JPH1128990A - 車両用電子機器装置 - Google Patents

車両用電子機器装置

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JPH1128990A
JPH1128990A JP18697497A JP18697497A JPH1128990A JP H1128990 A JPH1128990 A JP H1128990A JP 18697497 A JP18697497 A JP 18697497A JP 18697497 A JP18697497 A JP 18697497A JP H1128990 A JPH1128990 A JP H1128990A
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JP
Japan
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unit
ecu
vehicle
electronic device
connector
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JP18697497A
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English (en)
Inventor
Nagahisa Fujita
永久 藤田
Hiroshi Omura
博志 大村
Yoshinori Otsubo
善徳 大坪
Futoshi Shoji
太 正路
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オプションの音響装置等を追加搭載しても、集
中操作手段に対して装置が大型化することなく、取付ス
ペースも縮小できて容易に接続する。 【解決手段】ナビゲーションECU109に、CD機構
部142、テープ機構部200、MD機構部201、D
VD機構部202等のオプション設定用のコントロール
機能を内蔵する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用電子機器装置
に関し、例えば、カーナビゲーション装置やカーオーデ
ィオ等の複数の車載用電装部品にコネクタを介して接続
され、それらの車載用電装部品を集中して操作或いは制
御できるようにした車両用電子機器装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】上記装置に関連する技術として、特開平
6−132836号公報には、キー入力回路や機能選択
回路を搭載した意匠部を受信装置に対して着脱可能な別
体に構成し、仕向地や仕様の変更に応じて受信装置に設
定変更が必要な場合、意匠部のみの変更することであら
ゆる仕様に対応できるようにしたものが開示されてい
る。
【0003】また、特開平8−288877号公報に
は、音響機器において、チューナ回路やテープデッキ等
を内蔵する本体と、操作キー等を搭載する操作パネルと
を別体に設け、各仕向地に対応した表示仕様に係わる処
理プログラムを共用化し、仕向地が変更された場合でも
開発期間を削減でき、操作パネルのみを変更することで
あらゆる仕様に対応できるようにしたものが開示されて
いる。
【0004】また、特開平6−107082号公報に
は、オーディオ機器の装着作業と配線作業とを同時に行
なえるように、車体側ブラケットにカーラジオの接続を
堅固にする配線用コネクタを取り付け、カーラジオの後
部にラジオ側コネクタを設けて、カーラジオの取り付け
時に配線用コネクタとラジオ側コネクタとを連結するも
のが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、他の音響装置等がオプションで追加搭載さ
れると、意匠部や操作パネル以外に他の操作部が別位置
に配置されることになったり、システム全体が大型化す
る虞がある。
【0006】本発明は上記課題を解決するためになさ
れ、その目的は、オプションの音響装置等を追加搭載し
ても、集中操作手段に対して装置が大型化することな
く、取付スペースも縮小できて容易に接続できる車両用
電子機器装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するため、本発明の車両用電子機器装置は、以
下の構成を備える。即ち、複数の電装ユニットとは独立
して設けられ、該各電装ユニットに対する操作部を有す
る集中操作手段(50)と、前記複数の電装ユニットと
は独立して設けられ、前記操作部の操作信号を入力処理
すると共に、該操作信号に応じた制御信号を前記各電装
ユニットに出力する第1制御手段(108)とを備え、
前記複数の電装ユニットのうち一部の電装ユニット(1
09)は、前記集中操作手段の車室側とは反対側に配置
されると共に、前記第1制御手段(108)と電気的に
接続され、前記第1制御手段(108)と前記集中操作
手段(50)とは電気的に接続され、前記第1制御手段
は車体側に電気的に接続されるコネクタ(4、5)を有
し、前記複数の電装ユニットのうち他の電装ユニット
(200、201、202)は前記コネクタを介して前
記第1制御手段に着脱自在に接続され、該コネクタの車
体側に配置される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係わる実施の形
態について添付図面を参照して詳細に説明する。
【0009】本実施形態の電子機器装置(以下、センタ
モジュールと呼ぶ)は、操作パネルユニットと制御ユニ
ットからなり、ナビゲーション装置やオーディオ機器等
に接続され、表示部やスイッチ操作部を介してこれら装
置を統合してコントロールできるようになっている。
【0010】このセンタモジュールは、オーディオ装置
やカーナビゲーション装置等に通常設けられている操作
スイッチ等を廃止し、その代わりに車載用電装部品に接
続されて集中して操作可能とするものである。
【0011】このようにすれば、従来個々に装着されて
いた車載用電装部品を一体的に構成することがき、車種
に応じて機能やデザインの異なるセンタモジュールを用
意して、購入者の選択肢が広がり、車室内の装飾性を考
慮できることになる。
【0012】[センタモジュールの外観構成]図1は、
本発明に係わる実施形態のセンタモジュールの外観図で
ある。図2、図3は、図1のA−A矢視断面図であり、
図1に示すセンタモジュールを車室内に取り付ける場合
の断面図である。
【0013】図1に示すように、センタモジュール10
0は、運転席と助手席の間のダッシュボード1の中央付
近であって、従来オーディオ等が設置されていたセンタ
コンソール上部に配置されている。
【0014】センタモジュール100は操作パネルユニ
ット50と制御ユニット60からなる。操作パネルユニ
ット50には、逆三角形状に形成されたパネル本体に、
カーエアコンのエア吹出口101、LCDパネル等から
なるディスプレイ102、各種スイッチ操作部103、
ファンクションスイッチ群104、ハザードスイッチ1
05、CDトレイカバー106が設けられている。
【0015】ディスプレイ102は、モノクロ若しくは
カラーのドットマトリクスディスプレイ又はセグメント
ディスプレイである。ファンクションスイッチ群104
及びハザードスイッチ105は、ディスプレイ102の
上部に配置されている。ハザードスイッチ105は、フ
ァンクションスイッチ群104の略中央に配置されてい
る。このファンクションキー群104は、主にオーディ
オのモード表示、時計表示、FM多重表示、DIS表示
の切換ボタンとして用いられる。
【0016】また、CDトレイカバー106は、ディス
プレイ102の下部に設けられている。このCDトレイ
カバー106は、後述するナビゲーションECUに搭載
されるCD機構部に対応した位置に設けられ、CD機構
部側のCDトレイの開閉動作に応じて開閉される。各種
スイッチ操作部103は、CDトレイカバー106の下
部に設けられている。このスイッチ操作部103は、オ
ーディオ機器のラジオのチューニングボタンやボリュー
ム調整ボタン、エアコン装置の温度調節ボタンや風量調
整ボタン、ナビゲーション装置の操作ボタン等が設けら
れている。
【0017】[センタモジュールの取付構成]図2、図
3に示すように、操作パネルユニット50の背面には、
センタモジュールECU108とカーナビゲーションE
CU109が固定ケース6内に収められている。操作パ
ネルユニット50及び各ECUは互いにコネクタ11
0、111により一体的に機械的及び電気的に接続され
ている。センタモジュールECU108の背面には、固
定ケース6を介して固定ピン107が設けられている。
また、センタモジュールECU108の下部には、固定
ケース6を介してモジュール側コネクタ5が設けられて
いる。
【0018】モジュール側コネクタ5は、ワイヤハーネ
スや多重通信LANハーネスが集約された調針コネクタ
4に接続される。調針コネクタ4は、ガイド9から下方
に延設されるコネクタ支持部10に設けられている。調
針コネクタ4は、コネクタ支持部10において上下方向
に所定幅移動可能に支持されている。固定ピン107
は、ガイド9から延設される取付ステー2にボルト/ナ
ット等で固定される。ガイド9は補強部材3に固定され
ており、センタモジュール100をダッシュボード1に
配置する際にその取付位置を案内する。補強部材3は、
ダッシュボード1を支持するために設けられ、車幅方向
に延設されている。
【0019】操作パネルユニット50と制御ユニット6
0とは、固定ケース6により一体的に組み立てられてい
る。
【0020】図2、図3に示すように、このセンタモジ
ュール100をダッシュボードへ取り付ける際には、操
作パネルユニット50と制御ユニット60からなる組立
体(センタモジュール100)をダッシュボードの所定
開口部に挿入し、ガイド9に案内されてモジュール側コ
ネクタ5と調針コネクタ4とが嵌合すると共に、固定ピ
ン107が取付ステー2に形成された嵌合孔に挿入され
る。この状態で、固定ピン107をボルト/ナット等で
取付ステー2に固定すると共に、操作パネルユニット5
0の上端及び下端をダッシュボード1のフランジ部1a
にビス8で固定することにより、センタモジュール組立
体は、ダッシュボード1の所定位置に固定される。
【0021】組立体の固定ピン107に対する係合方向
は、モジュール側コネクタ5の調針コネクタ4に対する
連結方向と略じである。
【0022】また、操作パネルユニット50をダッシュ
ボード1のフランジ部1aにビス8で固定した後、カバ
ー部材11を操作パネルユニット50の外縁部分に設け
れば、ビス8が外部から見えないので見栄えが良くな
る。尚、カバー部材11を用いる以外に、エアコン吹出
口101を着脱可能にし、ビス止め位置をエアコン吹出
口に設けて、センタモジュールを取り付けた後に、エア
コン吹出口101でカバーするようにしても良い。
【0023】テープデッキやMDデッキ等をオプション
取付する場合には、ダッシュボード中央下部に設けられ
たラック7が用いられる。例えば、テープデッキ200
をオプション取付する場合には、ラック7にテープデッ
キ200を固定し、ラック7の背面に設けられたコネク
タ114とワイヤハーネス12とを連結する。調針コネ
クタ4から車体側に延びるワイヤハーネス12には、テ
ープデッキやMDデッキ等に連結するためのハーネスが
予め用意されている。
【0024】また、後述するように、テープデッキ、M
Dデッキ、DVDデッキ等は、カセットテープ、MD或
いはDVD等の駆動機構や投入/排出機構のみからなる
テープ機構部200及びMD機構部201から構成さ
れ、カセットテープ、MD或いはDVDから音声信号を
読み出して、別体のコントローラに出力するだけであ
る。コントローラはナビゲーションECUに内蔵されて
いる。 [制御回路構成]図4は、センタモジュールの制御回路
構成を示すブロック図である。また、図5は、センタモ
ジュールECUの詳細な制御回路構成を示すブロック図
である。
【0025】図4に示すように、センタモジュールEC
U108は、DIS(DRIVE INFORMATION SYSTEM)ECUを
内蔵し、その他にサブCPU131、故障診断回路13
2を備える。DISは、車両の平均燃費や走行時間等を
演算して乗員に報知するシステムである。
【0026】ナビゲーションECU109は、GPSア
ンテナ112、描画処理回路141、CD機構部14
2、アンプ143とを備え、テープ機構部200、MD
機構部201、CD機構部142のコントローラを内蔵
する。センタモジュールECU108とナビゲーション
ECU109とは、操作パネルユニット50を介して電
