JP2000090653A - 車両用電子機器装置 - Google Patents

車両用電子機器装置

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JP2000090653A
JP2000090653A JP10258664A JP25866498A JP2000090653A JP 2000090653 A JP2000090653 A JP 2000090653A JP 10258664 A JP10258664 A JP 10258664A JP 25866498 A JP25866498 A JP 25866498A JP 2000090653 A JP2000090653 A JP 2000090653A
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JP
Japan
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control unit
electronic control
design panel
vehicle
electronic
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JP10258664A
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English (en)
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Norifumi Ogawa
伯文 小川
Masaki Matsumoto
雅規 松本
Ryoji Oe
良二 大江
Masayoshi Takahashi
正好 高橋
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レイアウト自由度を高め、車種や仕向国毎の作
り分けを容易にする。 【解決手段】車両用電子機器装置は、ラジオチューナ機
能を有する集中制御ユニット20と、ラジオチューナ機
能とは別種のCDデッキ等の音響機能を有するCD制御
ユニット30と、CD制御ユニット30の車室内側を覆
うと共に、集中制御ユニット20とCD制御ユニット3
0に対する操作部及び表示部を有する意匠パネル10と
を備える。また、意匠パネル10の裏面にはCD制御ユ
ニット30とは別種のカセットデッキやMDデッキ等の
音響機能を有する他の音響ユニット40が配置可能とな
っている。集中制御ユニット20は、操作スイッチ11
や表示部12とCD制御ユニット30や他の音響ユニッ
ト40との間での信号処理を統合して行うCPU21と
アンプ内蔵のAM/FMラジオチューナ22とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用電子機器装置
に関し、例えば、CD、カセットテープ、MD等の複数
の車載用電子機器を集中して操作、表示或いは制御でき
るようにした車両用電子機器装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開昭61−244636号公報には、
ラジオチューナやカセットテープ機器等の車載用音響機
器の交換や追加を容易にできるように、これら機器を規
格化されたシャシ内に交換可能に取り付け、このシャシ
に前面板を設けて各機器の操作部を操作可能にするもの
が開示されている。
【0003】また、特開平9−286287号公報に
は、キー入力回路や機能選択回路を搭載した意匠部を受
信装置に対して着脱可能な別体に構成し、仕向地や仕様
の変更に応じて受信装置に設定変更が必要な場合、意匠
部のみの変更することであらゆる仕様に対応できるよう
にしたものが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、各電子制御機器は複雑な仕様であるので、
CPU等の全体を統括制御する演算処理回路のレイアウ
トが制限されたり、その結果として意匠パネルの仕様を
車種や仕向国毎に変えることが難しくなる。
【0005】本発明は上記課題を解決するためになさ
れ、その目的は、レイアウト自由度を高め、車種や仕向
