JPH082793A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

Info

Publication number
JPH082793A
JPH082793A JP6132276A JP13227694A JPH082793A JP H082793 A JPH082793 A JP H082793A JP 6132276 A JP6132276 A JP 6132276A JP 13227694 A JP13227694 A JP 13227694A JP H082793 A JPH082793 A JP H082793A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
storage
paper
locking
mailbox
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6132276A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3434350B2 (ja
Inventor
Masaru Kaneko
勝 金子
Shigeru Yamazaki
茂 山崎
Akihiko Motegi
章彦 茂手木
Masaki Narita
昌樹 成田
Hiroshi Komai
洋 駒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP13227694A priority Critical patent/JP3434350B2/ja
Priority to US08/490,011 priority patent/US5610724A/en
Publication of JPH082793A publication Critical patent/JPH082793A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3434350B2 publication Critical patent/JP3434350B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6538Devices for collating sheet copy material, e.g. sorters, control, copies in staples form
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
    • B41J13/10Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides
    • B41J13/106Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides for the sheet output section
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2407/00Means not provided for in groups B65H2220/00 – B65H2406/00 specially adapted for particular purposes
    • B65H2407/30Means for preventing damage of handled material, e.g. by controlling atmosphere
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00886Sorting or discharging
    • G03G2215/00907Electronically addressable mailing bins
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00886Sorting or discharging
    • G03G2215/00911Detection of copy amount or presence in discharge tray
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K2215/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
    • G06K2215/0082Architecture adapted for a particular function

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】多くの使用者にとって効率良くメイルボックス
を使用することができる画像処理システムを提供する。 【構成】ホストコンピュータと、レーザプリンタ1と、
このプリンタとの間のシリアル通信を介して前記ホスト
コンピュータからの命令によって制御される複数のビン
#1ないしN(10)を有するメイルボックス9とを備
えた画像形成システムにおいて、前記ビンのうち全ビン
#1〜#9を覆うカバー111と、このカバー111に
施錠するソレノイド101およびプランジャ102と、
各ビン#1〜10の用紙の有無を検出するエンプティセ
ンサ231とを設け、プランジャ102によるキーロッ
クを解除してカバー111を開いた後、再びカバー11
1を閉じるときにエンプティセンサ231によってメイ
ルボックス9の全ビン#1ないし#10に全く用紙が残
ってないことを検出したときにはCPUはソレノイド1
01を作動させてキーロックし、いずれかのビン段に用
紙が残っていることを検出したときには、CPUはメイ
ルボックス9にある残紙をとるように警告するととも
に、ソレノイド101によるキーロックを禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のホストコンピ
ュータを用いた各種ネットワーク、ワークステーショ
ン、パソコンシステムを含む画像形成システムにおい
て、個人管理用排紙手段、すなわちメイルボックスを画
像形成システムの付加装置として接続した画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置に個人管理用排紙装置、い
わゆるメイルボックスを接続し、個人と共用の排紙装置
とを分けて種々の情報の授受を行うように構築された画
像形成システムが使用されるようになってきている。こ
