JP3282232B2 - カメラの信号出力装置 - Google Patents
カメラの信号出力装置Info
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- JP3282232B2 JP3282232B2 JP24046992A JP24046992A JP3282232B2 JP 3282232 B2 JP3282232 B2 JP 3282232B2 JP 24046992 A JP24046992 A JP 24046992A JP 24046992 A JP24046992 A JP 24046992A JP 3282232 B2 JP3282232 B2 JP 3282232B2
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- signal
- terminal
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子閃光装置を装着して
FP発光の制御が可能なカメラの信号出力装置に関する
ものである。
FP発光の制御が可能なカメラの信号出力装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子閃光装置を用いた写真撮影が
多様化しており、フォーカルプレーンシャッターにおい
て全開時間を確保しなくとも閃光撮影が可能ないわゆる
「FP発光」が提案されている。FP発光は、シャッタ
ーが少しでも開いている期間すべてをカバーするよう
に、一定のピークを持つ短時間発光を高速で繰り返すこ
とにより、あたかも電子閃光装置による照明が定常光で
あるかのような効果を持たせて、高速シャッターにおい
ても露光むらやケラレのない閃光撮影を可能としてい
る。
多様化しており、フォーカルプレーンシャッターにおい
て全開時間を確保しなくとも閃光撮影が可能ないわゆる
「FP発光」が提案されている。FP発光は、シャッタ
ーが少しでも開いている期間すべてをカバーするよう
に、一定のピークを持つ短時間発光を高速で繰り返すこ
とにより、あたかも電子閃光装置による照明が定常光で
あるかのような効果を持たせて、高速シャッターにおい
ても露光むらやケラレのない閃光撮影を可能としてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、FP発光は
発光に大きなエネルギーを必要とする。実際の製品では
電源消費をおさえるため閃光時間は可能な限り短くなる
ように設計する必要がある。そのために電子閃光装置に
対して発光開始の指令を出すタイミングは、レリーズが
行われて電磁石等の係止が解かれてシャッターの先幕の
終端がフィルム露光面に出現する直前、つまり実際に露
光が行われ始める直前であることが好ましい。従って、
製品の設計もそのような最適タイミングを設定するわけ
であるが、出来上がった製品が本当にその設計どおりの
タイミングで発光開始信号を出しているかどうかは、分
解して内部の信号などをモニターする以外に確認するす
べがない、という問題点があった。
発光に大きなエネルギーを必要とする。実際の製品では
電源消費をおさえるため閃光時間は可能な限り短くなる
ように設計する必要がある。そのために電子閃光装置に
対して発光開始の指令を出すタイミングは、レリーズが
行われて電磁石等の係止が解かれてシャッターの先幕の
終端がフィルム露光面に出現する直前、つまり実際に露
光が行われ始める直前であることが好ましい。従って、
製品の設計もそのような最適タイミングを設定するわけ
であるが、出来上がった製品が本当にその設計どおりの
タイミングで発光開始信号を出しているかどうかは、分
解して内部の信号などをモニターする以外に確認するす
べがない、という問題点があった。
【0004】そこで、本発明は上記の問題点を解決する
ことを目的とし、FP発光の制御を行なうカメラにおい
て、完成品状態でFP発光の発光開始信号が正しいタイ
ミングで出力されているかどうかを外部から確認可能と
することを目的とする。
ことを目的とし、FP発光の制御を行なうカメラにおい
て、完成品状態でFP発光の発光開始信号が正しいタイ
ミングで出力されているかどうかを外部から確認可能と
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、図1の本発明の構成図に示すように、FP
発光機能を有する電子閃光装置を装着可能なカメラにお
いて、前記電子閃光装置から充電完了信号を入力するた
めのレディ端子(11)と、先幕の走行を制御する先幕
制御手段(1)と、前記先幕制御手段によって先幕が解
放されてから所定の時間を計時するFPシンクロタイミ
ング計時手段(4)と、前記FPシンクロタイミング計
時手段の計時後に信号を出力するFPシンクロ信号出力