国毎の作り分けが容易な車両用電子機器装置を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するため、本発明の車両用電子機器装置は、以
下の構成を備える。即ち、車室内に設けられた取付部に
取り付けられ、乗員により操作可能な車両用電子機器装
置であって、第1電子制御ユニットと、前記第1電子制
御ユニットとは別体に形成された第2電子制御ユニット
と、前記第1及び第2電子制御ユニットの車室内側を覆
うと共に、前記第1及び第2電子制御ユニットに対する
操作部及び表示部を有する意匠パネルと、前記操作部及
び表示部と前記第1及び第2電子制御ユニットとの間で
の制御処理を行う制御手段とを備え、前記第1電子制御
ユニットには前記制御手段が内蔵されると共に、少なく
ともラジオチューナが内蔵され、前記第2電子制御ユニ
ットは前記制御手段と通信可能なように前記第1電子制
御ユニットにコネクタを介して着脱自在に結線されてい
ると共に、データを記録した媒体の脱着と該データの読
み出しを行ない、前記意匠パネルには該媒体を脱着する
開口部を有する。
【0007】また、本発明の車両用電子機器装置は、以
下の構成を備える。即ち、車室内に設けられた取付部に
取り付けられ、乗員により操作可能な車両用電子機器装
置であって、第1電子制御ユニットと、前記第1制御ユ
ニットとは別体に形成された第2電子制御ユニットと、
前記第1及び第2電子制御ユニットとは別体に形成され
た第3電子制御ユニットと、前記第1乃至第3電子制御
ユニットの車室内側を覆うと共に、前記第2及び第3電
子制御ユニットに対する操作部及び表示部を有する意匠
パネルと、前記操作部及び表示部と前記第1乃至第3電
子制御ユニットとの間での制御処理を行う制御手段とを
備え、前記第1電子制御ユニットには前記制御手段が内
蔵されると共に、少なくともラジオチューナが内蔵さ
れ、前記第2及び/又は第3電子制御ユニットは前記制
御手段と通信可能なように前記第1電子制御ユニットに
コネクタを介して着脱自在に結線されていると共に、デ
ータを記録した媒体の脱着と該データの読み出しを行な
い、前記意匠パネルには該媒体を脱着する開口部を有す
る。
【0008】また、好ましくは、前記第1電子制御ユニ
ットは基板を備え、該基板には前記ラジオチューナ及び
前記制御手段が配置されている。
【0009】また、好ましくは、前記第1電子制御ユニ
ットは、前記意匠パネル内に一体的に内蔵されている。
【0010】また、好ましくは、前記第1電子制御ユニ
ットは基板を備え、該基板には前記ラジオチューナ及び
前記制御手段が配置され、前記第1電子制御ユニット
は、前記意匠パネル内に一体的に内蔵されている。
【0011】また、好ましくは、前記基板は前記意匠パ
ネルの上下方向に沿って配置され、該基板上には、前記
制御手段より上方に位置するように前記ラジオチューナ
から出力された音響信号を増幅する音響信号増幅器が配
置されている。
【0012】また、好ましくは、前記第1電子制御ユニ
ットは、前記意匠パネルとは別体とされ、該意匠パネル
とコネクタにより着脱可能に接続される。
【0013】また、好ましくは、前記第1電子制御ユニ
ットは、前記意匠パネルとは別体とされ、該意匠パネル
とコネクタにより着脱可能に接続される。
【0014】また、好ましくは、前記第1電子制御ユニ
ットは、前記意匠パネルとは別体とされ、該意匠パネル
とコネクタにより着脱可能に接続される。
【0015】また、好ましくは、前記意匠パネルは、前
記第1電子制御ユニットの車室内側を覆うと共に、該第
1電子制御ユニットに対する操作部及び表示部を有す
る。
【0016】また、好ましくは、前記第1電子制御ユニ
ットには、前記媒体の着脱が不要な機能が内蔵される。
【0017】また、好ましくは、前記基板は、前記意匠
パネルに対して垂直に配置され、前記第1、第2電子制
御ユニットは該意匠パネルに対して直交して配置され
る。
【0018】また、好ましくは、前記基板は、前記意匠
パネルに対して垂直に配置され、前記第1乃至第3電子
制御ユニットは該意匠パネルに対して直交して配置され
る。
【0019】また、好ましくは、前記第1及び第2電子
制御ユニットを収納するカバーを備える。
【0020】また、好ましくは、前記第1乃至第3電子
制御ユニットを収納するカバーを備える。
【0021】
【発明の効果】通常、記録媒体を使用する電子制御ユニ
ットは意匠パネルの対応する場所に開口部を必要とする
がこの開口部の位置は乗員の操作のしやすさから制限さ
れるため、記録媒体を使用するユニットを配置するレイ
アウト自由度は低くなり、また、各種制御処理を行う制
御手段を付加するとユニット自体が大型化するが、請求
項1の発明のように、第1電子制御ユニットには制御手
段が内蔵されると共に、少なくともラジオチューナが内
蔵され、第2電子制御ユニットは制御手段と通信可能な
ように第1電子制御ユニットにコネクタを介して着脱自
在に結線されていると共に、データを記録した媒体の脱
着と該データの読み出しを行ない、意匠パネルには該媒
体を脱着する開口部を有することで、ラジオチューナが
大型化するだけなのでレイアウトの自由度を高めること
ができる。また、仕向国によりラジオの使用周波数が異
なるため、周波数毎にラジオチューナを作り分けて仕向
国等に異なった仕様にする場合でも、ラジオチューナも
含めた複数のユニットの制御機能にも影響が及ぶため同
時に作り分ける必要のある制御ユニットを一緒に作り分
けることができ、生産効率を向上できる。更に、部品交
換だけで済むラジオチューナを第1電子制御ユニットに
設けたのでユニットの省スペース化や共通化が容易にで
き、第2電子制御ユニットの種類を変えても第1電子制
御ユニットを作り替えずに、各ユニットの収納スペース
を確保できる。
【0022】請求項2の発明によれば、第1電子制御ユ
ニットには制御手段が内蔵されると共に、少なくともラ
ジオチューナが内蔵され、第2及び/又は第3電子制御
ユニットは制御手段と通信可能なように第1電子制御ユ
ニットにコネクタを介して着脱自在に結線されていると
共に、データを記録した媒体の脱着と該データの読み出
しを行ない、意匠パネルには該媒体を脱着する開口部を
有することにより、ラジオチューナが大型化するだけな
のでレイアウトの自由度を高めることができる。また、
仕向国によりラジオの使用周波数が異なるため、周波数
毎にラジオチューナを作り分けて仕向国等に異なった仕
様にする場合でも、ラジオチューナも含めた複数のユニ
ットの制御機能にも影響が及ぶため同時に作り分ける必
要のある制御ユニットを一緒に作り分けることができ、
生産効率を向上できる。更に、部品交換だけで済むラジ
オチューナを第1電子制御ユニットに設けたのでユニッ
トの省スペース化や共通化が容易にでき、第2及び第3
電子制御ユニットの種類を変えても第1電子制御ユニッ
トを作り替えずに、各ユニットの収納スペースを確保で
きる。
【0023】請求項3の発明によれば、第1電子制御ユ
ニットは基板を備え、基板にはラジオチューナ及び制御
手段が配置されていることにより、周波数の異なる地域
には第1電子制御ユニットを基板ごと交換すればよく、
仕向国毎の設定が容易となる。
【0024】請求項4の発明によれば、第1電子制御ユ
ニットは、意匠パネル内に一体的に内蔵されていること
により、意匠パネル裏側の各電子制御ユニットの上下方
向の収納スペースを占有することなく省スペース化を図
ることができ、ハーネスやコネクタ等の部品点数も削減
できる。
【0025】請求項5の発明によれば、第1電子制御ユ
ニットは基板を備え、基板にはラジオチューナ及び制御
手段が配置され、第1電子制御ユニットは、意匠パネル
内に一体的に内蔵されていることにより、周波数の異な
る地域には第1電子制御ユニットを基板ごと交換すれば
よく、仕向国毎の設定が容易となる。また、意匠パネル
裏側の各電子制御ユニットの上下方向の収納スペースを
占有することなく省スペース化を図ることができ、ハー
ネスやコネクタ等の部品点数も削減できる。
【0026】請求項6の発明によれば、基板は意匠パネ
ルの上下方向に沿って配置され、基板上には、制御手段
より上方に位置するようにラジオチューナから出力され
た音響信号を増幅する音響信号増幅器が配置されている
ことにより、音響信号増幅器が大量に熱を発生し、この
熱により制御手段に誤動作が発生したり、制御手段の誤
動作により他の電子制御ユニットに被害が及ぶことを抑
えることができる。
【0027】請求項7、8及び9の発明によれば、第1
電子制御ユニットは、意匠パネルとは別体とされ、意匠
パネルとコネクタにより着脱可能に接続されることによ
り、意匠パネル或いは第1電子制御ユニットのみの交換
が可能となり、多種の仕様、デザイン及び安全対策に応
じて多数の部品を用意する必要がなくなる。
【0028】請求項10の発明によれば、意匠パネル
は、第1電子制御ユニットの車室内側を覆うと共に、該
第1電子制御ユニットに対する操作部及び表示部を有す
ることにより、従来個々に装着されていたユニットを一
体的に構成することがき、車種に応じて機能やデザイン
の異なる意匠パネルを用意して、購入者の選択肢が広が
り、車室内の装飾性を考慮できる。
【0029】請求項11の発明によれば、第1電子制御
ユニットには、媒体の着脱が不要な機能が内蔵されるこ
とにより、第1電子制御ユニットのみの交換が可能とな
り、多種の仕様、デザイン及び安全対策に応じて多数の
部品を用意する必要がなくなる。
【0030】請求項12、13の発明によれば、基板
は、意匠パネルに対して垂直に配置され、第1及び第2
電子制御ユニット若しくは第1乃至第3電子制御ユニッ
トは意匠パネルに対して直交して配置されることによ
り、仕向国や車種に応じて仕様の異なる意匠パネルを用
意する場合に、第1電子制御ユニットを作り替えずに、
各ユニットの収納スペースを確保でき、制御手段を構成
する基板に記録媒体を装着する時に通過するための開口
部を設ける必要がなくなるので基板の大型化を抑えるこ
とができる。
【0031】請求項14、15の発明によれば、第1及
び第2制御ユニット若しくは第1乃至第3電子制御ユニ
ットを収納するカバーを備えることにより、第2、第3
電子制御ユニットの装着の有無に応じて車室内への取付
に影響が出ない。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係わる実施の形
態について、添付図面を参照して詳細に説明する。 [第1の実施形態]図1は、第1の実施形態の車両用電
子機器装置の概略構成を示す側面図である。図2は図1
に示す集中制御ユニットの概略正面図である。
【0033】図1、図2に示すように、本実施形態の車
両用電子機器装置は、ラジオチューナ機能を有する第1
電子制御ユニットとしての集中制御ユニット20と、ラ
ジオチューナ機能とは別種のCDプレーヤ等の音響機能
を有する第2電子制御ユニットとしてのCD制御ユニッ
ト30と、CD制御ユニット30の車室内側を覆うと共
に、集中制御ユニット20とCD制御ユニット30に対
する操作部及び表示部を有する意匠パネル10とを備え
る。また、意匠パネル10の裏面(車室内とは反対側)
にはCD制御ユニット30とは別種のカセットテープ機
器やMD機器等の音響機能を有する第3電子制御ユニッ
トとしての他の音響ユニット40が配置可能となってい
る。
【0034】意匠パネル10には、ラジオ、CD、カセ
ットテープ、MD等の各音響ユニットの操作を行うため
の操作スイッチ11と各ユニットの動作を表示するLC
Dやセグメント表示部等からなる表示部12が配設され
ている。
【0035】集中制御ユニット20は意匠パネル10の
裏面に一体的に内蔵され、電気的に接続される。
【0036】これにより、集中制御ユニット20が意匠
パネル裏側の各音響ユニットの上下方向の収納スペース
を占有することなく省スペース化を図ることができ、ハ
ーネスやコネクタ等の部品点数も削減できる。
【0037】集中制御ユニット20はCD制御ユニット
30や他の音響ユニット40とが接続可能なコネクタ2
3、24を有する。集中制御ユニット20は、集中制御
ユニット20のコネクタ23とCD制御ユニット30の
コネクタ31とが接続され、集中制御ユニット20のコ
ネクタ24とCD制御ユニット30のコネクタ31とが
接続されて、操作スイッチ11や表示部12とCD制御
ユニット30や他の音響ユニット40との間での信号処
理を統合して行うCPU21とアンプ内蔵のAM/FM
ラジオチューナ22とを有する。
【0038】意匠パネル10、集中制御ユニット20、
CD制御ユニット30及び他の音響ユニット40は、例
えばスピードメータ等の計器類が配設される車室内前方
のインストルメントパネルにおける運転席と助手席の間
の取付部に取り付けられ、意匠パネル10の操作部は乗
員により操作可能となっている。
【0039】意匠パネル10は音響装置等に通常設けら
れている操作スイッチ類を廃止し、その代わりに各音響
