JP2023133818A - 鱗茎菜類調製機 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来、玉葱の茎と根の切断の調整作業において回転伝達をベルトで行っており、構造が複雑で、装置が大型になるという課題がある。【解決手段】機体フレ-ム1の上部に、玉葱2の茎部分を挟持横搬送する一対の搬送用ベルト5を有する搬送部4を設け、搬送部4の下方に始端部から終端部に向けて玉葱2を搬送する搬送路10を形成し、少なくとも、搬送路10の始端部に玉葱2の根を切断する根切断部20を設け、根切断部20の搬送下手側に玉葱2の茎を切断する茎切断部40を設け、前記根切回転刃21と茎切回転刃41とはモーター70により駆動回転させる構成とし、駆動伝達機構は、モーター70の駆動回転が伝達される前後方向の回転伝動軸71を機体フレーム1側に設け、回転伝動軸71の駆動回転を回転伝動部材72を介して根切回転刃21の根切回転軸21Aと茎切回転刃41の茎切回転軸41Aに伝達する構成とした鱗茎菜類調製機。【選択図】 図10

Description

本発明は、収穫した玉葱等の鱗茎菜類に対して、予め設定された長さに根、および、茎を切断する鱗茎菜類調製機の技術に関するものである。
従来、鱗茎菜類の茎を挟み込んで搬送する搬送装置と、該鱗茎菜類の根、および、茎を切断する切断装置とを設けた鱗茎菜類調製機に関する技術構成は、公知である(特許文献1)。
特開2020-137497号公報
前記公知例では、玉葱の茎と根の切断の調整作業を行うことができるが、根切回転刃と茎切回転刃への回転伝達をベルトで行っており、構造が複雑で、装置が大型になるという課題がある。
本願は、鱗茎菜類調製機の回転伝達機構の構成を工夫し、製造組立を容易にし、装置全体を小型化したものである。
請求項1の発明は、支脚3により床上に載置される機体フレ-ム1の上部に、玉葱2の茎部分を挟持横搬送する一対の搬送用ベルト5を有する搬送部4を設け、搬送部4の下方に始端部から終端部に向けて玉葱2を搬送する搬送路10を形成し、少なくとも、搬送路10の始端部に玉葱2の根を切断する根切回転刃21を有する根切断部20を設け、根切断部20の搬送下手側に玉葱2の茎を切断する茎切回転刃41を有する茎切断部40を設け、前記根切回転刃21と茎切回転刃41とはモーター70により駆動回転させる構成とし、モーター70から根切回転刃21および茎切回転刃41への駆動伝達機構は、モーター70の駆動回転が伝達される前後方向の回転伝動軸71を機体フレーム1側に設け、回転伝動軸71の駆動回転を回転伝動部材72を介して根切回転刃21の根切回転軸21Aと茎切回転刃41の茎切回転軸41Aに伝達する構成とした鱗茎菜類調製機としたものである。
請求項2の発明は、根切断部20の根切回転刃21の根切回転軸21Aと茎切断部40の茎切回転刃41の茎切回転軸41Aの近傍にはモーター70により駆動回転する前後方向の回転伝動軸71を設け、回転伝動軸71と根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aとの間には回転伝動軸71の駆動回転を根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aに伝達する回転伝動部材72をそれぞれ設けた構成とした鱗茎菜類調製機としたものである。
請求項3の発明は、根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aは、根切回転刃21用の取付部材23と茎切回転刃41用の取付部材43により機体フレーム1にそれぞれ取付け、取付部材23の下方の根切回転軸21Aおよび取付部材43の下方の茎切回転軸41Aに前記回転伝動部材72をそれぞれ設ける構成とした鱗茎菜類調製機としたものである。
請求項4の発明は、前記回転伝動部材72は傘歯車Kにより構成した鱗茎菜類調製機としたものである。
請求項5の発明は、根切断部20の根切回転刃21の根切回転軸21Aと茎切断部40の茎切回転刃41の茎切回転軸41Aの近傍にモーター70により駆動回転する前後方向の回転伝動軸71を設け、回転伝動軸71と根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aとの間には回転伝動軸71の駆動回転を根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aに伝達する回転伝動部材72をそれぞれ設け、根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aは、機体フレーム1に対して平面視において位置不動に設けると共に、少なくとも、機体フレーム1に対して茎切回転刃41を高さ位置調節自在に設けた鱗茎菜類調製機としたものである。
請求項6の発明は、茎切回転刃41は茎切回転軸41Aに対して茎切回転軸41Aの軸心方向に上下動自在に挿通し、固定螺子41Bにより所定高さ位置にて固定する構成とした鱗茎菜類調製機としたものである。
請求項7の発明は、根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aは、平面視において同一直線状に配置した鱗茎菜類調製機としたものである。