手段(5)と、前記FPシンクロ信号出力手段の出力を
前記電子閃光装置に対して出力するためのシンクロ端子
(6)と、前記先幕制御手段が先幕を解放するタイミン
グで信号を出力する先幕解放タイミング信号出力手段
(10)とを備え、前記先幕解放タイミング信号出力手
段の出力を前記レディ端子から前記電子閃光装置に対し
て出力することを特徴とするカメラの信号出力装置を提
案する。
に本発明は、図1の本発明の構成図に示すように、FP
発光機能を有する電子閃光装置を装着可能なカメラにお
いて、前記電子閃光装置から充電完了信号を入力するた
めのレディ端子(11)と、先幕の走行を制御する先幕
制御手段(1)と、前記先幕制御手段によって先幕が解
放されてから所定の時間を計時するFPシンクロタイミ
ング計時手段(4)と、前記FPシンクロタイミング計
時手段の計時後に信号を出力するFPシンクロ信号出力
手段(5)と、前記FPシンクロ信号出力手段の出力を
前記電子閃光装置に対して出力するためのシンクロ端子
(6)と、前記先幕制御手段が先幕を解放するタイミン
グで信号を出力する先幕解放タイミング信号出力手段
(10)とを備え、前記先幕解放タイミング信号出力手
段の出力を前記レディ端子から前記電子閃光装置に対し
て出力することを特徴とするカメラの信号出力装置を提
案する。
【0006】
【作用】本発明においては、FP発光機能を有する電子
閃光装置を装着してFPシンクロ撮影が可能なカメラに
おいて、発光開始を指示する信号のタイミングを確認す
るための基準タイミングとなる先幕解放タイミング信号
が、完成品レベルで端子から外部に出力されるので、発
光開始信号のタイミング確認が容易となる。また、前記
先幕解放タイミング信号が出力される端子は、従来より
充電完了信号を入力するための端子を兼用したので、そ
のために端子数が増えることもない。
閃光装置を装着してFPシンクロ撮影が可能なカメラに
おいて、発光開始を指示する信号のタイミングを確認す
るための基準タイミングとなる先幕解放タイミング信号
が、完成品レベルで端子から外部に出力されるので、発
光開始信号のタイミング確認が容易となる。また、前記
先幕解放タイミング信号が出力される端子は、従来より
充電完了信号を入力するための端子を兼用したので、そ
のために端子数が増えることもない。
【0007】
【実施例】図2は本発明の実施例の構成を示すブロック
図であり、カメラ100に電子閃光装置200を装着し
た形となっている。カメラ100と電子閃光装置200
はそれぞれ端子B1〜B5とS1〜S5によって電気的
に接続される。カメラ側の端子B1〜B5はいわゆるホ
ットシュー接点であり、図3にホットシュー上の配置の
例を示す。接点B1がシンクロ端子、接点B2が電子閃
光装置に対して発光停止を指示するためのストップ端
子、接点B3が電子閃光装置から充電完了信号を入力す
るためのレディ端子、接点B4が調光モードの伝達など
を行なうモニター端子、そして接点B5はB5aとB5
bの2カ所においてGNDを接続するための端子であ
る。カメラ100では、端子B1〜B4はマイコン10
1の入力または出力ポートに接続される。端子B2には
調光回路102にも並列接続され、TTL調光モードで
の閃光撮影時の発光停止信号は調光回路102から出力
される。マイコン101は先幕マグネット103、後幕
マグネット104を通電制御し、また充電完了表示用の
LED105をも点灯制御する。
図であり、カメラ100に電子閃光装置200を装着し
た形となっている。カメラ100と電子閃光装置200
はそれぞれ端子B1〜B5とS1〜S5によって電気的
に接続される。カメラ側の端子B1〜B5はいわゆるホ
ットシュー接点であり、図3にホットシュー上の配置の
例を示す。接点B1がシンクロ端子、接点B2が電子閃
光装置に対して発光停止を指示するためのストップ端
子、接点B3が電子閃光装置から充電完了信号を入力す
るためのレディ端子、接点B4が調光モードの伝達など
を行なうモニター端子、そして接点B5はB5aとB5
bの2カ所においてGNDを接続するための端子であ
る。カメラ100では、端子B1〜B4はマイコン10
1の入力または出力ポートに接続される。端子B2には
調光回路102にも並列接続され、TTL調光モードで
の閃光撮影時の発光停止信号は調光回路102から出力
される。マイコン101は先幕マグネット103、後幕
マグネット104を通電制御し、また充電完了表示用の
LED105をも点灯制御する。
【0008】なお、図2のブロック図と、図1の構成図
とを対比させると、マイコン101がシャッター秒時計
時手段2、FPシンクロタイミング計時手段4、FPシ
ンクロ信号出力手段5、FP発光停止タイミング計時手
段7、FP発光停止信号出力手段8、先幕開放タイミン
グ信号出力手段10、及び充電完了信号入力手段12に
