JP2932396B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2932396B2
JP2932396B2 JP2243316A JP24331690A JP2932396B2 JP 2932396 B2 JP2932396 B2 JP 2932396B2 JP 2243316 A JP2243316 A JP 2243316A JP 24331690 A JP24331690 A JP 24331690A JP 2932396 B2 JP2932396 B2 JP 2932396B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2405/00Parts for holding the handled material
    • B65H2405/30Other features of supports for sheets
    • B65H2405/35Means for moving support
    • B65H2405/352Means for moving support in closed loop

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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプリンタ,複写機等の画像形成装置におい
て、複数の排紙トレイを備えた画像形成装置に関する。
(従来の技術) 第8図に複数の排紙トレイを備えたレーザービームプ
リンタの例を示し、同図(1)は外観を示す斜視図、同
図(2)は内部の概略構成図を示す。
図に示すように画像形成部を構成する感光体ドラム1
の回転方向に帯電チャージャ2,現像ユニット3,転写・分
離チャージャ4,クリーニングユニット5が配置され、感
光体ドラム1の上方に光書込みユニット6,コントローラ
(ボード)7及びエンジン(ボード)8等を備える。ま
た、プリンタ本体9の側壁部に2組の給紙カセット10,1
0を備え、給紙ユニット11、レジストローラ対12とで給
紙経路を構成する。
また、定着ユニット13からの排紙経路には、切換爪1
4,15で用紙(以下シートという)が排出される上面排紙
トレイ16、側面排紙トレイ17,18を備える。また、メイ
ンモータM1は前記画像形成部用、モータM2は前記排紙ト
レイ用の各動作機構部に対する駆動源である。
上記側面排紙トレイ17,18は図例では10個のビン番号B
0〜B9で示す10個のビンで構成され、一般にメイルボッ
クスと呼ばれ、ユーザが占有的に使用できることを目的
としている。
このレーザビームプリンタの動作概要を説明すると、
給紙カセット10,10上に載置されたシート束から最上部
の1枚のシートを矢印A方向に給送し、レジストローラ
対12によってタイミングをとって感光体ドラム1へ搬送
する。
一方、メインモータM1により感光体ドラム1を矢印方
向に回転駆動し、その表面を帯電チャージャ2によって
帯電した後、書込みユニット6により変調されたレーザ
スポットで走査して静電潜像を形成する。そして、この
潜像を現像ユニット3によってトナーを付着させて可視
像化する。
さらに、このトナー像を転写・分離チャージャ4によ
り、レジストローラ対12によって搬送されてきたシート
に転写させ、それを定着ユニット13へ搬送して加熱定着
する。
この定着ユニット13を出たシートを上方へ搬送し、プ
リンタ本体9の上面に設けられた上面排紙トレイ16へ矢
印B方向に排出される。
また、切換爪14,15により定着ユニット13を出たシー
トはプリンタ本体9の側面に設けられた側面排紙トレイ
17,18へ矢印C方向に排出される。この図示の排出状態
は切換爪14,15及び各ビンの切換爪19のうちビン番号B2
の切換爪19-2とによってビンB2の排紙トレイに排出され
ていることを示す。
上述したレーザービームプリンタを複数のユーザによ
り共用するところのLAN等のネットワークの情報の流れ
図を第9図に示す。図に示すようにネックワーク20には
複数のユーザのワークステーション21が接続されてお
り、これら各ワークステーションが夫々共用するホスト
コンピュータ22,ファイルサーバ23及びプリントサーバ2
4(コントローラ7及びエンジン8)が接続されてい
る。ここで、複数のユーザから切換え作業なしで共用で
きるタイプのプリンタを特にプリントサーバと呼んでい
る。
このプリントサーバは画像処理やプリントのマネジメ
ントを行なうコントローラ7と実際に画像の書込みを行
なうエンジン8から成っている。
下記第2表は従来のネットワーク20に接続されたユー
ザ(ワークステーション21)がプリントアウトを行なう
手順の一例を示す。
上表例を簡単に説明すると、ユーザはワークステーシ
ョン21上からプリントアウトを行なうためのプログラム
(NETPRINT)<a1>を起動し、必要なファイル名(FILE
NAME)<a2>、プリント先(OUTPUT TRAY)<a3>、プ
リントジョブ(PRINT Job)のスタート(STARTED)<a4
>、及びプリントジョブのエンド(ENDED)<a5>等の
情報を指示する。ここでは、ビン番号B3(bIN3)の排紙
トレイを指示している。
ホストコンピュータ22はプリントアウト作業の進行状
況を示すメッセージを当該ワークステーション21の表示
部(CRT)に表示する。本例はテキストによる対話型の
入力方法を示すが、アイコンとマウスを使用した入力方
法もある。
ユーザは表示部(CRT)に示されたメッセージからプ
リントアウトの終了を知り、プリントされたシートが排
紙されたビン番号を記憶するなり、メモして、ワークス
テーション21からプリントサーバ24の設置されている所
まで出向いてビン番号B3に対応するプリントされたシー
トを側面排紙トレイ17(ビン番号B0,B1〜B4を収容)か
ら取出す。
(発明が解決しようとする課題) 上述した例のメイルボックスのようにユーザは多数の
排紙トレイ(ビン)の中から自分のプリントアウト(シ
ート)のある排紙トレイ(ビン)を探し出すという煩雑
な作業が発生していた。
更に、万一取出すべき排紙トレイ(ビン)を間違え
て、他のユーザのプリント(シート)を持出してしまっ
た場合には、自分のプリントアウトが置き忘れられるだ
けでなく、持出されてしまったユーザにとっては取返し
のつかない不都合、つまり機密が知られてしまうことと
なる。
また、メイルボックスにおいては、ユーザが100人以
上となると構成が可成り難かしくなり、しかも全ユーザ
が常にプリントアウトを行なうわけでないので、大半の
排紙トレイ(ビン)は空のままで非常に無駄となる。ま
た、ユーザの数も常に変動するので、排紙トレイ(ビ
ン)の数を最適数にすることが難かしく、拡張性,柔軟
性がなかった。
本発明は上述したような事情に鑑み、請求項(1)記
載の発明は、複数のユーザの共用するプリントサーバに
おいて、自分のプリントアウトシートを簡単かつ確実に
入手することができる画像形成装置を提供することを目
的とする。
また、請求項(2)及び(3)記載の発明は、複数の
ユーザが共用するプリントサーバにおいて、プリントア
ウトの機密保持が保たれ誤って取出されることのないよ
うに施錠や警告表示する画像形成装置を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決し目的を達成するため、請求項(1)
記載の発明は、複数の排紙トレイを備えた画像形成装置
において、画像形成されたシートを前記複数の排紙トレ
イにおける所定の排紙トレイに排紙させるシート排紙手
段と、前記排紙トレイに収納されているシートを取出す
取出し口を有し、かつ前記複数の排紙トレイを覆うカバ
ーと、前記排紙トレイの中から指定された排紙トレイを
前記取出し口に対応するシート取出し位置まで移動させ
る排紙トレイ移動手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項(2)記載の発明は、前記カバーに、前
記取出し口を覆う取出し用カバーと、この取出し用カバ
ーを閉鎖状態に維持する施錠手段を設け、指定された排
紙トレイを前記排紙トレイ移動手段により前記シート取
出し位置に移動させると共に、前記施錠手段を駆動させ
て前記取出し用カバーの開放を可能にする制御手段を備
えたことを特徴とする。
また、請求項(3)記載の発明は、指定された排紙ト
レイ以外の排紙トレイに対して前記取出し用カバーが開
放された時に、警告を行なう警告手段を備えたことを特
徴とする。
(作用) 一連のプリントが終了したプリントアウトシートは、
特定された位置にある空の排紙トレイに転送され、ここ
に一括してスタックされ保存される。また、メイルボッ
クスのように同じユーザのプリントアウトシートは同じ
排紙トレイに排紙される。そして、上記排紙動作が終っ
た排紙トレイ上のプリントアウトシートの取出しは、ユ
ーザが入力する特定コードにより指定された排紙トレイ
を取出し位置に移動し、かつ施錠手段を駆動させて排紙
カバーを覆っているカバーを開放させて、当該ユーザに
係るプリントアウトシートの取出しを可能にする。しか
し、当該ユーザ以外の誤まり操作の時は警告音等を発生
する。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例に係るレーザービームプリ
ンタを示し、同図(1)は外観を示す斜視図、同図
(2)は輪還型の側面排紙トレイの構成を主として示す
内部構造図である。図に示すようにプリンタ本体9の操
作面側にプリンタ本体9に対する操作パネル25Aを設
け、排紙装置9′には、輪還型の側面排紙トレイ26に対
する操作パネル25B(上記操作パネル25Aと一体化しても
よい)と、側面排紙トレイ26の位置表示を行なうLCD表
示器27とを設けてある。また、プリンタ本体9の上面に
プリントアウトシートを取出すシート取出し用カバー28
が蝶番28Aにより取付けられ、矢印D−D′方向に開閉
する。また、操作面側に開閉(矢印E−E′方向)可能
な側面排紙トレイ26のジャム処理用前カバー29が蝶番29
Aにより取付けられている。
輪還型の側面排紙トレイ26は10個のビンで構成された
例を示し、夫々のビン(排紙トレイ)は、輪還状に連結
されているリフト30で矢印F方向に輪還するようトレイ
移動用のリフトモータM2で駆動され、該モータM2は後述
する排紙制御用CPU33(第2図)により駆動が制御され
る。
第2図は前記第1図の制御部のブロック構成図を示
し、鎖線で区分した右側がプリンタ本体9、左側が排紙
装置9′である。
図示の本体側の本体マイクロコンピュータ(CPU)31
はシリアル通信ライン32(送信TXD,受信RXD)を通じて
排紙制御用CPU33と接続されており、本体CPU31はシリア
ル通信ライン32を通じてシートの排紙動作,シートのジ
ョブ番号,ジョブの開始/終了,ジャムの発生等の情報
を送信し、一方、排紙装置の排紙制御用CPU33は排紙レ
ディ/ビジィ,ジャムの発生,不当なアクセスの有無,
カバー開閉等の各情報を送り返す。
上記、排紙制御用CPU33の入力(1)側には、ジャム
検知センサS1,トレイ位置センサS2,トレイ番号センサ
S3,トレイ空センサS4,前カバー開センサS5及びシート
取出しカバー開センサS6並び操作パネル(入力部)25B
からの信号が入力される。図中、トレイ番号センサS3
5、操作パネル25Bの8は夫々入力回線数を示す。
また、排紙制御用CPU33の出力(0)側には、各ドラ
イバd1〜d4を介して、トレイ移動用のリフトモータM2
シート搬送用のモータM3,カバー28,29の施錠(ロッ
ク)ソレノイドSOL,及び警告音用ブザーBZが接続され、
夫々の動作が制御される。また、LCDドライバd5を介し
て操作パネル(表示部)25BのLCD表示器27に排紙トレイ
に関する位置情報等が出力回線(回線数16)を介して表
示される。
上記排紙制御用CPU33は同一のジョブ番号のシートが
同一の排紙トレイ(ビン)に収納されるようにトレイ位
置センサS2,トレイ番号センサS3の出力を基にトレイ移
動用のリフトモータM2を駆動,制御しリフト30を矢印F
方向に輪還移動し目的の排紙位置に排紙トレイ(ビン)
26を移動させ、その状態をLCD表示器27に表示する。
また、操作パネル25B(入力部)よりプリントアウト
シートの取出し指示があった場合、該当の排紙トレイを
前記センサS2,S3を利用し、トレイ移動用のリフトモー
タM2を駆動,制御してシート取出し位置に輪還移動さ
せ、その状態を操作パネルのLCD表示器27に表示する。
また、ジャム発生時、ジャム除去処理のため前カバー
29を開いた時(第1図(1)矢印E方向)の前カバー開
センサS5,シート取出し用カバー28を開いた時(第1図
(1)の矢印D方向)のシート取出しカバー開センサS6
の各検知信号は、当該ユーザが操作パネル(入力部)25
Bから特定コードを入力しなかった場合、つまり誤った
操作をした時に警告音用ブザーBZを鳴動させるようにな
っている。
次に本実施例の動作を前記第1図,第2図及び下記第
1表に基づき説明する。
まず、ユーザがプリントアウトを行なう手順は第1表
に示す(a)ワークステーション21(第9図参照)での
入力作業及び(b)プリンタでの作業に分別される。
即ち、第1表に示すようにユーザは、プリント先(OU
TPUT TRAY)<a3>を意識することなく(前記第2表の
<a3>がない)プログラム<a1>、必要なファイル名<
a2>、プリントジョブのスタート<a4>及びエンド<a5
>を操作パネル25Aで指示するだけでよい。
プリントアウトが完了した旨のメッセージをワークス
テーション21のCRTで受取ったらプリントサーバ24に移
動し、操作パネル25Bから、自分またはジョブのアイデ
