JP6477309B2 - 製鋼生産スケジュール作成装置、製鋼生産スケジュール作成方法、操業方法、及び製鋼製品の製造方法 - Google Patents
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Description
1基以上の転炉、1種類以上の二次精錬設備、及び1基以上の鋳造機を備えた多品種製品の製造を行う製鋼工場の製鋼生産スケジュール作成装置であって、
少なくとも1つ以上のチャージを含む連々鋳セットに係る連々鋳セットデータ、及びチャージに係るチャージデータの読込みを行うデータ入力部と、
前記データ入力部によって読込まれた連々鋳セットデータ及び前記チャージデータに基づいて、製鋼生産スケジュールを作成する上で必須のMust条件と、評価値により充足の度合いが定量化可能なWant条件との定式化を行う定式化部と、
前記Must条件を満たし、かつ前記評価値を最小化するように探索処理を行なって製鋼生産スケジュールを作成する計画作成部とを備え、前記Want条件は、前記二次精錬設備において、所定の鋼種のチャージが連続して配置されないという条件を含み、該条件は、配置制約があるチャージのうち、該配置制約を満たさないチャージの各割合に基づき定式化されることを特徴とする。
前記Must条件が、
各チャージの通過工程パターンの選択に係る条件と、
前記通過工程パターンの各工程の開始時刻に係る条件と、
連々鋳セットの開始時刻に係る条件と、
前記通過工程パターンの設備における占有に係る条件と
を含むことを特徴とする。
前記Want条件が、
前記転炉において処理されるチャージ数に係る第1条件と、
出鋼希望日からの遅延日数に係る第2条件と、
を含むことを特徴とする。
前記Want条件に係る評価値のうち少なくとも1つを出力する出力部と、
作成された製鋼生産スケジュールの修正、確定の実施と、再作成すべき連々鋳セットの指定を行う機能と、少なくとも製鋼生産スケジュールを下位のシステムへの送信、計画作成部での製鋼生産スケジュールの再作成、連々鋳セットデータを再作成と製鋼生産スケジュールの再作成の指示を行う計画出力・修正部と、
を備えることを特徴とする。
1基以上の転炉、1種類以上の二次精錬設備、及び1基以上の鋳造機を備えた多品種製品の製造を行う製鋼工場の製鋼生産スケジュール作成方法であって、
少なくとも1つ以上のチャージを含む連々鋳セットに係る連々鋳セットデータ、及びチャージに係るチャージデータの読込みを行うデータ入力ステップと、
前記データ入力ステップにおいて読込まれた連々鋳セットデータ及び前記チャージデータに基づいて、製鋼生産スケジュールを作成する上で必須のMust条件と、評価値により充足の度合いが定量化可能なWant条件との定式化を行う定式化ステップと、
前記Must条件を満たし、かつ前記評価値を最小化するように探索処理を行なって製鋼生産スケジュールを作成する計画作成ステップとを含み、前記Want条件は、前記二次精錬設備において、所定の鋼種のチャージが連続して配置されないという条件を含み、該条件は、配置制約があるチャージのうち、該配置制約を満たさないチャージの各割合に基づき定式化されることを特徴とする。
図1は、製鋼工場における製品の製造工程を示す模式図である。転炉1にて吹錬が終了した溶鋼は取鍋2に注がれ、取鍋2単位で二次精錬設備3に搬送され、成分調整を行い、連続鋳造機4(鋳造機4)にて連続的に鋳造される。鋳造機4では溶鋼が所定の形に鋳造され、溶鋼が凝固した後に例えば1つ当たり数トンから数十トン程度のスラブ、ビレット、ブルーム等と呼ばれる中間製品となる。製造された中間製品は下工程の圧延工場等に輸送され、複数の工程を経て最終的に厚板、薄板、鋼管等の最終製品となる。
[2−1.データ及び決定変数の定義]
定式化部102は、連々鋳セットに係る処理工程とチャージに係る処理工程との関係に基づいて定式化を行う。図4に連々鋳セットに係る処理工程とチャージに係る処理工程の関係を模式的に示す。図4は、ある連々鋳セット(連々鋳セット1及び連々鋳セット2)と、連々鋳セットに含まれるあるチャージ(チャージ:e)に係る処理工程を図示している。図4に示すように、連々鋳セット1及び連々鋳セット2に係る処理工程は、それぞれ1つ以上のチャージの鋳造に係る工程と、タンディッシュ交換に係る工程とから構成される。