相当する。また先幕マグネット103が先幕制御手段1
に相当し、後幕マグネット104が後幕制御手段3に相
当する。また接点B1がシンクロ端子6に相当し、接点
B2がストップ端子9に相当し、接点B3がレディ端子
11に相当する。LED105が充電完了表示手段13
に相当する。
とを対比させると、マイコン101がシャッター秒時計
時手段2、FPシンクロタイミング計時手段4、FPシ
ンクロ信号出力手段5、FP発光停止タイミング計時手
段7、FP発光停止信号出力手段8、先幕開放タイミン
グ信号出力手段10、及び充電完了信号入力手段12に
相当する。また先幕マグネット103が先幕制御手段1
に相当し、後幕マグネット104が後幕制御手段3に相
当する。また接点B1がシンクロ端子6に相当し、接点
B2がストップ端子9に相当し、接点B3がレディ端子
11に相当する。LED105が充電完了表示手段13
に相当する。
【0009】電子閃光装置200では、端子S1〜S4
は発光制御回路202に接続される。端子S3は昇圧回
路203にも接続され、昇圧回路203は不図示の電池
電圧を発光制御回路内のメインコンデンサに高電圧を充
電し、その充電電圧が所定値を越えると充電完了信号を
端子S3よりカメラに出力する。発光制御回路は端子S
1の電圧の立下りで発光管201の放電を開始させ、端
子S2の電圧の立下りでその放電を停止させるように制
御する。つまり端子S1の立下りで閃光が開始し、端子
S2の立下りで閃光が停止する。スイッチ204はシン
クロモードの切換スイッチであり、通常のシンクロタイ
ミングでのTTL調光モードか、FP発光モードかを選
択する。発光制御回路202はその切換情報を読み込ん
で、端子S2〜S4を介して行なわれるシリアルデータ
通信によってカメラにその情報を送る。
は発光制御回路202に接続される。端子S3は昇圧回
路203にも接続され、昇圧回路203は不図示の電池
電圧を発光制御回路内のメインコンデンサに高電圧を充
電し、その充電電圧が所定値を越えると充電完了信号を
端子S3よりカメラに出力する。発光制御回路は端子S
1の電圧の立下りで発光管201の放電を開始させ、端
子S2の電圧の立下りでその放電を停止させるように制
御する。つまり端子S1の立下りで閃光が開始し、端子
S2の立下りで閃光が停止する。スイッチ204はシン
クロモードの切換スイッチであり、通常のシンクロタイ
ミングでのTTL調光モードか、FP発光モードかを選
択する。発光制御回路202はその切換情報を読み込ん
で、端子S2〜S4を介して行なわれるシリアルデータ
通信によってカメラにその情報を送る。
【0010】次にカメラ100のマイコン101の動作
を説明する。まず、レリーズを行なわない状態では不図
示の手段での測光やその結果の表示などを行なうことは
もちろんのこと、それ以外に端子S3の入力電圧レベル
をモニターして、それに応じて充電完了表示LED10
5を点灯制御する。レリーズ動作については図4のフロ
ーチャートと図5のタイミング図に従って説明する。な
お、図5のタイミング図は、FP発光制御を行なう場合
の各信号のタイミング関係を示している。まずレリーズ
が開始されると、不図示の手段によってミラーアップを
開始すると同時に、図4の#101で端子B3とB4を
ともにLに立下げて(図5のa点)、電子閃光装置に対
してレリーズシーケンスが開始されたことを伝達する。
また略同時に#102で先幕、後幕の両マグネットに通
電(図5のa点)して、両シャッター幕を保持する。#
103で不図示の手段によりミラーアップ完了を検知す
ると、#104で端子B3をHに立上げると同時に、#
105で先幕マグネットの通電を解除(図5のb点)し
て、シャッターの先幕の走行を許可する。つまり、先幕
の解放とほぼ同じタイミングでレディ端子の電圧を立上
げて、外部に対してそれを知らしめる。そして、#10
6では設定されているシャッター秒時をタイマーTSに
入れて、#107でタイマーTSの計時終了で割込みが
発生するようにセットする。また、#108で、電子閃
光装置において設定されて、前述のデータ通信によって
カメラに送信されているシンクロモードがFP発光かど
うかを判定し、FP発光モードの場合は#109で先幕
マグネットを解放してから先幕が露光面に出現するまで
の最小時間をタイマーTXにセットし、FP発光でない
通常のシンクロタイミングでの撮影の場合は#110で
先幕マグネットを解放してから先幕が全開するまでの最
大時間txをタイマーTXにセットする。そして#11
1でタイマーTXの計時終了で割込みが発生するように
セットする。その後は#112で後幕走行後所定時間経
過した後で#113において端子B1、B2、B3をす
べてHに戻し(図5のf点)、次のレリーズに備える。
を説明する。まず、レリーズを行なわない状態では不図
示の手段での測光やその結果の表示などを行なうことは
もちろんのこと、それ以外に端子S3の入力電圧レベル
をモニターして、それに応じて充電完了表示LED10
5を点灯制御する。レリーズ動作については図4のフロ
ーチャートと図5のタイミング図に従って説明する。な
お、図5のタイミング図は、FP発光制御を行なう場合
の各信号のタイミング関係を示している。まずレリーズ
が開始されると、不図示の手段によってミラーアップを
開始すると同時に、図4の#101で端子B3とB4を
ともにLに立下げて(図5のa点)、電子閃光装置に対
してレリーズシーケンスが開始されたことを伝達する。
また略同時に#102で先幕、後幕の両マグネットに通
電(図5のa点)して、両シャッター幕を保持する。#
103で不図示の手段によりミラーアップ完了を検知す
ると、#104で端子B3をHに立上げると同時に、#
105で先幕マグネットの通電を解除(図5のb点)し
て、シャッターの先幕の走行を許可する。つまり、先幕
の解放とほぼ同じタイミングでレディ端子の電圧を立上
げて、外部に対してそれを知らしめる。そして、#10
6では設定されているシャッター秒時をタイマーTSに
入れて、#107でタイマーTSの計時終了で割込みが
発生するようにセットする。また、#108で、電子閃
光装置において設定されて、前述のデータ通信によって
カメラに送信されているシンクロモードがFP発光かど
うかを判定し、FP発光モードの場合は#109で先幕
マグネットを解放してから先幕が露光面に出現するまで
の最小時間をタイマーTXにセットし、FP発光でない
通常のシンクロタイミングでの撮影の場合は#110で
先幕マグネットを解放してから先幕が全開するまでの最
大時間txをタイマーTXにセットする。そして#11
1でタイマーTXの計時終了で割込みが発生するように
セットする。その後は#112で後幕走行後所定時間経
過した後で#113において端子B1、B2、B3をす
べてHに戻し(図5のf点)、次のレリーズに備える。
【0011】一方、タイマーTXの割込みが入った時、
すなわち先幕マグネットを解放してから設定されている
シンクロモードに応じた設定時間の経過時には、#20
1で端子B1をLに立下げて、電子閃光装置に発光の開
始を指示する。設定シンクロモードがFP発光の場合
は、図5のc点のように先幕走行許可(b点)から時間
TX後に端子B1、すなわちシンクロ端子を立ち下げ
る。このタイミングは図のシャッター走行の摸式図のフ
ィルムが露光される時点(x点)よりも前でなくてはな
らない。すると、c点から図5の発光波形のように小光
量の高速繰り返し発光、すなわちFP発光が開始する。
また、シャッター秒時のタイマーTSの割込みが発生す
ると、#301で後幕マグネットを解放(図5のd点)
し、#302で再び設定されたシンクロモードがFP発
光かどうかを判定する。FP発光でない場合はそのまま
リターするが、FP発光の場合は#303で後幕マグネ
ットを解放してから後幕が完全に閉じ終わるまでの時間
の最大値の時間tSTP をタイマーTPにセットする。そ
して#304でタイマーTPが計時終了すると割込みが
発生するようにセットする。FP発光の場合は、図5の
e点のように時間tSTP後に割込みが発生し、#401
で端子B2をLに立下げる。つまりFP発光制御時に
は、後幕が確実に閉じ終わったタイミングでストップ端
子から電子閃光装置に対して発光停止信号を出力するこ
とにより、電子閃光装置において撮影に寄与しない無駄
な発光が継続されるのを防止している。その後はメイン
ルーチンの#112以降へ動作は引き継がれる。
すなわち先幕マグネットを解放してから設定されている
シンクロモードに応じた設定時間の経過時には、#20
1で端子B1をLに立下げて、電子閃光装置に発光の開
始を指示する。設定シンクロモードがFP発光の場合
は、図5のc点のように先幕走行許可(b点)から時間
TX後に端子B1、すなわちシンクロ端子を立ち下げ
る。このタイミングは図のシャッター走行の摸式図のフ
ィルムが露光される時点(x点)よりも前でなくてはな
らない。すると、c点から図5の発光波形のように小光
量の高速繰り返し発光、すなわちFP発光が開始する。
また、シャッター秒時のタイマーTSの割込みが発生す
ると、#301で後幕マグネットを解放(図5のd点)
し、#302で再び設定されたシンクロモードがFP発
光かどうかを判定する。FP発光でない場合はそのまま
リターするが、FP発光の場合は#303で後幕マグネ
ットを解放してから後幕が完全に閉じ終わるまでの時間
の最大値の時間tSTP をタイマーTPにセットする。そ
して#304でタイマーTPが計時終了すると割込みが
発生するようにセットする。FP発光の場合は、図5の
e点のように時間tSTP後に割込みが発生し、#401
