JP2024033290A - 画像形成装置、システムおよび方法 - Google Patents

画像形成装置、システムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2024033290A
JP2024033290A JP2022136792A JP2022136792A JP2024033290A JP 2024033290 A JP2024033290 A JP 2024033290A JP 2022136792 A JP2022136792 A JP 2022136792A JP 2022136792 A JP2022136792 A JP 2022136792A JP 2024033290 A JP2024033290 A JP 2024033290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
image forming
image
forming apparatus
interrupted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022136792A
Other languages
English (en)
Inventor
卓平 横山
歩 橋本
彰吾 中村
彰人 吉村
正樹 吉野
敬二 国見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2022136792A priority Critical patent/JP2024033290A/ja
Priority to US18/234,878 priority patent/US20240069823A1/en
Publication of JP2024033290A publication Critical patent/JP2024033290A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1202Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to achieve a particular effect
    • G06F3/121Facilitating exception or error detection and recovery, e.g. fault, media or consumables depleted
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1223Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to use a particular technique
    • G06F3/1229Printer resources management or printer maintenance, e.g. device status, power levels
    • G06F3/1234Errors handling and recovery, e.g. reprinting
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Abstract

【課題】画像形成が中断された記録媒体を外部装置で把握することを可能にする。【解決手段】本発明の一実施形態の画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、異常に基づき画像の形成を中断する制御手段と、画像の形成が中断された記録媒体を検出する第1検出手段と、第1検出手段による記録媒体の検出結果を外部に通知する通知手段と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置、システムおよび方法に関する。
従来、印刷装置で印刷した印刷物を外部装置で管理する技術がある。その技術は、印刷装置が印刷時に生成したIDを外部装置に送信し、そのIDを印刷装置で印刷物にも付加し、印刷物を外部装置でID管理するというものである。
また、特許文献1には、印刷物を検査する際に落丁および乱丁の検出が可能な方法が開示されている。その方法は、印刷物に印刷された照合用の固有情報を検査装置で読み取り、検査装置がカウンタを使ってカウントする部数またはページ数の値と印刷物の固有情報から読み取った部数またはページ数の値とが一致しない場合に、外部装置に通知を行うというものである。
しかし、印刷装置のエラー等で印刷装置内から印刷物が回収されたり、印刷装置側で印刷の再開後に自動で再印刷が行われたりする場合もある。従来は、エラー等により印刷が中断された印刷物を外部装置側で把握できず、回収された印刷物や、再印刷された印刷物などがあっても管理できないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画像形成が中断された記録媒体を外部装置で把握することが可能な画像形成装置、システムおよび方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一実施形態の画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、異常に基づき前記画像の形成を中断する制御手段と、前記画像の形成が中断された記録媒体を検出する第1検出手段と、前記第1検出手段による前記記録媒体の検出結果を外部に通知する通知手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成が中断された記録媒体を外部装置で把握することができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施の形態に係る画像形成装置が有する構成の一例を示す図である。 図2は、画像形成装置の3パターンの動作の一例を示す図である。 図3は、画像形成装置の制御回路のハードウェアの構成の一例を示す図である。 図4は、画像形成装置の機能ブロックの構成の一例を示す図である。 図5は、画像形成装置の画像形成部の構成の一例を示す図である。 図6は、画像形成装置の処理が中断する場合の外部通知の動作の一例を示すフロー図である。 図7は、変形例1にかかる画像形成装置の構成の一例を示す図である。 図8は、変形例2にかかる画像形成装置の構成の一例を示す図である。 図9は、変形例3にかかる画像形成装置の構成の一例を示す図である。 図10は、変形例4にかかる画像形成装置の構成の一例を示す図である。 図11は、変形例4にかかる画像形成装置の再出力された記録媒体の管理について説明する図である。 図12は、変形例5にかかる画像形成装置の構成の一例を示す図である。 図13は、変形例6にかかる画像形成装置の構成の一例を示す図である。 図14は、再印刷された記録媒体の出力例を示す図である。 図15は、再印刷された記録媒体の出力例の別の一例を示す図である。 図16は、変形例7にかかる画像形成装置の構成の一例を示す図である。 図17は、第2の実施の形態にかかるシステム全体のハードウェア構成の一例を示す図である。 図18は、システム全体の機能ブロック構成の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、画像形成装置、システムおよび方法の実施の形態を詳細に説明する。画像形成装置とは、記録媒体に画像を形成する装置のことであり、一例としては印刷装置である。記録媒体に画像を形成することを直感的に理解しやすいように「印刷」という用語を用いる場合もある。記録媒体は、画像の形成により情報の記録が可能な媒体であり、一例としては印刷用紙である。画像には、例えば文字、記号、罫線、写真、絵柄または背景などが含まれる。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る画像形成装置が有する構成の一例を示す図である。図1に示されているように、画像形成装置1は、制御手段1-1と、エラー検出手段1-2と、媒体検出手段1-3と、通知手段1-4と、画像形成手段1-5を有する。ここで、媒体検出手段1-3は、「第1検出手段」に相当する。
制御手段1-1は、画像形成処理を実行して画像形成手段1-5を制御する。エラー検出手段1-2は、画像形成処理の中断が必要なエラーを検出する。例えば、エラー検出手段1-2は、画像形成装置1の紙詰まり、記録媒体切れ、搬送不良、或いは画像形成装置1の扉などの開閉部の開状態など、異常に応じたエラーを検出する。媒体検出手段1-3は、画像形成手段1-5内の記録媒体を検出する。通知手段1-4は、画像形成装置1の外部に記録媒体の検出結果を通知する。
これら各手段の構成により、制御手段1-1は、エラー検出手段1-2により画像形成処理の中断が必要なエラーが検出されると、画像形成手段1-5による画像形成処理を中断し、画像形成が中断された記録媒体を媒体検出手段1-3により検出して検出結果を通知手段1-4により外部に通知する。検出結果は、中断があったことを示す情報(「中断の情報」とも言う)と、中断された記録媒体を識別する情報である。
次に、画像形成装置1で画像が形成された記録媒体が外部で把握可能になる理由について、一例として3つのパターンに分けて説明する。
図2は、画像形成装置1の3パターンの動作の一例を示す図である。図2に示される画像形成装置1は、画像形成指示A1を受け付け、画像形成指示A1に含まれる、画像データ、部数、およびページ数の設定に基づき、画像形成処理を実行し、画像を形成した記録媒体Bを排出する。ここでは一例として、画像形成装置1が記録媒体を1枚ずつ給紙して1ページ目から4ページ目までの画像を1枚目から4枚目までの記録媒体にそれぞれ順に形成する場合を考えてみる。
第1のパターンは、途中で画像形成処理の中断が生じない場合である(B1)。画像形成処理の中断が生じないため、1ページ目の画像から4ページ目の画像が、順に1枚目から4枚目の記録媒体に形成され、1枚目から4枚目の記録媒体Bが画像形成装置1から1枚ずつ順に排出される。このように、第1のパターンでは画像形成装置1において画像が形成された記録媒体Bがすべて正常に排出される。よって第1のパターンであれば、従来方式でも、画像が形成された記録媒体を外部装置側で管理することが可能である。
第2のパターンは、途中で画像形成処理の中断が生じた場合で、且つ記録媒体への処理の開始前に中断が生じた場合である。例えば3枚目までが既に処理が完了して排出されており4枚目の給紙時にエラーが生じた場合である(B2)。中断されたのは、4ページ目の処理が開始される前のため、4ページ目の画像は、中断から再開された後に給紙された記録媒体に対して形成される。従って、処理の開始前に中断されたものは外部での把握が不要となる。よって第2のパターンが生じ場合にも、従来方式で、画像が形成された記録媒体を外部装置側で管理することが可能である。
第3のパターンは、途中で画像形成処理の中断が生じた場合で、且つ処理の開始後に中断が生じた場合である(B3)。例えば4枚目の記録媒体において4ページ目の処理の開始後から排出されるまでの間に搬送不良などのエラーがあったとする。4枚目の記録媒体には4ページ目の画像が形成されているため管理対象となる。しかし、4ページ目の処理で中断があったことや、4ページ目の記録媒体の状態、例えば4ページ目の記録媒体が画像形成装置1内から回収されたことなどは、従来方式では外部装置で把握することができない。第1の実施の形態の画像形成装置1では、中断された記録媒体の検出結果A2を外部に通知するため、画像形成装置1に中断が生じても画像の形成が開始された記録媒体について外部で把握できる構成となっている。
続いて画像形成装置1の構成を詳細に説明する。
図3は、画像形成装置1の制御回路のハードウェアの構成の一例を示す図である。図4は、画像形成装置1の機能ブロックの構成の一例を示す図である。図5は、画像形成装置1の画像形成部30の構成の一例を示す図である。
図3において、制御装置10は画像形成装置1の各部を制御する。記憶部10-1はフラッシュメモリなどである。センサ群10-2は、画像形成装置1の状態や、異常を検出する各種センサ群である。通信部10-3は、外部装置と通信する通信インタフェース(I/F)である。
制御装置10は、図4に示されるように、制御部100の他、エラー検出部110、媒体検出部120、および通知部130などの機能を有する。制御装置10は、例えばCPU(Central Processing Unit)とROM(Read Only Memory)を備え、CPUがROMなどの記憶部の各種プログラムを実行することにより各機能を実現する。なお、制御装置10は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの専用ハードウェアにより、機能の一部またはすべてを設けてもよい。
制御装置10は、オペレーションパネル20などから受け付けた出力指示に基づき、画像形成部30と通信して画像形成処理を開始する。出力指示は画像形成指示A1に相当する。
図5の画像形成部30には、一例として電子写真方式の構成が示されている。なお、画像形成部30を電子写真方式に限定するものではない。画像形成部30をインクジェット方式など、他の構成にしてもよい。
ここで、トナーやインクなどの色材は、記録媒体Bに付着して固着するもの、付着して浸透するものすべてを含む。記録媒体Bは、例えば用紙、記録紙、記録用紙、フィルム、布などであり、特に限定しない限り、色材が付着するすべてのものが含まれる。
記録媒体Bの材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなど色材が一時的でも付着可能であればよい。
図5に示される画像形成部30は、画像形成ユニット32と給紙ユニット37とを有する。画像形成ユニット32は、典型的には、CMYK4色の各作像ユニット32C、32M、32Y、32Kと、一次転写ユニット34C、34M、34Y、34Kと、二次転写ユニット35と、定着ユニット36と、排出トレイ38などを有する。また、画像形成ユニット32は、給紙ユニット37から記録媒体Bを給紙して搬送する搬送手段31を有する。搬送手段31として、給紙ユニット37から記録媒体Bを給紙する給紙ローラ31-1と、搬送路31-2と、排出ローラ31-3とが示されているが、給紙ローラ31-1および排出ローラ31-3のローラの位置、ローラの設置数、および搬送路31-2の経路は、一例であり、適宜変形しても勿論よい。
各作像ユニット32C、32M、32Y、32Kは、画像データに基づき光書き込み装置により書き込まれた各色の書き込み情報に対し作像プロセスを実施して、各色CMYKのトナー画像を形成する。各作像ユニット32C、32M、32Y、32Kにより形成された各トナー画像は、それぞれ一次転写ユニット34C、34M、34Y、34Kにより無端の中間転写ベルト39に転写される。
中間転写ベルト39に転写された各トナー画像は、中間転写ベルト39の駆動により二次転写ユニット35に移動し、給紙ユニット37から給紙された記録媒体Bに対して二次転写ユニット35で二次転写される。二次転写によりフルカラーの画像が記録媒体Bに形成され、その後、記録媒体Bは、定着ユニット36へ搬送され、定着ユニット36により画像が記録媒体Bに定着し、定着後に排出トレイ38で画像形成部30から排出される。
給紙ローラ31-1と排出ローラ31-3のそれぞれの位置には、記録媒体Bを検出するセンサ101が設けられている。センサ101は、記録媒体Bを検出することができるセンサであればよい。例えばセンサ101は、赤外線センサである。なお、センサ101は、その他の位置にも設けてよい。
また、記録媒体Bの検出に既存のセンサ出力を利用してもよい。例えば一般的な印刷装置であれば、給紙位置での検出は、給紙トレイの直近に備えられている紙位置検出センサや、給紙トレイに備えられている紙量検出センサの出力を利用できる。また、排出位置での検出は、排紙口の直近に備えられている紙位置検出センサや、排紙トレイに備えられている紙量検知センサの出力を利用できる。
エラー検出部110は、画像形成装置1の各部から通知される異常に基づき画像形成処理の中断が必要なエラーを検出する。例えば、エラー検出部110は、給紙時の紙詰まりが通知されると、その異常を画像形成処理の中断が必要な給紙エラーとして検出する。また、エラー検出部110は、給紙後の画像形成処理中に搬送不良が通知されると、その異常を画像形成処理の中断が必要な搬送エラーとして検出する。
媒体検出部120は、給紙ローラ位置のセンサの出力により、記録媒体Bが給紙されたことを検出し、排出ローラ位置のセンサの出力により、記録媒体Bが画像形成装置1内から排出されたことを検出する。媒体検出部120は、記録媒体Bの給紙を検出すると、その記録媒体Bの識別情報で搬送状況を監視する。例えば、媒体検出部120は、ページ番号と画像の識別情報と搬送状況を示す搬送情報とを記憶部10-1で紐づけして保持し、搬送路の記録媒体Bの位置をセンサ等で随時検出して記憶部10-1の搬送情報を更新することで、記録媒体Bの搬送状況を監視する。
例えば給紙後の記録媒体Bが絡まるなどしてエラーとなり、画像形成装置1内から排出されないケースもある。このときに、画像形成装置1の作業者が、エラー解除のために開閉部を開けて画像形成装置1内から記録媒体Bを手で回収する場合がある。媒体検出部120は、画像形成装置1から排出されていない排出未完の記録媒体Bの識別情報を記憶部10-1で保持している。記録媒体Bが排出未完かどうかは、記録媒体Bが排出されるときに排出ローラ31-3の位置のセンサ101から得られる出力により判定され、排出された記録媒体Bについては搬送情報の位置が更新されている。搬送情報の位置の更新がない記録媒体Bが排出未完の記録媒体となる。
なお、排出未完かどうかの判定は、排出ローラ31-3の位置のセンサ101からの出力に限らず、排出完了が確認できる位置であれば、その他の位置のセンサ出力であっても勿論よい。
制御装置10は、媒体検出部120が取得した情報を基に、エラーにより中断された記録媒体Bを検出し、検出結果を通知部130を介して外部装置に通知する。通知部130は、制御装置10の指示に基づき、記録媒体Bの検出結果を通信部10-3を介して外部装置に通知する。
検出結果には、中断の情報と、記録媒体Bの搬送情報などが含まれる。記録媒体Bの搬送情報は、記録媒体Bの識別が可能な識別情報と、中断時の記録媒体Bの搬送状況を示す情報を有する。搬送状況を示す情報は、給紙開始の情報と排出完了の情報とに基づき搬送状況を示す情報である。
なお、制御装置10は、中断が生じた場合に外部装置に検出結果を通知しない場合があってもよい。例えばエラーが給紙エラーの場合は、記録媒体Bへの処理の開始前で、画像形成装置1内に処理を開始した記録媒体Bが存在しない。そこで、制御装置10は、発生したエラーの要因により外部装置への通知の有無を判断することにより、給紙エラーのような場合に通知を行わないものとしてよい。