気的に接続されている。ナビゲーションECU109
は、CD機構部142をコントロールする。
【0027】センタモジュールECU108は、モジュ
ール側コネクタ5と調針コネクタ4との電気的な接続に
より、FM/AMアンテナ113、外部スピーカ12
9、エアコンECU121、ICCECU123、PA
SECU125、ワーニングランプ127、DISセン
サ128に接続されている。DISセンサ128は、車
輪速、燃料消費量、車輪空気圧等を検知する。
【0028】ICCECU123はインテリジェントク
ルーズコントロール(ICC)機構部124を制御する
コントローラであり、PASECU125は、駐車支援
システム(PAS)機構部126を制御するコントロー
ラである。
【0029】更に、センタモジュールECU108は、
ワイヤハーネスを介して調針コネクタ4に電気的に接続
されたコネクタ114を介してテープ機構部200、コ
ネクタ115を介してMD機構部201、コネクタ11
6を介してDVD機構部202に接続されている。テー
プ機構部200、MD機構部201、DVD機構部20
2は、カセットテープ、MD或いはDVDの投入/排
出、駆動、音声信号の読み出しのみを行ない、これらの
実際のコントロールはナビゲーションECU109に基
づいて実行される。即ち、ナビゲーションECU109
は、スイッチ操作パネル50におけるスイッチ操作部1
03のスイッチ操作に応じて、オプションで後付けされ
るテープ機構部200、MD機構部201、DVD駆動
部202を統括して制御し、アンプ143により音声信
号を増幅し、センタモジュールECU108を介して音
声信号を外部スピーカ129に出力する。
【0030】エアコンECU121にはエアコン機構部
122が接続され、ICCECU123にはICC機構
部124、PASECU125にはPAS機構部126
が夫々接続されている。エアコン機構部122は、送風
ファンや冷媒ポンプ等を駆動する。
【0031】スイッチ操作部103からのスイッチ操作
信号は、センタモジュールECU108とナビゲーショ
ンECU109に出力される。センタモジュールECU
108は、スイッチ操作信号を受けて描画処理回路14
1に画像信号を出力する。描画処理回路141では、画
像信号に基づいて表示部102に表示する描画信号を形
成して表示部102を表示制御する一方、FM/AMア
ンテナ113を介してセンタモジュールECU108か
ら出力されるFM文字多重信号に基づいて表示部102
に表示する描画信号を形成して表示部102を表示制御
する。ナビゲーションECU109は、スイッチ操作信
号に応じて、CD機構部142、テープ機構部200、
MD機構部201、DVD機構部202に駆動制御信号
を出力すると共に、CD機構部142、テープ機構部2
00、MD機構部201、DVD機構部202から出力
される音声信号をアンプ143及びセンタモジュールE
CU108を介して外部スピーカ129に出力する。
【0032】このようにナビゲーションECU109
に、CD機構部142、テープ機構部200、MD機構
部201、DVD機構部202等のオプション設定用の
コントロール機能を内蔵することにより、制御ユニット
全体を小型化できる。
【0033】図5にも示すように、センタモジュールE
CU108は、入力インタフェース回路134と、メイ
ンCPU133と、サブCPU131と、入出力ポート
回路134が設けられている。メインCPU133及び
サブCPU131は、ROM、RAM、タイマ機能を備
える。
【0034】スイッチ操作部103からの操作信号は入
力インタフェース回路134を介してメインCPU13
3とサブCPU131に入力される。メインCPU13
3とサブCPU131とは相互に通信可能となってい
る。メインCPU133は、入出力ポート134を介し
て出力ドライバ135、通信回路136或いは描画処理
回路141に制御信号を出力する。サブCPU131
は、メインCPU133に対して故障診断処理を実行す
ると共に、メインCPU133が故障と診断された場合
にメインCPU133の処理を代行する。
【0035】出力ドライバ135は、操作信号に応じて
インジケータ127を点灯、点滅或いは消灯する。描画
処理回路141は、操作信号に応じて描画信号を生成
し、表示部102に出力する。描画信号は、入出力イン
タフェース回路134を介してメインCPU133とサ
ブCPU131にも入力され、後述する故障診断に供さ
れる。
【0036】センタモジュールECU108は、通信回
路136及びプラグインコネクタ4、5を介してエアコ
ンECU121、ICCECU123、PASECU1
25に通信可能に接続されている。調針コネクタ5は、
多重通信LANハーネスを介してエアコンECU12
1、ICCECU123、PASECU125に接続さ
れている。
【0037】エアコンECU121は通信回路121
a、CPU121b、出力ドライバ121cを有する。
センタモジュールECU108から出力される通信デー
タは通信回路121aを介してCPU121bに出力さ
れる。CPU121bは通信データに応じた制御信号を
出力ドライバ121cを介してエアコン機構部122に
出力する。
【0038】ICCECU123は通信回路123a、
CPU123b、出力ドライバ123cを有する。セン
タモジュールECU108から出力される通信データは
通信回路123aを介してCPU123bに出力され
る。CPU123bは通信データに応じた制御信号を出
力ドライバ123cを介してICC機構部124に出力
する。
【0039】PASECU125は通信回路125a、
CPU125b、出力ドライバ125cを有する。セン
タモジュールECU108から出力される通信データは
通信回路125aを介してCPU125bに出力され
る。CPU125bは通信データに応じた制御信号を出
力ドライバ125cを介してPAS機構部126に出力
する。
【0040】スイッチ操作部103には、ナビゲーショ
ン装置の操作スイッチ、CD(コンパクトディスク)の
操作スイッチ、MD(ミニディスク)の操作スイッチ、
DVD(デジタルビデオディスク)の操作スイッチ、カ
セットデッキの操作スイッチ、ラジオの操作スイッチ、
DIS装置の操作スイッチ、FM文字多重の操作スイッ
チ、エアコン装置の操作スイッチ等が設けられている。
