JP6447952B2 - 作物収穫機 - Google Patents

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Description

本発明は、引抜搬送部によって圃場から引き抜いた玉葱等の根菜作物の茎葉を切断する茎葉切断装置を備える根菜類収穫機に関するものである。
先行特許文献1及び2には、玉葱の茎葉部を圃場から引起こす引起こし装置と、引起こされた茎葉部を掻上げる掻上装置と、掻上げられた茎葉部を挟持して圃場から玉葱を引き抜く引抜搬送装置と、引抜搬送中の玉葱の茎葉部のうち、収穫時に不要な部分を切断する茎葉切断装置と、茎葉切断装置が切断する茎葉部の高さを揃えるべく玉葱の上昇を規制しながら搬送する位置揃え装置を備えた歩行型の玉葱収穫機が開示されている。
特開平9−191738号公報 特開2000−69828号公報
上記引抜搬送装置は、後上がり傾斜姿勢であり、位置揃え装置が圃場面と略平行姿勢であることにより、玉葱が位置揃え装置の下面に接触するまで茎葉部が引き上げられるが、このときに茎葉部の挟持力が弱いと玉葱が十分に引き上げられず、茎葉部の切断位置がバラつき、収穫後に作業者が余分な長さを切り揃える必要が生じる。
一方、挟持力が強過ぎると、茎葉部の太さや数が多いときに詰まりやすくなり、詰まりにより収穫作業が中断されたり、負荷により引抜搬送装置が停止する問題がある。
さらに、茎葉部を引き上げる反力により、搬送ベルトが下方に引っ張られ、搬送ベルトが脱落して作業が中断される問題がある。
これらの問題を防止すべく、先行特許文献1では、引抜搬送装置の搬送ベルトを内側から押圧するテンションローラを設け、引抜搬送装置の挟持力が不足しないようにしつつ、挟持力が強くなり過ぎることを防止している。
しかしながら、テンションローラは搬送ベルトに常時接触しているので、茎葉が太い、または量が多いと詰まりが生じやすく、作業の中断や引抜搬送装置の破損の問題は依然として生じ得る。
また、挟持力を強くし過ぎないために、搬送ベルトを僅かに弛ませているので、茎葉部を扱き上げる反力で搬送ベルトが脱落しやすい。
先行特許文献2においては、テンションローラを設けず、搬送ベルトを張り詰めることにより、扱き上げる反力で搬送ベルトが脱落することや、茎葉部が扱き上げられず、茎葉部の切断位置が乱れることを防止している。
しかしながら、搬送ベルトを張り詰めていることにより、搬送ベルトが回転すると搬送ベルト同士の摩擦力がかかりやすく、また、非使用時にも常時搬送ベルトに負荷がかかり続けるので、搬送ベルトの耐久性が低下しやすくなる問題がある。
また、茎葉部が太い、または茎葉部の量が多いといっそう詰まりやすくなっているので、詰まりによる作業の中断が頻繁に発生し、作業能率が低下する問題がある。
本発明は、茎葉切断の適正化によって引抜き作物の効率的な収穫を可能とする作物収穫機を提供することにある。
請求項1に係る発明は、作物の茎葉部を圃場から引起こす引起装置(11)と、引起こされた茎葉部を掻上げる掻上装置(12)と、掻上げられた茎葉部を挟持して後方に上昇搬送する引抜搬送装置(13)と、上昇搬送中の作物の保持高さを揃える位置揃え装置(14)と、位置揃えされた作物の茎葉部を切断する茎葉切断装置(15)とを備える作物収穫機において、前記引抜搬送装置(13)は、前記位置揃え装置(14)の上方に作物の茎葉部を扱いて引き上げる複数の扱き回転体(23)を備え、これら扱き回転体(23)の上半部(23a)と下半部(23b)を異なる径寸法に形成するとともに、周回駆動可能に対向配置した2つの引抜搬送無端帯(22)によって構成し、さらに、前記引抜搬送無端帯(22)を下方から支持する支持回転体(23c)を前記扱き回転体(23)の下部に所定のトルク伝達規制部材を介して軸支したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記引抜搬送装置(13)は、複数の前記扱き回転体(23)を、上部下部より小径になるよう形成した上で、2つの前記引抜搬送無端帯(22)の対向部分に双方向から弾接させて、作物の茎葉部を挟持しながら搬送方向に案内可能としたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、前記扱き回転体(23)を回転自在に支持する支持部材(24)を2つの前記引抜搬送無端帯(22)の下方位置に近接して設けたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明において、複数の前記扱き回転体(23)を搬送方向に間隔を開けて配置し、前記支持部材(24)上で前記引抜搬送無端帯(22)に臨む空間部を形成することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項3または4に係る発明において、複数の前記扱き回転体(23)を左右の前記支持部材(24)に千鳥状に配置するとともに、左右の前記支持部材(24)の前後に位置調節機構(24c)を設けて前記引抜搬送無端帯(22)に対する付勢位置をそれぞれ調節可能に支持したことを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1からの何れか1項に係る発明において、前記掻上装置(12)は、左右の周回ラグ機構(12a)のそれぞれに複数の掻上ラグ(31a)を備える掻上無端帯(31)を周回動作可能に備えるとともに、左右一側の前記掻上ラグ(31a)の先端(31b)を他側より細幅に形成し、かつ、一方の掻上線を側方に傾斜して掻上げ上端側の周回域を前記引抜搬送装置(13)の搬送始端位置で重ねて配置したことを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項に係る発明において、前記掻上装置(12)は、左右の前記掻上無端帯(31)をそれぞれ支持するよう周回両端に設けられた掻上回転体(32)と、前記掻上無端帯(31)の張力を調節する張力調節機構とを備え、前記張力調節機構は、前端側に設けられた前記掻上回転体(32)をそれぞれ前後に進退可能に構成し、かつ、前端側に設けられた前記掻上回転体(32)の一方を設定位置に固定可能とする固定張り支持機構(32a)を設けるとともに、他方の前記掻上回転体(32)を前方へ付勢しながら支持する自動張り支持機構(32b)を設けて構成されたことを特徴とする。
請求項1に係る発明により、扱き回転体(23)を位置揃え装置(14)の上方に設けたことにより、茎葉部を扱いて引き上げ作物を確実に位置揃え装置(14)に接触させることができるので、茎葉部の切断位置が安定し、不要な茎葉部の除去作業が不要となるので、作業者の労力が軽減される。
また、扱き回転体(23)を、上部側と下部側とで異なる径寸法としたことにより、茎葉部の引き上げ作用を低下させることなく、茎葉部の詰まりを防止することができるので、茎葉部の詰まりを解除する作業に余分な時間を費やすことが無く、作業能率が向上する。
また、支持回転体(23c)が引抜搬送無端帯(22)を下方から受けることにより、下方に脱落しようとする引抜搬送無端帯(22)をより確実に押し上げることができるので、作物の収穫作業が中断されることが防止され、作業能率が向上すると共に、脱落による引抜搬送無端帯(22)を装着し直す作業が不要となるので、作業者の労力の軽減が図られる。
また、高い負荷が掛った場合はトルク伝達規制部材により支持回転体(23c)が独立して回転することにより、引抜搬送無端帯(22)が支持回転体(23c)を乗り越えて脱落することを防止できると共に、支持回転体(23c)が引抜搬送装置(13)の駆動抵抗になることが防止される。
請求項2に係る発明により、請求項1に係る発明の効果に加え、扱き回転体(23)の下部側の径を上部側よりも大径としたことにより、位置揃え装置(14)に近い側の挟持力を強めることができるので、茎葉部を逃がすことなく扱き上げることができ、茎葉切断装置(15)による茎葉部の切断位置が安定する。
また、扱き回転体(23)の上部側が引抜搬送無端帯(22)に常時接触しない小径構成となることにより、太い、または量の多い茎葉部は引抜搬送無端帯(22)が扱き回転体(23)の上部側に接触するまで移動することができるので、茎葉部が詰まって作業が中断されることが防止され、作業能率が向上する。
請求項3に係る発明により、請求項2に係る発明の効果に加え、引抜搬送無端帯(22)の直下位置に扱き回転体(23)の支持部材(24)を設けたことから、引抜搬送無端帯(22)は、茎葉部の引上げ抵抗力が過大に作用した場合に、下方位置の支持部材(24)によって押し上げられ、引抜搬送無端帯(22)が脱落することを防止できるので、作物の収穫作業が中断されることが防止され、作業能率が向上する。合わせて、脱落した引抜搬送無端帯(22)を装着し直す作業が不要となり、作業者の労力の軽減が図られる。また、引抜搬送無端帯(22)の脱落を防止すべく、引抜搬送無端帯(22)に高い張力をかけて張り詰めさせる必要がなく、高い張力がかかり続けることによる引抜搬送無端帯(22)の劣化が防止されるので、耐久性が向上する。
請求項4に係る発明により、請求項3に係る発明の効果に加え、複数の扱き回転体(23)を搬送方向に間隔を開けて配置すると共に、支持部材(24)に引抜搬送無端帯(22)に臨む空間部を形成したことにより、挟持している茎葉部が引抜搬送無端帯(22)を押し広げても、空間部に向かって引抜搬送無端帯(22)が撓むことができるので、挟持された茎葉部が間に詰まって引抜搬送装置(13)が停止し、作業が中断されることが防止されるとともに、茎葉部の詰まりに伴う引抜搬送装置(13)の破損が防止される。
請求項に係る発明により、請求項3または4に係る発明の効果に加え、位置調節機構(24c)を前後で異なる左右位置に設定可能としたことにより、収穫する作物の茎葉部の太さや量に合わせて扱き作用を調節し、すなわち、茎葉部の挟持量が多いときは、前側の左右間隔を後側よりも広くして入り込みを妨げることなく、後側で確実に扱き上げ、逆に、茎葉部の挟持量が少ないときは、前後の間隔を同じにして前後方向に亘って扱き上げることができるので、茎葉部の詰まりを防止しつつ、位置揃え中の茎葉部を確実に扱き上げて切断位置を揃えることができる。
請求項に係る発明により、請求項1からの何れか1項に係る発明の効果に加え、掻上装置(12)の左右の周回ラグ機構(12a)の一方の掻上線を側方に傾斜して掻上げ上端側の周回域を前記引抜搬送装置(13)の搬送始端位置で重ねて配置したことにより、左右の掻上ラグ(31a)が重複して茎葉部を引抜搬送装置(13)に引き継ぐことができるので、一方の掻上ラグ(31a)から茎葉部が落下することがあっても、他方の掻上ラグ(31a)が茎葉部を拾うことができ、茎葉部が挟持されずに作物が抜き残され、作業者が手作業で回収する作業が防止される。
また、左右一側の掻上ラグ(31a)の先端(31b)を他側より細幅に形成したことにより、茎葉部を掻上げる際に過大な重量がかかると掻上ラグ(31a)の先端が変形することから、作物を土中から引き上げてしまうことが防止され、作物の抜き残しが防止される。
請求項に係る発明により、請求項に係る発明の効果に加え、左右の周回ラグ機構(12a)に張力調節機構を設けたことにより、茎葉部の長さや量に合わせて掻上ラグ(31a)の周回軌跡を変更することができるので、茎葉部の掻上げ損ないによる作物の取り残しや、圃場面との接触による掻上ラグ(31a)の破損を防止することができる。
また、左右の張力調節機構の一側に自動張り支持機構(32b)を設けることにより、掻上ラグ(31a)が圃場面と接触するなどして過負荷がかかった際に、張力を変更して負荷を逃がすことができるので、掻上装置(12)の破損や、適切な茎葉部の掻上げ高さの調節が可能となる。
作物収穫機の側面図 作物収穫機の平面図 平面展開付記した引抜搬送装置周りの側面図 引抜搬送装置の要部拡大平面図(a)および扱ローラの拡大側面図(b) 平面図を展開付記した引抜搬送装置周りの側面図 平面図を展開付記した掻上装置周りの側面図 平面図を展開付記した別構成の掻上装置周りの側面図 平面図と正面図を展開付記した引抜搬送装置周りの側面図 排葉部の要部斜視図 開閉スリット例による排葉部の要部斜視図 ワンタッチ結合スリット例による排葉部の要部斜視図
上記技術思想に基づいて具体的に構成された実施の形態について以下に図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明においては、根菜類収穫機の前進方向Fを基準として前後、左右という。
本発明にかかる実施形態のタマネギ等の根菜類収穫用の作物収穫機1は、その側面図および平面図を図1、図2に示すように、駆動輪2,2と機体前部の作業高さを規定するゲージ輪3とによる走行部によって機体を圃場走行可能に構成し、引抜作業機器群を中心に、原動部および操縦部を備えて構成される。
引抜作業機器は、機体前部で作物の茎葉部を圃場から引起こす引起装置11と、引起こされた茎葉部を掻上げる掻上装置12と、掻上げられた茎葉部を挟持して後方に上昇搬送する引抜搬送装置13と、上昇搬送中の作物の保持高さを揃える位置揃え装置14と、位置揃えされた作物の茎葉部を切断する茎葉切断装置15とを備えて圃場作物を引き抜いた上で茎葉部を除去可能に構成し、機体後部に原動伝動部16と、歩行操縦部17等を備える。
(引抜搬送装置)
詳細には、引抜搬送装置13は、平面図を展開付記した引抜搬送装置周りの側面図を図3に示すように、後上がりに左右対向配置した引抜搬送用の周回ベルト機構13a,13aによって作物の茎葉部を挟持引上げ可能に構成し、また、その下側から後方に分岐するように、位置揃え装置14を左右対向配置した位置揃え用の周回ベルト機構14a,14aによって作物の根部の肩位置を揃えて後送可能に構成する。
引抜搬送用の左右の周回ベルト機構13a,13aは、それぞれ、引抜搬送フレーム21aの両端に軸支した溝付きのプーリ21,21と、両プーリ21,21間に嵌合巻回した突条付きの引抜搬送無端帯である挟持ベルト22と、これら左右の挟持ベルト22,22の挟持部分を個別にガイドする溝付きの扱き調節回転体である複数の扱きローラ23,23と、これら扱きローラ23,23を軸支する支持部材である左右の支持プレート24,24とによって構成する。
挟持ベルト22は、プーリ21,21およびローラ23,23の溝と嵌合する突条によって脱落が抑えられ、また、複数の扱きローラ23,23間の空間によって、ベルト間の挟持量を確保することができる。
また、引抜搬送装置13の要部拡大平面図を図4(a)に示すように、左右それぞれの周回ベルト機構13a,13aについて、付勢部材であるスプリング24b,24bと位置調節機構である押しボルト24c,24cにより、引抜搬送フレーム21aに対して支持プレート24の前後を個々に可動支持する。
支持プレート24には、扱きローラ23,23のスクレーパ24d,24dを設けてスプリング24b,24bの当て部材とし、また、左右の挟持ベルト22,22の外側方から位置調節機構である押しボルト24c,24cを調節可能に引抜搬送フレーム21aに螺合支持することにより、支持プレート24を挟持ベルト22の対向部に対して進退可能に構成する。
各扱ローラ23は、拡大側面図を図4(b)に示すように、上半部23aと下半部23bとを別径に形成することにより、大径側で挟持力を確保するとともに、小径側でベルト間の挟持量を確保することができ、特に、下半部23bを大径に形成して下方の位置揃え装置14に近接して挟持することによって位置揃え精度を確保することができ、また、上下に長くして案内幅を広くすることによって挟持ベルト22の脱落を抑えることができる。
各扱ローラ23の下端部には、トルク伝達規制部材であるトルクリミッタを介して挟持ベルト22の下方に及ぶ支持回転体である大径部23cを軸支することにより、挟持ベルト22の脱落を抑えつつ、高負荷時の挟持ベルト22の乗越えによる脱落を防止する。また、支持プレート24は、挟持ベルト22の下方に及んで形成することにより、挟持ベルト22の脱落を防止することができる。
上記構成の引抜搬送装置13は、扱き調節回転体23,23を位置揃え装置14の上方に設けたことにより、作物の茎葉部を引き上げて作物を確実に位置揃え装置に接触させることができるので、茎葉部の切断位置が安定し、不要な茎葉部の除去作業が不要となる。したがって、作業者の労力が軽減され、また、扱き調節回転体23,23を、上部側と下部側とで異なる径寸法としたことにより、茎葉部の引き上げ作用を低下させることなく、茎葉部の詰まりを防止することができるので、茎葉部の詰まりを解除する作業に余分な時間を費やすことが無く、作業能率が向上する。
また、扱き調節回転体23,23の下部側の径を上部側よりも大径としたことにより、位置揃え装置14に近い側の挟持力を強めることができるので、茎葉部を逃がすことなく扱き上げることができ、茎葉切断装置15による茎葉部の切断位置が安定する。
また、扱き調節回転体23,23の上部側が引抜搬送無端帯22に常時接触しない小径構成となることにより、太い、または量の多い茎葉部は引抜搬送無端帯22が扱き調節回転体23,23の上部側に接触するまで移動することができるので、茎葉部が詰まって作業が中断されることが防止され、作業能率が向上する。
また、引抜搬送無端帯22,22のそれぞれの直下位置に扱き調節回転体23,23の支持部材24を設けたことから、引抜搬送無端帯22,22は、茎葉部の引上げ抵抗力が過大に作用した場合に、直下位置の支持部材24によって押し上げられ、引抜搬送無端帯22,22が脱落することを防止できる。したがって、作物の収穫作業が中断されることが防止され、作業能率が向上する。合わせて、脱落した引抜搬送無端帯22,22を装着し直す作業が不要となり、作業者の労力の軽減が図られる。また、引抜搬送無端帯22,22の脱落を防止すべく、引抜搬送無端帯に高い張力をかけて張り詰めさせる必要がなく、高い張力がかかり続けることによる引抜搬送無端帯22,22の劣化が防止され、耐久性が向上する。
複数の扱き調節回転体23,23は、搬送方向に間隔を開けて配置すると共に、支持部材24に引抜搬送無端帯22に臨む空間部を形成したことにより、挟持している茎葉部が引抜搬送無端帯22を押し広げても、空間部に向かって引抜搬送無端帯22が撓むことができるので、教示された茎葉部が間に詰まって引抜搬送装置13が停止し、作業が中断されることが防止されるとともに、茎葉部の詰まりに伴う引抜搬送装置13の破損が防止される。
支持回転体23cは、引抜搬送無端帯22を下方から受けることにより、下方に脱落しようとする引抜搬送無端帯22をより確実に押し上げることができるので、作物の収穫作業が中断されることが防止され、作業能率が向上すると共に、脱落による引抜搬送無端帯22を装着し直す作業が不要となるので、作業者の労力の軽減が図られる。
また、高い負荷が掛った場合は、トルク伝達規制部材により支持回転体23cが独立して回転することにより、引抜搬送無端帯22が支持回転体23cを乗り越えて脱落することを防止できると共に、支持回転体23cが引抜搬送装置13の駆動抵抗になることが防止される。
位置調節機構24c,24cは、前後で異なる左右位置に設定可能としたことにより、収穫する作物の茎葉部の太さや量に合わせて扱き作用を調節し、すなわち、茎葉部の挟持量が多いときは、前側の左右間隔を後側よりも広くして入り込みを妨げることなく、後側で確実に扱き上げ、逆に、茎葉部の挟持量が少ないときは、前後の間隔を同じにして前後方向に亘って扱き上げることができるので、茎葉部の詰まりを防止しつつ、位置揃え中の茎葉部を確実に扱き上げて切断位置を揃えることができる。
(掻上装置)
次に、掻上装置について説明する。
掻上装置12は、平面図を展開付記した掻上装置周りの側面図を図5に示すように、後傾姿勢の左右の周回ラグ機構12a,12aによって構成される。左右の周回ラグ機構12a,12aは、それぞれ複数の掻上ラグ31a…を備える掻上無端帯31を周回端の掻上回転体である前端と後端の掻上プーリ32,32によって周回動作可能に設ける。
左右の周回ラグ機構12a,12aについて、一側の掻上ラグ31a…の先端31bを他側の掻上ラグ31a…の先端31bより細幅に形成するとともに、溝側の周回ラグ機構12aの掻上線を側方に傾斜して掻上げ先端を広くし、掻上げ上端側が次第に重なるように左右の周回線を交差して引抜搬送装置13の始端位置に配置する。
上記構成の掻上装置12は、左右の周回ラグ機構12a,12aの一方を側方に傾斜して掻上げ上端を重ねて引抜搬送装置13の始端に配置したことにより、左右の掻上ラグが重複して茎葉部を引抜搬送装置13に引き継ぐことができるので、一方の掻上ラグから茎葉部が落下することがあっても、他方の掻上ラグが茎葉部を拾うことができ、茎葉部が挟持されずに作物が抜き残され、作業者が手作業で回収する作業が防止される。
また、左右一側の掻上ラグ31a…の先端31b…を他側より細幅に形成したことにより、茎葉部を掻上げる際に過大な重量がかかると掻上ラグの先端が変形することから、作物を土中から引き上げてしまうことが防止され、作物の抜き残しが防止される。
左右の周回ラグ機構12a,12aの掻上げ先端を開くことによって掻上時の作物の引抜きを防ぎ、複数の掻上ラグ31a…の間隔を粗くすることにより、掻上時の作物の引抜きを防ぎ、また、掻上ラグ31a…を長くして下端の掻上プーリ32,32を高く保持することにより、掻上げ間口を広く構成する。
左右の掻上無端帯31,31は、平面図を展開付記した掻上装置周りの側面図を図6に示すように、下端の掻上プーリ32,32をスライド可能に支持し、調節ねじにより設定位置に固定可能な固定張り支持機構32aと設定バネ力支持による自動張り支持機構32bとを選択可能に構成する。特に、溝側の掻上プーリ32を固定張り機構32a、畦側の掻上プーリ32を自動張り機構32bとすることにより、畦側の盛り上がりの大負荷に対応することができる。また、過負荷緩和のために、下部の掻上プーリ32を自動張りとする。そのほか、掻上無端帯31,31をタイミングベルトで構成することにより、左右の周回ラグ機構12a,12aを千鳥位相に構成することができる。
掻上装置12の取付けは、左右の周回ラグ機構12a,12aそれぞれの上部を引抜搬送装置13に設けた左右の支点35,35に軸支して、それぞれの下端を上方に跳上式に構成することにより、メンテナンスの際に、掻上装置12の下部を容易に清掃することができるほか、左右それぞれ段階的に又は連続的に跳ね上げ角度を変更固定可能に構成することにより、掻上角度を変えて作物の引抜きが可能となる。
掻上装置12は、左右の掻上無端帯31,31を割プーリ伝動とすることにより、掻上げ速度を可変速に構成する。上部の掻上プーリ32をアジャスト式、下部の掻上プーリ32をスプリングアイドル式の割プーリで構成することにより、アジャスタによる回転支持径の設定に応じて下部の掻上プーリ32の回転支持径が調節されて掻上げ速度を変更することができる。
上記構成の掻上装置12は、掻上無端帯31,31をそれぞれ周回支持する下端と上端の回転体32,32の一方に前記掻上無端帯31の張力を設定する張力調節機構をそれぞれ設け、前記左右の張力調節機構の一方を掻上負荷に応じて張力を変更する自動張力調節機構によって構成し、かつ、前記両端の回転体32,32に割プーリによる周回径可変機構33,33を設け、一端側の回転体32に周回径設定操作のための径調節機構であるアジャスタ33aを設けるとともに、前記掻上無端帯31の周回により前記一端側の回転体32の径調節に応じて周回径を弾発変更する追従調節機構33bを他端側の回転体32に設ける。アジャスタ33aはカバー内に収納する。
上記構成の掻上装置12は、左右の周回ラグ機構12a,12aに張力調節機構を設けることにより、茎葉部の長さや量に合わせて掻上ラグ31a…の周回軌跡を変更することができるので、茎葉部の掻上げ損ないによる作物の取り残しや、圃場面との接触による掻上ラグの破損を防止することができる。
また、自動張力調節機構を設けることにより、掻上ラグ31a…が圃場面と接触するなどして過負荷がかかった際に、張力を変更して負荷を逃がすことができるので、掻上装置12の破損や、適切な茎葉部の掻上げ高さの調節が可能となる。
また、掻上無端帯31を支持する周回両端の回転体32,32の径を割プーリによる径調節機構33,33によって調節自在とし、前記径調節機構33,33による一方の調節機構33aの操作による回転体の径変更に応じて他方の径が追従調節機構33bによって弾発調節されることから、作業速度や茎葉部に合わせて掻上装置12の作動速度を変更することができるので、茎葉部が確実に掻上げられて引抜搬送装置13に案内され、作物の取り残しの発生が防止される。
また、掻上ラグ31a…が茎葉部に頻繁に接触して茎葉部を切断したり、茎葉部ごと作物を引き上げてしまうことを防止できるので、作物が圃場から引き抜けなくなることが防止される。
次に、掻上装置の別構成例について説明すると、平面図を展開付記した掻上装置周りの側面図を図7に示すように、左右の周回ラグ機構12b,12bの下部の掻上プーリ32,32をスライド可能に設け、上部の掻上プーリ32,32の近傍位置で外側方に張出し調節可能にテンションプーリ34,34を設けることにより、掻上げ下端位置を調節可能に構成する。
また、引抜搬送装置13の引抜搬送フレーム21a,21aは、平面図と正面図を展開付記した引抜搬送装置周りの側面図を図8に示すように、位置揃え装置14のタッピングベルト始点位置にテーパ部21b,21bを形成して茎葉部の引掛りを防ぐ。また、引抜搬送フレーム21a,21aの挟持ベルト22,22の対向部に傾斜面21c,21cを設けて茎葉部の扱き時の引掛りを抑える。
(排葉シュータ)
次に、排葉部について説明すると、その要部斜視図を図9に示すように、排葉シュータ41を、引抜搬送装置13の搬送終端部から排出される茎葉部を機体左右一方の挟持ベルト22と共に挟持して機体左右一方に排出させるパッカ42の下部から、チェーンケース2aの上部まで連続して形成する。排葉シュータ41の機体外側端側は、チェーンケース2a上面と一部固定で、駆動輪2内側にパッカ42から直接排出し、チェーンケース2aの前方に最終排出する構成とする。
排葉シュータ41は、塩化ビニル等の軟質材で構成し、この軟質な排葉シュータ41によって、タッピング部に排葉が戻ってきて再度進入することを防止するためのガードの役割を果たす。これにより、茎葉部が再度タッピング部に入り込み、作物の引き抜きを妨げることが防止され、作業能率の向上や、抜き残される作物の発生が防止されると共に、作業後に茎葉部を機体から除去する作業に要する時間と労力が軽減される。
また、排葉シュータ41があることにより、カッター部15に作業者や作業場所の周辺に存在するものが直接接近することを防止できるので、排葉シュータ41はガード体としての役割も果たす。これにより、作業時の安全性が向上すると共に、駆動輪2が跳ね上げた石等がカッター部15に接触し、カッター部15を破損させることが防止される。
さらに、図10で示すとおり、排葉シュータ41は駆動輪2の内面まで設け、排葉シュータ41の終端にスリット44を設けることにより、チェーンケース2a内側落下が可能となる。これにより、茎葉部が排葉シュータ41上に溜まることが防止され、作業者が手作業で除去する作業が不要となり、作業能率の向上が図られる。さらに、茎葉部が駆動輪2よりも内側の畝溝に排出されるので、駆動輪2に踏み付けられた茎葉部が絡み付き、駆動輪2の回転が妨げられて走行性が低下することが防止されると共に、巻き付いた茎葉部を除去する作業が不要となる。
上記スリット44は、ジッパ44aを設けることによって、簡単に開閉が可能となるので、作業能率の向上が図られる。あるいは、図11で示すとおり、チェーンケース2aとシュータ41との間は、ラッチ、タイバンド、マグネット等のワンタッチ結合部材45によって結合可能に構成してもよい。
11 引起装置
12 掻上装置
12a 周回ラグ機構
13 引抜搬送装置
14 位置揃え装置
15 茎葉切断装置
22 引抜搬送無端帯(挟持ベルト)
23 扱き調節回転体(扱きローラ)
23a 上半部
23b 下半部
23c 支持回転体(大径部)
24 支持部材(支持プレート)
24c 位置調節機構(押しボルト)
31 掻上無端帯
31a 掻上ラグ
31b 先端
32 掻上回転体(掻上プーリ)
32a 固定張り支持機構
32b 自動張り支持機構
33 周回径可変機構(割プーリ)
33a 径調節機構
33b 追従調節機構

Claims (7)

  1. 作物の茎葉部を圃場から引起こす引起装置(11)と、引起こされた茎葉部を掻上げる掻上装置(12)と、掻上げられた茎葉部を挟持して後方に上昇搬送する引抜搬送装置(13)と、上昇搬送中の作物の保持高さを揃える位置揃え装置(14)と、位置揃えされた作物の茎葉部を切断する茎葉切断装置(15)とを備える作物収穫機において、
    前記引抜搬送装置(13)は、前記位置揃え装置(14)の上方に作物の茎葉部を扱いて引き上げる複数の扱き回転体(23)を備え、これら扱き回転体(23)の上半部(23a)と下半部(23b)を異なる径寸法に形成するとともに、周回駆動可能に対向配置した2つの引抜搬送無端帯(22)によって構成し、さらに、
    前記引抜搬送無端帯(22)を下方から支持する支持回転体(23c)を前記扱き回転体(23)の下部に所定のトルク伝達規制部材を介して軸支したことを特徴とする作物収穫機。
  2. 数の前記扱き回転体(23)を、上部下部より小径になるよう形成した上で、 2つの前記引抜搬送無端帯(22)の対向部分に双方向から弾接させて、作物の茎葉部を挟持しながら搬送方向に案内可能としたことを特徴とする請求項1に記載の作物収穫機。
  3. 前記扱き回転体(23)を回転自在に支持する支持部材(24)を2つの前記引抜搬送無端帯(22)の下方位置に近接して設けたことを特徴とする請求項2に記載の作物収穫機。
  4. 複数の前記扱き回転体(23)を搬送方向に間隔を開けて配置し、前記支持部材(24)上で前記引抜搬送無端帯(22)に臨む空間部を形成することを特徴とする請求項3に記載の作物収穫機。
  5. 複数の前記扱き回転体(23)を左右の前記支持部材(24)に千鳥状に配置するとともに、左右の前記支持部材(24)の前後に位置調節機構(24c)を設けて前記引抜搬送無端帯(22)に対する付勢位置をそれぞれ調節可能に支持したことを特徴とする請求項3または4に記載の作物収穫機。
  6. 前記掻上装置(12)は、左右の周回ラグ機構(12a)のそれぞれに、複数の掻上ラグ(31a)を備える掻上無端帯(31)を周回動作可能に備えるとともに、左右一側の前記掻上ラグ(31a)の先端(31b)を他側より細幅に形成し、かつ、一方の掻上線を側方に傾斜して掻上げ上端側の周回域を前記引抜搬送装置(13)の搬送始端位置で重ねて配置したことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の作物収穫機。
  7. 前記掻上装置(12)は、左右の前記掻上無端帯(31)をそれぞれ支持するよう周回両端に設けられた掻上回転体(32)と、前記掻上無端帯(31)の張力を調節する張力調節機構とを備え、
    前記張力調節機構は、前端側に設けられた前記掻上回転体(32)をそれぞれ前後に進退可能に構成し、かつ、
    前端側に設けられた前記掻上回転体(32)の一方を設定位置に固定可能とする固定張り支持機構(32a)を設けるとともに、
    他方の前記掻上回転体(32)を前方へ付勢しながら支持する自動張り支持機構(32b)を設けて構成されたことを特徴とする請求項6に記載の作物収穫機。
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