ンティティを示すユーザID,ジョブ番号,またはパスワ
ード等の特定のコードを入力する<b1>。そして、プリ
ントアウトシートのある排紙トレイ26の位置がLCD表示
器27に表示され、該排紙トレイ26が輪還移動して取出し
位置Gに移動するまで待機する。取出し位置Gに移動し
た旨の表示がLCD表示器27に表示されたら、シート取出
し用カバー28を開き(矢印D方向)、自分のプリントア
ウトシートを取出す<b2>。そして、シート取出し用カ
バー28を閉めるだけでプリントアウト作業は完了する。
上記第1表に示す手順のうちで主要部分の動作を次に
説明する。
いま、プリンタ本体9側でプリントが終えたプリント
アウトシートは、切換爪14により矢印C方向へ転送さ
れ、空の側面排紙トレイ26A(第1図(2)の左下)に
運ばれ、まとめてスタックされ保存される。この場合、
メイルボックスのように同じユーザが行なったジョブは
同じ側面排紙トレイに排紙するように空の側面排紙トレ
イ26Aではなく、同じユーザのプリントアウトシートが
収納されている側面排紙トレイ26B,……等のいずれかに
排紙を行なう。この排紙動作は、ドライバd1,d2で駆動
されるトレイ移動用のリフトモータM2、シート搬送用の
モータM3で、リフト30や転送ローラ34等が夫々駆動され
る。
次に排紙動作が終るとトレイ駆動用のリフトモータM2
を駆動し、リフト30を回転し空の側面排紙トレイが排紙
位置に来るまで移動を行なう。
ユーザが側面排紙トレイからプリントアウトシートを
取出すときには、操作パネル(入力部)25Bから前述し
た第1表<b1>に示す特定のコードを入力する。排紙制
御用CPU33は前記特定のコードから対応するプリントア
ウトシートを収納している側面排紙トレイの位置を、プ
リントを行なったときに付加されているジョブのデータ
から割出すことにより特定する。そして、ドライバd1
よりトレイ移動用のリフトモータM2を駆動し、前記特定
された側面排紙トレイが最上部の取出し位置Gに来るよ
うにリフト30の輪還移動を行なう。
上記輪還移動を行なう各側面排紙トレイ26の位置は、
トレイ位置センサS2、トレイ番号センサS3により各側面
排紙トレイの位置情報が排紙制御用CPU33に入力される
ことにより、該CPUはLCDドライバd5を介してLCD表示器2
7に時々刻々表示して、ユーザに分り易いようにしてあ
る。
ユーザが求めるプリントアウトシートを収納した側面
排紙トレイが取出し位置Gに来た時、LCD表示器27にそ
の旨が表示される。ユーザはシート取出し用カバー28を
開き(矢印D方向)プリントアウトシートを取出す。こ
の時シート取出しカバー開センサS6からの検知信号が排
紙制御用CPU33に入力されており、上記プリントアウト
シートの取出しが終了しシート取出し用カバー28が閉め
られたことにより、前記検知信号が断となる。そこで、
排紙制御用CPU33は当該側面排紙トレイを取出し前の位
置に移動させるためトレイ移動用のリフトモータM2を駆
動し、シリアル通信ライン32を介して本体CPU31にプリ
トジョブの再開を指示する。また、このプリントアウト
シート取出し終了は操作パネル(入力部)25Bにプリン
トアウトシート取出し終了ボタン等を設けてユーザに確
認を求めるようにしてもよい。また、前記においてプリ
ントアウトシート取出しのためシート取出し用カバー28
を開いている間は、シート取出しカバー開センサS6の検
知信号から、排紙制御用CPU33はトレイ移動用のリフト
モータM2の駆動を禁止して、リフト30による側面排紙ト
レイ26への移動を停止状態とすることにより安全対策が
施されている。
なお、上記実施例において、側面排紙トレイ26はリフ
ト30により輪還移動させる機構例についてのべたが、水
平,垂直方向に側面排紙トレイ26を選別動作させる機構
(例えば、部品倉庫の収納取出し方式)にしてもよい。
また、本実施例のプリンタは上面プリント方式である
ので、フェースダウン排紙を行なうため、左下まで搬送
経路を延長して排紙位置としたが、下面プリントの行な
える書込み部を備えたプリンタでは、定着ユニット13の
すぐ下流に排紙位置を定めることが出来るので好都合で
ある。
上記実施例についてはレーザービームプリンタを例と
して説明したが、請求項(1)記載の排紙装置を備えた
ファックス装置も同様な効果を生む事が出来る。
すなわち、ファックス画像送信に先立って送信先の社
員番号などのアイデンティティを表す特定のコードを付
加し、前記コードに対応するコードを取出しトレイ選択
手段に入力することにより、前記ファックス画像のプリ
ントが収納されている排紙トレイが取出し位置に移動す
