JP6459236B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1に開示された画像形成装置は、ホストコンピュータからページデータを受信し、イメージサーバに保管する際、エラースキップさせないでプリントジョブデータに展開する時、エラーを検知しても処理を停止させない画像形成装置であって、ページ単位にプリント出力を行う際、ページ情報にエラーが存在する場合、ユーザによって指定された出力方法を判別する。出力方法として「全てのページを出力する」が選択された場合、ページ情報のエラーページを意識せずにプリント出力処理を行う。出力方法として「エラーページを除いて出力する」が選択された場合、そのページのビットマップデータを印字しない。出力方法として「エラーページの手前まで出力する」が選択された場合、その時点でプリント出力処理を中止する。
特開2002−254779号公報
本発明の目的は、他装置から受けた印刷指示においてエラーを検知した場合に、他装置から再び印刷指示を受けることなくエラーが検知された印刷指示に基づいて画像形成を実行する。
請求項1記載の発明は、印刷データおよび印刷設定を含む印刷指示を受け用紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部が受ける前記印刷指示のうち、前記印刷データおよび前記印刷設定の少なくとも一方の解析を行い、自装置で処理できない指示もしくは自装置で処理するには不正な指示であるエラーを検知する検知部と、前記検知部によって前記エラーが検知された場合に、当該エラーを回避して画像形成を実行可能とするエラー回避処理を、当該エラーを含む前記印刷指示と関連付けて記憶する回避処理記憶部と、前記検知部によって前記エラーが検知された場合に、当該エラーを含む前記印刷指示の前記印刷データを記憶する印刷データ記憶部と、ユーザによって操作されることにより、前記回避処理記憶部に記憶された前記エラー回避処理および前記印刷データ記憶部に記憶された前記印刷データに従って、前記エラーを回避して画像形成を実行する指示を受け付ける受付部と、前記受付部が前記印刷データ記憶部に記憶された前記印刷データの画像形成を実行する指示を受け付けると、当該印刷データが自装置で処理できない指示もしくは自装置で処理するには不正な指示であるエラーにより画像形成が行われずに終了した印刷指示に係る印刷データである場合に、当該エラーを回避して画像形成を実行可能とするエラー回避処理の方法として、エラーを無視して印刷、エラー発生ページを除いて印刷、エラー発生ページを白紙に置き換えて印刷の何れかを選択する指示を受け付ける指示受付部と、前記画像形成部を制御し、前記印刷指示に基づく画像形成を行う一方、前記検知部によって前記エラーが検知された場合に、当該エラーを含む前記印刷指示に基づく画像形成を停止し、前記受付部により受け付けた前記指示および前記指示受付部により受け付けた選択の指示に応じて当該エラーを含む前記印刷指示に基づく画像形成を実行する画像形成制御部とを有する画像形成装置である。
請求項2記載の発明は、前記画像形成部は、前記エラーを含む前記印刷指示の前記印刷データが前記印刷データ記憶部に記憶されることにともない、当該エラーを含む印刷指示に従う画像形成を行うよりも前に、当該エラーを含む印刷指示の後続の印刷指示に従う画像形成が可能となることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項3記載の発明は、前記回避処理記憶部は、前記エラーの種別が予め定められた種別の場合に、前記エラー回避処理を、当該エラーを含む前記印刷指示と関連付けて記憶し、前記印刷データ記憶部は、前記エラーの種別を前記予め定めた種別と判断する場合に、当該エラーを含む前記印刷指示の前記印刷データを記憶することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置である。
請求項4記載の発明は、前記受付部が前記エラーを回避して画像形成を実行する指示を受け付ける際に、画像形成を実行することにより前記印刷指示における当該エラーを含むページに形成される画像を表示する形成画像表示部を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置である。
請求項5記載の発明は、前記印刷データ記憶部は、前記エラーを含む前記印刷指示の前記印刷データであって、前記検知部において解析された当該印刷データを記憶し、前記画像形成部は、前記受付部が前記エラーを回避して画像形成を実行する指示を受け付けると、前記検知部に解析され前記印刷データ記憶部に記憶された前記印刷データに従い画像形成を実行することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像形成装置である。
請求項6記載の発明は、前記検知部に解析され前記印刷データ記憶部に記憶された前記印刷データのうち、前記エラーが発生したページを予め定めた他のページに差し替える差替部を有し、前記画像形成部は、前記受付部が前記エラーを回避して画像形成を実行する指示を受け付けると、前記差替部によって当該エラーが発生した前記ページが差し替えられた前記印刷データに従って画像形成を実行することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置である。
請求項7記載の発明は、前記画像形成部が受けた前記印刷指示の履歴を表示する履歴表示部を備え、前記指示受付部は、前記履歴表示部において履歴の一部として表示される前記エラーを含む印刷指示を選択した後に表示されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項1記載の発明によれば、他装置から受けた印刷指示においてエラーを検知した場合に、他装置から再び印刷指示を受けることなくエラーが検知された印刷指示に基づいて画像形成を実行できる。
請求項2記載の発明によれば、先行する印刷指示においてエラーが発生することにより、後続の印刷指示に従う画像形成が停止することが抑制される。
請求項3記載の発明によれば、回避処理記憶部および印刷データ記憶部の記憶容量を抑制できる。
請求項4記載の発明によれば、印刷指示におけるエラーを含むページに形成される画像を、ユーザが予め把握することができる。
請求項5記載の発明によれば、エラーを回避して画像形成を実行する際の検知部の負担が軽減される。
請求項6記載の発明によれば、印刷指示において指定されるページ配置と、エラーを回避しながら用紙に画像形成された結果のページ配置とが相違することが抑制される。
請求項7記載の発明によれば、他装置から受けた印刷指示においてエラーを検知した場合に、他装置から再び印刷指示を受けることなくエラーが検知された印刷指示に基づいて画像形成を実行できる。
請求項8記載の発明によれば、履歴表示部を確認したユーザがエラーを回避して画像形成を実行する指示を出す作業が簡素化される。
