネ
スを簡単に形成出来る。
【0014】請求項2に記載のように、ジャンクション
ボックスには、他のジャンクションボックスとワイヤハ
ーネス幹線を介して接続するためのコネクタと、電線品
とワイヤハーネス支線を介して接続するためのコネクタ
を備え、各端末への電源・信号の分配を全てジャンクシ
ョンボックスで行っているため、電装品と接続する全端
末はジャンクションボックスに直接接続できる。即ち、
従来のように、ワイヤハーネス幹線の電線に分岐電線を
スプライス接続して、回路の分岐を行う必要がない。こ
のようにスプライス接続部がないことによりワイヤハー
ネスの自動組立が可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例を参照して詳細に説明
する。図1は実施例のワイヤハーネスの回路形態を示
し、図2はワイヤハーネスとして組み立てた状態を示
す。図1において、10A、10B、10C、10D、
10Eはジャンクションボックスで、それぞれ電装品単
位あるいは電装システム単位にわけて形成している。2
0A、20B、20C、20D、20Eはワイヤハーネ
ス幹線(以下、幹線と略す)であり、上記ジャンクショ
ンボックス10A、…10Eを相互に接続する。30
A、…30Pはワイヤハーネス支線(以下、支線と略
す)であり、上記ジャンクションボックス10A、…1
0Eと各電装品(図示せず)とを接続する。
【0016】上記ジャンクションボックス10A、…1
0E、幹線20A、…20E、支線30A、…30Pは
夫々別個に予め形成してあり、これらを選択して用い、
ジャンクションボックス10A、…10Eのコネクタ収
容部に、幹線20A、…20Eに取り付けているコネク
タ40、各支線30A、…30Pに取り付けているコネ
クタ50を嵌合し、各電装品と夫々接続する支線30
A、…30Pを全てジャンクションボックス10A、…
10Eに直接接続して、所要の回路を有する1つのブロ
ックからなるワイヤハーネスW/Hを組み立てている。
【0017】上記各ジャンクションボックス10A、…
10Eの内部回路は、上記したように、電装品単位ある
いは電装システム単位で、全ての電源および信号の分配
を行うように設定しており、該内部回路に電装品と接続
した支線30A、…30Pをコネクタ接続することによ
り、支線に分岐線を設けることなく電源、信号を与える
事が出来るようにしている。また、各ジャンクションボ
ックスの内部回路には、電装品に直接電源、信号を分配
するのではなく、他のジャンクションボックスと電装品
とを接続するためのスルー回路も必要に応じて設けてい
る。
【0018】各ジャンクションボックス10A、…10
Eの内部回路は、バスバーで形成してもよいし、図3に
示すように、ロアケース11に電線12を布線し、該電
線12に圧接端子13を圧接して形成してもよい。さら
に、FPC、PCBでもよい。
【0019】ジャンクションボックスのロアケース11
と嵌合するアッパーケース14には多数のコネクタ収容
部15を形成しており、これら各コネクタ収容部15の
内部には、ジャンクションボックスの内部回路を形成す
る圧接端子13に設けた外部端子接続用タブ13a、あ
るいは、これらタブと接続した中継端子(図示せず)を
並設したコネクタ接続部を設けている。なお、バスバー
で内部回路を形成した場合も同様で、バスバーから突設
したタブあるいは該タブに接続した中継端子でコネクタ
接続部を形成している。
【0020】上記ジャンクションボックス10A、…1
0Eに形成するコネクタ収容部15は、他のジャンクシ
ョンボックスと幹線20A、…20Eを介して接続する
ためのコネクタ収容部15aと、支線30A、…30P
を介して電線品と接続するためのコネクタ収容部15b
との2種類がある。
【0021】上記幹線20A、…20Eは図4(A)に
示すように、全てスプライス接続していない単線からな
る多数の電線21より構成し、これら各電線21の両側
端末に端子金具(図示せず)を接続し、これら端子金具
を両側のコネクタハウジング41、42に収容して、い
る。即ち、各幹線20A、…20Eは単線からなる多数
の電線群の両端末にコネクタ40を設けた構成で、予め
別個に形成している。上記幹線20A、…20Eは上記
ジャンクションボックス10A、〜10Eのいずれかを
相互に接続するもので、これらジャンクションボックス
に形成した上記コネクタ収容部15aに幹線端末の各コ
ネクタ40を嵌合し、よって、別個に形成したジャンク
ションボックスの内部回路のうち、所要の回路を相互に