の例として例えば特開平2−186429号公報や特開
平4−48323号方向記載の技術が知られている。
【0003】前者の公知技術は、複数のホストが使用す
るネットワーク型印刷システムにおいて、印刷された文
書の守秘性を保持するために、複数のホストに共有さ
れ、複数の排出トレーを備えたネットワーク型印刷シス
テムにおいて、若干の排出トレーにはキーロックを施
し、ホストが発信するIDコードによって開錠するよう
に構成したものである。
【0004】また、後者の公知技術は、印刷装置で印刷
出力された印刷データが、特定の利用者以外に見られな
いようにするために、印刷データが予め定められた特定
人のものであるか否かを判定する手段と、この判定する
手段の判定結果に応じて印刷された用紙を特定人のもの
とそうでないものとに選り分けて排紙する排紙手段と、
特定人の印刷データが印刷された用紙が収納され、パス
ワードが入力されて、このパスワードが特定人のものと
判定されたときのみ、用紙を取り出すことができるスタ
ッカーとを備えた構成にしたものである。
【0005】いずれにしても、これらの従来例において
は、秘密保持が十分に行えるように配慮されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
秘密保持を十分に保証できるように意図されていても、
この種の画像形成システムにおけるメイルボックスは、
ネットワークプリンタの個人管理の排紙場所として使用
される頻度が高いため、ユーザ1人分の処理に何らかの
不都合が生じると、他のユーザのプリントが開始できな
くなるという問題があった。
【0007】この発明は、このような従来技術の実状に
鑑みてなされたもので、その目的は、多くの使用者にと
って効率良くメイルボックスを使用することができる画
像処理システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の手段は、ホストコンピュータと、プリンタ
と、このプリンタとの間のシリアル通信を介して前記ホ
ストコンピュータからの命令によって制御される複数の
収納段を有するメイルボックスとを備えた画像形成シス
テムにおいて、前記収納段のうち少なくとも個人用の使
用が設定される収納段を覆うカバーと、このカバーに施
錠する施錠手段と、各収納段の用紙の有無を検出する検
出手段とを設け、施錠手段の施錠を解除してカバーを開
いた後、再びカバーを閉じるときに検出手段によってメ
イルボックスのいずれかの収納段に用紙が残っていたと
きには制御手段が施錠手段による施錠を禁止するように
構成した。
【0009】また、第2の手段は、同様の画像処理シス
テムにおいて、前記収納段のうち少なくとも個人用の使
用が設定される収納段を覆うカバーと、このカバーに施
錠する施錠手段と各収納段の用紙の有無を検出する検出
手段とを設け、施錠を解除してカバーを開いた後、再び
カバーを閉じるときにメイルボックスのいずれかの収納
段に用紙が残っていたときには、その旨警告する制御手
段を設けた構成とした。
【0010】なお、警告は、第1の手段のように施錠を
禁止し、さらに、これに並行して警告表示を行ってもよ
い。また、警告は、メイルボックスもしくはホストコン
ピュータ側の表示手段に表示させても、その旨、通知す
るだけでもよい。この場合にはメイルボックス側もしく
はホストコンピュータ側のCPUによって、残紙がある
場合の所定の処理が実行される。
【0011】上記カバーは、個人用の使用が設定された
収納段だけ設けてもよいし、共用の収納段を含めて収納
段の全段に設けてもよい。
【0012】
【作用】第1の手段によれば、通常、用紙の出力時にカ
バーされ、さらに施錠してロック状態にあるメイルボッ
クスから用紙を取り出す際には、施錠手段によるカバー
の施錠を解いてカバーを開き、所定の収納段から用紙を
取り出す。そして、再度カバーを閉めるときに取り出し
た収納段に用紙が残っている場合はもちろんのこと、他
の収納段に用紙が残っていると制御手段は施錠手段によ
る施錠を禁止し、カバーにロックが掛かからないように
する。すなわち、全ての収納段から用紙を取り出さない
とキーロックが掛からないようにする。これによって、
カバーに再度キーロックを掛けるためには、全ての収納
段から用紙を取り出すことが必要となる。これは、メイ
ルボックスの収納段の1つ1つは個人管理でもプリンタ
側から見ると共有なので、全ての収納段から全ての用紙
を取り出して全ての収納段を初期状態に戻すことを意味
する。このように条件を設定することによって、収納段
は、次の使用者に全収納段開放することができる。
【0013】第2の手段によれば、制御手段によって警
告を発することで、残った収納段から用紙を取り出すこ
とが可能になり、同様に全収納段から用紙を取り除くこ
とで、次使用者に全収納段が開放される。この場合、全
収納段から用紙を取り出さないとキーロックが掛からな
いようにすることで、これを更に確実にすることができ
る。
【0014】なお、個人使用が設定された収納段のみな
らず、共用使用が設定された収納段についてもカバーで
きるようにすることで、グループなどの共用使用におけ
る機密性の保持にも対処できる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は画像形成装置にメイルボック
ス(個人管理用排紙装置)を付設したこの発明の実施例
に係る画像形成システムの概略構成図、図2は画像形成
システムにおけるプリンタの機械的構成を示す概略構成
図、図3はプリンタの接続関係を示すシステムブロック
図である。
【0016】〔概略構成〕まず、図2を参照してプリン
タの機械的構成について説明する。図2において、プリ
ンタは、画像形成手段としてのレーザプリンタ本体(L
P本体)1と、上給紙カセット2及び下給紙カセット3
と、上下二段の排紙部を有する大量排紙ユニット(LC
OT)8と、封筒等の腰の強い紙を排紙するための後排
紙トレイ5とによって構成されている。また、下部に
は、画面プリントを行なうための両面ユニット6を備え
るとともに、大量給紙ユニット(LCIT)7を装着し
たものである。図2は、図1の大量排紙ユニット8に代
えて、10個のビン(#1〜#10)を備えたメイルボ
ックス(以下、「MB」とも称する。)9を装着したも
ので、このレーザプリンタが組み込まれたシステムは、
オプションである両面ユニット6、大量給紙ユニット
7、大量排紙ユニット8、及びメイルボックス9の選択
により、多様なシステム構成を得ることができる。な
お、後述の操作表示パネル11は、レーザプリンタ本体
1の上部に設けられ、また、同様にレーザプリンタ本体
1の上部には、それぞれ異なる文字種のフォントデータ
を格納したRAMあるいはROMを内蔵したフォントカ
ートリッジ12,13が備えられている。
【0017】〔レーザプリンタ(画像形成手段)〕レー
ザプリンタ本体1内には、上下2個の給紙コロ19,2
0、2対の給紙ローラ21,22、1対のレジストロー
ラ23、搬送ベルト24、送出ローラ25、後排紙ロー
ラ26、上搬送ローラ27、下搬送ローラ28、及び多
数のガイド板等によって用紙搬送路が形成され、搬送系
を構成している。
【0018】レジストローラ23と搬送ベルト24との
間の搬送路の上側にOPC感光体ドラム29が回転可能
に設けられ、下側に転写チャージャ30が、また、搬送
ベルト24と送出ローラ25との間には定着器31がそ
れぞれ設けられ、さらに、定着器31下流の送出ローラ
25と後排紙ローラ26との間に1対の用紙進路変更爪
32,33が設けられている。感光体ドラム29の周囲
には、さらに帯電チャージャ(メインチャージャ)3
4、現像ユニット35、クリーニングユニット36、お
よび除電用LED37が配設されている。現像ユニット
35は、現像モータ38、トナーカートリッジ39およ
びクリーニングユニット36と共に引出し18に装着さ
れ、これらの各部によって作像系が構成されている。
【0019】この作像系の上部には書込系の各部が配置
されている。書込系は、ここでは図示されていない半導
体レーザからのレーザ光を反射して走査するポリゴンミ
ラー(回転多面鏡)44、fθレンズ45、第1ミラー
47、第2ミラー46、及び防塵ガラス48等を備えた
レーザ書込みユニット40からなる。このレーザ書込み
ユニット40自体については公知のものであるので、こ
こでは特に説明しない。
【0020】この書込系の上部には、プリントエンジン
基板51と2枚のコントローラ基板52を内蔵したプリ
ント回路基板(以下、「PCB」と称する。)ラック5
3が設置され、さらにPCBを冷却するためのPCBパ
ックファン54、およびレーザプリンタ本体1内を冷却
するためのメインファン55が備えられている。用紙搬
送路の下側には、感光体ドラム29や各ローラ等を回転
駆動するためのメインモータ57や、電源ユニット58
及び各チャージャに高電圧を印加するための高圧電源ユ
ニット59等が配置されている。
【0021】上給紙カセット2及び下給紙カセット3
は、それぞれこのレーザプリンタ本体1に対して着脱自
在であり、後排紙トレイ5は不使用時には図示のように
格納され、使用時には軸5aを支点として矢示方向に回
動させて、後方へ延設させることができるようになって
いる。なお、レジストローラ23の用紙搬送方向手前に
はレジストセンサ60が配設され、定着器31の用紙の
出口には定着出口センサ61が配設されている。
【0022】テーブル10内には、反転用搬送路65、
待機用搬送路66、用紙進路変更爪67、3組のクラッ
チ付き搬送ローラ68,69,70、両面入口センサ7
1、両面出口センサ72、両面用ドライブモータ73等
からなる両面ユニット(DPX)6が内蔵され、さらに
大量給紙ユニット(LCIT)7からの用紙を給紙する
ための給紙コロ74、給紙ローラ75、両面ユニット6
と共用の給紙ローラ76、及びLCITドライブモータ
77等も内蔵されている。なお、大量給紙ユニット7内
には、図示を省略しているが、収納した用紙を昇降させ
るための機構及びその機構を駆動する駆動用モータ等が
内蔵されている。
【0023】大量排紙ユニット(LCOT)8には、搬
送ローラ80、用紙進路変更爪81、上段排紙ローラ8
2、下段排紙ローラ83、上段排紙トレイ84、下段排
紙トレイ85、図示省略しているが2段の排紙トレイ8
4,85をそれぞれ幅方向に移動させて排紙位置をずら
せるための機構とその駆動用モータ(ジョブセパレーシ
ョン・モータ)、および各種センサやスイッチ等が設け
られている。
【0024】このレーザプリンタシステムの制御系につ
いては後で詳細に説明するが、図示しないコンピュー
タ、ワークステーション、ワードプロセッサ等のホスト
からの画像データ等をコントローラPCB52を介して
プリントエンジンPCB51へ入力して処理し、給紙経
路および排紙経路を選択した後、プリントスタート・リ
クエスト信号によりプリント動作を開始する。プリント
シーケンスが開始されると、所定のタイミングで給紙コ
ロ19,20,74のいずれかを駆動して、上給紙カセ
ット2、下給紙カセット3、あるいはLCIT7のいず
れか選択されたものから給紙を開始し、給紙ローラ2
1,22,75のいずれかによって用紙を給送し、レジ
ストローラ23に突き当てた状態で一時停止させる。プ
リントシーケンスが開始されると、所定のタイミングで
給紙コロ19,20,74のいずれかを駆動して給紙ト
レイ2,3,7のうちの選択されたトレイから給紙を始
め、レジストローラ23に突き当てた状態で一時停止さ
せる。
【0025】一方、感光体ドラム29は図1の矢示方向
へ回転し、帯電部チャージャ34によって帯電された表
面に、レーザ書込みユニット40によって帯電された表
面に、レーザ書込みユニット40によって画像データに
応じて変調されたレーザビームをドラム軸方向に主走査
しながら照射して露光し、潜像を形成する。その潜像を
現像ユニット35でトナーによって現像し、レジストロ
ーラ23によって所定のタイミングで給送される用紙に
対して転写チャージャ30を作動させて転写する。
【0026】その転写された用紙を感光体ドラム29か
ら剥離して、搬送ベルト24によって定着器31へ搬送
し、定着器31で加熱定着した後、送出ローラ25によ
って排紙部へ送出する。その際、用紙進路変更爪32,
33,81の回動位置によって用紙の進路を選択して、
大量排紙ユニット8の上段排紙トレイ84、下段排紙ト
レイ85、あるいは後排紙トレイ5のいずれかに排紙す
る。なお、通常は大量排紙ユニット8のいずれかのトレ
イが選択されて、プリントされた用紙はフェースダウン
排紙されるが、封筒や葉書などの腰の強い紙を使用する
場合等、特別な場合に後排紙トレイ5が選択される。た
だし、後排紙トレイ5が図1の矢印方向に回動して、後
排紙ローラ26による排紙が可能な状態になっていない
時には、後排紙トレイ5を選択することはできない。
【0027】両面印刷が選択されている時には、片面に
プリントされた用紙は下搬送ローラ28によってテーブ
ル10内の両面ユニット6に送り込まれる。そして、ま
ず反転用搬送路65に送り込まれた後、搬送方向を逆転