ユニット20〜40に接続されて集中して操作可能とす
るものである。
【0040】このようにすれば、従来個々に装着されて
いた音響ユニットを一体的に構成することがき、車種に
応じて機能やデザインの異なる意匠パネルを用意して、
購入者の選択肢が広がり、車室内の装飾性を考慮できる
ことになる。
【0041】集中制御ユニット20は、CPU21、ラ
ジオチューナ22、コネクタ23、24を配置するため
の基板27を備え、CD制御ユニット30と他の音響ユ
ニット40に用いられるCD、カセットテープ及びMD
等の記録媒体を意匠パネル10を介して車室内側から着
脱できるように着脱孔25、26が形成されている。通
常、CD制御ユニットやカセットテープ等の記録媒体を
使用する音響ユニットは意匠パネルの対応する場所に開
口部を必要とするがこの開口部の位置は乗員の操作のし
易さから制限されるため、記録媒体を使用する音響ユニ
ットを配置するレイアウト自由度は低くなり、各種制御
処理を行うCPUを付加するとユニット自体が大型化す
るが、本実施形態のように、集中制御ユニット20には
CPUが内蔵されると共に、少なくともラジオチューナ
22が内蔵され、音響ユニットはCPUと通信可能なよ
うに集中制御ユニットにコネクタを介して着脱自在に結
線されていると共に、音響データを記録した媒体の脱着
と音響データの読み出しを行ない、意匠パネルには記録
媒体を脱着する開口部を有することで、ラジオチューナ
が大型化するだけなのでレイアウトの自由度を高めるこ
とができる。また、仕向国によりラジオの使用周波数が
異なるため仕向国等に異なった仕様にすると共に、周波
数毎にラジオチューナを作り分ける場合にラジオチュー
ナも含めた複数のユニットの制御機能にも影響が及ぶた
め同時に作り分ける必要のある制御ユニットも一緒に作
り分けることができ、生産効率を向上できる。更に、部
品交換だけで済むラジオチューナを集中制御ユニットに
設けたのでユニットの省スペース化や共通化が容易にで
き、CD制御ユニットや音響ユニットの種類を変えても
集中制御ユニットを作り替えずに、各ユニットの収納ス
ペースを確保できる。更に、意匠パネル或いは集中制御
ユニットのみの交換が可能となり、多種の仕様、デザイ
ン及び安全対策に応じて多数の部品を用意する必要がな
くなる。
【0042】基板27は意匠パネル10の上下方向に沿
って配置され、ラジオチューナ22はCPU21より上
方に配置されている。これにより、アンプから発生する
熱を上方に放射させるので、アンプが大量に熱を発生
し、この熱によりCPU21に誤動作が発生したり、C
PU21の誤動作によりCD制御ユニット30や他の音
響ユニット40に被害が及ぶことを抑えることができ
る。
【0043】このように、周波数の異なる地域には集中
制御ユニット20を基板ごと交換すればよく、仕向国毎
の設定が容易となる。
【0044】CD制御ユニット30及び他の音響ユニッ
ト40は、音響データを記録したCD、カセット或いは
MDの脱着と音響データの再生を行なう。 [電気的構成]図4は、図1に示す車両用音響機器装置
の電気的構成を示すブロック図である。
【0045】図4に示すように、意匠パネル10と集中
制御ユニット20とは、意匠パネル10側のコネクタ1
3と集中制御ユニット20側のコネクタ28とにより電
気的に接続され、操作スイッチ11のスイッチ信号は集
中制御ユニット20のCPU21に入力され、CPU2
1は意匠パネル10の表示部12を表示制御する。
【0046】集中制御ユニット20とCD制御ユニット
30とは、集中制御ユニット20側のコネクタ23とC
D制御ユニット30側のコネクタ31とにより電気的に
接続され、操作スイッチ11のスイッチ信号に応じて集
中制御ユニット20のCPU21は制御信号をCD制御
ユニット30に出力し、CPU21はCD制御ユニット
30の動作状態に応じて意匠パネル10の表示部12を
表示制御する。
【0047】集中制御ユニット20と他の音響ユニット
40とは、集中制御ユニット20側のコネクタ24と他
の音響ユニット40側のコネクタ41とにより電気的に
接続され、操作スイッチ11のスイッチ信号に応じて集
中制御ユニット20のCPU21は制御信号を他の音響
ユニット40に出力し、CPU21は他の音響ユニット