ccm:鋳造機を示すIndex
cc:連々鋳セットを示すIndex
c_ord:鋳造順を示すIndex
CCM:鋳造機の集合
CC(ccm):鋳造機ccmの持つ連々鋳セットの集合
C_ORD(ccm,cc):鋳造機ccmの持つ連々鋳セットccの鋳造順の集合
ch:チャージを示すIndex
ptn:通過工程パターンを示すIndex
f_ord:通過工程順を示すIndex
CH:チャージの集合
PTN(ch):チャージchにおける通過工程パターンの集合
F_ORD(ch,ptn):チャージchの通過工程パターンptnの通過工程順の集合
次に、定式化部102が行うMust条件の定式化について説明する。Must条件は以下の4つの条件を含む。
第1のMust条件:各チャージの通過工程パターンの選択に係る条件
第2のMust条件:通過工程パターンの各工程の開始時刻に係る条件
第3のMust条件:連々鋳セットの開始時刻に係る条件
第4のMust条件:通過工程の設備におけるチャージの占有に係る条件
以下、それぞれの条件の定式化について説明する。
はじめに第1のMust条件、すなわち各チャージの通過工程パターンの選択に係る条件について説明する。第1のMust条件は以下の数式(10)で表される。
次に第2のMust条件、すなわち通過工程パターンの各工程の開始時刻に係る条件について説明する。第2のMust条件は、以下の数式(11)から(13)で表される。
CH[ch][ptn][f_ord].cProcTime:現工程処理時間
CH[ch][ptn][f_ord].cNextMovTime:現工程から次工程への移動時間(次工程移動時間)
CH[ch][ptn][f_ord+1].cWaitMin:次工程の待ち時間最小値
CH[ch][ptn][f_ord+1].cWaitMax:次工程の待ち時間最大値
続いて第3のMust条件、すなわち連々鋳セットの開始時刻に係る条件について説明する。第3のMust条件は、以下の数式(14)から(18)で表される。
CCSet[ccm][cc][c_ord].cChID:鋳造機ccmの連々鋳セットccのc_ord番目の鋳造に割り当てられたチャージを示す識別子(ID)
Ch[ch].cChID:チャージchのID
CH[ch][ptn][f_ord]cFclty:チャージchに係る通過工程パターンptnのf_ord番目の工程の設備を示す識別子(設備コード)
Min():()内の最小値を返す関数
続いて第4のMust条件、すなわち通過工程の設備における占有に係る条件について説明する。各チャージ又は連々鋳セットが通過する処理工程では、設備毎に処理順に基づいた占有条件を満たす必要がある。チャージの種別によっては、通過する設備での段取り時間(前段取り時間及び後段取り時間)が必要になる。以下、第4のMust条件の定式化のために第1中間変数及び第2中間変数を定義する。第1中間変数は転炉及び二次精錬設備に関する変数であり、以下の数式(19)で表される。
fcl:転炉、二次精錬設備のIndex
p_ord:処理順序のIndex
FCL:転炉、二次精錬設備の集合
P_ORD(fcl):設備fclにおける処理順序の集合
ct_ord:連々鋳順序を示すIndex
CT_ORD(ccm):鋳造機ccmにおける連々鋳順序の集合
A.sort(key:X):配列Aの各要素を、Xをキーとして昇順にソートする関数
cStartTimeCnst[fcl]:各設備の処理開始可能時刻
vmFcltySeq[fcl][p_ord].vStart:現処理の処理開始時刻
vmFcltySeq[fcl][p_ord].cProcTime:現処理の処理時間
vmFcltySeq[fcl][p_ord].cPstSetTime:現処理の後段取り時間
vmFcltySeq[fcl][p_ord+1].cPreSetTime: 前処理の前段取り時間
Max():()内の最大値を返す関数