して待機用搬送路66へ搬送されて待機し、所定のタイ
ミングで給紙ローラ76によって本体1へ送りこまれ
て、前述と同様にして他方の面にプリントされ、その後
いずれかの排紙トレイに排紙される。
【0028】〔制御系のシステム構成〕この実施例の制
御系の接続関係は図3のシステムブロック図のようにな
っている。同図において、レーザプリンタ本体1内の電
源ユニット58と、プリントエンジンPCB51と、コ
ントローラPCB52と、定着器31のヒータおよびフ
ァン54,55と、テーブル10内の両面ユニット6お
よび大量給紙ユニット7を制御するためのDPX&LC
IT・PCB91と、メイルボックス9を装着した場合
にはメイルボックス(MB)ユニット92を制御するた
めのMB・PCB93とを、それぞれ電源線94A,9
4B,94C,94D,94Eによって直接接続してい
る。
【0029】さらに、プリントエンジンPCB51とプ
リントエンジン(PE)ユニット(図1の各機構部を含
む)90との間及びコントローラPCB52との間をそ
れぞれ電源線と信号線を含む接続線95A,95Bによ
って接続し、標準排紙ユニット4を装着した場合にはそ
れとの間、大量排紙ユニット(LCOT)8を装着した
場合にはそれとの間も、それぞれ電源線と信号線を含む
接続線95C,95Dによって接続する。
【0030】また、プリントエンジンPCB51とDP
X&LCIT・PCB91,MB・PCB93,操作表
示パネルPCB94との間を、それぞれ2本の送受信用
オプチカルファイバ・ケーブル96A,96B,96C
によって接続しており、これらの間では光通信によって
信号の授受を行なう。そして、コントローラPCB52
を接続ケーブル97によって、コンピュータやワードプ
ロセッサ等のホストシステムに接続し、この接続ケーブ
ル97から画像データ等のデータを入力する。
【0031】なお、操作表示パネルPCB94にも、図
示しない電源線を介して電源ユニット58、プリントエ
ンジンPCB51、あるいはコントローラPCB52か
ら給電される。プリントエンジンPCB51、コントロ
ーラPCB52、LCOT8、DPX&LCIT・PC
B91、MB・PCB93、及び操作表示パネル・PC
B94は、それぞれその各部の制御を統括するマイクロ
コンピユータを備えている。
【0032】〔各PCBへの負荷・センサ等の接続状
態〕次に、この実施例におけるプリントエンジンPCB
51と他の各PCB52,91,93,24間の接続及
び各PCBとその各種負荷及びセンサ等の接続状態につ
いて図4を参照して説明する。
【0033】まず、電源ユニット58は、商用の交流電
源174から給電された電圧を整流及び降圧して、
CC,VLG1 ,VLG2 及びVDRV の電圧を出力し、これ
らの出力電圧をそれぞれプリントエンジンPCB51、
コントローラPCB52,DPX&LCIT・PCB9
1及びMB・PCB93に給電する。なお、VDRV の出
力電圧は図示しないインタロックスイッチを介してプリ
ントエンジンPCB51へ供給される。さらに、この電
源ユニット58内には電圧切換回路が設けられ、この回
路を通してメインファン55及びPCBパックファン5
4に、プリント中にはVDRY 、スタンバイ時にはVDRY
よりも低いVLG1 の電圧を供給し、プリント中とスタン
バイ時でファン速度を変えるようにしている。
【0034】また、プリントエンジンPCB51とDP
X&LCIT・PCB91、MB・PCB93、及び操
作表示パネルPCB94との間は、前述のようにそれぞ
れオプチカルファイバ・ケーブル96A,96B,96
Cによってそれぞれ接続されている。この接続は、図4
に示すようにプリントエンジンPCB51内の通信制御
用インタフェース回路(CCI)150の各シリアルイ
ンタフェース・ポートSIFと、PCB91内のCPU
152、PCB93内のCPU157及び操作表示パネ
ルPCB94内の図示しないCPUの各シリアルインタ
フェースポートSIFとの間を、オプチカルファイバ・
ケーブルを介した光通信ラインによって接続することに
よりなされる。
【0035】また、プリントエンジンPCB51内に
は、CPU142によってコントロールされるドラムカ
ウンタ(不揮発性メモリNVRAMまたはE2 PRO
M)と、半導体レーザ41の発光パワーを制御するパワ
ーコントロール回路が設けられており、レーザダイオー
ドLDとモニタ用フォトダイオードPDを有する半導体
レーザ41の駆動回路が直接及びパワーコントロール回
路を介してビデオコントロール回路149に接続されて
いる。ビデオコントロール回路149は、パワーコント
ロール回路により半導体レーザ駆動回路によるレーザダ
イオードLDの発光輝度をホトダイオードPDからのフ
ィードバック信号を用いて一定に制御させつつ、画像デ
ータに応じた変調信号VIDEOによってレーザダイオ
ードLDを点滅させ、図1に示したレーザ書込みユニッ
ト40による感光体ドラム29へのプリントデータの書
込みを制御する。なお、ポリゴンミラー44からの反射
光を書込み前に受光するフォトディテクタの検知信号を
波形整形した同期検知信号DETPもビデオコントロー
ル回路149に入力し、書込み開始磁気を規制する。
【0036】さらに、このプリントエンジンPCB51
には、大量排紙ユニット(LCOT)8内の各部品、す
なわち各排紙トレイを左右に移動させるためのジョブセ
パレーション・モータ、各排紙トレイの左右位置を検出
するセンサ、用紙進路変更爪81を駆動して上下の排紙
トレイを選択するためのプランジャ、下段出口スイッ
チ、上段出口スイッチ、上段及び下段及び下段排紙トレ
イのオーバフローセンサ等が接続されている。
【0037】DPX&LCIT・PCB91には、両面
搬送用のクラッチ219、両面ドライブモータ73、両
面入口センサ71、両面出口センサ72、用紙進路変更
爪67を駆動するためのプランジャ67P、以下LCI
T用の給紙クラッチ220、ドライブモータ77、ペー
パサイズセンサ221、ペーパスタックの上下駆動用モ
ータ222、カバーオープン・スイッチ223、上限ス
イッチ224、下限スイッチ225、ペーパエンドセン
サ226、トレイ下降用スイッチ227、及び両面部カ
バーオープン・スイッチ228が接続されている。
【0038】また、メイルボックスPCB93には、搬
送用モータ230、ビン紙無しセンサ231、ビンオー
バフローセンサ232、メイルボックス入口センサ(フ
ィードインセンサ)233、各ビンの選択用プランジャ
235#1〜235#9、各ビンを左右に移動させるた
めのジョブセパレーション・モータ240、各ビンの左