るように構成するならば複数のユーザが受取るべきファ
ックス文章を仕分けする必要がなくなり、文章の紛失の
危険性も回避できる。
次に本発明の請求項(2)及び(3)記載に係る発明
の実施例について第2図ないし第7図により説明する。
第3図は側面排紙トレイにおけるカバー施錠機構の一
実施例を示す斜視図である。図に示すように排紙装置
9′側にシート取出し用カバー28と、ジャム処理用前記
カバー29との施錠用ソレノイド(SOL1)35,(SOL2)36
を備え、前記夫々のカバーには該ソレノイドの施錠ピン
P1,P2が出入する施錠孔28B,29Bを備える。
上記両カバー28,29に対するソレノイド35,36による施
錠の制御フローを第4図に示す。第4図(1)はシート
取出し用カバー28の制御フローであり、ユーザが操作パ
ネル(入力部)25Bから正しい操作(前出第1表の<b1
>)により排紙トレイに対する選択指示が有り(S1)、
当該排紙トレイがリフト30により移動し(S2)、その移
動が完了しシート取出し位置Gに来たとき(S3)、排紙
制御用CPU33はドライバd3を介してソレノイド(SOL1)3
5をオフとして、施錠ピンP1を施錠孔28Bから外し出し施
錠を解除する(S4)。これにより、シート取出し用カバ
ー28を矢印D方向へ開き排紙トレイからユーザのプリン
トアウトシートを取出すことができる。このカバーの開
放はシート取出しカバー開センサS6にて排紙制御用CPU3
3へ検知される。
ユーザがプリントアウトシートの取出しを完了しシー
ト取出し用カバー28を矢印D′方向へ閉じると前記セン
サS6の開検知信号が断となり、排紙制御用CPU33はこれ
を検知し(S6)、該CPUはドライバd3を介してソレノイ
ド(SOL1)35を動作させ、施錠ピンP1を施錠孔28Bに挿
込み施錠する(S6)。
また、第4図(2)はジャム処理用前カバー29の制御
フローであり、排紙装置9′にジャムが発生したことを
ジャム検知センサS1からの検知信号で排紙制御用CPU33
が判断したとき(S1)、該CPUはドライバd3を介してソ
レノイド(SOL2)36をオフとして施錠を解除する
(S2)。ユーザは第5図の斜視図に示すように前カバー
29を開く(矢印E方向)ことが出来るので、停帯してい
るシート(ジャム紙)を取除く(K1,K2)。この時、前
カバー開センサS5から検知信号が排紙制御用CPU33へ入
力される。ユーザは排紙トレイ26や搬送路上に停帯して
いるシートK1,K2を取除いた後、前カバーを閉める(矢
印E′方向)と、前記前カバー開センサS5の検知信号が
断となりジャムが回復したことを知る(S3)。それに基
づき排紙制御用CPU33はドライバd3を介してソレノイド
(SOL2)36を動作させ、ジャム処理用前カバー29の施錠
(施錠ピンP2が施錠孔29Bに入る)を行なう(S4)。
以上のようにシート取出し時はユーザからの特定コー
ド入力がない限り、施錠が解除されずプリントアウトシ
ートが他人に誤って取出される等の心配がなくなり機密
保持が可能となる。
また、ジャム発生時も、ジャム状態を検知された時、
ジャム処理用前カバー29の施錠が解除され、この時は排
紙動作が一時中断され停止状態となっているので、ユー
ザが手を入れても危険が防止される。
第6図は前記第3図,第4図や、第5図でのべたシー
ト取出しカバー28やジャム処理用前カバー29が誤まって
開かれた時の警告音(ブザー)や警告表示を行なう一実
施例の斜視図を示す。
同図(1)は排紙装置9′の操作面側に警告音用ブザ
ー(BZ)37を配設した例、同図(2)はワークステーシ
ョン21のCRTに文字表示した例を夫々示す。
第7図(1),(2)は夫々シート取出しカバー28,
ジャム処理用前カバー29を開いたときの制御フローを示
す。第7図(1)において、シート取出しカバー28の施
錠はユーザが正しい操作により排紙トレイが取出し位置
Gに移動した直後から該カバーが開かれ(S1)、プリン
トアウトシートが取出され、再度当該カバーが閉じられ
るまでの期間以外において、当該カバー28が開かれたこ
とをシート取出しカバー開センサS6で検知された場合、
つまり、排紙トレイ移動完了が終了していない状態(S2
のNO)の時、ブザー(BZ)37やCRTにて警告音,警告文
の警告発信を行なう(S3)。
また第7図(2)において、ジャム処理用前カバー29
はジャムが発生したことがセンサS1で検知されたとき以
外にジャム処理用前カバーが開かれたことを検知し
(S1′)、それが上記のようにジャム状態でない時
(S2′のNO)に、警告発信を行なう(S3)。