vmCastSeq[ccm][ct_ord].vStart:現鋳造(現連々鋳)の開始時刻
vmCastSeq[ccm][ct_ord].vCastTime:現鋳造の鋳造時間(連々鋳時間)
vmCastSeq[ccm][ct_ord].cTDTime:タンディッシュ(TD)交換時間
次に、定式化部102が行うWant条件の定式化について説明する。上述の通り、Want条件は評価値により充足の度合いが定量化可能である。Want条件は以下の3つの条件を含む。
第1のWant条件:転炉において処理されるチャージ数に係る条件
第2のWant条件:出鋼希望日からの遅延日数に係る条件
第3のWant条件:二次精錬設備における前後のチャージの鋼種に係る条件
以下、それぞれの条件の定式化について説明する。
はじめに第1のWant条件について説明する。第1のWant条件は、転炉において処理されるチャージ数に係る条件である。具体的には例えば第1のWant条件は、ある期間内に転炉において処理されるチャージ数が、当該期間内の処理されるチャージ数の目標と等しいことである。第1のWant条件の評価値を規定するために、以下の中間変数vmChNum[ld]を定義する。
ld:転炉を示すIndex
LD:転炉の集合
vmFcltySeq[fcl][p_ord].vEnd:設備fclのp_ord番目の処理の処理終了時刻
cPlanSpan:計画作成期間
なお数式(28)は、vmChNum[ld]の値をインクリメントする(1を加算する)ことを表している。具体的には、各転炉において処理される全てのチャージについて、処理終了時刻が、計画作成期間の終了よりも前で、かつ転炉の処理開始時刻以降であるか否かを判定し、処理終了時刻が当該判定条件を満たした場合にvmChNum[ld]をインクリメントする。したがって、vmChNum[ld]は、転炉ldの計画作成期間内の処理チャージ数に等しくなる。
cGoalCH[ld]:転炉ldの計画作成期間内の処理目標チャージ数
なおcGoalCH[ld]は、データ入力部101により入力される。
数式(29)に示す評価値が低い程、第1のWant条件の充足の度合いが高い。一方、評価値が高いほど第1のWant条件の充足の度合いが低い。例えば全ての転炉においてvmChNum[ld]が計画作成期間内の目標チャージ数と等しい場合、数式(29)に示す評価値は0となる。この場合第1のWant条件の充足の度合いが高い。
次に第2のWant条件について説明する。第2のWant条件は、出鋼希望日からの遅延日数に係る条件である。具体的には例えば第2のWant条件は、出鋼希望日から遅延日数が0(日)であることである。第2のWant条件の評価値を規定するために、以下の中間変数vmReqNumを定義する。
vmFcltySeq[fcl][p_ord].cReqTimeMax:各チャージの転炉出鋼要望日(分単位)
なお数式(30)は、vmReqNumの値をインクリメントする(1を加算する)ことを表している。具体的には、各転炉において処理される全てのチャージについて、チャージの転炉出鋼要望日が0より大きいかを判定する。そしてチャージの転炉出鋼要望日が0より大きい場合、vmReqNumの値をインクリメントする。したがって、vmReqNumは、転炉出鋼要望日が指定されているチャージ数と等しくなる。
なお上記vmFcltySeq[fcl][p_ord].cReqTimeMaxは、データ入力部101により入力される。
続いて第3のWant条件について説明する。第3のWant条件は、二次精錬設備における前後のチャージの鋼種に係る条件である。チャージの鋼種によっては、二次精錬設備において連続して配置しないほうが好ましいという制約がある。当該制約を全て満たそうとすると、実行可能解が得られない場合がある。そこで本実施形態では、当該制約を第3のWant条件として定義し、充足の度合いを定量的に評価する。第3のWant条件の評価値を規定するために、以下数式(32)で表される中間変数vmPrvNum及び数式(33)で表される中間変数vmWCnst_tmp[3]を定義する。
