JP2014195434A - 作物収穫機 - Google Patents

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村並 昌実
Masami Muranami
村並  昌実
高木 真吾
Shingo Takagi
高木  真吾
英明 黒瀬
Hideaki Kurose
英明 黒瀬
弓達 武志
Takeshi Yumitatsu
武志 弓達
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】
引抜搬送装置、引起し装置及び肩揃え装置への伝動経路を簡潔に構成し、メンテナンス性がよく、且つ軽量な作物収穫機を提供する。
【解決手段】
機体の前側に作物の茎葉部を引き起こす引起し装置41,63と、作物の茎葉部を挟持して引き抜く引抜搬送装置20と、作物の茎葉部の切断高さを揃える肩揃え装置51とを備える作物収穫機において、引抜搬送装置20に駆動力を供給する入力軸12Lと出力軸12Rを設け、入力軸12Lから出力軸12Rに駆動力を伝動する第1伝動ケース200を設け、入力軸12Lと出力軸12Rに、引起し装置41,63と肩揃え装置51に駆動力を伝動する第2伝動ケース206,206を各々設けて構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、圃場に植生する作物を引き抜いて収穫する作物収穫機に関するものである。
従来の農作物収穫機には、引起し装置で作物の茎葉部を引き起こし、引き起こされた茎葉部を引抜搬送装置で挟持して作物を引き抜き、肩揃え装置で搬送中の作物の茎葉部の切断位置を揃えて茎葉部を切断する技術が存在する。(特許文献1)
特開2003− 23829号公報
しかしながら、特許文献1に記載された作物収穫機は、引抜搬送装置の駆動力をミッションケースの左右の伝動軸から得ており、ミッションケースの構造が複雑化し、メンテナンス作業に要する時間と労力が増加する問題がある。
そして、茎葉部を挟持した時の負荷等によって、左右の伝動軸の回転速度に大きな差が生じると、作物を圃場から引き抜き損ない、作業者が手作業で作物を引き抜いて収穫せねばならず、作業者の労力が増大する問題がある。
また、作物の搬送中に左右の搬送速度に差が生じると、茎葉部が回転されながら下方に移動し、茎葉部の切断前に圃場に落下してしまい、茎葉部を作業者が手作業で除去しなければならなくなる問題がある。
さらに、引抜搬送装置から引起し装置への伝動は、引抜搬送装置の搬送始端側の上部に設ける、機体前側から後側に向かって伝動する伝動ケースを介して行っており、伝動経路が複雑化し、メンテナンス作業の能率が低下する問題がある。
そして、肩揃え装置への伝動経路も別途構成されているので、機体全体の伝動経路の部品点数が多く、メンテナンス性が低く、機体の重量が増加する問題がある。
本発明は、この問題を解消しようとするものである。
請求項1に記載の発明は、機体の前側に作物の茎葉部を引き起こす引起し装置(41,63)と、作物の茎葉部を挟持して引き抜く引抜搬送装置(20)と、作物の茎葉部の切断高さを揃える肩揃え装置(51)とを備える作物収穫機において、該引抜搬送装置(20)に駆動力を供給する入力軸(12L)と出力軸(12R)を設け、該入力軸(12L)から出力軸(12R)に駆動力を伝動する第1伝動ケース(200)を設け、該入力軸(12L)と出力軸(12R)に、前記引起し装置(41,63)と肩揃え装置(51)に駆動力を伝動する第2伝動ケース(206,206)を各々設けたことを特徴とする作物収穫機とした。
請求項2に記載の発明は、前記第1伝動ケース(200)に前記入力軸(12L)の駆動力を伝動する第1駆動回転体(201)を設け、該駆動回転体(201)から駆動力を受けて前記出力軸(12R)を回転させる従動回転体(202)を設け、該第1駆動回転体(201)と第1従動回転体(202)の左右間に駆動力を伝動する中継回転体(203)を設け、該中継回転体(203)の後方に前記第1伝動ケース(200)に潤滑剤を供給する給油口(205)を形成したことを特徴とする請求項1に記載の作物収穫機とした。
請求項3に記載の発明は、前記入力軸(12L)と出力軸(12R)に第2駆動回転体(207,207)を各々設け、該左右の第2駆動回転体(207,207)と、該左右の第2駆動回転体(207,207)よりも機体前側に配置する前記引起し装置(41,63)を駆動させる左右の引起し従動回転体(208,208)と、前記肩揃え装置(51)を駆動させる左右の肩揃え従動回転体(210,210)とに伝動無端帯(212,212)を各々巻回して前記左右の第2伝動ケース(206,206)を構成し、該左右の第2伝動ケース(206,206)を引抜搬送装置(20)の上方に設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の作物収穫機とした。
請求項4に記載の発明は、前記引抜搬送装置(20)は、前記入力軸(12L)及び出力軸(12R)を回動支点として搬送始端側を回動自在に構成し、前記左右の引起し従動回転体(208,208)の引起し回転軸(209,209)と、左右の肩揃え従動回転体(210,210)の肩揃え回転軸(211,211)を連結部材(213,213)で各々連結し、該左右の引起し回転軸(209,209)を回動支点として左右の連結部材(213,213)を回動させると、前記左右の肩揃え従動回転体(210,210)が機体前後方向に移動する構成としたことを特徴とする請求項3に記載の作物収穫機とした。
請求項5に記載の発明は、前記引抜搬送装置(20)の搬送終端部に作物の茎葉部を機体側方に排出する排葉搬送装置(25)を設け、前記引抜搬送装置(20)の上部に搬送終端部から該排葉搬送装置(25)に茎葉部を案内する排葉案内部材(26)を設け、該排葉案内部材(26)の下部に茎葉部の長さを短くする切断部材(27)を設けたことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の作物収穫機とした。
請求項6に記載の発明は、前記排葉搬送装置(25)上に切断部材(27)と共に茎葉部を切断する切断補助部材(28)を設け、該切断部材(27)と切断補助部材(28)の端部同士が重なり合う配置とし、該切断部材(27)の回転軸を回動支点とする支持部材(30)の基部を設け、該支持部材(30)の端部に前記切断補助部材(28)を設けたことを特徴とする請求項5に記載の作物収穫機とした。
請求項1に記載の発明では、入力軸(12L)から引抜搬送装置(20)、引起し装置(41,63)及び肩揃え装置(51)に駆動力を伝動することにより、各作業装置に別々の伝動経路を必要としなくなるので、機体の構成が簡潔になり、メンテナンス性が向上する。
また、入力軸(12L)から第1伝動ケース(200)を介して出力軸(12R)に駆動力を伝動することにより、引抜搬送装置(20)の駆動速度が左右で異なることを防止できるので、作物の茎葉部を挟持して確実に引き抜くことができ、抜き残された作物を手作業で収穫する作業が不要となる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明の効果に加えて、中継回転体(203)の後方に第1伝動ケース(200)に潤滑剤を供給する給油口(205)を設けたことにより、中継回転体(203)の回転により第1駆動回転体(201)と第1従動回転体(202)に潤滑剤が供給されるので、潤滑剤の供給作業に要する時間と労力が軽減される。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2記載の発明の効果に加えて、引抜搬送装置(20)上に左右の第2伝動ケース(206,206)を設けたことにより、引抜搬送装置(20)と圃場面との上下間隔を広くすることができるので、引抜搬送装置(20)が作物を引き上げる距離が確保され、作物が圃場に引き残されることが防止される。
また、作物が周辺の部品に接触して傷付くことを防止できるので、作物の商品価値が低下することが防止される。
そして、左右の第2駆動回転体(207,207)よりも機体前側に左右の引起し回転体(208,208)と左右の肩揃え回転体(210,210)を設け、左右の第2駆動回転体(207,207)と左右の引起し回転体(208,208)と左右の肩揃え回転体(210,210)とに左右の伝動無端帯(212,212)を巻回することにより、機体後側から機体前側に向かう伝動構成とすることができるので、伝動経路が従来よりも簡潔な構成となる。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の発明の効果に加えて、引抜搬送装置(20)の搬送始端側を回動自在に構成したことにより、作物の茎葉部が引抜搬送装置(20)に詰まることがあっても、容易に取り除くことができるので、引抜収穫作業が中断される時間が短くなり、作業能率が向上する。