【0041】また、センタモジュールECU108に
は、イグニッションスイッチ118や電源スイッチ11
7が接続されている。
【0042】センタモジュールECU108は、ナビゲ
ーションECU109から出力されるテープ機構部20
0、MD機構部201、DVD機構部202を制御する
スイッチ操作信号をテープ機構部200、MD機構部2
01、DVD機構部202に出力する。
【0043】テープ機構部200、MD機構部201、
DVD機構部202は、センタモジュールECU108
からのスイッチ操作信号に応じて各機構部を駆動する。
ナビゲーションECU109は、操作信号に応じたテー
プ機構部200、MD機構部201、DVD機構部20
2の操作状態を表示部102に表示するための画像信号
を描画処理回路141に出力する。
【0044】描画処理回路141では、画像信号に基づ
いて表示部102に表示する描画信号を形成して表示部
102を表示制御する一方、センタモジュールECU1
08から出力されるFM文字多重信号に基づいて表示部
102に表示する描画信号を形成して表示部102を表
示制御する。
【0045】メインCPU133或いはサブCPU13
1は、出力ドライバ135に対して、入出力ポート部1
34を介してインジケータ駆動信号を出力する。
【0046】また、メインCPU133或いはサブCP
U131は、通信回路136に対して、RS−232C
等のシリアルインターフェース方式のシリアルインプッ
ト/シリアルアウトプット(SI/SO)ポート134
aを介してエアコンECU121、ICCECU12
3、PASECU125に制御信号を出力する。通信回
路136と、エアコンECU121、ICCECU12
3、PASECU125とは、例えば、CSMA(Carrier S
ense Multiple Access)/CD(Collision Detection)と呼
ばれるネットワークアクセス方式により通信可能となっ
ている。
【0047】以上のように、ナビゲーションECU10
9にオプションで後付けされるテープ機構部200、M
D機構部201、DVD機構部202のコントローラを
搭載することにより、センタモジュール自体の機能は変
更せずに、後付けされる機器の種類を増減したり、機能
を加減することができる。
【0048】[センタモジュールと他のECUとの信号
入出力形態]次に、センタモジュールECUと他のEC
Uとの信号の入出力形態について説明する。
【0049】センタモジュールECU108は、入力イ
ンタフェース回路134を介して入力されたスイッチ操
作信号を、エアコンECU121、ICCECU12
3、PASECU125、ナビゲーションECU109
に対応するように分配して出力する。そして、各ECU
は、スイッチ操作信号に応じて各機構部を制御すると共
に、描画処理回路141に対して画像信号を出力する。
この画像信号は、スイッチ操作信号に応じて機構部を制
御したことを表わし、スイッチ操作信号の返答信号とし
て機能する。
【0050】センタモジュールECU108は、スイッ
チ操作信号に応じた制御を表わす画像信号が返答されな
い場合やスイッチ操作信号に一致しない返答信号が返答
された場合には、出力先のECUや機構部が故障である
と判定する。
【0051】[センタモジュールの故障診断]次に、セ
ンタモジュールの故障診断について説明する。
【0052】図6は、センタモジュールの故障診断処理
を表わすフローチャートである。図7は、図6に示す故
障判定処理を表わすフローチャートである。
【0053】図6に示すように、ステップS2では、故
障診断処理が実行される。この故障診断処理は、サブC
PU131がセンタモジュールECU108の状態を監
視する。ステップS4では、サブCPU131は、ステ
ップS2での故障診断結果が重大故障であるか否かを判
定する。ステップS4で重大故障と判定された場合(ス
テップS4でYes)、ステップS6に進んでメインC
PU133の機能を停止する。ステップS4で重大故障
でない場合(ステップS4でNo)、ステップS16に
進んでステップS2での故障診断結果が軽度故障である
か否かを判定する。
【0054】ステップS8では、サブCPU131での
処理を開始する。ステップS10では、サブCPU13
1は、出力ドライバ135を介してインジケータ127
を点灯或いは点滅させ、乗員にメインCPU133の故
障を報知する。ステップS12では、乗員により停止ス
イッチ操作がなされるまでインジケータ127を点灯或
いは点滅する。ステップS12で停止スイッチ操作がな
されると、ステップS14に進んでインジケータ127
による報知を停止し、その後ステップS2にリターンす
る。
【0055】ステップS16で軽度故障と判定された場
合(ステップS16でYes)、前述のステップS10
に進む。一方、ステップS4で軽度故障でない場合(ス
テップS16でNo)、ステップS18に進んでメイン
CPU133が機能停止中であるか否かを判定する。ス
テップS18で、メインCPU133が機能停止中の場
合(ステップS18でYes)、ステップS20に進ん
で機能停止を解除する。の故障診断結果が軽度故障であ
るか否かを判定する。ステップS18で、メインCPU
133が機能停止中でない場合(ステップS18でN
o)、ステップS2にリターンする。
【0056】以上の処理において、メインCPU133
とサブCPU131が同等の性能を有する場合には、メ
インCPU133の処理を全てサブCPU131に代行
させることができる。また、サブCPU131がメイン
CPU133の半分程度の性能を有する場合には、メイ
ンCPU133の処理の一部をサブCPU131に代行
させることができる。
【0057】この一部の処理としては、エアコンECU
121、アンプ143、ハザードランプ、インジケー
タ、DIS、ICC等の処理を代行させれば、エアコン
操作、音量操作、ハザードランプのON/OFF操作、
インジケータのON/OFF操作、DIS、ICCの操
作を行うことができる。
【0058】上記処理によれば、センタモジュールEC
U108のメインCPU133が故障した場合でも、サ
ブCPU131でバックアップすることで操作不能状態
を回避できる。
【0059】<故障診断処理>図7に示すように、ステ
ップS22では、サブCPU131は、メインCPU1
33のクロック周波数を検出する。ステップS24で