接続するようにしている。
【0022】上記支線30A、…30Pは図4(B)に
示すように、上記幹線20A、…20Eと同様な構成
で、全てスプライス接続していない単線からなる少なく
とも1本以上の電線31より構成し、これら各電線31
の両側端末に端子金具(図示せず)を接続し、これら端
子金具を両側のコネクタハウジング51、52に収容し
ている。即ち、各支線30A、…30Pは単線からなる
電線群の両端末にコネクタ50と60を設けた構成で、
予め別個に形成している。上記支線30A、…30Pは
上記ジャンクションボックス10A、〜10Eのいずれ
かと電装品(図示せず)を直接接続するもので、ジャン
クションボックスに形成した上記コネクタ収容部15b
に各支線の一側端末のコネクタ50を嵌合する一方、他
側端末のコネクタ60は電装品と接続し、よって、ジャ
ンクションボックスの内部回路のうち所要の回路を電装
品に直接接続するようにしている。
【0023】上記したように、別個にジャンクションボ
ックス10A、…10E、幹線20A、…20E、支線
30A、…30Pを形成しておき、ワイヤハーネスW/
H組立時には、自動車に搭載する電装品の種類に応じ
て、選択して使い分け、コネクタ接続して、図2に示す
如き、ワイヤハーネスW/Hを組み立てる。
【0024】例えば、図5に示すように、車両内で近接
した箇所に配置する電装品と接続する支線30Aと30
Bをテープ70巻きして結束し、これら支線30Aと3
0Bのコネクタ50をジャンクションボックス10Aの
コネクタ収容部15bに嵌合する。同様にして、各ジャ
ンクションボックス10A、…10Eに接続する支線を
テープで結束し、あるいは、単独でジャンクションボッ
クスにコネクタ嵌合して接続する。各ジャンクションボ
ックスに必要な支線を接続した後、ジャンクションボッ
クス10A、…10Eのコネクタ収容部15aに幹線2
0A、…20Eのコネクタ40を嵌合して接続する。其
の際、幹線で同一方向に配線する部分はテープ80を巻
き付け結束する。さらに、必要に応じてコルゲートチュ
ーブをかぶせて外装する。このように、全てコネクタ嵌
合で接続して、図2に示すワイヤハーネスW/Hを完成
する。
【0025】図2のワイヤハーネスW/Hは、車両に搭
載する電装品が多数で、予め形成している上記ジャンク
ションボックス10A、…10E、幹線20A、…20
Eおよび支線30A、…30Pを全て接続した構成から
なるものである。即ち、オプションの電装品を全て搭載
した場合のワイヤハーネスである。これに対して、図6
(A)(B)に示すワイヤハーネスW/Hは搭載する電
装品が図2のワイヤハーネスW/Hよりすくない場合で
あり、かつ、図6(A)と(B)とは搭載する電装品の
種類が相異するため、接続するジャンクションボック
ス、幹線および支線が相異している。
【0026】このように、ジャンクションボックス10
A、…10E、幹線20A、…20E、支線30A、…
30Pを別個に形成しておくことにより、ジャンクショ
ンボックスと幹線との組み合わせからなるワイヤハーネ
ス幹線自体から相異するもの、ワイヤハーネス幹線は同
一であるが接続する電装品が相異するものと、多種類の
ワイヤハーネスを組み立てることができる。即ち、図2
に示す品番Aのワイヤハーネス、図6(A)に示す品番
Bのワイヤハーネス、図6(C)に示す品番Cのワイヤ
ハーネスと、車種の相異及び同一車種であるが仕向地お
よびグレードの相異に対応したワイヤハーネスを組み立
てることができる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
に係わるワイヤハーネスは下記に列挙する効果を有する
ものである。 電装品単位、電装システム単位で、ジャンクションボ
ックス、ワイヤハーネスの幹線および支線を別個に形成
し、必要な電装品に応じてジャンクションボックス、ワ
イヤハーネス幹線および支線を選択して使い分けるた
め、ワイヤハーネスの設計変更に容易に対応できる。即
ち、同一車種で仕向地あるいはグレードの相異により搭
載する電装品が相異する場合には、ジャンクションボッ
クスに接続する支線を変更するだけでよい。また、車種
が相異する場合は、使用するジャンクションボックスお
よびこれらジャンクションボックスを接続するワイヤハ
ーネス幹線を変更すれば対応できる。
【0028】ジャンクションボックスの内部回路に、
電装品単位或いは電装システム単位で、電源・信号の分
配を全て行えるように分岐回路を構成し、電装品と接続
する支線を全てジャンクションボックスに直接接続する
構成としているため、ワイヤハーネス幹線あるいは支線
にスプライス接続して電線を分岐する必要がなくなる。
このように製造上で難作業であった電線のスプライスを
皆無とすることにより、スプライス作業工程を削除で
き、作業能率が飛躍的に向上する。
【0029】ワイヤハーネスの組立は、従来一つのブ
ロックとして組み立ていたワイヤハーネス幹線を分割し
て、別個に形成するため、幹線の長さが短くなり、其の
結果、ワイヤハーネス幹線の形成を小さい組立図板上で
行うことが出来る。かつ、これら予め形成したワイヤハ
ーネス幹線と各ジャンクションボックスとの接続も、1
つの組立図板上で行う必要がないため、ワイヤハーネス
の組立に大きなスペースが不要となる。
【0030】予め形成したジャンクションボックスに
コネクタ収容部を設けている一方、ワイヤハーネス幹線
および支線には、上記ジャンクションボックスのコネク
タ収容部に嵌合するコネクタを取り付けているため、全
ての接続をコネクタ嵌合で行うことができ、ワイヤハー
ネス組立の自動化が図れる。さらに、ワイヤハーネス
の幹線および支線を単線にて構成することができ、ワイ
ヤハーネスの製造を自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係わるワイヤハーネスの回
路図である。
【図2】 図1のワイヤハーネスの斜視図である。
【図3】 本発明のワイヤハーネスに用いるジャンクシ
ョンボックスの概略分解斜視図である。
【図4】 (A)は本発明のワイヤハーネスに用いるワ
イヤハーネス幹線の斜視図、(B)はワイヤハーネス支
線の斜視図である。
【図5】 図4(B)の支線を結束した状態の斜視図で
ある。
【図6】 (A)(B)は図2のワイヤハーネスを一部
変更した実施例のワイヤハーネスの斜視図である。
【図7】 従来のワイヤハーネスの斜視図である。
【図8】 従来の他のワイヤハーネスの斜視図である。
【図9】 図8のワイヤハーネスの結線図である。
【符号の説明】
10A〜10E ジャンクションボックス 15(15a、15b) コネクタ収容部 20A〜20E ワイヤハーネス幹線 30A〜30P ワイヤハーネス支線 40、50、60 コネクタ 21、31 電線 W/H ワイヤハーネス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−62980(JP,A) 特開 平4−325814(JP,A) 特開 平4−325816(JP,A) 特開 平5−207625(JP,A) 特開 平6−141441(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 3/00 - 3/04 H02G 3/22 - 3/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車種の相異あるいは同一車種でグレード
    仕向地の相異に応じて、ジャンクションボックス、該ジ
    ャンクションボックスにコネクタ接続されるワイヤハー
    ネス幹線およびワイヤハーネス支線が相違する車両用ワ
    イヤハーネスにおいて、 電装品単位あるいは電装システム単位の内部回路を備え
    る複数のジャンクションボックスと、これらジャンクシ
    ョンボックス間に配線するワイヤハーネス幹線と、ジャ
    ンクションボックスと電装品間に配線するワイヤハーネ
    ス支線を、夫々別個に設けており、 上記ジャンクションボックスの内部回路は、 電装品単位あるいは電装システム単位で電源・信号の分
    配を行う分岐回路と、 他のジャンクションボックスの内部回路同士および他の
    ジャンクションボックスの内部回路と電装品の接続を行
    うスルー回路を備え、 かつ、上記ジャンクションボックスに内部回路とコネク
    タ接続される上記ワイヤハーネス幹線およびワイヤハー
    ネス支線を構成する電線群の各電線は分岐させずに全て
    単線としていることを特徴とする 車両用ワイヤハーネ
    ス。
  2. 【請求項2】 上記ジャンクションボックスは、他のジ
    ャンクションボックスとワイヤハーネス幹線を介して接
    続するためのコネクタ収容部と、ワイヤハーネス支線を
    介して電装品に接続するためのコネクタ収容部を備えて
    いる請求項1に記載の車両用ワイヤハーネス。
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