そして、左右の引起し回転体(208,208)の引起し回転軸(209,209)を回動支点として左右の連結部材(213,213)を回動させると、左右の肩揃え回転体(210,210)が機体前後方向に移動することにより、引抜搬送装置(20)の搬送始端側の回動に連動して左右の肩揃え回転体(210,210)の位置が変更されるので、引抜搬送装置(20)と肩揃え装置(51)との連結を解除することなく引抜搬送装置(20)の搬送始端側を回動させることができ、茎葉の詰まりを解消する際の作業能率が向上する。
請求項5に記載の発明では、請求項1から4の何れか1項に記載の発明の効果に加えて、引抜搬送装置(20)の搬送終端部から排葉搬送装置(25)に作物の茎葉部を案内する茎葉案内部材(26)を設けたことにより、茎葉部が機体に絡み付くことを防止できるので、茎葉部の除去作業に要する時間と労力が軽減される。
また、茎葉部が機体側方に案内されてから排出されることにより、茎葉部の回収作業位置を狭めることができるので、茎葉部の収穫作業に要する時間と労力が軽減されると共に、茎葉部が圃場面に載置された作物に覆い被さることを防止できるので、作物の乾燥作業に要する時間が延びることが防止される。
そして、排葉案内部材(26)の下部に切断部材(27)を設けたことにより、茎葉部の長さを短くしてから排出することができるので、機体側方に排出された作物が機体に絡み付くことが防止され、茎葉部の除去作業に要する時間と労力が軽減される。
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の発明の効果に加えて、切断部材(27)と切断補助部材(28)の端部同士を重なり合わせることにより、茎葉部を挟んで切断することができるので、茎葉部が切断されずに排出されることが防止され、機体に絡み付いた茎葉部の除去作業に要する時間と労力が軽減される。
また、切断部材(27)の回転軸を回動支点として回動する支持部材(30)の端部に切断補助部材(28)を設けたことにより、支持部材(30)を回動させると切断部材(27)と切断補助部材(28)の端部同士が重なり合う位置を変更することができるので、切断位置を茎葉部の長さや太さ等に適した位置とすることができ、切断精度が向上する。
玉葱収穫機を示す側面図 玉葱収穫機を示す平面図 玉葱収穫機を示す正面図 (a)引抜搬送装置と各伝動ケースを示す要部平面図、(b)伝動ギアケースを示す要部平面図 引抜搬送装置と各伝動ケースを示す要部側面図 別構成例の伝動ギアケースを示す要部平面図 排葉搬送部を示す要部平面図 (a)排葉搬送部を示す要部平面図、(b)細断刃と細断受刃の配置関係を示す要部平面図、(c)別構成例の細断刃と細断受刃の配置関係を示す要部平面図 細断刃と細断受刃の配置関係を示す要部正面図 別構成例の細断刃と細断受刃の配置関係を示す要部正面図 振動ソイラの要部側面図 振動ソイラの要部平面図 振動ソイラの要部正面図 (a)幅調節可能な肩揃え装置を示す要部平面図、(b)幅調節可能な肩揃え装置の操作を示す要部平面図 (a)別構成例の幅調節可能な肩揃え装置を示す要部平面図、(b)別構成例の幅調節可能な肩揃え装置の操作を示す要部平面図 別構成例の肩揃え装置を示す正面断面図 別構成例の肩揃え装置を示す正面断面図 (a)別構成例の肩揃え装置の搬送上手側を示す正面断面図、(b)別構成例の肩揃え装置の搬送下手側を示す正面断面図 別構成例の肩揃え装置を示す要部平面図 別構成例のソイラを示す要部正面図
本発明の実施の形態について説明する。
図1から図 に示すのは、実施例の一つとして示す作物収穫機の一種である歩行型の玉葱収穫機である。本件発明では、機体の前進方向を基準として右側を左右一側、左側を左右他側と称するものとする。
図1から図3で示すとおり、機体フレーム1の後部にエンジン2とミッションケース3を内装する駆動ケース4を設け、該駆動ケース4の上部に燃料タンク5を設けるとともに、前部に分岐伝動ケース6を設ける。そして、該分岐伝動ケース6の前部に側面視「へ」の字形状の左右のハンドル支持フレーム7,7の基部を垂直姿勢で設け、該左右のハンドル支持フレーム7,7の屈曲部より上側を後上がり傾斜姿勢で配置し、該左右のハンドル支持フレーム7,7の後端部を平面視で「コ」の字形状のハンドル8で連結する。該ハンドル8は燃料タンク5よりも機体後方に突出させて配置し、該ハンドル8の左右両側にはサイドクラッチ機構(図示省略)を入切させるクラッチハンドル9,9を各々設ける。
さらに、図2で示すとおり、前記燃料タンク5の左右一側に機体の前後進及び走行速度を操作する走行操作レバー10を設けるとともに、左右他側に収穫作業の入切を切り替える作業操作レバー11を設ける。
そして、前記分岐伝動ケース6の機体左右他側から前側上方に向かって引抜駆動シャフト12Lを後下がり傾斜姿勢で設け、機体左右他側から前側上方に向かって引抜従動シャフト12Rを後下がり傾斜姿勢で設ける。
そして、図4(a)(b)及び図5に示す通り、該引抜駆動シャフト12Lと引抜従動シャフト12Rの上部に伝動ギアケース200を機体左右方向に向けて設け、該伝動ギアケース200の内部で、且つ機体左右他側に前記引抜駆動シャフト12Lから駆動力を受けて回転する駆動ギア201を設ける。また、機体左右一側には、前記引抜従動シャフト12Rに回転自在に設ける従動ギア202を配置し、該従動ギア202と駆動ギア201との左右間に、駆動ギア201の駆動力を従動ギア202に伝動すると共に、駆動ギア201と従動ギア202の回転方向を異ならせる複数の伝動ギア203,203…を回転自在に設ける。
前記駆動ギア201は、シャーピン等の過負荷がかかると自壊する部材を介して前記引抜駆動シャフト12Lに装着し、玉葱の引き抜き作業時に過負荷がかかっても、伝動ギアケース200や、該伝動ギアケース200から駆動力を伝達される作業装置に破損が波及しない構成とする。これにより、過負荷がかかるとシャーピンが自壊して駆動ギア201に駆動力が伝動されなくなる構成となるので、シャーピンを交換するだけで作業を再開することができ、作業能率やメンテナンス性が向上する。
そして、前記伝動ギアケース200のうち、複数の伝動ギア203,203…の左右間にグリス(潤滑油)を供給する給油口205を設ける。該給油口205が複数の伝動ギア203,203…の左右間に設けられていることにより、複数の伝動ギア203,203…の回転により駆動ギア201、従動ギア202にグリスが供給される構成となるので、一箇所から集中的に注油作業が行え、メンテナンス作業の能率が向上する。
前記給油口205は、後述する引抜搬送装置20の搬送作用域、即ち左右方向中央部で、且つ引抜搬送装置20の搬送終端部の後方に設ける構成とすると、注油作業時に周辺の部材を取り外すことなく上方からグリスを供給することができ、メンテナンス性が向上する。
なお、図6で示す通り、駆動ギア201と従動ギア202に代えて、プーリ又はスプロケットで構成する駆動回転体201aを引抜駆動シャフト12Lに装着し、従動回転体202aを引抜従動シャフト12Rに回転自在に装着し、該駆動回転体201aと従動回転体202aにベルト又はチェーンで構成する伝動無端帯203aを巻回して駆動力を伝動する構成としてもよい。駆動及び従動回転体201a,202aをプーリとし、伝動無端体203aをベルトとする構成のときは、給油口205を設けなくてもよい。
そして、前記引抜駆動シャフト12L及び引抜従動シャフト12Rの上部に左右の引抜駆動プーリ13,13を各々装着するとともに、該左右一側の引抜駆動プーリ13よりも下側に搬送されてきた茎葉部を機体左右一側に排出する排葉搬送プーリ14を装着する。また、前記左右の引抜駆動プーリ13,13の下部に前後方向の長辺を有する左右の引抜フレーム15,15を後上がり傾斜姿勢で各々設け、該左右の引抜フレーム15,15の前端部に左右の引抜従動プーリ16,16を各々回転自在に設ける。
さらに、該左右の引抜従動プーリ16,16と左右の引抜駆動プーリ13,13の前後間に亘って複数の左右のテンションローラ17,17…を回転自在に設け、左右の引抜従動プーリ16,16と左右の引抜駆動プーリ13,13と左右のテンションローラ17,17…に玉葱の茎葉部を挟持して圃場から引き抜く左右の引抜搬送ベルト18,18を夫々巻回する。そして、前記左右の引抜フレーム15,15の上方に左右の引抜カバー19,19を左右の引抜フレーム15,15と平行姿勢、即ち傾斜角度を略同じとする後上がり傾斜姿勢で設けることにより、引抜搬送装置20が構成される。
また、図7で示す通り、前記排葉搬送プーリ14と左右一側の引抜カバー19の上方に、排葉搬送プーリ14と共に回転する排葉ディスク26を設け、該排葉ディスク26の外周縁部に所定間隔毎に複数の排葉案内ラグ26a…を設け、該複数の排葉案内ラグ26a…はトルク・スプリング(図示省略)等を介して各々排葉ディスク26の外周縁部から離間するように設け、前記機体左右一側の引抜カバー19上に該排葉案内ラグ26a…を排葉ディスク26の外周縁部側に移動させる規制体26bを設ける。
これにより、排葉ラグ26a…は引抜搬送装置20の挟持搬送作用部の上方を通過するときには突出しない姿勢になるので、排葉ディスク26を引抜搬送装置20の挟持搬送作用域に接近させても茎葉部の搬送を妨げることがなく、排葉案内ラグ26a…の長さを長くすることができ、排出する茎葉部を確実に後述の排葉搬送装置25に案内して畝溝に排出できるので、茎葉部が機体各部に絡み付くことが防止され、茎葉部の除去作業が不要となり、メンテナンス性が向上する。
また、前記排葉搬送プーリ14の下方に排葉フレーム21の基部側を設け、該排葉フレーム21の端部側を後側の左右一側に向けて突出させ、該排葉フレーム21の端部側に排葉従動プーリ22を回転自在に設ける。そして、該排葉駆動プーリ14と排葉従動プーリ22に排葉を引っ掛ける排葉ラグ23a…を複数設けた排葉搬送ベルト23を巻回するとともに、前記排葉フレーム21の上方に排葉カバー24を平行姿勢、即ち端部側を後側の左右一側に向けて突出させて配置することにより、排葉搬送装置25が構成される。
なお、該排葉ディスク26を左右の引抜駆動プーリ13,13よりも大径とすると、茎葉部に接触する機会を増やすことができるので、引抜搬送装置20の搬送終端部から排出される茎葉部を落下する前に排出案内することができ、茎葉部がいっそう機体に絡み付きにくくなる。
あるいは、増速用のギアケース(図示省略)を用いて、排葉ディスク26の回転速度を引抜搬送装置20の挟持搬送速度よりも速くしてもよい。
上記構成としたことにより、後述する切断回転刃49及び切断固定刃で切断した玉葱の茎葉部が引抜搬送装置20の終端部まで移動すると、茎葉部は排葉ラグ23a…に回収されて搬送され、機体左右一側に突出する排葉搬送装置25の搬送終端部から機外、または後述する右側駆動輪84R上に排出されるため、機体上に茎葉部が残ることが防止され、切断された茎葉部の除去作業が容易になり、メンテナンス性が向上する。
上記の排葉搬送装置25では、茎葉部はそのまま畝溝に排出される。この茎葉部は、放置しておくと特有の臭気を放つので、圃場の周辺環境を悪化させ得ると共に、連作障害の原因となる菌やウィルスの発生源となり得るので、後工程で作業者がレーキ等を用いて回収する必要がある。
しかしながら、収穫時期を迎えた玉葱の茎葉部は基本的に上下方向に長く、畝溝に落下する間に機体に接触し、巻き付いてしまうことがある。こうした茎葉部が畝溝以外、例えば玉葱が植生している畝上に移動すると、畝溝以外に落ちている茎葉部の回収作業が必要になり、作業に要する時間と労力が増大する。
また、土中から引抜収穫された玉葱は、出荷用に自然乾燥させるべく、圃場面に一定期間放置することがあるが、このとき玉葱の上に茎葉部が落下していると、茎葉部が日除けとなって玉葱の乾燥を妨げてしまう。
上述の問題を解消すべく、図8(a)で示す通り、前記排葉ディスク26と連動して回転し、排出される茎葉部を切断する細断刃27を設け、前記排葉搬送装置25の上部に細断受刃28を回転自在に設ける。該細断刃27と細断受刃28の外周刃部の一部は前記排葉案内ラグ26a…の回転軌跡の上方でオーバーラップさせ、茎葉部を挟み切る構成とする。このとき、排葉案内ラグ26a…の長さは、畝溝近くまで茎葉部を案内できる長さとし、細断刃27と細断受刃28の切断面よりも上方の茎葉部が畝溝に確実に案内される構成とする。
また、細断刃27と細断受刃28のオーバーラップする面は、図8(b)で示す通り、細断刃27を細断受刃28の上側に位置させてもよく、図8(c)で示す通り、細断刃27を細断受刃28の下側に位置させてもよい。
上記の構成により、排葉搬送装置25に案内される茎葉部の上部側を切断し、畝溝に排出される茎葉部の長さを従来よりも短くすることができるので、茎葉部が機体に絡み付くことが防止され、茎葉部の除去作業が不要になり、メンテナンス性が向上する。
また、茎葉部が畝溝以外の場所に落下することを防止できるので、茎葉部の回収作業が容易になり、作業者の労力の軽減や玉葱の乾燥の能率化が図られる。
なお、細断刃27と細断受刃28の外周刃部がオーバーラップするのは、機体左右一側の外側、即ち排葉搬送装置25寄りの位置とし、玉葱から切り離される前の茎葉部の上部を切断することがなく、玉葱から切除された茎葉部を排葉搬送装置25によって確実に畝溝に搬送することができ、茎葉部の回収が容易になる。
また、上記の構成例では排葉ディスク26と細断刃27は同一の回転軸、即ち引抜従動シャフト12Rに装着されているが、排葉ディスク26の外周縁部に刃部を形成する構成とすると、部品点数を削減することができる。
そして、図8(b)(c)で示す通り、細断刃27、または排葉ディスク26の外周縁部に形成する刃部を鋸刃形状とし、切断性を高める構成としてもよい。このとき、細断受刃28は、外周縁部に凹凸の無い円盤形状とすることが望ましい。
上記により、細断刃27の鋸刃形状の外周縁部が茎葉部を切断し、細断受刃28は切断される茎葉部の逃げを防止する構成となるので、茎葉部が確実に切断でき、玉葱の落下位置が安定し、玉葱が畝上に間隔を空けて排出され、天日乾燥が能率的に行われる。
また、機体左右一側の外側寄りに回転自在に設けられている細断受刃28の外周縁部に凹凸が無いことにより、作業者がメンテナンス作業時等に細断受刃28に触れた際に怪我をすることが防止される。
さらに、前記排葉ディスク26と細断受刃28の上部とをU字形状の回動アーム30で連結し、該回動アーム30を引抜従動シャフト12Rを回動支点として回動させると細断受刃28が排葉ディスク26の円周方向に移動して細断刃27と細断受刃28のオーバーラップ位置を変更可能な構成とする。
このとき、前記回動アーム30を機体左右他側方向、即ち引抜搬送装置20の挟持搬送作用側に付勢するスプリング(図示省略)を設け、前記細断受刃28が細断刃27寄りに付勢される構成とすると、茎葉部を挟み切る際の抵抗で回動アーム30が回動することが防止され、確実に茎葉部を切断することができる。
上記構成により、茎葉部の切断位置を変更することができるので、茎葉部の長さや搬送されてくる茎葉部の量に合わせて適切な位置で切断作業が行えるため、茎葉部が細断刃27と細断受刃28との間に詰まり、作業が中断されることが防止される。
また、茎葉部が細断される前に機体外側に案内されて排出されることを防止できるので、落下した茎葉部が機体に絡み付くことや、絡み付いた茎葉部が畝溝以外の場所に落下することが防止される。
上記の茎葉部の細断作業は、図9で示す通り、一枚の細断刃27と細断受刃28で茎葉部を挟み切る方式で行っている。このとき、茎葉部を逃がさずに確実に切断すべく、図10に示す、前記細断受刃28の下方に補助細断受刃28aを設ける構成としてもよい。該補助細断受刃28aは、前記細断受刃28と同形状のものとすると、作業者に接触しても怪我をさせることがなく、安全性を維持することができる。
前記細断受刃28と補助細断受刃28aの上下間に細断刃27を設け、細断刃27の外周縁部の一部と細断受刃28及び補助細断受刃28aの外周縁部の一部をオーバーラップさせる配置構成とする。このとき、細断受刃28と補助細断受刃28aが細断刃27とオーバーラップする箇所は、互いに同じ箇所である。
上記構成により、細断刃27が切断している茎葉部の逃げを細断受刃28と補助細断受刃28aとで抑えることができるので、茎葉部が確実に細断され、機体に絡み付いた茎葉部の除去作業が不要となり、作業者の労力が軽減される。
また、茎葉部が畝溝以外の場所に落下することを防止できるので、玉葱の天日乾燥を能率よく行なうことができる。
上記構成では、細断受刃28及び補助細断受刃28aは駆動力を受けず、茎葉部との接触抵抗がかかると回転する構成としているが、細断受刃28及び補助細断受刃28aを取り付ける軸を電動モータ(図示省略)等で駆動回転可能に構成してもよい。
あるいは、U字形状の前記回動アーム30の内部に伝動軸(図示省略)とベベルギア(図示省略)を設け、前記引抜従動シャフト12Rから駆動力を受けて細断受刃28及び補助細断受刃28aが駆動回転する構成としてもよい。
上記により、細断受刃28及び補助細断受刃28aは茎葉部の逃げを防止するだけでなく、回転力で茎葉部を切断する作用を有するので、茎葉部の切断がより確実に行われる構成とすることができる。
そして、図4及び図5で示す通り、分岐伝動ケース6の機体左右他側に引抜駆動シャフト12Lを設け、この引抜駆動シャフト12Lの駆動回転により駆動ギア201を回転させ、複数の伝動ギア203,203…を介して従動ギア202を回転させて引き抜き従動シャフト12Rを回転させることにより、左右一側からの駆動力によって引抜搬送装置20を駆動させることができるので、左右の引抜搬送ベルト18,18の回転数が左右で著しく異なったり、左右どちらか一方が止まって引抜収穫作業が中断されることが防止され、玉葱の収穫作業能率が向上する。
また、図1から図3、及び図11から図13に示すとおり、前記機体フレーム1の後側の左右一側に上下方向に長い支持プレート99を設け、該支持プレート99の上部に前記分岐伝動ケース6から左右一側に延出させた出力軸6aの左右一側端部を貫通させる。そして、該支持プレート99の左右一側、即ち機体外側に振動ソイラ29を平面視で前後方向に回動させる回動ロッド100の基部を設けると共に、該支持プレート99の左右他側、即ち機体内側に振動ソイラ29を機体前後方向に揺動させる揺動ロッド101の基部を設ける。
該回動ロッド100は、前記出力軸6aを挿し込む回動偏心カム100aと、該回動偏心カム100aに取り付ける前後方向の回動軸部100bで構成すると共に、該回動軸部100bの前端部にピローボール100cを設ける。また、該揺動ロッド101は、前記出力軸6aを挿し込む揺動偏心カム101aと、機体前側の取付ボス101cの間に揺動軸部101bを設けて構成する。
そして、前記回動ロッド100の前端部に設けるピローボール100cを、上下方向のソイラ回動アーム102の上部に設ける回動プレート103に設ける。該回動プレート103は、ソイラ回動アーム102の上端部に着脱自在に、且つ装着時は回動プレート103が回動するとソイラ回動アーム102が連動して回動する構成とする。また、該回動プレート103の左右一側(機体外側)には回動連結ピン103aを設け、該回動連結ピン103aをピローボール100cに差し込んで連結する。
これにより、回動ロッド100は、出力軸6aによって回転されると、揺動偏心カム100aの偏心回転によって前後方向に往復移動し、この前後の往復移動によってピローボール100cと連結される回動プレート103が平面視で前後方向に往復回動し、回動プレート103の下部に設けられたソイラ回動アーム102を連動して前後方向に往復回動させる構成となる。
さらに、ソイラ回動アーム102の下部には、二又形状のソイラ支持アーム105を上下方向に設け、該ソイラ支持アーム105の二又部分に振動ソイラ29の上部側を差し込み、ソイラ支持アーム105と振動ソイラ29に各々形成した連結孔(図示省略)を合わせ、この連結孔にボルト・ナット等の固定部材29aを差し込んで振動ソイラ29を固定する。該振動ソイラ29は、下部側を引抜搬送域R側に屈曲させて正面視でL字形状(逆L字形状)に形成し、畝の側方から土中に進入させる構成としている。
なお、前記連結孔は、ソイラ支持アーム105または振動ソイラ29のどちらか一方、または両方に上下方向に複数形成し、組み合わせる連結孔を変更することによって、振動ソイラ29の作業高さを変更可能に構成すると、収穫する作物の上下長さや土中の埋没深さ、あるいはマルチフィルムの有無等の条件に合った適切な高さに設定することができ、収穫対象の作物を傷付けることなく土が解せるため、作物の品質が維持されると共に、作業能率が向上する。
なお、少なくともピローボール100cと回動連結ピン103aの連結部に、保護カバー(図示省略)を設け、連結部に茎葉部や砂を噛み込むことによる回動動作の停止や、噛み込んだ砂等によりピローボール100cと回動連結ピン103aが摩り減ることを防止する。
そして、前記ソイラ回動アーム102の外周部で且つ、前記回動プレート103とソイラ支持アーム105の上下間に、中空のソイラ揺動ケース107を設ける。該ソイラ揺動ケース107の機体内側の上端部側には、前記揺動ロッド101の取付ボス101cを挿し込む揺動連結ピン106を設ける。
なお、前記ソイラ揺動ケース107が揺動ロッド101により前後方向に移動させられているときでも、前記ソイラ回動アーム102は回動ロッド100による回動プレート103の回動に連動して機体前後方向に往復回動できる構成とする。
これにより、揺動ロッド101は、出力軸6aによって回転されると、揺動偏心カム101aの偏心回転によって前後方向に往復移動し、ソイラ回動アーム102を前後方向に往復揺動させる構成となる。
上記の構成により、出力軸6aが回転すると、回動ロッド100が前後方向に往復移動され、この往復移動に伴いソイラ回動アーム102が平面視で前後方向に往復回動することにより、ソイラ支持アーム105に設けられた振動ソイラ29を平面視で前後方向に回動させることができるので、振動ソイラ29の基部側から端部側に亘って土を確実に掘り解すことができ、複数条の玉葱を引き抜く際に土が抵抗になることが防止され、作業能率が向上する。
特に、振動ソイラ29の取付基部から機体内側方向に離れた位置に植生している玉葱、即ち畝の左右方向の中央寄りに植生している玉葱の周囲の土が解れやすくなるので、2条以上を同時に引き抜く作業においては、引抜作業能率が向上すると共に、玉葱の抜き残しが防止され、作業者が手作業で玉葱を収穫する時間と労力が軽減される。
加えて、振動ソイラ29が左右一側のソイラ回動アーム102を支点として回動することにより、振動ソイラ29の左右他側ほど回動量が多くなるので、土を解す前後幅が広くなり、土の掘り解しがいっそう確実に行われ、玉葱の引抜収穫作業の能率が向上する。
また、出力軸6aが回転すると、揺動ロッド101が前後方向に往復移動されることにより、振動ソイラ29を前後方向に揺動させることができるので、土の抵抗に負けることなく畝土が解され、玉葱が引き抜き損なわれることが防止され、作業者が玉葱を掘り取る作業が不要となり、作業者の労力が軽減される。
さらに、揺動ロッド101による振動ソイラ29の前後方向の揺動と、回動ロッド100による振動ソイラ29の前後方向の回動が複合して行われることにより、複数条の玉葱の周辺の土を確実に解すことができるので、複数条の玉葱を引き抜き損なうことなく収穫することができ、作業能率が向上すると共に、作業者が抜き残された玉葱を手作業で収穫する必要が無く、時間と労力が軽減される。
なお、該振動ソイラ29は、機体の前進に伴い畝の中に進入し、畝土を土中から解すものであり、土中に植生する玉葱に接触することを防止すべく、玉葱の下方を通過させるものである。振動ソイラ29が玉葱の下方を通過することにより、玉葱の下部から土中に伸びている細いひげ根に振動ソイラ29を接触させ、このひげ根を土を解す際に切断することができるので、収穫後の玉葱からひげ根を除去する作業の労力が軽減される。
しかしながら、従来の構成では、土質や玉葱の生育状態等により、土が解れにくいときには、振動ソイラ29の取付基部から離れている畝の中央寄りに植生する玉葱の周囲では、振動ソイラ29が殆ど前後に往復揺動していないので、土が解れにくく玉葱の引き抜き損ないが発生すると共に、ひげ根が切断されず、収穫後に多く残ったひげ根を除去しなければならず、除去作業に要する時間と労力が増加する問題がある。
玉葱のひげ根は、鱗茎下部の中央に細い根が無数に生えているものであるが、商品価値を有する可食部に近い位置に生えているので、可食部を傷付けずに切除するには精密な切断が必要となるので、多く残っているほど除去作業に要する時間と労力が増大する傾向にある。
本願構成では、振動ソイラ29を回動ロッド100によって平面視で前後方向に回動させる構成とし、ソイラ回動アーム102を支点として振動ソイラ29の端部側が基部側よりも大幅に前後回動する構成としているので、振動ソイラ29で畝の中央部寄りの土を掘り崩しながら玉葱のひげ根の除去が行えるため、収穫した玉葱からひげ根を除去する労力と時間の軽減が図られる。
また、本構成では、ソイラ回動アーム102の外周部にソイラ揺動ケース107を設け、揺動ロッド101がソイラ揺動ケース107を前後方向に往復移動させても、ソイラ回動アーム102は回動プレート103の回動に連動して回動する構成としたことにより、振動ソイラ29の前後方向の往復揺動と前後方向の往復回動が互いの動作を妨げ、畝土の解しやひげ根の除去の能率が低下することを防止できる。
なお、前記振動ソイラ29の作業高さは、ソイラ支持アーム105と振動ソイラ29に各々形成した連結孔を合わせ、この連結孔にボルト・ナット等の固定部材29aを差し込んで振動ソイラ29を固定することで調節できるが、畝の高さや玉葱の植生位置に合わせる際、大幅に上下位置を変える必要があると、上記の調節方法では対応し切れないことがある。
この問題を解消すべく、本件においては、図1、図2、図11及び図12で示す通り、前記機体フレーム1の後側の左右一側で且つ左右一側の駆動輪84Rよりも左右他側に、下方に向けて調節支持プレート108を設け、該調節支持プレート108に上下調節シリンダ109の後側の端部を回動自在に取り付ける。該上下動調節シリンダ109の伸縮を操作する上下調節レバー(図示省略)は、前記走行操作レバー10の近傍に設ける。そして、該上下調節シリンダ109の前側の端部を中継回動アーム110の下部に回動自在に設け、該中継回動アーム110の上部に上下調節アーム111の後側の端部を設けると共に、該上下調節アーム111の前側の端部を前記ソイラ揺動ケース107に連結する。
このとき、該上下調節アーム111の前側の端部は、振動ソイラ29の上下調節量を大きく取るべく、ソイラ揺動ケース107の上下中央位置よりも下側で、且つソイラ支持アーム105よりも上方に設けるものとする。また、上下調節アーム111の前側の端部は、二又の分岐支持体111aで構成し、該分岐支持体111aの空間部にソイラ揺動ケース107を配置し、左右から調節回動軸112,112をソイラ揺動ケース107に接触させて回動可能に構成する。
これにより、前記上下調節シリンダ109を伸縮させると、中継回動アーム110が前後方向に回動すると共に、上下調節アーム111が連動して前後方向に移動してソイラ振動ケース107を上下動させる構成となる。
なお、前記上下調節シリンダ109は、電動式でも油圧式でもよいが、ハンドルを回すと伸縮する伸縮ロッド(図示省略)に置き換えると、操作に必要な労力は増加するものの、通電用のケーブルや送油用のパイプが不要になり、コストダウンを図ることができる。
上記により、畝の高さや玉葱が埋没している土中の深さに合わせて振動ソイラ29の作用位置を適切に変更することができるので、振動ソイラ29が土中の玉葱に接触して傷付けてしまうことが防止され、玉葱の商品価値が向上する。
また、振動ソイラ29が玉葱から上下方向に離れ過ぎ、玉葱の周囲の土が解れず、玉葱が引き抜かれずに圃場に残ることを防止できるので、作業者が玉葱を手作業で収穫する必要が無く、作業者の労力が軽減される。
さらに、玉葱のひげ根が切断されないまま引抜収穫されることを防止できるので、収穫後の玉葱からひげ根を除去する作業に要する時間と労力の軽減が測られる。
上記の構成により、4条植えの作業条件においては、2条分の玉葱の周辺の土を解して引抜収穫しやすくすると共に、ひげ根を除去して収穫後の調製作業に要する労力を軽減することが可能となる。
図4及び図5で示す通り、前記引抜搬送装置20の上部に左右の伝動ケース206,206を各々機体前側に向けて設け、該左右の伝動ケース206,206の内部には、前記引抜駆動シャフト12Lと引抜従動シャフト12Rの上端部に各々装着する駆動伝達スプロケット207,207と、後述する肩揃え装置51に駆動力を伝動する左右の肩揃え伝動軸209,209に各々回転自在に装着する肩揃え伝達スプロケット208,208と、後述する横引起し装置41に駆動力を伝達する左右の横引起し伝動軸211,211に各々回転自在に装着する横引起し伝達スプロケット210,210を設ける。
前記左右の駆動伝達スプロケット207,207は左右の引起し伝動ケース206,206の後端側に設け、左右の肩揃え伝達スプロケット208,208は左右の伝動ケース206,206の前端側に設けると共に、左右の横引起し伝達スプロケット210,210は左右の肩揃え伝達スプロケット208,208よりも機体後側で且つ機体左右両外側に設け、該左右の駆動伝達スプロケット207,207と左右の肩揃え伝達スプロケット208,208と左右の横引起し伝達スプロケット210,210とに駆動力を伝動する伝動チェーン212,212を無端状に巻回する。
なお、前記左右の肩揃え伝動軸209,209と左右の横引起し伝動軸211,211の上端部を連結プレート213,213で各々連結し、該左右の連結プレート213,213を前記左右の肩揃え伝動軸209,209を回動支点として機体前後方向に移動させる構成としてもよい。このとき、前記左右の伝動ケース206,206には前記左右の肩揃え伝動軸209,209が移動するガイド溝(図示省略)を形成するものとする。
上記構成により、前記引抜駆動シャフト12Lまたは引抜従動シャフト12Rのいずれか一方、あるいは各々を回動支点として引抜搬送装置20の搬送始端側を機体外側方向に移動させる際、左右の肩揃え伝動軸209,209が連動して移動することにより、肩揃え装置51の搬送始端側の左右間隔を維持することができるので、茎葉部の詰まりを解消するときやメンテナンス作業時に引抜搬送装置20と肩揃え装置51との連結を解除する作業が不要となり、茎葉部の詰まりによる作業の中断時間が短くなって作業能率が向上すると共に、簡易なメンテナンスを行うときに余分な作業工数が生じず、メンテナンス性が向上する。
そして、前記左右の横引起し伝動軸211,211に横引起し駆動プーリ36,36を各々装着するとともに、該左右の横引起し駆動プーリ36,36を各々装着する横引起しフレーム37,37を後上り傾斜姿勢で配置する。該左右の横引起しフレーム37,37の後上がり傾斜角度は、前記左右の引抜フレーム15,15の後上がり傾斜角度よりも大きく設定する。そして、該左右の横引起しフレーム37,37の下端部に左右の横引起し従動プーリ38,38を各々回転自在に設け、該左右の横引起し駆動プーリ36,36と左右の横引起し従動プーリ38,38の上下間に複数の横引起しテンションプーリ(図示省略)を設ける。さらに、左右の横引起し駆動プーリ36,36と左右の横引起し従動プーリ38,38と複数の横引起しテンションプーリにゴムやスポンジ等の弾性体で構成する複数の横引起しラグ39a…を等間隔に設けた左右の横引起しベルト39,39を巻回し、該左右の横引起しベルト39,39の上方に前記左右の横引起しフレーム37,37と平行姿勢で左右の横引起しカバー40,40を各々設けることにより、横引起し装置41が構成される。
なお、前記左右の横引起しベルト39,39に設けた横引起しラグ39,39…は、先端部同士が引抜搬送装置20の引抜搬送域Rに近接するとともに互いに接触しない位置に配置する。
上記構成により、横引起しラグ39a,39a同士が接触することが防止されるので、接触の衝撃で引き起こし中の茎葉部が落下することが防止され、引抜搬送装置20で確実に玉葱を圃場から引き抜くことができ、作業能率が向上する。
また、前記左右の肩揃え伝動軸209,209に肩揃え駆動プーリ43,43を各々設け、該左右の肩揃えプーリ43,43の上部及び下部に、左右の上部肩揃えフレーム44,44と左右の下部肩揃えフレーム45,45の前端部を設け、該左右の上部肩揃えフレーム44,44と左右の下部肩揃えフレーム45,45の後端部に左右の肩揃え従動プーリ46,46を各々回転自在に装着し、該左右の肩揃え駆動プーリ43,43と左右の肩揃え従動プーリ46,46に左右の肩揃えベルト50,50を無端状に巻回する。さらに、前記左右一側または左右他側の引抜駆動プーリ13と左右の引抜従動プーリ16の前後間に切断出力プーリ47を回転自在に設け、該切断出力プーリ47に設ける第3ユニバーサルジョイント48の下端部に玉葱の茎葉部を切断する切断回転刃49を着脱自在に設け、左右一側または左右他側の上部肩揃えフレーム44上に切断固定刃(図示省略)を着脱自在に設けることにより、引抜搬送装置20で搬送中の玉葱の上昇を下部肩揃えフレーム45,45で制限し、茎葉部の切断位置を所定位置に揃えてから切断する、肩揃え装置51が構成される。
上記構成により、切断位置が所定位置に揃えられてから茎葉部が切断回転刃49と切断固定刃に切断されるので、茎葉部が大きく切り残されて作業者が後から手作業で茎葉部を切断する作業が不要となるので、作業者の労力が軽減されるとともに、作業能率が向上する。
また、玉葱が持ち上げられ過ぎ、切断回転刃49と切断固定刃が玉葱の球形部分、所謂可食部を切断することを防止できるので、玉葱が傷付くことがなく、玉葱の商品価値が維持される。
なお、該切断固定刃は引抜搬送域R上で切断回転刃49と重なり合うことにより、玉葱の茎葉部を挟んで切断する構成となり、茎葉部を逃がすことなく切断することができるので、玉葱に茎葉部が切断されずに残り、作業者が手作業で残葉を切断する作業が不要となる。
ただし、玉葱の茎葉部切除する際、球形部分の近傍から切除すると商品価値を有する可食部が傷付き、品質や商品価値の低下を招くので、茎葉部の下端部側は僅かに切り残されるものとする。
また、切断回転刃49と切断固定刃を着脱自在に設けたことにより、玉葱の乾燥作業を吊り下げて行うときは、茎葉部を切断することなく掘り起こすことができるので、作業条件の適応性の高い作物収穫機となる。
前記肩揃え装置51は、左右の肩揃えベルト50,50の左右間隔部を茎葉部だけ通過させ、玉葱の収穫部は通過させない構成である。玉葱の茎葉部は、品種や生育状況によってその太さが異なるので、この左右間隔部は変更可能に構成されることが望ましい。特に、容易に左右間隔を変更可能に構成しておくと、茎葉部がこの左右間隔部に詰まって作業が中断された際、左右間隔部を広げる操作を行うだけで詰まりを解消することができるので、作業能率が大幅に向上する。
上記の効果を実現すべく、図14(a)(b)で示す通り、機体左右他側の肩揃え駆動プーリ43と肩揃え従動プーリ46との前後間に、肩揃えベルト50を巻回域内から肩揃え搬送作用面、即ち機体内側に向かって押圧する前後一対の第1押圧ローラ220,220を設け、該前後の第1押圧ローラ220,220を一側端部に回転自在に装着した一対の支持ロッド221,221を交差させて、平面視X字形状に回動自在に配置する。そして、該一対の支持ロッド221,221の他側端部を前記引抜搬送装置20の機体左右他側から突出させ、該支持ロッド221,221を螺子式のジャッキロッド222で連結し、該ジャッキロッド222の機体後側端部にジャッキハンドル223を設けることにより、肩揃え装置51の左右間隔部をパンタグラフ機構によって調節できる構成になる。
なお、前記支持ロッド221,221の他側端部の前後間には、支持ロッド221,221の他側端部を前後方向に開く付勢力を有する付勢スプリング225を、ジャッキロッド222の外周部に設ける。
上記構成により、ジャッキハンドル223を操作してジャッキロッド222を回転させると、一対の支持ロッド221,221が回動して前後の第1押圧ローラ220,220が肩揃えベルト50を押圧する力が変更され、肩揃え装置51の左右間隔部が変更される構成となる。
さらに、左右一側の肩揃え駆動プーリ43と肩揃え従動プーリ46との前後間で且つ肩揃えベルト50の巻回域内に前後方向の押圧支持プレート226を設け、該押圧支持プレート226に前後一対の第2押圧ローラ227,227を回転自在に設ける。
該押圧支持プレート226には機体左右方向の長孔228,228が前後に各々形成されており、該前後の長孔228,228に各々差し込んでいる調節ボルト229,229を緩めると押圧支持プレート226が機体左右方向に移動可能になり、前記前後の第2押圧ローラ227,227が肩揃えベルト50を押圧する力が変更され、肩揃え装置51の左右間隔部が変更される構成となる。
該前後の第2押圧ローラ227,227と前記前後の第1押圧ローラ220,220とは、平面視で機体前後方向に交互に設け、機体左右方向では中心軸が一直線状に並ばない配置構成とする。この配置構成は、前記ジャッキハンドル223の操作により前後の第1押圧ローラ220,220を移動させ、前後の第1押圧ローラ220,220同士の前後間隔が変更されても維持される。
上記構成により、ジャッキハンドル223を操作すると機体左右他側の肩揃えベルト50の肩揃え搬送作用域への張り出し量を変更することができるので、簡単な構成で肩揃え搬送作用域の左右間隔の変更が可能となり、作業能率が向上する。
そして、機体左右一側の押圧支持プレート226を左右方向に移動させることにより、機体左右一側の肩揃えベルト50の肩揃え搬送作用域への張り出し量を変更することができるので、ジャッキハンドル223の操作と併せると肩揃え搬送作用域の左右間隔が広がり、茎葉部が極端に太い場合でも茎葉部を詰まらせること無く玉葱の引抜収穫作業が行えるため、作業能率が向上する。
一方、玉葱が小さいものであるときには、ジャッキハンドル223の操作と押圧支持プレート226の位置調節によって肩揃え装置51の肩揃え搬送作用域の左右幅を大幅に狭めることができるので、玉葱が肩揃え搬送作用域を通過することが無く、茎葉部を適切な位置で切除することができる。
また、ジャッキハンドル223を、引抜搬送装置20の機体左右他側で且つ外側に設けたことにより、茎葉部の排出の影響を受けることなく肩揃え搬送作用域の左右幅の調節ができるので、作業能率が向上すると共に、ジャッキハンドル223に絡み付いた茎葉部の除去作業が不要となる。
なお、上記構成はパンタグラフ方式としたが、図15(a)(b)で示す通り、前記機体左右他側の肩揃え駆動プーリ43と肩揃え従動プーリ46との前後間に、肩揃えベルト50を巻回域内から肩揃え搬送作用面、即ち機体内側に向かって押圧する前後一対の第1押圧ローラ220,220を設け、該前後の第1押圧ローラ220,220を一側端部に回転自在に装着した前後一対の支持ロッド221,221を回動自在に設け、該前後の支持ロッド221,221の回動支点部を前後方向の連結アーム230で連結する。そして、該一対の支持ロッド221,221の他側端部を前記引抜搬送装置20の機体左右他側から突出させ、該支持ロッド221,221を前記連結アーム230と平面視で水平姿勢で配置するジャッキロッド222で連結し、該ジャッキロッド222の機体後側端部にジャッキハンドル223を設けることにより、肩揃え装置51の左右間隔部を平行リンク機構によって調節できる構成としてもよい。
本構成においても、前記支持ロッド221,221の他側端部の前後間に、支持ロッド221,221の他側端部を前後方向に開く付勢力を有する付勢スプリング225を、ジャッキロッド222の外周部に設けるものとする。
また、本構成においては、前記前後の第2押圧ローラ227,227を前後の第1押圧ローラ220,220よりも各々機体前側に配置されるので、機体左右一側の肩揃え従動プーリ46と前側の第2押圧ローラ227との前後間隔部を大幅に短くすることができるので、左右一側の肩揃えベルト50が茎葉部に押されて肩揃え従動プーリ46と第2押圧ローラ227の前後間隔部に入り込むことが防止され、肩揃えベルト50が詰まったり外れたりすることが無く、肩揃え搬送が中断されず、作業能率が向上する。
上記の肩揃え装置51は、引抜搬送装置20に挟持されて機体後方で且つ上方に搬送される玉葱の茎葉部を通過させつつ、肩揃え装置51の下面に玉葱を接触させて茎葉部の切断位置を揃えるものである。これにより、玉葱に残る茎葉部が長く、作業者が手作業で不要な部分を切除する作業が不要になると共に、玉葱の可食部を切断してしまい、商品価値を損なうことが防止される。
現在の方法では、肩揃え装置51では茎葉部はほぼ挟持されておらず、吊り下げられた姿勢となっている玉葱が大幅に揺れて動くことができる状態となっている。これにより、玉葱が周辺の構成部品に接触して傷付くことや、茎葉部を切断されたときに転がり落ちる方向が乱れ、畝溝に玉葱が落ちることがある。
また、茎葉部が引き抜かれたままの状態で切断する必要があることにより、茎葉部の弾力が切断の抵抗となって負荷をかけることや、茎葉部が逃げて切断され損なうことがある。
上記の問題を解消すべく、図16で示す通り、前記肩揃え駆動プーリ43は、上辺43tが下辺43bよりも左右方向に長い、断面視で台形となる形状とし、上下方向の中央部に前記肩揃えベルト50の芯体50aを受ける受け溝43gを円周上に形成する。
上記形状とした肩揃え駆動プーリ43と肩揃え従動プーリ46とに亘って肩揃えベルト50を巻回すると、肩揃え装置51の搬送始端側では左右の肩揃えベルト50,50の左右間隔が機体上側ほど狭くなり、上端部付近では接触し合うので、左右の肩揃えベルト50,50の上部側で茎葉部を挟持することができ、玉葱が揺れて周辺の構成部品にぶつかって傷付き、商品価値が損なわれることが防止される。
また、茎葉部の切断位置の近くを挟持して潰すことができるので、茎葉部の弾力が弱まり、茎葉部の切断に要する負荷が軽減されて切断回転刃49の破損が防止されると共に、茎葉部が切断されずに玉葱に残されることが防止され、作業者が不要部分の除去作業を行う必要が無くなる。
上記構成とは異なり、図17に示す通り、前記肩揃えベルト50の断面視において、機体上方から機体上下方向の中央部までの左右幅50w1を、機体下方から機体上下方向の中央部までの左右幅50w2よりも広くする構成としてもよい。このとき、肩揃えベルト50の芯体50aは断面視T字形状とし、茎葉部が肩揃えベルト50と肩揃え従動プーリ46の間に入り込みにくく、肩揃えベルト50が作業中に外れにくい構成とする。
上記構成により、左右の肩揃えベルト50,50の上方から機体上下方向の中央部に亘る範囲で茎葉部を挟持することができるので、玉葱が揺れて周辺の構成部品にぶつかって傷付き、商品価値が損なわれることが防止される。
また、茎葉部の切断位置の近くを挟持して潰すことができるので、茎葉部の弾力が弱まり、茎葉部の切断に要する負荷が軽減されて切断回転刃49の破損が防止されると共に、茎葉部が切断されずに玉葱に残されることが防止され、作業者が不要部分の除去作業を行う必要が無くなる。
なお、上記構成の肩揃えベルト50は、型を用いて一体形成してもよいが、既存のゴムベルトの機体上側に同じ長さのゴムベルトを接着剤で貼り付けたり、加熱してゴムベルトの表面を溶かして溶着する構成としてもよい。
あるいは、図18(a)(b)及び図19で示す通り、肩揃え駆動プーリ43の下部に該肩揃え駆動プーリ43と同径の延長肩揃え駆動プーリ43eを設け、肩揃え従動プーリ46の下部に該肩揃え従動プーリ46よりも径の小さい延長肩揃え従動プーリ46eを設け、前記肩揃え駆動プーリ43と肩揃え従動プーリ46とに断面視T字形状の第1肩揃えベルト50uを巻回すると共に、前記延長肩揃え駆動プーリ43eと延長肩揃え従動プーリ46eとに断面視六角形状の第2肩揃えベルト50dを巻回する構成としても良い。
上記構成により、肩揃え装置51の搬送始端側の下部では左右の第2肩揃えベルト50d,50dの左右間隔を広くすることができるので、玉葱の茎葉部が肩揃え装置51から逃げることが防止され、茎葉部の切除が確実に行える。
また、肩揃え装置51の上部では左右の第1肩揃えベルト50u,50uの左右間隔が搬送始端側から搬送終端側まで狭くなると共に、肩揃え装置51の下段の搬送終端部側では左右の第2肩揃えベルト50d,50dの左右間隔が狭くなるので、茎葉部が引抜搬送装置20と肩揃え装置51とに挟持された状態で除去され、茎葉部が玉葱の収穫部分に残ることが防止され、作業者が残った茎葉部を除去する作業が不要となる。
そして、下段の左右の第2肩揃えベルト50d,50dの断面形状を六角形状としたことにより、肩揃え装置51の下面に接触する玉葱が左右の第2肩揃えベルト50d,50dのテーパ面50tに接触するので、接触の際に玉葱に摩擦がかかって傷付くことが防止され、玉葱の商品価値が向上する。
なお、前記左右の第1肩揃えベルト50u,50uと左右の第2肩揃えベルト50d,50dとの上下間には、左右の第2肩揃えベルト50d,50dの上方への移動を規制する巻付防止カラー50cを各々設けると、左右の第1肩揃えベルト50u,50uと左右の第2肩揃えベルト50d,50dとの間に玉葱の茎葉部が巻き付くことを防止できるので、巻き付いた茎葉部の除去作業が不要になると共に、巻き付いた際に茎葉部が千切れ、引抜搬送装置20で挟持できなくなることが防止されるので、作業者が手作業で玉葱を引抜収穫する必要がなく、作業者の労力が軽減される。
また、玉葱が接触する際に左右の第2肩揃えベルト50d,50dが上方に押し上げられても、左右の巻付防止カラー50c,50cが左右の第2肩揃えベルト50d,50dの上方への移動を規制するので、左右の第2肩揃えベルト50d,50dが玉葱に押し上げられて左右の延長肩揃え従動プーリ46e,46eから外れて脱落し、作業が中断されることが防止され、作業能率が向上する。
図1で示す通り、前記肩揃え装置51の左右後部には、前記分岐伝動ケース6から駆動力を受けて回転する案内駆動プーリ52,52を設けた左右の案内駆動ケース55,55を後下がり傾斜姿勢で且つ後部側を上下回動自在に設け、該左右の案内駆動ケース55,55の後側下部に案内従動プーリ53,53を夫々回転自在に設け、該案内駆動プーリ52,52と案内従動プーリ53,53に案内ベルト54,54を巻回して、左右の案内装置56,56を形成している。
上記構成により、マルチフィルム等を畝上に敷設して玉葱を栽培しており、移植作業の際に形成する穴部の周縁部と茎葉部が絡み合い、玉葱の引抜収穫の際にマルチフィルムを一緒に持ち上げることがあっても、左右の案内装置56,56がマルチフィルム越しに玉葱に接触して後側下方に案内することができるので、玉葱が落下する際にマルチフィルムが極端に重なり合うことが防止され、マルチフィルムの除去作業が容易になるとともに、畝上に掘り起こした玉葱の回収作業が容易になる。
また、左右の案内装置56,56を後部側を上下方向に回動可能に構成したことにより、マルチフィルムを敷設しない露地栽培の玉葱を収穫するときなど左右の案内装置56,56が不要なときには案内作用部を機体フレーム1側に退避させることができるので、様々な作業条件に適応可能な作物収穫機となる。
上述のとおり、左右の案内装置56,56はマルチフィルムに接触し得るので、マルチフィルムの破損を防止すべく、左右の案内ベルト54,54はゴムよりもスポンジ等の摩擦力の弱い素材で構成することが望ましい。
前記分岐伝動ケース6の左右他側に第2分岐伝動ケース6aを設け、該第2分岐伝動ケース6aの前部から機体前方に向かって引起し出力軸57を設け、該引起し出力軸57の前端部に駆動力を左右他側から左右一側に向かう方向に変更するベベルケース58aを装着する。該ベベルケース58aの内部には、一対のベベルギア(図示省略)が内装されており、この一対のベベルギアを介して出力ケース内の引起し出力軸57の駆動力を縦引起し伝動軸58に伝達する。そして、該縦引起し伝動軸58の左右一側端部と左右他側端部と左右方向の略中央部に縦引起し駆動プーリ59,59,59を各々装着し、該縦引起し駆動プーリ59,59,59の左右両側を覆う縦引起しカバー60,60,60を後上がり傾斜姿勢で且つ上下回動自在に装着する。また、該縦引起しカバー60,60,60の下端部に縦引起し従動プーリ61,61,61を各々設け、該縦引起し駆動プーリ59,59,59と縦引起し従動プーリ61,61,61に圃場に倒伏している玉葱の茎葉部を引き起こす縦引起しラグ62a…を複数設けた縦引起しベルト62,62,62を巻回して、縦引起し装置63を構成する。
なお、前記縦引起し装置63の後上がり傾斜角度は、前記横引起し装置41の後上がり傾斜角度と略同じ傾斜角度とする。これにより、縦引起し装置63が引き起こした茎葉部が縦引起しラグ62a…から離れるタイミングで横引き起こし装置41の横引起しラグ39a…に引き継がれるので、茎葉部を確実に引き起こして引抜搬送装置20の搬送始端部に案内でき、玉葱の収穫作業能率の向上が図られる。
さらに、前記縦引起し伝動軸58の左右一側端部にゲージ輪昇降ケース70を設け、該ゲージ輪昇降ケース70の下部に中空の上部アーム71を設け、該上部アーム71の中空部にゲージ輪73を回転自在に装着する下部アーム72を上下動自在に設ける。また、該上部アーム71と下部アーム72に、パンタグラフ機構74の上下端部を各々設けると共に、前記駆動ケース4に固定プレート75を設ける。そして、該固定プレート75と前記ゲージ輪昇降ケース70の後部の間に前後長の調節が可能なターンバックル76を設け、該ターンバックル76を伸張または収縮させて前記下部アーム72を上下動させるゲージ輪調節ハンドル77を設ける。
上記構成としたことにより、畝溝に垂れ下がっている収穫畝上の玉葱の茎葉部をゲージ輪73が踏み付ける前に引き起こすことにより、縦引起し装置63や横引起し装置41が確実に玉葱の茎葉部を引き起こすことができるので、引き起こされた茎葉部を引抜搬送装置20で挟持して土中から引き抜くことができ、作業者が手作業で残された玉葱を引き抜く作業が不要となり、作業者の労力が軽減される。
また、収穫畝上の玉葱の茎葉部と隣接畝上の玉葱の茎葉部が畝溝に垂れ下がって絡み合っていても、茎葉部同士を持ち上げて絡み合いを解くことができるので、隣接条の玉葱を半端に引き上げることが防止され、引抜搬送装置20で確実に玉葱を引き抜くことが可能になる。
そして、ゲージ輪調節ハンドル77を操作してゲージ輪73を設けた下部アーム72を上昇または下降させることにより、横引起し装置41や引抜搬送装置20の作用位置を玉葱の生育状態や畝の高さに合わせて変更することができるので、茎葉部の引き起こしや引抜搬送が確実に行われ、作業能率が向上する。
図1、図2で示すとおり、前記駆動ケース4の左右一側に右側出力軸78Rを設け、該右側出力軸78に走行駆動スプロケット79を装着し、該走行駆動スプロケット79を右側走行伝動ケース80Rの上端側に内装する。そして、該右側走行伝動ケース80Rを後上がり傾斜姿勢とし、機体前側に位置する右側走行伝動ケース80Rの下端側に走行従動スプロケット81を回転自在に内装し、該走行駆動スプロケット79と走行従動スプロケット81に走行伝動チェーン82を巻回する。
なお、走行伝動チェーン82の巻回域内にテンションスプロケットを設けたり、負荷がかかると走行伝動チェーン82から退避して駆動を停止させて破損を防止するクラッチ機構を設けてもよい。
また、前記走行従動スプロケット81に車軸83を装着し、該車軸83に右側駆動輪84Rを設ける。さらに、前記右側走行伝動ケース80Rの後側上端部に左右の支持プレート85、85を設け、該左右の支持プレート85、85と前記上部フレーム71の後部との間に調節ロッド86を回転自在に設け、該調節ロッド86を回転させて右側走行伝動ケース80Rの後上がり傾斜角度を変更するスイング調節ハンドル87を装着する。該調節ロッド86の前端部には、上部フレーム71を前後回動自在に取り付ける。
上記構成によれば、スイング調節ハンドル87を操作して右側走行伝動ケース80Rの後上がり傾斜角度を変更すると、右側駆動輪84Rの上下位置が変更されるため、傾斜地や畝が崩れた圃場で作業をするときは右側駆動輪84Rの上下位置を変更して機体を圃場面に対して略水平姿勢とすることができるので、玉葱の茎葉部の引き起こしや玉葱の引き抜きが確実に行われるため、抜き残した玉葱を作業者が手作業で引き抜く作業が不要となり、作業者の労力が軽減される。
また、調節ロッド86の前端部に上部フレーム71を上下回動自在に装着したことにより、スイング調節ハンドル87を操作して右側走行伝動ケース80Rを上下回動させると上部フレーム71が連動して前後回動するので、右側駆動輪84Rの上下位置に連動してゲージ輪73の接地高さを変更することができ、調節作業を容易に行えるとともに、縦引起し装置63の茎葉部の引起し高さが自動的に適切な位置に調節されるので、引抜搬送作業が能率よく行われる。
一方、図2で示すとおり、機体左右他側の第2分岐伝動ケース6aの左右他側端部に左側出力軸78Lを左右方向にスライド自在に設け、該第2分岐伝動ケース6aの後部に取付プレート88を設け、該取付プレート88と駆動ケース4とでトレッド調節シリンダ89の固定側89aを支持する。そして、前記左側出力軸78Lに走行駆動スプロケット79を装着し、該走行駆動スプロケット79を左側走行伝動ケース80Lの上部に内装する。さらに、該左側走行伝動ケース80Lを後上がり傾斜姿勢とし、機体前側に位置する左側走行伝動ケース80Lの下端側に走行従動スプロケット81を回転自在に内装し、該走行駆動スプロケット79と走行従動スプロケット81に走行伝動チェーン82を巻回する。また、前記走行従動スプロケット81に車軸83を装着し、該車軸83に左側駆動輪84Lを設ける。
そして、前記トレッド調節シリンダ89の移動側89bを該左側走行伝動ケース80Lの上端部に連結し、トレッド調節シリンダ89を伸張させると移動部89bと左側伝動軸78Lが左右他側方向に移動して左側走行伝動ケース80Lが機体フレーム1から離間し、右側駆動輪84Rと左側駆動輪84Lの左右間隔が広くなる構成とする。一方、前記トレッド調節シリンダ89を収縮させたときは、移動部89bと左側伝動軸78Lが左右一側方向に移動して左側走行伝動ケース80Lが機体フレーム1に接近し、右側駆動輪84Rと左側駆動輪84Lの左右間隔が狭くなる構成とする。
上記構成により、畝の左右幅に合わせて左側駆動輪84Lの左右位置を変更することができるので、畝の左右幅の異なる圃場で作業をするときに左側駆動輪84Lを畝上を移動させる必要が無く、安定した姿勢で玉葱の引抜収穫作業が行え、作業能率が向上する。
また、機体を軽トラック等の荷台に積み込むときや、倉庫等に収容する際には左右の駆動輪84L,84Rの左右間隔を限界まで狭くすることにより、機体の左右幅を短くすることができるので、機体の積み込み作業や収納作業が能率よく行える。
なお、前記右側駆動輪84Rの内周部には、隣接条から垂れ下がっている玉葱の茎葉部がスポークや車軸83に絡み付くことを防止するホイールカバー84aを着脱自在に設けると、茎葉部が絡み付いて隣接条の玉葱を引き抜いてしまい、引抜搬送装置20で引抜収穫できなくなることが防止され、作業能率が向上する。
上記において、振動ソイラ29の形状は正面視L字形状としているが、図20に示す通り、前記ソイラ支持アーム105に取り付ける上下方向の取付部29zと、玉葱の下方に進入して土を解すと共にひげ根を除去する左右方向の作用部29yの間に、正面視V字形状の屈曲部29xを形成する。
該屈曲部29xは、前記取付部29zから機体左右他側に向かって20〜30度傾斜する上下傾斜部29wと、該上下傾斜部29wの下端部から前記作用部29yの機体左右一側端部に向かって上方傾斜する左右傾斜部29vからなる。上記の形状は、振動ソイラ29を曲げ加工して形成するものである。
また、振動ソイラ29が土中に食い込みやすくすべく、平面視において振動ソイラ29を機体外側端部から機体内側端部に向かって5度程度後退させる構成とする。この後退角は、前記左右傾斜部29vを形成する際に平面視で機体後側に端部を向けて形成する。
さらに、前記上下傾斜部29wを形成する際、上下傾斜部29wの端部が機体前側を向く方向に曲げ加工することにより、振動ソイラ29の基部側が先行して土中に進入する構成となる。
上記構成により、振動ソイラ29の上下傾斜部29wと左右傾斜部29vの境界、即ち屈曲部29xが部分が先行して畝に進入すると共に、作用部29yを後退姿勢で畝土内を移動するので、土の抵抗による振動ソイラ29の解し作用やひげ根切り作用の低下が防止され、作業能率が向上すると共に、収穫後の調製作業に要する時間と労力が軽減される。
また、畝の側面下部から振動ソイラ29を進入させることができるので、敷設されているマルチフィルムの下方から土を解すことができるので、玉葱を圃場から掘り抜いた後マルチフィルムを回収する作業が行えるようになり、作業対応性が幅広くなる。
1 機体フレーム
20 引抜搬送装置
29 振動ソイラ(土解し部材)
63 縦引起し装置(引起し装置)
100 回動ロッド(回動部材)
101 揺動ロッド(揺動部材)
102 ソイラ回動アーム(回動アーム)
107 ソイラ揺動ケース(揺動ケース)
108 調節支持プレート(支持部材)
109 上下調節シリンダ(伸縮部材)
111 上下調節アーム(上下動アーム)
113 ポテンショメータ(回動検知部材)
114 検知回動アーム(回動プレート)
116 接地回転体(接地部材)
120d 深さセンサ(上下動検知部材)
120s 深さセンサ(上下動検知部材)
122 検知灯(検知部材)

Claims (6)

  1. 機体の前側に作物の茎葉部を引き起こす引起し装置(41,63)と、作物の茎葉部を挟持して引き抜く引抜搬送装置(20)と、作物の茎葉部の切断高さを揃える肩揃え装置(51)とを備える作物収穫機において、
    該引抜搬送装置(20)に駆動力を供給する入力軸(12L)と出力軸(12R)を設け、該入力軸(12L)から出力軸(12R)に駆動力を伝動する第1伝動ケース(200)を設け、
    該入力軸(12L)と出力軸(12R)に、前記引起し装置(41,63)と肩揃え装置(51)に駆動力を伝動する第2伝動ケース(206,206)を各々設けたことを特徴とする作物収穫機。
  2. 前記第1伝動ケース(200)に前記入力軸(12L)の駆動力を伝動する第1駆動回転体(201)を設け、該駆動回転体(201)から駆動力を受けて前記出力軸(12R)を回転させる従動回転体(202)を設け、該第1駆動回転体(201)と第1従動回転体(202)の左右間に駆動力を伝動する中継回転体(203)を設け、該中継回転体(203)の後方に前記第1伝動ケース(200)に潤滑剤を供給する給油口(205)を形成したことを特徴とする請求項1に記載の作物収穫機。
  3. 前記入力軸(12L)と出力軸(12R)に第2駆動回転体(207,207)を各々設け、該左右の第2駆動回転体(207,207)と、該左右の第2駆動回転体(207,207)よりも機体前側に配置する前記引起し装置(41,63)を駆動させる左右の引起し従動回転体(208,208)と、前記肩揃え装置(51)を駆動させる左右の肩揃え従動回転体(210,210)とに伝動無端帯(212,212)を各々巻回して前記左右の第2伝動ケース(206,206)を構成し、
    該左右の第2伝動ケース(206,206)を引抜搬送装置(20)の上方に設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の作物収穫機。
  4. 前記引抜搬送装置(20)は、前記入力軸(12L)及び出力軸(12R)を回動支点として搬送始端側を回動自在に構成し、
    前記左右の引起し従動回転体(208,208)の引起し回転軸(209,209)と、左右の肩揃え従動回転体(210,210)の肩揃え回転軸(211,211)を連結部材(213,213)で各々連結し、該左右の引起し回転軸(209,209)を回動支点として左右の連結部材(213,213)を回動させると、前記左右の肩揃え従動回転体(210,210)が機体前後方向に移動する構成としたことを特徴とする請求項3に記載の作物収穫機。
  5. 前記引抜搬送装置(20)の搬送終端部に作物の茎葉部を機体側方に排出する排葉搬送装置(25)を設け、前記引抜搬送装置(20)の上部に搬送終端部から該排葉搬送装置(25)に茎葉部を案内する排葉案内部材(26)を設け、該排葉案内部材(26)の下部に茎葉部の長さを短くする切断部材(27)を設けたことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の作物収穫機。
  6. 前記排葉搬送装置(25)上に切断部材(27)と共に茎葉部を切断する切断補助部材(28)を設け、該切断部材(27)と切断補助部材(28)の端部同士が重なり合う配置とし、
    該切断部材(27)の回転軸を回動支点とする支持部材(30)の基部を設け、該支持部材(30)の端部に前記切断補助部材(28)を設けたことを特徴とする請求項5に記載の作物収穫機。
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