は、サブCPU131は、ステップS22で検出したメ
インCPU133のクロック周波数が異常か否かを判定
する。ステップS24でクロック周波数が異常と判定さ
れた場合(ステップS24でYes)、ステップS44
に進んでメインCPU133は重大故障であると判定す
る。一方、ステップS24でクロック周波数が正常と判
定された場合(ステップS24でNo)、ステップS2
6に進んで、メインCPU133とサブCPU131に
入力されるスイッチ操作信号を検出する。ステップS2
8では、メインCPU133とサブCPU131の各ス
イッチ操作信号を比較する。ステップS28では、メイ
ンCPU133とサブCPU131で同一のスイッチ操
作信号を入力し、互いの入力結果が異なる場合に入力イ
ンタフェース回路134の故障であると判定する。ま
た、サブCPU131にもスイッチ操作信号が別系統で
入力されるので故障部位の特定が可能となる。
【0060】ステップS28でメインCPU133とサ
ブCPU131の各スイッチ操作信号が一致した場合
(ステップS28でYes)、ステップS30に進みメ
インCPU133とサブCPU131での同一演算した
演算結果を比較する。ステップS30では、メインCP
U133とサブCPU131で同一の演算を行ない、互
いの入力結果が異なる場合にメインCPU133の故障
であると判定する。ここで、サブCPU131が正常で
あることを条件としない限り、メインCPU133とサ
ブCPU131とは個々に同一の演算を実行するので、
演算結果が不一致の場合どちらが故障なのか判断できな
い、従って演算結果が不一致の場合にはエアコンECU
121、ICCECU123、PASECU125とサ
ブCPU131でメインCPU133を監視し、多数決
処理によりいずれのCPUが故障しているのか特定す
る。
【0061】この多数決処理はサブCPU133におい
て実行され、例えば、図8に示すように、全てのCPU
の演算結果が全て同じ「1」の場合にはいずれのCPU
も故障していないと判定される。また、メインCPU1
33の演算結果が異なるか、或いは少数派の場合にはメ
インCPU133が故障と判定される(図8では、メイ
ンCPUの演算結果「2」、それ以外の演算結果「1」
となり、メインCPUが少数派)。また、エアコンCP
U1121bの演算結果が異なるか、或いは少数派の場
合にはエアコンCPU121bが故障と判定される(図
8では、エアコンCPUの演算結果「2」、それ以外の
演算結果「1」となり、エアコンCPUが少数派)。ま
た、ICCCPU123bの演算結果が異なるか、或い
は少数派の場合にはICCCPU123bが故障と判定
される(図8では、ICCCPUの演算結果「2」、そ
れ以外の演算結果「1」となり、ICCCPUが少数
派)。また、PASCPU125bの演算結果が異なる
か、或いは少数派の場合にはPASCPU125bが故
障と判定される(図8では、PASCPUの演算結果
「2」、それ以外の演算結果「1」となり、PASCP
Uが少数派)。更に、サブCPU131の演算結果が異
なるか、或いは少数派の場合にはサブCPU131が故
障と判定される(図8では、サブCPUの演算結果
「2」、それ以外の演算結果「1」となり、サブCPU
が少数派)。
【0062】ステップS32でメインCPU133とサ
ブCPU131の各演算結果が一致した場合(ステップ
S32でYes)、ステップS34に進みサブCPU1
31はメインCPU133から出力されるアンサバック
を検出する。
【0063】ステップS34では、センタモジュールE
CU108は、エアコンECU121、ICCECU1
23、PASECU125に通信データとして制御信号
を送信し、これらECU121、123、125から制
御結果信号を受信する。その後、センタモジュールEC
U108は、各ECU121、123、125にアンサ
バック信号を返信する。サブCPU131は、アンサバ
ック信号がメインCPU133から正常に出力されてい
ない場合にメインCPU133が故障であると判定す
る。
【0064】ステップS36では、メインCPU133
からアンサバックが正常に行われているか否かを判定す
る。ステップS36でアンサバックが異常であると判定
された場合(ステップS36でNo)、ステップS38
に進みサブCPU131は、メインCPU133から出
力される画像信号が正常か否かを判定する。ステップS
40でメインCPU133から出力される画像信号が正
常な場合(ステップS40でNo)、ステップS22に
リターンし、メインCPU133から出力される画像信
号が異常な場合(ステップS40でYes)、ステップ
S46に進んでメインCPU133は軽度故障であると
判定する。
【0065】ステップS28でメインCPU133とサ
ブCPU131の各スイッチ操作信号が不一致の場合
(ステップS28でNo)、ステップS42に進み操作
されたスイッチは重要スイッチであるか否かを判定す
る。ステップS42で重要スイッチの場合(ステップS
42でYes)、ステップS44に進んでメインCPU
133は重大故障であると判定する。一方、ステップS
42で重要スイッチでない場合(ステップS42でN
o)、ステップS46に進んでメインCPU133は軽
度故障であると判定する。 [センタモジュールECUと他ECUの間での故障診断
方法]次に、センタモジュールECUと他ECUの間で
の故障診断方法について説明する。
【0066】<第1実施形態>図9は、第1の実施形態
の故障診断方法を説明するブロック図である。図10
は、第1の実施形態の故障診断方法を表わすフローチャ
ートである。
【0067】図9に示すように、第1の実施形態では、
例えば、センタモジュールECU108とエアコン機構
部122に室温センサ151、152を設け、スイッチ
操作部103において温度設定スイッチにより設定温度
が変更された場合、エアコンECU121から返答され
る制御結果信号としての設定温度と、センタモジュール
ECU108の室温センサ151から検出したセンサ温
度とを比較し、所定時間経過しても温度が一致しない場
合に、エアコンECU121或いはエアコン機構部12
2に故障が発生したと判定し、インジケータ127を点
灯或いは点滅する。
【0068】具体的には、図10に示すように、ステッ
プS30では、温度設定スイッチが操作され、センタモ
ジュールECU108にスイッチ操作信号として設定温
