JP7156024B2 - 計画作成装置、計画作成方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
ここで、複数の製品をロットに纏めて製造する場合の一例として、製鋼工場で連続鋳造を行う場合について説明する。
各スラブには、注文情報から成分、形状、熱延希望日などの情報が付与されていて、製鋼工程及び圧延工程における制約条件を考慮して、キャストやチャンスといったロットが編成される。
そこで、キャスト編成を自動で行う技術として特許文献1に記載の技術がある。
特許文献1には、各チャージを節点で表現すると共に、抱き合わせて鋳造可能なチャージ間を有向枝で表現したネットワークを作成し、最長のキャストとなるルートを前記ネットワーク上で探索することが開示されている。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、ロット単位で製品を生産又は処理するための計画を、立案結果の精度を大きく落とすことなく短時間で立案できるようにすることを目的とする。
まず、第1の実施形態を説明する。
図1は、キャスト編成装置100の機能的な構成の一例を示す図である。図2は、キャスト編成装置100によるキャスト編成方法(計画作成方法)の一例を説明するフローチャートである。キャスト編成装置100のハードウェアは、例えば、CPU、ROM、RAM、HDD、及び各種のインターフェースを備える情報処理装置や、専用のハードウェアを用いることにより実現される。
スラブ情報取得部101は、スラブ情報を取得して記憶する。スラブ情報取得部101は、例えば、キャスト編成装置100に対するオペレータによる操作、外部装置から送信されたスラブ情報の受信、又は可搬型記憶媒体に記憶されたスラブ情報の読み出しを行うことによりスラブ情報を取得する。
図3において、スラブ情報300は、スラブNo.、鋼種、スラブ重量、スラブ幅、スラブ厚、コイル幅、コイル厚、及びコイル長さが相互に関連付けられた情報である。立案対象のスラブのそれぞれについてスラブ情報が個別に与えられる。
鋼種とは、スラブの成分などに応じて定まるスラブの品種を示すものである。ここでは、鋼種を、当該鋼種を識別する記号で表すものとする。
スラブ重量、スラブ幅、スラブ厚は、それぞれ、スラブの重量、幅、厚みである。鋼種、スラブ重量、スラブ幅、及びスラブ厚は、スラブを製造する工程(連続鋳造工程)における製造条件である。
スラブグループ作成部102は、スラブ情報取得部101で取得されたスラブ情報300に基づいて、製造条件が所定の範囲内で一致するスラブが同一のスラブグループに属するように、スラブ情報300に含まれるスラブのそれぞれをグルーピングする。
まず、スラブグループ作成部102は、スラブ情報300に含まれる未選択のスラブ(レコード)のうち、未選択のスラブを1つ選択する。
具体的に本実施形態では、スラブグループ作成部102は、以下の(A1)~(C1)の全ての判定条件を満たす場合に、既に作成されているスラブグループの中に、スラブ情報300から選択したスラブを追加できるスラブグループがあると判定する。
(B1)既に作成されているスラブグループに含まれるスラブの厚み(スラブ厚)と、スラブ情報300から選択したスラブの厚み(スラブ厚)との差の最大値が2[mm]以下である。
(C1)既に作成されているスラブグループに含まれるスラブの製造可能な鋼種と、スラブ情報から選択したスラブの製造可能な鋼種との少なくとも1つが重複する。
一方、既に作成されているスラブグループの中に、スラブ情報300から選択したスラブを追加できるスラブグループがある場合、スラブグループ作成部102は、当該スラブグループに含まれるスラブと、当該選択したスラブの枚数の合計が上限値以下であるか否かを判定する。熱延工程において圧延ロールが摩耗するため、同一のチャンスにおいて連続して熱間圧延する同幅帯のスラブの枚数に制約がある。そこで、本実施形態では、1つのスラブグループに含めるスラブの枚数に上限値を設定する。本実施形態では、この上限値を40[枚]以下とする。
一方、スラブ情報300から選択したスラブを追加できるスラブグループに含まれるスラブと、当該選択したスラブの枚数の合計が上限値以下である場合、スラブグループ作成部102は、当該選択したスラブを、当該スラブグループに含める。
図4において、スラブグループ情報400は、スラブグループNo.、鋼種、スラブ幅(最大値、最小値)、スラブ厚(最大値、最小値)、スラブ重量、コイル長さ、及びスラブ枚数が相互に関連付けられた情報である。
鋼種とは、スラブグループに属するスラブの鋼種である。図4では、各スラブグループが1つの鋼種のスラブからなる場合を示すが、1つのスラブグループには複数の鋼種のスラブが属する場合がある。
スラブ幅の最大値とは、スラブグループに含まれるスラブの幅(スラブ幅)の最大値をいう。スラブ幅の最小値とは、スラブグループに含まれるスラブの幅(スラブ幅)の最小値をいう。
スラブ重量とは、スラブグループに含まれるスラブの重量(スラブ重量)の合計値である。
コイル長さとは、スラブグループに含まれるスラブのコイル長さの合計値である。
スラブグループ作成部102は、以上のようなスラブグループ情報400を作成する。
初期列集合設定部103は、スラブグループ作成部102で作成されたスラブグループiの集合NI(={1,2,・・・,i,・・・,n})、即ち、スラブグループ作成部102で作成されたスラブグループiから、行列(2次元配列)Ai,jの初期値を設定する。行列Ai,jのi行j列の要素は、スラブグループiを実現可能ロットjに含むときに「1」の値を持ち、含まないときに「0」の値を持つ。このとき、初期列集合設定部103は、スラブグループ作成部102で作成されたスラブグループiを重複なく且つ漏れなく含み、更に、後述するロットとして成立するための制約条件((8)式~(22)式を参照)を満足するように、行列Ai,jの初期値を設定する。その一例として、本実施形態では、初期列集合設定部103は、i=jとなる要素jにだけ「1」を持ち、それ以外の要素は「0」となる行列Ai,jを初期値とする。即ち、それぞれの実現可能ロットjが、相互に異なる任意の1つのスラブグループiのみを要素として持つように、行列Ai,jの初期値を設定する。従って、スラブグループ作成部102で作成されたスラブグループiの数|NI|と、実現可能ロットjの数(行列Ai,jの列数)|NJ|は、行列Ai,jの初期値においては一致する(|NI|=|NJ|)。このように行列Ai,jの行番号は、スラブグループiを識別する番号になり、行列Ai,jの列番号は、実現可能ロットjを識別する番号になる。即ち、行列Ai,jの1つの列が、1つの実現可能ロットjに対応し、当該列において、「1」の値を持つ行に対応するスラブグループiが、当該実現可能ロットjに含まれるスラブグループとなる。