右位置を検出するための左端スイッチ241及び右端ス
イッチ242とが接続されている。
【0039】コントローラPCB52は、プリントエン
ジンPCB51内のCPU142及びビデオコントロー
ル回路149とそれぞれ多数の信号線によって接続され
ると共に、フォントカートリッジ12,13並びにエミ
ュレーションカード14にも接続される。また、操作表
示パネルPCB94にVCCの電圧を供給する。
【0040】〔メイルボックス(MB)PCB〕図5は
MB・PCB93の詳細を示すシステムブロック図であ
る。MB・PCB93は、CPU157、アドレスラッ
チ回路161、プログラムメモリであるROM162、
データメモリであるRAM163、拡張I/O164、
ドライバ・レシーバ165、および通信制御用インター
フェース回路166を備えている。
【0041】この実施例に係るメイルボックス9は、1
〜9ビンで、10ビン目は一般(共通)の排紙部となっ
ている。#1ないし#9の9ビンには、それぞれ各ビン
選択用プランジャとしてのロックプランジャ及び分岐爪
プランジャと、オーバーフローセンサ232#1〜23
2#9、ならびにビン紙無しセンサ231#1〜231
#9が設けられている。
【0042】また、このMB・PCB93には、前述の
搬送モータ230やフィードインセンサ233の他にペ
ーパジャムの際の除去用に設けたドアの開放を検知する
ドアスイッチ234やカードリーダ235も設けられて
いる。また、ジャムの表示や各ビンのオーバーフローそ
の他の表示を行う表示部200aと、ビンロックの解除
やIDコードの入力、およびその他の入力操作を行う操
作部200bとからなる操作表示部200も接続されて
いる。なお、図4におけるビン紙無しセンサ231やビ
ンオーバフローセンサ232は、第1ビンから第9ビン
(#1〜#9ビン)に加えて共用の第10ビン(#10
ビン)の紙無しセンサとビンオーバーフローセンサを含
むものである。
【0043】MB・PCB93のインターフェース回路
166は、コントローラPCB52およびホストコンピ
ュータと接続してもよいが、システム構成的に考える
と、プリントエンジンとインターフェースし、メイルボ
ックス9をレーザプリンタ1の一部として構成した方
が、プリントする用紙の入力から排出まで全てプリント
エンジンでカバーできるため総合的には好ましい。
【0044】〔メイルボックスの施錠構造〕図6は、メ
イルボックスの施錠機構の一例を示す要部斜視図であ
る。この例では、施錠機構100は、ソレノイド101
とソレノイド101のプランジャ102とからなり、各
ビン#1〜9の前面にそれぞれ設けられたカバー111
に施錠できるようになっている。各カバー111には、
その端部112に係合孔113が形成され、この係合孔
113に前記プランジャ102が嵌入して係合すると、
カバー111は矢印方向に開放することができなくな
る。ソレノイド101は、電源オフの状態でプランジャ
102が突出する形式のもので、図6(a)が電源オフ
の状態を示し、図6(b)が電源オンの状態を示す。
【0045】したがって、ソレノイド101への通電を
切るとプランジャ102が突出して係合孔113に係合
し、カバー111をロックし、通電するとプランジャ1
02が引っ込んで係合孔113との係合状態が解除さ
れ、カバー111のロックは解除され、開放可能な状態
になる。なお、通電オフ時にプランジャ102が突出す
る形式のソレノイド101を使用したのは、非使用時
(電源オフ時)に第三者がメイルボックスのビンを使用
できないようにしたためで、このような意図がない場合
には、どのような形式の施錠機構を導入してもよいこと
はいうまでもない。
【0046】〔プリンタの全体的な制御〕図7は、プリ
ンタの全体的な制御手順を示すフローチャートである。
同図において、まず、電源オン後、各状態の初期設定、
すなわちシステムイニシャライズを行い(ステップS
1)、エンジンステータスチェックモジュールのサブル
ーチンを実行し、プリントエンジンのメンテナンス発生
要求やエラー発生などのプリントエンジン自身の内部状
況をチェックし(ステップS2)、エンジン−コントロ
ーラインターフェースモジュールのサブルーチンを実行
してプリントエンジンとコントローラのインターフェー
ス制御をチェックする(ステップS3)。
【0047】さらにステップS4では、エンジン−オプ
ションインターフェースモジュールのサブルーチンを実
行し、プリントエンジンとオプションで接続されている
機器のインターフェース制御を実行し、ステップS5で
通紙タイミングや高圧のオン、オフなどのシーケンス制
御を行うモジュールのサブルーチンを実行する。そして
ステップS5の処理が終了すると、ステップS2に戻っ
て、ステップS2以降の処理を繰り返す。
【0048】一方、図7に示したメインシーケンスとは
独立して各処理を行うための割り込み処理のためのモジ
ュールを有し、プリントエンジンCPU142が設定し
た所定時間ごとにこのルーチンに入り、必要な処理を行
うようになっている。すなわち図8のフローチャートに
示すように割り込み処理ルーチンでは、まず、ステップ
S11で割り込みチェックの有無を判断し、割り込みチ
ェックのタイミングでなければそのままリターンし、割
り込みチェックのタイミングになっていれば、あらかじ
め設定された各割り込み処理を実行して(ステップS1
2)リターンする。
【0049】〔制御フラグFLAG$MBの構成〕制御
フラグFLAG$MBは、図9の説明図に示すように1
バイト(8ビット)構成で、その中の各ビットで状態変
化を判断するための目印としている。F OPEN(bi
t 5)はメイルボックス9のカバー111が閉じてい
るかどうかを見ているフラグで、閉まっているときには
オフ、開いているときにはオンになる。
【0050】F KEY RDY(bit 6)は、メ
イルボックス9のビン#1〜10がエンプティであるか
どうかを見ているフラグで、全てのビン#1〜10がエ
ンプティであればオン、1つでもエンプティでないビン
があればオフになる。このF KEY RDYフラグが、
再度、メイルボックス9のカバー111を閉めたときに
施錠(キーロック)するかどうかの条件の1つとなる。
すなわち、オンしていれば、施錠してもよい条件により
近い状態になっていることを示している。
【0051】F KEY(bit 7)はメイルボック
ス9のカバー111が施錠されているかどうか、言い換
えればキーロック状態にあるかどうかを示すフラグで、
キーロック状態であればオン、解除状態であればオフと