本実施の形態が適用される画像形成システムの構成例を示したものである。 本実施の形態が適用される画像形成装置の構成例を示したものである。 (a)および(b)は、画像形成装置のUIに表示される画面の例を示した図である。 (c)は、画像形成装置のUIに表示される画面の例を示した図である。 (a)乃至(c)は、エラー回避方法の選択による印刷結果の相違について説明をする図である。 画像形成装置における印刷動作例を示したフローチャートである。 画像形成装置における印刷動作例を示したフローチャートである。 変形例における他の再印刷指示画面の例を示す。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<画像形成システム1>
図1は、本実施の形態が適用される画像形成システム1の構成例を示したものである。
図1に示すように、この画像形成システム1は、端末装置3と、画像形成装置5とが、ネットワーク7を介して接続されることにより、構成されている。
端末装置3は、画像形成装置5に対して印刷を指示するコンピュータ装置である。ここで、端末装置3としては、例えばPC(Personal Computer)を用いればよく、この場合、PCは、クライアントPCとして動作するものであってもサーバPCとして動作するものであってもよい。また、端末装置3としては、例えばタブレット端末や携帯端末などであってもよい。なお、図示の例においては、画像形成装置5に対して2つ(複数)の端末装置3が接続されているが、1つの端末装置3や、3つ以上の端末装置3が接続されることも例示できる。
画像形成装置5は、用紙などの媒体に画像を形成する画像形成機能(印刷機能)を有する。画像形成装置5としては、例えば画像形成機能の他に、用紙などの媒体から画像を読み取る画像読取機能やFAX機能を備えた所謂複合機を用いることが例示できる。
ネットワーク7は、端末装置3と画像形成装置5との間で情報通信を行うために用いられる通信回線網である。ここで、ネットワーク7としては、LAN(Local Area Network)やインターネット、無線や近距離無線通信を用いることが例示できる。
<画像形成装置5>
図2は、本実施の形態が適用される画像形成装置5の構成例を示したものである。
次に、図2を参照しながら、画像形成装置5の構成について説明をする。
図2に示すように、画像形成装置5は、通信インタフェース(通信I/F)11と、ユーザインタフェース(UI)13と、制御部15(後述)と、画像形成部17とを備える。
通信I/F11は、外部との通信を行う。具体的には、ネットワーク7を介して、端末装置3から印刷指示を受け取る。
ここで、印刷指示とは、画像形成装置5に印刷を実行させる指示であり、印刷実行のコマンドに加えて、印刷データと印刷設定とを含む。
印刷データとは、例えばPDL(Page Description Language)で記述されたPDLデータであり、この印刷データには、解像度、階調情報、スクリーンなどの画質に関する指示である画質指示と、文字、図形、イメージなどの描画命令である描画コマンドとが含まれる。
印刷設定とは、印刷データにしたがって用紙に印刷を行う際の設定であり、例えば高画質あるいは通常画質などの画質の指定、多色あるいは単色などのカラーモードの指定、両面印刷する両面モードの指定、1枚の用紙に複数枚(N枚)の画像を形成するNUPモードの指定、あるいは小冊子状に印刷する小冊子モードの指定などがあげられる。
UI13は、表示パネルにより構成され、ユーザからの指示を受け付けるとともにユーザに対してメッセージなどを表示する。詳細は後述するが、UI13は、ユーザによる操作に基づき、再印刷指示を受け付ける。なお、UI13は、受付部および形成画像表示部の一例である。
画像形成部17は、用紙に画像を形成(印刷)する。なお、画像形成部17は、電子写真プロセスを実行するもの、あるいはインクジェットプロセスを実行するものを用いることが例示できる。
なお、画像形成装置5は、図示の例以外にも、画像が形成された用紙に穿孔処理や綴じ処理などの所謂後処理を実行する後処理部(不図示)、用紙などの媒体から画像を読み取る画像読取部(不図示)、あるいはFAX機能部(不図示)を備えることが例示できる。
次に、画像形成装置5が備える制御部15について説明をする。
画像形成装置5は、制御部15の機能として、データ処理部21と、画像形成制御部23と、UI制御部25と、エラー検知部27と、エラー判定部29と、エラー情報保持部31と、印刷データ蓄積部33と、ジョブ履歴記録部35とを備える。
ここで、なお、データ処理部21およびエラー検知部27は、検知部の一例である。データ処理部21は、差替部の一例である。エラー検知部27は、判断部の一例である。エラー情報保持部31は、回避処理記憶部の一例である。印刷データ蓄積部33は、印刷データ記憶部の一例である。
データ処理部21は、通信I/F11が受けた印刷指示を処理する。具体的には、データ処理部21は、印刷指示における印刷データおよび印刷設定の少なくとも一方の解析を行う。さらに説明をすると、データ処理部21は、例えば印刷指示の印刷データ(PDL、あるいはPDF/XPFなどの電子文書ファイル)を解析し、この解析結果に従いラスタライズする。そして、ラスタライズされた印刷データを含む印刷指示として画像形成制御部23へと出力する。また、詳細は後述するが、データ処理部21は、印刷指示においてエラーが発生したページを除く処理やエラーが発生したページを他の論理ページに差し替える処理を行う。
画像形成制御部23は、画像形成部17の動作を制御する。具体的には、画像形成制御部23は、データ処理部21からラスタライズされた印刷データおよび印刷設定を含む印刷指示受け取り、この印刷指示に従い画像を形成するよう画像形成部17を制御する。
UI制御部25は、UI13の動作を制御する。具体的には、UI制御部25は、エラー情報保持部31、印刷データ蓄積部33、およびジョブ履歴記録部35に記憶された情報に従い、ジョブ確認画面50、60(後述)および再印刷指示画面70(後述)を表示させるとともに、これらの画面に基づくユーザの指示を受け付けるようUI13を制御する。
エラー検知部27は、印刷指示および再印刷指示におけるエラーを検知する。ここで、エラーとは、画像形成装置5(自装置)で処理することができない指示、または画像形成装置5(自装置)で処理するには適切でない(不正な)指示をいう。自装置で処理できない指示とは、印刷指示自体には問題は無いが、自装置では指示された処理を実行できない印刷指示をいう。例えば、自装置が両面装置を有していない場合に印刷指示に両面印刷指示が含まれる、自装置がA4機の場合に用紙サイズとしてA3が指定される印刷指示、自装置が白黒機の場合にカラー印刷が指定される印刷指示、自装置のメモリ容量を超える画像処理を含む印刷指示、自装置が有しないフォントデータが指定される印刷指示、などが自装置で処理できない指示の例として挙げられる。また、自装置で処理するには不正な指示とは、印刷指示自体に問題がある印刷指示をいう。例えば、印刷指示内のコマンドに付属する属性が不正であったり、不足している印刷指示などが例として挙げられる。
エラー判定部29は、エラー検知部27によって検知されたエラーの判定を行う。具体的には、エラー判定部29は、エラーに関する情報として、例えば、「クリティカル」、「無視して続行可能」、「代替処理可能」などで分類したエラーのカテゴリ(種別)情報を、予め記憶する。そして、この記憶されているカテゴリ情報を参照しながら、エラー検知部27によって検知されたエラーが、いずれのカテゴリに属するかの判定を行う。
ここで、「クリティカル」とは、印刷処理を直ちに停止させることが必要なエラーが属する分類である。例えば、印刷データ全体に関わる情報の処理でエラーになる場合である。さらに具体的には、PDLの判別が不能である場合や、印刷データ全体の構造が記されたデータが破損している場合などが例示される。
また、「無視して続行可能」とは、該当する印刷指示を処理せずに無視(スキップ)することで、その印刷命令における後続の描画命令を処理可能なエラーが属する分類である。例えば、描画命令単体にエラーが存在する場合や、描画命令が参照するリソースの不備などによりエラーになる場合である。また、指示されたフォントデータが不在の場合や、不明(未サポート)な描画命令である場合、画像データが破損している場合が例示される。また、印刷データに付与されその印刷データが改変されていないことを確認するのに利用される情報(署名データやMD5チェックサムなど)により、印刷データに改変が確認された場合が例示される。
また、「代替処理可能」とは、該当する印刷指示を他の設定にすることにより処理可能なエラーが属する分類である。具体的には、該当する用紙サイズが給紙不能であって別の用紙サイズを選ばせ得る場合、指定された位置には後処理不能であって別の位置を選ばせ得る場合、印字できないカラーモード指定がなされ(例えば単色のみが印刷可能な状態で多色を指定)強制的にカラーモードを変更し得る(例えば単色に設定する)場合、指示されたフォントデータが不在であって代替するフォントを選ばせ得る場合、あるいは印刷データがパスワードなどにより暗号化されておりパスワードを入力させ得る場合などが例示される。
なお、エラー判定部29は、エラーが発生したと判定した場合は、その印刷指示とエラー発生フラグ「ON」とを対応付けてメモリ(不図示)に記憶する。
エラー情報保持部31は、画像形成装置5において発生するエラーの種別、あるいは発生し得るエラーの種別と、各々のエラーについてそのエラーを回避する方法(エラー回避方法、エラー回避処理)とを予め記憶する。
ここで、詳細は後述するが、エラー回避方法としては、例えば、エラーが発生したページを除外したり、画質モードやカラーモードなどの印刷設定を変更したり、別フォーマットに変更するなど別の指示方法に変更したりすることが例示される。
なお、エラー回避方法は、1つのエラーに対して1つのエラー回避方法が記憶されること、あるいは2つ以上(複数)のエラー回避方法が記憶されることが例示される。
また、エラー情報保持部31は、エラー判定部29によって判定されたエラーに関する情報を記憶する。具体的には、エラー判定部29は、そのエラーが印刷指示あるいは再印刷指示におけるいずれのページで発生したか(エラー発生ページ)、その印刷指示あるいは再印刷指示の命令がいずれの端末装置3あるいはユーザから出力されたか(エラー発生命令場所)を記憶する。このとき、エラー発生ページおよびエラー発生命令場所は、発生したエラーおよびそのエラーのエラー回避方法に関連付けて(ひもづけて)記憶する。ここで、関連付けるとは、例えば、記憶された情報を読み出す際に、互いに関連付けられて記憶された複数の情報におけるいずれかを特定することにより、その複数の情報における他の情報が特定可能な状態とすることをいう。
印刷データ蓄積部33は、エラー判定部29によってエラーを含むと判定された印刷指示を記憶する。さらに説明をすると、印刷データ蓄積部33は、発生したエラーがエラー判定部29によって「無視して続行可能」あるいは「代替処理可能」のカテゴリに属すると判断した場合に、印刷指示を記憶する。
なお、ここで記憶される印刷指示としては、通信I/F11が受けた印刷指示がデータ処理部21により処理された後の印刷指示であり、具体的には、例えば印刷データを解析しラスタライズされた印刷データである。さらに説明をすると、この印刷データ蓄積部33に記憶された印刷指示は、データ処理部21により処理されずに、画像形成制御部23を介して画像形成部17により画像形成(再印刷)に供することができる。
ジョブ履歴記録部35は、画像形成装置5が受けた印刷指示に関してのジョブ(印刷指示に従って行われる一連の画像形成動作)の履歴を、そのジョブが終了した状態、すなわちジョブ結果とともに記憶する。具体的には、ジョブ履歴記録部35は、異常が発生することなくジョブが完了(終了)したジョブについては、ジョブ結果を正常終了として記憶する。また、ジョブ履歴記録部35は、ジョブが完了する前に異常が発生して終了したジョブについては、ジョブ結果を異常終了として記憶する。
さて、図示は省略するが、制御部15は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)と、記憶手段であるメインメモリおよび磁気ディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)とを備える。ここで、CPUは、OS(Operating System)やアプリケーションなどの各種ソフトウェアを実行し、上述した各機能を実現する。また、メインメモリは、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータなどを記憶する記憶領域である。また、磁気ディスク装置は、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データなどを記憶する記憶領域である。
<再印刷>
さて、本実施の形態とは異なる従来技術においては、印刷データの解析中、もしくはラスタライズ処理中にエラーが発生した場合には、その時点で出力を停止させ、エラー終了として該当するジョブを終了させていた。
また、ユーザが、発生したエラーを回避するために、端末装置3側でエラーが発生したページを除外すること、印刷設定を変更すること、あるいは別な指示方法(別フォーマットに変更したり、端末装置3側でプリンタドライバを使用したり)とすることなどにより、印刷のやり直しを行ってでも出力結果を得ようとすることも多い。さらに、エラーが発生した場所(エラーが発生したページあるいはそのページにおける位置)や、エラーが発生した要因がわからない場合は、エラー回避方法を正しく選択できずに手間がかかるだけでなく、出力結果を得ようと画像形成装置5に来たユーザが、画像形成装置5から印刷指示を行った端末装置3に戻ることが必要となることもあった。
さらに説明をすると、例えば電子文書ファイルを画像形成装置5で直接処理するような場合は、電子文書ファイルに画像形成装置5の仕様に準拠しない印刷指示が含まれることにより、電子文書ファイルの内容に起因したエラーが発生し、エラー終了となることも多い。一方で、このようなエラーが発生した部分を無視して処理を継続しても、ユーザが望む出力結果となる場合も多く、何かしらのエラー回避方法を施してでも印刷結果を得ることによる利点も多い。
そこで、本実施の形態においては、画像形成装置5において再印刷が実行される。
なお、再印刷とは、終了したジョブについて画像形成装置5が保持(記憶)している印刷指示に基づいて、再度印刷を実行することをいう。このとき、画像形成装置5が保持している印刷指示は、例えば受信した印刷データを解析しラスタライズされた印刷データである。また、画像形成装置5が保持している印刷指示は、その印刷指示における少なくとも一部の設定を他の設定に変更する(書き換える)ことが可能である。
さて、本実施の形態において再印刷を実行することの概略を説明する。
まず、本実施の形態においては、エラー検知部27がエラーを検知した場合には、そのエラーの種別と発生位置(エラーが発生したページ位置、および印刷指示を出力した端末装置3あるいはユーザ)と、その印刷データとを関連付けて(ひもづけして)蓄積しておく。また、エラーを検知した時点で画像形成部17への印刷指示の出力は停止させるものの、印刷データの解析処理、ラスタライズ処理は継続する。そして、印刷データの処理が終了すると、同じ印刷指示内で発生する別のエラーもまとめてエラー情報として記憶して、既存のエラー終了と同様に、次の印刷ジョブに切り替える。このことにより、エラーが検知された印刷指示についてのジョブは一旦終了するため、後続のジョブの実行に影響を与えない。さらに説明をすると、エラーが検知された印刷指示のジョブの印刷結果よりも、後続のジョブの印刷結果の方が先に出力される状態となり得る。したがって、複数のユーザにより画像形成装置5を共有使用している場合など、他のユーザによるジョブの実行を待たせることが抑制される。
そして、蓄積された印刷データとエラー情報は、画像形成装置5のUI13においてジョブ確認画面50、60(後述)として表示される。このことにより、該当の異常終了したジョブがユーザに報知される。また、UI13において異常終了したジョブを再印刷する指示を受け付ける再印刷ボタン67(後述)が表示され、この再印刷ボタン67を操作(押圧)しながらユーザは再印刷の指示を行うことができる。また、再印刷の指示においては、蓄積されたエラー情報に基づいて、エラーを回避するための選択肢が表示されるため、ユーザはその選択肢に従い再印刷の指示を行うことができる。
以下においては、まず画像形成装置5のUI13に表示される画面、すなわちジョブ確認画面50、60および再印刷指示画面70について説明をする。次に、再印刷指示画面70で選択肢として表示されるエラー回避方法について説明をする。次に、画像形成装置5における、再印刷を含めた印刷動作について説明をする。
<UI画面>
図3−1(a)および(b)および図3−2(c)は、画像形成装置5のUI13に表示される画面の例を示した図である。具体的には、図3−1(a)および(b)は、画像形成装置5のUI13に表示されるジョブ確認画面50、60の例を示し、図3−2(c)は、画像形成装置5のUI13に表示される再印刷指示画面70の例を示す。なお、ジョブ確認画面50、60および再印刷指示画面70は、例えばユーザがUI13を操作することを契機として、UI制御部25が、エラー情報保持部31およびジョブ履歴記録部35に記憶されたジョブに関する情報に基づき、UI13に表示させる。
図3−1(a)に示すように、ジョブ確認画面50は、実行されたジョブの一覧、すなわちジョブの履歴を示す画面である。なお、ジョブ確認画面50は、履歴表示部の一例である。
このジョブ確認画面50により、ユーザは各々のジョブの終了状態が把握できる。ここで、ジョブ確認画面50は、実行が完了した各々のジョブについての情報を示すジョブ情報表示51〜56を有する。
ここで、ジョブ情報表示53を例に説明をすると、ジョブ情報表示53は、そのジョブを実行する文書の番号(文書番号)などのジョブ識別情報531と、印刷指示を出したユーザあるいはジョブの内容などのユーザ関連情報533と、ジョブの終了状態についての終了状態情報535と、その印刷指示において印刷されたページ数についてのページ情報537とが含まれる。ここで、図示の例においては、ジョブ識別情報531として、「プライベートプリント」、ユーザ関連情報533として、「USER−A」、終了状態情報535として、異常が発生して終了したジョブを示す「異常終了」、ページ情報537として、ページされた用紙がないことを示す「0/0」がそれぞれ表示されている。
さて、ユーザがUI13画面上に触れるなど、各々のジョブ情報表示51〜56を選択することで、他の画面であるジョブ確認画面60(図3−1(b))に切り替わる。このジョブ確認画面60は、ジョブ情報表示51〜56よりも、各々のジョブについての詳細な情報を表示する。
ここでは、異常が発生して終了したジョブに関する表示であるジョブ情報表示53を選択した場合のジョブ確認画面60について説明をする。
図3−1(b)に示すように、ジョブ確認画面60は、印刷指示を出したユーザを示すユーザ情報61と、印刷指示を出した端末装置3を示す端末情報62と、文書のファイル名を示すファイル情報63と、ジョブを実行した結果を示す実行結果情報64と、ジョブが終了した日付および時刻ついての時刻情報65とを備える。また、ジョブ確認画面60は、例えばジョブ確認画面60に表示される情報を用紙に印刷する、すなわちレポート出力を行う指示を受け付けるレポート出力ボタン66と、終了したジョブの再印刷を行う指示を受け付ける再印刷ボタン67とを備える。なお、レポート出力ボタン66により出力されるレポートは、例えばユーザが印刷指示をやり直す場合に利用される。
さて、ユーザがUI13画面上に触れるなど、再印刷ボタン67を選択することで、終了したジョブについての再印刷指示画面70に切り替わる(図3−2(c)参照)。
この再印刷指示画面70は、図3−2(c)に示すように、ファイル名を示すファイル情報71と、ジョブを実行した結果を示す実行結果情報72と、ジョブが終了した日付および時刻についての時刻情報73とを備える。また、再印刷指示画面70は、印刷指示において発生したエラーについてのエラー情報74と、エラーが発生した印刷指示についての処理を決定しかつ再印刷を実行する契機となる処理決定ボタン75とを備える。
なお、ファイル情報71はエラー表示部の一例であり、処理決定ボタン75は処理表示部および指示受付部の一例である。
ここで、エラー情報74は、エラー発生ページを示すエラーページ情報741、742と、発生したエラーの種別を示すエラー種別情報743、744とを含む。
また、処理決定ボタン75は、エラー回避方法についての情報を含む。また、図示の例においては、処理決定ボタン75は、各々異なるエラー回避方法により処理を実行することを決定するボタンを複数備える。この例においては、処理決定ボタン75は、第1ボタン751、第2ボタン752、第3ボタン753、および第4ボタン754を備える。
第1ボタン751は、発生したエラーを処理せず無視してジョブを実行(印刷)する「エラーを無視して印刷」を行う指示を受け付ける。第2ボタン752は、エラーが発生したページを除いてジョブを実行する「エラー発生ページを除いて印刷」を行う指示を受け付ける。第3ボタン753は、エラーが発生したページを白紙としてジョブを実行する、言い替えると、エラーが発生したページを論理ページに差し替えて印刷する「エラー発生ページを白紙で印刷」を行う指示を受け付ける。第4ボタン754は、エラーが発生した印刷指示(ジョブ)を再印刷することなく取り消す、「ジョブを消去」を行う指示を受け付ける。
UI13画面に触れるなど、第1ボタン751乃至第4ボタン754の何れかをユーザが選択することにより、エラー回避方法を指定しながら再印刷の指示がなされる。
<エラー回避方法>
図4(a)乃至(c)は、エラー回避方法の選択による印刷結果の相違について説明をする図である。具体的には、図4(a)は印刷指示について説明をする図であり、図4(b)は正常終了した印刷結果について説明をする図であり、図4(c)は再印刷した印刷結果について説明をする図である。
次に、図3−2(c)、図4(a)乃至(c)を参照しながら、再印刷指示画面70で設定されるエラー回避方法について詳細に説明をする。
上記のように、第1ボタン751乃至第4ボタン754のいずれかを選択することによりエラー回避方法が指定される。そして、その選択されたエラー回避方法により、再印刷の印刷結果の態様は変化し得る。
なお、ここでは、図4(a)に示すような画像A〜Fの6つの画像をこの順番で、NUPモード(1枚の用紙に2つの画像を形成する2−UP)で印刷する印刷指示について説明する。また、この印刷指示において、画像Cについての印刷指示にエラーが含まれているものとする。
まず、図4(b)に示すように、この印刷指示に従いジョブが正常に終了すると、用紙S1に画像A、Bが形成され、用紙S2に画像C、Dが形成され、用紙S3に画像E、Fが形成される。
一方、図4(c)に示すように、再印刷された印刷結果は、正常終了した際の印刷結果とはその態様が異なる(図4(b)参照)。また、再印刷された印刷結果は、エラー回避方法により変化する。さらに説明をすると、エラー回避方法により、印刷結果全体のレイアウト(ページ配置)が変化する。
具体的に説明をすると、第1ボタン751が選択された場合、すなわち「エラーを無視して印刷」が指定された場合には、印刷結果は図4(c−1)に示すようになる。具体的には、形成される画像A〜Fのうち、画像Cは、その印刷指示にエラーが含まれているため、本来形成される画像(図4(b)の用紙S2に形成された画像C参照)とは異なって形成される。このとき、用紙S1〜S3に形成される画像A〜Fの各々の位置は、図4(b)における画像A〜Fの各々の位置と一致する。
この第1ボタン751は、例えば、印刷結果におけるエラーが発生したページが、望んだものになっていない(WYSIWYG上問題が発生する)可能性があるとしても、ユーザが許容できる場合に選択される。また、エラーを無視して印刷した場合であっても、別途表示していたアプリケーションと変わらない結果になる可能性もあることから、第1ボタン751は、例えばユーザがとりあえず印刷結果を得たい場合にも選択される。
次に、第2ボタン752が選択された場合、すなわち「エラー発生ページを除いて印刷」が指定された場合には、印刷結果は図4(c−2)に示すようになる。具体的に説明をすると、エラーが含まれる画像Cが除かれて印刷される。このことにより、画像Bの次に画像Dが形成され、図4(c−2)の用紙S1〜S3に形成される画像D、E、F(画像Cの後続画像)の各々の位置は、図4(b)の用紙S1〜S3に形成される画像D、E、Fの各々の位置と異なる。すなわち、第2ボタン752が選択された場合、印刷結果全体のレイアウトが変化する。この第2ボタン752は、例えば図示の例とは異なり、印刷結果全体のレイアウトが変化しない印刷指示において、エラーが発生したページだけを別途印刷し直す場合に選択される。
次に、第3ボタン753が選択された場合、すなわち「エラー発生ページを白紙で印刷」が指定された場合には、印刷結果は図4(c−3)に示すようになる。具体的に説明をすると、エラーが含まれる画像Cが形成されるべき部分が白紙として形成される。このとき、用紙S1〜S3に形成される画像A、B、D、E、Fの各々の位置は、図4(b)の用紙S1〜S3に形成される画像A、B、D、E、Fの各々の位置と一致する。この第3ボタン753は、エラー発生ページ以外のエラーを含まないページは、正常に出力できた場合と変化がないため、印刷結果を差し替える際に再利用しやすくなる。
なお、第4ボタン754が選択された場合、すなわち「ジョブを消去」が指定された場合には、印刷が実行されず、印刷結果が得られることなく終了する。第4ボタン754は、例えばユーザが端末装置3に戻って印刷指示からやり直したい場合に選択される。
このように、NUPモードが指定されている場合、「エラー発生ページを除いて印刷」すると、印刷結果全体のレイアウトが変化し得る。
なお、印刷結果全体のレイアウトが変化し得ることは、NUPモードが指定されている場合に限定されるものではなく、例えば両面モードが指定されている場合、あるいは小冊子モードが指定されている場合にも、「エラー発生ページを除いて印刷」すると、印刷結果全体のレイアウトが変化し得る。
一方で、ユーザは、レイアウトが変化しないようにしたい、すなわちエラー回避方法として「エラー発生ページを除いて印刷」以外のエラー回避方法を選択したいと考える場合がある。そこで、例えば、データ処理部21が、処理する印刷指示が、印刷結果全体のレイアウトが変化し得る印刷指示であるか否かを判断してもよい。なお、エラー発生ページ(除かれるページ)の次のページが印字対象である場合にのみ白紙ページを出力する構成としてもよい。
また、レイアウトが変化し得る印刷指示であると判断した場合には、UI制御部25によって、再印刷指示画面70において「エラー発生ページを除いて印刷」を指定する第2ボタン752が選択されることを制限してもよい。なお、ここで第2ボタン752が選択されることの制限とは、第2ボタン752の選択を受け付けない態様や、あるいは第2ボタン752を表示させない態様が例示される。
ここで、図4(c)に示すように、再印刷を実行することにより、エラーが発生する印刷データが画像形成装置5に送られた場合でも、エラーとならない描画部分やエラーを含まないページが印刷結果として出力される。また、再印刷の印刷結果において、例えば何も印刷されない白紙のページが形成される場合、あるいは抜けたページがある場合には、ユーザがエラーが発生した部分を把握でき、回避(抜けた部分を別の描画に置き換える等)を行うことが可能になる。
<印刷動作>
図5−1および図5−2は、画像形成装置5における印刷動作例を示したフローチャートである。
次に、図1、図2、図5−1および図5−2を参照しながら、画像形成装置5の印刷動作について説明をする。ここでは、端末装置3から印刷指示を受けた際の印刷動作(再印刷でない印刷動作、通常の印刷動作)を説明した後に、画像形成装置5において再印刷指示を受けた際の印刷動作(再印刷動作)について説明をする。
まず、端末装置3から印刷指示を受けた際の通常の印刷動作を説明する。
通信I/F11が、端末装置3から印刷指示を受け取ることを契機として、印刷ジョブが開始される(ステップ501)。印刷ジョブが開始されることにともない、エラー判定部29は、エラー発生フラグを初期化する、すなわちエラー発生フラグを「OFF」とする(ステップ502)。
そして、データ処理部21が印刷指示を解析する(ステップ503)。また、エラー検知部27がエラーを検知したか否かを判断する(ステップ504)。
ここで、通常の印刷動作であって印刷指示全体においてエラーが検知されない場合について説明をする。
すなわち、エラー検知部27がエラーを検知しない場合(ステップ504でNo)には、データ処理部21が、解析されるページが終了したか否かを判断する(ステップ505)。そして、解析されるページが終了しない場合(ステップ505でNo)には、データ処理部21が解析を継続する(ステップ503)。一方、解析されるページが終了した場合(ステップ505でYes)には、データ処理部21が、印刷指示全体が解析されたか否かを判断する(ステップ506)。そして、印刷指示全体が解析されていない場合(ステップ506でNo)には、データ処理部21が解析を継続する(ステップ503)。一方、印刷指示全体が解析された場合(ステップ506でYes)には、画像形成制御部23が、エラー発生フラグが「ON」であるか否かを判断する(ステップ507)。ここでは、印刷指示全体においてエラーが検知されていない状態、すなわちエラー発生フラグが初期化されたまま「OFF」の状態であるので、画像形成部17が用紙に画像を形成する(ステップ508)。なお、この印刷指示についてのジョブは、正常終了した状態となる。
次に、通常の印刷動作であって印刷指示においてエラーが検知される場合について説明をする。
すなわち、エラー検知部27がエラーを検知した場合(ステップ504でYes)には、データ処理部21が、その印刷指示が再印刷指示であるか否かを判断する(ステップ510)。再印刷でない場合には(ステップ510でNo)、エラー情報保持部31が、検知されたエラーのエラー情報を記憶する(ステップ511)。また、エラー判定部29は、エラー発生フラグを「ON」とする(ステップ512)。そして、エラーが発生した描画命令(コマンド)を無視(スキップ)して、データ処理部21が解析を継続する(ステップ513)。
次に、データ処理部21が、解析されるページが終了したか否かを判断し(ステップ505)、解析されるページが終了した場合(ステップ505でYes)には、データ処理部21が、印刷指示全体が解析されたか否を判断する(ステップ506)。そして、印刷指示全体が解析された場合(ステップ506でYes)には、画像形成制御部23が、エラー発生フラグが「ON」であるか否かを判断する(ステップ507)。ここでは、ステップ512においてエラー発生フラグが「ON」とされている状態(ステップ507でYes)であるので、印刷データ蓄積部33およびジョブ履歴記録部35のそれぞれが、エラーが発生した印刷指示(ジョブ)に関する情報を記憶(蓄積)する(ステップ509)。なお、この印刷指示についてのジョブは、異常終了した状態となる。
次に、画像形成装置5において再印刷指示を受けた際の再印刷動作を説明する。
まず、再印刷ボタン67および処理決定ボタン75を介して、エラー回避方法の指定および再印刷指示を受け取ることを契機とし、印刷ジョブが開始される(ステップ501)。また、印刷ジョブが開始されることにともない、エラー判定部29はエラー発生フラグを「OFF」とする(ステップ502)。また、データ処理部21が印刷指示を解析し(ステップ503)、エラー検知部27がエラーを検知したか否かを判断する(ステップ504)。
ここで、再印刷指示においては、通常の印刷動作の終了以降もエラーは除去されてはいないため、エラー検知部27がエラーを検知する(ステップ504でYes)。そして、データ処理部21が、その印刷指示が再印刷指示であるか否かを判断する(ステップ510)。この場合は、再印刷であるので(ステップ510でYes)、次にデータ処理部21が、再印刷指示におけるエラー回避方法の指定が、エラーページを除いて印刷(エラーページをスキップ)であるか否かを判断する(ステップ514)。
そして、エラー回避方法がエラーページをスキップでない場合(ステップ514でNo)には、エラーが発生した描画命令を無視して、データ処理部21が解析を継続する(ステップ513)。そして、解析されるページが終了した場合(ステップ505でYes)であって、印刷指示全体が解析された場合(ステップ506でYes)には、画像形成制御部23が、エラー発生フラグが「ON」であるか否かを判断する(ステップ507)。ここでは、ステップ502においてエラー発生フラグが「OFF」とされている状態(ステップ507でNo)であるので、画像形成部17が用紙に画像を形成する(ステップ508)。このとき、用紙に形成される画像は、エラーが発生した描画命令を無視して形成される(図4(c−1)参照)。
一方、エラー回避方法がエラーページをスキップである場合(ステップ514でYes)には、データ処理部21が、エラーが発生したページの終了まで描画命令を無視(スキップ)する(ステップ515)。そして、データ処理部21が、再印刷指示におけるエラー回避方法の指定が、エラーが発生したページを白紙で出力するよう設定されているか否かを判断する(ステップ516)。エラーが発生したページを白紙で出力しない場合(ステップ516でNo)には、データ処理部21が、エラーが発生したページを除く(ステップ517)。
そして、印刷指示全体が解析された場合(ステップ506でYes)には、画像形成制御部23が、エラー発生フラグが「ON」であるか否かを判断する(ステップ507)。ここでは、ステップ502においてエラー発生フラグが「OFF」とされている状態(ステップ507でNo)であるので、画像形成部17が用紙に画像を形成する(ステップ508)。このとき、用紙に形成される画像は、エラーが発生したページを除かれて形成される(図4(c−2)参照)。
また、エラーが発生したページを白紙で出力する場合(ステップ516でYes)には、データ処理部21が、エラーが発生したページを白紙に差し替える(ステップ518)。そして、印刷指示全体が解析された場合(ステップ506でYes)には、画像形成制御部23が、エラー発生フラグが「ON」であるか否かを判断する(ステップ507)。ここでは、ステップ502においてエラー発生フラグが「OFF」とされている状態(ステップ507でNo)であるので、画像形成部17が用紙に画像を形成する(ステップ508)。このとき、用紙に形成される画像は、エラーが発生したページを白紙としながら形成される(図4(c−3)参照)。
さて、上記では説明を省略したが、例えばステップ510において、エラー判定部29が、検知されたエラーの種別を判定する。そして、エラー判定部29がエラー種別を、「クリティカル」と判定した場合には、それ以降の処理を続行せずにその印刷指示にかかるジョブをエラー終了させる。具体的には、エラー判定部29がエラーの種別を「クリティカル」と判定した場合には、エラー情報保持部31が検知されたエラーのエラー情報を記憶すること(ステップ511)が実行されない。また、印刷データ蓄積部33およびジョブ履歴記録部35のそれぞれが、エラーが発生した印刷指示(ジョブ)に関する情報を記憶(蓄積)すること(ステップ509)が実行されない。このことにより、例えば印刷データ蓄積部33およびジョブ履歴記録部35が必要とする記憶容量が抑制される。
なお、この例においては、「クリティカル」以外のエラー種別は、予め定めた種別の一例である。
<変形例>
図6は、変形例における他の再印刷指示画面80の例を示す。
さて、上記の実施形態においては、処理決定ボタン75を操作することにより再印刷が実行される契機となることを説明したが、これに限定されない。例えば、図6に示すように、処理決定ボタン75のうちの第1ボタン751を操作、すなわち「エラーを無視して印刷」を選択した後に、他の再印刷指示画面80を表示してもよい。
ここで、他の再印刷指示画面80は、再印刷を実行するか否かを問い合わせる問合情報81と、印刷指示においてエラーが発生したページのページ番号82と、エラーが発生したページをそのエラーを無視して印刷すると形成される画像であるプレビュー画像83と、プレビュー画像83で表示されたページを含めて再印刷する指示を受け付ける実行ボタン84と、再印刷を実行しないという指示を受け付ける不実行ボタン85と、再印刷の実行について決定せずに再印刷指示画面70(図3−2(c))に戻る指示を受け付ける戻るボタン86とを備える。
このように、他の再印刷指示画面80を表示することにより、ユーザがエラーを無視して形成される画像を把握した上で、再印刷を実行するか否かが判断される。
なお、ここでは処理決定ボタン75のうちの第1ボタン751を操作した場合について説明をしたが、これに限定されない。例えば、第3ボタン753を操作、すなわち「エラー発生ページを白紙で印刷」を選択した後に、他の再印刷指示画面80を表示してもよい。
さて、上記の説明においては、エラーを含むと判定された印刷指示を記憶する印刷データ蓄積部33(図2参照)について説明をした。この印刷データ蓄積部33は、印刷指示を行うユーザ毎に設定される記憶領域、すなわち所謂親展ボックス(BOX)として構成してもよい。そして、再出力は、この親展ボックス内に記憶されたジョブを選択して行う構成としてもよい。この親展ボックス内に記憶することにより、他のユーザが再出力の指示を出すことが抑制される。
なお、画像形成装置5を使用する際にユーザがログインすることを必要とする構成である場合には、例えばUI制御部25が、ログイン時に、ログインしたユーザの親展ボックス内に再印刷が必要な印刷ジョブがある旨通知する、通知機能を備えてもよい。また、この通知は、UI13上に画像(ダイアログ、専用アイコンなど)として表示されることや照明装置(LEDなど)を点滅させることなどで実行することが例示される。
また、印刷データ蓄積部33は、エラー検知されたデータが格納される特別なキューとし、エラーが発生したジョブの一覧から選択して再印刷指示を行う構成としてもよい。さらに、印刷データ蓄積部33は、複数の記憶領域を備え、ユーザのユーザ情報、あるいは該当ユーザの親展ボックスの有無によって、記憶領域を切り替える構成としてもよい。
さて、上記の実施形態においては、印刷データの解析中、もしくはラスタライズ処理中にエラーが発生した場合について説明をしたが、これに限定されるものではない。
例えば、特定のページの解析時(レンダリング時)にメモリが不足するメモリ不足エラーが発生した場合についても上記の実施形態は適用可能である。
具体的に説明をすると、メモリ不足エラーが発生した場合、ユーザに提示可能なエラー回避方法は以下のようなものになる。すなわち、エラー回避方法は、「ジョブをキャンセルする(破棄する)」、「エラーが発生したページを出力しない」、「エラーが発生したページを白紙で出力する」、「エラーが発生するページの画質モードを低下させて印刷する」、「エラーが発生するページのカラーモードを変更して印刷する」となる。
なお、例えばエラーが発生した印刷指示において、画質モードが高画質モードなど、よりメモリを要求するモードであった場合は、「エラーが発生するページの画質モードを低下させて印刷する」を適用することにより、エラーを回避できる可能性がある。すなわち、この例で説明すると、画質モードを、高画質モードから、より要求されるメモリが小さい標準モードや省メモリモードに変更して印刷しなおすことで、エラーを回避できる可能性がある。
また、例えばエラーが発生した印刷指示において、カラーモードの指定がカラーであった場合は、「エラーが発生するページのカラーモードを変更して印刷する」を適用し、より要求されるメモリが小さい白黒モードやトナーセーブモードなどに変更することで、エラーを回避できる可能性がある。
他の例としては、例えば、印刷データで指示されたフォントデータが画像形成装置上になかった場合についても上記の実施形態は適用可能である。
具体的に説明をすると、この場合ユーザに提示可能なエラー回避方法は以下のようになる。すなわち、エラー回避方法は、「ジョブをキャンセルする(破棄する)」、「エラーが発生したページを出力しない」、「エラーが発生したページを白紙で出力する」、「代替するフォントデータを選択する」、「該当する文字を無視(空白)として処理する」、「該当する文字を特定記号(Missing Glyph 記号、トーフ)で印字して処理する」となる。
なお、例えばユーザが他のフォントであっても印刷を実行したい場合には、「代替するフォントデータを選択する」を適用することにより、エラーを回避できる可能性がある。
また、例えばユーザがそのページにおける発生したエラー箇所をまず把握したい場合には、「該当する文字を無視として処理する」あるいは「該当する文字を特定記号で印字して処理する」を適用することにより、エラーを回避できる可能性がある。
さて、上記の実施形態においては、印刷データの解析中、もしくはラスタライズ処理中にエラーが発生した場合について説明をしたが、これに限定されない。例えば、印刷を行う用紙として指定された用紙が用紙供給部(トレイ、不図示)にない場合の代替トレイ選択や、後処理(フィニッシング)指定の変更といった、印刷指示と画像形成装置で利用可能な機能が一致しない場合にも、上記の構成は適用可能である。特に、出力する用紙サイズや向きが変更になる場合においては、描画結果のラスターデータを保持するのではなく、印刷データを蓄積して設定変更を行って再印刷するため、描画時の回転やスケーリング、色の調整など、エラー回避方法の選択肢を多く提示し得る。
さて、再印刷の指示は、画像形成装置5上のUI13で表示するジョブ確認画面50(図3−1(a)参照)からだけでなく、例えばネットワーク7を介して端末装置3のようにリモートで閲覧できるジョブ履歴から行えるようにしても良い。
また、端末装置3と画像形成装置5との間で双方向通信ができている場合は、エラー発生と再印刷時のエラー回避の選択肢を、端末装置3上に表示させてもよい。
また、再印刷可能な異常終了したジョブがあることの報知を、UI13あるいは照明装置(不図示)を用いて実行することが例示される。
さて、上記の実施形態においては、エラー情報保持部31が、エラー回避方法を発生したエラーと関連付けて記憶することを説明した。しかしながら、例えばエラー回避方法を発生したエラーと関連付けて記憶せずに、UI13に表示する際に、UI制御部25がエラー情報保持部31に予め記憶されたエラー回避方法を参照して、その発生したエラーに対応するエラー回避方法を表示してもよい。
また、上記の実施形態においては、エラー情報保持部31は、エラー回避方法、エラー発生ページ、およびエラー発生命令場所を、発生したエラーとともに記憶することを説明したが、エラー回避方法、エラー発生ページ、およびエラー発生命令場所のいずれかを発生したエラーとともに記憶する態様や、エラー回避方法、エラー発生ページ、およびエラー発生命令場所に加えて、これら以外の情報をともに記憶する態様であってもよい。
また、例えばエラー判定部29によって判定されたエラー情報を、メールなどで印刷指示をしたクライアントやログを管理するサーバ、あるいはメーカーサポートに送信する構成であってもよい。このエラー情報を送信することにより、管理者やメーカーがそのエラーについての問題解決する際の参考とすることも可能になる。
さて、ジョブ履歴とひもづけされた印刷データとエラー情報は、後続のジョブが予め定めた数を超えて投入された場合に、ジョブ履歴の表示から消える(押し出される)タイミングで消去してもよいし、あるいは予め定めた時間が経過した後に、消去してもよい。
また、再印刷可能なジョブに関しては、そのエラー発生ジョブよりも、後続の正常ジョブを先にジョブ履歴から消すことにより、エラー発生ジョブがジョブ履歴に残る(消さない)ようにしてもよい。このことにより、ジョブが大量にある場合でも、エラー発生ジョブが再印刷可能になる。
さて、上記では種々の実施形態および変形例を説明したが、これらの実施形態や変形例どうしを組み合わせて構成してももちろんよい。
また、本開示は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
3…端末装置、5…画像形成装置、15…制御部、17…画像形成部、21…データ処理部、27…エラー検知部、29…エラー判定部、31…エラー情報保持部、33…印刷データ蓄積部、35…ジョブ履歴記憶部

Claims (7)

  1. 印刷データおよび印刷設定を含む印刷指示を受け用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部が受ける前記印刷指示のうち、前記印刷データおよび前記印刷設定の少なくとも一方の解析を行い、自装置で処理できない指示もしくは自装置で処理するには不正な指示であるエラーを検知する検知部と、
    前記検知部によって前記エラーが検知された場合に、当該エラーを回避して画像形成を実行可能とするエラー回避処理を、当該エラーを含む前記印刷指示と関連付けて記憶する回避処理記憶部と、
    前記検知部によって前記エラーが検知された場合に、当該エラーを含む前記印刷指示の前記印刷データを記憶する印刷データ記憶部と、
    ユーザによって操作されることにより、前記回避処理記憶部に記憶された前記エラー回避処理および前記印刷データ記憶部に記憶された前記印刷データに従って、前記エラーを回避して画像形成を実行する指示を受け付ける受付部と、
    前記受付部が前記印刷データ記憶部に記憶された前記印刷データの画像形成を実行する指示を受け付けると、当該印刷データが自装置で処理できない指示もしくは自装置で処理するには不正な指示であるエラーにより画像形成が行われずに終了した印刷指示に係る印刷データである場合に、当該エラーを回避して画像形成を実行可能とするエラー回避処理の方法として、エラーを無視して印刷、エラー発生ページを除いて印刷、エラー発生ページを白紙に置き換えて印刷の何れかを選択する指示を受け付ける指示受付部と、
    前記画像形成部を制御し、前記印刷指示に基づく画像形成を行う一方、前記検知部によって前記エラーが検知された場合に、当該エラーを含む前記印刷指示に基づく画像形成を停止し、前記受付部により受け付けた前記指示および前記指示受付部により受け付けた選択の指示に応じて当該エラーを含む前記印刷指示に基づく画像形成を実行する画像形成制御部と
    を有する画像形成装置。
  2. 前記画像形成部は、前記エラーを含む前記印刷指示の前記印刷データが前記印刷データ記憶部に記憶されることにともない、当該エラーを含む印刷指示に従う画像形成を行うよりも前に、当該エラーを含む印刷指示の後続の印刷指示に従う画像形成が可能となる
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記回避処理記憶部は、前記エラーの種別が予め定められた種別の場合に、前記エラー回避処理を、当該エラーを含む前記印刷指示と関連付けて記憶し、
    前記印刷データ記憶部は、前記エラーの種別を前記予め定めた種別と判断する場合に、当該エラーを含む前記印刷指示の前記印刷データを記憶する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記受付部が前記エラーを回避して画像形成を実行する指示を受け付ける際に、画像形成を実行することにより前記印刷指示における当該エラーを含むページに形成される画像を表示する形成画像表示部を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置。
  5. 前記印刷データ記憶部は、前記エラーを含む前記印刷指示の前記印刷データであって、前記検知部において解析された当該印刷データを記憶し、
    前記画像形成部は、前記受付部が前記エラーを回避して画像形成を実行する指示を受け付けると、前記検知部に解析され前記印刷データ記憶部に記憶された前記印刷データに従い画像形成を実行する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像形成装置。
  6. 前記検知部に解析され前記印刷データ記憶部に記憶された前記印刷データのうち、前記エラーが発生したページを予め定めた他のページに差し替える差替部を有し、
    前記画像形成部は、前記受付部が前記エラーを回避して画像形成を実行する指示を受け付けると、前記差替部によって当該エラーが発生した前記ページが差し替えられた前記印刷データに従って画像形成を実行する
    ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成部が受けた前記印刷指示の履歴を表示する履歴表示部を備え、
    前記指示受付部は、前記履歴表示部において履歴の一部として表示される前記エラーを含む印刷指示を選択した後に表示される
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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