本実施形態では、集合分割問題MP(原問題)を解くことにより、行列Ai,jの各列に示される実現可能ロットjからキャストとして採用する実現可能ロットjを決定する。集合分割問題MPとは、要素の部分集合と、当該要素のコストとが与えられたときに、各要素をちょうど1つずつ含む(即ち、各要素を漏れなく且つ重複することなく含む)部分集合の組み合わせを、当該コストの総和を最小にするように決定する問題である。本実施形態では、集合分割問題MPは、実現可能ロットjと、当該実現可能ロットjに対するコストとが与えられたときに、各スラブグループiをちょうど1つずつ含む(即ち、各スラブグループiを漏れなく且つ重複することなく含む)実現可能ロットjの組み合わせを、当該コストの総和が最小となるように決定する問題になる。
<<集合>>
・i∈NI:スラブグループ
・j∈NJ:実現可能ロット
<<決定変数>>
・zj={0,1}
決定変数zjは、実現可能ロットjをキャストとして採用する場合に「1」となり、そうでない場合に「0」となる0-1変数である。
<<定数>>
・行列Ai,j
前述したように行列Ai,jは、スラブグループiを実現可能ロットjに含める場合に「1」となり、そうでない場合に「0」となる要素からなる。
・コストcj
コストcjは、実現可能ロットjに含まれるスラブグループiを構成するスラブに応じて定まる。
前述したように、集合分割問題MPでは、各スラブグループiをちょうど1つずつ含む実現可能ロットjの組み合わせを求める。従って、行列Ai,jにおいて、任意のスラブグループiが属する実現可能ロットjの集合の中から、1つの実現可能ロットjだけが選択されなければならない。この制約条件は、以下の(1)式で表される。
前述したように、集合分割問題MPでは、実現可能ロットjに対するコストcjの総和が最小となるようにする。従って、目的関数は、以下の(2)式で表される。
本実施形態では、(2)式のコストcjを以下のようにする場合を例に挙げる。
・キャスト数
コストcjの総和は、基本的には、キャストの総数で表される。1つの実現可能ロットjは1つのキャストと対応する。そこで、キャストの数を評価するために、各実現可能ロットjについて製造コストCCASTが発生するものとする。各実現可能ロットjの製造コストCCASTは同じ値である。
・余材量
余材とは、生産量が定まっているロットに注文を割り当てても当該生産量に満たない場合に、当該ロットにおいて生産される製品であって、生産時においては、どの注文に紐付けられるのかが未定である製品をいう。余材量とは、そのような製品の量をいう。
溶鋼の成分の作り込みは転炉及び二次精錬工程において実施されることから、鋼種はチャージ単位で製造される。したがって、或る鋼種を割り当てたスラブの総重量がチャージ重量(1チャージの重量)に満たない部分については、注文と紐付かない余材として製造される。余材は注文と紐付けられるまでスラブとしてヤードに滞留することから、仕掛在庫量の増加を招く。このため、可能な限り余材量が減少するように、同一の鋼種を割り当てたスラブの総重量がチャージ重量に近づくようにすること(好ましくは一致すること)が望まれる。
同一の実現可能ロットj内において複数の異なる鋼種が共存する場合には、鋼種が切り替わるチャージ間においてタンディッシュ内にて溶鋼の混合部が発生する。このような実現可能ロットにおける異なる鋼種の接続部分を異鋼種継目と呼ぶ。この異鋼種継目部分の成分がスラブに求められる要求を満足しない場合にはスラブの一部を切断して破棄する。従って、異鋼種連々鋳による操業(即ち、異なる鋼種を連続して連続鋳造すること)を実施した場合には歩留が低下する。よって、同一の実現可能ロットj内における異鋼種継目の数は可能な限り少ない方が望ましい。即ち、実現可能ロットjに含まれる鋼種の数Nj Gは少ない方が望ましい。
以上より、実現可能ロットjに対するコストcjは、以下の(4)式で表される。
集合分割問題構築部104は、行列Ai,jの現在値から、(4)式の計算を行うことにより、当該行列Ai,jに含まれる各列(各実現可能ロットj)のコストcjを導出する。前述したように、最初のステップS204の処理では、行列Ai,jの現在値は、初期値になる。2回目以降にステップS204の処理では、集合分割問題構築部104は、後述する列追加部109により新たに追加された列(実現可能ロットj)のコストcjを導出する。
線形緩和問題構成部105は、集合分割問題MPを線形緩和した線形緩和問題LPを構成する。即ち、線形緩和問題構成部105は、(1)式及び(2)式に対し、0≦zj≦1の範囲の値をとり得るように決定変数zjを定義し直す。
双対解導出部106は、集合分割問題MP(原問題)の線形緩和問題LPを主問題とした場合の双対問題DLPの最適解である双対解を導出する。
集合分割問題MP(原問題)自体は0-1整数計画問題であるが、双対問題DLPは線形緩和問題(線形計画問題)になる。0-1整数計画問題である集合分割問題MP(原問題)の線形緩和問題を主問題とした場合の双対問題DLPは、元の集合分割問題MPで使用した記号を用いれば、以下の(5)式の目的関数と、以下の(6)式の制約式とで表される。