また、制御装置10は、記録媒体Bが給紙開始からエラーで搬送を中断するまでの経過時間と、搬送手段31による記録媒体Bの搬送速度と、記録媒体Bのサイズと、搬送路31-2の全長とから、排出未完の記録媒体Bの処理の状態を予測して、その予測結果を検出結果に含めて通知してもよい。排出未完の記録媒体Bは、画像の形成途中なのか、画像が定着した後なのか、エラーのタイミング或いは画像形成部30の構成などにより状態は様々である。このように計算により予測することにより、どこまでの処理が記録媒体Bになされたのかを外部装置で把握することが可能になる。
さらに、画像形成部30はインクインクジェット方式の場合であっても適用可能である。インクインクジェット方式の場合には、インクヘッドからCMYK4色のインクを吐出して記録媒体Bに画像を形成する。記録媒体Bは、給紙部から給紙され、搬送方向へ搬送されて、画像形成位置で画像が形成され、排出部から排出される。インクヘッドは記録媒体Bの画像形成位置でインクを吐出して画像を形成する。インクヘッドは記録媒体Bに対し、搬送方向に直交する主走査方向へライン走査を行う構成であってもよい。インクジェット方式の場合にも、中断時の記録媒体Bの搬送情報を検出して通知することができる。
(動作フロー)
図6は、画像形成装置1の処理が中断する場合の外部通知の動作の一例を示すフロー図である。まず、制御装置10は、オペレーションパネル20から画像形成指示を受け付ける(ステップS1)。
続いて、制御装置10は、給紙ユニット37に給紙を指示して給紙を開始し、さらに画像形成ユニット32に画像形成を指示する(ステップS2)。
その後、制御装置10は、エラー検出部110が画像形成処理の中断が必要なエラーを検出すると、開始した処理を中断する(ステップS3)。
続いて、制御装置10は、画像形成装置1内の中断された記録媒体Bを検出する(ステップS4)。
続いて、制御装置10は、検出結果、一例としては給紙後に画像形成装置1内から排出されていない排出未完の記録媒体を、外部装置に通知する(ステップS5)。
なお、制御装置10は、ステップS3の後にエラーが給紙後のエラーかを判定し、給紙後のエラーの場合にステップS4以下の処理を行い、給紙前のエラーの場合には通知を行わずに処理を終了してもよい。給紙前のエラーは、一例としては給紙エラーのことである。エラーが給紙前のエラーか給紙後のエラーかにより判定する例を示したが、これに限らない。判定は、エラーの要因ごとに行ってもよい。
また、制御装置10は、給紙後に画像形成装置1内から排出されていない排出未完の記録媒体Bが検出されない、つまり存在しない場合には、外部装置へ通知を行わなくてもよい。
また、エラー検出部110は、画像形成処理の中断が必要なエラーに加えてさらにエラー要因を制御装置10に通知し、制御装置10は、エラー要因が記録媒体Bの搬送エラーであった場合に、エラー要因を記録媒体Bの搬送情報に含めて外部装置に通知してもよい。
また、処理の開始後に中断がなく正常に排出された記録媒体Bについては、従来技術により、外部装置でも管理することができる。例えば、画像形成装置1が画像形成時に生成したIDを外部装置に送信し、そのIDを画像形成装置1で記録媒体Bにも付加することで可能になる。なお、従来技術の詳しい内容について、先行技術文献で説明しているため、ここでの詳しい説明は省略する。
以上のように、第1の実施の形態の画像形成装置1は、画像の形成が中断された場合に、記録媒体の搬送情報を外部装置に通知することができる。このため、中断された記録媒体を外部装置で把握することが可能になる。さらに、画像形成位置1が排出部で記録媒体の排出の有無を検出することにより、中断時に画像形成部内から回収された記録媒体を特定して外部装置で管理することが可能になる。
(第1の実施の形態の変形例1)
第1の実施の形態では、画像形成装置1がエラーで中断した場合に記録媒体Bの搬送情報を外部装置に通知する例を示した。変形例1では、画像形成装置1がさらに記録媒体Bの作像状況を示す情報を外部装置に通知する例を示す。なお、以下において第1の実施の形態と異なる構成を主に説明し、第1の実施の形態と同様の構成については適宜図示および説明を省略する。
図7は、変形例1にかかる画像形成装置1の構成の一例を示す図である。画像形成装置1は、制御装置10の機能ブロックの構成において作像状況取得機能140を有する。作像状況取得機能140は「第2検出手段」に相当する。この構成により、制御装置10は、中断された記録媒体Bの情報だけでなく、記録媒体1枚毎に作像状況を示す情報を取得し、作像状況を示す情報も外部装置に通知する。
画像形成部30が電子写真方式の場合、作像状況とは、作像ユニット32が作像した記録媒体1枚分のトナー画像の記録媒体Bへの転写の完了具合のことを指す。制御装置10は、作像状況取得機能140により、例えば二次転写部35に対する記録媒体Bの相対的な位置関係と、記録媒体Bの画像領域サイズとから作像状況を判断する。記録媒体Bの画像領域が二次転写部35の位置に対し排出方向にすべて通過している場合には、作像状況は100%完了とし、半分だけ通過している場合には、作像状況は50%完了とするなど、完了具合に応じた判断が可能になる。
また、画像形成部30がインクジェット方式の場合には、記録媒体Bに対してインクで作像された記録媒体1枚分の画像の完了具合のことを指す。
また、制御装置10は、両面に画像形成を行う場合には、表面と裏面の作像状況を取得して通知する。
このように、画像形成装置1が作像状況も外部装置に通知することで、中断により画像形成装置1内に残された記録媒体Bの作像状況までも外部装置で把握でき、その情報を踏まえて外部装置で記録媒体を管理することができる。
(第1の実施の形態の変形例2)
変形例2では、画像形成装置1が記録媒体の搬送情報に加えて、さらに記録媒体の画像形成プロセスを示す情報を外部装置に通知する例を示す。
図8は、変形例2にかかる画像形成装置1の構成の一例を示す図である。画像形成装置1は、制御装置10の機能ブロックの構成において画像形成プロセス状況取得機能150を有する。画像形成プロセス状況取得機能150は「第3検出手段」に相当する。この構成により、制御装置10は、中断された記録媒体の情報だけでなく、記録媒体1枚毎に画像形成プロセスの処理状況を示す画像形成プロセス状況を取得し、画像形成プロセス状況も外部装置に通知する。
一例として、画像形成プロセスとは、画像を記録媒体に転写する転写プロセスと、記録媒体に転写された画像を定着させる定着プロセスでのことである。
制御装置10は、画像形成プロセス状況取得機能150により、各ユニットから当該記録媒体Bの検出信号を取得するなどして画像形成プロセスがどこまで完了したのかを検出する。
このように、画像形成装置1が画像形成プロセスの状況も外部装置に通知することで、中断により画像形成装置1内に残された記録媒体Bの画像形成プロセス状況までも外部装置で把握でき、その情報を踏まえて外部装置で記録媒体を管理することができる。
(第1の実施の形態の変形例3)
画像形成装置1の電源が、停電など意図しないタイミングで切れた場合には、実行中の画像形成処理が強制的に中断することになる。変形例3では、このような場合にも中断した記録媒体を外部装置に通知することが可能な画像形成装置1の構成について説明する。
図9は、変形例3にかかる画像形成装置1の構成の一例を示す図である。図9に示されているように、画像形成装置1は、意図しないタイミングの電源OFF情報を記憶する記憶部(以下、当該記憶部を電源OFF記憶部と呼ぶ)160を有する。
電源OFF記憶部160は、意図しないタイミングで電源がOFFになったことを、例えば電源部161から検出信号により検出し、意図しない電源OFFを示す電源OFF情報を記憶する。
また、電源OFF記憶部160は、電源が再投入されたときに、意図しない電源OFFがあったことを示す電源OFF情報を制御装置10に通知する。
制御装置10は、電源が再投入されたとき、電源OFF記憶部160から電源OFF情報の通知があると、電源再投入前における意図しない電源OFFにより中断された記録媒体Bを検出し、検出結果を外部に通知する。なお、電源OFFにより中断された記録媒体Bの検出は、媒体検出部120が記憶部10-1に記憶している記録媒体の搬送情報から、エラーにより中断された記録媒体と同様の方法で検出することができる。これ以上は繰り返しの説明となるため省略する。
このように、電源が意図しないタイミングで切れたことにより中断された記録媒体Bについても外部装置で把握できるようになり、外部装置でこのような記録媒体を含む管理も可能になる。
(第1の実施の形態の変形例4)
画像形成装置1は、エラーの要因から判断し、中断後に開始した処理において、記録媒体への画像形成を中断した画像を別の記録媒体に再度形成する処理(ここでは再出力と言う)を自動で行う。例えば印刷装置が自動で行う再印刷が再出力の処理にあたる。変形例4では、中断された記録媒体Bが画像形成装置1で別の記録媒体Bに再出力されたときに、その別の記録媒体Bが再出力であることを外部装置に通知するための構成を説明する。
図10は、変形例4にかかる画像形成装置1の構成の一例を示す図である。図10に示されているように、画像形成装置1は、再出力処理部170を有する。
再出力処理部170は、中断されたページの再出力の要否を判断し、要と判断したページの再出力を制御部100に指示する。一例として、再出力処理部170は、エラー検出部110から通知されたエラーのエラー要因に基づいて、中断されたページの再出力の要否を判断する。
制御部100は、再出力処理部170からの再出力の指示に基づき、エラー復旧後、その画像の再出力処理を行って、エラーで中断された記録媒体と、それとは別の記録媒体に再出力を行ったという情報とを外部に通知する。
なお、一般的な画像形成装置は、外部から受け付けた画像形成指示を記憶する記憶部を有しており、ユーザが意図的にその記憶部を参照して再出力を実施するケースもある。そこで、ユーザが実施する再出力については制御部100が検出して外部に通知するようにしてもよい。そうすることにより、ユーザが再出力を実施した場合にも、エラーで中断された記録媒体と、それとは別の記録媒体に再出力を行ったという情報とを外部に通知することができる。
ここで、1枚の記録媒体毎に1ページ分とする30ページ分の画像形成指示を行い、実行処理中に4枚目が紙詰まりでエラーになり、4ページ目が再出力されたとする。従来技術では4ページ目が紙詰まりになったことや、紙詰まりした記録媒体と再出力した記録媒体とで4ページ目が2枚存在することまで把握できない。
図11は、変形例4にかかる画像形成装置1の再出力された記録媒体の管理について説明する図である。図11に示されているように、4ページ目B4が紙詰まりで、その後に再出力が実施されて4ページ目B4が2枚存在する状況になっても、変形例4にかかる画像形成装置1によれば、1枚目の中断された情報と2枚目の再出力された情報とが外部装置に通知されるため、外部装置で2枚共に把握することができ、中断されたことも再出力されたことも一貫して外部装置で管理することが可能となる。
(第1の実施の形態の変形例5)
これまでの形態では、画像形成装置1が通信部10-3介して検出結果を外部装置へ通知する例を示した。画像形成装置1から外部装置への通知は、通信部10-3以外を介して行ってもよい。変形例5では画像形成装置1が検出結果を記録媒体へ出力することにより外部装置へ通知する例を示す。
図12は、変形例5にかかる画像形成装置の構成の一例を示す図である。図12に示されているように、変形例5にかかる画像形成装置1は、検出結果を記録媒体Bに出力する出力指示を行う出力部180をさらに有する。
制御装置10は、出力部180による指示に基づき、外部装置に通知する検出結果を画像形成部30で記録媒体Bに出力する。つまり、記録媒体Bに検出結果情報が印刷される。このように画像形成装置1が検出結果情報を印刷して、検出結果情報が印刷された記録媒体で外部装置に通知される。
従って変形例5の画像形成装置では、検出結果を記録媒体で通知することも可能になる。変形例5の画像形成装置では記録媒体による通知が可能なため、外部装置へデータを送信する通信I/Fがない画像形成装置、或いは通信環境がない場合であっても、外部装置への通知が可能になる。
なお、記録媒体による通知と、データによる通知とを併用すれば、片方の通知が何らかの理由で使用できない場合でも、その通知を他方により補うことが可能である。
(第1の実施の形態の変形例6)
変形例6では、再出力の通知を、記録媒体Bにより行う例を示す。
図13は、変形例6にかかる画像形成装置の構成の一例を示す図である。図13に示されているように、変形例6にかかる画像形成装置1は、再出力処理部170と合成処理部190とを有する。
制御装置10において、再出力処理部170は再出力要と判断すると制御部100に再出力を指示する。再出力が指示されると、合成処理部190が、再出力する画像データに再出力を示す情報を合成する。そして画像形成部30が、合成後の画像データに基づき別の記録媒体に画像を再度形成する。
図14は、再印刷された記録媒体Bの出力例を示す図である。図14に示されているように、記録媒体Bには再印刷されたページの文書が印刷されている。図14には一例として文書名と項目を示している。さらに、その記録媒体Bに、その文書が再印刷であることを示す識別情報B11が可視光下で確認できるようにCMYK等の可視の記録材で印刷されている。
なお、ここでは一例として「再印刷」という文字を識別情報B11としているが、識別情報B11をこれに限定するものではない。再出力を示す内容であれば、識別情報B11の内容、配置、色などは適宜変更してよい。
図15は、再印刷された記録媒体Bの出力例の別の一例を示す図である。図15(a)は、読取装置において不可視光照射で読み取った読取画像の画像イメージであり、図15(b)は、可視光下で人の目に見える画像イメージである。
図15(a)および図15(b)に示されるように、再印刷を示す識別情報B11は、図15(b)の可視光下では確認ができず、図15(a)の不可視光照射の読取画像で確認できる。再印刷の識別情報B11には、不可視の記録材が使用されている。
このようにすることにより、不可視光の画像読み取りによって再印刷の文字が確認でき、再印刷したものであるということが分かる。また、可視光下では再印刷の文字が見えないため、文書の記載内容が読みやすくなる。
また、不可視の記録材を用いることで元々文書に記載されている内容のレイアウトを気にせず再印刷の情報を付加することができる。
このように、変形例6の画像形成装置1では再出力の通知を記録媒体Bに出力するため、その記録媒体Bでも外部装置で再出力を把握することが可能である。
(第1の実施の形態の変形例7)
画像形成装置1は、ログ情報により検出結果を外部装置へ通知するようにしてもよい。
図16は、変形例7にかかる画像形成装置の構成の一例を示す図である。図16に示されるように、画像形成装置1は、ログ情報を外部へ通知する。ログ情報には、中断時刻、エラー種別、時系列で検出した記録媒体の搬送状況を示す情報などが含まれる。
外部装置は、ログ情報を取得することで画像が形成された記録媒体を管理する。例えば、時系列で検出した記録媒体のうち、中断された記録媒体、その記録媒体の搬送状態などをログ情報から把握して管理する。
このように変形例7の画像形成装置は、ログ情報を通知するため、記録媒体のより詳細な状態を管理することができる。
(第2の実施の形態)
図17は、第2の実施の形態にかかるシステム1000全体のハードウェア構成の一例を示す図である。図17に示される情報処理装置2と画像形成装置1とは通信可能に構成されている。さらに、情報処理装置2には、ホストコンピュータ3との接続が可能になっている。なお、情報処理装置2と通信可能な画像形成装置1の数は1つに限らず複数であってもよい。また、情報処理装置2と画像形成装置1とはネットワーク(例えばLAN(Local Area Network)など)を介して通信を行ってもよいし、Bluetooth(登録商標)等により近距離で通信を行ってもよい。
ホストコンピュータ3は、情報処理装置2に画像形成指示を行う。ホストコンピュータ3がユーザのPC(Personal Computer)に適用される場合には、情報処理装置2にネットワークを介して画像形成指示を行う。
情報処理装置2は、ホストコンピュータ3から受け付けた画像形成指示と、画像形成指示に基づき画像形成装置1が画像を形成した記録媒体Bとを固有の識別情報で管理する管理サーバある。このようなシステムは、例えば画像形成装置1が印刷装置で、情報処理装置2が文書管理サーバである文書管理システムに適用可能である。
情報処理装置2は、CPU21と、ROM22と、RAM(Random Access Memory)23と、エンジンインターフェース24と、パネルインターフェース25と、ホストインターフェース26と、HDD(Hard Disk Drive)27を備える。CPU21、ROM22、RAM23、エンジンインターフェース24、パネルインターフェース25と、ホストインターフェース26、およびHDD27は、バス29を介して接続されている。
CPU21は、所定の管理プログラムを実行して、固有の識別情報を付加した記録媒体を管理する。
ROM22は、固定プログラムを記憶する。RAM23は、CPU21のワークエリアとしての記憶領域を有する。HDD27は、管理プログラムや、管理テーブルなどを記憶する。
パネルインターフェース25は、UI部28との接続インターフェースである。
UI部28は、表示パネルの表示部や入力部である。UI部28は、表示部の画面表示と、入力部でのユーザ入力の受け付けを行う。表示部は、液晶などの表示画面を有する。入力部は、表示画面に設けたタッチパネルでもよいし、キーボードまたはマウスなどでもよい。
ホストインターフェース26は、ホストコンピュータ3との接続インターフェースである。
エンジンインターフェース24は、画像形成装置1との接続インターフェースである。エンジンインターフェース24は、画像形成指示を画像形成装置1に出力する。
画像形成装置1は、例えば、電子写真方式や、インクジェット方式の画像形成部30を備える。なお、画像形成装置1の構成については、第1の実施の形態において説明しているため、ここでの詳しい図示説明は省略する。
図18は、システム全体の機能ブロック構成の一例を示す図である。図18に示されるように、情報処理装置2は文書管理部200を有する。文書管理部200は、情報処理装置2のCPU21が管路プログラムを実行することにより機能部として実現される。
文書管理部200は識別情報付加部210と保存部220を有する。識別情報付加部210は、画像形成指示を受け取ったときに画像形成指示のうちの画像データに対して固有の識別情報(一例としてID)を付加する。また、識別情報付加部210は、画像データが複数ページある場合には、ページ毎に固有の識別情報を付加する。保存部220は、固有の識別情報と画像データを保存する。
情報処理装置2は、ホストコンピュータ3から画像形成指示を受け取ると、識別情報付加部210により識別情報が付加された画像形成指示を、画像形成装置1に出力する。
画像形成装置1では、情報処理装置2からの指示を制御装置10が受け取り、識別情報が付加された画像データの画像を記録媒体Bに形成する。
また、制御装置10は、指示されたページ数および部数の画像形成が完了すると、ログを情報処理装置2に通知する。ログの内容には、画像を形成した記録媒体についての、例えばページ毎の固有の識別情報や、画像形成日時や、完了したページ数である。また、処理が中断された場合には、中断された記録媒体の検出結果なども含めて通知する。
情報処理装置2では、画像形成装置1からのログを文書管理部200が受け取って保存部220に保存する。これにより、画像形成装置1で画像が形成された記録媒体を文書管理部200側で管理することが可能になる。
各実施の形態の各装置で実行するプログラムは、ROMに予め組み込んで提供してもよい。また、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。また、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。
上記で説明した各実施の形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
1 画像形成装置
1-1 制御手段
1-2 エラー検出手段
1-3 媒体検出手段
1-4 通知手段
1-5 画像形成手段
B 記録媒体
特開2008-042821号公報

Claims (12)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    異常に基づき前記画像の形成を中断する制御手段と、
    前記画像の形成が中断された記録媒体を検出する第1検出手段と、
    前記第1検出手段による前記記録媒体の検出結果を外部に通知する通知手段と、
    を有する画像形成装置。
  2. 前記第1検出手段は、前記画像の形成が中断された前記記録媒体の搬送状況を検出し、
    前記通知手段は、前記搬送状況に基づき検出される排出未完の記録媒体を前記外部に通知する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像の形成が中断された前記記録媒体の作像状況を検出する第2検出手段を有し、
    前記通知手段は、前記画像の形成が中断された前記記録媒体の前記作像状況を示す情報を前記外部に通知する、
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成手段が電子写真方式である場合において、
    前記画像の形成が中断された前記記録媒体の画像形成プロセスの状況を検出する第3検出手段を有し、
    前記通知手段は、前記画像の形成が中断された前記記録媒体の前記画像形成プロセスの状況を前記外部に通知する、
    請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 電源が意図しないタイミングでOFFになると電源OFF情報を記憶する記憶手段を有し、
    前記記憶手段は、前記電源が再投入されると電源OFF情報を通知し、
    前記第1検出手段は、前記電源OFF情報の通知に基づき、前記電源の意図しないタイミングのOFFにより前記画像の形成が中断された記録媒体を検出し、
    前記通知手段は、前記電源の再投入により前記第1検出手段が検出する前記記録媒体の検出結果を外部に通知する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成手段は、前記検出結果を示す情報を前記記録媒体に出力する、
    請求項1~5のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成手段は、前記中断の後に前記画像を別の記録媒体に再度形成し、
    前記通知手段は、前記別の記録媒体に前記画像を再度形成したことを示す情報を外部に通知する、
    請求項1~5のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成手段は、前記別の記録媒体に対し、前記画像を再度形成した記録媒体であることを示す識別情報を付加する、
    請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成手段は、前記識別情報を不可視の記録材で前記記録媒体に形成する、
    請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記通知手段は、外部にログ情報を通知することにより前記検出結果を外部に通知する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  11. 記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    異常に基づき前記画像の形成を中断する制御手段と、
    前記画像の形成が中断された記録媒体を検出する第1検出手段と、
    前記第1検出手段による前記記録媒体の検出結果を外部に通知する通知手段と、
    を有する画像形成装置と、
    前記検出結果が示す識別情報で前記記録媒体を管理する情報処理装置と、
    を有するシステム。
  12. 中断された記録媒体の情報を画像形成装置から外部装置に通知する方法であって、
    記録媒体に画像を形成するステップと、
    異常に基づき前記画像の形成を中断するステップと、
    前記画像の形成が中断された記録媒体を検出するステップと、
    前記記録媒体の検出結果を外部に通知するステップと、
    を含む方法。
JP2022136792A 2022-08-30 2022-08-30 画像形成装置、システムおよび方法 Pending JP2024033290A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022136792A JP2024033290A (ja) 2022-08-30 2022-08-30 画像形成装置、システムおよび方法
US18/234,878 US20240069823A1 (en) 2022-08-30 2023-08-17 Image forming apparatus, system, and method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022136792A JP2024033290A (ja) 2022-08-30 2022-08-30 画像形成装置、システムおよび方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024033290A true JP2024033290A (ja) 2024-03-13

Family

ID=89999709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022136792A Pending JP2024033290A (ja) 2022-08-30 2022-08-30 画像形成装置、システムおよび方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20240069823A1 (ja)
JP (1) JP2024033290A (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013047882A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Olympus Imaging Corp サーバ装置及びシステム
CN102970320B (zh) * 2011-08-31 2016-12-21 精工爱普生株式会社 处理装置、处理方法
JP6459236B2 (ja) * 2014-06-19 2019-01-30 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP6172182B2 (ja) * 2015-02-25 2017-08-02 株式会社リコー プログラム、情報処理装置、出力管理システム及び出力管理方法
JP6682922B2 (ja) * 2016-03-09 2020-04-15 セイコーエプソン株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
JP2018118832A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム、ジョブ実行方法、およびジョブ実行プログラム
JP6958072B2 (ja) * 2017-07-31 2021-11-02 セイコーエプソン株式会社 サーバーシステム、稼働情報収集システム及びサーバーシステムの作動方法
US10901850B2 (en) * 2019-01-22 2021-01-26 International Business Machines Corporation Thread checkpoint table for computer processor
JP2022133638A (ja) * 2021-03-02 2022-09-14 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 画像形成システムおよびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20240069823A1 (en) 2024-02-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012011769A (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法、及び、プログラム
JP2013233772A (ja) 検品システム、印刷装置、検品システムの制御方法、及びプログラム
JP7440827B2 (ja) 異常情報表示装置、画像形成システム、異常情報表示方法およびプログラム
JP2022016487A (ja) 画像検査装置、プログラム、画像検査方法及び画像検査システム
JP2012111152A (ja) 画像形成装置
US11518639B2 (en) Paper ejection apparatus, paper ejection method, and image forming system
US20160292552A1 (en) Image forming apparatus
JP2013186420A (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法およびプログラム
JP6818438B2 (ja) 印刷制御装置、その制御方法及びプログラム
US8514424B2 (en) Printing apparatus, printing resuming method, and storage medium
JP2024033290A (ja) 画像形成装置、システムおよび方法
US20190023028A1 (en) Label printer
JP2932396B2 (ja) 画像形成装置
US20200150576A1 (en) Image Forming System, Image Forming Method, Image Forming Program, And Image Inspection Device
JP2000122361A (ja) 画像形成装置
JP2019155594A (ja) 画像形成システム及びプログラム
JP7194329B2 (ja) 画像形成装置
JP3817483B2 (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体
JP2011197044A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム
JP5010558B2 (ja) 画像形成装置、その印刷制御方法及びプログラム
JP7135671B2 (ja) 画像形成装置および画像形成装置用プログラム
JP6720025B2 (ja) 画像形成装置
US20200259970A1 (en) Image forming apparatus
JP4417276B2 (ja) 画像読取装置
JP5066892B2 (ja) 画像形成装置