40の動作状態に応じて意匠パネル10の表示部12を
表示制御する。
【0048】また、集中制御ユニットのCPU21は、
操作スイッチ11のスイッチ信号に応じてラジオチュー
ナ22を制御する。 [第2の実施形態]図3は、第2の実施形態の車両用音
響機器装置の概略構成を示す側面図である。図5は、図
3に示す車両用音響機器装置の電気的構成を示すブロッ
ク図である。図7は、図3に示す集中制御ユニット20
上の各電子部品のレイアウトを示す図である。
【0049】図3、図5及び図7に示すように、第2の
実施形態の車両用音響機器装置は、集中制御ユニット2
0が意匠パネル10とは別体とされ、意匠パネル10と
集中制御ユニット20とは、意匠パネル側のコネクタ1
5と集中制御ユニット20側のコネクタ28とにより着
脱可能に接続される。基板27は意匠パネル10に対し
て垂直に配置され、CD制御ユニット30と他の音響ユ
ニット40に対して直交して配置される。
【0050】これにより、CPUが配置される基板にC
Dやカセットテープ等の媒体を装着する時に通過するた
めの開口部を設ける必要がなくなるので基板の大型化を
抑えることができる。また、仕向国や車種に応じて仕様
の異なる意匠パネルを用意する場合に、集中制御ユニッ
トを作り替えずに、各音響ユニットの収納スペースを確
保できる。
【0051】意匠パネル10には、操作スイッチ11及
び表示部12とコネクタ15とは配線板14により電気
的に接続されている。
【0052】集中制御ユニット20とCD制御ユニット
30とは、集中制御ユニット20側の上方に突出したコ
ネクタ23とCD制御ユニット30側の下方に延設され
たコネクタ31とにより電気的に接続され、操作スイッ
チ11のスイッチ信号に応じて集中制御ユニット20の
CPU21は制御信号をCD制御ユニット30に出力
し、CPU21はCD制御ユニット30の動作状態に応
じて意匠パネル10の表示部12を表示制御する。CD
制御ユニット30は他の音響ユニット40上に載置した
状態で、基板27上のコネクタ23に嵌合可能なように
コネクタ31の長さが設定されている。
【0053】集中制御ユニット20と他の音響ユニット
40とは、集中制御ユニット20側のコネクタ24と他
の音響ユニット40側のコネクタ41とにより電気的に
接続され、操作スイッチ11のスイッチ信号に応じて集
中制御ユニット20のCPU21は制御信号を他の音響
ユニット40に出力し、CPU21は他の音響ユニット
40の動作状態に応じて意匠パネル10の表示部12を
表示制御する。
【0054】尚、図3の点線で示すように、集中制御ユ
ニット20とCD制御ユニット30及び他の音響ユニッ
ト40とは、各ユニットの後端部にコネクタを設けて結
線してもよい。
【0055】その他、第1の実施形態と同一の構成には
同一の符号を付して説明を省略する。 [取付構造]図6は、本実施形態の車両用音響機器装置
の取付構造を説明する斜視図である。
【0056】図6に示すように、集中制御ユニット1
0、CD制御ユニット20及び他の音響ユニット40
は、2DINサイズの箱状フレーム17に収納され、そ
の前面にはカバー16が取り付けられる。意匠パネル1
0は、集中制御ユニット10と、CD制御ユニット2
0、及び選択的された他の音響ユニット40を箱状フレ
ーム17に収納した状態でカバー16の前面にビス等で
固定される。意匠パネル10は、箱体フレーム17内の
集中制御ユニット20のコネクタ28に電気的に着脱可
能に接続される。
【0057】このように、CD制御ユニットや他の音響
ユニットの装着の有無に応じて車室内への取付に影響が
出なくなる。
【0058】尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲
で、上記実施形態を修正又は変形したものに適用可能で
ある。
【0059】例えば、CD制御ユニット等の音響ユニッ
ト以外にカーナビゲーションユニット等も搭載可能であ
る。
【0060】例えば、意匠パネルの着脱孔25、26に
カバーを付け、CD制御ユニット30や他の音響ユニッ
ト40のオプション設定に応じて適宜カバーを取り外す
ようにしてもよい。また、ラジオのみの設定用の着脱孔
がない意匠パネルや他のオプション設定に応じた意匠パ
ネルを複数種類用意してもよい。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の車両用音響機器装置の概略構
成を示す側面図である。
【図2】図1に示す集中制御ユニットの概略正面図であ
る。
【図3】第2の実施形態の車両用音響機器装置の概略構
成を示す側面図である。
【図4】図1に示す車両用音響機器装置の電気的構成を
示すブロック図である。
【図5】図3に示す車両用音響機器装置の電気的構成を
示すブロック図である。
【図6】本実施形態の車両用音響機器装置の取付構造を
説明する斜視図である。
【図7】図3に示す集中制御ユニット20上の各電子部
品のレイアウトを示す図である。
【符号の説明】
10…意匠パネル 11…操作スイッチ 12…表示部 13、15…意匠パネル側のコネクタ 20…集中制御ユニット 21…CPU 22…AM/FMラジオチューナ 23、24…集中操作パネル側のコネクタ 30…CD制御ユニット 40…他の音響ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大江 良二 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 高橋 正好 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 3D020 BA02 BC02 BD05 4E360 AB04 AB05 AB14 AB16 AB20 AB22 BA02 BA08 BC05 BD06 EA14 EA18 EB02 ED02 ED27 GA04 GA06 GA49 GA53 GB11 GB12 GB13 GB14 5K016 AA04 AA14 BA01 CD01 DA02 DA04 GA02 GA05 HA09 JA05

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に設けられた取付部に取り付けら
    れ、乗員により操作可能な車両用電子機器装置であっ
    て、 第1電子制御ユニットと、 前記第1電子制御ユニットとは別体に形成された第2電
    子制御ユニットと、 前記第1及び第2電子制御ユニットの車室内側を覆うと
    共に、前記第1及び第2電子制御ユニットに対する操作
    部及び表示部を有する意匠パネルと、 前記操作部及び表示部と前記第1及び第2電子制御ユニ
    ットとの間での制御処理を行う制御手段とを備え、 前記第1電子制御ユニットには前記制御手段が内蔵され
    ると共に、少なくともラジオチューナが内蔵され、 前記第2電子制御ユニットは前記制御手段と通信可能な
    ように前記第1電子制御ユニットにコネクタを介して着
    脱自在に結線されていると共に、データを記録した媒体
    の脱着と該データの読み出しを行ない、 前記意匠パネルには該媒体を脱着する開口部を有するこ
    とを特徴とする車両用電子機器装置。
  2. 【請求項2】 車室内に設けられた取付部に取り付けら
    れ、乗員により操作可能な車両用電子機器装置であっ
    て、 第1電子制御ユニットと、 前記第1制御ユニットとは別体に形成された第2電子制
    御ユニットと、 前記第1及び第2電子制御ユニットとは別体に形成され
    た第3電子制御ユニットと、 前記第1乃至第3電子制御ユニットの車室内側を覆うと
    共に、前記第2及び第3電子制御ユニットに対する操作
    部及び表示部を有する意匠パネルと、 前記操作部及び表示部と前記第1乃至第3電子制御ユニ
    ットとの間での制御処理を行う制御手段とを備え、 前記第1電子制御ユニットには前記制御手段が内蔵され
    ると共に、少なくともラジオチューナが内蔵され、 前記第2及び/又は第3電子制御ユニットは前記制御手
    段と通信可能なように前記第1電子制御ユニットにコネ
    クタを介して着脱自在に結線されていると共に、データ
    を記録した媒体の脱着と該データの読み出しを行ない、 前記意匠パネルには該媒体を脱着する開口部を有するこ
    とを特徴とする車両用電子機器装置。
  3. 【請求項3】 前記第1電子制御ユニットは基板を備
    え、該基板には前記ラジオチューナ及び前記制御手段が