集合分割問題MPにおいて、全ての実現可能ロットjを列挙することは困難である。そこで、本実施形態では、行列Ai,jに含める実現可能ロットjを限定して、集合分割問題MPを構成する。列生成部107は、双対解導出部106により導出された双対解(即ち、双対変数λiの最適解)を用いて、集合分割問題MP(即ち、行列Ai,j)に追加する新たな実現可能ロットj(列)を生成する。
<<集合>>
・i∈NI:スラブグループ
・k∈NK:鋼種
前述したように、NIは、スラブグループ作成部102で作成されたスラブグループの集合であり、iは、スラブグループ(NIの要素)である。NKは、スラブグループ作成部102で作成されたスラブグループの鋼種の集合であり、kは、鋼種(NKの要素)である。
決定変数aiは、新たな実現可能ロットaの要素であり、新たな実現可能ロットaがスラブグループiを含む場合に「1」となり、そうでない場合に「0」となる0-1変数である。以下の説明では、この決定変数aiを必要に応じてロット構成製品有無変数と称する。尚、<双対解導出部106>の項で説明した(6)式のAj,iの要素は、ロット構成製品有無変数aiと同じ意味の変数からなる。
また、スラブグループ iを鋼種kとして製造する場合に「1」となり、そうでない場合に「0」となる0-1変数である変数xi,kを定義する。また、当該キャストにおいて鋼種kのスラブを製造する場合に「1」となり、そうでない場合に「0」となる0-1変数である変数gkを定義する。また、スラブグループiの次にスラブグループi'を製造する場合に「1」となり、そうでない場合に「0」となる0-1変数である変数ri,i'を定義する。
[ロット構成製品有無変数定義制約]
まず、ロット構成製品有無変数aiを定義する制約式として、以下の(8)式の制約式を用いる。
次に、スラブグループiは、新たな実現可能ロットaに含めるか含めないかの何れかになるので、このことを表す制約式として、以下の(9)式の制約式を用いる。
次に、スラブグループiについて製造可能な鋼種の集合をN'K(i)と表記する。そうすると、新たな実現可能ロットaに対し、鋼種k∈{NK-N'K(i)}のスラブグループiを含めることができないことを表す制約式として、以下の(10)式の制約式を用いる。
次に、スラブグループiの重量をSWiとすると、新たな実現可能ロットaに含まれる鋼種kのスラブの合計重量wkは、以下の(11)式の制約式で表される。
次に、1チャージに含めることができるスラブの最大重量をmaxChWとする。そうすると、鋼種kのスラブを重量wkだけ製造するために必要なチャージ数mkは、以下の(12-1)式及び(12-2)式の制約式で表される。即ち、鋼種kのスラブを重量wkだけ製造するために必要なチャージ数mkは、以下の(12-1)式及び(12-2)式で定まる範囲内になる。
次に、1つのキャストにおける最大連々鋳回数(連々鋳の回数の最大値)をmaxchWRenとする。そうすると、1つのキャストにおける最大連々鋳回数maxchWRenは、(12-1)式及び(12-2)式で定まるチャージ数mkの全ての鋼種kについての総和以上でなければならず、このことは、以下の(13)式で表される。
次に、1つのキャストとして製造されるチャージの合計重量のうち、当該キャストから製造されるスラブの合計重量を超過する重量分は、注文に割り当てられない余材として製造され、注文が割り当てられるまでヤード(仮置場)に在庫として停滞する。このような余材の鋼種別の重量をykとすると、余材の鋼種別の重量ykは、以下の(14)式の制約式で表される。
次に、1つのキャストが1つのチャンスに対応するものとすると、同一の圧延ロールにおいて連続して圧延可能なキャストから製造されるコイルの全長に関し、以下の制約が課せられる。ここで、スラブグループiに含まれるスラブを圧延した場合のコイルの全長をCLiとし、同一の圧延ロールにおける圧延距離の最大値をmaxCoLenとする。そうすると、1つのチャンスで圧延されるスラブから製造されるコイルの全長は、同一の圧延ロールにおける圧延距離の最大値以下でなければならないことを表す制約式として、以下の(15)式の制約式を用いる。尚、以下の(15)式は、(8)式を用いて、ロット構成製品有無変数aiにより表現してもよい。
次に、変数xi,k、gkの関係を規定する制約式として、以下の(16)式の制約式を用いる。前述したように、変数xi,kは、スラブグループiを鋼種kとして製造する場合に「1」となり、そうでない場合に「0」となる0-1変数である。変数gkは、当該キャストにおいて鋼種kのスラブを製造する場合に「1」となり、そうでない場合に「0」となる0-1変数である。
図5は、製造順制約の一例を説明する図である。図5に示す1つのノード(○で示すもの)は、1つのスラブグループiに対応する。破線で示すブランチは、当該破線の両端にあるノード(スラブグループi)は、連続して製造することが可能なスラブグループiのうち、キャストとして選択されていないスラブグループiであることを示す。実線の矢印線で示すブランチは、連続して製造することが可能なスラブグループiのうち、キャストとして選択されたスラブグループiであることを示す。これらキャストとして選択されたスラブグループiについて、矢印線の基端にあるノード(スラブグループi)の次に、当該矢印線の先端にあるノード(スラブグループi)を製造することを示す。
まず、ダミースラブグループnSの後に、終点集合に含まれる何れかのスラブグループiを製造することを示す制約式として、以下の(17)式の制約式を用いる。
本実施形態では、新たな実現可能ロットaに対するコストcを、以下の(23)式で表す。
主問題と双対問題の関係(弱双対定理)から、主問題の目的関数の値は、主問題が最小化問題の場合、双対問題DLPの目的関数の値以上になる。本実施形態では、主問題の目的関数は(2)式であり、双対問題DLPの目的関数は(5)式である。従って、本来は、新たな実現可能ロットaのコストcは、当該新たな実現可能ロットaに対する双対コスト(=Σi∈NIλi×ai)以上(c≧Σi∈NIλi×ai)になる。また、新たな実現可能ロットaのコストcと、当該新たな実現可能ロットaに対する双対コスト(=Σi∈NIλi×ai)とが等しい(c=Σi∈NIλi×ai)ときの主問題及び双対問題DLPの解はそれぞれ真の最適解となる。従って、もしc<Σi∈NIλi×aiを満足するような実現可能ロットaが存在するならば、そのような実現可能ロットaは集合分割問題MP(即ち、行列Ai,j)に追加されなければならない。