度が入力される。ステップS31では、センタモジュー
ルECU108は、センサ1512からのセンサ信号に
より、室温が変化したか否かを判定する。ステップS3
1で室温が変化した場合(ステップS31でYes)、
ステップS32に進み、ステップS31で室温が変化し
ない場合(ステップS31でNo)、ステップS33に
進む。ステップS31で室温が変化せず(ステップS3
1でNo)、所定時間経過した場合(ステップS33で
Yes)、エアコンECU121或いはエアコン機構部
122に故障が発生したと判定する。
【0069】ステップS32では、室温センサ151に
より検出される室温が設定温度になったか否かを判定す
る。ステップS32で室温が設定温度になった場合(ス
テップS32でYes)、ステップS30にリターンす
る。一方、ステップS32で室温が設定温度にならず
(ステップS32でNo)、所定時間経過した場合(ス
テップS34でYes)、エアコンECU121或いは
エアコン機構部122に故障が発生したと判定する。
【0070】<第2実施形態>図11は、第2の実施形
態の故障診断方法を説明するブロック図である。図12
は、第2の実施形態の故障診断方法を表わすフローチャ
ートである。
【0071】図11に示すように、第2の実施形態で
は、例えば、センタモジュールECU108とエアコン
機構部122に室温センサ151、152を設け、セン
タモジュールECU108は、室温センサ151により
検知したセンサ値をエアコンECU121に出力する。
そして、センタモジュールECU108とエアコンEC
U121にて、センサ値を用いて同一の演算を実行させ
る。エアコンECU121は、その演算結果をセンタモ
ジュールECU108に送信し、センタモジュールEC
U108は、それら演算結果を比較し、各演算結果が一
致しない場合に、エアコンECU121或いはエアコン
機構部122に故障が発生したと判定し、インジケータ
127を点灯或いは点滅する。
【0072】具体的には、図12に示すように、ステッ
プS40では、センタモジュールECU108は、室温
センサ151からセンサ値を入力する。ステップS41
では、センタモジュールECU108は、センサ値をA
/D(アナログ/デジタル)変換した変換値を送信す
る。ステップS42では、エアコンECU121は、セ
ンタモジュールECU108に対して演算値を送信す
る。ステップS43で各演算結果が一致した場合(ステ
ップS43でYes)、ステップS40にリターンす
る。また、ステップS43で各演算結果が不一致の場合
(ステップS43でNo)、エアコンECU121或い
はエアコン機構部122に故障が発生したと判定する。
【0073】ここで、センタモジュールECU108が
正常であることを条件としない限り、センタモジュール
ECU108とエアコンECU121とは個々に同一演
算を実行するので、演算結果が不一致の場合どちらが故
障なのか判断できない、従って演算結果が不一致の場合
には、ICCECU123、PASECU125とセン
タモジュールECU108で、上述した多数決処理によ
りいずれのECUが故障しているのか特定してもよい。
【0074】<第3実施形態>図13は、第3の実施形
態の故障診断方法を説明するブロック図である。図14
は、第3の実施形態の故障診断方法を表わすフローチャ
ートである。
【0075】図13に示すように、第3の実施形態で
は、例えば、センタモジュールECU108とエアコン
機構部122に共通に接続された室温センサ151を設
け、センタモジュールECU108及びエアコンECU
121は、室温センサ151により検知したセンサ値を
入力する。そして、センタモジュールECU108とエ
アコンECU121にて、センサ値を用いて同一の演算
を実行させる。エアコンECU121は、その演算結果
をセンタモジュールECU108に送信し、センタモジ
ュールECU108は、それら演算結果を比較し、各演
算結果が一致しない場合に、エアコンECU121或い
はエアコン機構部122に故障が発生したと判定し、イ
ンジケータ127を点灯或いは点滅する。
【0076】具体的には、図14に示すように、ステッ
プS50では、センタモジュールECU108及びエア
コンECU121は、室温センサ151からセンサ値を
入力する。ステップS51では、エアコンECU121
は、センタモジュールECU108に対して演算値を送
信する。ステップS52で各演算結果が一致した場合
(ステップS52でYes)、ステップS50にリター
ンする。また、ステップS52で各演算結果が不一致の
場合(ステップS52でNo)、エアコンECU121
或いはエアコン機構部122に故障が発生したと判定す
る。
【0077】ここで、センタモジュールECU108が
正常であることを条件としない限り、センタモジュール
ECU108とエアコンECU121とは個々に同一演
算を実行するので、演算結果が不一致の場合どちらが故
障なのか判断できない、従って演算結果が不一致の場合
には、ICCECU123、PASECU125とセン
タモジュールECU108で、上述した多数決処理によ
りいずれのECUが故障しているのか特定してもよい。
【0078】この第3の実施形態では、エアコンECU
121の演算結果が正しいにもかかわらず、設定温度に
変化しない場合には、エアコン機構部122の故障であ
ると判定でき、更に温度が上がり過ぎていたり、下がら
ない場合、コンプレッサ等の故障と判定できる。
【0079】<他の実施形態>尚、上記第1〜第3実施
形態では、室温センサ151の代わりに、音量マイク等
を設ければ、ナビゲーションECU109の故障等が判
定できる。
【0080】また、上記第1〜第3実施形態では、セン
タモジュールECU108にて他のECUの故障診断を
行なったが、上記故障診断方法は、センタモジュールE
CU108内部におけるメインCPU133とサブCP
U131との間での故障診断にも適用できる。この場
合、メインCPU133とサブCPU131との間で同
一演算式や演算結果を転送することになる。
【0081】また、上記第2、第3の実施形態におい
て、センタモジュール108は、同一演算式をRAMか
ら読み出して各ECUに転送しても良いし、複数の演算
式をROMに格納しておき、このROMから読み出して
各ECUに転送しても良い。RAMを用いる場合には、
色々な演算式がランダムに生成できる利点がある。
【0082】この場合、図18に示すように、ステップ
S60では演算式を各ECUに送信する。ステップS6
1では、各ECUにて演算処理を実行する。ステップS
62では、センタモジュールECU108は、他のEC
Uから演算結果を受信した場合(ステップS62でYe
s)、ステップS63に進んで各演算結果を比較し、他
のECUから演算結果を受信しない場合(ステップS6
2でNo)、ステップS64で未送信のECUを故障と
判定する。
【0083】ステップS63で各演算結果が一致した場
合にはステップS60にリターンし、不一致の場合には
ステップS65に進んで上述の多数決処理又はサブCP
Uと異なる演算結果を有するECUを故障と判定する。
ステップS66では、故障内容を表示部により表示す
る。
【0084】また、車輪速や燃料消費量等の重要な演算
式を用いても良い。
【0085】また、図19に示すように、センタモジュ
ールECU108とエアコンECU121とに、同一の
演算処理を行なわせる場合に、その途中過程において、
インタフェース回路を介したセンサ値、A/D変換値、
制御出力値等をその都度比較してもよい。
【0086】上記処理によれば、センタモジュールEC
Uだけでなく、センタモジュールECUに接続されたエ
アコンECUやその他のECUについても故障診断で
き、システム全体の故障診断を1つの方法で共通化して
実行できるので、センタモジュール本来の機能だけで故
障診断機能を実現させることができ、開発コストを低減
して、故障診断の精度を向上できる。 [表示部の故障]図15は、表示部が故障した場合の表
示方法について説明するブロック図である。図16は、
表示部が故障した場合の表示方法について説明する図で
ある。図17は、図16のサブ表示部の表示例を示す図
である。
【0087】図15に示すように、この実施形態では、
例えば、スイッチ操作パネル50にメイン表示部102
の他にサブ表示部153を設け、センタモジュールEC
U108は、描画処理回路141を介して各表示部10
2、153を表示制御できる。
【0088】例えば、メイン表示部102が故障したこ
とは操作者は目で判断できるので、スイッチA〜Cのい
ずれか2つを同時に操作することにより、サブ表示部1
53に切り替わり、故障内容を表示するようにする。ま
た、走行中にメイン表示部102が故障した場合にはサ
ブ表示部153に表示が切り替わり、重大な故障内容を
表示する。
【0089】また、図16に示すように、サブ表示部1
53にICC装置等の重要度の高いシステムのデータを
表示するようにしてもよい。図示の例では、サブ表示部
153でICC装置のデータ表示中であることを知ら
せ、サブ表示部153に車間距離100メートルのデー
タを表示する。
【0090】サブ表示部153は、図17(a)〜
(c)に示すように、数字、文字、キャラクタ等を表示
できるセグメント表示方式或いはドット表示方式の液晶
等を用いる。
【0091】尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲
で、上記実施形態を修正又は変形したものに適用可能で
ある。
【0092】例えば、ナビゲーションECUには、ナビ
ゲーション装置、DIS装置、或いは車両に標準に装備
されるカセットプレイヤやラジオ等のオーディオ装置の
他に、テレビチューナのコントローラを搭載してもよ
い。
【0093】また、本実施形態のセンタモジュールは、
車両に搭載される電装器以外にも適用できることは言う
までもない。
【0094】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
複数の電装ユニットのうち一部の電装ユニットは、集中
操作手段の車室側とは反対側に配置されると共に、第1
制御手段と電気的に接続され、第1制御手段と集中操作
手段とは電気的に接続され、第1制御手段は車体側に電
気的に接続されるコネクタを有し、複数の電装ユニット
のうち他の電装ユニットはコネクタを介して第1制御手
段に着脱自在に接続され、該コネクタの車体側に配置さ
れるので、オプションの音響装置等を追加搭載しても、
集中操作手段に対して装置が大型化することなく、取付
スペースも縮小できて容易に接続できる。
【0095】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる実施形態のセンタモジュールの
外観図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図であり、図1に示すセ
ンタモジュールを車室内に取り付ける場合の断面図であ
る。
【図3】図1のA−A矢視断面図であり、図1に示すセ
ンタモジュールを車室内に取り付ける場合の断面図であ
る。
【図4】センタモジュールの制御回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】センタモジュールECUの詳細な制御回路構成
を示すブロック図である。
【図6】センタモジュールの故障診断処理を表わすフロ
ーチャートである。
【図7】図6に示す故障判定処理を表わすフローチャー
トである。
【図8】演算結果に基づく多数決処理を説明する図であ
る。
【図9】第1の実施形態の故障診断方法を説明するブロ
ック図である。
【図10】第1の実施形態の故障診断方法を表わすフロ
ーチャートである。
【図11】第2の実施形態の故障診断方法を説明するブ
ロック図である。
【図12】第2の実施形態の故障診断方法を表わすフロ
ーチャートである。
【図13】第3の実施形態の故障診断方法を説明するブ
ロック図である。
【図14】第3の実施形態の故障診断方法を表わすフロ
ーチャートである。
【図15】表示部が故障した場合の表示方法について説
明するブロック図である。
【図16】表示部が故障した場合の表示方法について説
明する図である。
【図17】図16のサブ表示部の表示例を示す図であ
る。