vmFcltySeq[fcl][p_ord].cPrvCnst:前配置制約であり、Trueの場合は制約あり、Falseの場合は制約なし。fclが転炉のIndexの場合、vmFcltySeq[fcl][p_ord].cPrvCnstはFalseである。
なお数式(32)は、vmPrvNumの値をインクリメントする(1を加算する)ことを表している。具体的には、転炉及び二次精錬設備において処理される全てのチャージについて、前配置制約があるか否かを判定し、前配置制約がある場合にvmPrvNumをインクリメントする。したがってvmPrvNumは、前配置制約が指定されているチャージ数に等しくなる。
find(x[],y):配列x[]中に値yがある場合にTrue、無い場合にFalseを返す関数
vmFcltySeq[fcl][p_ord].cPrvCh[]:前配置可能なチャージのID
なお数式(33)は、vmWCnst_tmp[3]の値をインクリメントする(1を加算する)ことを表している。すなわち、vmWCnst_tmp[3]は、前配置可能なチャージが存在しない場合の数を表す。
vmFcltySeq[fcl][p_ord].cNxtCnst:後配置制約であり、Trueの場合は制約あり、Falseの場合は制約なし。fclが転炉のIndexの場合、vmFcltySeq[fcl][p_ord].cNxtCnst はFalseである。
なお数式(34)は、vmNxtNumの値をインクリメントする(1を加算する)ことを表している。具体的には、転炉及び二次精錬設備において処理される全てのチャージについて、後配置制約があるか否かを判定し、後配置制約がある場合にvmNxtNumをインクリメントする。したがってvmNxtNumは、後配置制約が指定されているチャージ数に等しくなる。
vmFcltySeq[fcl][p_ord].cNxtCh[]:後配置可能なチャージのID
なお数式(35)は、vmWCnst_tmp[4]の値をインクリメントする(1を加算する)ことを表している。すなわち、vmWCnst_tmp[4]は、後配置可能なチャージが存在しない場合の数を表す。
[3.探索処理]
W_cnst:Want条件のIndex。ここでは1から4。
W_CNST:Want条件の集合
なお計画作成部103は、上記数式(38)に示す評価値の和が0である場合、評価値が0となる決定変数を解として決定し、探索処理を終了してもよい。
計画出力/修正部104は、計画作成部103により作成された製鋼生産スケジュール及び評価値を出力する。具体的には計画出力/修正部104は、作成された製鋼生産スケジュールの修正、確定の実施と、再作成すべき連々鋳セットの指定を行う機能と、少なくとも製鋼生産スケジュールを下位のシステムへの送信、計画作成部103での製鋼生産スケジュールの再作成、連々鋳セットデータを再作成と製鋼生産スケジュールの再作成の指示を行う。例えば計画出力/修正部104は、例えばディスプレイ等の出力装置及びキーボード等の入力装置により構成され、製鋼生産スケジュールを図11に示すガントチャートの形式により表示する。また計画出力/修正部104は、Want条件の評価値(数式(38)の値)を表示する。ユーザは計画出力/修正部104が出力した製鋼生産スケジュール及び評価値に基づき、作成された製鋼生産スケジュールを評価し、製鋼生産スケジュールの確定、修正等を行う。ユーザが製鋼生産スケジュールを確定した場合、製鋼生産スケジュール作成装置10は作成した製鋼生産スケジュールを下位システム30に送信する。一方、ユーザが製鋼生産スケジュールを修正する場合は、再度製鋼生産スケジュールを作成する。この場合、例えば上位システム20のキャスト編成作成部22におけるキャスト編成を再度行った後に、再度データ入力、定式化、計画作成を行って製鋼生産スケジュールを作成する。あるいは計画出力/修正部104が出力したスケジュールに係る通過工程パターンの選択を選択不可にして、再度スケジュールを作成してもよい。
次に、本発明の一実施形態に係る製鋼生産スケジュール作成装置10について、図12に示すフローチャートによりその動作を説明する。
2 取鍋
3 二次精錬設備