請求項8の発明は、根切断部20より手前の搬送路10には、玉葱2の根を固定する左右一対の根部押さえローラー22を設け、根部押さえローラー22は根切回転軸21Aの回転を伝達させる構成とした鱗茎菜類調製機としたものである。
請求項9の発明は、根部押さえローラー22のローラー回転軸74の下部は軸受75を介して取付部材23に軸装し、取付部材23の下面より下方に突出するローラー回転軸74に受動歯車76を固定し、受動歯車76に根切回転刃21の根切回転軸21Aに固定の駆動歯車77との間にチェン78を掛け回し、根切回転刃21の回転を左右の根部押さえローラー22の何れか一方の根部押さえローラー22に伝達する構成とした鱗茎菜類調製機としたものである。
請求項10の発明は、前記搬送部4の搬送用ベルト5は、後側に設けた受動プーリー6と前側に設けた駆動プーリー7とに掛け回し、各駆動プーリー7は搬送用モーター搬送用モーター86により駆動回転するベルト駆動軸87の下部にそれぞれ固定し、各ベルト駆動軸87の上部は機体フレーム1の前側上方に設けたベルト用支持フレーム88に回転自在に軸装し、ベルト用支持フレーム88に軸装した各ベルト駆動軸87には受動歯車89をそれぞれ固定し、各ベルト駆動軸87の受動歯車89と搬送用モーター86の駆動歯車91の間にチェン92を掛け回した鱗茎菜類調製機としたものである。
請求項1の発明では、玉葱2の茎部分を搬送する搬送用ベルト5の搬送路10に、根を切断する根切回転刃21を有する根切断部20と、玉葱2の茎を切断する茎切回転刃41を有する茎切断部40とを設け、根切回転刃21と茎切回転刃41とを駆動回転させるモーター70からの駆動回転を伝達する駆動伝達機構は、モーター70の駆動回転が伝達される回転伝動軸71の駆動回転を回転伝動部材72を介して根切断部20の根切回転刃21の根切回転軸21Aと茎切断部40の茎切回転刃41の茎切回転軸41Aに伝達する構成としているので、駆動回転伝達機構を、回転伝動軸71と回転伝動部材72により構成できて、簡素に構成でき、鱗茎菜類調製機を安価に供給できる。
請求項2の発明では、根切回転刃21の根切回転軸21Aと茎切回転刃41の茎切回転軸41Aの近傍に回転伝動軸71を設け、回転伝動軸71と根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aとの間には回転伝動部材72をそれぞれ設けているので、モーター70の回転を根切回転刃21と茎切回転刃41に伝達でき、また、根切回転刃21と茎切回転刃41には下側から駆動回転を伝達することになって、駆動伝達機構が玉葱2の搬送路10に干渉しないようにでき、さらに、駆動伝達機構は根切回転軸21Aと茎切回転軸41Aの下側の側方に配置できるので、駆動伝達機構の設置スペース(左右幅)を小さくでき、従来の鱗茎菜類調製機によりも左右幅を小さくできて、装置全体を小型化できる。
請求項3の発明では、根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aは、根切回転刃21用の取付部材23と茎切回転刃41用の取付部材43により機体フレーム1にそれぞれ取付け、取付部材23の下方の根切回転軸21Aおよび取付部材43の下方の茎切回転軸41Aに回転伝動部材72をそれぞれ設けているので、取付部材23と取付部材43は根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aの取付部材と回転伝動部材72を含めた駆動伝達機構のカバー部材を兼用し、鱗茎菜類調製機の処理作業性を向上させることができる。
請求項4の発明では、回転伝動部材72は傘歯車Kにより構成しているので、駆動伝達機構の構成を簡素にして、設置スペースを小さくし、組立を容易にできる。
請求項5の発明では、根切回転刃21の根切回転軸21Aと茎切回転刃41の茎切回転軸41Aは、機体フレーム1に対して平面視において位置不動に設けると共に、少なくとも、機体フレーム1に対して茎切回転刃41を高さ位置調節自在に設けているので、根切回転刃21と茎切回転刃41の作動を安定させられ、また、茎切回転刃41を高さ位置調節自在にしているので、玉葱2の茎の切断高さを調節でき、玉葱2の処理作業を容易にできる。
請求項6の発明では、茎切回転刃41は茎切回転軸41Aに対して茎切回転軸41Aの軸心方向に上下動自在に挿通し、固定螺子41Bにより所定高さ位置にて固定する構成としているので、茎切回転刃41を茎切回転軸41Aに対して上下させるだけで、玉葱の茎の切断高さの調節をすることができ、茎切回転刃41の高さ調節機構を簡素に構成できる。
請求項7の発明では、根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aは、平面視において同一直線状に配置しているので、根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aのそれぞれに設けた回転伝動部材72に、回転伝動軸71に設けた回転伝動部材72を噛み合わせるのを容易にでき、組立を容易にできる。
請求項8の発明では、根切断部20より手前の搬送路10には、玉葱2の根を固定する左右一対の根部押さえローラー22を設け、根部押さえローラー22は根切回転軸21Aの回転を伝達させる構成としているので、根切断部20による根の切断の確実性を向上させられ、根切断部20の根部押さえローラー22への回転伝達機構を簡素に構成できる。