なお、実施例ではカバーを操作する必要のある期間に
行われるカバー開操作に対しては警告が行なわれないよ
うに構成されているので、誤って警告が行われることが
ない。
簡単のために、シート取出しカバー28の開閉に対して
は警告を行わず、ジャム処理用前カバー29の開操作があ
ったときにはただちに警告を発するように構成しても効
果を得る事ができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の請求項(1)記載の発
明によれば、ユーザは自分のプリントアウトシートが収
納されている排紙トレイを取出し位置に移動することが
可能であるので、複数のユーザが画像形成装置を共有し
て使用している場合でも、簡単かつ確実に自分の目的と
するプリントアウトシートを取り出すことができる。
請求項(2)記載の発明によれば、プリントアウトシ
ートを取り出す取出し口を覆う取出し用カバーを閉鎖状
態に維持する施錠手段を設けたため、プリントアウトシ
ートが自分以外のものによって持ち去られ、また機密が
漏洩する危険性を防止することができる。
また、請求項(3)記載の発明によれば、指定された
排紙トレイ以外の排紙トレイに対して前記取出し用カバ
ーが開放されたときには警告を発するため、プリントア
ウトシートが自分以外のものによって持ち去られたり、
また機密が漏洩する危険が発生したことをユーザあるい
は管理者が直ちに知り得る状態になり、迅速に対応策を
打つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及第2図は本発明の請求項(1)記載に係る発明
の一実施例を示し、第1図はレーザープリンタに実施し
た機構例図、第2図は第1図の制御部のブロック構成図
である。 第3図ないし第7図は本発明の請求項(2)及び(3)
記載に係る発明の一実施例を示し、第3図はカバー施錠
機構の構成例図、第4図はカバー施錠の制御フローを示
す図、第5図は前カバーを開いてジャム処理をする説明
用の斜視図、第6図はカバーを誤って開いた時の警告表
示の各実施例の斜視図、第7図は第6図の制御フローを
示す図である。 第8図は従来のレーザービームプリンタの構成を示す
図、第9図は複数のユーザがレーザービームプリンタを
共用するときのネットワークの情報の流れ図である。 9……プリンタ本体、9′……排紙装置、25A,25B……
操作パネル、26,26A,26B……側面排紙トレイ、28……シ
ート取出し用カバー、29……ジャム処理用前カバー、30
……リフト、31……本体CPU、32……シリアル通信ライ
ン、33……排紙制御用CPU、34……転送コロ、35,36……
ソレノイド(SOL)、P1,P2……施錠ピン、28B,29B……
施錠孔、37……ブザー(BZ)、M1,M2……モータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 31/24 B65H 31/30 B65H 39/11 G03G 15/00 530

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の排紙トレイを備えた画像形成装置に
    おいて、画像形成されたシートを前記複数の排紙トレイ
    における所定の排紙トレイに排紙させるシート排紙手段
    と、前記排紙トレイに収納されているシートを取出す取
    出し口を有し、かつ前記複数の排紙トレイを覆うカバー
    と、前記排紙トレイの中から指定された排紙トレイを前
    記取出し口に対応するシート取出し位置まで移動させる
    排紙トレイ移動手段とを備えたことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】前記カバーに、前記取出し口を覆う取出し
    用カバーと、この取出し用カバーを閉鎖状態に維持する
    施錠手段を設け、指定された排紙トレイを前記排紙トレ
    イ移動手段により前記シート取出し位置に移動させると
    共に、前記施錠手段を駆動させて前記取出し用カバーの
    開放を可能にする制御手段を備えたことを特徴とする請
    求項(1)記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】指定された排紙トレイ以外の排紙トレイに
    対して前記取出し用カバーが開放された時に、警告を行
    なう警告手段を備えたことを特徴とする請求項(2)記
    載の画像形成装置。
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