JPS63172137A - ストロボ装置用電源オンオフ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の利用分野） 本発明は、タイマ手段を用いてストロボ装置側の電源の
オンオフ制御を行うストロボ装置用電源オンオフ制御装
置に関するものである。

（発明の背景） ストロボ装置は使用されなくとも電源がオンされたまま
の状態で放置されていると、電源エネルギーを比較的大
きく消費するものであることから、従来のストロボ装置
には、省電のために電源オンの状態が所定時間続くと自
動的に電源をオフにするタイマが配置されているものが
多い、しかしながら、今日無人インターバル撮影を可能
としたカメラが出現しているが、この様なカメラに前記
ストロボ装置を使用した場合、タイマの働きにより電源
がオフされているために次のインターバル撮影時に閃光
発光をさせることができない（充電が完了しない為）為
、閃光撮影を失敗してしまうことがあった。一方、これ
を防ぐために電源をオンにしたままにすると、先の説明
からもわかるように無駄なエネルギーを消耗してしまう
ことになる。

（発明の目的） 本発明の目的は、上述した問題を解決し、インターバル
閃光撮影での無駄なエネルギーの消耗ななくすことを防
止することのできるストロボ装置用電源オンオフ制御装
置を提供することである。

（発明の特徴） 上記目的を達成するために、本発明は、ストロボ充電に
要する予想時間を保持する充電子想時間出力手段と、カ
メラ側より入力される信号からインターバル撮影モード
であるか否かを判別する判別手段と、インターバル撮影
モードを判別した場合には、同じくカメラ側より入力さ
れる次の撮影までの残り時間と前記充電予想時間とを比
較する比較手段と、残り時間が前記充電予想時間より長
い時はストロボ装置側へ電源オフを指示する信号を出力
し、短い時には電源オンを指示する信号を出力する電源
オンオフ指令手段とを備え、以て、インターバル撮影で
次の撮影までの期間中、ストロボ充電に要する時間が残
り時間となる時点までストロボ装置の電源をオフにさせ
るようにしたことを特徴とする。

（発明の実施例） 第１図は本発明の一実施例装置とそれに接続されるカメ
ラ及びストロボ装はの概略を示す図である。

カメラ内に配置される制御回路１はインターバル撮影等
をコントロールするもので、内部に時計回路を有してお
り、インターバル撮影モード時であるか通常撮影モード
時であるかを示す撮影状態信号ａ、設定されている次の
インターバル撮影までの時間間隔である７ビツトのパラ
レル信号である時間信号す及びカメラがレリーズされた
ことを示すレリーズ信号Ｃを、電源オンオフ制御装置２
へ出力する。該電源オンオフ制御装置２には、他にスト
ロボ装置３よりストロボ充電完了を示す充電状態信号ｄ
も入力している。また、電源オンオフ制御装置２には前
記ストロボ装置３の電源のオン状態（オンされてからの
時間経過）を予め設定されている初期値（実施例ではｒ
３００Ｊ秒）より減算する形で計測するタイマＡ、スト
ロボ充電が開始されてから充電完了するまで間（実施例
では充電時間の最大を「６０」秒と想定している）を加
算する形で計測するタイマＢが配置されており、さらに
第２図及び第３図に示すプログラムが書き込まれていて
、必要に応じて前記ストロボ装置３へ電源のオンオフを
制御する電源オンオフ制御信号ｅを出力する。

次に第２図、第３図を用いて動作の説明を第４のタイム
チャートに従って行う。

なお、この実施例装置は、先に説明したようにストロボ
装置３の電源のオン状態がｒ３００Ｊ秒経過すると自動
的に電源をオフにし、又ストロボ充電時間としては多少
余裕分をみて最大「６０」秒を想定している。さらに、
インターバル撮影は２回行われ、１回目のインターバル
はｒ３００Ｊ秒、２回目のインターバルはｒ２００Ｊ秒
という様にカメラ側に設定されているものとする。

まず、ステップ１にて内蔵されたタイマＡ、Ｂをそれぞ
れｒ３００Ｊ秒、「Ｏ」秒にセットし、ステップ２にて
充電完了時の時間を記憶するレジスタＸの内容を「６０
」秒（初めはどの位充電に要するかがわからない為）に
設定し、その後前記タイマＡ、ＢをスタートさせＡ−’
Ａ＝にステ１．プ３にて撮影状態判別信号ａよりこの時
のモード撮影がインターバル撮影モードか通常撮影モー
ドかの判別を行い、この時点ではまだ通常撮影であるの
で（第４図期間Ｔ１）ステップ９へと進み、ここでレリ
ーズ信号Ｃが入力されているか否かを判別する。ここで
はまだ入力されていないのでステップ１１へと進み、充
電が完了しているか否かの判別を行う、充電はまだ完了
していないのでステップ１５へ進み、タイマＢの計測動
作を続行させ、次にステップ１３へ進み、タイマＡの内
容が「Ｏ」秒になっているか否かの判別を行う、ここで
はｒＱＪにはなっていないのでステップ１４へ進み、ス
トロボ装置３へ電源オフを指示する信号（電源オンオフ
制御信号ｅ）の出力は行わず、またタイマＡの計測動作
は続行させる。つまり、第４図期間Ｔ１はステップ３→
ステツプ９→ステツプ１１→ステツプ１５→ステツプ１
３→ステツプ１４→ステツプ３を繰り返す。

次に、第４図時刻ｔ１において、ストロボ装置３より充
電完了を示す充電状態信号ｄが入力されると、プログラ
ムはステップ３−ステップ９→ステツプ１１→ステツプ
１２と進み、ここでタイマＢの計測値（この時の値を「
５０」秒とする）をレジスタＸに代入、すなわちレジス
タＸの内容を書き換え（ｒ６０ｊ→「５０」に）、それ
と同時に前記タイマＢの動作を停止させる。以後、期間
Ｔ２の間はステップ３→ステツプ９→ステツプ１１→ス
テツプ１２→ステツプ１３→ステツプ１４→ステツプ３
を繰り返す。

時刻ｔ２において、インターバル撮影モードであること
を示す撮影状態信号ａが入力されると。

プログラムはステップ３→ステツプ４と進み、ここでタ
イマＡを再度ｒ３００Ｊ秒にセットし、次にステップ５
において１回目のインターバル撮影までの時間間隔を示
す時間信号ｂ　（ｒ３００」秒）よりレジスタＸの値（
ｒ５０Ｊ秒）を引き、さらに余裕分をみて「１０」秒な
る値を引いて、最大予想充電時間を引いたインターバル
撮影までの時間間隔を記憶すレジスタＴへ演算結果値（
＝３００−５０−１０）を代入する。これは、最大予想
充電時間とインターバル期間との関係を知るための演算
であり、この結果値はステップ６にて「０」秒と比較さ
れる。つまり、この時の値がｒＯＪより小さい値（負の
値）であった場合には、ストロボ電源をオフにすると次
の撮影までに充電が完了しないことになるわけで、これ
を防ぐためである。この場合はレジスタＴの内容は「２
４０」であるので、ステップ６からステップ７へ進み、
ここで省電のためにストロボ電源をオフにするため、電
源オフを指示する電源オンオフ制御信号ｅをストロボ装
置３へ出力し、該ストロボ装置３の電源を自動的にオフ
にする。以後、期間Ｔ３の間はステップ３→ステツプ４
→ステツプ５→ステツプ６→ステツプ７を繰り返す。

時刻ｔ３において、レジスタＴの値が「Ｏ」になると、
プログラムはステップ６よりステップ８へ進み、ここで
第３図に示すサブ−チンＳ１が実行される。つまりステ
ップ１７ではレリーズがなされたか否かを判別し、この
場合はまだであるのでステップ１９へ進み、ここで充電
が完了したか否を判別する。既に終了しているのでステ
ップ２０を介してステップ２２へと進み、ここでインタ
ーバル撮影にそなえて電源オンさせるためにその旨を示
す電源オンオフ制御信号ｅをストロボ装置３へ出力し、
メインルーチンへ復帰する。以後、期間Ｔ４の間はステ
ップ３→ステツプ４→ステツプ５→ステツプ６→ステツ
プ８→ステツプ１７→ステツプ１９→ステツプ２０→ス
テツプ２２→ステツプ→ステツプ３を繰り返す。

ｍ　刻ｔ　４において、カメラ側においてレリーズがな
され、インターバル撮影が開始される。この時プログラ
ムは、サブルーチンＳ１において、ステップ１７→ステ
ツプ１８と進み、ここでタイマＢはｒＯＪ秒にセットさ
れる０次にステップ１９へ進み、ここで充電完了か否か
が判断されるわけだが、ここでは閃光発光が行われ、充
電エネルギーが消耗してしまっていることから、ステッ
プ２０→ステツプ２３へと進む、以後、期間Ｔ５の間は
ステップ３→ステツプ４→ステツプ５→ステツプ６→ス
テツプ７→ステツプ３を繰り返し、ストロボ電源をオフ
にする。

時刻ｔ５　（２回目のインターバル撮影までの時間間隔
が、すなわちレジスタＴの値が「６０」秒となった時点
）において、レジスタＴの値は再び「０」となり、プロ
グラムはステップ６→ステツプ８へと進み、サブルーチ
ンＳ１が実行（ステップ１７→ステツプ１９→ステツプ
２１→ステツプ２２）され、メインルーチンに復帰し、
ストロボ電源をオンにする。以後、期間Ｔ６の間はステ
ップ３→ステツプ４→ステツプ５→ステツプ６→ステツ
プ８→ステツプ１７→ステツプ１９→ステツプ２１→ス
テツプ２２→ステツプ３を繰り返す。

Ｆｔｊ　刻ｔ　６において、ストロボ装置３より充電完
了を示す充電状態信号ｄが入力されると、プログラムは
ステップ１９→ステフプ２０へと進む、以後、期間Ｔ７
の間はステップ３→ステツプ４→ステツプ５→ステツプ
６→ステツプ８→ステツプ１７→ステツプ１９→ステツ
プ２０→ステツプ２２→ステツプ３を緑り返す。

時刻ｔ７において、レリーズ信号Ｃが入力されると、プ
ログラムはステップ１７呻ステツプ１８→ステツプ１９
と進み、以後、期間ＴＢの間はステップ３→ステツプ４
→ステツプ５→ステツプ６→ステツプ８→ステツプ１７
→ステツプ１９→ステツプ２１−ステップ２２→ステツ
プ３を繰り返し、この時タイマＡの計測動作を開始させ
る。

時刻ｔ８において、通常撮影モードであることを示す撮
影状態信号ａが入力されると、プログラムはステップ３
→ステツプ９へと進み、以後、期間Ｔ９の間はステップ
３→ステツプ９→ステツプ１１峠ステツプ１５→ステツ
プ１３→ステツプ１４→ステツプ３を繰り返す。

時刻ｔ９において、ストロボ装置３より充電完了を示す
充電状態信号ｄが入力されると、プログラムはステップ
１１→ステツプ１２へと進み、以後、期間Ｔ１ｏの間は
ステップ３→ステツプ９→ステツプ１１→ステツプ１２
→ステツプ１３→ステツプ１４→ステツプ３を繰り返す
。

時刻ｔ　１０において、インターバル撮影でなく、通常
の撮影におけるレリーズがカメラ側でなされたことを撮
影状態信号ａ及びレリーズ信号Ｃより判別すると、プロ
グラムはステップ９−ステップ１０へと進み、タイマＡ
を再度ｒ３００Ｊ秒にセットする。この後ステップ１０
→ステツプ１１→ステツプ１５と進み、タイマＢの計測
動作を開始する。以後、期間Ｔｌｌの間はステップ３→
ステツプ９→ステツプ１１→ステツプ１５→ステツプ１
３→ステツプ１４→ステツプ３を繰り返す。

時刻ｔ　１１において、ストロボ装置３より充電完了を
示す充電状態信号ｄが入力されると、プログラムはステ
ップ１１→ステツプ１２と進み、ここでレジスタＸにタ
イマＢの値を代入すると共に、タイマＢの計測動作を停
止させる。以後、期間Ｔ１２の間はステップ３→ステツ
プ９→ステツプ１１→ステツプ１２→ステツプ１３→ス
テツプ１４→ステツプ３を繰り返す。

時刻ｔ　１２において、タイマＡの値が「０」になった
ことを判別すると、プログラムはステップ１３→ステツ
プ１６と進み、所定の時間ストロボ装置３は使用されな
いのにその電源はオンされたままの状態であるとして、
電源オフを指示する電源オンオフ制御信号ｅをストロボ
装置３へ出力し、ストロボ装置３の電源を自動的にオフ
にする。以後、期間Ｔ１３０間はステップ３→ステツプ
９→ステツプ１１→ステツプ１２→ステツプ１３→ステ
ツプ１６→ステツプ３を繰り返す。

本実施例によれば、無人インターバル撮影において、イ
ンターバル撮影と充電時間とを考慮することによりスト
ロボ装置３の電源をオン或いはオフするようにしたから
、無駄なエネルギーの消費をすることのないシステムを
実現することができ、又前記ストロボ装置３の電源オン
或いはオフは自動的に行われるため、使用者に−切わず
られしい操作を行わせることがない。

なお、本実施例にて用いた撮影状態信号ａを、発光許可
信号として用いた場合、例えば昼間より夜間の無人撮影
においてストロボの目動発光も実現できる。

（発明と実施例の対応） 本実施例において、タイマＢが本発明の充電子想時間出
力手段に、又第２図のステップ３の動作を行う部分が判
別手段に、ステップ６の動作を行う部分が比較手段に、
ステップ７及びサブルーチン８の動作を行う部分が電源
オンオフ指令手段に、それぞれ相当する。

（変形例） 本実施例では、電源オンオフ制御装置２を独立した装置
としたが、これをカメラ側或いはストロボ装置３側に配
置しても良い、又電源オンオフ制御装置２内にタイマＡ
を配置したが、これは従来の如くカメラ側に配置された
ままであっても良い。

また、充電予想時間を保持する保持手段としてタイマＢ
を用いたが、これに限定されるものではなく、単にその
値を記憶しているような手段であっても良い。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、ストロボ充電に
要する予想時間を保持する充電子想時間出力手段と、カ
メラ側より入力される信号からインターバル撮影モード
であるか否かを判別する判別手段と、インターバル撮影
モードを判別した場合には、同じくカメラ側より入力さ
れる次の撮影までの残り時間と前記充電予想時間とを比
較する比較手段と、残り時間が前記充電予想時間より長
い時はストロボ装置側へ電源オフを指示する信号を出力
し、短い時には電源オンを指示する信号を出力する電源
オンオフ指令手段とを備え、以て、インターバル撮影で
次の撮影までの期間中、ストロボ充電に要する時間が残
り時間となる時点までストロボ装置の電源をオフにさせ
るようにしたから、インターバル閃光撮影での無駄なエ
ネルギーの消耗をなくすことを防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例装置とそれに接続されるカメ
ラ及びストロボ装置の概略を示す図、第２図及び第３図
は本発明の一実施例装置におけるフローチャート、第４
図は同じくタイムチャートである。 １・・・・・・制御回路、２・・・・・・電源オンオフ
制御装置、３・・・・・・ストロボ装置、ａ・・・・・
・撮影状態信号、ｂ・・・・・・時間信号、Ｃ・・・・
・・レリーズ信号、ｄ・・・・・・充電状態信号、ｅ・
・・・・・電源オンオフ制御信号。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ストロボ充電に要する予想時間を保持する充電子
   想時間出力手段と、カメラ側より入力される信号からイ
   ンターバル撮影モードであるか否かを判別する判別手段
   と、インターバル撮影モードを判別した場合には、同じ
   くカメラ側より入力される次の撮影までの残り時間と前
   記充電予想時間とを比較する比較手段と、残り時間が前
   記充電予想時間より長い時はストロボ装置側へ電源オフ
   を指示する信号を出力し、短い時には電源オンを指示す
   る信号を出力する電源オンオフ指令手段とを備えたスト
   ロボ装置用電源オンオフ制御装置。