で端子B2をLに立下げる。つまりFP発光制御時に
は、後幕が確実に閉じ終わったタイミングでストップ端
子から電子閃光装置に対して発光停止信号を出力するこ
とにより、電子閃光装置において撮影に寄与しない無駄
な発光が継続されるのを防止している。その後はメイン
ルーチンの#112以降へ動作は引き継がれる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、FP発光
制御を行なうカメラにおいて、レディ端子から先幕解放
のタイミング信号が出力されるので、シンクロ端子から
出力される発光開始信号のタイミングが正しいかどうか
を確認、検査を行なうに際して、完成品の状態でいつで
もそれを行なうことができるという効果が得られる。ま
た先幕解放のタイミング信号が出力されるレディ端子
は、従来より電子閃光装置からの充電完了信号を入力す
る端子であり、1つの端子を兼用するので、新たに端子
を設ける必要もなく、機構設計の変更が必要ないという
効果もある。
制御を行なうカメラにおいて、レディ端子から先幕解放
のタイミング信号が出力されるので、シンクロ端子から
出力される発光開始信号のタイミングが正しいかどうか
を確認、検査を行なうに際して、完成品の状態でいつで
もそれを行なうことができるという効果が得られる。ま
た先幕解放のタイミング信号が出力されるレディ端子
は、従来より電子閃光装置からの充電完了信号を入力す
る端子であり、1つの端子を兼用するので、新たに端子
を設ける必要もなく、機構設計の変更が必要ないという
効果もある。
【図1】本発明の構成図。
【図2】本発明の実施例の構成を示すブロック図。
【図3】本発明の実施例の端子配置を示す外観図。
【図4】本発明の実施例の動作を示すフローチャート。
【図5】本発明の実施例の動作を示すタイミング図。
100 カメラ 101 マイコン 102 調光回路 200 電子閃光装置 201 発光管 202 発光制御回路 203 昇圧回路
Claims (1)
- 【請求項1】FP発光機能を有する電子閃光装置を装着
可能なカメラにおいて、 前記電子閃光装置から充電完了信号を入力するためのレ
ディ端子と、 先幕の走行を制御する先幕制御手段と、 前記先幕制御手段によって先幕が解放されてから所定の
時間を計時するFPシンクロタイミング計時手段と、 前記FPシンクロタイミング計時手段の計時後に信号を
出力するFPシンクロ信号出力手段と、 前記FPシンクロ信号出力手段の出力を前記電子閃光装
置に対して出力するためのシンクロ端子と、 前記先幕制御手段が先幕を解放するタイミングで信号を
出力する先幕解放タイミング信号出力手段とを備え、 前記先幕解放タイミング信号出力手段の出力を前記レデ
ィ端子から前記電子閃光装置に対して出力することを特
徴とするカメラの信号出力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24046992A JP3282232B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | カメラの信号出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24046992A JP3282232B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | カメラの信号出力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0695197A JPH0695197A (ja) | 1994-04-08 |
JP3282232B2 true JP3282232B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=17059980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24046992A Expired - Fee Related JP3282232B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | カメラの信号出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3282232B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP24046992A patent/JP3282232B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0695197A (ja) | 1994-04-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |