JP2016136907A - 鱗茎菜類調製機 - Google Patents

鱗茎菜類調製機 Download PDF

Info

Publication number
JP2016136907A
JP2016136907A JP2015014624A JP2015014624A JP2016136907A JP 2016136907 A JP2016136907 A JP 2016136907A JP 2015014624 A JP2015014624 A JP 2015014624A JP 2015014624 A JP2015014624 A JP 2015014624A JP 2016136907 A JP2016136907 A JP 2016136907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
root
bulb
onion
preparation machine
vegetables
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015014624A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6415999B2 (ja
Inventor
敬一 大竹
Keiichi Otake
敬一 大竹
徹也 桐畑
Tetsuya Kirihata
徹也 桐畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OTAKE SEISAKUSHO KK
Original Assignee
OTAKE SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OTAKE SEISAKUSHO KK filed Critical OTAKE SEISAKUSHO KK
Priority to JP2015014624A priority Critical patent/JP6415999B2/ja
Publication of JP2016136907A publication Critical patent/JP2016136907A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6415999B2 publication Critical patent/JP6415999B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

【課題】鱗茎菜類の根切りを行う際に、常に安定して根切りを下面基準で行うことができる鱗茎菜類調製機を提供する。
【解決手段】玉葱調製機は、根切断部よりも上流であって、かつ、搬送部30の下方に設けられ、玉葱の下面(下部)が当接可能な部位を有する下面基準部材を備える。下面基準部材の上方においては、コイルバネ56の付勢力を調整する調整部材49が設けられており、調整部材49の位置調整により、搬送部30が搬送する玉葱を下面基準部材への当接を許容する。
【選択図】図9

Description

本発明は、玉葱等の鱗茎菜類調製機に関する。
玉葱等の鱗茎菜類調製機は、特許文献1及び特許文献2が公知である。鱗茎菜類調製機は、投入された鱗茎菜類(例えば玉葱)の葉を搬送部にて挟持した状態で根切断部及び葉切り切断部へ搬送し、根切断部で根を切断し、葉切り切断部で葉を切断するようにしている。
前記搬送部は、相互に相対して鱗茎菜類を挟持する一対の無端状の搬送ベルトと、前記ベルトにおいて挟持側ベルト部の反挟持面側に配置されてバネにより挟持方向に押圧する押圧部材とを備える。そして、バネ圧により付勢された前記押圧部材によって前記搬送ベルトの挟持側ベルト部が、鱗茎菜類の挟持を保持するようにしている。
特開2001−327275号公報 特開2008−113561号公報
ところで、鱗茎菜類を鱗茎菜類調製機に手作業で投入する際、置き台に鱗茎菜類を載せて、この置き台を下面基準として鱗茎菜類を搬送ベルトに挟み込むようにしている。ところが、搬送ベルトに鱗茎菜類を挟持させる際、下面基準から浮いた状態で鱗茎菜類を搬送ベルトに挟み込む場合がある。このように下面基準から浮いた状態で鱗茎菜類が搬送されると、鱗茎類の根切りが根元からではなく、一部の根が残った状態で切断されてしまい、根を切る位置がバラついて根切り処理長さが安定せず、外観品質が保たれなくなる。
このような自体を解消するために、下面基準から鱗茎類が浮いた状態がある場合は、バネ圧の調整を行うことが考えられるが、従来は、バネ圧の調整は、押圧部材全体の位置調整で行っており、細部の調整ができない問題がある。
本発明の目的は、上記課題を解決して、鱗茎菜類の根切りを行う際に、常に安定して根切りを下面基準で行うことができる鱗茎菜類調製機を提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明は、鱗茎菜類の根を切断する根切断部と、前記鱗茎菜類の葉を挟持しながら前記鱗茎菜類を前記根切断部に搬送する搬送部であって、前記鱗茎菜類の葉を挟持して前記鱗茎菜類を搬送する一対の無端状の搬送ベルトと、前記搬送ベルトの挟持側ベルト部を押圧する押圧部と、前記押圧部を前記挟持側ベルト部へ付勢する付勢部材を含む搬送部と、前記根切断部よりも上流であって、かつ、前記搬送部の下方に設けられ、前記鱗茎菜類の下部が当接可能な部位を有する基準部材と、を備えた鱗茎菜類調製機において、前記基準部材の上方における前記押圧部には、前記付勢部材の付勢力を調整する調整部が設けられており、前記調整部の位置調整により、前記搬送部が搬送する前記鱗茎菜類を前記基準部材への当接を許容するものである。
この構成によれば、搬送ベルトを押圧する押圧部材の一部のバネ圧の調整を可能にして、鱗茎菜類の根切りを行う際に、安定して根切りを下面基準で行うことができる。
また、前記根切断部の上流には前記鱗茎菜類の根を下方に伸ばす根伸ばし部が設けられ、前記基準部材は、前記根切断部と前記根伸ばし部との間に設けられていてもよい。
この構成によれば、鱗茎菜類の根が根伸ばし部で根伸ばしがされた後において、鱗茎菜類の根切りを行うことができる。
また、前記根切断部の上流には前記鱗茎菜類の根を下方に伸ばす根伸ばし部が設けられ、前記基準部材は、前記根伸ばし部の上流に設けられていてもよい。
この構成によれば、基準部材にて鱗茎菜類の上下位置が規定された後、根伸ばし部で根伸ばしがされるため、根伸ばしを鱗茎菜類の根元からでき、この状態で鱗茎菜類の根切りを行うことができる。
また、前記押圧部は、搬送方向に列状に配置されて、前記ベルト部を押圧する複数の押圧部材を含み、前記付勢部材は、複数個であって、前記複数の押圧部材をそれぞれ挟持側ベルト部へ付勢するように配置されており、前記調整部は、前記複数の押圧部材のうち、前記基準部材の上方に位置する押圧部材を挟持側ベルト部へ付勢する付勢部材の付勢力を調整する調整部材を備えていてもよい。
この構成によれば、付勢部材の付勢力の調整を調整部材の位置調整により、行うことができる。
また、前記調整部材を、挟持側ベルト部側へ、または、反挟持側ベルト部側へ移動操作する操作部材を備えていてもよい。この構成によれば、操作部材を操作することにより調整部材の移動調整を簡単に行うことができる。
本発明によれば、搬送ベルトを押圧する押圧部を付勢する付勢部材の一部のバネ圧の調整を可能にして、鱗茎菜類の根切りを行う際に、常に安定して根切りを下面基準で行うことができる効果を奏する。
一実施形態の玉葱調製機の全体斜視図。 同じく一実施形態の玉葱調製機の他の面側から見た全体斜視図。 一実施形態におけるカバー等の一部構成を省略した鱗茎菜類調製機の斜視図。 搬送部及び押圧部の平面図。 根切断部及び葉切り切断部の平面図。 基準部材と、調整部との相対位置を示す説明図。 図6の7−7線断面図。 図6の8−8線断面図。 調整部の斜視図。 ガイド部材とその周辺部材の斜視図。 ガイド部材のガイド片がない場合の比較例の説明図。 ガイド部材のガイド片がある場合の説明図。
以下、本発明の鱗茎菜類調製機を玉葱調製機に具体化した一実施形態を図1〜図12を参照して説明する。
図1、図3に示すように玉葱調製機10は、調製機本体部11と、調製機本体部11を支持する複数の脚部12とを有している。なお、図1〜図9には、説明の便宜上、前、後、左、及び右の方向を示す矢印を付す。
図1、図2、図3に示すように、調製機本体部11は、長方形をなす機枠13と、機枠13に固定されたカバー体14を有している。そして、調製機本体部11のカバー体14内には玉葱を搬送する搬送部30、搬送部30により搬送された玉葱の根を伸ばす根伸ばし部60、伸ばされた根を切断する根切断部70、葉切断部80が設けられている。根伸ばし部60、根切断部70、及び葉切断部80は、搬送部30の搬送方向において上流から下流に向けて順に設けられている。
図1、図2、図4に示すようにカバー体14は、後側壁板15、前側壁板16、右側壁板17、及び左側壁板18が組み付けられて、機枠13に対して連結固定されている。右側壁板17及び左側壁板18は、前後方向に長く延びる長方形板状に形成されている。左側壁板18は、後側壁板15、及び前側壁板16に対して取り外し可能にビス止めされている。また、右側壁板17の内側(すなわち、左側壁板18側)には、右側壁板17と平行に右内側壁板19が配置されて、その両端が後側壁板15、前側壁板16にそれぞれ連結固定されている。また、左側壁板18の内側(すなよち、右側壁板17側)には、左側壁板18と平行に左内側壁板20が配置されて、その両端が後側壁板15、前側壁板16にそれぞれ連結固定されている。なお、図3では左側壁板18及び左内側壁板20が省略されて図示されている。脚部12は、機枠13の4隅からそれぞれ下方に延出されるとともに下端には車輪21が取付けられている。
図1、図2に示すように後側壁板15上部には投入口22が凹設されて、玉葱をカバー体14内に投入可能となっている。カバー体14内において、投入口22の下部には、置き台23が設けられている。図1に示すように置き台23は玉葱が載置される水平面からなる一対の玉葱載置面23aと、玉葱載置面23a間において下方へ凹設された溝23bを有する。溝23bは、玉葱載置面23aに玉葱が載置された場合に、その根が収納される部位となる。
(根伸ばし部60)
図3、図5、図6に示すように根伸ばし部60は、置き台23に隣接して設けられている。根伸ばし部60は、左右に並設された一対の回転支持部材61A,61Bと、同回転支持部材61A,61Bの周部から突出した複数の根伸ばし羽根62を含む。回転支持部材61A,61Bは、相互に離間して水平に配置されるとともに前後方向に軸心が延びるように配置されていて、右内側壁板19と左内側壁板20間に架設された支持板63a、63bに対して両端が回転自在に支持されている(図3、図6参照)。
根伸ばし羽根62はスポンジ、不織布等からなる可撓性部材または弾性部材からなり、回転支持部材61A、61Bと直交するスリット62aが自由端から切込形成されて複数の分離片を有する。回転支持部材61A、61Bの各根伸ばし羽根62は、回転支持部材61A、61Bが相互に反対方向に回転すると、搬送部30にて搬送される玉葱の根を左右から同時に包持した状態で、回転支持部材61A、61B間を通過することにより当該根を下方へ伸ばすようにすることが可能である。ここで、玉葱が搬送部30により搬送される全領域のうち、根伸ばし部60にて根伸ばしが行われる領域は、根伸ばし領域A(図5、図6参照)となる。
(根切断部70)
図5〜図8に示すように根切断部70は、一対の回転ローラ71A、71B、下面基準部材72A、72B、及び円形状の回転刃73を有する。図5に示すように下面基準部材72Aは、その基端が右内側壁板19の壁面に取付固定されるとともに、基端からは回転ローラ71Aの後半分の直近上方に位置するように平板部78aが左方へ延出されている。また、平板部78aはその上面は水平面となるように配置されている。また、下面基準部材72Bは、右内側壁板19と左内側壁板20に対して架設されており、図5に示すように、下面基準部材72Aと相対して配置された平板部78bと、平板部78bから前方へ延びて延出された平板状のカバー部78cとを有する。カバー部78cは、回転刃73の一部を上方からカバーしている。平板部78b及びカバー部78cはその上面が、平板部78aの上面と同一高さとなるように、かつ水平面となるように配置されている。また、下面基準部材72A、72Bの上面は、置き台23の玉葱載置面23aと同一高さとしている。
玉葱が搬送部30により搬送される全領域のうち、平板部78a及び平板部78bが設けられた領域は、下面基準領域Bとなる。平板部78aと平板部78b間は、回転ローラ71A、71Bに挟み込みされた玉葱の根が前後方向に通過可能の間隙Sが設けられている。図7、図8に示すように回転ローラ71Aは、回転支持部材61Aと一体可能に連結されて同軸に配置された回転部材74と、回転部材74の周部全体を覆うように固定された有弾性の筒状の被覆部材75とを備えている。また、回転ローラ71Bは、回転支持部材61Bと一体可能に連結されて同軸に配置された回転部材76と、回転部材76の周面に対してその周面全体を覆うように固定された有弾性の筒状の被覆部材77とを備えている。一対の回転ローラ71A、71Bは、それぞれ回転支持部材61A、61Bと図12に示す矢印方向に一体に回転する。
また、被覆部材75、77は、柔らかい材質からなっており、図12に示すように相対する部位は、相互に干渉して潰れるように配置されている。そして、被覆部材75、77が潰れた部位間で挟み込みされた玉葱の根を下方へ伸ばされた状態を保持し、根が回転刃73で切断された場合は、その根を下方へ排出するように被覆部材75、77で挟み込みする。なお、被覆部材75、77の上流端(すなわち、後端)は、根伸ばし部60から搬送される玉葱の根を受け入れやすくするために、縁部が斜状にカットされている。回転刃73は、回転軸79の上端に一体に固定されていて、平板部78a、及びカバー部78cの直下に位置するように配置されている。回転軸79は、上下方向に延出されるとともに、右内側壁板19に固定された支持部材(図示しない)により、図5の矢印方向に回転自在に支持されている。図5に示すように平板部78a、78b間の間隙Sの下流側において、カバー部78cには前後方向において、ガイド部78dが設けられている。ガイド部78dは、回転刃73の刃先に対して斜状に交差するように形成されている。
また、図5、図10に示すように、カバー部78cの下方には、ガイド部材65が設けられている。ガイド部材65の一端は、左内側壁板20の壁面に固定されている。また、ガイド部材65の先端上部には、前記ガイド部78dの下方、すなわち、回転刃73の刃先の直下に位置するようにガイド片66を有する。ガイド片66の右内側壁板19側の側面67(以下、ガイド面という)は、ガイド部78dと同様に、回転刃73の刃先に対して斜状に交差するように形成されている。
図12に示すように、ガイド部78dとガイド片66にガイドされた玉葱の根は、図5に示す矢印方向に回転する回転刃73にて切断する場合、当該根の切断する部位の上下両部がガイド部78dとガイド片66にて押さえられることにより、安定した切断が可能である。ここで、玉葱が搬送部30により搬送される全領域のうち、このガイド部78dと、ガイド片66とに玉葱の根がガイドされて回転刃73にて切断される領域は、根切り領域Cとなる。
(葉切断部80)
図5に示すように葉切断部80は、根切断部70よりも下流(前方)に設けられていて、根切断部70と葉切断部80間には、図5、図7、図8に示すように左右方向において離間した一対のガイドバー81A、81Bが相互に平行に配置されている。なお、図7に示すようにガイドバー81Aは、その後端が後述するブラケット41の下面に固定されるとともに前端が右内側壁板19に固定された取付ブラケット82Aに固定されていて、上下方向において、後端側が前端よりも高くなるように斜状に配置されている。また、図7に示すようにガイドバー81Bは、その後端が後述するブラケット42の下面に固定されるとともに前端が左内側壁板20に固定された取付ブラケット82Bに固定されていて、上下方向において、後端側が前端よりも高くなるように斜状に配置されている。
ガイドバー81A、81Bは、根切断部70から葉切断部80の間を搬送部30により搬送される間、葉切断部80にて切断される部位(玉葱から上方に延びる葉の部位)を、両者間において通過させ、かつ、玉葱を通過させないようにガイドする。葉切断部80は、円形状の回転刃84にて構成されている。回転刃84は、後述する機構ケース37と、右内側壁板19に対してそれぞれ固定された上部支持部材85と下部支持部材86(図7、図8参照)との間に配置されて、両部材に対して回転自在に軸支されている。
回転刃84の下方には、排出板87が配置されている。排出板87の右端は、右内側壁板19の壁面に固定されるとともに、右端側は左端よりも低位置となるように左内側壁板20に固定されている。回転刃84にて葉が切断された玉葱は、左内側壁板20及び左側壁板18にそれぞれ設けられた排出口24、26(図1参照)を通って外部に排出される。
(搬送部30)
次に、搬送部30について説明する。
図1〜図4に示すように搬送部30は、一対の駆動プーリ31、32、及び一対の従動プーリ33、34を備えるとともに、駆動プーリ31・従動プーリ33間、並びに駆動プーリ32・従動プーリ34間にそれぞれ巻回された無端状の搬送ベルト35、36を備える。図3に示すように右内側壁板19、左内側壁板20間において、カバー体14の後部における上部空間に配置されるように右内側壁板19、左内側壁板20に機構ケース37が取付固定されている。
図3に示すように駆動プーリ31、32は、機構ケース37の天板38を貫通した一対の回動軸39、40の上端に固定されているとともに、左右方向に並ぶように配置されている。図1〜図4に示すように、右内側壁板19の上部において、左内側壁板20と対向する内面には、前後方向に延出された長板状のブラケット41が固定されている。また、図1〜図4に示すように、左内側壁板20の上部において、右内側壁板19と対向する内面には、前後方向に延出された長板状のブラケット42が固定されている。ブラケット42において、反搬送ベルト36側の側縁には、側壁42bが立設されている。ブラケット41、42の前端部の上面には、従動プーリ33、34がそれぞれ回動自在に軸支されて、左右方向に並ぶように配置されている。
前記駆動プーリ31・従動プーリ33間に巻回された搬送ベルト35と、駆動プーリ32・従動プーリ34間に巻回された無端状の搬送ベルト36は、図4に示すように、相互に近接して走行する挟持側ベルト部35a,36aを有する。すなわち、挟持側ベルト部35a,36aは、近接配置されていることにより、玉葱の上部に延びる葉を挟持することにより搬送可能である。前記駆動プーリ31、32は、それぞれ巻回された無端状の挟持側ベルト部35a、36aを図4に示す矢印方向に駆動することにより、玉葱を搬送する。なお、搬送ベルト35、36は本実施形態では、Vベルトで構成しているが、Vベルトに限定するものではなく、平ベルト、歯付ベルト等の他のベルトであってもよい。
また、図4に示すように、ブラケット41の左側端部上面には角柱状をなす複数の固定部材43が、前後方向に延びるように配列されて固定されている。固定部材43の材質は限定するものではないが、本実施形態では、合成樹脂により形成されている。また、固定部材43は角柱状に限定するものではなく、例えば、平板状、円柱状等の他の形状にしてもよい。固定部材43は、図7、図8に示すように、挟持側ベルト部35aの反挟持側ベルト部36a側の面に当接するように配置されている。また、図4に示すように、ブラケット42の右側端部上面には角柱状をなす複数の可動部材44a〜44cが、前から順に前後方向(搬送方向)に延びるように列状に配置されている。可動部材44a〜44cは押圧部の一例である。
前記可動部材44a〜44cの材質は限定するものではないが、本実施形態では、合成樹脂により形成されている。また、可動部材44a〜44cは角柱状に限定するものではなく、例えば、平板状、円柱状等の他の形状にしてもよい。図6に示すように、可動部材44aは、玉葱が搬送部30により搬送される全領域のうちの根伸ばし領域Aの一部と下面基準領域Bを含むように配置されている。また、可動部材44b、44cは、玉葱が搬送部30により搬送される全領域のうち、下面基準領域Bよりも下流域(根切根切り領域Cを含む)であって、葉切断部80で玉葱の葉が切断可能な領域までを含むように配置されている。また、可動部材44a〜44cは、図3、図7、図8に示すように、挟持側ベルト部36aの反挟持側ベルト部35a側の面に当接するように配置されている。図4に示すように、可動部材44a〜44cは、その前後両端に形成された左右方向へ延びる一対の長孔46に対してブラケット42に固定されたピン42aがそれぞれ遊びを持って挿通されることにより、左右方向へ移動可能にブラケット42上に載置されている。
図4、図8に示すように、ブラケット42の左内側壁板20側寄りの部位であって、可動部材44b、44cの前後両端、及び可動部材44aの後端に相対する部位には、上方へ突出した複数の支持片45が設けられている。
各支持片45には、バネ取付杆47が固定されていて、挟持側ベルト部35a側に向かって延出されている。各コイルバネ48は、その一端がバネ取付杆47に対してそれぞれ巻装されて取付られるとともに、他端が可動部材44aの後端部、可動部材44bの両端部、及び可動部材44cの両端部に設けられた有底の凹部内にそれぞれ挿入されている。この各コイルバネ48により、可動部材44aの後端部、可動部材44bの両端部、及び可動部材44cの両端部が押圧されて挟持側ベルト部35aには一定のバネ圧が付与される。なお、各コイルバネ48は、同一のバネ圧を有する。
この同一のバネ圧は、可動部材44aの後端部、及び可動部材44b、44cの前後長に亘る全体が挟持側ベルト部35aを介して挟持側ベルト部36aに押圧した場合、搬送ベルト35、36により挟持された玉葱が重力に抗して落下しないように設定されたものである。また、図9に示すように、ブラケット42の左内側壁板20側寄りの部位であって、可動部材44aの前端に相対する部位には、調整部材49が載置されている。調整部材49は調整部の一例である。調整部材49は、底壁50と、底壁50の左右両側縁から立ち上がる一対の側壁51、52とを有していて、横コ字状をなすように形成されている。また、側壁51の前後両端には、ブラケット42の側壁42b側に向かって突出する間隔保持片53が設けられ、側壁42bと当接可能となっている。なお、調整部材49の形状は、限定されるものではなく、例えば、ブロック体等で形成してもよく、或いは他の形状であってもよい。
調整部材49の底壁50には、左右方向に延びるとともに、前後方向に離間した一対の長孔54が設けられている。各長孔54には、ブラケット42の上面から突出したガイドピン42cが遊挿されている。そして、調整部材49は、ガイドピン42cが長孔54の左右両端のうちいずれか一方の端に係止されるまで、すなわち、長孔46が許容する範囲で左右方向に移動が可能となっている。すなわち、調整部材49が最右方位置(すなわち、側壁52が可動部材44aに最も近位に位置する位置)と最左方位置(すなわち、側壁52が可動部材44aに最も遠位に位置する位置)の間における位置の調整が可能である。
従って、搬送部30により挟持される玉葱の葉の太さは、大小があるが、その太さが同じではない場合にも、可動部材44a〜44cが長孔46が許容する範囲で左右方向に移動することにより、挟持側ベルト部35aと挟持側ベルト部36aによる葉の挟持の保持が可能である。
また、側壁52には、バネ取付杆55が固定されていて、挟持側ベルト部35a側に向かって延出されている。バネ取付杆55には、付勢部材としてのコイルバネ56の一端が巻装されて取付けられており、同コイルバネ56の他端は、可動部材44aの前端部に設けられた有底の凹部内に挿入されている。コイルバネ56により、可動部材44aの前端部が押圧されて挟持側ベルト部35aにはバネ圧が付与される。
コイルバネ56のバネ圧は、調整部材49が最右方位置に位置した場合は、コイルバネ48のバネ圧と同等であることが好ましく、最左方位置へ調整部材49が移動するほどそのバネ圧が弱くなるようにされている。ブラケット42の側壁42bには、ネジ孔が貫通されて、同ネジ孔には、把手付の調整ボルト57がネジ込まれている。図7に示すように調整ボルト57の先端は、コイルバネ56のバネ圧により、調整部材49の側壁51に常時当接されている。そして、調整ボルト57を前記ネジ孔に対してネジ込み方向または反ネジ込み方向に操作することにより、調整部材49の左右方向への位置調節が可能になっている。調整ボルト57は、操作部材の一例である。
(駆動部90)
搬送部30、根切断部70、及び葉切断部80を駆動する駆動部90は、図2に示すように、右側壁板17と右内側壁板19間において、機枠13及びカバー体14に支持された電動モータ91により構成されている。電動モータ91の駆動力は、右側壁板17と右内側壁板19間等に配置されたチェーン伝達機構、及び歯車機構からなる駆動伝達系を介して、搬送部30、根切断部70、及び葉切断部80にその駆動力が伝達されるようになっている。
(実施形態の作用)
上記のように構成された玉葱調製機10の作用を説明する。
まず、実際に玉葱調製機10を使用する前に、作業者は左側壁板18を後側壁板15及び前側壁板16から取り外した状態で、調整ボルト57により下記のように調整部材49の位置調整を行う。なお、可動部材44aを挟持側ベルト部36aの後端側を押圧するコイルバネ48のバネ圧、及び可動部材44b、44cの前後両端をそれぞれ押圧するコイルバネ48のバネ圧は、同一に設定されている。この同一のバネ圧は、可動部材44aの後端部、及び可動部材44b、44cの前後長に亘る全体が挟持側ベルト部35aを介して挟持側ベルト部36aに押圧した場合、搬送ベルト35、36により挟持された玉葱が重力に抗して落下しないように設定されたものである。
これに対して、下面基準領域Bでは、挟持側ベルト部36aに作用するコイルバネ56のバネ圧を、コイルバネ48のバネ圧よりも低下させるように作業者は調整部材49の位置調整を行って、玉葱の自重及び回転ローラ71A、71Bに引張られることにより下面基準部材72A、72B上に下がるようにする。ただし、この位置調整は、挟持側ベルト部35a、36a同士の挟持による玉葱の搬送を無効化するものではなく、玉葱の搬送が可能な程度に、コイルバネ48のバネ圧が設定されるように、作業者は調整部材49の位置調整を行う。
作業者はこのようにして調整部材49の位置調整を行った後、左側壁板18を後側壁板15及び前側壁板16に対してビス止めして取付けた状態にする。この後、駆動部90を駆動して、玉葱の根切り及び葉切りを行う。
作業者は、根切り及び葉切りを行っていない玉葱を置き台23の玉葱載置面23aに載置して、作動している搬送部30における搬送ベルト35、36の挟持側ベルト部35a、36aにより、葉を挟持させて玉葱を搬送させる。搬送された玉葱は、図6に示す根伸ばし領域Aでは、根伸ばし部60の回転支持部材61A、回転支持部材61Bの根伸ばし羽根62により、玉葱の根が下方へ伸ばされる。この根伸ばし領域Aでは、搬送部30の可動部材44aの後端部は、コイルバネ48により押圧されているため、玉葱は自身の重量により落ちることなく搬送される。続く、下面基準領域Bに玉葱が搬送部30により搬送されると、搬送部30の可動部材44aの前端部は、コイルバネ56のバネ圧が、コイルバネ48のバネ圧よりも弱く調整されているため、玉葱は自重及び回転ローラ71A、71Bに引張られることにより下がりつつ搬送される。ここで自重等で下がった玉葱の下面は、下面基準部材72A、72B上に当接する。
通常は玉葱を置き台23の玉葱載置面23aにおいた上で、搬送部30にて搬送するようにしているが、作業者によっては、玉葱を玉葱載置面23aに載置せずに搬送部30に挟持させることもあり得る。この場合には、玉葱は、玉葱載置面23aから浮いた状態で搬送部30にて搬送される。このような場合であっても、下面基準部材72A、72Bに玉葱の下面が当接されるため、常に一定の下面基準で玉葱を根切り領域Cへ移動させることができる。
根伸ばし領域Aで下方へ伸ばされた根は、間隙Sを下方へ通過して回転ローラ71A、71B間で伸ばされた状態で保持されて、この状態で、玉葱は、搬送部30により搬送方向に搬送されて、根切り領域Cに移動する。根切り領域Cに搬送された玉葱は、下面基準部材72A、72Bにて下面が規定された上下位置が保持された状態で回転刃73により、根の元が切断される。この根が切断される場合、図5、図10に示すように平板部78bのガイド部78dと、ガイド片66の側面67とにより、玉葱100の根102が搬送方向にガイドされて、回転刃73により切断される。このとき、図12に示すように根102はガイド部78dと、ガイド片66の側面67で規制された状態で、ガイド部78dとガイド片66の間に入り込む回転刃73の刃先で切断されることになる。
このように根102はガイド部78dと、ガイド片66の側面67で根の移動を規制することにより、根102の逃げを抑制することができ、安定した根切り処理を行うことができる。
図11は、ガイド片66がない場合の比較例を示している。このようにガイド片66がない場合には、根102は被覆部材75、77で保持された箇所pと、ガイド部78dとで根の移動を規制することになる。この場合は、ガイド部78dと被覆部材75、77で保持された箇所pとの間の距離は、本実施形態のガイド部78dとガイド片66で規制する箇所間の距離よりも長くなるため、根が逃げやすいものとなって、安定した根切り処理とならない。
根切断部70で根切り処理が行われた玉葱は、図6、図9に示すように搬送部30において、その上部の葉は、コイルバネ56よりもバネ圧が大きいコイルバネ48にて付勢されている可動部材44b、44cが配置された挟持側ベルト部36aの部位に搬送される。このため、搬送部30により、玉葱は根切断部70から下流側の葉切断部80へ搬送される。葉切断部80では、搬送部30により挟持が保持された葉が切断されて、玉葱は排出板87に自重で移動し、排出板87により排出口24、26を介して外部へ排出される。また、葉切断部80にて玉葱が分離して残って搬送部30に挟持された葉は、前側壁板16に設けられた葉排出口27を介して外部へ排出される。
本実施形態では、下記の特徴を有する。
(1)本実施形態の玉葱調製機10は、玉葱(鱗茎菜類)の根を切断する根切断部70と、玉葱の葉を挟持しながら玉葱を根切断部70に搬送する搬送部30を有する。搬送部30は、玉葱の葉を挟持して玉葱を搬送する一対の無端状の搬送ベルト35、36を有する。また、玉葱調製機10は、搬送ベルト35、36の挟持側ベルト部35a、36aを押圧する可動部材44a〜44c(押圧部)と、可動部材44a〜44cを挟持側ベルト部35a、36aへ付勢するコイルバネ48、コイルバネ56(付勢部材)を含む。また、玉葱調製機10は、根切断部70よりも上流であって、かつ、搬送部30の下方に設けられ、玉葱の下面(下部)が当接可能な部位を有する下面基準部材72A、72B(基準部材)を備える。そして、下面基準部材72A、72Bの上方においては、コイルバネ56の付勢力を調整する調整部材49(調整部)が設けられており、調整部材49の位置調整により、搬送部30が搬送する玉葱を下面基準部材72A、72B(基準部材)への当接を許容するものである。上記の構成により、搬送ベルトを押圧する押圧部を付勢する付勢部材の一部のバネ圧の調整を可能にして、鱗茎菜類の根切りを行う際に、常に安定して根切りを下面基準で行うことができる。
すなわち、下面基準部材72A、72Bの上方に位置する搬送ベルトにかかるバネ圧を他の挟持側ベルト部35a、36aの部分よりも弱めることにより、自重及び回転ローラ71A、71Bに引張られることで玉葱が下がり、下面基準部材72A、72Bに着地(当接)させる。このことにより、下面基準を確保することができ、安定して根切り処理ができる。
(2)本実施形態の玉葱調製機10は、根切断部70の上流には玉葱の根を下方に伸ばす根伸ばし部60が設けられ、下面基準部材72A、72Bは、根切断部70と根伸ばし部60との間に設けられている。この構成によれば、玉葱の根が根伸ばし部60にて根伸ばしがされた後において、下面基準部材にて、玉葱の下面基準が設定された上で鱗茎菜類の根切りを行うことができる。すなわち、根が下方へ伸ばされた状態で下面基準の設定ができるため、根によって下面基準に影響がでることがない。
また、根を伸ばした上で回転ロールで引張ることにより、より根切りの安定処理ができるので、根切り直前で下面基準を設定した方が、好ましい。
(3)本実施形態の玉葱調製機10は、押圧部は、搬送方向に列状に配置されて、前記挟持側ベルト部を押圧する複数の可動部材44a〜44c(押圧部材)を含む。そして、コイルバネ(付勢部材)は、複数個であって、複数の可動部材44a〜44c(押圧部材)をそれぞれ挟持側ベルト部35a、36aへ付勢するように配置されている。また、玉葱調製機10は、複数の可動部材のうち、下面基準部材72A,72B(基準部材)の上方に位置する可動部材44aを挟持方向に付勢するコイルバネ56の付勢力を調整する調整部材49を備えている。この構成によれば、コイルバネ56(付勢部材)の付勢力の調整を、調整部材49の位置調整を行うことにより、行うことができる。
(4)本実施形態の玉葱調製機10は、調整部材49を、挟持側ベルト部35a、36a側へ、または、反挟持側ベルト部35a、36a側へ移動操作する調整ボルト57(操作部材)を備える。この構成によれば、調整ボルト57を操作することにより調整部材49の位置調整を簡単に行うことができる。
なお、本発明の実施形態は前記実施形態に限定されるものではなく、下記のように変更しても良い。
・前記実施形態では、玉葱調製機に具体化したが、他の鱗茎菜類調製機に具体化してもよい。鱗茎菜類は、玉葱の他、ユリ、ニンニク、らっきょ等を含む。
・前記実施形態では、平板部78a、78bを基準部材としたが、基準部材は板状のものに限定するものではない。例えば、基準部材を格子状に設けたものでもよく、或いは棒材にて平行に配置したものでもよく、或いは剛性を備えた網状部材であってもよい。また、貫通孔が複数設けられたパンチングボードであってもよい。
・前記実施形態では、根切断部70では、円形状の回転刃73を採用しているが、回転刃に限定するものではなく、ジグソー、或いはレシプロソーとしてもよい。
・前記実施形態では、葉切断部80では、円形状の回転刃84を採用しているが、回転刃に限定するものではなく、ジグソー、或いはレシプロソーとしてもよい。
・前記実施形態では、可動部材44b、可動部材44cを分離して設けたが、両者を一体に形成した可動部材としてもよい。また、可動部材44b、44cが配置される範囲において、3つ以上の可動部材を配置するようにしてもよい。
・コイルバネ56のバネ圧は、調整部材49が最右方位置に位置した場合は、コイルバネ48のバネ圧と同等であってもよいが、調整部材49が最左方位置に位置する場合は、コイルバネ48のバネ圧よりも弱くなることが好ましい。
・前記実施形態では、根伸ばし部60と根切断部70との間に下面基準部材72A、72Bを設けたが、下面基準部材72A、72Bを、根伸ばし下面基準部材72Aの上流に設けてもよい。すなわち、置き台23と、根伸ばし部60との間に下面基準部材72A、72Bを設けてもよい。このようにすると、下面基準部材72A、72B(基準部材)にて鱗茎菜類の上下位置が規定された後、根伸ばし部で根伸ばしがされるため、根伸ばしを鱗茎菜類の根元からでて、この状態で鱗茎菜類の根切りを行うことができる。
・前記実施形態では、付勢部材をコイルバネとしたが、コイルバネに限定されるものではなく、付勢部材として、例えば、板バネ、捻りコイルバネ、空気バネ、弾性体等にて構成してもよい。
・前記実施形態では、調整ボルト57を左側壁板18でカバーするようにしたが、把手付を左側壁板18から外方に露出させてもよい。このようにすると、左側壁板18を取外すことなしに、調整ボルト57を操作することができる。
・前記実施形態では、操作部材を調整ボルトとしたが、ボルトに限定するものではない。
例えば、ブラケット42の側壁42bに操作杆を移動自在に挿通して、その先端を調整部材49の側壁51に当接する構成とする。そして、ブラケット42の側壁42bと調整部材49の側壁51との間において、ブラケット42の底壁には、複数の係止孔を左右方向において点状に配列し、その係止孔のいずれかに対して、操作杆から直交方向に突出した係止突部で着脱可能に係止するようにしてもよい。このような構成によっても、調整部材49の位置調整が可能となる。
10…玉葱調製機、11…調製機本体部、12…脚部、13…機枠、
14…カバー体、15…後側壁板、16…前側壁板、17…右側壁板、
18…左側壁板、19…右内側壁板、20…左内側壁板、21…車輪、
22…投入口、23…置き台、24、26…排出口、27…葉排出口、
30…搬送部、31、32…駆動プーリ、33、34…従動プーリ、
35…搬送ベルト、35a…挟持側ベルト部、36…搬送ベルト、
36a…挟持側ベルト部、37…機構ケース、38…天板、
39、40…回動軸、41、42…ブラケット、42a…ピン、
42b…側壁、42c…ガイドピン、43…固定部材、
44a〜44c…可動部材(押圧部、押圧部材)、45…支持片、
46…長孔、47…バネ取付杆、48…コイルバネ、
49…調整部材(調整部)、50…底壁、51、52…側壁、
53…間隔保持片、54…長孔、55…バネ取付杆、56…コイルバネ、
57…調整ボルト(操作部材)、60…根伸ばし部、
61A、61B…回転支持部材、62…根伸ばし羽根、62a…スリット、
63a、63b…支持板、65…ガイド部材、66…ガイド片、
67…ガイド面(側面)、70…根切断部、71A、71B…回転ローラ、
72A、72B…下面基準部材、73…回転刃、74…回転部材、
75…被覆部材、76…回転部材、77…被覆部材、
78a、78b…平板部、78c…カバー部、79…回転軸、
80…葉切断部、81A、81B…ガイドバー、
82A、82B…取付ブラケット、84…回転刃、85…上部支持部材、
86…下部支持部材、87…排出板、88…支持片、90…駆動部、
91…電動モータ、100…玉葱、102…根、A…根伸ばし領域、
B…下面基準領域、C…根切り領域。

Claims (5)

  1. 鱗茎菜類の根を切断する根切断部と、
    前記鱗茎菜類の葉を挟持しながら前記鱗茎菜類を前記根切断部に搬送する搬送部であって、前記鱗茎菜類の葉を挟持して前記鱗茎菜類を搬送する一対の無端状の搬送ベルトと、前記搬送ベルトの挟持側ベルト部を押圧する押圧部と、前記押圧部を前記挟持側ベルト部へ付勢する付勢部材を含む搬送部と、
    前記根切断部よりも上流であって、かつ、前記搬送部の下方に設けられ、前記鱗茎菜類の下部が当接可能な部位を有する基準部材と、
    を備えた鱗茎菜類調製機において、
    前記基準部材の上方における前記押圧部には、前記付勢部材の付勢力を調整する調整部が設けられており、前記調整部の位置調整により、前記搬送部が搬送する前記鱗茎菜類を前記基準部材への当接を許容する鱗茎菜類調製機。
  2. 前記根切断部の上流には前記鱗茎菜類の根を下方に伸ばす根伸ばし部が設けられ、
    前記基準部材は、前記根切断部と前記根伸ばし部との間に設けられている請求項1に記載の鱗茎菜類調製機。
  3. 前記根切断部の上流には前記鱗茎菜類の根を下方に伸ばす根伸ばし部が設けられ、
    前記基準部材は、前記根伸ばし部の上流に設けられている請求項1に記載の鱗茎菜類調製機。
  4. 前記押圧部は、搬送方向に列状に配置されて、前記挟持側ベルト部を押圧する複数の押圧部材を含み、前記付勢部材は、複数個であって、前記複数の押圧部材をそれぞれ挟持側ベルト部へ付勢するように配置されており、
    前記調整部は、前記複数の押圧部材のうち、前記基準部材の上方に位置する押圧部材を挟持側ベルト部へ付勢する付勢部材の付勢力を調整する調整部材を備えている請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の鱗茎菜類調製機。
  5. 前記調整部材を、挟持側ベルト部側へ、または、反挟持側ベルト部側へ移動操作する操作部材を備える請求項4に記載の鱗茎菜類調製機。
JP2015014624A 2015-01-28 2015-01-28 鱗茎菜類調製機 Active JP6415999B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015014624A JP6415999B2 (ja) 2015-01-28 2015-01-28 鱗茎菜類調製機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015014624A JP6415999B2 (ja) 2015-01-28 2015-01-28 鱗茎菜類調製機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016136907A true JP2016136907A (ja) 2016-08-04
JP6415999B2 JP6415999B2 (ja) 2018-10-31

Family

ID=56558558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015014624A Active JP6415999B2 (ja) 2015-01-28 2015-01-28 鱗茎菜類調製機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6415999B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018102279A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 株式会社スズテック 鱗茎菜類調製機
JP2018102280A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 株式会社スズテック 鱗茎菜類調製機
KR20190018301A (ko) * 2017-08-14 2019-02-22 양창석 선루프용 웨더스트립의 절단장치
JP2019198277A (ja) * 2018-05-17 2019-11-21 株式会社スズテック 鱗茎菜類調製機

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0033180A1 (en) * 1980-01-25 1981-08-05 North Investment Finance Company Limited An industrial peeler for onions or the like bulbous and tuberous vegetations
JPH10295350A (ja) * 1997-04-21 1998-11-10 Nakajima Seisakusho:Kk 鱗茎菜類の根切断処理装置
JP2000050853A (ja) * 1998-08-11 2000-02-22 Nakajima Seisakusho:Kk 鱗茎菜類の切断処理装置
JP2014195434A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 井関農機株式会社 作物収穫機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0033180A1 (en) * 1980-01-25 1981-08-05 North Investment Finance Company Limited An industrial peeler for onions or the like bulbous and tuberous vegetations
JPH10295350A (ja) * 1997-04-21 1998-11-10 Nakajima Seisakusho:Kk 鱗茎菜類の根切断処理装置
JP2000050853A (ja) * 1998-08-11 2000-02-22 Nakajima Seisakusho:Kk 鱗茎菜類の切断処理装置
JP2014195434A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 井関農機株式会社 作物収穫機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018102279A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 株式会社スズテック 鱗茎菜類調製機
JP2018102280A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 株式会社スズテック 鱗茎菜類調製機
JP7109760B2 (ja) 2016-12-28 2022-08-01 株式会社スズテック 鱗茎菜類調製機
KR20190018301A (ko) * 2017-08-14 2019-02-22 양창석 선루프용 웨더스트립의 절단장치
KR102040933B1 (ko) * 2017-08-14 2019-11-05 양창석 선루프용 웨더스트립의 절단장치
JP2019198277A (ja) * 2018-05-17 2019-11-21 株式会社スズテック 鱗茎菜類調製機

Also Published As

Publication number Publication date
JP6415999B2 (ja) 2018-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6415999B2 (ja) 鱗茎菜類調製機
US1703154A (en) Vegetable slicer
TW201609038A (zh) 切片器(三)
US2528853A (en) Multiple reciprocating blade bread slicing machine
JP4940077B2 (ja) カッタ装置
US2095620A (en) Bread slicing machine
JP2018102279A (ja) 鱗茎菜類調製機
JP6684993B2 (ja) シート材加工機及びシート材加工装置
JP2009101433A (ja) 根菜類の加工装置
US2491950A (en) Vegetable trimming machine
JP7109760B2 (ja) 鱗茎菜類調製機
JP7265753B2 (ja) 鱗茎菜類調製機
JP2852877B2 (ja) 食品の切れ目入れ加工装置
US1806672A (en) Multiple-bladed slicing machine
PL1574304T3 (pl) Urządzenie do krojenia chleba z nożami ustawionymi w kształt falowy lub litery V
US1953277A (en) Slicing machine
JP5020266B2 (ja) フードスライサー
US1948622A (en) Slicing machine
US2535261A (en) Potato seed cutting machine
US1320294A (en) Potato-cutter
JP7186387B2 (ja) 食肉スライサー
JP3828647B2 (ja) 走行式蔓処理機
KR20100005176U (ko) 야채 세절기
JP2023133818A (ja) 鱗茎菜類調製機
US1015790A (en) Confectionery-cutting machine.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181003

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6415999

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250