従って、列生成子問題SPの目的関数は、以下の(24)式のように定義される。
新たな実現可能ロットaのコストcが、当該新たな実現可能ロットaに対する双対コスト(=Σi∈NIλi×ai)を下回る(c<Σi∈NIλi×ai)場合には、双対問題DLPの双対解は、双対問題DLPの真の最適解となっていない。即ち、この場合には、実現可能ロットj(列)が行列Ai,jに十分に追加されていないことになる。よって、新たな実現可能ロットaのコストcが、当該新たな実現可能ロットaに対する双対コスト(=Σi∈NIλi×ai)を下回る(c<Σi∈NIλi×ai)場合には、当該新たな実現可能ロットaは、原問題である集合分割問題MPの最適解の候補となり、行列Ai,jに追加される必要がある。
列追加部109は、判定部108により列追加要件を満足すると判定されると、列生成部107により導出された新たな実現可能ロットaを、行列Ai,jに追加する。例えば、列追加部109は、現在の行列Ai,jの最後の列の次の列に、列生成部107により導出された新たな実現可能ロットaを追加する。これにより、行列Ai,j(即ち、集合分割問題MPにおける部分集合)が更新される。
以上のようにして列追加部109により新たな実現可能ロットaが行列Ai,jに追加されることにより、行列Ai,jの現在値が更新される。この場合、処理はステップS205に戻り、集合分割問題構築部104は、新たに追加された実現可能ロットaのコストcjを導出する((4)式を参照)。そして、ステップSプ206において、双対解導出部106は、更新後の行列Ai,jを用いて、(6)式の制約式を満足する範囲で(5)式の目的関数の値を最大にする双対変数λiを、双対解として導出する。
そして、ステップ208において、判定部108は、このようにして導出された新たな実現可能ロットaのコストcから、当該新たな実現可能ロットaに対する双対コスト(=Σi∈NIλi×ai)を減算した値が「0」を下回るか否か(列追加要件を満足するか否か)を判定する。この判定の結果、列追加要件を満足する場合には、ステップS209において、列生成部107により導出された新たな実現可能ロットaを行列Ai,jに追加する。
最適解導出部110は、判定部108により、列追加要件を満足しないと判定されると、前述した集合分割問題MPの求解を行う。具体的に説明すると最適解導出部110は、判定部108により、列追加要件を満足しないと判定された時点で得られている(最新の)行列Ai,jを用いて、CPLEX(登録商標)等の公知のソルバーを用いて0-1整数計画法による最適化計算を行うことにより、(1)式の制約式を満足する範囲で(2)式の目的関数Jの値を最小にする決定変数zjを導出し、実現可能ロットj群の最適解を導出する。
各実現可能ロットjは、それぞれキャストに対応する。出力部111は、最適解導出部110により導出された実現可能ロットj群の最適解に基づいて、各実現可能ロットjに含まれるスラブグループiを構成するスラブの情報をキャスト計画の立案結果として出力する。出力部111は、例えば、コンピュータディスプレイへの表示、外部装置への送信、及び、内部又は外部の記憶媒体への記憶の少なくとも何れか1つを行うことにより、それぞれのキャストに含まれるスラブの情報を出力する。例えば、出力部111は、図3に示したスラブ情報300の項目として、キャストを識別する番号であるキャストNo.を追加した情報を、それぞれのキャストに含まれるスラブの情報として出力することができる。
以上のように本実施形態では、キャスト編成装置100は、集合分割問題MPを線形緩和した線形緩和問題LPを主問題とした場合の双対問題DLPの最適解である双対解(双対変数λiの最適解)を導出する。そして、キャスト編成装置100は、当該双対解を用いて、列生成子問題SPの最適解を導出する。即ち、キャスト編成装置100は、新たな実現可能ロットaがロット(=キャスト)として成立するための制約条件を満たす範囲で、新たな実現可能ロットaのコストcから当該新たな実現可能ロットaに対する双対コスト(=Σi∈NIλi×ai)を減算した値が最小になるときの新たな実現可能ロットaを、新たな実現可能ロットaの最適解として導出する。そして、キャスト編成装置100は、当該新たな実現可能ロットaのコストcから当該新たな実現可能ロットaに対する双対コスト(=Σi∈NIλi×ai)を減算した値が「0」以下である(即ち、列追加要件を満足する)場合に、当該新たな実現可能ロットaを、集合分割問題MPにおける部分集合を示す行列Ai,jに追加する。キャスト編成装置100は、かかる新たな実現可能ロットaの追加を、列追加要件を満足しなくなるまで繰り返し行う。キャスト編成装置100は、このようにして得られた行列Ai,jを用いて集合分割問題MPを解いて決定変数zjを導出し、それぞれの実現可能ロットjに含まれるスラブグループiの最適解を導出する。
<変形例1>
本実施形態では、ステップS209において、列追加部109は、列生成子問題SPの最適解のみを行列Ai,jに追加する場合を例に挙げて説明した。しかしながら、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、ステップS207において、列生成部107は、列生成子問題SPの計算過程において得られた全ての実行可能解を記憶しておき、ステップS208において判定部108が前記記憶した各実行可能解に対して列追加要件を判定して、ステップS209において、列追加部109は、列追加要件を満足する全ての実行可能解を行列Ai,jに追加してもよい。また、例えば、ステップS207において、列生成部107は、列生成子問題SPの計算過程において得られた全ての実行可能解を記憶しておき、ステップS208において判定部108が前記記憶した各実行可能解に対して列追加要件を判定して、ステップS209において、列追加部109は、列追加要件を満足する全ての実行可能解の中からランダムに選択した複数の実行可能解、又は、所定の条件に従って選択した複数の実行可能解を行列Ai,jに追加してもよい。