    配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の車両用電子機器装置。
  4. 【請求項4】 前記第1電子制御ユニットは、前記意匠
    パネル内に一体的に内蔵されていることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の車両用電子機器装置。
  5. 【請求項5】 前記第1電子制御ユニットは基板を備
    え、該基板には前記ラジオチューナ及び前記制御手段が
    配置され、前記第1電子制御ユニットは、前記意匠パネ
    ル内に一体的に内蔵されていることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の車両用電子機器装置。
  6. 【請求項6】 前記基板は前記意匠パネルの上下方向に
    沿って配置され、該基板上には、前記制御手段より上方
    に位置するように前記ラジオチューナから出力された音
    響信号を増幅する音響信号増幅器が配置されていること
    を特徴とする請求項5に記載の車両用電子機器装置。
  7. 【請求項7】 前記第1電子制御ユニットは、前記意匠
    パネルとは別体とされ、該意匠パネルとコネクタにより
    着脱可能に接続されることを特徴とする請求項1に記載
    の車両用電子機器装置。
  8. 【請求項8】 前記第1電子制御ユニットは、前記意匠
    パネルとは別体とされ、該意匠パネルとコネクタにより
    着脱可能に接続されることを特徴とする請求項2に記載
    の車両用電子機器装置。
  9. 【請求項9】 前記第1電子制御ユニットは、前記意匠
    パネルとは別体とされ、該意匠パネルとコネクタにより
    着脱可能に接続されることを特徴とする請求項3に記載
    の車両用電子機器装置。
  10. 【請求項10】 前記意匠パネルは、前記第1電子制御
    ユニットの車室内側を覆うと共に、該第1電子制御ユニ
    ットに対する操作部及び表示部を有することを特徴とす
    る請求項7又は8に記載の車両用電子機器装置。
  11. 【請求項11】 前記第1電子制御ユニットには、前記
    媒体の着脱が不要な機能が内蔵されることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の車両用電子機器装置。
  12. 【請求項12】 前記基板は、前記意匠パネルに対して
    垂直に配置され、前記第1、第2電子制御ユニットは該
    意匠パネルに対して直交して配置されることを特徴とす
    る請求項1又は9に記載の車両用電子機器装置。
  13. 【請求項13】 前記基板は、前記意匠パネルに対して
    垂直に配置され、前記第1乃至第3電子制御ユニットは
    該意匠パネルに対して直交して配置されることを特徴と
    する請求項9に記載の車両用電子機器装置。
  14. 【請求項14】 前記第1及び第2電子制御ユニットを
    収納するカバーを備えることを特徴とする請求項7に記
    載の車両用電子機器装置。
  15. 【請求項15】 前記第1乃至第3電子制御ユニットを
    収納するカバーを備えることを特徴とする請求項8に記
    載の車両用電子機器装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6984784B2 (en) 2000-08-08 2006-01-10 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electronic equipment system for vehicle
JP2010109277A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Aisin Aw Co Ltd ディスプレイ付ハウジング
JP2020155600A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 ファナック株式会社 制御機器の設置装置及び制御機器ユニット

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