【図18】他の実施形態の故障診断処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図19】他の実施形態の故障診断処理を説明するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…ダッシュボード 4…調針コネクタ 5…モジュール側コネクタ 6…固定ケース 50…操作パネルユニット 60…制御ユニット 102…表示部 103…スイッチ操作部 108…センタモジュールECU 109…ナビゲーションECU 121…エアコンECU 123…ICCECU 125…PASECU 200…テープ機構部(テープデッキ) 201…MD機構部(MDデッキ) 202…DVD機構部(DVDデッキ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正路 太 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電装ユニットとは独立して設けら
    れ、該各電装ユニットに対する操作部を有する集中操作
    手段と、 前記複数の電装ユニットとは独立して設けられ、前記操
    作部の操作信号を入力処理すると共に、該操作信号に応
    じた制御信号を前記各電装ユニットに出力する第1制御
    手段とを備え、 前記複数の電装ユニットのうち一部の電装ユニットは、
    前記集中操作手段の車室側とは反対側に配置されると共
    に、前記第1制御手段と電気的に接続され、 前記第1制御手段と前記集中操作手段とは電気的に接続
    され、前記第1制御手段は車体側に電気的に接続される
    コネクタを有し、 前記複数の電装ユニットのうち他の電装ユニットは前記
    コネクタを介して前記第1制御手段に着脱自在に接続さ
    れ、該コネクタの車体側に配置されることを特徴とする
    車両用電子機器装置。
  2. 【請求項2】 前記他の電装ユニットは後付け可能なオ
    プション設定用電装ユニットであることを特徴とする請
    求項1に記載の車両用電子機器装置。
  3. 【請求項3】 前記一部の電装ユニットは、前記集中操
    作手段を介して前記第1制御手段に接続されていること
    を特徴とする請求項1に記載の車両用電子機器装置。
  4. 【請求項4】 前記他の電装ユニットは、少なくとも音
    響データを記録した媒体の脱着機構と再生機構とを有す
    る音響機器であり、操作者が前記脱着機構にアクセス可
    能な場所に配置されていることを特徴とする請求項1に
    記載の車両用電子機器装置。
  5. 【請求項5】 前記音響機器は、前記集中操作手段に対
    して独立及び離間して配置されていることを特徴とする
    請求項4に記載の車両用電子機器装置。
  6. 【請求項6】 前記コネクタは一対で構成され、前記コ
    ネクタの一方にコネクタの他方を嵌合すると、該コネク
    タの一方に対する他方のコネクタピンの相対位置が自動
    調節されることを特徴とする請求項1に記載の車両用電
    子機器装置。
  7. 【請求項7】 前記第1制御手段には、前記コネクタを
    介して電気的に接続される第2制御手段を更に具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用電子機器装
    置。
  8. 【請求項8】 前記他の電装ユニットは、前記コネクタ
    とは別のコネクタ(114、115、116)を介して
    前記第1制御手段に電気的に接続されていることを特徴
    とする請求項1に記載の車両用電子機器装置。
  9. 【請求項9】 前記一部の電装ユニットは音響データを
    記録した媒体の脱着機構と再生機構とを有する音響機器
    (142)を含み、前記集中操作手段における該脱着機
    構に対応した位置には、操作者が該媒体を脱着可能な開
    口部(106)が形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の車両用電子機器装置。
  10. 【請求項10】 前記音響機器の着脱機構及び再生機構
    (142、200、201、202)は、前記一部の電
    装ユニット(109)により駆動制御されることを特徴
    とする請求項4又は請求項9に記載の車両用電子機器装
    置。
  11. 【請求項11】 前記音響機器の制御プログラムは、前
    記一部の電装ユニット(109)に格納されていること
    を特徴とする請求項10に記載の車両用電子機器装置。
  12. 【請求項12】 前記集中操作手段と前記第1制御手段
    とは一体的に構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の車両用電子機器装置。
  13. 【請求項13】 前記集中操作手段と前記第1制御手段
    とは別体に構成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の車両用電子機器装置。
  14. 【請求項14】 前記第1制御手段は、車両の走行状態
    における情報を演算する情報処理手段を含み、該情報処
    理手段と前記集中操作手段とが一体的に構成されている
    ことを特徴とする請求項9に記載の車両用電子機器装
    置。
  15. 【請求項15】 前記集中操作手段は、前記一部の電装
    ユニットと該第1制御手段とが操作者から見えないよう
    に、それらの前面に配置されていることを特徴とする請
    求項1に記載の車両用電子機器装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006219023A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Nifco Inc 車両及びコネクタ
JP2016120803A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 矢崎総業株式会社 インストルメントパネル構造体
JP2016196295A (ja) * 2004-01-30 2016-11-24 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両制御システム
JP2017533146A (ja) * 2014-11-04 2017-11-09 バイエリシエ・モトーレンウエルケ・アクチエンゲゼルシヤフト 自動車、および、自動車の製造のための方法

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