なる。なお、この実施例では、bit0からビット4ま
での5ビットは未使用の状態になっている。
【0052】〔メイルボックスのキーロックチェック〕
メイルボックス9のカバー111のキーロックチェック
の処理手順を図10のフローチャートに示す。この処置
では、まずメイルボックス9のカバー111のキーロッ
クが解除されているかどうかステップS21でチェック
し、解除されていなければそのままリターンし、解除さ
れていればステップS22で制御フラグFLAG$MB
のF KEYをオフする。そして、メイルボックス9の
カバー111が開放されているかどうかF OPENの
フラグを見て判断し(ステップS23)、開いていなけ
ればリターンし、開いていればFLAG$MBのF
PENをオンしF KEY RDYをオフし、フラグの
状態をカバーオープンにしてリターンする(ステップS
24)。
【0053】〔メイルボックスのキーロック動作制御〕
メイルボックス9のカバー111のキーロック動作の制
御手順を図11のフローチャートに示す。この処理で
は、まず、図10のチェックでメイルボックス9のカバ
ー111の開閉状態をチェックする。チェックは前述の
ステップS24で処理したFLAG$MBのF OPE
Nがオンになっているかをみることによって実行する
(ステップS31)。このチェックでFLAG$MBの
OPENがオンになっていれば、カバー111は開
放されている、言い換えればキーロックは解除状態にあ
るとしてリターンする。もし、このチェックでF OP
ENがオンになっていなければ、さらにFLAG$MB
のF KEY RDYがオンになっているかどうか、す
なわちメイルボックスのすべてのビン#1〜#10がエ
ンプティであるかどうかチェックする。
【0054】このチェックで、オンであれば全てのビン
#1〜10がエンプティであるので、FLAG$MBの
KEY RDYをオフし、F KEYをオンした後
(ステップS33)、メイルボックス9のキーロック動
作を実行し、カバー111に施錠する(ステップS3
4)。
【0055】また、ステップS32のチェックでFLA
G$MBのF KEY RDYがオンになっていなけれ
ば、いずれかのビン#1〜#10内にシートが残ってい
るので、メイルボックス9のカバー111に施錠するこ
とはしないで、メイルボックス9に残っている残紙を取
るように警告して(ステップS35)リターンする。こ
の警告は、単にビンにシートが残っている旨をメイルボ
ックスに表示させるだけでもよい。なお、警告動作とし
ては、通信ラインを介してコントーラもしくはホストコ
ンピュータにコマンドを送信し、コントーラもしくはホ
ストコンピュータ側から、所定の表示装置に表示させる
こともできる。
【0056】〔メイルボックスのエンプティチェック〕
メイルボックスのシートの有無は、上述のようにFLA
G$MBのK KEY RDYのオンオフによって判断さ
れる。このメイルボックスエンプティチェックの処置手
順を図12のフローチャートに示す。この処理では、所
定期間毎、あるいはあらかじめ設定された条件でメイル
ボックス9の各ビン#1〜10のシートの有無をビンエ
ンプティセンサ231によって#1から#Nまで順に全
ビンチェックし(ステップS41〜44)、全てのビン
がエンプティであれば、ステップS45でFLAG$M
BのF KEY RDYをオンしてリターンする。も
し、1か所でもエンプティでないビンがあれば、FLA
G$MBのF KEY RDYをオンすることなく、そ
のままリタンーンする。
【0057】
【発明の効果】これまでの説明で明らかなように、この
発明によれば、以下のような効果を奏する。
【0058】すなわち、収納段のうち少なくとも個人用
の使用が設定される収納段を覆うカバーと、このカバー
に施錠する施錠手段と、収納段に収納された用紙の有無
を検出する検出手段と、施錠手段による施錠を解除して
カバーを開いた後、再びカバーを閉じるときにメイルボ
ックスのいずれかの収納段に用紙が残っていることを前
記検出手段により検出したときには施錠手段による施錠
を禁止する制御手段とを備えた請求項1記載の発明によ
れば、全収納段に出力されていた用紙を全て排除しなけ
れば、カバーを閉じて収納段に施錠することができない
ので、次使用に際しては全収納段が空になって初期状態
からどの使用者でも使用できることになる。これによっ
て、多くの使用者にとって効率の良いメイルボックスの
使用が可能になる。
【0059】制御手段は、施錠禁止に加えて、収納段に
用紙が残っている旨警告する請求項2記載の発明によれ
ば、なぜ施錠禁止になっているかを使用者が警告によっ
て理解できるので、この施錠禁止に迅速に対応すること
が可能となり、請求項1記載の効果をより確実に得るこ
とができる。
【0060】収納段のうち少なくとも個人用の使用が設
定される収納段を覆うカバーと、このカバーに施錠する
施錠手段と、収納段に収納された用紙の有無を検出する
検出手段と、施錠手段による施錠を解除してカバーを開
いた後、再びカバーを閉じるときにメイルボックスのい
ずれかの収納段に用紙が残っていることを前記検出手段
により検出したときにはその旨警告する制御手段とを備
えた請求項3記載の発明によれば、収納段に残っている
用紙を取り出すことを促し、全収納段から用紙がなくな
ったときに初期状態に戻ってどの使用者でも使用できる
状態に戻すことができるので、多くの使用者にとって効
率の良いメイルボックスの使用が可能になる。
【0061】前記警告が、ホストコンピュータの表示手
段およびメイルボックスの表示手段の少なくとも一方に
表示される請求項4記載の発明によれば、ホストコンピ
ュータ側もしくはメイルボックスでメイルボックスの収
納段の状態を把握することができ、使用上便利になる。
【0062】前記カバーが前記個人用の使用が設定され
た収納段に加えて共用の収納段をも覆うように構成され
た請求項5記載の発明によれば、機密性をより確実に保
持することができ、機密性と使用性の両者を満足させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る画像形成装置における
画像形成手段の内部構造を示す概略構成図である。
【図2】図1の画像形成手段に個人管理用排紙手段を付
設した画像形成装置全体の構成を示す概略構成図であ
る。
【図3】実施例に係る画像形成装置の制御系の接続関係
を示すシステムブロック図である。
【図4】実施例に係るプリントエンジンPCBと他のP
CB間の接続状態を示すブロック図である。
【図5】実施例に係るメイルボックスPCBに対する各
部の接続状態を示すブロック図である。
【図6】実施例に係る施錠機構の構成を示す要部斜視図
である。
【図7】実施例に係るプリンタの全体的な制御手順を示
すフローチャートである。
【図8】実施例における割り込みの制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図9】実施例における制御フラグFLAG$MBの状
態を示す説明図である。
【図10】実施例におけるメイルボックスのキーロック
チェックの制御手順を示すフローチャートである。
【図11】実施例におけるメイルボックスのキーロック
動作の制御手順を示すフローチャートである。
【図12】実施例におけるメイルボックスのビンのエン
プティチェックの制御手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ本体 9 メイルボックス 10 テーブル 11 操作表示パネル 51 プリントエンジンPCB 52 コントローラPCB 58 電源ユニット 90 プリントエンジン(PE)ユニット 91 DPX$LCIT・PCB 92 メイルボックス(MB)ユニット 93 メイルボックス(MB)PCB 94 操作表示パネルPCB 100 施錠機構 110 ソレノイド 102 プランジャ 111 カバー 112 端部 113 係合孔 142,152,157 CPU 200 操作表示パネル 200a 表示部 200b 操作部 231 エンプティセンサ #1〜#9 ビン
フロントページの続き (72)発明者 成田 昌樹 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 駒井 洋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータと、プリンタと、こ
    のプリンタとの間のシリアル通信を介して前記ホストコ
    ンピュータからの命令によって制御される複数の収納段
    を有するメイルボックスとを備えた画像形成システムに
    おいて、 前記収納段のうち少なくとも個人用の使用が設定される
    収納段を覆うカバーと、 このカバーに施錠する施錠手段と、 前記収納段に収納された用紙の有無を検出する検出手段
    と、 施錠手段による施錠を解除してカバーを開いた後、再び
    カバーを閉じるときにメイルボックスのいずれかの収納
    段に用紙が残っていることを前記検出手段により検出し
    たときには施錠手段による施錠を禁止する制御手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、施錠禁止に加えて、収
    納段に用紙が残っている旨警告することを特徴とする請
    求項1記載の画像処理システム。
  3. 【請求項3】 ホストコンピュータと、プリンタと、こ
    のプリンタとの間のシリアル通信を介して前記ホストコ
    ンピュータからの命令によって制御される複数の収納段
    を有するメイルボックスとを備えた画像形成システムに
    おいて、 前記収納段のうち少なくとも個人用の使用が設定される
    収納段を覆うカバーと、 このカバーに施錠する施錠手段と、 前記収納段に収納された用紙の有無を検出する検出手段
    と、 施錠手段による施錠を解除してカバーを開いた後、再び
    カバーを閉じるときにメイルボックスのいずれかの収納
    段に用紙が残っていることを前記検出手段により検出し
    たときにはその旨警告する制御手段と、を備えているこ
    とを特徴とする画像形成システム。
  4. 【請求項4】 前記警告が、ホストコンピュータの表示
    手段およびメイルボックスの表示手段の少なくとも一方
    に表示されることを特徴とする請求項2または3記載の
    画像処理システム。
  5. 【請求項5】 前記カバーが前記個人用の使用が設定さ
    れた収納段に加えて共用の収納段をも覆うように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1または3記載の画像
    処理システム。
JP13227694A 1994-06-14 1994-06-14 画像形成システム Expired - Fee Related JP3434350B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13227694A JP3434350B2 (ja) 1994-06-14 1994-06-14 画像形成システム
US08/490,011 US5610724A (en) 1994-06-14 1995-06-13 Image forming system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13227694A JP3434350B2 (ja) 1994-06-14 1994-06-14 画像形成システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH082793A true JPH082793A (ja) 1996-01-09
JP3434350B2 JP3434350B2 (ja) 2003-08-04

Family

ID=15077502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13227694A Expired - Fee Related JP3434350B2 (ja) 1994-06-14 1994-06-14 画像形成システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5610724A (ja)
JP (1) JP3434350B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970010377B1 (ko) * 1994-11-09 1997-06-25 삼성전자 주식회사 전자 사진 현상 방식 프린터의 인터페이싱 방법
JP3542411B2 (ja) * 1995-06-27 2004-07-14 キヤノン株式会社 画像形成装置
US5815764A (en) * 1995-10-05 1998-09-29 Xerox Corporation Document job routing system for a printing system
JP4067302B2 (ja) 2001-01-11 2008-03-26 株式会社リコー 画像形成装置
JP2003107967A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Ricoh Co Ltd 電源制御装置及び画像形成装置
JP4125031B2 (ja) * 2002-04-11 2008-07-23 株式会社リコー 定着装置及びその定着装置を有する画像形成装置
JP4145185B2 (ja) * 2002-04-16 2008-09-03 株式会社リコー 画像形成装置及びネットワークシステム
JP2004338295A (ja) * 2003-05-16 2004-12-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法、および画像形成プログラム
JP3958258B2 (ja) * 2003-07-24 2007-08-15 キヤノン株式会社 外部装置及び画像形成装置
JP4260059B2 (ja) * 2004-05-11 2009-04-30 株式会社リコー 画像形成装置
US8915661B2 (en) 2010-04-23 2014-12-23 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Media drive restraint
JP2015118456A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 キヤノン株式会社 画像形成装置及び収容装置
US10761787B1 (en) * 2019-03-29 2020-09-01 Konica Minolta Laboratory U.S.A., Inc. Method and system for detection and avoidance of duplicate print jobs with pre-imaging technique using document stacker and central system

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01136470A (ja) * 1987-11-21 1989-05-29 Tooku:Kk ファクシミリ受信文書保管装置
JPH01176161A (ja) * 1987-12-29 1989-07-12 Mitsugi Inoue ファクシミリ装置
US4944422A (en) * 1989-11-29 1990-07-31 Aurness Harold O Expandable home package delivery box
JPH0448323A (ja) * 1990-06-18 1992-02-18 Hitachi Ltd プリントサーバ、印刷装置および印刷システム
CA2073817C (en) * 1991-07-15 1996-02-13 Harry M. Horton Mechanical security device for facsimile machines
JPH05213519A (ja) * 1991-07-16 1993-08-24 Fujitsu Ltd 電子ロック機構付スタッカ
JP3186120B2 (ja) * 1991-09-30 2001-07-11 株式会社日立製作所 記録装置及び情報処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
US5610724A (en) 1997-03-11
JP3434350B2 (ja) 2003-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3434350B2 (ja) 画像形成システム
US6606466B2 (en) Print control apparatus indicating appropriate paper cassette for printing and method of same
KR100633668B1 (ko) 인쇄 장치, 인쇄 시스템, 인쇄 장치 제어 방법 및 데이터기억 매체
JPH04119866A (ja) 画像作成装置
JPH082791A (ja) 画像形成システム
JP3545806B2 (ja) 画像形成システム
JP3860584B2 (ja) 画像形成装置
JPH082790A (ja) 画像形成システム
JPH07334049A (ja) 画像形成システム
JPH0859066A (ja) 画像形成装置
JP2932396B2 (ja) 画像形成装置
JPH082792A (ja) 画像形成システム
JPH082795A (ja) シート収容装置
JPH082794A (ja) シート収容装置
JPH0848460A (ja) 画像形成システム
JPH07336489A (ja) 画像形成システム
JPH07330208A (ja) 画像形成システム
JPH082775A (ja) 排紙装置
JPH0313454A (ja) 画像形成装置
JPH07314857A (ja) 印字装置
JPH05193234A (ja) 画像形成装置
JPH05158295A (ja) 記録装置
JP2000062985A (ja) 画像形成装置
JPH1170719A (ja) 画像記録装置ならびに画像記録装置のオプション制御方法ならびに制御装置および制御装置の制御方法
JPH03218880A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080530

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090530

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100530

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120530

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120530

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130530

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130530

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees