JP2012011451A - キャスト編成装置及びキャスト編成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動化における実装が簡易になるとともに、新たな制約条件や順序条件を容易に反映することができるキャスト編成装置及びキャスト編成方法を提供する。
【解決手段】チャージ情報を記憶するチャージ情報記憶手段と、このチャージ情報記憶手段に記憶されているチャージ情報と、製品規格記憶手段に記憶されている抱き合わせ可能な規格とに基づいて、抱き合わせて鋳造可能なチャージについて、連続して鋳込むチャージ数を最大化するに際し、各チャージを節点で表し、抱き合わせて鋳造可能なチャージ間を有向枝で表現したネットワークを生成し、生成したネットワークをネットワーク記憶手段に記憶するネットワーク生成手段と、記憶されたネットワークを読出し、当該ネットワーク上で最長キャスト編成となるルートを探索して最長キャスト編成を決定し、決定した最長キャスト編成をキャスト編成記憶手段に記憶する最長キャスト探索手段とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の規格の製鋼成品を連続鋳造する際に、チャージを並び代えて連続鋳造機で鋳込む順番を決定してキャスト編成を行うキャスト編成装置及びキャスト編成方法に関する。
この種のキャスト編成装置としては、例えば複数の規格の鉄鋼製品を、キャストを単位として鋳造し、複数の規格の鉄鋼製品は、下位規格の鉄鋼製品が上位規格の鉄鋼製品と抱き合わせて鋳造される鉄鋼製品の製造工程におけるキャスト編成装置であって、少なくとも鋳造するべき鉄鋼製品の規格及び鋳造するべき鉄鋼製品の規格ごとの重量を含む鋳造データを記憶する鋳造データ記憶手段と、複数の規格の鉄鋼製品の、抱き合わせが可能な規格の鉄鋼製品についての規格情報を記憶する規格情報記憶手段と、鋳造データ、規格情報及び所定の指標に基づいてキャスト編成を行うキャスト編成部とを備えたキャスト編成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−159274号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来例では、溶鋼を途切れることなく次々と鋳込むチャージの数所謂連々数を確保するために、チャージの内容をみて連々可能制約や並び順制約を判断し、必要に応じてチャージを並び替えてキャストを作成するようにしているので、自動化における実装が複雑になるとともに、新たな制約条件や順序条件を容易に反映することができないという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、自動化における実装が簡易になるとともに、新たな制約条件や順序条件を容易に反映することができるキャスト編成装置及びキャスト編成方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るキャスト編成装置は、複数の規格の製鋼成品を連続鋳造する際に、チャージを並び代えて連続鋳造設備で鋳込む順番を決定してキャスト編成を行うキャスト編成装置であって、顧客からの製鋼製品のオーダー情報に基づいてチャージ情報を設定し、設定したチャージ情報を記憶するチャージ情報記憶手段と、前記オーダー情報の鉄鋼製品規格と抱き合わせ可能な規格とを記憶する製品規格記憶手段と、前記チャージ情報記憶手段に記憶されているチャージ情報と、前記製品規格記憶手段に記憶されている抱き合わせ可能な規格とに基づいて、抱き合わせて鋳造可能なチャージ情報について、溶鋼を途切れることなく次々と鋳込むチャージ数を最大化するに際し、各チャージを節点で表し、抱き合わせて鋳造可能なチャージ間を有向枝で表現したネットワークを生成し、生成したネットワークをネットワーク記憶手段に記憶するネットワーク生成手段と、前記ネットワーク記憶手段に記憶されたネットワークを読出し、当該ネットワーク上で最長キャスト編成となるルートを探索して最長キャスト編成を決定し、決定した最長キャスト編成をキャスト編成記憶手段に記憶する最長キャスト探索手段とを備えていることを特徴としている。
また、請求項2に係るキャスト編成装置は、請求項1に係る発明において、前記最長キャスト探索手段は、前記節点間を接続する前記有向枝を選択したときに、前記有向枝の始端側の節点及び終端側の節点に大小を比較可能な比較値を、始端側の節点の比較値に対して、終端側の節点の比較値が、昇順及び降順の何れか一方で変化させて異なる比較値となるように割り当て、いずれかの節点に2つ以上の比較値が割り当てられたルートを除き、比較値が一番多くなる最長ルートを探索して最長キャスト編成として決定することを特徴としている。