請求項9の発明では、根部押さえローラー22のローラー回転軸74の下部は軸受75を介して取付部材23に軸装し、取付部材23の下面より下方に突出するローラー回転軸74に受動歯車76を固定し、受動歯車76に根切回転刃21の根切回転軸21Aに固定の駆動歯車77との間にチェン78を掛け回し、根切回転刃21の回転を左右の根部押さえローラー22の何れか一方の根部押さえローラー22に伝達するので、根部押さえローラー22は根切回転刃21の回転が伝達されて駆動し、駆動伝達機構を簡素に構成できる。
請求項10の発明では、前記搬送部4の搬送用ベルト5は、後側に設けた受動プーリー6と前側に設けた駆動プーリー7とに掛け回し、各駆動プーリー7は搬送用モーター86により駆動回転するベルト駆動軸87の下部にそれぞれ固定し、各ベルト駆動軸87の上部は機体フレーム1の前側上方に設けたベルト用支持フレーム88に軸装し、回転自在に軸装し、ベルト用支持フレーム88に軸装した各ベルト駆動軸87には受動歯車89がそれぞれ固定され、2個の受動歯車89と搬送用モーター86の駆動歯車91の間にチェン92を掛け回しているので、根切断部20と茎切断部40とは別に独立させて搬送用ベルト5の伝動機構を構成でき、鱗茎菜類調製機全体の伝動機構の構成を簡素にすることができ、また、搬送用ベルト5の伝動機構を、搬送路10より所定間隔を置いて設けたベルト用支持フレーム88に設けているので、機体フレーム1の前側上方の空間を有効利用して設置することができ、鱗茎菜類調製機の小型化に貢献できる。
鱗茎菜類調製機の側面図。 鱗茎菜類調製機の側面図。 鱗茎菜類調製機の背面図。 鱗茎菜類調製機の正面図。 鱗茎菜類調製機の平面図。 カバーを一部外した鱗茎菜類調製機の平面図。 同側面図。 搬送部の平面図。 カバーを外した鱗茎菜類調製機の側面図。 根伸ばし部と根切断部と茎切断部の側面図。 同側面図。 同平面図。 同底面図。 根伸ばし部と根切断部と茎切断部と搬送部の底面図。 根伸ばし部の伝動機構部分の背面図。 茎切断部の伝動機構部分の正面図。 根伸ばし部と搬送部の伝動機構部分の背面図。 根伸ばし部と搬送部の伝動機構部分の正面図。 根伸ばし部の伝動機構部分の斜視図。 同斜視図。 根切断部の斜視図。 根切断部の伝動機構部分の斜視図。 茎切断部の伝動機構部分の斜視図。 茎切断部の斜視図。
本発明の一実施形態を図面により説明すると、1は鱗茎菜類調製機の機体フレ-ムであり、本実施例では鱗茎菜類として玉葱2を想定して以下説明するが、これに限定されるものではなく、ネギ、大蒜等であってもよい。
機体フレ-ム1は支脚3により床上に載置される。機体フレ-ム1の上部には玉葱2を搬送する搬送部4を設ける。搬送部4は弾性部材からなる無端状の左右一対の搬送用ベルト5を設けて構成する。搬送用ベルト5は左右両側から玉葱2の茎を挟みこむことで保持し、調製機の後側から前方に向けて搬送する構成である。
なお、本実施例においては搬送用ベルト5としてVベルトを想定しているが、これに限定されるものではなく、例えば、タイミングベルトや駆動チェーンを用いてもよい。
搬送用ベルト5は機体フレ-ム1の略左右中央上部に設けられ、前方(下手側・終端側)に向かって終始略水平方向に延出させて設ける。機体フレ-ム1の後部の左右両側にはそれぞれ受動プーリー6を設け、機体フレ-ム1の前部の左右両側にはそれぞれ駆動プーリー7をそれぞれ設け、受動プーリー6と駆動プーリー7に搬送用ベルト5を掛け回している(図1)。
搬送部4(搬送用ベルト5)の下方には、玉葱2が移動する搬送路(移動路)10を設ける。11は搬送路10の始端部(後部)に設けた玉葱2の供給口であり、後述する機体フレ-ム1の駆動作動機構を包囲するカバー12の搬送用モーター後側カバー12Bの部分に開口させて形成する。
供給口11の前方の搬送路10には玉葱2の根を伸ばす根伸ばし部15を設ける。根伸ばし部15は搬送路10の搬送方向に沿って配設され、かつ、前後水平方向に並設された左右2本のローラー16と、該ローラー16に設けた羽根材17により構成する(図7、10)。
前記左右のローラー16は機体フレ-ム1側に回転自在に軸装する。ローラー16の軸装構成は任意であるが、ローラー16の後端部のみを機体フレ-ム1に設けた後側フレーム18に回転自在に軸装し、ローラー16の前端部は自由端にしている。
ローラー16の外周部表面には、羽根材17を接線方向に沿って、先端を自由端とするように、その基部を固定状態に、取付板17Aとボルト(螺子)17Bとにより着脱交換自在に取付ける。羽根材17は略長方形形状にカットされた弾性発泡性部材により形成し、羽根材17には所定間隔ごとに切目を並行に設けて、短冊状の複数の短冊片19を形成する。
供給口11に供給された玉葱2は、搬送用ベルト5に茎が挟持された状態で左右両側から羽根材17の間隙部に挟まれ、下方向に擦られながら搬送され、搬送中に玉葱2の本体表面に付着する余分な表皮が除去され、続いて、玉葱2の根が下方に引き伸ばされる。
根伸ばし部15の前方の搬送路10には、根伸ばし部15で伸ばした玉葱2の根を切断する根切断部20を設ける(図9)。根切断部20は搬送用ベルト5によって搬送中の玉葱2の根が自動的に切断される。根切断部20は根切回転刃21を有して構成する。
玉葱2の搬送路10の右側には、根切回転刃21が側面視にて水平に設けられており、根切回転刃21の後側下方には玉葱2の根部を押さえる根部押さえローラー22を左右一対設ける(図16、21)。
根部押さえローラー22は根伸ばし部15が伸ばした玉葱2の根を固定し、根切回転刃21による切断を確実にする。
根切回転刃21の根切回転軸21Aの下部は機体フレーム1側に取付けた取付部材23に軸装する。
根切断部20の前方(搬送方向下手側)の搬送路10には、根切断部20により根が切断された玉葱2の茎を切断する茎切断部40を設ける(図9)。茎切断部40は搬送用ベルト5によって搬送中の玉葱2の茎(葉)が自動的に切断される。茎切断部40は茎切回転刃41と茎切固定刃42とを有して構成する。
玉葱2の搬送路10の右側には、茎切回転刃41が側面視にて水平に設けられており、かつ、玉葱2の搬送路10の左側には、平面視及び側面視において茎切回転刃41と互いに一部オーバーラップする茎切固定刃42を設ける。
茎切断部40の茎切回転刃41と前記根切断部20の根切回転刃21とは、平面視において、同一直線上に配置して設けている(図8)。
茎切回転刃41は茎切回転軸41Aに上下位置調節自在に取付け、固定螺子41Bにより所定高さ位置にて固定する構成としている。
そのため、固定螺子41Bを弛めて、茎切回転刃41を茎切回転軸41Aに対して上下させると、玉葱の茎の切断高さの調節をすることができる。
茎切回転軸41Aは、茎切回転軸41Aの下部を取付部材43に回転のみ自在に取付ける。
46は取付部材43に設けた軸受である。
茎切回転軸41Aは取付部材43に下部が支持され、茎切回転軸41Aの上部は自由端に構成し、搬送路10を広くして玉葱2の移動を円滑にしている。
取付部材43は機体フレ-ム1の左右枠45の後側下部に固定状態に取付ける。
茎切固定刃42は固定刃取付部材44に取付け、固定刃取付部材44は機体フレーム1の前枠44Aに高さ調節自在に取付ける(図24)。44Bは高さ調節ボルトである。
この場合、茎切固定刃42は平板形状の板部材で形成している。
茎切固定刃42は搬送路10を挟んで茎切回転刃41の茎切回転軸41Aの反対側に位置するように配置する(図12)。
そのため、茎切回転刃41の駆動機構に茎切固定刃42の存在自体が干渉するのを回避できる。
しかして、根切断部20の根切回転刃21と茎切断部40の茎切回転刃41との間には、玉葱2を茎切回転刃41に誘導する誘導部55を設ける。誘導部55は左右一対の軸棒状のガイド体56を後側を高く前側に至るに従い低くなるように傾斜させて設ける(図9)。
そのため、玉葱2は自重に加えてガイド体56の押し下げ作用によって、搬送用ベルト5による茎の挟持位置と玉葱2本体との間の距離が大きくなるように誘導されて茎切断部40に至ることになるので、各玉葱2の茎を同じ長さに切断することができ、玉葱2の調製処理精度を向上させることができる。
ガイド体56は、少なくとも、搬送用ベルト5に対して20度より緩い緩傾斜角度で傾斜させて構成し、好適には10~12度であると、乾燥未処理玉葱2の誘導であっても、搬送抵抗を大きくせずに済み、好適ある。
また、誘導部55により、搬送部4の搬送用ベルト5を水平に配置することができ、鱗茎菜類調製機の側面視の外形形状を四角形状にすることができ、鱗茎菜類調製機の運搬・格納を容易にすることができる。
したがって、誘導部55は茎切断部40に向かう搬送路10に玉葱2を誘導できるように設置すればよく、その構成は任意であるが、前記ガイド体56の後端を左右の取付部材57にそれぞれ取付け、取付部材57は機体フレ-ム1の左右枠45にそれぞれ取付ける。
ガイド体56の前端は少なくとも茎切断部40の茎切回転刃41と茎切固定刃42との切断部よりも前方に位置すると共に、切断された自由端としている。
すなわち、ガイド体56は取付部材57により片持ち状態に支持されている。
茎切断部40の下方には、茎切断部40で切断された玉葱2を受け止め鱗茎菜類調製機の排出口58に誘導する排出シュート59を設ける。排出シュート59は茎切断部40の下方に水平部60を形成し、左右方向の水平部60の所定位置から外側に低く傾斜する傾斜面61を設けて形成する。
また、茎切断部40の前方には茎排出口66を設け、茎排出口66は、カバー12の前板12Cに開口させる。
鱗茎菜類調製機の根切回転刃21と茎切回転刃41にはモーター70の動力が伝達される。この根切回転刃21と茎切回転刃41への駆動伝達機構の構成は任意であるが、一例を示すと、モーター70の駆動回転が伝達される前後方向の回転伝動軸71を設け、回転伝動軸71の駆動回転を回転伝動部材72を介して根切断部20の根切回転刃21の根切回転軸21Aと茎切断部40の茎切回転刃41の茎切回転軸41Aに伝達する構成とする(図9~図13)。
そのため、駆動回転伝達機構を、回転伝動軸71と回転伝動部材72により構成できるので、簡素に構成できる。
すなわち、根切断部20の根切回転刃21の根切回転軸21Aと茎切断部40の茎切回転刃41の茎切回転軸41Aの近傍にはモーター70により駆動回転する前後方向の回転伝動軸71を設け、回転伝動軸71と根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aとの間には回転伝動軸71の駆動回転を根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aに伝達する回転伝動部材72をそれぞれ設ける構成とする。
そのため、根切断部20の根切回転刃21には下側から駆動回転を伝達することになって、駆動伝達機構が玉葱2の搬送路10に干渉しないようにできる。
同様に、茎切断部40では茎切回転刃41にも下側から駆動回転を伝達することにより、玉葱2の排出に干渉しないようにできる。
さらに、駆動伝達機構は根切回転軸21Aと茎切回転軸41Aの下部側方に配置できるので、駆動伝達機構の設置スペースを小さくでき、従来の鱗茎菜類調製機により左右幅を小さくして、装置全体を小型化できる。
また、根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aは、根切回転刃21用の取付部材23と茎切回転刃41用の取付部材43により機体フレーム1に取付け、取付部材23の下方の根切回転軸21Aおよび取付部材43の下方の茎切回転軸41Aに前記回転伝動部材72をそれぞれ設ける構成とする(図9)。
そのため、取付部材23と取付部材43は根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aの取付部材と回転伝動部材72を含めた駆動伝達機構のカバー部材を兼用し、鱗茎菜類調製機の処理作業性を向上させられる。
したがって、取付部材23と取付部材43は、少なくとも、上面は無効板(盲板)により形成すると、一層、好適である。
この場合、回転伝動部材72の構成は任意であるが、本実施形態では傘歯車Kにより構成する。
そのため、駆動伝達機構の構成を簡素にして、設置スペースを小さくし、組立を容易にする。
根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aは、機体フレーム1に対して平面視において位置不動に設けると共に、少なくとも、機体フレーム1に対して茎切回転刃41を高さ位置調節自在に設ける(図11)。
そのため、根切回転刃21と茎切回転刃41の作動を安定させられ、茎切回転刃41を高さ位置調節自在にしているので、玉葱2の茎の切断高さを調節でき、玉葱2の処理作業を容易にする。
茎切回転刃41は茎切回転軸41Aに対して茎切回転軸41Aの軸心方向に上下動自在に挿通し、固定螺子41Bにより所定高さ位置にて固定する構成としている(図11)。
そのため、固定螺子41Bを弛めて、茎切回転刃41を茎切回転軸41Aに対して上下させると、玉葱の茎の切断高さの調節をすることができ、茎切回転刃41の高さ調節機構を簡素に構成できる。
根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aは、平面視において同一直線状に配置する。
そのため。根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aのそれぞれに設けた傘歯車Kに、回転伝動軸71に設けた傘歯車Kを噛み合わせるのを容易にでき、組立を容易にする。
前記根切断部20より手前の搬送路10には、玉葱2の根を固定する左右一対の根部押さえローラー22を設け、根部押さえローラー22は根切回転軸21Aの回転を伝達させる構成とする。
そのため、根部押さえローラー22を設けているので、根伸ばし部15による根の切断の確実性を向上させられ、この根部押さえローラー22への回転伝達機構を簡素に構成できる。
根部押さえローラー22のローラー回転軸74の下部は軸受75を介して取付部材23に軸装し、取付部材23の下面より下方に突出するローラー回転軸74に受動歯車76を固定し、受動歯車76に根切回転刃21の根切回転軸21Aに固定の駆動歯車77との間にチェン78を掛け回し、根切回転刃21の回転を左右の根部押さえローラー22の何れか一方の根部押さえローラー22に伝達する。
チェン78の上方または下方の左右のローラー回転軸74のうちの何れか一方には伝達歯車79を設け、伝達歯車79には左右のローラー回転軸74のうちの何れか他方に設けた伝達歯車79に噛み合わせる。
機体フレーム1の後側フレーム18に、根伸ばし部15のローラー16のローラー回転軸16Aの後部を軸装し、後側フレーム18より後方に突出するローラー回転軸16Aには受動歯車80を固定し、受動歯車80とモーター70の回転伝動軸71の駆動歯車81との間にチェン82を掛け回す。
83は可動式テンション歯車、83Aは固定式テンション歯車である。
しかして、搬送用ベルト5の受動プーリー6は、機体フレ-ム1に設けた平板状の上部フレーム85に軸装し、上部フレーム85は左右に分割して形成され、左右の上部フレーム85の間に前記搬送路10と上下方向において連通する茎移動路を形成し、茎移動路の上方を一対の搬送用ベルト5が対向して玉葱2の茎部分を左右側から挟持して移動する。
駆動プーリー7には搬送用モーター86により駆動回転するベルト駆動軸87の下部を固定する。ベルト駆動軸87の上部はベルト用支持フレーム88に回転自在に軸装し、ベルト用支持フレーム88に軸装した各ベルト駆動軸87には受動歯車89がそれぞれ固定され、2個の受動歯車89と搬送用モーター86の駆動歯車91の間にチェン92を掛け回す。
この場合、機体フレーム1の前側上方にベルト用支持フレーム88を設け、ベルト用支持フレーム88に吊設した左右一対のベルト駆動軸87のそれぞれに駆動プーリー7と駆動歯車91を設けて搬送べる5の駆動伝達機構を構成しているので、搬送ベルト5の駆動伝達機構を簡素に構成できる。
また、少なくとも、玉葱2の茎を挟持搬送する搬送用ベルト5の上方には、移動する搬送用ベルト5の上方の一部または全部を覆う上部カバー12Dを設ける(図1)。
上部カバー12Dは、左右方向において、少なくとも、玉葱2の茎を挟持搬送する搬送用ベルト5の上方を包囲する構成とし、また、前後方向においては、搬送用ベルト5の全長に亘って覆うように配置する。
なお、機体フレーム1は、前記した後側フレーム18と前枠44Aと左右枠45と上部フレーム85とにより構成している(図7)。
また、カバー12は、左右側部カバー12Aと後側カバー12Bと前側カバー12Cと上部カバー12Dをそれぞれ機体フレーム1側に着脱自在に取り付けている。
(実施形態の作用)
本発明は上記構成であり、支脚3により支持されている鱗茎菜類調製機の供給口11に、玉葱2の茎を持って本体を供給すると、玉葱2の茎は搬送部4の一対の搬送用ベルト5間に挟持され、搬送用ベルト5により終端側に向けて搬送される。
供給口11の前方の搬送路10には玉葱2の根を伸ばす根伸ばし部15が設けられているので、玉葱2は回転する左右2本のローラー16と回転体17により茎が挟持された状態で左右両側から挟まれ、下方向に擦られながら搬送され、搬送中に玉葱2の本体表面に付着する余分な表皮が除去され、続いて、玉葱2の根が下方に引き伸ばされる。
根伸ばし部15の前方の搬送路10には、根伸ばし部15で伸ばした玉葱2の根を固定する左右一対の根部押さえローラー22が設けられているので、根伸ばし部15で伸ばされた玉葱2の根は根部押さえローラー22により挟持されて固定される。
根部押さえローラー22の上方には根切断部20を設けられているので、根切断部20の根切回転刃21が根部押さえローラー22により固定されている玉葱2の根を切断する。
根切断部20の前方には茎切断部40を設けているので、根切断部20から搬送された玉葱2は、搬送用ベルト5に茎が挟持された状態で茎切断部40に至り茎切回転刃41と茎切固定刃42により玉葱2の茎が切断される。
この場合、茎切回転刃41は茎切回転軸41Aに上下自在に挿通し、固定螺子41Bにより固定されているから、固定螺子41Bを弛めて、茎切回転刃41を茎切回転軸41Aに対して上下させると、玉葱の茎の切断高さの調節をすることができる。
玉葱2に応じた最適な状態で玉葱2の茎を切断することができ、玉葱2の商品価値を向上させられる。
また、茎切回転軸41Aに対して茎切回転刃41を直接上下させて高さ調節を行えるから、高さ調節を容易にでき、また、高さ調節機構事態も簡素に構成できる。
玉葱2の搬送方向上手側には茎切回転刃41と42に向けて玉葱2を誘導する誘導部55を設けているから、根が切断された玉葱2は55により誘導されて茎切断部40に至り、茎切断部40にて直ちに玉葱2の茎が切断される。
誘導部55は左右一対の軸棒状のガイド体56を後側を高く前側に至るに従い低くなるように傾斜させて設けているので、根切断部20で切断処理された玉葱2は搬送用ベルト5に茎が挟持された状態でガイド体56に当接して下降しながら前進し、茎切断部40で茎が切断処理される。
それゆえ、各玉葱2の茎を略同じ長さに切断することができ、玉葱2の調製処理精度を向上させることができる。
茎切断部40の下方には、茎切断部40で切断された玉葱2を受け止め鱗茎菜類調製機の排出口58に誘導する排出シュート59を設けているので、茎切断部40で切断された玉葱2は排出シュート59より排出口58に誘導され、機外に排出される。
また、茎切断部40の前方には茎排出シュート65を設け、茎排出シュート65は鱗茎菜類調製機の茎排出口66に臨ませているので、茎切断部40で切断された玉葱2の茎は茎排出口66から機外に排出される。
搬送部4の左右一対の搬送用ベルト5は、機体フレ-ム1の後部の左右両側に設けた受動プーリー6と機体フレ-ム1の前部の左右両側に設けた駆動プーリー7とに掛け回され、駆動プーリー7には搬送用モーター86により駆動回転するベルト駆動軸87の下部を固定する。
ベルト駆動軸87の上部はベルト用支持フレーム88に回転自在に軸装され、ベルト用支持フレーム88には受動歯車89が固定され、2個の受動歯車89と搬送用モーター86の駆動歯車91の間にチェン92を掛け回しまわしているから、搬送用モーター86に通電すると、一対の駆動プーリー7が駆動回転し、これにより、搬送ベルト5は移動を開始し、鱗茎菜類調製機の供給口11に、玉葱2の茎を持って本体を供給すると、玉葱2の茎が一対の搬送用ベルト5間に挟持されて終端側に向けて搬送される。
この場合、機体フレーム1の前側上方にベルト用支持フレーム88を設け、ベルト用支持フレーム88に吊設した左右一対のベルト駆動軸87のそれぞれに駆動プーリー7と駆動歯車91を設けて搬送べる5の駆動伝達機構を構成しているので、搬送ベルト5の駆動伝達機構を簡素に構成できる。
鱗茎菜類調製機の根切回転刃21と茎切回転刃41にはモーター70の動力が伝達され、根切回転刃21と茎切回転刃41への駆動伝達機構の構成は任意であるが、一例を示すと、モーター70の駆動回転が伝達される前後方向の回転伝動軸71を設け、回転伝動軸71の駆動回転を回転伝動部材72を介して根切断部20の根切回転刃21の根切回転軸21Aと茎切断部40の茎切回転刃41の茎切回転軸41Aに伝達する構成としているので、駆動回転伝達機構を、回転伝動軸71と回転伝動部材72により構成できるので、簡素に構成できる。
