JP6465555B2 - 撮像装置、電子機器、カメラシステム、制御方法、およびプログラム - Google Patents

撮像装置、電子機器、カメラシステム、制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、設定された時間間隔で被写体を複数回撮像することが可能な撮像装置と、当該撮像装置と通信可能な電子機器、その制御方法およびプログラム、カメラシステムに関する。
従来、設定された時間間隔で被写体を複数回撮像する所謂インターバル撮影が可能な、デジタルカメラなどの撮像装置がある。
特許文献1では、ストロボ装置を発光させてインターバル撮影を行う場合は、インターバル撮影時のエネルギー消費を抑制するために、ストロボ装置の充電時間に基づいて、ストロボ装置の電源制御を行う制御装置について提案されている。
特開昭63−172137号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、インターバル撮影の撮影間でも、ストロボ装置の電源制御のために制御装置の電源をオンさせておく必要がある。この場合、制御装置において無駄な電力が消費されてしまう。したがって、このような制御装置をカメラ側に配置する構成の場合は、カメラ側において無駄な電力が消費されてしまう。このような課題は、カメラと通信可能な電子機器として、ストロボ以外に、スレーブカメラやGPS(Global Positioning System)ユニットや外付けマイクなどを採用した場合にも生じるものである。
本発明の目的は、設定された時間間隔で被写体を複数回撮像するモードにおける撮像装置の電力の消費を抑制することである。
上記目的を達成するための本発明に係る電子機器は、被写体の間欠的な撮像が可能な撮像装置と通信可能な通信手段を備えた電子機器であって、前記電子機器の動作状態を、前記撮像装置による前記間欠的な撮像に合わせた第1の動作が可能な第1の状態と、前記第1の動作を行わず、前記第1の状態よりも電力の消費が少ない第2の状態とに変更させることが可能な状態変更手段と、前記状態変更手段によって、前記電子機器の動作状態を前記第2の状態から前記第1の状態へと変更させる動作を開始する第1のタイミングを算出する算出手段と、を有し、前記算出手段は、前記通信手段を介して前記撮像装置から受信した、前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報と、前記電子機器および前記撮像装置のそれぞれに内蔵されたタイマーに生じる誤差を補正する補正情報と、に基づいて前記第1のタイミングを算出し、前記状態変更手段は、前記算出手段が前記第1のタイミングを算出した後に、前記第1の状態から前記第2の状態へと前記電子機器の動作状態を変更させる動作を開始し、前記第1のタイミングで前記第2の状態から前記第1の状態へと前記電子機器の動作状態を変更させる動作を開始し、前記第1のタイミングは、前記撮像装置から受信した前記補正情報が、前記電子機器および前記撮像装置のそれぞれに内蔵されたタイマーの計測精度に基づいて前記撮像装置で算出されたオフセット情報である場合と、前記撮像装置に予め格納された固定の補正値である場合とで異なることを特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明に係る撮像装置は、撮像手段を備え、当該撮像手段を用いた被写体の間欠的な撮像を行う第1のモードを設定できる撮像装置であって、起動状態と省電力状態とに動作状態を変更できる電子機器と通信可能な通信手段と、被写体の撮像が可能な第1の状態と、被写体の撮像を行わず、前記第1の状態よりも電力の消費が少ない第2の状態とに、前記撮像装置の動作状態を変更させることが可能な状態変更手段と、を有し、前記第1のモードにおいて、前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報が、前記通信手段を介して前記電子機器へと送信され、前記状態変更手段は、前記通信手段を介して、前記電子機器へと前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報を送信する場合に、前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報が送信された後に、前記撮像装置の動作状態を前記第1の状態から前記第2の状態へと変更させる動作を開始し、前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報に基づいて、前記撮像装置の動作状態を前記第2の状態から前記第1の状態へと変更させる動作を開始し、前記電子機器へと前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報を送信する場合の方が、前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報を送信しない場合よりも、前記第2の状態から前記第1の状態へと動作状態が変更されてから被写体を撮像するまでの時間が短くなることを特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明に係るカメラシステムは、撮像手段を備えた撮像装置と、通信手段を介して前記撮像装置と通信可能な電子機器とを有するカメラシステムであって、前記撮像装置は、前記撮像装置の動作状態を、前記撮像手段により被写体の撮像が可能な第1の状態と前記第1の状態よりも電力の消費が少ない第2の状態とに変更させることが可能な第1の状態変更手段と、を有し、前記電子機器は、前記電子機器の動作状態を、前記撮像装置による被写体の撮像に対応した第3の状態と、前記第3の状態よりも電力の消費が少ない第4の状態とに変更させることが可能な第2の状態変更手段と、前記第2の状態変更手段によって前記電子機器の動作状態を前記第の状態から前記第の状態へと変更させる動作を開始する第1のタイミングを算出する算出手段と、を有し、前記撮像装置は、前記通信手段を介して前記電子機器へと、前記撮像手段を用いて被写体を撮像するタイミングに関する情報を送信し、前記第1の状態変更手段は、前記被写体を撮像するタイミングに関する情報を前記通信手段を介して前記電子機器に送信した後に、前記撮像装置の動作状態を前記第1の状態から前記第2の状態へと変更させる動作を開始し、前記被写体を撮像するタイミングに関する情報に基づいて、前記撮像装置の動作状態を前記第2の状態から前記第1の状態へと変更させる動作を開始し、前記算出手段は、前記被写体を撮像するタイミングに関する情報に基づいて、前記第1のタイミングを算出し、前記第2の状態変更手段は、前記算出手段が前記第1のタイミングを算出した後に、前記電子機器の動作状態を前記第3の状態から前記第4の状態へと変更させる動作を開始し、前記第1のタイミングで、前記電子機器の動作状態を前記4の状態から前記第3の状態へと変更させる動作を開始することを特徴とする。
本発明によれば、設定された時間間隔で被写体を複数回撮像するモードにおける撮像装置の電力の消費を抑制することができる。
本発明を実施した撮像装置の第1実施形態であるデジタルカメラ100とストロボ200の構成を説明するブロック図である。 本発明を実施した撮像装置の第1実施形態であるデジタルカメラ100とストロボ200とを接続する部分の近傍の構成を説明するブロック図である。 本発明を実施した撮像装置の第1実施形態であるデジタルカメラ100におけるインターバル撮影処理を説明するフローチャートである。 本発明を実施した撮像装置の第1実施形態であるデジタルカメラ100とストロボ200の動作に係るタイミングチャートである。 本発明を実施した電子機器の第1実施形態であるストロボ200におけるインターバル撮影処理を説明するフローチャートである。 本発明を実施した撮像装置の第2実施形態であるデジタルカメラ300の構成を説明するブロック図である。 本発明を実施した撮像装置の第2実施形態であるマスターカメラ側のデジタルカメラ300におけるインターバル撮影処理を説明するフローチャートである。 本発明を実施した電子機器の第2実施形態であるスレーブカメラ側のデジタルカメラ300におけるインターバル撮影処理を説明するフローチャートである。 本発明を実施した撮像装置の第2実施形態であるデジタルカメラ300の動作に係るタイミングチャートである。
(第1実施形態)
本発明に係る第1実施形態としての撮像装置であるデジタルカメラ(以下、単にカメラと称す)100とストロボ200について図1から図5を参照して説明する。以下、図1を参照してカメラ100の基本構成を説明する。図1は、本発明を実施した撮像装置の第1実施形態であるカメラ100と発光装置であるストロボ200の構成を説明するブロック図である。なお、ストロボ200はカメラ100に対して取り外し可能に設けられている。
撮影レンズ群101は、光軸シフトレンズやズームレンズ、フォーカスレンズを含む複数のレンズからなるレンズ群である。絞り102は、撮影レンズ群101の内部において、透過した光量を調節するための光量調節部材である。本実施形態では、撮影レンズ群101と絞り102をまとめて撮影光学系103と称す。なお、本実施形態のカメラ100は、撮影光学系103を備えたレンズ鏡筒がカメラ本体に対して取り外し可能な、所謂レンズ交換式のデジタルカメラであるが、カメラ本体とレンズ鏡筒とが一体的に設けられているような構成であってもよい。
撮影光学系103の後段には、シャッタ104と撮像素子105が設けられている。シャッタ104が開放状態である場合に、撮影光学系103によって導かれた被写体の光学像は撮像素子105上に結像する。また、シャッタ104が閉鎖状態である場合に、撮影光学系103から導かれた光が遮蔽される。このシャッタ104の開閉動作を制御することによって、設定された露光時間で撮像素子105が露光される。なお、本実施形態では、シャッタ104の開閉によって動作によって、設定された露光時間で被写体を撮像するような構成であるが、所謂電子シャッタ方式によって、設定された露光時間で被写体を撮像するような構成であってもよい。
撮像素子105は、電荷を蓄積することで画像を生成することが可能なCCDやCMOSなどの固体撮像素子からなる電荷蓄積型の撮像素子であって、2次元的に撮像用の画素が配列されている。撮像素子105に被写体の光学像が結像すると、当該被写体の光学像に応じたアナログ電気信号(アナログ画像データ)が出力される。なお、撮像素子105には不図示のAFE(Analog Front End)が接続されている。当該AFEは、後述するカメラ制御部111からの指示に応じて、撮像素子105から出力されたアナログ画像データに対するゲイン量の調節やサンプリングなどを行う。
タイミング発生部106は、撮像素子105や、後述の光学系駆動制御部112、撮像制御部113や、カメラ100に取り外し可能な発光装置であるストロボ200側に、クロック信号や制御信号を供給するためのタイミングを送信する。
信号処理部107は、撮像素子105から出力された画像データに対して、所定の画素補間や縮小などのリサイズ処理、色変換処理、測光演算、測距制御用の演算処理などが行われる処理部である。また、信号処理部107では、TTL(Through the Lens)方式のAWB(Automatic White Balance)処理やAF(Autofocus)処理、AE(Auto Exposure)処理を行うことができる。さらに、信号処理部107には不図示のA/D変換部が設けられており、撮像素子105から出力されたアナログ画像データをデジタル画像データへの変換が行われる。さらに、信号処理部107では、変換されたデジタル画像データに対するゲイン量の調整も行われる。
メモリ108は、電気的に消去や記憶が可能なメモリであり、例えば、フラッシュメモリ等に代表されるEEPROM等である。メモリ108には、本実施形態において使用される種々のデータが格納されている。例えば、カメラ100において実行されるプログラムや動作用の定数、種々の露出条件、カメラ100内の処理で使用する算出式、露出条件、ストロボ200の種類に関する情報などがメモリ108に格納されている。なお、カメラ100において実行されるプログラムとは、後述する図3や図5に示すフローと同様の動作を指示するためのプログラムである。
また、メモリ108には、DRAMなどの記録素子からなる画像データの記録領域を有しており、所定枚数の静止画や所定時間の動画、音声データを記録することが可能な十分な記憶容量を備え、取得されたデジタル画像データの記録ができる。さらに、メモリ108は、画像表示用メモリ(ビデオメモリ)、カメラ制御部111の作業領域、後述する記録媒体110の記録用バッファとしても使用される。メモリ108に記録されたデジタル画像データは、不図示のD/A変換部において表示用のアナログ画像データへと変換され、LCD等からなる表示部109に送信される。そして、カメラ制御部111からの指示に応じて、表示部109は、受け取った表示用のアナログ画像データを表示する。この表示用のアナログ画像データを表示部109に逐次表示することで、被写体を撮像した画像データのライブビュー表示が可能となる。なお、表示部109のみでなく、不図示の電子ビューファインダに当該スルー画像をライブビュー表示させることも可能である。さらに、本実施形態では、表示用のアナログ画像データは、当該画像データが取得された際に、表示部109にプレビュー表示される。
記録媒体110は、メモリ108に記録されたデジタル画像データの記録が可能なメモリーカードやハードディスクなどの記録媒体である。本実施形態では、カメラ100の外装に開閉可能に設けられている不図示の蓋部を開放した状態で、記録媒体110をカメラ100の本体内部に挿抜することが可能である。そして、記録媒体110は、カメラ100の本体内部に挿入された状態でカメラ制御部111との通信が可能となる。なお、記録媒体110としては、カメラ100に対して挿抜可能なメモリーカード等に限定されるものではなく、DVD−RWディスク等の光学ディスクやハードディスク等の磁気ディスクであってもよい。さらに、記録媒体110が取り外し可能ではなく、予めカメラ100に内蔵されているような構成であってもよい。
カメラ制御部(以下、単にCPUと称す)111は、カメラ100の全体的な動作を統括的に制御する。例えば、CPU111は、タイミング発生部106や信号処理部107、メモリ108、後述する光学系駆動制御部112や撮像制御部113、電源制御部114などに対してカメラ100における各動作の制御を指示する。また、CPU111は、カメラ100に接続される電子機器に対する各種信号の送受信を指示する。なお、CPU111は、メモリ108に格納されているプログラムを実行し、カメラ100の内部において、当該プログラムの処理に応じた動作を制御することもできる。
また、CPU111には、時間の計測が可能な内蔵タイマーが設けられている。本実施形態では、カメラ100の撮影モードがインターバル撮影モード(第1のモード)である場合に、この内蔵タイマーによって、インターバル時間T1などの計測が行われる。なお、インターバル撮影モードとは、予め設定された時間間隔で被写体を複数回撮像するモードであって、ユーザが後述の操作部116などを操作することによって設定することが可能な撮影モードである。そして、インターバル時間T1とは、カメラ100の撮影モードが上述したインターバル撮影モードに設定された場合に、あるタイミングにおける被写体の撮像開始から次の撮像開始までの時間間隔を示している。
光学系駆動制御部112は、CPU111からの指示に応じて、撮影レンズ群101や絞り102の駆動を制御する光学系駆動制御部である。撮像制御部113は、CPU111からの指示に応じて、アナログ画像データに対するゲイン量の調節(ISO感度の設定)の指示や、撮像素子105の露光時間を制御(電荷の蓄積と読み出しを制御)する露光制御部である。
電源部115は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池、NiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、或いは、ACアダプター等であり、電源制御部114へ電力を供給する。電源制御部114は、DC−DCコンバータ、通電ブロックを切り替えるスイッチ回路などから構成されている。そして、電源制御部114は、電源部115における電池の装着の有無、電池の種類、電池残量等を検出し、その検出結果及びCPU111の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、カメラ100の各部へと供給する。
操作部116は、スイッチ、ボタン、ダイヤルなど、カメラ100に対して、ユーザが各種の指示や設定を行うための操作部材からなる入力デバイス群である。例えば、電源スイッチやレリーズボタン、メニューボタン、方向ボタン、実行ボタンなどが含まれる。また、操作部116にはモード切替スイッチが設けられている。本実施形態では、ユーザがモード切替スイッチを操作することで、後述する通常撮影モードとインターバル撮影モードとを切り替えることができる。撮影モードの設定は、カメラ100の電源がオンされている状態で、ユーザによって任意のタイミングで行うことができる。後述するインターバル撮影モードの説明においては、ユーザによってカメラ100の撮影モードがインターバル撮影モードに設定された後に、初回の撮像が行われるものとする。
なお、表示部109が静電容量式のタッチパネルであって、表示部109に表示されたUIを操作選択することで、操作部116を操作した際と同様の情報入力ができるような構成であっても良い。
アクセサリシュー117は、カメラ100に対して取り外し可能なカメラアクセサリなどの電子機器を取り付けるための取り付け部である。取り付け可能な電子機器としては、ストロボなどの発光装置や、EVFなどの電子ビューファインダ、GPSユニットなどがある。アクセサリシュー117の内部には、後述する端子群(第1の通信手段)401が設けられている。なお、後述するストロボ200側にも、この端子群401に対応する第2の端子群(通信手段)402が設けられており、第1の端子群401と第2の端子群401とが電気的に接続されることで、カメラ100とストロボ200とが通信可能となる。以上がカメラ100の基本構成である。
以下、図1を参照して本実施形態の発光装置であるストロボ200の基本構成について説明する。ストロボ200は、発光部にキセノン管やLED(Light Emitting Diode)などを用いて、被写体を照明する発光手段である。カメラ100のアクセサリシュー117とストロボ200のストロボ接続部201とが接続された状態であって、ストロボ200の電源がオンされた状態で、ストロボ200とカメラ100とが電気的に接続される。この状態で、カメラ100とストロボ200のそれぞれの端子群401が接続され、CPU111とストロボ制御部202とが通信可能となる。なお、カメラ100とストロボ200との間で通信される信号の詳細については図2を参照して後述する。
ストロボ200の外装に設けられた不図示の電源スイッチがオンされると、ストロボ制御部202の指示によって、ストロボ電源部203から出力された出力電圧が充電回路(充電手段)204によって所定の電圧まで昇圧される。そして、充電回路204によって所定の電圧まで昇圧された出力電圧に対応した電荷がメインコンデンサ205に充電される。なお、ストロボ200のストロボ制御部202は、メインコンデンサ205の電圧の検知を常に行い、当該電圧が所定の電圧以下になった段階で自動的に充電を再開する構成である。
ストロボ制御部202は、メインコンデンサ205に充電された電圧を測定し、メインコンデンサ205に所定量の電荷が充電されたか否かを判定する。そして、ストロボ制御部202により、メインコンデンサ205に所定量の電荷に対応する電圧が充電されたことが検知された場合は、カメラ100のCPU111に充電完了信号が送信される。
この状態で、カメラ100において被写体の撮像が指示されると、CPU111からストロボ制御部202に対して、発光を開始させる旨の信号が送信される。そして、ストロボ制御部202がCPU111から上述した信号を受信すると、メインコンデンサ205に充電された電荷が放電回路206を介して発光部207に供給され、閃光発光が実行される。
なお、ストロボ200のストロボ制御部202には、カメラ100側と同様に、ストロボ200で行う処理において時間を計測するための内蔵タイマーが設けられている。
また、本実施形態では、カメラ100に設けられた信号処理部107で取得された画像データに基づいて、ストロボ200の発光量を演算するための調光演算処理が行われるような構成であるが、これに限定されるものではない。例えば、ストロボ200のストロボ制御部202が、カメラ100側から被写体の輝度情報を取得し、このストロボ制御部202が、調光演算を行うような構成であってもよい。この際、算出した発光量を記録するためのメモリを、ストロボ200の内部に新たに設けるような構成であってもよい。当該メモリとしては、ストロボ機種情報やストロボタイマー精度などの格納や、後述するインターバル撮影処理において取得される情報の一時的な記録を行うものとする。そして、ストロボ制御部202によって、当該メモリに格納された情報や、メモリに記録された情報などの読み出しが適宜行われるものとする。以上がストロボ200の基本構成である。この構成によって、ストロボ200を所望の発光量で発光させることが可能となる。
以下、図2を参照して、カメラ100とストロボ200とで行われる通信の詳細について説明する。図2は、本発明を実施した撮像装置の第1実施形態であるカメラ100とストロボ200とを接続する部分の近傍の構成を説明するブロック図である。
図2に図示するように、カメラ100のアクセサリシュー118とストロボ200のストロボ接続部201には、第1の端子群401と第2の端子群402が設けられている。なお、第1の端子群401および第2の端子群402は、それぞれA端子〜E端子という5つの端子によって構成されている。
A端子(401−A、402−A)は、カメラ100とストロボ200の間でアナログ情報通信を行う端子である。ここで、アナログ情報通信とは、電圧値や電流値などのアナログ値を検出することで、カメラ100とストロボ200とがそれぞれ互いの状態を認識するための通信である。例えば、A端子によって、メインコンデンサ205での充電完了などのストロボ200の動作前準備に関する情報をアナログ値に変化させることで、ストロボ200からカメラ100に伝えることが可能となる。
B端子(401−B、402−B)は、カメラ100とストロボ200との間でシリアル通信を行う際のクロック端子(SCLK)である。C端子(401−C、402−C)は、カメラ100とストロボ200との間でシリアル通信を行う際の、カメラ100からストロボ200へと情報送信を行うためのデータ端子(MOSI)である。D端子(401−D、402−D)は、カメラ100とストロボ200との間でシリアル通信を行う際の、ストロボ200からカメラ100へと情報送信を行うためのデータ端子(MISO)である。なお、本実施形態では、B端子、C端子、D端子の3つの端子を用いた、所謂3線シリアル通信によってカメラ100とストロボ200とのシリアル通信を行うような構成であるが、これらに限定されるものではない。例えば、ICC通信やUART通信などの方式を用いても勿論よい。
E端子(401−E、402−E)は、カメラ100からストロボ200に対して、発光の開始を指示する旨の信号を送信するための、所謂X端子である。カメラ100からストロボ200に発光開始信号を送信するタイミングは、カメラ100のタイミング発生部106により発生されたタイミングに従うものとする。例えば、ストロボ200を発光させて被写体を撮像する際などに、カメラ100から上述した信号を、ストロボ200がE端子を介して受信することで被写体を撮像するタイミングに合わせてストロボ200を発光させることが可能になる。以上説明した各端子部は、前述したカメラ100のアクセサリシュー117にストロボ200のストロボ接続部201が接続され、カメラ100およびストロボ200の電源がオンされている状態で、電気的に接続可能な状態となる。以上が、本実施形態におけるカメラ100とストロボ200の基本構成である。
以下、ストロボ200を発光させた状態で被写体を撮像する場合の、カメラ100およびストロボ200の動作について説明する。なお、以下の説明においては、取得された画像(データ)や露出量、評価値などの情報は、取得後にメモリ108に記録され、CPU111によって適宜読み出しが実行されるものとする。
まず、カメラ100のCPU111は、アクセサリシュー117に取り付けられている電子機器の判別を行う。具体的には、ストロボ200がアクセサリシュー117に取り付けられた状態であってストロボ200側の電源がオンされると、ストロボ制御部202からCPU111に対して、ストロボ200の種類に関する情報(ストロボ種類情報)が送信される。CPU111はこのストロボ種類情報に基づいて、アクセサリシュー117に取り付けられた電子機器がストロボであることを特定する。
次に、アクセサリシュー117に取り付けられた電子機器がストロボ200であると特定された場合、CPU111は、ストロボ種類情報に基づいてストロボ200が動作状態を変更することが可能な機種であるか否かを判定する。ストロボ200が変更可能な動作状態の詳細については、インターバル撮影モードの説明にて後述する。
なお、アクセサリシュー117に取り付けられた電子機器がストロボ200である場合は、ストロボ制御部202からCPU111に対して、第1の計測手段であるストロボ200の内蔵タイマーのタイマー精度情報(第1の計測精度)も送信される。
次に、カメラ100の電源がオンされた状態で、ユーザによって操作部116のレリーズボタンが操作されると、CPU111は、レリーズボタンがSW1状態(例えば、半押し状態)にされたか否かを判定する。
この判定によって、レリーズボタンがSW1状態であると判定されると、信号処理部107は、スルー画像などの事前に取得された画像データに基づいてフォーカス処理(AF処理)が実行する。本実施形態のAF処理としては、画像の輝度成分のコントラスト情報からAF評価値を算出し、当該AF評価値に基づいて、光学系駆動制御部112が撮像レンズ102の各レンズ位置を設定する。なお、AF評価値の算出方法については一般的なものであればどのような方法を採用してもよい。
また、レリーズボタンがSW1状態であると判定されると、信号処理部107はスルー画像などの事前に取得された画像データに基づいて測光演算を行う。測光演算の方法としては、画像の一画面分を複数のブロックに分割し、これらのブロックごとに平均輝度値を算出する。そして、全ブロックの平均輝度値を積分して代表輝度値を算出する。本実施形態では、この代表輝度値を被写体の輝度情報として、以降の処理を実行するような構成であるがこれに限定されるものではない。例えば、スポット測光などの測光方法を用いて被写体の輝度情報を算出する方法であっても勿論よい。すなわち、以降の処理に用いる被写体の輝度情報を算出する方法としては、公知の方法であればどのようなものを用いてもよい。
次に、信号処理部107は、先に算出した被写体の輝度情報をメモリ108から読み出し、当該輝度情報に基づいて、被写体が適正な明るさとなるような露出量をカメラ100に設定する(AE処理)。なお、本実施形態の露出量とは、取得する画像の明るさを設定するための値であって、絞り値や露光時間(蓄積時間)、ゲイン量(ISO感度)などの露出条件を変化させることによって設定される。
次に、信号処理部107は、先に算出した被写体の輝度情報と露出条件とをメモリ108から読み出し、ストロボ200の発光量を算出するための調光演算を実行する。以上説明したAF処理とそれ以外の種々の処理とは、どの様な順番で行ってもよいし、それぞれを並行して行うような構成であってもよい。また、本実施形態では撮像素子105によって取得したデジタル画像データを用いて、上述したような種々の処理を行うような構成であるが、これに限定されるものではない。例えば、カメラ100に新たなセンサを設け、当該センサによって取得した画像データを用いて、AF処理や測光演算、AE処理、調光演算などを行うような構成であってもよい。以上説明した種々の処理や演算などが、カメラ100の撮像前の準備動作(以下、撮像前準備と称す)である。
カメラ100における撮像前の準備動作が完了すると、CPU111は、操作部116のレリーズボタンがSW2状態(例えば、ユーザの操作による全押状態)にされたか否かを判定する。CPU111によって、レリーズボタンがSW2状態であると判定された状態であってストロボ200側から充電完了信号を受信したら、撮像素子105によって被写体が撮像され、アナログ画像データが取得される。そして、ストロボ200のストロボ制御部202は、カメラ100側から受け取った発光開始信号に基づき、カメラ100の撮像素子105による被写体の撮像に合わせて、ストロボ200の発光部207を発光させる。
取得されたアナログ画像データは、信号処理部107によりデジタル画像データに変換された状態で信号処理部107によって前述した種々の処理が施された後に、メモリ108に記録される。また、当該デジタル画像データは、CPU111によってメモリ108から読み出され、不図示のD/A変換部によって表示用のアナログ画像データへと変換され後に、表示部109にクイックレビュー表示される。さらに、CPU111によってメモリ108に記録されたデジタル画像データが読み出され、当該デジタル画像データが記録媒体110に記録される。以上が、ストロボ200を発光させつつ被写体を撮像する際の動作である。
なお、本実施形態では、ユーザによる操作部116のレリーズボタンの直接操作によって、レリーズボタンがSW1状態およびSW2状態への遷移する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、カメラ100に取り外し可能な外付けレリーズボタンをカメラ100に取付け、当該外付けレリーズボタンを操作するような構成であってもよい。また、カメラ100が電波通信に対応している場合や外付けの電波通信用デバイスが取り付けられている場合は、スマートフォンやタブレット端末などの可搬型の電子デバイスを遠隔操作することによって被写体を撮像するような構成であってもよい。さらに、予め設定された時間に応じて、自動的に被写体を撮像するような構成であってもよい。以上が、ストロボ200を発光させた状態で被写体を撮像する場合の、カメラ100およびストロボ200の基本的な動作である。
〈インターバル撮影モード〉
以下、カメラ100によって、設定された時間間隔で被写体を複数回撮像する、所謂インターバル撮影を行う場合について説明する。なお、以下の説明では、カメラ100の撮影モードとしてインターバル撮影を行うインターバル撮影モードが設定されている状態であって、被写体を撮像する際にストロボ200を発光させる場合について例示的に説明する。
カメラ100の動作状態は、インターバル撮影モードが設定されている状態で、被写体を撮像が可能な第1の状態(起動状態)と、第1の状態よりも電力の消費が少ない第2の状態(省電力状態)とを交互に変更する。
また、この際のストロボ200の動作状態は、発光部207を発光可能な第3の状態(ストロボ起動状態)と、第3の状態よりも電力の消費が少ない第4の状態(ストロボ省電力状態)とを交互に変更する。
なお、上述した第2の状態と第4の状態において、カメラ100およびストロボ200は、それぞれの内蔵タイマーが時間の計測を行う動作などの動作状態の変更に関するもの以外の全ての動作が停止されるが、これに限定されるものではない。少なくとも、カメラ100において、前述した第1の状態よりも第2の状態の方が電力の消費が少なく、ストロボ200において、前述した第3の状態よりも第4の状態の方が電力の消費が少ないような状態であればよい。また、インターバル撮影モードにおける各処理における時間の計測は、カメラ100およびストロボ200の内蔵タイマーによって適宜行われているものとする。
以下、本実施形態におけるカメラ100の、インターバル撮影モードにおける処理(以下、インターバル撮影処理と称す)について図3を参照して説明する。図3は、本発明を実施した撮像装置の第1実施形態であるカメラ100におけるインターバル撮影処理を説明するフローチャートである。なお、当該フローチャートは、カメラ100に取り付けられた電子機器が動作状態の変更が可能な機種のストロボ200であると判定された後であって、インターバル撮影モードにおいて、前述した基本動作に従って初回の撮像が完了した後の処理を示している。また、図3のフローチャートは、ストロボ200を発光させて被写体を撮像する場合の処理を示している。
カメラ100の撮影モードがインターバル撮影モードに設定されている状態で初回の撮像が終了すると、ステップS101でCPU111は、インターバル時間T1や総撮影回数、総撮影時間などの撮影条件をメモリ108から読み出す。なお、これらの撮影条件の設定は、インターバル撮影処理が開始される前の任意のタイミングでユーザによって設定され、当該設定された撮影条件がメモリ108に記録されるものとする。この際、ユーザによる撮影条件の設定方法は、インターバル時間T1や総撮影回数、総撮影時間を個々に設定するような構成であってもよいし、予め決められた撮影条件を選択するような構成であってもよい。
次に、ステップS102でCPU111は、先に設定したインターバル時間T1が所定の時間以上であるか否かを判定する。ステップS102において、インターバル時間T1が所定の時間以上であると判定された場合はステップS103に進み、インターバル時間T1が所定の時間より短いと判定された場合はステップS118に進む。すなわち、インターバル時間T1が所定の時間よりも短い場合は、後述するような、カメラ100の動作状態の変更は行わない。
例えば、先に設定されたインターバル時間T1が比較的短い時間間隔である場合などは、カメラ100の動作状態を変更することで、余計に電力が消費されてしまう場合がある。すなわち、省電力状態へと変更することで電力の消費が増大してしまう場合がある。そこで、本実施形態では、ステップS102の処理により、インターバル時間T1が所定の時間よりも短いと判定された場合は、カメラ100の動作状態を第1の状態から第2の状態(省電力状態)へと変更させないようにする。この構成によって、インターバル時間T1に応じて、カメラ100の動作状態の変更の可否を適正に決めることができるので、電力の消費を抑制することが可能となる。なお、所定の時間としてはどのような時間であってもよいが、本実施形態では例示的に10秒とする。
次に、ステップS103でCPU111は、予めストロボ200側から送信され、メモリ108に記録されたストロボ種類情報を読み出す。
次に、ステップS104でCPU111は、取り付けられたストロボ200が、自身の動作状態の変更に関する演算(自己演算)に対応した機種であるか否かを判定する。
具体的には、ストロボ200が、自身の動作状態を第4の状態から第3の状態へと変更するタイミングを演算し、当該タイミングに基づいて、カメラ100側からの指示に依らずに、自身の動作状態を変更することに対応した機種であるか否かを判定する。なお、以降の説明では、ストロボ200が、自身の動作状態を第4の状態から第3の状態へと変更するタイミングをストロボ起動タイミングと称す。
ステップS104において、ストロボ200が、自己演算に対応した機種であると判定された場合はステップS105に進み、自己演算に対応していない機種であると判定された場合はステップS112に進む。以下、ステップS105に進んだ場合の処理について説明し、ステップS112に進んだ場合の処理については後述する。
ステップS105でCPU111は、ストロボ200の起動タイミングの補正情報(以下、タイマーオフセット情報と称す)Toffsetを算出できるか否かを判定する。前述したように、本実施形態では、CPU(第2の計測手段)111とストロボ制御部(第1の計測手段)202に、それぞれ内蔵タイマーを有している。この内蔵タイマーによる時間の計測によって、カメラ100およびストロボ200は、予め設定された時間間隔での動作が可能となる。しかしながら、それぞれの内蔵タイマーのタイマー精度(計測精度)は微妙に異なるため、カメラ100とストロボ200を同期させて動作する場合は、それぞれの内蔵タイマーの誤差を鑑みて動作期間や起動タイミングなどを決定する必要がある。そこで、本実施形態では、それぞれのタイマー精度に基づいて、内蔵タイマー間に生じる誤差を補正するための補正情報である、タイマーオフセット情報Toffsetを算出する。そして、このタイマーオフセット情報Toffsetを用いてストロボ200の起動タイミング(第1のタイミング)を調整(補正)する。以下、その詳細について具体的に説明する。
前述したように、カメラ100にストロボ200が取り付けられた状態でストロボ200の電源がオンされると、第1の計測手段であるストロボ制御部202の内蔵タイマーのストロボタイマー精度(第1の計測精度)がカメラ100のCPU111に送信される。その後、CPU111は、所定のタイミング(例えば、ステップS106)で、メモリ108に記録されたCPU111のタイマー精度(第2の計測精度)と、ストロボ制御部202のタイマー精度(第1の計測精度)とをそれぞれ読み出す。次に、CPU111は、カメラ100のタイマーの精度とストロボ200のタイマー精度との組み合わせのうち、最も誤差の大きい値(以下、ワースト誤差と称す)ERR[%]を算出する。そして、CPU(補正情報算出手段)は、このワースト誤差ERR[%]に基づき、タイマーオフセット情報Toffsetを算出する。タイマーオフセット情報Toffsetは式(1)を用いて、
Toffset=T1[sec]×ERR[%] ・・・(1)
として算出される。
なお、ステップS105において、タイマーオフセット情報Toffsetを算出できる場合とは、カメラ100とストロボ200のタイマー精度をどちらも取得できる場合である。すなわち、CPU111のタイマー精度とストロボ制御部202のタイマー精度の双方を取得できる場合のみ、タイマーオフセット情報Toffsetを算出可能とする。
図3に戻り、ステップS105で、タイマーオフセット情報Toffsetを算出可能であると判定された場合はステップS106に進み、タイマーオフセット情報を算出できないと判定された場合はステップS107に進む。
ステップS106でCPU111は、メモリ108からCPU111のタイマー精度とストロボ制御部202のタイマー精度を読み出し、前述した式(1)に従って、タイマーオフセット情報Toffsetを算出する。そして、CPU111は、算出したタイマーオフセット情報Toffsetとインターバル時間T1をシリアル通信によってストロボ制御部202に送信する。すなわち、カメラ100の撮影モードがインターバル撮影モードに設定されている際の、被写体を撮像するタイミングに関する情報を、カメラ100側からストロボ200側に送信する。
また、ステップS107でCPU111は、メモリ108からインターバル時間T1と、予め記録された固定のタイマー補正時間T35を読み出し、シリアル通信によってストロボ制御部202に送信する。ここで、タイマー補正時間T35とは、タイマーオフセット時間Toffsetを算出できない場合に用いる、カメラ100とストロボ200の内蔵タイマーの誤差を補正するための固定の補正値である。
前述したように、本実施形態では、カメラ100側とストロボ200側のどちらか一方のタイマー精度しか取得できない場合に、タイマーオフセット情報Toffsetの算出は行わない。この場合は、タイマーオフセット情報Toffsetの代りに、メモリ108に格納された固定の補正値であるタイマー補正時間T35を用いて、ストロボ200の起動タイミング(ストロボ起動タイミング)を調整(補正)する。この点については、図4を参照して詳細を説明する。
なお、本実施形態では、ストロボ制御部202が、カメラ100側から受信したインターバル時間T1から所定の時間を減算することで、次の発光(またはカメラ100による撮像)までの時間間隔を算出するような構成である。具体的には、ストロボ制御部202の内蔵タイマーにより前回の発光からの経過時間をカウントし、カメラ100側から受信したインターバル時間T1から、カウントした経過時間を減算して、次の発光までの時間間隔を算出する。なお、CPU111において、インターバル時間T1をストロボ200側へと送信する際のタイムラグを鑑みて、ストロボ200の発光部207を発光させるタイミングを算出し、当該算出結果をストロボ制御部202に送信するような構成であってもよい。
次に、ステップS108でCPU(第2の算出手段)111は、カメラ100の動作状態を、省電力状態(第2の状態)から起動状態(第1の状態)へと変更させるための動作を開始する起動タイミング(第2のタイミング)を算出する。なお、この起動タイミングを算出することで、カメラ100の動作状態を、第2の状態に維持する期間(スリープ期間)T2を算出することができる。
先の判定により、現在取り付けられているストロボ200が、自身の動作状態の変更に関する演算に対応した機種であると判定されている場合、カメラ100側からストロボ200に対して、ストロボ200の動作状態の変更を指示する必要はない。すなわち、本実施形態では、ストロボ200が、自身の動作状態の変更に関する演算に対応した機種であると判定されている場合、カメラ100がストロボ200のスリープの解除を指示する必要がない。
そこで、ステップS108でCPU111は、インターバル時間T1とカメラ100における撮影前準備に掛る時間(以下、撮影準備時間)を考慮して、起動タイミング(第2のタイミング)を算出する。すなわち、ストロボ200の充電などに掛る時間を考慮することなく、カメラ100の動作状態を省電力状態から起動状態に変更(復帰)させるタイミングと、省電力状態を維持する時間を算出する。
カメラ100の起動タイミングは、インターバル時間T1から前述した撮像前準備に要する時間を減算することで算出する。なお、撮像前準備に要する時間としては、カメラ100の動作状態を省電力状態から起動状態へと変更するために必要な時間(起動時間)も含まれる。
前述したように、カメラ100の起動タイミング(第2のタイミング)を算出することで、スリープ期間T2を算出することができる。その詳細について、図4を参照して説明する。図4は、本発明を実施した撮像装置の第1実施形態であるデジタルカメラ100とストロボ200の動作に係るタイミングチャートであり、図4(a)は本実施形態のカメラ100における、種々の動作に関するタイミングチャートを示している。図4(a)に図示するように、インターバル時間T1は、被写体の撮像開始から次の撮像開始までの時間間隔を示している。また、期間T31は被写体の撮像開始から第2の状態へと変更するまでの期間を示している。さらに、期間T32は、カメラ100の動作状態が再び第1の状態に変更してから、被写体の撮像前準備が完了するまでの期間を示している。すなわち、第2のタイミングから撮影前準備が完了するまでの期間である。以上の条件において、スリープ期間T2は、式(2)を用いて、
T2=T1−(T31+T32) ・・・(2)
として算出される。
次に、ステップS109でCPU(第1の状態変更手段)111は、カメラ100の動作状態を第1の状態(起動状態)から第2の状態(省電力状態)へと変更させる。詳細としては、CPU111の内蔵タイマーによる時間の計測と必要最低限な動作や処理以外の動作および処理を停止する。
次に、ステップS110でCPU111は、第2の状態に変更してからスリープ期間T2が経過したか否かを判定する。具体的には、カメラ100のCPU111に内蔵された内蔵タイマーによって、カメラ100の動作状態が第1の状態から第2の状態へと変更されてから経過した時間を計測し、当該計測した時間がスリープ期間T2を超えたか否かを判定する。ステップS110において、計測した時間がスリープ期間T2を超えていないと判定された場合はステップS110の処理を繰り返し、計測した時間がスリープ期間T2を超えたと判定された場合はステップS111に進む。
次に、ステップS111でCPU111(第1の状態変更手段)は、先に算出した第2のタイミングに基づいて、カメラ100の動作状態を第2の状態(省電力状態)から第1の状態(起動状態)へと変更させるための動作を開始する。すなわち、カメラ100の動作状態を被写体の撮像が可能な状態への復帰を開始する。
次に、ステップS117で信号処理部107は、被写体を撮像する前にカメラ100の各部で必要な撮像前準備を実行し、当該撮像前準備によって算出された各情報はメモリ108に記録される。なお、撮像前準備の詳細は先に説明した通りである。
光学系駆動制御部112は、CPU111を介してメモリ108からAF評価値を読み出し、被写体に対して合焦状態となるように撮影レンズ群101を構成する各レンズ位置を調整する。また、撮像制御部113は、CPU111を介してメモリ108から露出条件(露出量)を読み出し、当該露出条件に応じたカメラ100の各部の動作を実行する。
次に、ステップS118でCPU111は、ストロボ200から充電完了信号を受信したか否かを判定する。この処理は、充電完了信号をストロボ200から受信するまで繰り返し行われる。ステップS118で、ストロボ200から充電完了信号を受信していると判定された場合、ステップS119でCPU111は、内蔵タイマーで計測している時間が、先に設定したインターバル時間T1を超えているか否かを判定する。すなわち、カメラ100の動作状態が第1の状態に変更されてから、インターバル時間T1が経過したか否かを判定する。
ステップS119においてインターバル時間T1が経過していないと判定された場合は、ステップS119の処理を繰り返す。また、インターバル時間T1が経過していると判定された場合はステップS120に進み、CPU111はストロボ200に対して、被写体の撮像を開始する準備が出来た旨の信号(撮像開始信号)を送信する。そして、ステップS121で撮像素子105によって被写体が撮像される。そして、取得された画像データは信号処理部107によって種々の処理とデジタル画像データへの変換が行われた後に、メモリ108と記録媒体110に記録される。この際、メモリ108に現在の撮影回数を記録し、現在までの撮影回数を更新する。また、取得されたデジタル画像データはCPU111によってメモリ108から読み出され、不図示のD/A変換部で表示用のアナログ画像データに変換された後に、表示部109にクイックレビュー表示される。
次に、ステップS122でCPU111は、メモリ108に記録された総撮影回数と現在までの撮影回数とを読み出し、現在までの撮影回数が設定された総撮影回数に達したか否かを判定する。ステップS122において、現在までの撮影回数が総撮影回数に達していないと判定された場合は、ステップS123でCPU111は、ストロボ制御部202に対して、被写体の撮像を続行する旨の信号(撮像続行信号)を送信する。そして、ステップS101に戻り、インターバル撮影処理を続行する。なお、ユーザによるインターバル撮影時間T1や総撮影回数が変更された場合以外は、ステップS101〜S108までの処理は省略する。
ステップS122において、現在までの撮影回数が総撮影回数に達したと判定された場合は内蔵タイマーでの計測を終了し、カメラ100側でのインターバル撮影処理を終了する。
なお、本実施形態では、被写体を撮像する回数に応じてインターバル撮影モードを続行するか否かを判定したが、被写体を撮像する時間の総数である総撮影時間を予め設定しておき、当該総撮影時間と、現在までの経過時間とを比較するような構成であってもよい。
以下、ステップS104の判定において、ストロボ200が、スリープ期間の演算に対応した機種でないと判定された場合の処理について説明する。ステップS112に進む場合、ステップS104の判定において、ストロボ200が、ストロボ200自身によりスリープ期間や起動タイミングの演算に対応した機種でないと判定された場合である。この場合、ストロボ200のメインコンデンサ205を、所定の電圧まで充電させるために係る時間を想定し、ある程度の余裕を持ってカメラ100の動作状態を第2の状態から第1の状態へと変更させる必要がある。すなわち、ストロボ200よりも先に起動状態へ復帰できるような起動タイミング(第3のタイミング)とスリープ期間T3を設定する必要がある。
そこで、ステップS112でCPU111は、ストロボ200において所定の電圧を充電するまでに掛る時間を想定して、カメラ100側の第3の第3のタイミングと、スリープ期間T3を算出する。なお、第3のタイミングは、カメラ100の動作状態を第2の状態から第1の状態へと変更させるための動作を開始する起動タイミングであって、ストロボ200の起動タイミングよりも常に速いタイミングが設定される。
本実施形態では、ストロボ200(のメインコンデンサ205)で充電に要する最大の時間を5秒と仮定し、さらに3秒の余裕を持たせて、被写体を撮像する8秒前に、カメラ100の動作状態を省電力状態から起動状態に復帰させる。すなわち、カメラ100の起動タイミング(第3のタイミング)を、被写体を撮像する8秒前に設定し、スリープ期間T3は、インターバル時間T1から8秒を差し引いた時間に設定する。なお、第3のタイミングおよびスリープ期間T3は、ストロボ200のメインコンデンサ205の充電が完了できるような時間であればどのようなものであっても勿論よい。
次に、ステップS113でCPU111は、カメラ100の動作状態を、第1の状態(起動状態)から第2の状態(省電力状態)へと変更させる。そして、ステップS114でCPU111は、第2の状態に変更してからスリープ期間T3が経過したか否かを判定する。詳細は前述したステップS111の処理と同様である。ステップS114において、計測した時間がスリープ期間T3を超えたと判定された場合はステップS115に進み、先に算出した第3のタイミングに基づいて、カメラ100の動作状態を第2の状態から第1の状態へと変更させる動作を開始させる。
次に、ステップS116でCPU111は、ストロボ200のストロボ制御部202に対して起動命令(起動信号)を送信し、ステップS117へと進む。以降の処理は、前述したとおりである。以上が、インターバル撮影モードにおけるカメラ100の動作である。
以下、ストロボ200におけるインターバル撮影処理について図5を参照して説明する。図5は、本発明を実施した電子機器の第1実施形態であるストロボ200におけるインターバル撮影処理を説明するフローチャートである。なお、当該フローチャートは、カメラ100の撮影モードがインターバル撮影モードに設定されており、既に前述した基本動作によって初回の撮像を完了した後の処理を示している。また、図5のフローチャートは、ストロボ200を発光させた状態で被写体を撮像する場合の処理を示している。
カメラ100がインターバル撮影モードに設定されている状態で初回の撮像が終了すると、ステップS201でストロボ制御部202は、CPU111から被写体を撮像するタイミングに関する情報であるインターバル時間T1を受信したか否かを判定する。
前述したように、ストロボ200が、自身の動作状態の変更に関する演算に対応した機種である場合は、カメラ100側からストロボ200側へとインターバル時間T1が送信される。ステップS201の判定において、カメラ100側からインターバル時間T1を受信したと判定された場合、ステップS203に進み、カメラ100側からインターバル時間T1を受信していないと判定された場合は、ステップS207に進む。
次に、ステップS202でストロボ制御部202は、カメラ100のCPU111からタイマーオフセット情報Toffsetを受信したか否かを判定する。ステップS202の判定において、タイマーオフセット情報Toffsetが受信されたと判定された場合はステップS203に進み、タイマーオフセット情報Toffsetが受信されていないと判定された場合はステップS204に進む。
次に、ステップS203、S204でストロボ制御部(第1の算出手段)202は、ストロボ200の動作状態を、第4の状態から第3の状態へと変更させるための動作を開始させる起動タイミング(第1のタイミング)を算出する。すなわち、ストロボ制御部202は、ストロボ200の動作状態を、ストロボ省電力状態からストロボ起動状態へと変更させるための動作を開始させる起動タイミングを算出する。なお、ストロボ起動タイミング(第1のタイミング)を算出することで、ストロボ200の動作状態をストロボ省電力状態(第4の状態)に維持するスリープ期間T4およびT5を算出することもできる。
ストロボ200のストロボ起動タイミングは、インターバル時間T1からストロボ200の充電に要する時間(充電時間)を減算することで算出する。なお、充電時間としては、ストロボ200の動作状態をストロボ省電力状態からストロボ起動状態へと変更するために必要な時間(起動時間)も含まれる。また、充電時間は、CPU111からタイマーオフセット情報Toffsetやタイマー補正時間T35を加味した時間である。
前述したように、ストロボ200のストロボ起動タイミング(第1のタイミング)を算出することで、ストロボ200のスリープ期間を算出することができる。その詳細について、図4(b)、(c)を参照して説明する。なお、図4(b)は本実施形態のストロボ200における、タイマーオフセット情報Toffsetを考慮しない場合の、種々の動作に関するタイミングチャートである。また、図4(c)は本実施形態のストロボ200における、タイマーオフセット情報Toffsetを考慮した場合の、種々の動作に関するタイミングチャートである。すなわち、図4(b)、(c)はそれぞれ、タイマー補正時間T35を考慮した場合と、タイマーオフセット情報Toffsetを考慮した場合のストロボ200の動作タイミングと動作状態とを例示的に表している。
図4(b)および(c)において、期間T33は、ストロボ200の発光部207の発光など、被写体の撮像時に同期して行われる所定の動作の開始から、ストロボ200の動作状態を第4の状態に変更するまでの期間である。期間T34は、ストロボ200の動作状態を第4の状態から第3の状態へと変更させるための動作を開始する理想的なタイミングから、前述した所定の動作を開始させるまでの期間である。この期間T34は、ストロボ200を適正な発光量で発光させるために必要となる例示的な充電時間を示している。なお、期間T34には、後述するような時間的な余裕を鑑みて設定した充電時間によって発生した、ストロボ200の待機時間が含まれる。
前述したように、カメラ100側とストロボ200側の内蔵タイマーには誤差が生じるため、それぞれの内蔵タイマーの誤差を鑑みて動作期間や起動タイミングなどを決定する必要がある。すなわち、期間T34のように算出した例示的な充電時間に加えて、時間的な余裕を持たせてストロボ200をストロボ起動状態へと変更させる必要がある。
そこで、本実施形態では、メインコンデンサ205に所定の電圧を充電するまでに掛る時間を考慮し、期間T33とT34にタイマーオフセット情報Toffsetまたはタイマー補正時間T35を加えてスリープ期間T4またはT5を算出する。スリープ期間T4およびT5は、式(3)または式(4)を用いて、
T4=T1−(T33+T34+T35) ・・・(3)
T5=T1−(T33+T34+Toffset) ・・・(4)
として算出される。
式(4)および図4(c)に図示するように、タイマーオフセット情報Toffsetを考慮する場合は、カメラ100とストロボ200のタイマー誤差を正確に知ることが出来る。それに対して、式(3)および図4(b)に図示するように、タイマー補正時間T35を考慮する場合は、予め決められた十分な余裕をもってストロボ200の動作状態をストロボ起動状態へと変更させる。すなわち、タイマーオフセット情報Toffsetを考慮する場合の方が、タイマー補正時間T35を考慮する場合よりも、ストロボ200の動作状態を、ストロボ省電力状態に維持する期間を長くすることができる。
この構成であれば、図4(b)および(c)に図示するように、タイマーオフセット情報Toffsetを考慮した場合の方が、タイマー補正時間T35を考慮する場合よりもストロボ200の待機時間を短くすることが出来る。したがって、タイマーオフセット情報Toffsetを算出する場合は、ストロボ200における電力の消費を抑制することができる。
図5に戻り、ステップS205でストロボ制御部(第2の状態変更手段)202は、ストロボ200の動作状態を第3の状態(ストロボ起動状態)から第4の状態(ストロボ省電力状態)へと変更させる。詳細としては、ストロボ200における、内蔵タイマーによる時間の計測と必要最低限な動作や処理以外の動作および処理を停止する。
次に、ステップS206でストロボ制御部202は、第4の状態に変更してからスリープ期間T4またはT5が経過したか否かを判定する。具体的には、ストロボ200に内蔵された内蔵タイマーによって、ストロボ200の動作状態が第3の状態から第4の状態へと変更されてから経過した時間を計測し、当該計測した時間がスリープ期間T4またはT5を超えたか否かを判定する。ステップS207において、計測した時間がスリープ期間T4またはT5を超えていないと判定された場合はステップS207の処理を繰り返し、計測した時間がスリープ期間T4またはT5を超えたと判定された場合はステップS211に進む。
次に、ステップS209でストロボ制御部202は、先に算出した第1のタイミングに基づき、ストロボ200の動作状態を第4の状態から第3の状態へと変更させるための動作を開始する。すなわち、ストロボ200の動作状態を、ストロボ200によって被写体を適切な発光量で照明可能な状態へと復帰させるための動作を開始する。
次に、ステップS210でストロボ制御部202は、ストロボ電源部203、充電回路(充電手段)204に対して、メインコンデンサ205への電荷の充電を開始させる。
次に、ステップS211でストロボ制御部202は、カメラ100のCPU111に対して、メインコンデンサ205に所定電圧の充電が完了した旨の信号(充電完了信号)を送信する。そして、ステップS212でストロボ制御部202は、カメラ100のCPU111から、撮像開始信号を受信したか否かを判定する。
本実施形態では、カメラ100による被写体の撮像に合わせてストロボ200を発光させる必要がある。すなわち、撮像素子105で露光を行う期間に合わせてストロボ200の発光部207を発光させる必要がある。ステップS212の処理は、上述したような理由により、カメラ100で被写体を撮像するタイミング(露光するタイミング)に対して、ストロボ200を発光させるタイミングを厳密に合わせ込むための処理である。
なお、本実施形態では、上述したようなストロボ200側におけるステップS211やS212の処理や、前述したようなカメラ100におけるステップS118やS120のような処理を行うような構成であるが、これに限定されるものではない。たとえば、充電完了信号や撮像開始信号などを、ストロボ200およびカメラ100から送信しないような構成であってもよい。この場合、ストロボ200のストロボ制御部202は、カメラ100側からインターバル時間T1を取得する際に、カメラ100の内蔵タイマーのタイマー精度を取得し、カメラ100により被写体を撮像するタイミングを逆算して、発光部207を発光させる。すなわち、カメラ100の撮影モードがインターバル撮像モードに設定されている際の、被写体を撮像するタイミングに関する情報であるインターバル時間T1に基づいて、ストロボ200を発光させるタイミングを算出する。
図5に戻り、ステップS212でストロボ制御部202は、カメラ100のCPU111から、撮像開始信号を受信したか否かを判定する。ステップS212において、カメラ100側から撮像開始信号を受信したと判定された場合はステップS213に進み、カメラ100側から撮像開始信号を受信していないと判定された場合はステップS212の処理を繰り返す。そして、ステップS213でストロボ制御部202は、カメラ100の撮像タイミングに合わせて、発光部207を発光させる。なお、次の撮像までの時間間隔を正確に設定するために、ステップS213の処理の終了と同時に、ストロボ制御部202の内蔵タイマーによって、経過時間のカウントが開始される。そして、次に発光部207を発光させるタイミングを、カメラ100から送信されたインターバル時間T1から当該カウント分を減算することで算出する。
次に、ステップS214でストロボ制御部202は、CPU111から撮像続行信号を受信したか否かを判定する。当該処理において、撮像続行信号を受信したと判定された場合はステップS201に戻り、インターバル撮影処理を続行する。なお、カメラ100側と同様に、ユーザによりインターバル撮影時間T1や総撮影回数が変更された場合以外は、ステップS201〜S204までの処理は省略する。ステップS214において、撮像続行信号を受信したと判定されない場合は内蔵タイマーでの計測を終了し、インターバル撮影モードを終了する。
なお、本実施形態では、メインコンデンサ205の充電の完了に合わせて充電完了信号を送信するのは、ストロボ200によって被写体を照明するための準備の中で、メインコンデンサ205に所定電圧を充電するのに掛る時間が最も長いからである。例えば、メインコンデンサ205に所定の電圧を充電するよりも長い時間を要するような、ストロボ200における準備動作がある場合は、当該準備動作に合わせて、ストロボ200側からカメラ100側に信号を送信するような構成であってもよい。
以下、ステップS201で、カメラ100側からインターバル時間T1を受信していないとストロボ制御部202によって判定された場合の処理について説明する。
前述したように、ストロボ200がカメラ100側からインターバル時間T1を受信しない場合は、ストロボ200が、ストロボ200自身によるスリープ期間や起動タイミングの演算に対応していない場合である。この場合、カメラ100のCPU111によって、ストロボ200の動作状態を設定する必要がある。
ステップS207でストロボ制御部202は、ストロボ200の動作状態を省電力状態(第4の状態)へと変更するための動作を開始させる。そして、次に、ステップS208でストロボ制御部202は、カメラ100のCPU111からストロボ200の起動命令を受信したか否かを判定する。ステップS208において、カメラ100側からストロボ200の起動命令を受信していないと判定した場合は、ステップS208の処理を繰り返す。そして、カメラ100側からストロボ200の起動命令を受信したと判定した場合はステップS209へと進む。以降の処理は前述したステップS209〜S213の処理と同様なので説明は省略する。以上がストロボ200側のインターバル撮影処理である。
以上説明したように、本実施形態のストロボ200は、インターバル撮影モードが設定されたカメラ100に取り付けられている場合であっても、ストロボ200自身で起動タイミングの演算を独立して行うことができる。この場合、カメラ100は、ストロボ200に対してストロボ200の動作状態の変更を指示する必要がないので、カメラ100の撮影準備に要する時間に応じて、カメラ100の動作状態を省電力状態から起動状態への変更することができる。すなわち、本実施形態のカメラ100およびストロボ200は、自分自身でそれぞれ独立して動作状態を設定することが可能である。
一般的に、測光や測距などのカメラ側に係る撮影前の準備時間は、充電時間などのストロボの発光準備時間に比べて短い。本実施形態のカメラ100およびストロボ200は、自身の動作状態の変更をそれぞれが独立して行うことが出来る。この場合、カメラ100は、ストロボ200の動作状態を考慮せずに、自身の動作状態を第2の状態から第1の状態への変更することができる。すなわち、本実施形態では、ストロボ200の動作状態をストロボ起動状態に変更することに合わせて、カメラ100の動作状態を変更させる必要がない。
したがって、本実施形態のカメラ100は、取り外し可能なストロボ200が取り付けられた状態であっても、設定された時間間隔で被写体を複数回撮像するモードにおける、カメラ100の電力の消費を抑制することができる。
なお、本実施形態では、カメラ100で取得された画像データを用いて、測光演算および調光演算を行って、ストロボ200の発光量を算出するような構成であるが、これに限定されるものではない。例えば、ストロボ200の内部に測光部及び演算部を設け、ストロボ200で独立して、被写体を照明する際の発光量を算出するような構成であってもよい。
さらに、この構成であれば、ストロボ200側で被写体の明るさに応じた発光の有無を判定することもできる。具体的には、ストロボ200に設けられた測光部で測光した被写体の明るさに基づいて、ストロボ制御部202が、ストロボ200を発光させるか否かを判定する。ストロボ200を発光させる必要がない場合は、ストロボ制御部202から発光を行わない旨の信号をカメラ100側に送信しつつ、発光部207を発光させないように制御する。したがって、ストロボ200を発光させる必要がない場合は、カメラ100側でストロボ200に関する処理を行わなくていいので、カメラ100の電力の消費をさらに抑制することができる。
また、前述した本実施形態のストロボ200は、カメラ100に対して取り外し可能なものについて説明したが、これに限定されるものではない。たとえば、互いに無線通信が可能なカメラ100およびストロボ200を用いて、カメラ100とストロボ200が通信を行うような構成であってもよい。さらに、上述したような構成であれば、カメラ100と通信可能な複数のストロボを用いて、本実施形態の特徴的な構成を実現することも可能である。例えば、ストロボ200をカメラ100に取り付けた状態で、カメラ100のCPU111やストロボ200のストロボ制御部202が、ストロボ200以外のストロボを統括的に制御するような構成であってもよい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態では、複数のデジタルカメラを同期させて、予め設定された時間間隔で被写体を複数回撮像する場合について説明する。具体的には、デジタルカメラ(以下、単にカメラと称す)300を2台用いてインターバル撮影を行う場合について説明する。
以下、その詳細について図6〜図9を参照して説明する。図6は、本発明を実施した撮像装置の第2実施形態であるカメラ300の構成を説明するブロック図である。なお、カメラ300の内部構造については、前述した第1実施形態のカメラ100と同様の構造については説明を省略する。
カメラ300の無線通信部318は、無線アンテナ319を介して他のカメラとの間で通信処理を行う通信処理部であって、通信用のデータ形式への変換などの無線通信に必要な処理も行う。本実施形態では、無線通信部318と無線アンテナ319とをまとめて、通信手段とする。
なお、本実施形態では、マスター側のカメラ300をマスターカメラと称し、スレーブ側のカメラ300をスレーブカメラと称する。そして、マスターカメラとスレーブカメラとは、互いの無線通信部318同士が無線通信LANによるリンクを確立することによって通信可能な状態となる。
本実施形態では、マスターカメラとスレーブカメラの接続方式としてアドホック接続方式を採用するが、アクセスポイントを経由したインフラストラクチャ接続方式を採用しても勿論よい。また、無線LAN通信ではなく、Bluetooth(登録商標)等などの無線接続方式を用いるような構成であってもよい。
マスターカメラとスレーブカメラとのリンクを確立する方法としては、それぞれのカメラ300が無線通信可能な状態において、どちらか一方のカメラ300を操作して、他方のカメラ300を通信相手として登録する。本実施形態では、マスターカメラであるカメラ300の表示部309に表示されたGUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)に、登録されたスレーブカメラの情報が表示することができる。ユーザは、操作部316などを操作して、GUI上の所定のメニューを選択することによって、当該登録されたスレーブカメラとの無線通信の開始および終了を設定することができる。なお、マスターカメラとスレーブカメラとのリンクの確立方法としては、どの様なものを用いてもよい。
マスターカメラとスレーブカメラとのリンクが確立された状態(無線通信を行っている状態)になると、マスターカメラとスレーブカメラの動作を同期させることが可能となる。例えば、マスターカメラとスレーブカメラとのリンクが確立された状態において、マスターカメラの操作部316のレリーズボタンをSW1状態にすると、マスターカメラとスレーブカメラの双方で、被写体を撮像するための撮像準備を開始することができる。すなわち、マスターカメラとスレーブカメラを同期させて被写体を撮像することができる。
また、本実施形態のカメラ300は、前述した第1実施形態と同様に、撮影モードとして、設定された時間間隔で被写体を複数回撮像するインターバル撮影モード(第1のモード)を設定することが可能である。例えば、マスターカメラとスレーブカメラとのリンクが確立された状態において、マスターカメラ側の撮影モードをインターバル撮影モードに設定した場合は、スレーブカメラ側の撮影モードもインターバル撮影モードに設定される。すなわち、本実施形態のカメラ300は、マスターカメラとスレーブカメラとの同期が可能な撮影モードとして、インターバル撮影モードを設定することが可能である。なお、本実施形態のカメラ300は、上述した動作以外にも、マスターカメラとスレーブカメラとによる同期が可能なものであれば、どの様な動作を同期しておこなうような構成であってもよい。
また、マスターカメラを操作することによって、マスターカメラとスレーブカメラとのリンクが確立されると、スレーブカメラからマスターカメラに対して、スレーブカメラ側のカメラ300に関する情報(以下、カメラ情報と称す)が送信される。このカメラ情報には、スレーブカメラ側のカメラ300の種類など、マスターカメラ側のカメラ300との同期に必要な所定の情報が含まれている。
マスターカメラの撮影モードがインターバル撮影モードに設定されている場合、マスターカメラはスレーブカメラから送信されたカメラ情報に基づいて、当該スレーブカメラが自身の動作状態を変更することが可能な機種であるか否かを判定することができる。
さらに、マスターカメラはスレーブカメラから送信されたカメラ情報に基づいて、当該スレーブカメラが、自身のスリープ期間およびスリープから復帰する起動タイミング(第1のタイミング)の演算に対応した機種であるか否かを判定することができる。この詳細については、インターバル撮影モードの説明にて後述する。なお、上述したカメラ情報はスレーブカメラ側のカメラ300のメモリ308に予め格納されており、スレーブカメラのCPU311によってマスターカメラ側に当該カメラ情報が送信される。以上が、本実施形態のカメラ300の基本構成である。
以下、マスターカメラとスレーブカメラの双方を同期させて被写体を撮像する際の動作について説明する。なお、被写体を撮像する際のカメラ300の基本動作については、前述した第1実施形態のカメラ100と同様であるので詳しい説明は省略する。
マスターカメラ及びスレーブカメラの双方の電源がオンされた状態になると、スレーブカメラのCPU311から、マスターカメラのCPU311に対して、カメラ情報が送信される。マスターカメラは受信したカメラ情報をメモリ308に記録する。
マスターカメラの操作部316のレリーズボタンがSW1状態にされると、マスターカメラのCPU311からスレーブカメラのCPU311に対して、被写体を撮像するための撮像準備を指示する撮像準備信号が送信される。そして、マスターカメラおよびスレーブカメラの双方で、被写体を撮像するための撮像前準備に関する種々の処理や演算が実行される。
本実施形態の撮像前準備としては、前述した第1実施形態と同様に、信号処理部307によってAF処理、測光演算、AE処理が行われる。なお、AE処理によって設定される露出量は、前述した第1実施形態と同様に、絞り値Avや露光時間Tv、ゲイン量Svなどの露出条件を変化させることによって設定される。また、AF処理とそれ以外の種々の処理とは、どの様な順番で行ってもよいし、それぞれを並行して行うような構成であってもよい。撮像前準備において算出された各パラメータはメモリ308に記録され、必要な際にはCPU311によって適宜読み出しがされる。
マスターカメラの操作部316のレリーズボタンがSW2状態にされると、マスターカメラのCPU311は、先に取得したスレーブカメラのカメラ情報に基づいて、自身とスレーブカメラにおける露光の開始と終了に関する露光タイミングを設定する。そして、設定された露光タイミングはマスターカメラ側のメモリ308に記録されると同時に、スレーブカメラ側に送信される。スレーブカメラのCPU311は、マスターカメラ側から送信された露光タイミングをメモリ308に記録する。
なお、露光タイミングとしては、マスターカメラからスレーブカメラに対する指示のタイムラグの影響と、無線通信部318のビーコンの送信タイミングや同じ周波数帯域を用いた無線通信の影響を考慮して設定する必要がある。本実施形態では、マスターカメラからスレーブカメラへの通信のタイムラグなどを鑑みて、全体の露光タイミングをスレーブカメラ側の露光タイミングに合わせて設定する。すなわち、スレーブカメラ側で露光の開始及び終了が可能なタイミングに合わせて、マスターカメラ側の露光の開始及び終了のタイミングを設定する。
マスターカメラおよびスレーブカメラのCPU311は、設定された露光タイミングをメモリ308からそれぞれ読み出し、マスターカメラとスレーブカメラが同期して被写体の撮像を行い、アナログ画像データを取得する。
取得されたアナログ画像データは、信号処理部307によりデジタル画像データに変換された状態で信号処理部307によって前述した種々の処理が施された後に、メモリ308に記録される。また、CPU311によってメモリ308から読み出されたデジタル画像データは不図示のD/A変換部によって表示用のアナログ画像データへと変換され、必要に応じて、表示部309にレビュー表示される。また、CPU311によってメモリ308に記録されたデジタル画像データが読み出され、当該デジタル画像データが記録媒体310に記録される。以上が、マスターカメラとスレーブカメラの双方を同期させて被写体を撮像する際の基本的な動作である。
〈インターバル撮影モード〉
以下、カメラ300によって、インターバル撮影を行う場合について説明する。なお、以下の説明では、マスターカメラとスレーブカメラとのリンクが確立している状態であって、マスターカメラ側のカメラ300の撮影モードとしてインターバル撮影モードが設定されている場合について例示的に説明する。
撮影モードがインターバル撮影モードに設定されている場合、カメラ300の動作状態は、被写体を撮像可能な第1の状態(起動状態)と、第1の状態よりも電力の消費が少ない第2の状態(省電力状態)とを交互に変更する。なお、前述した第1実施形態と同様に、少なくとも、カメラ300の動作状態が第1の状態である場合よりも第2の状態である場合の方が、カメラ300における電力の消費が少ない状態である。
以下、本実施形態におけるマスターカメラの、インターバル撮影モードにおける処理(以下、インターバル撮影処理と称す)について図7を参照して説明する。図7は、本発明を実施した撮像装置の第2実施形態であるマスターカメラ側のカメラ300におけるインターバル撮影処理を説明するフローチャートである。なお、当該フローチャートは、インターバル撮影モードにおいて、マスターカメラ側とスレーブカメラ側の双方のカメラ300おいて、前述した基本動作によって初回の撮像が完了した後の処理を示している。また、以降の説明において、スレーブカメラの動作状態が第1の状態、第2の状態である場合が、前述した第1実施形態において、ストロボ200の動作状態が第3の状態、第4の状態である場合とそれぞれ対応している。
ステップS301〜S302の処理は、前述した第1実施形態のステップS101〜S102と同様なので、説明は省略する。ステップS303でCPU311は、スレーブカメラであるカメラ300から送信され、メモリ308に記録されているカメラ情報を読み出す。
次に、ステップS304でCPU311は、マスターカメラとのリンクが確立されているスレーブカメラが、自身の動作状態の変更に関する演算(自己演算)に対応した機種であるか否かを判定する。すなわち、スレーブカメラが、自身の動作状態を第2の状態から第1の状態へと復帰する起動タイミングの演算に対応した機種であるか否かを判定する。なお、上述したように、スレーブカメラの起動タイミング(第1のタイミング)を算出することで、スレーブカメラの動作状態を第2の状態に維持する期間(スリープ期間)を同時に算出することができる。以下の説明では、マスターカメラの起動タイミングを第2のタイミングとし、スレーブカメラの起動タイミングを第1のタイミングとする。また、マスターカメラのスリープ期間をスリープ期間T2とし、スレーブカメラのスリープ期間をスリープ期間T4とする。
ステップS304において、スレーブカメラが、自己演算に対応した機種であると判定された場合はステップS305に進み、自己演算に対応していない機種であると判定された場合はステップS310に進む。ステップS310〜S314の処理は、前述した第1実施形態のステップS112〜S116と略同一であるので説明は省略する。
ステップS305でCPU311は、メモリ308からインターバル時間T1を読み出し、当該インターバル時間T1をスレーブカメラのCPU311に送信する。本実施形態では、前述した第1実施形態とは異なり、マスターカメラとスレーブカメラとは同じカメラ300を用いるため、マスターカメラとスレーブカメラの内蔵タイマーのタイマー精度に大きな差異は生じない。したがって、本実施形態では、前述した第1実施形態のようにタイマーオフセット情報の算出は考慮せずに、固定値であるタイマー補正時間T35に基づいて、スレーブカメラのスリープを解除する。この点については、スレーブカメラにおけるインターバル撮影モードの説明にて後述する。
以降のステップS306〜S309、S315の処理は、前述した第1実施形態のステップS108〜S111、S117の処理と略同様であるので説明は省略する。
ステップS316でCPU311は、スレーブカメラから撮像準備完了信号を受信したか否かを判定する。この処理は、撮像準備完了信号をスレーブカメラから受信するまで繰り返し行われる。ステップS317の処理は、前述した第1実施形態のステップS119の処理と同様であるので説明は省略する。
ステップS318でCPU311は、スレーブカメラに対して被写体の撮像を開始する準備が出来た旨の信号(撮像開始信号)を送信する。本実施形態では、マスターカメラの内蔵タイマーで計測しているインターバル時間T1に合わせて、マスターカメラとスレーブカメラとを同期させて被写体を撮像する。そこで、マスターカメラ側で計測している時間がインターバル時間T1を超えたら、CPU311は、スレーブカメラに対して被写体の撮像を指示する撮像開始信号を送信する。
なお、この撮像開始信号には、先に取得したスレーブカメラのカメラ情報に基づいて、マスターカメラとスレーブカメラの露光タイミングに関する情報が含まれている。この構成によって、マスターカメラからスレーブカメラに対して撮像開始信号を送信するだけで、マスターカメラとスレーブカメラによる被写体の撮像を同期して行うことができる。
ステップS319〜S321の処理は、前述した第1実施形態のステップS121〜S123と略同様であるので説明は省略する。以上が、マスターカメラのインターバル撮影処理である。
以下、本実施形態におけるスレーブカメラの、インターバル撮影処理について図8を参照して説明する。図8は、本発明を実施した電子機器の第2実施形態であるスレーブカメラ側のカメラ300におけるインターバル撮影処理を説明するフローチャートである。なお、当該フローチャートは、インターバル撮影モードにおいて、マスターカメラ側とスレーブカメラ側の双方のカメラ300において、前述したような基本動作によって初回の撮像が完了した後の処理を示している。
インターバル撮影モードに設定されている状態で初回の撮像が終了すると、ステップS401でCPU311は、マスターカメラからインターバル時間T1を受信したか否かを判定する。前述したように、スレーブカメラが、自身の動作状態の変更に関する演算に対応した機種である場合は、マスターカメラからスレーブカメラにインターバル時間T1が送信される。したがって、ステップS401の判定を行うことで、スレーブカメラが、自身の起動タイミングの演算(自己演算)に対応した機種であるか否かを判定することができる。
ステップS401の判定において、インターバル時間T1を受信したと判定された場合、ステップS402に進み、インターバル時間T1を受信していないと判定された場合は、ステップS406に進む。なお、ステップS406〜S407の処理は、前述した第1実施形態のステップS207〜S208と略同一であるので説明は省略する。
ステップS402でCPU311は、予め格納されているタイマー補正時間T35をメモリ308から読み出す。なお、本実施形態では、スレーブカメラ側に格納されたタイマー補正時間T35を読み出すような構成であるが、これに限定されるものではない。例えば、マスターカメラ側に格納されたタイマー補正時間T35を、インターバル時間T1と同時に、マスターカメラからスレーブカメラに送信するような構成であってもよい。
次に、ステップS403でCPU(第1の算出手段)311は、スレーブカメラの動作状態を省電力状態(第2の状態)から起動状態(第1の状態)へと変更するための起動タイミング(第1のタイミング)を算出する。なお、スレーブカメラ起動タイミングの算出方法は、前述した第1実施形態のストロボ起動タイミングの算出方法と略同様であるので説明は省略する。
また、CPU311は、起動タイミングを算出することによって、スレーブカメラの動作状態を第2の状態に維持するスリープ期間T4を算出することもできる。この詳細について、図9を参照して説明する。図9は、本発明を実施した撮像装置の第2実施形態であるカメラ300の動作に係るタイミングチャートであり、図9(a)は、本実施形態のマスターカメラの動作に関するタイミングチャートを示している。また、図9(b)は、本実施形態のスレーブカメラの動作に関するタイミングチャートを示している。なお、マスターカメラの動作タイミングについては、前述した第1実施形態のカメラ100と略同様のタイミングで動作を行うため、同一の期間については同様の符号を付し、説明は省略する。
図9(b)において、期間T33は、スレーブカメラにおいて、被写体の撮像開始から第2の状態へと変更するまでの期間を示している。また、期間T34は、スレーブカメラの動作状態を起動させるために理想的なタイミングから、撮像前準備が完了するまでの期間を示している。期間T35は、前述したタイマー補正時間T35によって補正された期間を示している。
本実施形態では、マスターカメラとスレーブカメラの内蔵タイマーの誤差を考慮し、時間的な余裕をもってスレーブカメラの起動タイミング(第1のタイミング)を設定する。具体的には、前述したタイマー補正時間T35の分だけ、スレーブカメラの起動タイミングを、マスターカメラの起動タイミングよりも早くなるように設定する。すなわち、マスターカメラのスリープ期間T2の方が、スレーブカメラのスリープ期間T2よりも長くなる。
図8に戻り、ステップS404〜S408の処理は、前述した第1実施形態のステップS205〜S209と略同様なので説明は省略する。ステップS409でCPU311は、被写体を撮像するための撮像前準備を行う。なお、スレーブカメラでの撮像前準備は、前述したマスターカメラの撮像前準備と同様であるので説明は省略する。
次に、ステップS410でCPU311は、マスターカメラのCPU311に対して、撮像前準備が完了した旨の信号(撮像準備完了信号)を送信する。そして、ステップS411でCPU311は、マスターカメラ側から撮像開始信号が送信されたか否かを判定する。すなわち、スレーブカメラのCPU311は、マスターカメラで計測したインターバル時間T1が経過したか否かを判定する。ステップS411で撮像開始信号が受信された場合はステップS412に進み、撮像開始信号が受信されていない場合は、ステップS411の処理を繰り返す。
次に、ステップS412でCPU311は、撮像素子105によって被写体を撮像し、当該撮像によって取得された画像データはメモリ308と記録媒体310に記録する。ステップS413の処理は前述した第1実施形態のステップS214と略同様であるので説明は省略する。
なお、本実施形態では、マスターカメラからスレーブカメラに対する撮像開始信号が送信された後に、マスターカメラおよびスレーブカメラによって被写体を撮像するような構成であるが、これに限定されるものではない。例えば、マスターカメラからスレーブカメラに対する撮像開始信号の送信を行わず、スレーブカメラが、先に受信したインターバル時間T1と自身が格納しているタイマー補正時間T35に基づいて、撮像のタイミングを設定するような構成であってもよい。以上が、スレーブカメラのインターバル撮影処理である。
以上説明したように、本実施形態において、スレーブカメラが自身の動作状態の変更に関する演算(自己演算)に対応した機種である場合は、マスターカメラ側からスレーブカメラ側に対して、スレーブカメラの動作状態の変更を指示する必要はない。この構成であれば、マスターカメラは、スレーブカメラの動作状態を変更させることを考慮せずに、自身の起動タイミングを算出できる。すなわち、マスターカメラとスレーブカメラのそれぞれが独立して、自身の動作状態を省電力状態から起動状態へと変更させることができるので、スレーブカメラの動作状態を変更するために、マスターカメラが無駄な電力を消費することがない。したがって、複数のデジタルカメラを同期させた場合であっても、設定された時間間隔で被写体を複数回撮像するモードにおけるカメラ300の電力の消費を抑制することができる。
なお、本実施形態では、マスターカメラとスレーブカメラとを同期させて被写体を撮像するような構成であるが、これに限定されるものではない。例えば、マスターカメラとスレーブカメラによる被写体の撮像が、それぞれ異なるタイミングで行われるような構成であってもよい。
また、本実施形態では、マスターカメラに対して、1台のスレーブカメラを接続するような構成であるが、2台以上のスレーブカメラをマスターカメラに接続するような構成であってもよい。
さらに、本実施形態では、マスターカメラとスレーブカメラとが略同一のデジタルカメラであるような構成であるが、マスターカメラとスレーブカメラとがそれぞれ異なる内部構成を有するようなものであってもよい。少なくとも、スレーブカメラが、CPU311と無線通信部318と無線アンテナ319と略同等の構成を有していればよい。
また、本実施形態では、無線通信によって、マスターカメラとスレーブカメラを接続するような構成であるが、これに限定されるものではない。例えば、カメラ300に、有線通信回路を設け、外部ケーブルなどを用いて、マスターカメラとスレーブカメラとを接続するような構成であってもよい。
また、本実施形態では、前述した第1実施形態のように、タイマーオフセット情報Toffsetを求めるような構成ではないが、これに限定されるものではない。例えば、マスターカメラとスレーブカメラの内蔵タイマーのタイマー精度に基づいて算出したタイマーオフセット情報Toffsetに基づいて、スレーブカメラの起動タイミングを設定するような構成であっても勿論よい。また、本実施形態では、スレーブカメラに予め記録されたタイマー補正時間T35を用いるような構成であったが、これに限定されるものではない。マスターカメラ側に格納されたタイマー補正時間T35と同等の補正値をスレーブカメラに送信し、当該補正値を用いてスレーブカメラの起動タイミングなどを設定するような構成であってもよい。
また、本実施形態では、カメラ300の内部に無線通信部318と無線アンテナ319を設けるような構成であるが、カメラ300に外付け可能な無線通信用のトランスミッターをカメラ300に取り付けるような構成であってもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。たとえば、前述した実施形態では、デジタルカメラやストロボの内部に設けられた、処理部や制御部によって、デジタルカメラやストロボの動作が制御されるような構成であるが、これに限定されるものではない。前述した図3、図5、図7、図8のフローに従ったプログラムを予めメモリに格納しておき、当該プログラムを所定の制御部やCPUが実行することで、デジタルカメラやストロボの動作を制御するような構成であってもよい。
また、前述した第1実施形態では、カメラ100のCPU111とストロボ200のストロボ制御部とが、独立して各動作を実行するようなシステムであったが、これに限定されるものではない。例えば、カメラ100とストロボ200の各動作を統括的に実行するカメラシステムを採用しても勿論よい。この場合、カメラ100とストロボ200の各部が連携して、図3および図5のフローチャートを合わせたような処理を実行するカメラシステムが望ましい。なお、前述した第2実施形態のマスターカメラおよびスレーブカメラについても同様に、図7および図8のフローを合わせたような処理を実行するカメラシステムを採用するような構成であっても勿論よい。
また、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。また、プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記録媒体でもあってもよい。
なお、前述した実施形態では、デジタルカメラと通信可能な電子機器の一例として、アクセサリ機器であるストロボ200や、スレーブカメラ(カメラ300)を採用する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、GPS(Global Positioning System)ユニットなどの測位装置や、電子ビューファインダ、外付けマイク、ノートPC、スマートフォンなど、本発明はその要旨の範囲内で種々の電子機器に適用することが可能である。
また、前述した実施形態では、本発明を実施する撮像装置の一例としてデジタルカメラを採用した場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、デジタルビデオカメラやスマートフォンなどの可搬型デバイスなど、本発明はその要旨の範囲内で種々の撮像装置に適用することが可能である。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワークまたは各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100(300) デジタルカメラ
105(305) 撮像素子
111(311) カメラ制御部(CPU)
200 ストロボ(アクセサリ機器)
202 ストロボ制御部
318 無線通信部
319 無線アンテナ
401 第1の端子群
402 第2の端子群

Claims (19)

  1. 被写体の間欠的な撮像が可能な撮像装置と通信可能な通信手段を備えた電子機器であって、
    前記電子機器の動作状態を、前記撮像装置による前記間欠的な撮像に合わせた第1の動作が可能な第1の状態と、前記第1の動作を行わず、前記第1の状態よりも電力の消費が少ない第2の状態とに変更させることが可能な状態変更手段と、
    前記状態変更手段によって、前記電子機器の動作状態を前記第2の状態から前記第1の状態へと変更させる動作を開始する第1のタイミングを算出する算出手段と、を有し、
    前記算出手段は、前記通信手段を介して前記撮像装置から受信した、前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報と、前記電子機器および前記撮像装置のそれぞれに内蔵されたタイマーに生じる誤差を補正する補正情報と、に基づいて前記第1のタイミングを算出し、
    前記状態変更手段は、前記算出手段が前記第1のタイミングを算出した後に、前記第1の状態から前記第2の状態へと前記電子機器の動作状態を変更させる動作を開始し、前記第1のタイミングで前記第2の状態から前記第1の状態へと前記電子機器の動作状態を変更させる動作を開始し、
    前記第1のタイミングは、前記撮像装置から受信した前記補正情報が、前記電子機器および前記撮像装置のそれぞれに内蔵されたタイマーの計測精度に基づいて前記撮像装置で算出されたオフセット情報である場合と、前記撮像装置に予め格納された固定の補正値である場合とで異なることを特徴とする電子機器。
  2. 前記算出手段は、前記通信手段を介して前記撮像装置から前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報を受信しない場合は、前記第1のタイミングを算出せず、
    前記状態変更手段は、前記通信手段を介して前記撮像装置から前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報を受信しない場合に、前記撮像装置から前記通信手段を介して、前記第2の状態から前記第1の状態へと前記電子機器の動作状態を変更させる動作の開始を指示する所定の信号を受信したことに応じて、前記電子機器の動作状態を前記第2の状態から前記第1の状態へと変更させる動作を開始することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記状態変更手段は、前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行う場合に、前記第1のタイミングが算出された後に前記第1の状態から前記第2の状態へと前記電子機器の動作状態を変更させる動作を開始し、当該第1のタイミングに基づいて前記第2の状態から前記第1の状態へと前記電子機器の動作状態を変更させる動作を開始することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記オフセット情報は、前記通信手段を介して前記電子機器が送信した前記電子機器に内蔵されたタイマーの第1の計測精度と前記撮像装置に内蔵されたタイマーの第2の計測精度とを前記撮像装置において比較することで算出された情報であって、
    前記算出手段は、前記通信手段を介して前記撮像装置から受信した前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報と前記オフセット情報とに基づいて、前記第1のタイミングを算出することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の電子機器。
  5. 前記算出手段は、前記撮像装置が前記オフセット情報を算出できない場合に、前記通信手段を介して前記撮像装置から受信した前記固定の補正値と前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報とに基づいて、前記第1のタイミングを算出することを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記算出手段は、前記通信手段を介して前記撮像装置から前記オフセット情報を受信する場合よりも前記固定の補正値を受信する場合の方が、前記第1の状態から前記第2の状態へと前記電子機器の動作状態が変更されてから、前記第2の状態から前記第1の状態へと前記電子機器の動作状態が変更されるまでの時間が短くなるように、前記第1のタイミングを算出することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の電子機器。
  7. 前記電子機器は、被写体の照明が可能な発光装置であって、
    前記撮像装置による被写体の撮像に同期させて発光させることができる発光部と、前記発光部を発光させるための電荷を充電できるメインコンデンサと、前記メインコンデンサに電荷を充電させる充電手段と、を有し、
    前記算出手段は、前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報と、前記補正情報と、前記メインコンデンサに所定の電圧に対応した電荷を充電するまでに要する充電時間に関する情報と、に基づいて、前記第1のタイミングを算出することを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の電子機器。
  8. 前記電子機器は、前記撮像装置による被写体の撮像に同期させて被写体を撮像することが可能な第2の撮像装置であることを特徴する請求項1乃至6の何れか一項に記載の電子機器。
  9. 前記撮像装置は、前記電子機器を着脱可能であって、前記電子機器とは異なる電源から供給される電力に基づいて動作可能であることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の電子機器。
  10. 撮像手段を備え、当該撮像手段を用いた被写体の間欠的な撮像を行う第1のモードを設定できる撮像装置であって、
    起動状態と省電力状態とに動作状態を変更できる電子機器と通信可能な通信手段と、被写体の撮像が可能な第1の状態と、被写体の撮像を行わず、前記第1の状態よりも電力の消費が少ない第2の状態とに、前記撮像装置の動作状態を変更させることが可能な状態変更手段と、を有し、
    前記第1のモードにおいて、前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報が、前記通信手段を介して前記電子機器へと送信され、
    前記状態変更手段は、前記通信手段を介して、前記電子機器へと前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報を送信する場合に、前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報が送信された後に、前記撮像装置の動作状態を前記第1の状態から前記第2の状態へと変更させる動作を開始し、前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報に基づいて、前記撮像装置の動作状態を前記第2の状態から前記第1の状態へと変更させる動作を開始し、
    前記電子機器へと前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報を送信する場合の方が、前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報を送信しない場合よりも、前記第2の状態から前記第1の状態へと動作状態が変更されてから被写体を撮像するまでの時間が短くなることを特徴とする撮像装置。
  11. 前記状態変更手段によって、前記撮像装置の動作状態を前記第2の状態から前記第1の状態へと変更させる第1のタイミングを算出する算出手段を有し、
    前記算出手段は、前記第1のモードにおいて、前記通信手段を介して前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報が前記電子機器に送信された後に、前記第1のタイミングを算出し、
    前記状態変更手段は、前記第1のタイミングに基づいて、前記第2の状態から前記第1の状態へと前記撮像装置の動作状態を変更させる動作を開始することを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記第1のモードにおいて、間欠的に被写体を撮像する際の時間間隔が所定の時間以上であるか否かを判定する判定手段を有し、
    前記状態変更手段は、前記第1のモードにおいて、前記判定手段によって間欠的に被写体を撮像する際の時間間隔が所定の時間以上であると判定された場合に、前記第1の状態から前記第2の状態へと前記撮像装置の動作状態を変更させる動作を開始し、前記判定手段によって間欠的に被写体を撮像する際の時間間隔が所定の時間以上ではないと判定された場合に、前記第1の状態から前記第2の状態へと前記撮像装置の動作状態を変更しないことを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 前記撮像装置は、前記通信手段を介して、前記電子機器の動作状態を前記省電力状態から前記起動状態へと変更させる動作の開始を指示する信号を前記電子機器に送信可能であって、
    前記状態変更手段は、前記第1のモードにおいて、前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報を前記電子機器に送信しない場合に、前記信号を前記電子機器に送信する前に、前記撮像装置の動作状態を前記第2の状態から前記第1の状態へと変更させる動作を開始することを特徴とする請求項10乃至12の何れか一項に記載の撮像装置。
  14. 前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報は、前記電子機器が自身の動作状態を変更するタイミングを演算できる機器である場合に、前記通信手段を介して前記電子機器へと送信され、前記電子機器が自身の動作状態を変更するタイミングを演算できる機器ではない場合に、前記通信手段を介して前記電子機器へと送信されないことを特徴とする請求項10乃至13の何れか一項に記載の撮像装置。
  15. 撮像手段を備えた撮像装置と、通信手段を介して前記撮像装置と通信可能な電子機器とを有するカメラシステムであって、前記撮像装置は、
    前記撮像装置の動作状態を、前記撮像手段により被写体の撮像が可能な第1の状態と前記第1の状態よりも電力の消費が少ない第2の状態とに変更させることが可能な第1の状態変更手段と、を有し、
    前記電子機器は、
    前記電子機器の動作状態を、前記撮像装置による被写体の撮像に対応した第3の状態と、前記第3の状態よりも電力の消費が少ない第4の状態とに変更させることが可能な第2の状態変更手段と、
    前記第2の状態変更手段によって前記電子機器の動作状態を前記第4の状態から前記第3の状態へと変更させる動作を開始する第1のタイミングを算出する算出手段と、を有し、
    前記撮像装置は、前記通信手段を介して前記電子機器へと、前記撮像手段を用いて被写体を撮像するタイミングに関する情報を送信し、
    前記第1の状態変更手段は、前記被写体を撮像するタイミングに関する情報を前記通信手段を介して前記電子機器に送信した後に、前記撮像装置の動作状態を前記第1の状態から前記第2の状態へと変更させる動作を開始し、前記被写体を撮像するタイミングに関する情報に基づいて、前記撮像装置の動作状態を前記第2の状態から前記第1の状態へと変更させる動作を開始し、
    前記算出手段は、前記被写体を撮像するタイミングに関する情報に基づいて、前記第1のタイミングを算出し、
    前記第2の状態変更手段は、前記算出手段が前記第1のタイミングを算出した後に、前記電子機器の動作状態を前記第3の状態から前記第4の状態へと変更させる動作を開始し、前記第1のタイミングで、前記電子機器の動作状態を前記第4の状態から前記第3の状態へと変更させる動作を開始することを特徴とするカメラシステム。
  16. 被写体の間欠的な撮像が可能な撮像装置と通信可能な通信手段を備えた電子機器の制御方法であって、
    前記電子機器の動作状態を、前記撮像装置による前記間欠的な撮像に合わせた第1の動作が可能な第1の状態と、前記第1の動作を行わず、前記第1の状態よりも電力の消費が少ない第2の状態とに変更させることが可能な状態変更工程と、
    前記状態変更工程によって、前記電子機器の動作状態を前記第2の状態から前記第1の状態へと変更させる動作を開始する第1のタイミングを算出する算出工程と、を有し
    前記算出工程は、前記通信手段を介して前記撮像装置から受信した、前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報と、前記電子機器および前記撮像装置のそれぞれに内蔵されたタイマーに生じる誤差を補正する補正情報と、に基づき、前記第1のタイミングを算出し、
    前記状態変更工程は、前記算出行程で前記第1のタイミングが算出された後に、前記第1の状態から前記第2の状態へと前記電子機器の動作状態を変更させる動作を開始し、前記第1のタイミングで前記第2の状態から前記第1の状態へと前記電子機器の動作状態を変更させる動作を開始し、
    前記第1のタイミングは、前記撮像装置から受信した前記補正情報が、前記電子機器および前記撮像装置のそれぞれに内蔵されたタイマーの計測精度に基づいて前記撮像装置で算出されたオフセット情報である場合と、前記撮像装置に予め格納された固定の補正値である場合とで異なることを特徴とする電子機器の制御方法。
  17. 撮像手段と、起動状態と省電力状態とに動作状態を変更できる電子機器と通信可能な通信手段とを備え、当該撮像手段を用いた被写体の間欠的な撮像を行う第1のモードを設定できる撮像装置の制御方法であって、被写体の撮像が可能な第1の状態と、被写体の撮像を行わず、前記第1の状態よりも電力の消費が少ない第2の状態とに、前記撮像装置の動作状態を変更させることが可能な状態変更工程を有し、
    前記状態変更工程は、前記通信手段を介して、前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報が前記電子機器に送信された後に、前記撮像装置の動作状態を前記第1の状態から前記第2の状態へと変更させる動作を開始し、前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報に基づいて、前記撮像装置の動作状態を前記第2の状態から前記第1の状態へと変更させる動作を開始し、
    前記電子機器へと前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報を送信する場合の方が、前記撮像装置が前記間欠的な撮像を行うタイミングに関する情報を送信しない場合よりも、前記第2の状態から前記第1の状態へと動作状態が変更されてから被写体を撮像するまでの時間が短くなることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  18. 請求項16に記載の電子機器の制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータで読み取り可能なプログラム。
  19. 請求項17に記載の撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータで読み取り可能なプログラム。
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