JPS6326808Y2 - - Google Patents

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JPS6326808Y2
JPS6326808Y2 JP1985129609U JP12960985U JPS6326808Y2 JP S6326808 Y2 JPS6326808 Y2 JP S6326808Y2 JP 1985129609 U JP1985129609 U JP 1985129609U JP 12960985 U JP12960985 U JP 12960985U JP S6326808 Y2 JPS6326808 Y2 JP S6326808Y2
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JP
Japan
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switch
resistor
film sensitivity
flash
flash photography
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JP1985129609U
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JPS6150945U (ja
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Shutter-Related Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、開口径が時間と共に徐々に開いてゆ
き、全開に達した後は時間のみが長くなるよう
な、いわゆるプログラム式電気シヤツタの制御回
路に関し、さらに詳しく述べるならば、時間制御
回路で絞り口径を制御出来る方式のシヤツタで閃
光撮影時には、時間制御回路に閃光撮影に必要な
情報すなわち被写体距離あるいはガイドナンバー
等の情報を電気的に導入可能にしたシヤツタ制御
回路を提案するものである。
〔従来の技術〕
従来のシヤツタでは、被写体までの距離および
ガイドナンバーから決る絞り口径を手動で設定す
るか、または機械的な連けい機構によつて絞り口
径を決定していたので、そのための多くの複雑な
機械部品を必要とするものが主であつた。
また、特公昭44−12668で提案されているよう
に、電気的に閃光撮影のための情報を導入してい
るものもあるが、実施するに当つては、ガイドナ
ンバーおよび撮影距離を導入するための抵抗を、
この抵抗に並列に接続された光導電素子の抵抗特
性に合わせて変える必要があり、実用上非常に煩
雑な作業を伴なう問題があつた。
〔目的〕
本考案は、上記の点に着目し、閃光撮影時には
フイルム感度および距離情報を共に電気的に導入
可能とし、且つ情報導入用抵抗の設定が容易であ
り、また高精度の制御が可能なシヤツタ制御回路
を提供することを目的とする。
〔目的達成のための手段〕
上記目的を達成するために、シヤツタの露出時
間を決定するための時定用のスイツチング回路の
トリガーレベル設定端子を上記情報導入用の入力
端子とし、さらに特徴とする点は、フイルム感度
情報導入のために複数の抵抗を直列に接続したブ
リーダー回路を形成し、さらにこのブリーダー回
路で分圧し、この電圧を上記トリガーレベルとす
ることで、距離情報をも同時に入力可能としたも
のである。言い換えれば、フイルム感度情報と、
距離情報を2段の抵抗によるブリーダー回路で合
成し、得られた電圧をスイツチング回路のトリガ
ーレベルとすることで上記目的を達成するもので
ある。
〔実施例〕
以下図面に従つて詳しい説明を行なう。第1図
は、本考案の一実施例を示すシヤツタ制御回路。
第2図は、第1図実施例の作動を説明するための
図である。図において、1は電源、2は電源スイ
ツチ、3はスイツチング回路、4はCdsの如き光
導電素子、5は時定用コンデンサで、光導電素子
4と直列に接続されて、時定回路を形成し、その
中点はスイツチング回路3の入力となつている。
6はタイミングスイツチで通常は時定用コンデン
サ5の両端を短絡しており、シヤツタの開きに連
動して開放する。7は警告作動用の比較抵抗、8
は警告モードからシヤツタ制御モードに切換える
ためのスイツチである。9はシヤツタの閉じを制
御する電磁石、10は警告用表示素子、11はフ
イルム感度設定ブロツクで抵抗列とフイルム感度
設定スイツチ12からなる。13は距離設定ブロ
ツクで抵抗列および距離設定スイツチ14からな
る。15は補正抵抗、16は閃光撮影時に光導電
素子4に並列に接続される抵抗、17はAE撮影
と閃光撮影の切換えスイツチで、距離設定ブロツ
ク13の切換スイツチ18に連動しており、いず
れも図示の状態は閃光撮影時を示す。
次に作動の説明を行なう。本考案の主旨とする
閃光撮影時の作動について先ず説明すると、スイ
ツチ17および18は図示の如くFMの側にあ
る。そして、フイルム感度設定ブロツク11のス
イツチ12によつて使用されるフイルム感度に相
当する位置に設定される。図示の場合はASA100
である。また距離設定ブロツク13の設定はスイ
ツチ14によつて行なわれ、図示の場合は3mで
ある。この状態で電源スイツチ2がカメラのレリ
ーズボタンの押下げ初期に入ると回路各部に電流
が流れる。電磁石9が励磁されてシヤツタの閉じ
部材を保持し、準備状態となる一方、スイツチン
グ回路3の入力は光導電素子4と、抵抗16の合
成抵抗と、比較抵抗7によつてブリーダー回路と
なりその分電圧が入力されている。またスイツチ
ング回路のトリガーレベルは、先述の如く、フイ
ルム感度設定ブロツク11と、距離設定ブロツク
13、および抵抗15,19によつて合成して得
られるレベルとなる。すなわちフイルム感度が高
い程、あるいは距離が近い程トリガーレベルは高
くなる。上記トリガーレベルと入力を比較して、
入力電圧の方が高い場合には表示素子10が点灯
する。この点灯レベルとシヤツタの全開する時間
を一致させるべく比較抵抗7を設定すれば連動外
警告を出すことが出来る。
さらにレリーズを押していくと、スイツチ8が
入り抵抗7を短絡して警告作動は終る。次にシヤ
ツタの開き作動が行なわれ、同時にタイミングス
イツチ6が開いて時定用コンデンサ5は光導電素
子4および抵抗16を介して充電が行なわれる。
シヤツタは第2図に示すように、時間tに伴つて
開口径Aは徐々に開いていく。スイツチング回路
3の入力は前記時定用コンデンサ5の充電電圧が
入力されており、フイルム感度と、距離によつて
設定されたトリガーレベルと上記入力が一致した
時にスイツチング回路3は反転して、電磁石9は
カツトオフしシヤツタは閉じる。第2図に示すよ
うにシヤツタが閉じ作動を開始した時に閃光発光
を同調させる公知の構成となつているので、開閉
波形の山頂で同調することになる。図のように距
離1mの場合は開口径はA1で、3m,5mの時
にそれぞれA2,A3と遠距離になる程開口径は大
きくなる。同様に、フイルム感度の設定によつて
も開口径は変化する。
次に通常のAE撮影についての説明を行なう。
この場合には、スイツチ17は開き、スイツチ1
8はAEの位置に置かれる。従つて時定回路を形
成するための抵抗は光導電素子4のみとなり、距
離設定ブロツク13はスイツチ18によつて短絡
されるので情報としては導入されない。作動につ
いては、閃光撮影時と同様であるが、カメラのレ
リーズボタンを押して電源が入ると、手振れ警告
のモードになる。すなわち比較抵抗7と光導電素
子4の分電圧がスイツチング回路の入力として与
えられ、トリガーレベルはフイルム感度に対応す
る電圧が設定されており、入力電圧の方が高い時
に表示素子10によつて警告を行なう。この場合
の警告は点灯レベルを1/30程度のシヤツタスピー
ドに設定しておけば、手振れ警告を行なうことが
出来る。シヤツタ作動は、被写体輝度に応じて光
導電素子4が変化し、それによつて時定用コンデ
ンサ5の充電時間が変ることを利用して適正露光
が行なわれるのは既知の通りである。
なお、補正抵抗15は閃光撮影時(FM)と
AEの時のフイルム感度の変化量が異なるのを近
似的に補正をかけるものである。すなわちAE時
は、露光量として考えなければならないので、フ
イルム感度が1ステツプ変化した時は、時間変化
が1/2ステツプとすれば絞り口径も1/2ステツプ変
化すれば良い。しかし、閃光撮影時にはフイルム
感度が1ステツプ変化した時は、絞り口径を1ス
テツプ変化させなければならないためである。
なお、比較抵抗7およびスイツチ8は、本考案
に必須のものではなく、手振れ警告モードを必要
としないカメラにおいては、これらを不要とし、
コンデンサー5の一端を直接電源に接続すればよ
い。
〔効果〕
以上述べたように、本考案によるシヤツタ制御
回路によれば、閃光撮影時に被写体距離やガイド
ナンバー等のいわゆる閃光撮影用の情報を電気的
に導入可能とし、またフイルム感度の設定と合せ
て演算処理出来るものであり、また情報導入用の
抵抗は光導電素子等他の素子の特性バラツキを考
慮する必要はなく、且つ、2段の抵抗分圧構成と
なつているために、それぞれの抵抗値は、比とし
て一定になるよう管理すれば良く、さらにそのた
めに電圧特性や、温度特性にも優れている等実施
に当つては効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるシヤツタ制御回路の一
実施例、第2図は作動の説明のための図である。 1……電源、2……電源スイツチ、3……スイ
ツチング回路、4……光導電素子、5……時定用
コンデンサ、6……タイミングスイツチ、7……
比較抵抗、9……電磁石、10……表示素子、1
1……フイルム感度設定ブロツク、13……距離
設定ブロツク、15,16,19……抵抗、1
7,18……AE,FM切換スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンデンサおよび光導電素子からなる時定用積
    分回路を入力とするスイツチング回路と、前記回
    路の出力により絞り兼用シヤツタの閉作動を制御
    する電磁石と、前記閉作動に連動して閃光装置を
    発光するためのトリガースイツチと、前記光導電
    素子と並列に設置され閃光撮影用の露出時間を設
    定する閃光秒時抵抗と、閃光撮影への切換えに連
    動して前記閃光秒時抵抗を接続する第一の切換ス
    イツチと、通常は前記コンデンサを短絡し、シヤ
    ツタ始動に連動して開放されるタイミングスイツ
    チと、電源端子間に複数の抵抗を接続したフイル
    ム感度設定抵抗列と、フイルム感度に対応して前
    記抵抗列を選択するフイルム感度設定スイツチ
    と、前記抵抗列の分電圧出力部と前記スイツチン
    グ回路のトリガー基準電圧設定端子との間に接続
    した複数の距離に対応する露出情報導入抵抗列
    と、前記露出情報導入抵抗列を撮影距離に対応し
    て選択する設定スイツチと、通常は上記露出情報
    導入抵抗列を短絡し、閃光撮影への切換に連動し
    て前記露出情報導入抵抗列短絡位置から、閃光撮
    影用トリガーレベル設定位置へ接続される第2の
    切換えスイツチとを備えたシヤツタ制御回路。
JP1985129609U 1985-08-26 1985-08-26 Expired JPS6326808Y2 (ja)

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JP1985129609U JPS6326808Y2 (ja) 1985-08-26 1985-08-26

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JP1985129609U JPS6326808Y2 (ja) 1985-08-26 1985-08-26

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JPS6150945U JPS6150945U (ja) 1986-04-05
JPS6326808Y2 true JPS6326808Y2 (ja) 1988-07-20

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