JP2015227089A - 車両用ハーネス構造 - Google Patents

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陽一 牧
元辰 松永
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【課題】ワイヤハーネスの品番共通化を図ると共に、ワイヤハーネスの付捨てを無くすことができる車両用ハーネス構造を提供する。【解決手段】車両用ハーネス構造は、複数の取付対象車両に共通して取り付けられる幹線ハーネス11と、幹線ハーネス11における通信線25、電源線23、信号線28及びアース線27のうちの少なくとも何れか1本に一端が後付けで分岐接続されると共に、取付対象車両に取付けられる少なくとも1つの電装機器29に他端が接続される支線ハーネス13と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、車両用ハーネス構造に関する。
車両には、種々のランプ及びモータや、これらを操作するためのスイッチ装置などの各種の電装機器が多数搭載されている。そして、これら各種の電装機器には、バッテリなどから供給される電力や、これら電装機器を制御するための制御信号などを供給するためのワイヤハーネスが接続される。このワイヤハーネスは、複数の電線とコネクタなどからなる。電線は、導電性の芯線と、芯線を被覆した絶縁性の被覆部とを備える。コネクタは、電線の端末などに取り付けられて線と接続される端子金具と、端子金具を収容する絶縁樹脂製のコネクタハウジングとを備える。
また、近年では、車両に搭載される複数の車両電装品を制御する通信システムとして、各車両電装品を制御する複数の電子制御ユニットがそれぞれ共通の多重通信線で接続され、その多重通信線を介して多重化された信号の授受を行い、これに基づいて各車両電装品の作動を制御するようにした車両ネットワークシステムが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、車両に配索されるワイヤハーネスは、例えばシステム回路毎にサブ分けされた複数の回路別サブハーネスが組み合されて全体のワイヤハーネスとされているものが一般的である。システム回路としては、例えば、ヘッドランプやワイパ等のように自動車に必須の電装機器を構成するスタンダード回路と、セキュリティやリアフォグランプ等のように車種やグレード等に応じて選択される電装機器を構成するオプション回路とがある。そして、このような自動車用ワイヤハーネスを製造する場合には、コネクタの配置や端子、電線の種類等を考慮しながら、全体のワイヤハーネスが適切なものとなるように決定される。
例えば、図6の(a)に示す従来のワイヤハーネス500は、3つのサブハーネスA,B,Cによって構成されている。各サブハーネスA,B,Cは、それぞれ根元端(図中、左端)には図示しない制御ユニットに接続される側のコネクタa1,b1,c1を有すると共に、枝端(図中、右端)には制御ユニットが制御する対象となる被制御装置(電装機器)に設けられた接続先コネクタに接続される機器側コネクタa2,b2,c2を有している。
そして、ワイヤハーネス500に対してオプションの被制御装置が追加される場合には、例えば図6の(b)に示すように、このオプションの被制御装置の接続先コネクタに接続される機器側コネクタc3が枝線に接続されたサブハーネスDを有するワイヤハーネス510が用意される。
特開2004−268630号公報
しかしながら、上述した図6の(a),(b)に示したワイヤハーネス500,510のように、追加接続されるオプションの被制御装置毎に機器側コネクタc3を有するサブハーネスDを追加すると、ワイヤハーネスの品番が増えてしまう。組み立てるワイヤハーネスの品番が多くなると、ワイヤハーネスの組立ラインにおける組立作業が繁雑となって、ワイヤハーネスの組立作業の効率が低下する。このため、ワイヤハーネスの量産性が低下して、各構成部品やワイヤハーネス自体のコストが上昇するという問題がある。
一方、オプションの被制御装置の有無に係わらず、図6の(b)に示したワイヤハーネス510を使用してワイヤハーネスの品番を減らした場合には、配索されても使用されない構成部品(所謂、「付捨て」)となる機器側コネクタc3が発生し、ワイヤハーネスの無駄が多くなり、これによってもワイヤハーネスのコストが上昇してしまう。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、ワイヤハーネスの品番共通化を図ると共に、ワイヤハーネスの付捨てを無くすことができる車両用ハーネス構造を提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 複数の取付対象車両に共通して取り付けられる幹線ハーネスと、前記幹線ハーネスにおける通信線、電源線、信号線及びアース線のうちの少なくとも何れか1本に一端が後付けで分岐接続されると共に、前記取付対象車両に取付けられる少なくとも1つの電装機器に他端が接続される支線ハーネスと、を備えることを特徴とする車両用ハーネス構造。
なお、本明細書中における「幹線ハーネス」とは、1車種の取付対象車両に対応する1種の幹線ハーネス、1車種の異なるグレード等の取付対象車両に対応する複数種の幹線ハーネス、及び複数車種の取付対象車両に対応する1種の幹線ハーネスの全てを含むものである。
上記(1)の構成の車両用ハーネス構造によれば、複数の取付対象車両に共通して取り付けられる幹線ハーネスが共通化されると共に、取付対象車両に取付けられる電装機器が、幹線ハーネスにおける通信線、電源線、信号線及びアース線のうちの少なくとも何れか1本に一端が分岐接続される支線ハーネスを介して後付けされる。そこで、幹線ハーネスには、付捨てとなる構成部品が生じない。
更に、支線ハーネスは、取付対象車両に取り付けられる電装機器の数に応じて、幹線ハーネスに対して分岐接続されるので、車両用ハーネス構造の全体に、付捨ての構成部品が発生しない。
また、従来の車両用ハーネス構造では、オプションの電装機器の増加により、オプションの電装機器が取り付けられる組合せ数に伴って、ワイヤハーネス全体の品番が増加した。これに対し、上記(1)の構成の車両用ハーネス構造では、オプションの電装機器に対応する支線ハーネスのみの品番を確保すればよい。これにより、製造部品の管理が容易となり、ワイヤハーネス製造コストの低減を図ることができる。
(2) 上記(1)の構成の車両用ハーネス構造であって、前記支線ハーネスの一端には、前記通信線、電源線、信号線及びアース線のうちの少なくとも何れか1本の導体に圧接接続するためのハーネス分岐接続機構が設けられることを特徴とする車両用ハーネス構造。
上記(2)の構成の車両用ハーネス構造によれば、幹線ハーネスと電装機器とを接続する支線ハーネスが、幹線ハーネスとの接続部分に、ハーネス分岐接続機構を備える。このハーネス分岐接続機構は、幹線ハーネスに取り付けられることで、幹線ハーネスにおける通信線、電源線、信号線及びアース線のうちの少なくとも何れか1本の導体を被覆した絶縁性の被覆部を圧接部によって切り裂き、この導体に圧接部を接続する。そこで、ハーネス分岐接続機構を幹線ハーネスに取り付けるだけで、幹線ハーネスと電装機器の接続が簡便に完了する。
(3) 上記(2)の構成の車両用ハーネス構造であって、前記支線ハーネスが、前記支線ハーネスの幹線ハーネス側端で前記ハーネス分岐接続機構に接続される幹線ハーネス側コネクタと、前記支線ハーネスの電装機器側端で前記電装機器に接続される機器側コネクタとを有することを特徴とする車両用ハーネス構造。
上記(3)の構成の車両用ハーネス構造によれば、支線ハーネスにおける幹線ハーネス側コネクタは、ハーネス分岐接続機構に設けられた相手側コネクタに結合接続される。即ち、この支線ハーネスは、所望の長さを有することで幹線ハーネスと電装機器とを接続することができるので、電装機器の位置に合わせて搭載が可能となる。これにより、幹線ハーネスと電装機器とを接続する支線ハーネスは、車両の違い、仕向け違い、仕様違いに対する対応が容易(搭載フリー)となる。
(4) 上記(3)の構成の車両用ハーネス構造であって、前記支線ハーネスの機器側コネクタには、前記電装機器のコネクタが接続される分岐コネクタが接続されることを特徴とする車両用ハーネス構造。
上記(4)の構成の車両用ハーネス構造によれば、本来、幹線ハーネスに接続された支線ハーネスの機器側コネクタに結合される電装機器に代えて、分岐コネクタが結合される。分岐コネクタには、支線ハーネスの機器側コネクタや電装機器のコネクタに結合が可能となる複数の結合部分が設けられている。それぞれの結合部分には、更に追加ワイヤハーネスの幹線ハーネス側コネクタや、補機電装機器、分岐コネクタが接続可能となる。これにより、支線ハーネスには、複数の電装機器の接続が可能となる。
本発明に係る車両用ハーネス構造によれば、ワイヤハーネスの品番共通化を図ると共に、ワイヤハーネスの付捨てを無くすことができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の一実施形態に係る車両用ハーネス構造を備えたワイヤハーネスの模式図である。 図1に示したワイヤハーネスにおける幹線ハーネスと支線ハーネスを分解して示した模式図である。 (a)は本実施形態に係る車両用ハーネス構造に用いられるハーネス分岐接続機構の部分破断斜視図、(b)は(a)に示したハーネス分岐接続機構の平面図、(c)は(a)に示したハーネス分岐接続機構の正面図、(d)は(a)に示したハーネス分岐接続機構のA−A断面図である。 支線ハーネスの平面図であり、(a)は電線の幹線ハーネス側端及び電装機器側端に、それぞれ幹線ハーネス側コネクタ及び機器側コネクタが接続された支線ハーネスを示し、(b)は電線の幹線ハーネス側端がハーネス分岐接続機構に直接接続された支線ハーネスを示し、(c)は電線の幹線ハーネス側端及び電装機器側端がハーネス分岐接続機構及び電装機器に直接接続された支線ハーネスを示す。 電装機器との間に分岐コネクタが接続される支線ハーネスの平面図である。 (a)は従来のワイヤハーネスの一例を示す模式図であり、(b)は(a)に示した従来のワイヤハーネスの他の例を示す模式図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1,2は本発明の一実施形態に係る車両用ハーネス構造を備えたワイヤハーネスの模式図である。
本実施形態に係る車両用ハーネス構造を備えたワイヤハーネス1は、幹線ハーネス11と、複数の支線ハーネス13と、を有する。
図3に例示する幹線ハーネス11は、複数の取付対象車両に共通して取り付けられ幹線としての電源線23、通信線25、アース線(GND)27、信号線28の4種類の電線(図3参照)を基本とする電線束であり、複数の電装機器(例えば、エンジンコントロール・ユニット17及びジョイントボックス19)やコネクタ18に接続されている。幹線ハーネス11は、これらに加え、他の電線が更に加わるものであってもよい。幹線ハーネス11における通信線25には、多重信号が流される。また、幹線ハーネス11における信号線28には、単独の信号が流される。また、本発明の幹線ハーネスは、図3に示した幹線ハーネス11のような1本の電線束形状に限らず、幹線に複数の枝線が設けられた電線束形状でもよい。
なお、本発明に係る幹線ハーネスは、図1,2に示した複数車種の取付対象車両に対応する1種の幹線ハーネス11に限るものではなく、1車種の取付対象車両に対応する1種の幹線ハーネス、1車種の異なるグレード等(例えば、仕向け違い、仕様違い)の取付対象車両に対応する複数種の幹線ハーネスでもよい。
複数の支線ハーネス13は、図2に示すように、幹線ハーネス11における電源線23、通信線25、アース線(GND)27及び信号線28のうちの少なくとも何れか1本に一端がそれぞれ後付けで分岐接続される。図示例では4つの支線ハーネス13が、幹線ハーネス11に分岐接続されている。このように、本実施形態の車両用ハーネス構造では、幹線ハーネス11の任意の位置において、複数の支線ハーネス13が分岐接続されてワイヤハーネス1が構成される。これら支線ハーネス13は、それぞれ幹線ハーネス11と電装機器29,29Aとを接続する。
各支線ハーネス13の他端には、取付対象車両に後付けされる少なくとも1つの電装機器29,29Aが接続される。支線ハーネス13を介して電装機器29,29Aを幹線ハーネス11に後付けする後付け方法は、「圧接」、「接着」、「溶着」など、幹線ハーネス11に接続できる方法であれば何れであってもよい。本実施形態においては、支線ハーネス13が、後述するハーネス分岐接続機構31によって幹線ハーネス11の電源線23、通信線25、アース線27及び信号線28に分岐接続される場合を例に説明する。
図3に示すように、本実施形態に係る車両用ハーネス構造では、支線ハーネス13の一端が、ハーネス分岐接続機構31によって幹線ハーネス11の任意位置に分岐接続される。
本実施形態のハーネス分岐接続機構31は、支線ハーネス13の導体に接続されて幹線ハーネス11の導体に圧接接続される圧接部33を有する。圧接部33は、例えば一対からなる複数の圧接刃35を起立して構成され、回路基板37の所定の回路に接続される。回路基板37は、上ケース39と下ケース41とによって構成された絶縁樹脂製のケース内に収容される。上ケース39及び下ケース41は、例えば薄肉ヒンジ(図示略)によって開閉自在に連結される。
ハーネス分岐接続機構31は、上ケース39及び下ケース41によって幹線ハーネス11における電源線23、通信線25、アース線27及び信号線28を挟み込むことで、各線の絶縁被覆を圧接刃35が切り裂き、各線の導体に圧接部33が圧接接続される。幹線ハーネス11における電源線23、通信線25、アース線27及び信号線28を挟んだハーネス分岐接続機構31は、上ケース39及び下ケース41がロックされることで、幹線ハーネス11の任意位置に固定される。
即ち、本実施形態に係る車両用ハーネス構造によれば、ハーネス分岐接続機構31を幹線ハーネス11の任意の位置に取り付けるだけで、幹線ハーネス11と電装機器29の接続が簡便に完了する。なお、電装機器29のアース線がボディアースされる場合には、幹線ハーネス11におけるアース線27の支線ハーネス13による分岐接続は不要となる。
更に、本実施形態に係る支線ハーネス13は、幹線ハーネス11における電源線23、通信線25、アース線27及び信号線28に分岐接続するためのハーネス分岐接続機構31が一端に設けられ、取付対象車両に後付けされる電装機器29に接続するための機器接続機構61が他端に設けられている。更に詳しくは、図4の(a)に示すように、支線ハーネス13は、電線55と、電線55の幹線ハーネス側端でハーネス分岐接続機構31に接続される幹線ハーネス側コネクタ47と、電線55の電装機器側端で電装機器29に接続される機器側コネクタ51とを有する。そして、支線ハーネス13は、機器側コネクタ51が、電装機器29に設けられたコネクタ63と共に構成する機器接続機構61に接続され、幹線ハーネス側コネクタ47が、ハーネス分岐接続機構31の基板実装コネクタ43に接続される。
即ち、本実施形態の支線ハーネス13は、所望の長さを有する電線55を介して幹線ハーネス11と電装機器29とを接続することができるので、電装機器29の位置に合わせた搭載が可能となり、高い汎用性を得ることができる。
なお、本発明に係る支線ハーネスの形態は、上記実施形態の支線ハーネス13に限定されるものではなく、種々の形態を採りえる。
例えば、図4の(b)に示す支線ハーネス13Aは、電線55の幹線ハーネス側端が、ハーネス分岐接続機構31の圧接部33に直接接続され、機器側コネクタ51が、電装機器29のコネクタ63にコネクタ接続される。
また、図4の(c)に示す支線ハーネス13Bは、電線55の幹線ハーネス側端が、ハーネス分岐接続機構31の圧接部33に直接接続されると共に、電線55の電装機器側端が、電装機器29の回路に直接接続されて、電装機器29と一体に構成される。勿論、電線55の幹線ハーネス側端に設けた幹線ハーネス側コネクタ47が、ハーネス分岐接続機構31の基板実装コネクタ43に接続される構成とすることもできる(図4の(a)参照)。
図5に示す支線ハーネス13Cは、電装機器29との間に分岐コネクタ79が接続される。この支線ハーネス13Cは、機器側コネクタ51に、分岐コネクタ79が結合される。分岐コネクタ79には、複数(図示例では4つ)の結合部分が設けられる。分岐コネクタ79の第1結合部分83には、電線55の機器側コネクタ51が結合される。分岐コネクタ79の第2結合部分85には、電装機器29のコネクタ63が結合される。そして、分岐コネクタ79の第3結合部分87には、追加ハーネス89のコネクタ86が結合される。従って、分岐コネクタ79は、電装機器29の他に、追加ハーネス89のコネクタ88を介して更に他の電装機器29を分岐接続することができる。勿論、上述した支線ハーネス13Cにおける電線55は、幹線ハーネス側端がハーネス分岐接続機構31の圧接部33に直接接続されると共に、電装機器側端が分岐コネクタ79の回路に直接接続される構成とすることもできる。
なお、上述した支線ハーネス13,13A〜13Cにおける電線55は、電装機器29の種類(電子制御ユニットを備えているか否か等)に応じて電線の機能が変わる。例えば、図4及び図5に示したように、電子制御ユニット(図示せず)を備えた電装機器29が電線55の電装機器側端に設けられる場合には、電線55が電源線23Aと通信線25Aとアース線27Aにより構成される。また、電子制御ユニットとスイッチユニットを備えた電装機器29が電線55の電装機器側端に設けられる場合には、電線55が電源線23Aとアース線27Aにより構成される。
更に、図2に示したように、ON/OFFの信号を受けて動作する電装機器29Aが電線55の電装機器側端に設けられると共にボディアースされる場合、電線55は信号線28Aにより構成される。
次に、上記の構成を有する車両用ハーネス構造を備えたワイヤハーネス1の作用を説明する。
本実施形態に係るワイヤハーネス1では、複数の取付対象車両に共通して取り付けられる幹線ハーネス11が共通化されると共に、取付対象車両に取付けられる電装機器29,29Aが、幹線ハーネス11における電源線23、通信線25、信号線28及びアース線27のうちの少なくとも何れか1本に一端が分岐接続される支線ハーネス13(13A〜13C)を介して後付けされる。そこで、幹線ハーネス11には、付捨てとなる構成部品が生じない。
更に、支線ハーネス13は、取付対象車両に取り付けられる電装機器29,29Aの数に応じて、幹線ハーネス11に対して分岐接続されるので、車両用ハーネス構造の全体に、付捨ての構成部品が発生しない。
また、従来の車両用ハーネス構造では、オプションの電装機器の増加により、オプションの電装機器が取り付けられる組合せ数に伴って、ワイヤハーネス全体の品番が増加した。これに対し、本実施形態の車両用ハーネス構造では、オプションの電装機器29,29Aに対応する支線ハーネス13(13A〜13C)のみの品番を確保すればよい。これにより、製造部品の管理が容易となり、ワイヤハーネス製造コストの低減を図ることができる。
また、図4に示した本実施形態の車両用ハーネス構造では、幹線ハーネス11と電装機器29とを接続する支線ハーネス13が、幹線ハーネス11との接続部分に、ハーネス分岐接続機構31を備える。このハーネス分岐接続機構31は、幹線ハーネス11に取り付けられることで、幹線ハーネス11における電源線23、通信線25、信号線28及びアース線27のうちの少なくとも何れか1本の導体を被覆した絶縁性の被覆部を圧接部33によって切り裂き、この導体に圧接部33を接続する。そこで、ハーネス分岐接続機構31を幹線ハーネス11に取り付けるだけで、幹線ハーネス11と電装機器29の接続が簡便に完了する。
また、図4の(a)に示した本実施形態の車両用ハーネス構造では、支線ハーネス13が、一端に幹線ハーネス側コネクタ47を備え、他端に機器側コネクタ51を備える電線55を有する。そして、幹線ハーネス側コネクタ47は、ハーネス分岐接続機構31に設けられた相手側コネクタである基板実装コネクタ43に結合接続される。
即ち、支線ハーネス13は、所望の長さを有する電線55を介して幹線ハーネス11と電装機器29とを接続することができるので、電装機器29の位置に合わせて搭載が可能となる。これにより、幹線ハーネス11と電装機器29とを接続する支線ハーネス13は、車両の違い、仕向け違い、仕様違いに対する対応が容易(搭載フリー)となる。
また、図5に示した本実施形態の車両用ハーネス構造では、本来、幹線ハーネス11に接続された支線ハーネス13の機器側コネクタ51に結合される電装機器29に代えて、分岐コネクタ79が結合される。分岐コネクタ79には、支線ハーネス13の機器側コネクタ51や電装機器29のコネクタ63に結合が可能となる複数の第1〜第3結合部分83,85,87が設けられている。それぞれの第3結合部分87には、更に追加ハーネス89のコネクタ86や、電装機器29、分岐コネクタ79が接続可能となる。これにより、支線ハーネス13には、複数の電装機器29が柔軟性を有して(種々のバリエーションで)接続可能となる。
従って、本実施形態に係る車両用ハーネス構造によれば、ワイヤハーネス1の品番共通化を図ると共に、ワイヤハーネス1の付捨てを無くすことができる。
ここで、上述した本発明に係る車両用ハーネス構造の実施形態の特徴をそれぞれ以下に簡潔に纏めて列記する。
[1] 複数の取付対象車両に共通して取り付けられる幹線ハーネス(11)と、前記幹線ハーネス(11)における通信線(25)、電源線(23)、信号線(28)及びアース線(27)のうちの少なくとも何れか1本に一端が後付けで分岐接続されると共に、前記取付対象車両に取付けられる少なくとも1つの電装機器(29,29A)に他端が接続される支線ハーネス(13,13A〜13C)と、を備えることを特徴とする車両用ハーネス構造。
[2] 上記[1]の構成の車両用ハーネス構造であって、
前記支線ハーネス(13,13A〜13C)の一端には、前記通信線(25)、電源線(23)、信号線(28)及びアース線(27)のうちの少なくとも何れか1本の導体に圧接接続するためのハーネス分岐接続機構(31)が設けられることを特徴とする車両用ハーネス構造。
[3] 上記[2]の構成の車両用ハーネス構造であって、
前記支線ハーネス(13)が、前記支線ハーネス(13)の幹線ハーネス側端で前記ハーネス分岐接続機構(31)に接続される幹線ハーネス側コネクタ(47)と、前記支線ハーネス(13)の電装機器側端で前記電装機器(29)に接続される機器側コネクタ(51)とを有することを特徴とする車両用ハーネス構造。
[4] 上記[3]の構成の車両用ハーネス構造であって、
前記支線ハーネス(13C)の機器側コネクタ(51)には、前記電装機器(29)のコネクタ(63)が接続される分岐コネクタ(79)が接続されることを特徴とする車両用ハーネス構造。
11…幹線ハーネス
13…支線ハーネス
23…電源線
25…通信線
27…アース線
28…信号線
29…電装機器
31…ハーネス分岐接続機構
47…幹線ハーネス側コネクタ
51…機器側コネクタ
79…分岐コネクタ

Claims (4)

  1. 複数の取付対象車両に共通して取り付けられる幹線ハーネスと、
    前記幹線ハーネスにおける通信線、電源線、信号線及びアース線のうちの少なくとも何れか1本に一端が後付けで分岐接続されると共に、前記取付対象車両に取付けられる少なくとも1つの電装機器に他端が接続される支線ハーネスと、
    を備えることを特徴とする車両用ハーネス構造。
  2. 請求項1に記載の車両用ハーネス構造であって、
    前記支線ハーネスの一端には、前記通信線、電源線、信号線及びアース線のうちの少なくとも何れか1本の導体に圧接接続するためのハーネス分岐接続機構が設けられることを特徴とする車両用ハーネス構造。
  3. 請求項2に記載の車両用ハーネス構造であって、
    前記支線ハーネスが、前記支線ハーネスの幹線ハーネス側端で前記ハーネス分岐接続機構に接続される幹線ハーネス側コネクタと、前記支線ハーネスの電装機器側端で前記電装機器に接続される機器側コネクタとを有することを特徴とする車両用ハーネス構造。
  4. 請求項3に記載の車両用ハーネス構造であって、
    前記支線ハーネスの機器側コネクタには、前記電装機器のコネクタが接続される分岐コネクタが接続されることを特徴とする車両用ハーネス構造。
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