また、根切断部20の根切回転刃21の根切回転軸21Aと茎切断部40の茎切回転刃41の茎切回転軸41Aの近傍にはモーター70により駆動回転する前後方向の回転伝動軸71を設け、回転伝動軸71と根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aとの間には回転伝動軸71の駆動回転を根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aに伝達する回転伝動部材72をそれぞれ設ける構成としているので、根切断部20の根切回転刃21には下側から駆動回転を伝達することになって、駆動伝達機構が玉葱2の搬送路10に干渉しないようにできる。
同様に、茎切断部40では茎切回転刃41にも下側から駆動回転を伝達することにより、玉葱2の排出に干渉しないようにできる。
さらに、駆動伝達機構は根切回転軸21Aと茎切回転軸41Aの下部側方に配置できるので、駆動伝達機構の設置スペースを小さくでき、従来の鱗茎菜類調製機により左右幅を小さくして、装置全体を小型化できる。
また、根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aは、根切回転刃21用の取付部材23と茎切回転刃41用の取付部材43により機体フレーム1に取付け、取付部材23の下方の根切回転軸21Aおよび取付部材43の下方の茎切回転軸41Aに前記回転伝動部材72をそれぞれ設ける構成としているので、取付部材23と取付部材43は根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aの取付部材と回転伝動部材72を含めた駆動伝達機構のカバー部材を兼用し、鱗茎菜類調製機の処理作業性を向上させられる。
この場合、回転伝動部材72は傘歯車Kにより構成しているので、駆動伝達機構の構成を簡素にして、設置スペースを小さくし、組立を容易にする。
根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aは、機体フレーム1に対して平面視において位置不動に設けると共に、少なくとも、機体フレーム1に対して茎切回転刃41を高さ位置調節自在に設けているので、根切回転刃21と茎切回転刃41の作動を安定させられ、茎切回転刃41を高さ位置調節自在にしているので、玉葱2の茎の切断高さを調節でき、玉葱2の処理作業を容易にする。
茎切回転刃41は茎切回転軸41Aに対して茎切回転軸41Aの軸心方向に上下動自在に挿通し、固定螺子41Bにより所定高さ位置にて固定する構成としているので、固定螺子41Bを弛めて、茎切回転刃41を茎切回転軸41Aに対して上下させると、玉葱の茎の切断高さの調節をすることができ、茎切回転刃41の高さ調節機構を簡素に構成できる。
根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aは、平面視において同一直線状に配置しているので、根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aのそれぞれに設けた傘歯車Kに、回転伝動軸71に設けた傘歯車Kを噛み合わせるのを容易にでき、組立を容易にする。
根切断部20より手前の搬送路10には、玉葱2の根を固定する左右一対の根部押さえローラー22を設け、根部押さえローラー22は根切回転軸21Aの回転を伝達させる構成としているので、根伸ばし部15による根の切断の確実性を向上させられ、この根部押さえローラー22への回転伝達機構を簡素に構成できる。
根部押さえローラー22のローラー回転軸74の下部は軸受75を介して取付部材23に軸装し、取付部材23の下面より下方に突出するローラー回転軸74に受動歯車76を固定し、受動歯車76に根切回転刃21の根切回転軸21Aに固定の駆動歯車77との間にチェン78を掛け回し、根切回転刃21の回転を左右の根部押さえローラー22の何れか一方の根部押さえローラー22に伝達するので、根部押さえローラー22は根切回転刃21の回転により駆動するので、駆動伝達機構を簡素に構成できる。
チェン78の上方または下方の左右のローラー回転軸74のうちの何れか一方には伝達歯車伝達歯車79を設け、伝達歯車79には左右のローラー回転軸74のうちの何れか他方に設けた伝達歯車79に噛み合わせているので、左右何れか一方の根部押さえローラー22に伝達された根切回転刃21の回転を他方の根部押さえローラー22に伝達できる。
1…機体フレ-ム、2…玉葱、3…支脚、4…搬送部、5…搬送用ベルト、6…受動プーリー、7…駆動プーリー、10…搬送路、11…供給口、12…カバー、12A…左右側部カバー、12B…後側カバー、12C…前側カバー、12D…上部カバー、15…根伸ばし部、16…ローラー、17…回転体、18…後側フレーム、19…短冊片、20…根切断部、21…根切回転刃、21A…根切回転軸、22…根部押さえローラー、23…取付部材、40…茎切断部、41…茎切回転刃、41A…茎切回転軸、41B…固定螺子、42…茎切固定刃、43…取付部材、44…固定刃取付部材、44A…前枠、44B…高さ調節ボルト、45…左右枠、55…誘導部、56…ガイド体、57…取付部材、58…排出口、59…排出シュート、66…茎排出口、71…回転伝動軸、72…回転伝動部材、74…ローラー回転軸、75…軸受、76…受動歯車、77…駆動歯車、78…チェン、79…伝達歯車、80…受動歯車、81…駆動歯車、82…チェン、83…テンション歯車、85…上部フレーム、86…搬送用モーター、87…ベルト駆動軸、88…ベルト用支持フレーム、89…受動歯車、91…駆動歯車。

Claims (10)

  1. 支脚3により床上に載置される機体フレ-ム1の上部に、玉葱2の茎部分を挟持横搬送する一対の搬送用ベルト5を有する搬送部4を設け、搬送部4の下方に始端部から終端部に向けて玉葱2を搬送する搬送路10を形成し、少なくとも、搬送路10の始端部に玉葱2の根を切断する根切回転刃21を有する根切断部20を設け、根切断部20の搬送下手側に玉葱2の茎を切断する茎切回転刃41を有する茎切断部40を設け、前記根切回転刃21と茎切回転刃41とはモーター70により駆動回転させる構成とし、モーター70から根切回転刃21および茎切回転刃41への駆動伝達機構は、モーター70の駆動回転が伝達される前後方向の回転伝動軸71を機体フレーム1側に設け、回転伝動軸71の駆動回転を回転伝動部材72を介して根切回転刃21の根切回転軸21Aと茎切回転刃41の茎切回転軸41Aに伝達する構成とした鱗茎菜類調製機。
  2. 請求項1において、根切断部20の根切回転刃21の根切回転軸21Aと茎切断部40の茎切回転刃41の茎切回転軸41Aの近傍にはモーター70により駆動回転する前後方向の回転伝動軸71を設け、回転伝動軸71と根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aとの間には回転伝動軸71の駆動回転を根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aに伝達する回転伝動部材72をそれぞれ設けた構成とした鱗茎菜類調製機。
  3. 請求項1または請求項2において、根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aは、根切回転刃21用の取付部材23と茎切回転刃41用の取付部材43により機体フレーム1にそれぞれ取付け、取付部材23の下方の根切回転軸21Aおよび取付部材43の下方の茎切回転軸41Aに前記回転伝動部材72をそれぞれ設ける構成とした鱗茎菜類調製機。
  4. 請求項3において、前記回転伝動部材72は傘歯車Kにより構成した鱗茎菜類調製機。
  5. 請求項1~請求項4において、根切断部20の根切回転刃21の根切回転軸21Aと茎切断部40の茎切回転刃41の茎切回転軸41Aの近傍にモーター70により駆動回転する前後方向の回転伝動軸71を設け、回転伝動軸71と根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aとの間には回転伝動軸71の駆動回転を根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aに伝達する回転伝動部材72をそれぞれ設け、根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aは、機体フレーム1に対して平面視において位置不動に設けると共に、少なくとも、機体フレーム1に対して茎切回転刃41を高さ位置調節自在に設けた鱗茎菜類調製機。
  6. 請求項5において、茎切回転刃41は茎切回転軸41Aに対して茎切回転軸41Aの軸心方向に上下動自在に挿通し、固定螺子41Bにより所定高さ位置にて固定する構成とした鱗茎菜類調製機。
  7. 請求項5または請求項6において、根切回転軸21Aおよび茎切回転軸41Aは、平面視において同一直線状に配置した鱗茎菜類調製機。
  8. 請求項1~請求項7において、根切断部20より手前の搬送路10には、玉葱2の根を固定する左右一対の根部押さえローラー22を設け、根部押さえローラー22は根切回転軸21Aの回転を伝達させる構成とした鱗茎菜類調製機。
  9. 請求項8において、根部押さえローラー22のローラー回転軸74の下部は軸受75を介して取付部材23に軸装し、取付部材23の下面より下方に突出するローラー回転軸74に受動歯車76を固定し、受動歯車76に根切回転刃21の根切回転軸21Aに固定の駆動歯車77との間にチェン78を掛け回し、根切回転刃21の回転を左右の根部押さえローラー22の何れか一方の根部押さえローラー22に伝達する構成とした鱗茎菜類調製機。
  10. 請求項1~請求項9において、前記搬送部4の搬送用ベルト5は、後側に設けた受動プーリー6と前側に設けた駆動プーリー7とに掛け回し、各駆動プーリー7は搬送用モーター搬送用モーター86により駆動回転するベルト駆動軸87の下部にそれぞれ固定し、各ベルト駆動軸87の上部は機体フレーム1の前側上方に設けたベルト用支持フレーム88に回転自在に軸装し、ベルト用支持フレーム88に軸装した各ベルト駆動軸87には受動歯車89をそれぞれ固定し、各ベルト駆動軸87の受動歯車89と搬送用モーター86の駆動歯車91の間にチェン92を掛け回した鱗茎菜類調製機。
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