本実施形態では、複数の鋼種のスラブに対するキャスト計画を作成する場合を例に挙げて説明した。しかしながら、単一鋼種のスラブに対するキャスト計画を作成してもよい。このようにする場合、鋼種kを1種類とすればよい(即ち、列生成部107(ステップS207)の説明において、鋼種の集合NKをNK={1}とすればよい)。
本実施形態では、スラブ情報300に含まれるスラブをスラブグループiに集約する場合を例に挙げて説明した。しかしながら、必ずしも、このようにする必要はない。例えば、スラブ情報300に含まれるスラブの数が少ない場合には、スラブグループiを作成せずに、実現可能ロットを構成するスラブを直接求めるようにしてもよい。このようにする場合、変数iは、スラブグループではなく、個々のスラブを示す変数になる。
本実施形態では、キャスト計画を作成する場合を例に挙げて説明した。しかしながら、本実施形態で説明した手法は、キャスト計画以外の、ロットに複数の製品を纏めてロットの単位で生産される複数の製品の生産計画に適用することができる。
例えば、本実施形態で説明した手法を厚板生産計画(板取り問題)に適用してもよい。スラブを目標の板厚に圧延した後、圧延後のスラブを注文に応じて剪断し厚板を得る。よって、どのスラブからどの厚板を切り出すのかを決める必要がある。かかる内容を厚板生産計画として作成する。この場合、「厚板」が「製品」に対応し、「スラブ」が「ロット」に対応し、「剪断(切り出し)」が「製造」に対応し、剪断の次工程である「精整工程」が「選択の自由度がある製造条件」に対応し、切り出したスラブの「余剰部分」が「余材量」に対応する。また、本実施形態で説明した手法を熱延計画(チャンス編成問題)に適用してもよい。連続して熱間圧延する複数のスラブを決定する必要がある。この複数のスラブの単位をチャンスと呼ぶ。この場合、「熱延板(コイル)」が「製品」に対応し、「チャンス」が「ロット」に対応し、「圧延」が「製造」に対応する。
また、本実施形態で説明した手法の適用対象は、ロットの単位で纏めて複数の製品を生産するための計画に限定されず、ロットの単位で纏めて複数の製品を処理するための計画であってもよい。
次に、キャスト計画の計算例を説明する。
本実施形態の手法の有用性を検出するためにスラブ数を変更した複数のケースに対するキャスト計画を作成する数値実験を実施した。図6は、その結果を示す図である。図6では、各スラブ数に対するキャスト計画を作成するまでの計算時間(分)を比較例、発明例1、発明例2のそれぞれについて示す。図6において、「-」は、計算時間が1時間以上であることを示す。
発明例1は、本実施形態の手法である。発明例2は、<変形例1>の項で説明した手法のうち、本実施形態の手法に対し、ステップS209において、列追加部109が、列生成子問題SPの列追加要件を満足する全ての実行可能解を行列Ai,jに追加する手法である。
以上のこと以外は、発明例1、発明例2、及び比較例で異なるところはない。
しかしながら、比較例では、スラブグループiの数によって列挙すべき実現可能ロットjが指数関数的に増加する。このため、スラブ数が「150」である場合、計算時間が9.38分となる。また、スラブ数が「200」以上では1時間以上かかっても計算は終了しない。一方、発明例1では、スラブ数が「350」である場合でも、計算時間は2.76分であり、実用規模の問題に対しても許容可能な計算時間になる。また、発明例2では、発明例1より更に高速に計算が終了するためより大規模な問題に対する適用が期待できる。
次に、第2の実施形態を説明する。
第1の実施形態では、実現可能ロットjに対するコストcjと、列追加部109により追加された新たな実現可能ロットaに対するコストcとを、それぞれ(4)式、(23)式で表す場合を例に挙げて説明した。即ち、実現可能ロットに対するコスト(目的関数)は、各評価指標(設計変数)のコストの和で表され、各評価指標のコストは、当該評価指標の値と、当該評価指標に対するコスト係数(重み係数)との積の和で表される。(4)式に示す例では、CY、CGは、それぞれ、(評価指標の値である)余材量Wj Y、鋼種の数Nj Gに対するコスト係数である。また、(23)式に示す例では、CY、CGは、それぞれ、全鋼種についての余材量の和Σyk、鋼種の総数Σgk(gkは、或るキャストにおいて鋼種kのスラブを製造する場合に「1」となり、そうでない場合に「0」となる0-1変数である)に対するコスト係数である。また、CCASTは、実現可能ロットjの数に対するコスト係数になる。
例えば、余材量については、注文を受ける頻度が多い鋼種ならば、余材として注文に紐付かないスラブを製造したとしても、新たに受注した当該鋼種の注文に早期に紐付けすることが期待できる。このため、立案者は、余材が注文に紐付けられる可能性が高いか否かを鋼種毎に考慮しながらキャストを編成する。したがって、例えば、余材量を評価指標として用いる場合、鋼種毎に余材量に対するコスト係数を決定することが望まれる。
相互に異なる2つの鋼種の溶鋼を連続して鋳造すると、それら2つの鋼種の溶鋼がタンディッシュ内で混合する。この混合する部分がスラブとなった場合に、当該スラブが価値ある製品になる場合と、製品にはなり得ない無価値な製品になる場合とがある。以下の説明では、この価値ある製品を必要に応じて製品鋼材と称し、無価値な製品を必要に応じて非製品鋼材と称する。
図7において、グラフ701は、非製品鋼材に対するコスト係数CG2を表す。また、NPk,k´は、過去の一定期間(例えば一年間)において、鋼種kの溶鋼の後に続けて鋼種k´の溶鋼を連続鋳造した実績回数である。図7に示すように、非製品鋼材に対するコスト係数CG2は一定値になる。以下の説明では、過去の一定期間において、鋼種kの溶鋼の後に続けて鋼種k´の溶鋼を連続鋳造した実績回数NPk,k´を、必要に応じて、実績回数NPk,k´と略称する。
尚、第1の実施形態では、行列Ai,jの初期値は、i=jとなる要素jにだけ「1」を持ち、それ以外の要素は「0」となる行列である。従って、異鋼種連々数nk,kは「0」になる。
また、本実施形態では、(23)式に代えて、以下の(28)式~(30)式を用いる。
次に、計算例を説明する。
本計算例では、キャスト候補jに含まれる鋼種が、鋼種A、B、C、D、Eの何れかであるものとしてキャスト計画を作成した。
図8は、本計算例で使用した実績回数NPk,k´を表形式で示す図である。図8において、行要素に示す鋼種は前鋼種kであり、列要素に示す鋼種は後鋼種k´である。後鋼種k´は、前鋼種kに対して製品鋼材となる鋼種であって、前鋼種kと異なる鋼種k´である(前鋼種kの溶鋼に続けて後鋼種kの溶鋼が鋳造された場合に、当該溶鋼の混合する部分のスラブが製品鋼材となる)。また、前鋼種kと後鋼種k´とが同じ場合には、鋼種k、k´の溶鋼を連続して鋳造する場合のコスト係数CG k,k´は「0」になるものとする。このような場合の実績回数NPk,k´は不要となるので、図8では、該当する要素を「-」と示す。
以上のように本実施形態では、製品鋼材となる鋼種k、k´の溶鋼を連続して鋳造する場合のコスト係数CG k,k´を、製品鋼材に対するコスト係数CG1以上、非製品鋼材に対するコスト係数CG2以下の範囲で、実績回数NPk,k´が多いほど小さい値とする。非製品鋼材となる鋼種k、k´の溶鋼を連続して鋳造する場合のコスト係数CG k,k´は、非製品鋼材に対する重み係数CG2で一定値とする。従って、最適な実現可能ロットjに含まれる鋼種k、k´の組み合わせとして、非製品鋼材となる鋼種k、k´の組み合わせよりも、製品鋼材となる鋼種k、k´の組み合わせが含まれやすくなる。また、製品鋼材となる鋼種k、k´の組み合わせについては、実績回数NPk,k´が多い鋼種k、k´の組み合わせが最適なキャスト候補jに含まれる鋼種k、k´の組み合わせに含まれやすくなる。このようにするためのコスト係数CGk,k´を立案者が手作業で設定することは現実的ではない。以上のように本実施形態では、第1の実施形態で説明した効果に加えて、キャスト編成装置100で導出されたキャスト計画を、立案者の意図するキャスト計画に近づけることを、多大な労力をかけずに実現することができるという効果を奏する。
<変形例5>
本実施形態では、製品鋼材となる鋼種k、k´と非製品鋼材となる鋼種k、k´の組み合わせがある場合を例に挙げて説明した。しかしながら、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、製品鋼材を更に高品質の製品鋼材と低品質の製品鋼材とに分類してもよい。このようにする場合、鋼種k、k´を連続して鋳造する場合のコスト係数CG k,k´は、例えば、以下の(31)式、(32)式で表される。
本実施形態では、鋼種kを用いて表される分類条件に従って分類する評価指標が鋼種の数(異鋼種連々数)である場合を例に挙げて説明した。しかしながら、鋼種kを用いて表される分類条件に従って分類する評価指標は鋼種の数(異鋼種連々数)に限定されない。
例えば、余材の鋼種別の重量ykのそれぞれに対するコスト係数を導出してもよい。このようにする場合、コスト係数は鋼種k毎に導出される。鋼種k毎のコスト係数は、例えば、予め設定された最大値と最小値との範囲内で、余材量が多いほど値が小さくなる関数で表される。キャスト編成装置100は、過去の一定期間(例えば一年間)における余材量(の実績)の鋼種k毎の合計を取得し、当該取得した鋼種kの余材量の合計に対応するコスト係数を、前述した関数を使って、当該鋼種kの余材量に対するコスト係数として導出する。立案者は、過去に余材量が多くなった鋼種kについてはキャストに含めてもよいと判断する。従って、以上のようにすれば、キャスト編成装置100で導出されたキャスト計画を、立案者の意図するキャスト計画に近づけることができる。尚、このようにする場合、例えば、(4)式の右辺第2項の「CY×Wj Y」、(23)式の右辺第1項の「「CY×Σk∈Nkyk」を、それぞれ「CY×Σk∈Nk(CY k×Wj Y)」「CY×Σk∈Nk(CY k×yk)」とすればよい。ここで、CY kは、前述したようにして導出される鋼種kの余材量に対するコスト係数である。
また、2つ以上の評価指標を分類してもよい(例えば、(26)式の右辺第2項、(28)式の右辺第1項を本変形例で説明したように変形してもよい)。
本実施形態では、鋼種k、k´の溶鋼を連続して鋳造する場合のコスト係数CG k,k´を、製品鋼材に対するコスト係数CG1以上、非製品鋼材に対するコスト係数CG2以下の範囲で、実績回数NPk,k´が多いほど小さい値にする場合を例に挙げて説明した。しかしながら、或る製造条件を用いて表される分類条件に従って分類される評価指標に対するコスト係数は、当該分類条件に従って分類された製造実績データから導出される製造実績値に応じて変化していれば、必ずしも実績回数NPk,k´に応じて変化するものでなくてもよく、例えば、余材量(の実績)、製造コスト(の実績)、納期差(の実績)に応じて変化してもよい。ここで、納期差とは、例えば、スラブの熱延希望日の平均値と最早日との差である。
(33)式に示す例では、スラブの疵個数が少ない鋼種k、k´の組み合わせであるほど、(33)式の小括弧内の値は小さくなるため、本実施形態のような最小化問題では、このような鋼種k、k´の組み合わせが、最適な実現可能ロットに含まれやすくなる。
本実施形態では、(2)式及び(24)式で最小化問題を解く場合を例に挙げて説明したが、最大化問題としてもよい。このようにする場合には、例えば、(2)式、(4)式の右辺全体に(-1)を掛けたものを目的関数として用いる。また、(5)式では最大化問題となる。また、製品鋼材に対するコスト係数を(CG1ではなく)CG5とし、製品鋼材に対するコスト係数CG5を、非製品鋼材に対するコスト係数CG2を上回る値(CG5>CG2)とする。そして、鋼種k、k´の溶鋼を連続して鋳造する場合のコスト係数CG k,k´を、非製品鋼材に対する重み係数CG2を上回り、製品鋼材に対する重み係数CG5以下の範囲で、実績回数NPk,k´が多いほど大きい値とする。
以上説明した本発明の実施形態は、コンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び前記プログラム等のコンピュータプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、以上説明した本発明の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
Claims (18)
- 複数の製品を、所定のロット成立制約を満たすようにロットの単位で纏めて、生産又は処理するための計画を作成する問題を集合分割問題とし、該集合分割問題を、列生成法を用いて解くことにより計画を作成する計画作成装置であって、
前記複数の製品の情報であって、前記製品の製造条件を含む製品情報を取得する取得手段と、
前記製品を、前記ロット成立制約を満たす様に纏めたロットである複数の実現可能ロットのそれぞれについて、該実現可能ロットを解として採用するか否か決定する2値変数を決定変数として、該実現可能ロットに対する前記製品のロット纏めについての評価指標に基づき、前記複数の製品を重複することなく且つ漏れなく含む前記実現可能ロットの最適な組み合わせを求める集合分割問題を原問題とし、
前記原問題の最適解を構成する実現可能ロットの候補である候補ロットを生成する列生成子問題の最適解を導出する列生成手段と、
前記列生成手段により導出された候補ロットに列追加要件を満足する候補ロットが含まれる場合には、前記列生成手段により生成された前記候補ロットを前記実現可能ロットの集合に追加する列追加手段と、
前記列追加手段により追加された候補ロットを含む前記実現可能ロットの集合に基づいて、前記原問題の最適解として、前記実現可能ロットの組み合わせを導出する最適解導出手段と、を有し、
前記原問題及び前記列生成子問題では、目的関数の値が前記実現可能ロットのコストを用いて導出され、
前記実現可能ロットのコストは、前記評価指標の値と、該評価指標に対するコスト係数とを用いて導出され、
前記評価指標に対するコスト係数は、前記製品の製造条件を用いて表される分類条件に従って分類される該評価指標のそれぞれに対するコスト係数を含み、
前記製品の製造条件を用いて表される分類条件に従って分類される前記評価指標のそれぞれに対するコスト係数は、該分類条件に従って分類される製造実績データから導出される製造実績値に応じて変化する
ことを特徴とする計画作成装置。 - 前記原問題の線形緩和問題を主問題とした場合の双対問題の最適解である双対解を導出する双対解導出手段と、
前記列生成手段により導出された前記候補ロットが、列追加要件を満足するか否かを判定する判定手段と、を更に有し、
前記列追加手段は、前記判定手段により、前記列生成手段により導出された前記候補ロットが、前記列追加要件を満足すると判定されると、前記列生成手段により生成された前記候補ロットを前記実現可能ロットの集合に追加し、
前記最適解導出手段は、前記判定手段により、前記列生成手段により導出された前記候補ロットが、前記列追加要件を満足しないと判定されると、その時点で得られている前記実現可能ロットの集合に基づいて、前記原問題の最適解として、前記実現可能ロットの組み合わせを導出し、
前記判定手段は、前記双対解導出手段による前記双対解の導出と、前記列生成手段による前記列生成子問題の最適解の導出と、前記判定手段による前記判定とを繰り返す収束計算を、前記列追加要件を満足しないと判定するまで実行し、
前記列生成子問題は、前記双対解と、前記ロット成立制約とを用いて、前記実現可能ロットの集合に追加する前記候補ロットを求める問題であることを特徴とする請求項1に記載の計画作成装置。 - 前記決定変数は、前記複数の実現可能ロットのそれぞれについて、該実現可能ロットを解として採用する場合に「1」となり、該実現可能ロットを解として採用しない場合に「0」となる0-1変数であり、
前記原問題は、前記複数の製品のそれぞれについて、前記実現可能ロットの集合の中から、該製品を含む前記実現可能ロットが必ず1つ選択されるという制約を表す制約式であって、前記決定変数を用いて表される制約式と、前記実現可能ロットの集合に含まれる前記実現可能ロットのコストの総和を求める目的関数であって、前記決定変数及び前記実現可能ロットのコストを用いて表される目的関数と、を用いて、該制約式を満足する範囲で該目的関数の値が最小になる前記決定変数を決定する0-1整数計画問題であり、
前記実現可能ロットのコストは、前記実現可能ロットに対する前記製品のロット纏めについての評価指標として、前記決定変数の加算値として得られる、前記集合分割問題の解として採用される前記実現可能ロットの総数を含むことを特徴とする請求項2に記載の計画作成装置。 - 前記双対問題は、前記実現可能ロットの集合に含まれる前記実現可能ロットのそれぞれのコストが、該実現可能ロットに対する双対コスト以上であるという制約を表す制約式であって、該実現可能ロットのコスト、該実現可能ロットに対応するロット構成製品有無変数、及び双対変数を用いて表される制約式と、前記複数の製品についての該双対変数の総和を求める目的関数であって、該双対変数を用いて表される目的関数と、を用いて、該制約式を満足する範囲で該目的関数の値が最大になる該双対変数の値を前記双対解として決定する線形計画問題であり、
前記双対変数は、前記製品毎に定められる変数であり、
前記実現可能ロットに対する双対コストは、前記製品に対する前記双対変数の値と、該製品と該実現可能ロットに対応するロット構成製品有無変数との積の、前記複数の製品についての総和で表され、
前記ロット構成製品有無変数は、前記製品毎に定められる0-1変数であって、前記実現可能ロットに前記製品が含まれる場合に「1」となり、そうでない場合に「0」となる0-1変数であることを特徴とする請求項3に記載の計画作成装置。 - 前記列生成子問題は、前記ロット成立制約を表す制約式であって、前記実現可能ロットについて、該実現可能ロットを構成する製品の合計重量が上限値以下であるという重量制約式と、該実現可能ロット内で隣接して生産又は処理される製品の寸法差が上限値以下であるという寸法制約式と、該実現可能ロットのコストとから、該実現可能ロットに対する前記双対コストを減算した値を求める目的関数であって、前記双対変数及び前記ロット構成製品有無変数を用いて表される目的関数と、を用いて、該制約式を満足する範囲で該目的関数の値が最小になる該ロット構成製品有無変数を決定する0-1整数計画問題であることを特徴とする請求項4に記載の計画作成装置。
- 前記製造条件は、選択に自由度がある製造条件である品種を含み、
前記列生成手段は、前記製品にそれぞれ前記品種を割り当て、
前記実現可能ロットのコストは、該実現可能ロットに含まれる前記製品の品種の総数をさらに含むことを特徴とする請求項3~5の何れか1項に記載の計画作成装置。 - 前記製品の製造条件を用いて表される分類条件に従って分類される前記評価指標のそれぞれに対するコスト係数のうち、所定の分類先に分類される前記評価指標に対するコスト係数は、該分類条件に従って分類される前記評価指標に対するコスト係数と、該分類条件に従って分類される前記製造実績データから導出される製造実績値との関係を示す関係式を用いて導出されることを特徴とする請求項1~6の何れか1項に記載の計画作成装置。
- 前記製品の製造条件を用いて表される分類条件に従って分類される前記評価指標のそれぞれに対するコスト係数のうち、所定の分類先に分類される前記評価指標に対するコスト係数は、一定値であり、該所定の分類先と異なる分類先に分類される前記評価指標に対するコスト係数の少なくとも1つは、該分類条件に従って分類される製造実績データから導出される製造実績値に応じて変化することを特徴とする請求項1~7の何れか1項に記載の計画作成装置。
- 前記製品の製造条件を用いて表される分類条件に従って分類される前記評価指標のそれぞれに対するコスト係数のとり得る範囲が予め定められていることを特徴とする請求項1~8の何れか1項に記載の計画作成装置。
- 前記実現可能ロットのコストは、前記評価指標の値と、該評価指標に対するコスト係数との積を用いて導出されることを特徴とする請求項1~9の何れか1項に記載の計画作成装置。
- 前記評価指標は、前記ロットの量と、該ロットに含まれる前記製品の量との差に関する指標を含むことを特徴とする請求項10に記載の計画作成装置。
- 前記実現可能ロットのコストは、前記評価指標の値が、該評価指標に対するコスト係数を用いて表される制約式を満足するように定められることを特徴とする請求項1~11の何れか1項に記載の計画作成装置。
- 前記評価指標は、前記ロットに含まれる、異なる品種の前記製品の数に関する指標を含むことを特徴とする請求項12に記載の計画作成装置。
- 前記取得手段により取得された前記製品情報に含まれる前記製品の製造条件に基づいて前記複数の製品をグルーピングすることにより複数の製品グループを作成するグループ作成手段をさらに有し、
前記製品を前記製品グループとして、少なくとも、前記列生成手段と、前記列追加手段と、前記最適解導出手段による処理を実行することを特徴とする請求項1~13の何れか1項に記載の計画作成装置。 - 前記列生成手段は、複数の前記候補ロットを生成し、
前記列追加手段は、前記列追加要件を満足する前記候補ロットが複数ある場合には、該複数の候補ロットを前記実現可能ロットの集合に追加することを特徴とする請求項1~13の何れか1項に記載の計画作成装置。 - 前記製品は、連続鋳造機で鋳造されるスラブであり、
前記ロットは、連続して鋳造する複数のチャージのまとまりであるキャストであり、
前記計画は、前記スラブが属する前記キャストを示すキャスト計画であることを特徴とする請求項1~15の何れか1項に記載の計画作成装置。 - 複数の製品を、所定のロット成立制約を満たすようにロットの単位で纏めて、生産又は処理するための計画を作成する問題を集合分割問題とし、該集合分割問題を、列生成法を用いて解くことにより計画を作成する計画作成方法であって、
取得手段により、前記複数の製品の情報であって、前記製品の製造条件を含む製品情報を取得する取得工程と、
前記製品を、前記ロット成立制約を満たす様に纏めたロットである複数の実現可能ロットのそれぞれについて、該実現可能ロットを解として採用するか否か決定する2値変数を決定変数として、該実現可能ロットに対する前記製品のロット纏めについての評価指標に基づき、前記複数の製品を重複することなく且つ漏れなく含む前記実現可能ロットの最適な組み合わせを求める集合分割問題を原問題とし、
列生成手段により、前記原問題の最適解を構成する実現可能ロットの候補である候補ロットを生成する列生成子問題の最適解を導出する列生成工程と、
列追加手段により、前記列生成工程により導出された候補ロットに列追加要件を満足する候補ロットが含まれる場合には、前記列生成工程により生成された前記候補ロットを前記実現可能ロットの集合に追加する列追加工程と、
最適解導出手段により、前記列追加工程により追加された候補ロットを含む前記実現可能ロットの集合に基づいて、前記原問題の最適解として、前記実現可能ロットの組み合わせを導出する最適解導出工程と、を有し、
前記原問題及び前記列生成子問題では、目的関数の値が前記実現可能ロットのコストを用いて導出され、
前記実現可能ロットのコストは、前記評価指標の値と、該評価指標に対するコスト係数とを用いて導出され、
前記評価指標に対するコスト係数は、前記製品の製造条件を用いて表される分類条件に従って分類される該評価指標のそれぞれに対するコスト係数を含み、
前記製品の製造条件を用いて表される分類条件に従って分類される前記評価指標のそれぞれに対するコスト係数は、該分類条件に従って分類される製造実績データから導出される製造実績値に応じて変化する
ことを特徴とする計画作成方法。 - 請求項1~16の何れか1項に記載の計画作成装置の各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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