また、請求項3に係るキャスト編成装置は、請求項2に係る発明において、前記比較値は整数であることを特徴としている。
また、請求項4に係るキャスト編成方法は、複数の規格の製鋼成品を連続鋳造する際に、チャージを並び代えて連続鋳造設備で鋳込む順番を決定してキャスト編成を行うキャスト編成方法であって、顧客からのオーダー情報に基づいてチャージ情報を設定し、設定したチャージ情報をチャージ情報記憶手段に記憶するステップと、前記チャージ情報記憶手段に記憶されたチャージ情報と製品規格記憶手段に記憶されている抱き合わせ可能な規格とに基づいて、ネットワーク生成手段によって、抱き合わせて鋳造可能なチャージについて、溶鋼を途切れることなく次々と鋳込むチャージ数を最大化するに際し、各チャージを節点で表し、抱き合わせて鋳造可能なチャージ間を有向枝で表現したネットワークを生成し、生成したネットワークをネットワーク記憶手段に記憶するステップと、前記ネットワーク記憶手段に記憶されているネットワーク上で最長キャスト探索手段によって最長キャスト編成となるルートを探索して最長キャスト編成を決定し、決定した最長キャスト編成をキャスト編成記憶手段に記憶するステップとを備えたことを特徴としている。
本発明によれば、各チャージを節点で表し、抱き合わせて鋳造可能なチャージ間を有向枝で表現したネットワークを生成し、このネットワークの有向枝を伝って節点を探索して最長キャスト編成となるルートを探索して最長キャスト編成を決定するので、新たな制約条件や順序条件が設定された場合にチャージの節点を設定する段階で有向枝を変更するだけで済み、新たに設定された制約条件や順序条件を容易にネットワークに反映することができるとともに、チャージを節点で表し、抱き合わせて鋳造可能なチャージ間を有向枝で表現したネットワークを生成し、生成したネットワーク上の最長パスを求めるという単純な定式化を与え、自動化における実装を単純化することができる。
本発明を適用し得る製鋼プロセスを示す模式図である。 本発明に係るキャスト編成装置を含むシステム構成図である。 本発明に係るキャスト編成装置の機能ブロック図である。 キャスト編成可能なチャージを示すキャスト編成可否チャージテーブルを示す図である。 チャージのネットワークの一例を示すネットワーク構成図である。 キャスト編成装置で実行するキャスト編成処理手順の一例を示すフローチャートである。 キャスト編成動作を説明する説明図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明を適用し得る製鋼プロセスを示す模式図である。この製鋼プロセスでは、転炉1で脱炭された溶鋼が受鋼台車2に載置された例えば300トンの溶鋼を収容できる取鍋3に受鋼され、この取鍋3を二次精錬設備4に移動させて、例えばランスを挿入して行うRH方等によって二次精錬することにより、鋼の成分調整が行われる。
二次精錬が終了した取鍋3は、クレーン5等によって受鋼台車2から吊り上げられて連続鋳造設備6に搬送される。
連続鋳造設備6では、取鍋3の下部に設けられているスライディングノズル3aを介して溶鋼をタンディッシュ7に供給し、このタンディッシュ7の下方のスライディングノズル7aの開度を操作することで必要な流量の溶鋼を連続的に鋳型8に供給して連続鋳造を行う。この連続鋳造設備6の鋳型8では溶鋼が所定の幅及び厚さに鋳造され、溶鋼が凝固した後に例えば1つ当たり15〜30トン程度のスラブ9となるよう切断されて、厚板圧延工場に送られる。
ところで、連続鋳造設備6で鋳込むチャージの順番を決定するキャスト編成を行う場合に、キャストを構成するチャージ数が多い程、生産能率が良いことから、より多くのチャージでキャストを構成して、チャージを連続させて連々数を最大化することが要望されている。
このため、図2に示すように、ホストコンピュータ10と例えばエンジニアリングワークステーション、マイクロコンピュータ等で構成されるキャスト編成装置11とが例えばローカルエリアネットワーク12を介して接続されている。
ホストコンピュータ10は、受注した鉄鋼製品のオーダーを管理しており、受注した鉄鋼製品オーダーに基づいて転炉1で出鋼する単位であるチャージを特定するチャージ情報を生成し、これを例えばデータベースに登録する。このチャージ情報としては、キャストの編成を行う対象期間における鉄鋼成品オーダーに対応する成分を有する複数のチャージが設定されている。このホストコンピュータ10で生成されるチャージ情報は、キャスト編成装置11からのキャスト編成対象となる期間を指定したチャージ情報送信要求を受信したときに、要求期間のチャージ情報をキャスト編成装置11へローカルエリアネットワーク12を介して送信される。
キャスト編成装置11は、情報を入力するキーボード,マウス等の情報入力部11a、情報を出力するディスプレイ,プリンタ等の情報出力装置11b及び情報を記憶するハードディスク,不揮発性メモリ等の記憶装置11cが接続されている。
キャスト編成装置11は、機能ブロック図で表すと図3に示すように構成されている。すなわち、キャスト編成装置11は、ホストコンピュータ10から入力されるキャスト編成の対象期間におけるチャージ情報を記憶するチャージ情報記憶手段としてのチャージ情報記憶部13と、チャージ情報に含まれるチャージ毎にキャスト編成が可能な他のチャージを記憶する成品企画記憶手段としてのキャスト編成可能チャージ記憶部14と、チャージのネットワークを生成するネットワーク生成手段としてのネットワーク生成部15と、生成したネットワークを記憶するネットワーク記憶手段としてのネットワーク記憶部16と、ネットワーク上で最長キャスト編成を決定する最長キャスト探索手段としての最長キャスト探索部17と、決定した最長キャスト編成を記憶する最長キャスト編成記憶部18とを備えている。
ネットワーク生成部15は、チャージ情報記憶部13に記憶されているキャスト編成の対象期間における複数のチャージに基づいてチャージ数i×チャージ数jの隣接行列Eijを表し、キャスト編成可能チャージ記憶部14に記憶されているキャスト編成可能チャージに基づいてチャージ間でのキャスト編成の可否を“1”及び“0”で表すキャスト編成可否テーブルを生成するキャスト編成可否テーブル生成部19を有する。
このキャスト編成可否テーブル19は、図4に示すように、縦軸にチャージ情報iを表し、横軸にキャスト編成可能なチャージ情報jを表し、チャージ情報iに対してキャスト編成可能なチャージ情報jには“1”が設定され、キャスト編成不可能なチャージ情報については“0”が設定される。
すなわち、キャスト編成を行う対象期間でのチャージ情報が、図4に示すように、C1、C2、C3及びC4の4種類であるものとする。
図4のチャージ情報C1について見ると、チャージ情報C2及びC3に対しては成分濃度が近くキャスト編成可能であるため“1”が設定されているとともに、チャージ情報C4に対しては成分濃度が大きく異なりキャスト編成が不可能であるため“0”が設定されている。
同様に、チャージ情報C2について見ると、チャージ情報C1及びC4に対しては成分濃度が近くキャスト編成可能であるため“1”が設定されているとともに、チャージ情報C3に対しては成分濃度が大きく異なりキャスト編成が不可能であるため“0”が設定されている。
また、チャージ情報C3について見ると、チャージ情報C2及びC4に対しては成分濃度が近くキャスト編成可能であるかため“1”が設定されているとともに、チャージ情報C4に対しては成分濃度が大きく異なりキャスト編成が不可能であるため“0”が設定されている。
さらに、チャージ情報C4について見ると、キャスト編成可能なチャージ情報がなく、全てのチャージ情報C1〜C3に対して成分濃度が大きく異なりキャスト編成が不可能であるため“0”が設定されている。
また、ネットワーク生成部15は、キャスト編成可否テーブル生成部19で生成されたキャスト編成可否テーブルに基づいてチャージ情報を節点とし、抱き合わせて鋳造可能なチャージ(節点)間を矢印(→)で表示される有向枝で表す図5に示すネットワークを生成する。
つまり、図4のキャスト編成可否テーブルでは、チャージ情報C1〜C4のそれぞれについてキャスト編成可能なチャージ情報が設定されているので、チャージ情報C1〜C4を節点P1〜P4として例えば四角形の頂点として表示する。そして、各チャージ情報C1〜C4のそれぞれについてのキャスト編成可能なチャージ間すなわち“1”が設定されているチャージ(節点)間を有向枝B12,B13、B21,B24、B32,B34で結ぶネットワークNWを生成する。
生成されたネットワークNWは、順次ネットワーク記憶部16に記憶される。
最長キャスト探索部17は、ネットワーク記憶部16に記憶されたネットワークNWを読み出し、読み出したネットワークNWの有向枝をループが生じないように繋いで、複数の節点が順に接続されたルートを形成し、目的関数をルート上の節点の数あるいは有向枝数とし、制約条件としてループを形成しないこととして例えばソフトウェアである汎用数理計画最適化ソルバーを用いて最長キャスト編成を決定する。
ルート上の節点数あるいは有向枝数は、例えば、読み出した各ルート情報の各節点について、始端側の節点及び終端側の節点に大小を比較可能な比較値を、始端側の節点の比較値に対して、終端側の節点の比較値が、昇順及び降順のいずれか一方で一定の値で変化させて異なる比較値となるように割付ければ、ルートの始点となる節点に割付けられた比較値と、終点となる節点に割付けられた比較値との差から求めることができる。そして、この有向枝数が最も多いルートが比較値の数、すなわち、節点(チャージ)数が最も多いルートとなる。ただし、同一のチャージを2回鋳造することはできないから、いずれかの節点でループを形成しているルートは除外しなくてはならず、いずれかの節点に2つ以上の比較値が割り付けられたルートを除く必要がある。
例えば、ルート情報の最初の始点となる節点に対して比較値として整数“1”を割付け、有向枝の終端側の節点には始端側の節点に対して1を加算した整数を比較値として割付ける。
この場合、制約条件としては、
1.各チャージ(節点)に割付ける比較値としての整数が同じ値を持たない。
2.チャージ(節点)の最小値は1で最大値はチャージ数である。
3.チャージ(節点)iとチャージ(節点)jを接続する有向枝(i,j)が選択されているときに、
チャージ(節点)iに割付けた整数+1=チャージ(節点)jに割付けた整数を満たす。
4.パスの始点数=パスの終点数
5.各チャージ(節点)に1つの整数のみが割付けられている。
が設定される。
汎用数理計画最適化ソルバーでは、図6に示すキャスト編成処理を実行する。すなわち、先ず、ステップS1で、ネットワーク記憶部16に記憶されているチャージのネットワークNWを読み出し、次いでステップS2に移行して、読み出したネットワークNWに対して、各チャージ間の全ての有向枝について順次選択して隣接する節点Pn(nは正の整数)を繋ぐ考え得る全てのルート情報を作成し、作成したルート情報に識別情報を付加してルート記憶部20に記憶する。ここで、作成されるルート情報には、全てのチャージを繋ぐ1つのルートが作成される場合と、有向枝が繋がらず接続されるチャージが分割されて同時に複数のルートが生成される場合とがある。
次いで、ステップS3に移行して、ルート記憶部20に記憶された1つのルート情報を読み出し、次いでステップS4に移行して、読み出したルート情報の最初の始点となる節点に対して整数“1”を割付け、次いで選択した有向枝で接続される節点に対して“2”を割付けるように、有向枝を選択する毎に順次インクリメントされる整数を割付ける。
次いで、ステップS5に移行して、整数の割付けが完了したルート情報について各節点に1つの整数のみが割付けられているか否かを判定してループの有無の評価を行う。この評価では、ルート情報のルートを構成する全ての節点について、1つの整数のみが割付けられているときには、ループを形成することなくルートが形成されているものと判断して、ステップS6に移行する。
このステップS6では、ルート情報中のルートの最終点となる節点に割付けられた整数から始点となる節点に割付けられた整数を減算して有向枝数を算出し、算出した有向枝数をキャスト編成チャージ数としてルート記憶部20の該当するルート情報の識別情報に関連付けて記憶してからステップS8に移行する。
一方、ステップS5の判定結果が、複数の整数が割付けられている節点が存在するときには、ルート情報のルート中にループが形成されているものと判断してステップS7に移行して、該当するルート情報をルート記憶部20から削除してからステップS8に移行する。
ステップS8では、ルート記憶部20に記憶されている全てのルート情報について評価が完了したか否かを判定し、全てのルート情報について評価が完了していないときには、ステップS9に移行して、残りのルートのうちの1つの識別番号を指定してから前記ステップS3に戻り、全てのルート情報について評価が完了したときにはステップS10に移行する。
このステップS10では、ルート記憶部20に記憶されているループが形成されていないルート情報のキャスト編成チャージ数のうち最大値のルート情報を最長キャスト編成として決定し、次いでステップS11に移行して、決定した最長キャスト編成のルートを最長キャスト編成記憶部18に記憶してから処理を終了する。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
顧客からの鉄鋼製品のオーダー情報は、ホストコンピュータ10で製鉄所毎に管理される。ホストコンピュータ10では、仕掛中のオーダー情報とこれから製造する予定のオーダー情報を抽出し、両オーダー情報に基づいて抱き合わせてチャージ可能な鉄鋼製品を考慮して成分を設定したチャージ情報を生成し、生成したチャージ情報をデータベースに格納する。
キャスト編成装置11では、チャージの順序を並び替えてキャスト編成を行う際に、所定のキャスト編成対象となる期間を指定したチャージ情報送信要求をホストコンピュータ10に送信することにより、ホストコンピュータ10からキャスト編成対象期間内における複数のチャージ情報を、ローカルエリアネットワーク12を介して取得し、取得した各チャージ情報を記憶装置11cに形成したチャージ情報記憶部13に記憶する。
このように、チャージ情報記憶部13にキャスト編成対象期間内における複数のチャージ情報が記憶されると、ネットワーク生成部15に設けられたキャスト編成可否テーブル生成部19で、チャージ数i×チャージ数jの隣接行列Eijを生成し、これにキャスト編成可能チャージ情報記憶部14に記憶されているキャスト編成可能チャージを参照して前述した図4に示すキャスト編成可否テーブルを作成し、作成したキャスト編成可否テーブルに基づいて図7(a)に示すチャージを節点P1〜P6で表し、キャスト編成可能なチャージを矢印の有向枝で表すチャージのネットワークNWを生成する。
この図7(a)の例では、節点P1のチャージは節点P2及びP3のチャージに対してキャスト編成が可能となり、節点P2のチャージは節点P3のチャージに対してのみキャスト編成が可能となり、節点P3のチャージは節点P4及びP5のチャージに対してキャスト編成が可能となっている。
また、節点P4のチャージは節点P5のチャージに対してのみキャスト編成が可能となり、節点P5のチャージは節点P6のチャージに対してのみキャスト編成が可能となり、節点P6のチャージは節点P4のチャージに対してのみキャスト編成が可能となっている。
この図7(a)に示すチャージのネットワークNWについて、図6に示すキャスト編成処理を実行すると、先ず、ネットワーク記憶部16に記憶されている図7(a)に示すチャージのネットワークNWを読出し(ステップS1)、次いで節点間を接続する有向枝を繋いで設定可能な数のルート情報を形成し、形成したルート情報をルート情報記憶部20に記憶する(ステップS2)。
次いで、ルート情報記憶部20に記憶されている1つのルート情報を読出し(ステップS3)、読出したルート情報について順次繋げる節点間の有向枝を選択する毎にインクリメントされる整数を割付ける。このとき、ルート情報に含まれるルートのうち最初の始点となる節点(例えばP1)に対して整数“1”を割付け、その後、順次有向枝を選択する毎に有向枝で繋げる節点に対してインクリメントした整数を順次割付ける(ステップS4)。
すなわち、図7(b)に示すように、節点P1を始点として、順次節点P2、P3、P4、P5及びP6の順でルート情報が設定されているものとすると、始点となる節点P1に整数“1”を割付け、次いで有向枝で選択されている節点P2に対して整数“2”を割付け、節点P2の有向枝で選択されている節点P3に対して整数“3”を割付ける。
その後、有向枝で選択されている節点P4に対して整数“4”を割付け、節点P5に対して整数“5”を割付け、最終的に節点P6に対して整数“6”を割付ける。
このようにして、各節点P1〜P6に対して、夫々整数“1”〜“6”の割付けが完了すると、各節点P1〜P6に割付けられている整数が1つだけであるか否かを判定する(ステップS5)。この図7(b)の例では、各節点P1〜P6のそれぞれに対して1つの整数のみが割付けられているので、ルート情報がチャージ編成の制約条件を満たしているものと判断してルートの最終点となる節点P6に割付けられた整数“6”から始点となる節点P1の整数“1”を減算して有向枝数=5を算出し、この値をキャスト編成チャージ数CH=5として該当ルート情報に関連付けてルート記憶部に記憶する(ステップS6)。
そして、図7(c)に示すルート情報の評価が完了していないものとすると、ステップS8からステップS9に移行し、このステップS9で図7(c)のルート情報の識別番号を指定して前記ステップS3に戻る。