4 鋳造機
10 製鋼生産スケジュール作成装置
20 上位システム
21 記憶部
22 キャスト編成作成部
30 下位システム
41 タンディシュ
101 データ入力部
102 定式化部
103 計画作成部
104 計画出力/修正部
Claims (8)
- 1基以上の転炉、1種類以上の二次精錬設備、及び1基以上の鋳造機を備えた多品種製品の製造を行う製鋼工場の製鋼生産スケジュール作成装置であって、
少なくとも1つ以上のチャージを含む連々鋳セットに係る連々鋳セットデータ、及びチャージに係るチャージデータの読込みを行うデータ入力部と、
前記データ入力部によって読込まれた連々鋳セットデータ及び前記チャージデータに基づいて、製鋼生産スケジュールを作成する上で必須のMust条件と、評価値により充足の度合いが定量化可能なWant条件との定式化を行う定式化部と、
前記Must条件を満たし、かつ前記評価値を最小化するように探索処理を行なって製鋼生産スケジュールを作成する計画作成部と
を備え、
前記Want条件は、前記二次精錬設備において、所定の鋼種のチャージが連続して配置されないという条件を含み、該条件は、配置制約があるチャージのうち、該配置制約を満たさないチャージの各割合に基づき定式化される、製鋼生産スケジュール作成装置。 - 前記Must条件は、
各チャージの通過工程パターンの選択に係る条件と、
前記通過工程パターンの各工程の開始時刻に係る条件と、
連々鋳セットの開始時刻に係る条件と、
前記通過工程パターンの設備における占有に係る条件と
を含むことを特徴とする、請求項1に記載の製鋼生産スケジュール作成装置。 - 前記Want条件は、
前記転炉において処理されるチャージ数に係る第1条件と、
出鋼希望日からの遅延日数に係る第2条件と、
を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の製鋼生産スケジュール作成装置。 - 前記Want条件に係る評価値のうち少なくとも1つを出力する出力部と、
作成された製鋼生産スケジュールの修正、確定の実施と、再作成すべき連々鋳セットの指定を行う機能と、少なくとも製鋼生産スケジュールを下位のシステムへの送信、計画作成部での製鋼生産スケジュールの再作成、連々鋳セットデータを再作成と製鋼生産スケジュールの再作成の指示を行う計画出力・修正部と、を備えることを特徴とする、請求項3に記載の製鋼生産スケジュール作成装置。 - 1基以上の転炉、1種類以上の二次精錬設備、及び1基以上の鋳造機を備えた多品種製品の製造を行う製鋼工場の製鋼生産スケジュール作成方法であって、
少なくとも1つ以上のチャージを含む連々鋳セットに係る連々鋳セットデータ、及びチャージに係るチャージデータの読込みを行うデータ入力ステップと、
前記データ入力ステップにおいて読込まれた連々鋳セットデータ及び前記チャージデータに基づいて、製鋼生産スケジュールを作成する上で必須のMust条件と、評価値により充足の度合いが定量化可能なWant条件との定式化を行う定式化ステップと、
前記Must条件を満たし、かつ前記評価値を最小化するように探索処理を行なって製鋼生産スケジュールを作成する計画作成ステップと
を含み、
前記Want条件は、前記二次精錬設備において、所定の鋼種のチャージが連続して配置されないという条件を含み、該条件は、配置制約があるチャージのうち、該配置制約を満たさないチャージの各割合に基づき定式化される、製鋼生産スケジュール作成方法。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の製鋼生産スケジュール作成装置により作成した製鋼生産スケジュールにより製鋼工場の操業を行う、操業方法。
- 請求項1の製鋼生産スケジュール作成装置によって計画されたスケジュールに基づいて製造されることを特徴とした、製鋼製品の製造方法。
- 請求項5の製鋼生産スケジュール作成方法によって計画されたスケジュールに基づいて製造されることを特徴とした、製鋼製品の製造方法。
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