JP2001039241A - 車載電装機器間の接続装置 - Google Patents

車載電装機器間の接続装置

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JP2001039241A
JP2001039241A JP11212643A JP21264399A JP2001039241A JP 2001039241 A JP2001039241 A JP 2001039241A JP 11212643 A JP11212643 A JP 11212643A JP 21264399 A JP21264399 A JP 21264399A JP 2001039241 A JP2001039241 A JP 2001039241A
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communication unit
load
harness
connector
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Akinori Maruyama
晃則 丸山
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタ接続部の接続不良が生じた場合に、
車内に多数存在するコネクタのうち、どのコネクタが接
続不良になっているのかを直ちに判断することができる
車載電装機器間の接続装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 車両に搭載される各種電装機器間を接続
する接続装置である。第1の多重通信ユニットECU/
Aと第2の多重通信ユニットECU/Bとは通信ハーネ
スSH1で接続され、同ハーネスの途中には2箇所のコ
ネクタ接続部CON−AB0,CON−AB1が設けら
れている。同様に第2の多重通信ユニットと第3の多重
通信ユニットECU/Cとはコネクタ接続部CON−B
C0,CON−BC1を含む通信ハーネスSH2にて接
続される。ECU/Aはマスターユニット、ECU/
B,Cはスレーブユニットであり、ECU/Aからの指
令に応じた返答信号がECU/B,Cから得られないと
き、前記各コネクタ接続部の接続不良があると判断す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
搭載されるいわゆるECU等の多重通信ユニットを相互
に接続するために車体内に配索される車載電装機器間の
接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の自動車等の車両においては、CP
Uを内蔵した多重通信ユニット(いわゆるECUユニッ
ト)が複数搭載されており、これらユニットの電気的制
御によって、ドアロックの施錠/解錠、ウィンドウの開
閉動作、ストップランプやウィンカーランプの点滅制御
などの諸機能を実現している。
【0003】具体的には、図3に示すように、車両には
例えば3つの多重通信ユニットECU/A,ECU/
B,ECU/Cが搭載されている。そして、第1の多重
通信ユニットECU/Aには負荷A0,負荷A1,負荷
A2が接続されており、第2の多重通信ユニットECU
/Bには負荷B0及び負荷B1が、第3の多重通信ユニ
ットECU/Cには負荷C0がそれぞれ接続されてい
る。これらの負荷は具体的には前記したようなヘッドラ
イトやストップランプ、エアコンのリレー、ファンモー
タ等である。
【0004】このような車載電装機器間を相互に接続す
るために、車内にワイヤーハーネス等の電気的な接続手
段を配索することが必要となる。ワイヤーハーネスは、
自動車の組立作業を効率的に行う要請から、作業工程に
見合った長さで分割されているのが一般的であり、コネ
クタを介して相互に連結するようになっている。
【0005】すなわち、負荷A0はコネクタCON−A
0を介して第1の多重通信ユニットECU/Aに接続さ
れ、負荷A1はコネクタCON−A1を介して第1の多
重通信ユニットECU/Aに接続され、…というよう
に、多重通信ユニットから引出された負荷駆動ハーネス
の途中にコネクタ接続部を設けておくことが、ハーネス
の配索工程上の都合から一般に行われている。
【0006】従って、自動車の組立作業においては、所
定長さに設けられた種々のワイヤーハーネスを車体の外
壁と内壁との隙間に通しては、次段のワイヤーハーネス
にコネクタを介して接続することを繰返すことで、車両
に搭載されたすべての電装機器間を電気的に接続するこ
ととなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
自動車の組立作業において、1のワイヤーハーネスと次
段のワイヤーハーネスとをコネクタを介して接続する
際、ときに作業者の不注意からコネクタ接続部をうっか
り接続し忘れるということがあった。また、作業者がし
っかりと接続したつもりでも実際にはコネクタが半嵌合
状態になっているということもあった。
【0008】コネクタを接続し忘れた場合には、通常、
次工程の組立作業へと進んでしまい、自動車の最終検査
の段階になって、どこかのコネクタに接続不良が存在す
るということが判明することになる。一般に、自動車が
完成した後の完成検査でこのような不具合が判明した場
合、どのコネクタを接続し忘れたのかを調査するのは困
難であり、手数を要する手直し作業となっていた。
【0009】また、作業者がしっかりと接続したつもり
なのにコネクタが半嵌合状態になっていた場合には、電
気的には一応コネクタが正常に接続されており、ただコ
ネクタの機械的ロックが嵌合していない状態であること
から、完成検査の段階でも作業ミスを発見することは不
可能となる。そのため、納品後において自動車が実際に
走行している間に振動や衝撃によって半嵌合のコネクタ
が外れてしまい、電気的に断線状態になって自動車の機
能が動作しなくなり、ユーザの信頼を損う結果となって
いた。
【0010】しかも、このような故障の修理を依頼され
た場合、車内に多数存在するコネクタのうち、どのコネ
クタが外れたかを特定するのは極めて困難で、修理工の
カンや試行錯誤によらざるを得なかった。
【0011】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、コネクタ接続部の接続不良が生じた場合に、車内に
多数存在するコネクタのうち、どのコネクタが接続不良
になっているのかを直ちに判断することができる車載電
装機器間の接続装置を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る車載電装機器間の接続装置は、少な
くとも複数の多重通信ユニット間を相互に接続するため
の車載電装機器間の接続装置であって、前記複数の多重
通信ユニットのうち第1の多重通信ユニットと第2の多
重通信ユニットとを接続すべく通信ハーネスが備えら
れ、この通信ハーネスは複数区間に分割されていると共
に、該分割箇所はコネクタを介したコネクタ接続部によ
って連結されることで、前記第1の多重通信ユニットと
第2の多重通信ユニットとの相互接続をしており、前記
複数の多重通信ユニットのそれぞれから少なくとも1本
の負荷駆動ハーネスが引出され、該負荷駆動ハーネスの
末端には、車両に搭載されているランプ、モータ、リレ
ー等を含む負荷が接続されていることを特徴としてい
る。
【0013】請求項1の発明によれば、多重通信ユニッ
ト間は通信ハーネスで接続されており、この通信ハーネ
スを介して、各多重通信ユニットは相互に定期的又は不
定期的に通信を行っている。従って、ある多重通信ユニ
ットの状態を通信によって他の多重通信ユニットに知ら
せることができる。そして、通信が成立しない場合に
は、多重通信ユニット間を接続している通信ハーネスの
コネクタの嵌合が外れていると判断することができる。
【0014】請求項1の発明では、通信ハーネスは複数
区間に分割されているが、負荷駆動ハーネスは必ずしも
分割されている必要はない。しかしながら、実際の自動
車の組立工程におけるハーネスの配索作業について考え
たとき、負荷駆動ハーネスについてもコネクタ接続部に
よる分割箇所を設けることが好ましい場合がある。
【0015】そこで、請求項2に記載の車載電装機器間
の接続装置は、請求項1に記載の車載電装機器間の接続
装置において、前記各多重通信ユニットと前記負荷とを
接続している前記負荷駆動ハーネスは複数区間に分割さ
れていると共に、該分割箇所はコネクタを介したコネク
タ接続部によって連結されることで、前記多重通信ユニ
ットと負荷とを接続していることを特徴としている。
【0016】請求項2の発明によれば、負荷駆動ハーネ
スの分割は多重通信ユニットと負荷との相互の位置関係
や車体内部の配索ルート等の条件によって適宜行えばよ
く、これにより車両の組立工程の実情に合った車載電装
機器間の接続装置を提供することが可能となる。
【0017】次に、請求項3に記載した車載電装機器間
の接続装置は、請求項1又は2に記載の車載電装機器間
の接続装置において、前記多重通信ユニットは、同多重
通信ユニットから引出されている前記負荷駆動ハーネス
に対して、電気的な導通/不導通の状態を判定するため
の導通判定手段を備えていることを特徴としている。
【0018】請求項3の発明によれば、ヘッドランプや
ストップランプ等が末端に結合されている負荷駆動ハー
ネスに対して導通検査を行うことで、ランプ等の負荷の
断線や短絡、並びに負荷にいたる途中のコネクタ接続部
のコネクタ嵌合外れを検出する。
【0019】なお、このとき電気的な導通/不導通の状
態を判定するためには、通常時に負荷を駆動するような
大電流を流す必要はなく、微弱な電流を回路に流すだけ
でよい。そして、負荷の種類がランプであれ、リレーや
モータであれ、一般的には導通と判定されるのが正常な
状態であり、不導通と判定された場合にはどこかに異常
が発生していると言える。
【0020】次に、請求項4に記載の車載電装機器間の
接続装置は、請求項3に記載の車載電装機器間の接続装
置において、前記第1の多重通信ユニットと前記第2の
多重通信ユニットとが、各多重通信ユニットに備えられ
た前記導通判定手段によって判定された前記負荷への導
通/不導通の状態を、前記通信ハーネスを介して相互に
情報交換することを特徴としている。
【0021】請求項4の発明によれば、例えば第2の多
重通信ユニットから引出されて接続されている負荷が不
導通の状態になったとき、これを第1の多重通信ユニッ
トが知ることができる。より具体的に例示すれば、第1
の多重通信ユニットがコンビネーションメータの表示制
御を行い、第2の多重通信ユニットがリアストップラン
プの点滅制御を行っていたと仮定すると、リアストップ
ランプのランプ切れや同ランプへの負荷駆動ハーネスの
コネクタ接続部の嵌合外れ等の異常が生じたとき、第2
の多重通信ユニットは前記導通判定手段によって該負荷
への不導通を判定し、この情報を第1の多重通信ユニッ
トへ知らせる。これを受けた第1の多重通信ユニットは
コンビネーションメータにリアストップランプが点灯し
ない旨を表示するなど故障が生じていることを運転者に
知らせることができる。
【0022】請求項1において説明したように、本発明
では、複数の多重通信ユニット間が通信ハーネスを介し
て接続されており、これを介して多重通信ユニット間の
相互で通信を行っている。この場合の多重通信ユニット
間の通信方式については特に限定されるものではなく、
公知のあらゆる通信方式を採用することができる。
【0023】しかしながら、請求項5に記載の車載電装
機器間の接続装置では、請求項1乃至4のうちいずれか
1項に記載の車載電装機器間の接続装置において、前記
第1の多重通信ユニットはマスターユニットであり、前
記第2の多重通信ユニットはスレーブユニットであり、
前記第1の多重通信ユニットからの要求に応じて、前記
第2の多重通信ユニットは同ユニットの保持する前記導
通/不導通の状態を含む各種情報を前記第1の多重通信
ユニットへと送信するようにした。
【0024】請求項5の発明によれば、マスターユニッ
トは必要時にスレーブユニットに対して情報送出の指令
を行えばよく、また、スレーブユニットはマスターユニ
ットからの指令をただ待受けていればよいので、制御動
作が簡単で、プログラミングも容易となって、低コスト
で実用的なシステムを提供することができる。
【0025】また、マスターユニットはスレーブユニッ
トから各種情報を受取ることができるため、具体的に
は、エアコンの室内温度センサから取得した車室内温度
や、ステレオの演奏・停止等のコントロール状態など、
車内の各種情報を一括してマスターユニットは把握する
ことができ、集中コントロールシステムを容易に構築す
ることができる。
【0026】さらに、この各種情報には第2の多重通信
ユニットの保持する前記導通/不導通の状態を含むこと
に留意すべきである。すなわち、先に例示したような、
ストップランプへ至る負荷駆動ハーネスのコネクタ接続
部の嵌合が外れたというような故障についての情報を第
1の多重通信ユニットは把握することができる。
【0027】従って、請求項6に記載したように、請求
項5に記載の車載電装機器間の接続装置においては、前
記第1の多重通信ユニットに、同多重通信ユニットに着
脱可能な表示手段を備え、同表示手段には前記各種情報
を表示するように構成することが好ましい。
【0028】請求項6の発明によれば、ユーザから修理
の依頼を受けたサービスマンは、第1の多重通信ユニッ
トに表示手段を接続する。表示手段は、第1の多重通信
ユニットが保持している各負荷(他の多重通信ユニット
に接続されている負荷をも含む)への導通/不導通の状
態を表示する。従って、サービスマンはその表示内容か
らどの負荷へのコネクタ接続部に異常があるのか、また
は、どの負荷がランプ切れ等の故障を生じているのか、
直ちに判断することができ、修理の効率を格段に向上さ
せることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
に係る車載電装機器間の接続装置の実施形態を説明す
る。
【0030】図1は、本発明に係る車載電装機器間の接
続装置を示す全体構成図、図2は、図1の車載電装機器
間の接続装置の動作説明に供する図である。
【0031】図1に示すように、本車載電装機器間の接
続装置には、第1の多重通信ユニットECU/Aと、第
2の多重通信ユニットECU/Bと、第3の多重通信ユ
ニットECU/Cと、の3つの多重通信ユニットが含ま
れている。
【0032】第1の多重通信ユニットECU/Aと第2
の多重通信ユニットECU/Bとは第1の通信ハーネス
SH1を介して接続されており、ここで同通信ハーネス
SH1は3つの区間に分割されていると共に、該分割箇
所はコネクタCON−AB0,CON−AB1を介した
コネクタ接続部によって連結されることで、第1の多重
通信ユニットECU/Aと第2の多重通信ユニットEC
U/Bとが相互に通信できるように接続されている。
【0033】同様に、第2の多重通信ユニットECU/
Bと第3の多重通信ユニットECU/Cとは第2の通信
ハーネスSH2を介して接続されており、ここで同通信
ハーネスSH2は3つの区間に分割されていると共に、
該分割箇所はコネクタCON−BC0,CON−BC1
を介したコネクタ接続部によって連結されることで、第
2の多重通信ユニットECU/Bと第3の多重通信ユニ
ットECU/Cとが相互に通信できるように接続されて
いる。
【0034】次に、第1の多重通信ユニットECU/A
からは3本の負荷駆動ハーネスDH−A0,DH−A
1,DH−A2が引出されており、それぞれヘッドラン
プ、フロントワイパーモータ、及び、エアコン用電磁ク
ラッチである負荷A0,A1,A2が末端に接続されて
いる。そして、負荷駆動ハーネスDH−A0は2区間に
分割され、該分割箇所はコネクタCON−A0を介した
コネクタ接続部によって連結されることで、負荷A0と
第1の多重通信ユニットECU/Aとを接続している。
同様に、負荷駆動ハーネスDH−A1もまた2区間に分
割され、該分割箇所はコネクタCON−A1を介したコ
ネクタ接続部によって連結されることで、負荷A1と第
1の多重通信ユニットECU/Aとを接続している。ま
た同様に、負荷駆動ハーネスDH−A2も2区間に分割
され、該分割箇所はコネクタCON−A2を介したコネ
クタ接続部によって連結されることで、負荷A2と第1
の多重通信ユニットECU/Aとを接続している。
【0035】次に、第2の多重通信ユニットECU/B
からは2本の負荷駆動ハーネスDH−B0,DH−B1
が引出されており、それぞれパワーウィンド駆動モー
タ、及び、ドアロック用電磁ソレノイドである負荷B
0,B1が末端に接続されている。そして、負荷駆動ハ
ーネスDH−B0は3区間に分割され、該分割箇所はコ
ネクタCON−B00及びCON−B01を介したコネ
クタ接続部によって連結されることで、負荷B0と第2
の多重通信ユニットECU/Bとを接続している。同様
に、負荷駆動ハーネスDH−B1は2区間に分割され、
該分割箇所はコネクタCON−B1を介したコネクタ接
続部によって連結されることで、負荷B1と第2の多重
通信ユニットECU/Bとを接続している。
【0036】次に、第3の多重通信ユニットECU/C
からは1本の負荷駆動ハーネスDH−C0が引出されて
おり、リアストップランプである負荷C0が末端に接続
されている。そして、負荷駆動ハーネスDH−C0は2
区間に分割され、該分割箇所はコネクタCON−C0を
介したコネクタ接続部によって連結されることで、負荷
C0と第3の多重通信ユニットECU/Cとを接続して
いる。
【0037】ここで、3つの多重通信ユニットECU/
A〜Cのうち、第1の多重通信ユニットECU/Aはマ
スターユニットであり、第2の多重通信ユニットECU
/Bと第3の多重通信ユニットECU/Cとはスレーブ
ユニットになっている。従って、本実施形態の車載電装
機器間の接続装置においては、マスターユニットである
第1の多重通信ユニットECU/Aからの指令に基づい
て、第2の多重通信ユニットECU/Bと第3の多重通
信ユニットECU/Cとが動作する。また、第1の多重
通信ユニットECU/Aからの指令に応じて、第2の多
重通信ユニットECU/Bと第3の多重通信ユニットE
CU/Cとはその保持する情報を第1の多重通信ユニッ
トECU/Aへと送出する。なお、第2の多重通信ユニ
ットECU/Bは、第1の多重通信ユニットECU/A
と第3の多重通信ユニットECU/Cとを仲介する中継
ユニットとしても機能する。
【0038】そこで、例えばリアストップランプである
負荷C0を点灯させるに際しては、リアストップランプ
C0を点灯させよとの指令を、まず車体前方に設置され
ている第1の多重通信ユニットECU/Aから通信ハー
ネスSH1を介して車体側方に設置されている第2の多
重通信ユニットECU/Bへと送出し、第2の多重通信
ユニットECU/Bにて中継された同指令信号が通信ハ
ーネスSH2を介して車体後方に設置されている第3の
多重通信ユニットECU/Cに伝達されることで、第3
の多重通信ユニット内の負荷駆動回路が起動して、リア
ストップランプである負荷C0を点灯させるようになっ
ている。なお、各多重通信ユニットECU/A〜Cには
各負荷を駆動するための直流電源が図示しないバッテリ
から供給されている。
【0039】また、各多重通信ユニットECU/A〜C
には、多重通信ユニットから引出されている負荷駆動ハ
ーネスに対しての、電気的な導通/不導通の状態を判定
するための導通判定手段が備えられている。
【0040】具体的には、第1の多重通信ユニットEC
U/Aには、同ユニットから引出されている負荷駆動ハ
ーネスDH−A0,DH−A1,DH−A2のそれぞれ
に対して、通常の負荷駆動に必要な電流よりもはるかに
小さな微弱電流を流し、この電流が負荷A0,A1,A
2を通って戻ってくるかどうかを検出するための導通判
定手段が備えられている。このような導通判定手段は、
第2の多重通信ユニットECU/Bにおいても同様に負
荷駆動ハーネスDH−B0及びDH−B1の双方につい
て備えられ、第3の多重通信ユニットECU/Cにおい
ては負荷駆動ハーネスDH−C0について備えられてい
る。従って、各多重通信ユニットECU/A〜Cは、そ
れぞれ自己が直接駆動する負荷への電気的な導通/不導
通の状態を判定することができる。
【0041】なお、表示器DSPは修理工場においてサ
ービスマンが必要に応じて第1の多重通信ユニットEC
U/Aに接続する。また、この例に限らず、第1の多重
通信ユニットECU/Aに対して表示器DSPを常時接
続する形態を採用することもできる。
【0042】次に、上記構成からなる本実施形態の車載
電装機器間の接続装置の作用を説明する。
【0043】本実施形態は上記したように相当数のコネ
クタ接続部を含んで構成されているが、これらのコネク
タ接続部の嵌合が外れたとき、簡単にそのコネクタを特
定できることを特徴としている。以下、この手順を図2
を参照して説明する。
【0044】図2の左端列には異常の発生状態を列記し
てあり、図2の上段には接続不良を生じているコネクタ
の種別を示している。なお、この表は前記した表示器D
SPの画面表示イメージに一致している。
【0045】例えば、「A0異常」というのは、第1の
多重通信ユニットECU/Aが内蔵している、負荷駆動
ラインDH−A0に対しての導通判定手段が、負荷A0
への電気的な導通が成立していないと判定した場合のこ
とである。この場合には、表の格子の左上部に「×」マ
ークが表示され、負荷A0に異常があることと、コネク
タCON−A0の嵌合が外れているということが直ちに
わかる。なお、負荷A0は前述の如く実際にはヘッドラ
ンプであるから、ランプ切れの可能性を考慮しつつコネ
クタCON−A0の嵌合状態をチェックすれば修理は簡
単に完了する。負荷A1が異常の場合と負荷A2が異常
の場合も同様である。
【0046】次に、「B0異常」の場合について説明す
ると、このときには第1の多重通信ユニットECU/A
が保持している負荷B0の導通についての情報が不導通
の状態を示しているということである。負荷B0を直接
駆動しているのは第2の多重通信ユニットECU/Bで
あり、負荷B0への負荷駆動ハーネスDH−B0への導
通判定手段も第2の多重通信ユニットECU/Bに内蔵
されている。しかしながら、第1の多重通信ユニットE
CU/Aは定期的に第2の多重通信ユニットECU/B
(及び第3の多重通信ユニットECU/C)に対してそ
の内部の情報を送出するように指令を発しており、これ
により、負荷駆動ハーネスDH−B0に対する導通検査
の結果が第1の多重通信ユニットECU/Aへ送出さ
れ、表示器DSPに表示されるものである。
【0047】このようにして、負荷B0への不導通が判
定されたということは、負荷B0自体の断線等の故障を
除けば、コネクタCON−B00またはCON−B01
のうちいずれか又は両方が接続不良になっていることが
明らかである。従って、図2に示すように、これらの両
コネクタの部分に「△」マークが表示される。なお、負
荷B0が不導通であるという情報が第1の多重通信ユニ
ットECU/Aに得られているということは、同時に、
第2の多重通信ユニットECU/Bから第1の多重通信
ユニットECU/Aまでの通信経路は通信を行える正常
な状態であることを意味する。従って通信ハーネスSH
1の途中に設けられているコネクタ接続部CON−AB
0及びCON−AB1は正常に嵌合されていることがわ
かる。
【0048】次に、「C0異常」の場合について説明す
ると、このときには第1の多重通信ユニットECU/A
が保持している負荷C0の導通についての情報が不導通
の状態を示しているということである。負荷C0を直接
駆動しているのは第3の多重通信ユニットECU/Cで
あり、負荷C0への負荷駆動ハーネスDH−C0への導
通判定手段も第3の多重通信ユニットECU/Cに内蔵
されている。しかしながら、第1の多重通信ユニットE
CU/Aは定期的に第2の多重通信ユニットECU/B
を中継して第3の多重通信ユニットECU/Cに対して
その内部の情報を送出するように指令を発しており、こ
れにより、負荷駆動ハーネスDH−C0に対する導通検
査の結果が第1の多重通信ユニットECU/Aへ送出さ
れ、表示器DSPに表示されるものである。
【0049】このようにして、負荷C0への不導通が判
定されたということは、負荷C0自体の断線等の故障を
除けば、コネクタCON−C0が接続不良になっている
ことが明らかである。従って、図2に示すように、この
コネクタの部分に「×」マークが表示される。なお、負
荷C0が不導通であるという情報が第1の多重通信ユニ
ットECU/Aに得られているということは、同時に、
第3の多重通信ユニットECU/Cから第2の多重通信
ユニットECU/Bを中継して第1の多重通信ユニット
ECU/Aへと至る通信経路は正常な状態であることを
意味する。従って通信ハーネスSH1の途中に設けられ
ているコネクタ接続部CON−AB0及びCON−AB
1、並びに通信ハーネスSH2の途中に設けられている
コネクタ接続部CON−BC0及びCON−BC1は正
常に嵌合されていることがわかる。
【0050】前述のように、本実施形態では、第1の多
重通信ユニットECU/Aから第2の多重通信ユニット
ECU/B及び第3の多重通信ユニットECU/Cに対
して、一定期間おきに、その内部の情報を送出するよう
に指令を発している。これを便宜上、定期通信という。
定期通信で送られる情報には、第2及び第3の多重通信
ユニットECU/B,Cの保持する各負荷への導通/不
導通の状態の情報を含む他、各多重通信ユニットで制御
を行っている機器に関する情報、例えば、エアコンの室
内温度センサから取得した車室内温度や、ステレオの演
奏・停止等のコントロール状態など、車内の各種情報が
含まれる。これらすべての情報は第1の多重通信ユニッ
トECU/Aで監視され集中コントロールがなされる。
【0051】図2において、「B定期送信不可」という
のは、第2の多重通信ユニットECU/Bに対して内部
情報を送出せよと第1の多重通信ユニットECU/Aか
ら指示したが、所定の情報が返送されてこなかったとい
う意味である。従って、この場合には、第1の多重通信
ユニットECU/Aと第2の多重通信ユニットECU/
Bとを接続している通信ハーネスSH1のコネクタ接続
部のどこかに接続不良があることとなり、具体的には、
コネクタCON−AB0又はCON−AB1のうちいず
れか又は双方の嵌合が外れていることがわかる。
【0052】次に、「C定期送信不可」というのは、第
3の多重通信ユニットECU/Cに対して内部情報を送
出せよと第1の多重通信ユニットECU/Aから指示し
たが、所定の情報が返送されてこなかったという意味で
ある。この場合、第2の多重通信ユニットECU/Bへ
の定期送信が正常であったことを考慮すると、第2の多
重通信ユニットECU/Bと第3の多重通信ユニットE
CU/Cとを接続している通信ハーネスSH2のコネク
タ接続部のどこかに接続不良があることとなり、具体的
には、コネクタCON−BC0又はCON−BC1のう
ちいずれか又は双方の嵌合が外れていることがわかる。
【0053】以上、図2に従って順次説明したが、実際
には、図2の表示は、サービスマンが前記した表示器D
SPを第1の多重通信ユニットECU/Aに接続すると
瞬時に表示器DSPの画面にすべての情報が表示される
ものである。従って、どれか1箇所のコネクタ接続部が
外れている場合はもちろん、複数のコネクタが外れてし
まったような場合であっても、サービスマンは接続不良
の箇所を直ちに知ることができる。
【0054】なお、以上説明した実施の形態は、本発明
の理解を容易にするために記載されたものであって、本
発明を限定するために記載されたものではない。したが
って、上記の実施の形態に開示された各要素は、本発明
の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む
趣旨である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車載電装機
器間の接続装置によれば、以下の効果が得られる。
【0056】請求項1に記載した発明によれば、多重通
信ユニット間を接続している通信ハーネスのコネクタの
嵌合が外れた場合に、多重通信ユニット間の通信が成立
しないことをもって直ちにこの故障の発生を知ることが
できる。
【0057】また、請求項2に記載した発明によれば、
多重通信ユニットと負荷との相互の位置関係や車体内部
の配索ルート等の条件に従った、車両の組立工程の実情
に適した車載電装機器間の接続装置を提供することがで
きる。
【0058】さらに、請求項3に記載した発明によれ
ば、ヘッドランプやストップランプ等が末端に結合され
ている負荷駆動ハーネスに対して導通検査を行うこと
で、ランプ等の負荷の断線や短絡、並びに負荷にいたる
途中のコネクタ接続部のコネクタ外れを検出することが
できる。
【0059】また、請求項4に記載した発明によれば、
第2の多重通信ユニットから引出されて接続されている
負荷が不導通の状態になったとき、これを例えばコンビ
ネーションメータの表示制御を行う第1の多重通信ユニ
ットが知ることができ、運転者に故障の発生を知らせる
ことができる。
【0060】さらに、請求項5に記載した発明によれ
ば、マスターユニットは必要時にスレーブユニットに対
して情報送出の指令を行えばよく、また、スレーブユニ
ットはマスターユニットからの指令をただ待受けていれ
ばよいので、制御動作が簡単で、プログラミングも容易
となって、低コストで実用的なシステムを提供すること
ができる。
【0061】また、請求項6に記載した発明によれば、
ユーザから修理の依頼を受けたサービスマンは、表示手
段の表示内容からどの負荷へのコネクタ接続部に異常が
あるのか、または、どの負荷がランプ切れ等の故障を生
じているのか、を直ちに判断することができ、修理の効
率を格段に向上させることができるという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による車載電装機器間の接続
装置を示す全体構成図である。
【図2】図1の車載電装機器間の接続装置の動作説明に
供する図である。
【図3】従来技術による車載電装機器間の接続装置を示
す全体構成図である。
【符号の説明】
ECU/A 第1の多重通信ユニット ECU/B 第2の多重通信ユニット ECU/C 第3の多重通信ユニット A0,A1,A2 負荷 B0,B1 負荷 C0 負荷 CON−AB0,CON−AB1 通信ハーネスのコネ
クタ接続部 CON−BC0,CON−BC1 通信ハーネスのコネ
クタ接続部 CON−A0 負荷A0を駆動する負荷駆動ハーネスの
コネクタ接続部 CON−A1 負荷A1を駆動する負荷駆動ハーネスの
コネクタ接続部 CON−A2 負荷A2を駆動する負荷駆動ハーネスの
コネクタ接続部 CON−B00,CON−B01 負荷B0を駆動する
負荷駆動ハーネスのコネクタ接続部 CON−B1 負荷B1を駆動する負荷駆動ハーネスの
コネクタ接続部 CON−C0 負荷C0を駆動する負荷駆動ハーネスの
コネクタ接続部 DSP 表示器(表示手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも複数の多重通信ユニット間を
    相互に接続するための車載電装機器間の接続装置であっ
    て、 前記複数の多重通信ユニットのうち第1の多重通信ユニ
    ットと第2の多重通信ユニットとを接続すべく通信ハー
    ネスが備えられ、 この通信ハーネスは複数区間に分割されていると共に、
    該分割箇所はコネクタを介したコネクタ接続部によって
    連結されることで、前記第1の多重通信ユニットと第2
    の多重通信ユニットとの相互接続をしており、 前記複数の多重通信ユニットのそれぞれから少なくとも
    1本の負荷駆動ハーネスが引出され、 該負荷駆動ハーネスの末端には、車両に搭載されている
    ランプ、モータ、リレー等を含む負荷が接続されている
    ことを特徴とする車載電装機器間の接続装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車載電装機器間の接続
    装置において、 前記各多重通信ユニットと前記負荷とを接続している前
    記負荷駆動ハーネスは複数区間に分割されていると共
    に、該分割箇所はコネクタを介したコネクタ接続部によ
    って連結されることで、前記多重通信ユニットと負荷と
    を接続していることを特徴とする車載電装機器間の接続
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の車載電装機器間
    の接続装置において、 前記多重通信ユニットは、同多重通信ユニットから引出
    されている前記負荷駆動ハーネスに対して、電気的な導
    通/不導通の状態を判定するための導通判定手段を備え
    ていることを特徴とする車載電装機器間の接続装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の車載電装機器間の接続
    装置において、 前記第1の多重通信ユニットと前記第2の多重通信ユニ
    ットとが、各多重通信ユニットに備えられた前記導通判
    定手段によって判定された前記負荷への導通/不導通の
    状態を、前記通信ハーネスを介して相互に情報交換する
    ことを特徴とする車載電装機器間の接続装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のうちいずれか1項に記
    載の車載電装機器間の接続装置において、 前記第1の多重通信ユニットはマスターユニットであ
    り、 前記第2の多重通信ユニットはスレーブユニットであ
    り、 前記第1の多重通信ユニットからの要求に応じて、前記
    第2の多重通信ユニットは同ユニットの保持する前記導
    通/不導通の状態を含む各種情報を前記第1の多重通信
    ユニットへと送信することを特徴とする車載電装機器間
    の接続装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の車載電装機器間の接続
    装置において、 前記第1の多重通信ユニットには、同多重通信ユニット
    に着脱可能な表示手段が備えられ、同表示手段には前記
    各種情報を表示することを特徴とする車載電装機器間の
    接続装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014151857A (ja) * 2013-02-13 2014-08-25 Yazaki Corp 車両用電装システム及び車両用電装システムの不具合検出方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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