このため、図7(c)のルート情報について整数の割付を開始する。この場合には、始点となる節点P1に整数“1”を設定し、次いで有向枝で選択されている節点P2に対して整数“2”を割付け、次いで有向枝で選択されている節点P4に対して整数“3”を割付ける。次いで、有向枝で選択されている節点P5に対して整数“4”を割付け、次いで有向枝で選択されている節点P6に対して整数“5”を割付け、次いで有向枝で選択されている節点P4に対して整数“6”を割付け、最後に有向枝で選択されている節点P2に対して整数“7”を割付ける。
このようにして、有向枝で選択される各節点P1〜P6に対して整数の割付けが完了すると、ステップS5に移行して、各節点P1〜P6に割付られている整数が1つのみであるか否かを判定するが、この図7(c)のルート情報では、節点P4に対して整数“3”と整数“6”との2つの整数が割付けられており、ルート中にループが存在し、キャスト編成の制約条件を満たしていないものと判断して該当ループ情報をルート記憶部から削除してステップS8に移行する。
また、例えば図7(c)において、節点P1から節点P3及びP4を経て節点P2に至るルート情報も存在し、この場合には、節点P1に例えば整数“11”が割付けられ、節点P3に整数“12”が割付けられ、節点P4に整数“13”が割付けられ、最後に節点P2に整数“14”が割付けられることになる。
この場合には、各節点P1〜P4に割付けられた整数がそれぞれ1つであるので、最後に割付けられた整数“14”から最初に割付けられた整数“11”を減算してキャスト編成チャージ数CH=3が算出され、これがルート記憶部に該当ルート情報に関連付けされて記憶される。
そして、ルート記憶部に記憶されている全てのルート情報についての評価が完了すると、キャスト編成条件が成立しないルート情報はルート記憶部から削除されているので、ルート記憶部に記憶されているキャスト編成が成立するルート情報に関連付けられているキャスト編成チャージ数CHが最大値を表すルート情報を抽出し、抽出したルート情報を最長キャスト編成として決定し(ステップS10)、決定された最長キャスト編成を最長キャスト編成記憶部に記憶し(ステップS11)、最長キャスト編成記憶部への記憶が完了するとキャスト編成処理が終了される。
このように、上記実施形態によると、チャージを節点で表し、抱き合わせてチャージ可能なチャージ間を有向枝で表すネットワークを形成し、形成したネットワークについてループを生じないことを示すキャスト編成成立条件として、任意の節点i及びi+1間で有向枝(i,i+1)を選択したときに、節点iの整数をインクリメントした整数を節点i+1に割付けたときに、どの節点も同じ整数を保持することがない共に、割付られた整数が1つであるという条件を設定することにより、キャスト編成の各チャージでループを形成することなく、抱き合わせ可能なチャージを最長に連続させた最長キャスト編成を容易に行うことができる。
しかも、新たな制約条件や順序条件が設定された場合にチャージの節点を設定する段階で有向枝を変更するだけで済み、新たに設定された制約条件や順序条件を容易にネットワークに反映することができるとともに、チャージを節点で表し、抱き合わせて鋳造可能なチャージ間を有向枝で表現したネットワークを生成し、生成したネットワーク上の最長パスを求めるという単純な定式化を与え、自動化における実装を単純化することができる。
なお、上記実施形態においては、ネットワークを構築する最初の節点に整数“1”を割付ける場合について説明したが、これに限定されるものではなく、任意の整数を割付けることができる。
また、上記実施形態においては、有向枝を選択して節点を選択する毎に、選択元の節点の整数nに“1”をインクリメントした整数n+1を割付ける場合について説明したが、これに限定されるものではなく、インクリメントするインクリメント値mは2以上の任意の整数を選択することができる。この場合には、最終的に割付けた整数から最初に割付けた整数を減算した値をインクリメント値mで除算することにより、キャスト編成チャージ数CHを算出すればよい。
また、上記実施形態においては、有向枝を選択して節点を選択する毎に、選択元の節点の整数nに“1”をインクリメントした整数n+1を割付ける場合について説明したが、これに限定されるものではなく、最初に割付ける整数を大きな値に設定し、有向枝を選択して節点を選択する毎に、選択元の節点の整数nに任意の整数でなるインクリメント値mを減算した整数n−mを割付けるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては比較値として整数を設定した場合について説明したが、これに比較値は整数に限定されるものではなく、小数、分数、アルファベット等の大小を比較可能な値であれば、任意の値を設定することができる。
また、上記実施形態においては、図6のキャスト編成処理で、ルート情報のルートの節点に対して有向枝を選択する毎にインクリメントされる整数を割付け、全ての節点に対する整数の割付が完了した状態でルート評価を行う場合について説明したが、有向枝にしたがって節点に対して整数を割付けている段階で、他の整数が割付けられている節点が存在した時点で制約条件を満たさないものと判断してループ情報を削除するようにしてもよい。
1…転炉、2…受鋼台車、3…取鍋、4…二次精錬設備、6…連続鋳造設備、7…タンディッシュ、8…鋳型、9…スラブ、10…ホストコンピュータ、11…キャスト編成装置、11a…情報入力部、11b…情報出力部、11c…記憶装置、12…ローカルエリアネットワーク、13…チャージ情報記憶部、14…キャスト編成可能チャージ情報記憶部、15…ネットワーク生成部、16…ネットワーク記憶部、17…最長キャスト探索部、18…最長キャスト記憶部、19…キャスト編成可否テーブル生成部、20…ルート情報記憶部

Claims (4)

  1. 複数の規格の製鋼成品を連続鋳造する際に、チャージを並び代えて連続鋳造設備で鋳込む順番を決定してキャスト編成を行うキャスト編成装置であって、
    顧客からの製鋼製品のオーダー情報に基づいてチャージ情報を設定し、設定したチャージ情報を記憶するチャージ情報記憶手段と、
    前記オーダー情報の鉄鋼製品規格と抱き合わせ可能な規格とを記憶する製品規格記憶手段と、
    前記チャージ情報記憶手段に記憶されているチャージ情報と、前記製品規格記憶手段に記憶されている抱き合わせ可能な規格とに基づいて、抱き合わせて鋳造可能なチャージ情報について、溶鋼を途切れることなく次々と鋳込むチャージ数を最大化するに際し、各チャージを節点で表し、抱き合わせて鋳造可能なチャージ間を有向枝で表現したネットワークを生成し、生成したネットワークをネットワーク記憶手段に記憶するネットワーク生成手段と、
    前記ネットワーク記憶手段に記憶されたネットワークを読出し、当該ネットワーク上で最長キャスト編成となるルートを探索して最長キャスト編成を決定し、決定した最長キャスト編成をキャスト編成記憶手段に記憶する最長キャスト探索手段と
    を備えていることを特徴とするキャスト編成装置。
  2. 前記最長キャスト探索手段は、前記節点間を接続する前記有向枝を選択したときに、前記有向枝の始端側の節点及び終端側の節点に大小を比較可能な比較値を、始端側の節点の比較値に対して、終端側の節点の比較値が、昇順及び降順の何れか一方で変化させて異なる比較値となるように割り当て、いずれかの節点に2つ以上の比較値が割り当てられたルートを除き、比較値が一番多くなる最長ルートを探索して最長キャスト編成として決定することを特徴とする請求項1に記載のキャスト編成装置。
  3. 前記比較値は整数であることを特徴とする請求項2に記載のキャスト編成装置。
  4. 複数の規格の製鋼成品を連続鋳造する際に、チャージを並び代えて連続鋳造設備で鋳込む順番を決定してキャスト編成を行うキャスト編成方法であって、
    顧客からのオーダー情報に基づいてチャージ情報を設定し、設定したチャージ情報をチャージ情報記憶手段に記憶するステップと、
    前記チャージ情報記憶手段に記憶されたチャージ情報と製品規格記憶手段に記憶されている抱き合わせ可能な規格とに基づいて、ネットワーク生成手段によって、抱き合わせて鋳造可能なチャージについて、溶鋼を途切れることなく次々と鋳込むチャージ数を最大化するに際し、各チャージを節点で表し、抱き合わせて鋳造可能なチャージ間を有向枝で表現したネットワークを生成し、生成したネットワークをネットワーク記憶手段に記憶するステップと、
    前記ネットワーク記憶手段に記憶されているネットワーク上で最長キャスト探索手段によって最長キャスト編成となるルートを探索して最長キャスト編成を決定し、決定した最長キャスト編成をキャスト編成記憶手段に記憶するステップと
    を備えたことを特徴とするキャスト編成方法。
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