JP4641519B2 - 鱗茎菜類調製機 - Google Patents
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Description
例えば、「特許文献1」では、鱗茎菜類の茎を挟み込んで搬送する搬送装置と、該鱗茎菜類の根、および、茎を切断する切断装置と、該切断装置の手前側に設けられ、切断前の根揃えをおこなう根揃え手段と、をそれぞれコンパクトにまとめた鱗茎菜類調製機に関する技術が公開されている。
図1は本発明の一実施例に係る鱗茎菜類調製機の全体的な構成を示した正面図である。
図2は同じく側面図である。
図3は同じく図1に示す矢印Aから見た断面側面図である。
図4は同じく図1に示す矢印Bから見た断面平面図である。
図5は本発明における根切断部近傍の詳細を示した平面図である。
図6は同じく側面図である。
図7は同じく正面図である。
図8は鱗茎菜類の根切断時の動作を示した平面図である。
まず、本実施例における鱗茎菜類調製機1の全体構成について図1乃至図4を用いて説明する。なお、図2乃至図4の矢印Cで表される方向は鱗茎菜類が搬送される方向を示し、便宜上矢印Cの方向を前方として左右方向を決定する。
なお、本実施例では鱗茎菜類として玉葱を選定して以下説明するが、これに限定されるものではなく、ネギ、大蒜等であってもよい。
本体部55は玉葱6を搬送する搬送部2と、該玉葱6の根および茎を切断する切断部3と、該切断部3の上流部において根を挟んで引き伸ばす根伸ばし部4等と、から構成されており、これら構成要素2・3・4等が略直方体形状のカバー57にて覆われている。
また、カバー57の前面部および後面部には、略中央上部において矩形形状の搬送孔57aが設けられており、該前後の搬送孔57a間を搬送通路として形成されて、玉葱6が前部の搬送孔57aから本体部55に投入される。該搬送孔57aの上部中央には玉葱6の茎部を通過させる搬送溝が形成されている。
また、カバー57の側面部において、前記プレート50が固設された付近には排出孔54が設けられており、該排出孔54より、根および茎が切断された玉葱6が外部に搬出される。
搬送部2は弾性部材からなる無端状の搬送用ベルト7と、該搬送用ベルト7に動力を伝達する動力伝達機構12等により構成される。前記搬送用ベルト7・7は左右両側に隣接して並設させ、該搬送用ベルト7・7の間に茎を挟みこむことで玉葱6を保持し、搬送する構成となっている。
すなわち、鱗茎菜類調製機1の上流側の上部(図中の左側)には駆動軸9が直立して設けられ、下流側の上部(図中の右側)には、該駆動軸9に比べて幾分高い位置にて、従動軸10が斜め方向(斜面)に立設して設けられている。このような位置に配設される駆動軸9、従動軸10、および、アイドラー11を介して、搬送用ベルト7は側面視にて「へ」の字に掛架されている。
ここで、鱗茎菜類調製機1の下流部の略上下中央には動力伝達機構12が設けられており、該動力伝達機構12は上下方向に伝動軸12bを回転自在に支持し、該伝動軸12bの上部にプーリー12aを固設し、該プーリー12aと前記駆動用プーリー9bとの間に駆動用ベルト8が巻回されている。
そしてこの搬送時において、玉葱6は搬送用ベルト7・7によって茎部が挟持されながら、後述の根伸ばし部4によって根を下方に、それぞれ伸ばされ、その後根が切断された後は、搬送用ベルト7・7によって斜め上方に懸吊しながら搬送されるため、茎は玉葱6の自重により伸ばされ、その結果、正確な位置にて茎が切断されることとなる。
切断部3は玉葱6の根を切断する根切断部16と、茎を切断する茎切断部17と、により構成される。すなわち、切断部3は後述する根伸ばし部4の出口付近から下流部に向かって根切断部16と茎切断部17が順に配設されており、玉葱6は搬送用ベルト7によって搬送されながら、自動的に根、および、茎が切断される。
ここで、根切断部16の詳細について図5乃至図8を用いて説明する。
根切断部16は回転刃18や、固定刃19等により形成されており、後述する根伸ばし部4に具備されるローラー26R・26Lの後部上方に設けられる。
すなわち、図5において、玉葱6の搬送方向右側(図5における下側)におけるローラー26Rの下流側端部上方には、回転刃18が側面視にて水平に設けられており、かつ、玉葱6の搬送方向左側(図5における上側)におけるローラー26Lの下流側端部上方には、平面視及び側面視において一部オーバーラップする回転刃18と固定刃19が配設され、該固定刃19は後側が低くなるように側面視にて斜め下方に向けて設けられている。つまり、搬送中心に対して左右両側に、水平面上を回転駆動する回転刃18と固定刃19を平面視にて下流側の一部が重複するように並設して配置し、かつ、該固定刃19は両刃の平面視での略交差部の上流側で回転刃18より高位置に、下流側で低位置になるように傾斜させて配置している。
このように、固定刃19の上流側、および、下流側がそれぞれ回転刃18の上方、および、下方になるように側面視にて下流側へ向かって下方向に傾斜させて配置されることにより、根は切断されながら徐々に回転刃18の下方へと引き離されていき、切残しが玉葱6下面に残ることも無く、安定して良好な根切断面を得ることができる。
すなわち、図8に示すように、回転刃18は後述のとおり、駆動モータ13から伝達される駆動力によって常に回転され、その回転方向は、実際に玉葱6の根を切断する領域が、搬送方向に移動する方向(図8において時計回り)となっている。従って、搬送されてきた玉葱6の根は、一旦、回転刃18に接触し(玉葱6aの位置)、その後、該玉葱6は回転刃18の回転方向に連れて、或いは、弾き出されて該回転刃18の接線方向、すなわち、固定刃19に向かって斜め前方に移動され、該固定刃19に当接して止まった後(玉葱6bの位置)、更に下流側へ搬送されながら、徐々に根が切断される。
ここで減速機構22は、駆動モータ13の上方に出力軸と平行に配置される第一シャフト23と、その後方に直立して設けられる第二シャフト24と、各軸上に固設したスプロケットや歯車等により構成されており、駆動モータ13によって発生した駆動力は、該減速機構22を介して、回転刃18や搬送装置等に伝達される。
茎切断部17には回転刃34が具備されており、該回転刃34の上方においてシャフト35を共有してスプロケット36が設けられている。前記回転刃34は平面視において、前記根切断部16の回転刃18に対して下流側方向に、一直線上に設けられており、また側面視において、搬送用ベルト7が斜め上方に進行を変えてから幾分上がった高さにて、水平に設けられている。
次に本実施例における根伸ばし部4について図4乃至図7を用いて説明する。なお、図4乃至図6においては、矢印Cの方向、すなわち、玉葱6の搬送方向を前方向として左右方向を決定し、また、図7においては、向かって右側(各図面上の左側)を便宜上右側として、部材符号にR(右側)、および、L(左側)を付して表現する。
2 搬送部
3 切断部
4 根伸ばし部
6 玉葱
16 根切断部
18 回転刃
19 固定刃
20 駆動軸
26 ローラー
26R ローラー
26L ローラー
41 羽根材
42 支持部材
43 ベアリング部
44 スプロケット
Claims (3)
- 鱗茎菜類を搬送する搬送部と、該鱗茎菜類の根を挟んで引き伸ばす根伸ばし部と、該根伸ばし部の下流端部に設けられ、該鱗茎菜類の根および茎を切断する切断部と、を具備する鱗茎菜類調製機であって、前記根部切断部は搬送中心に対して左右両側に、水平面上を回転駆動する回転刃と固定刃を平面視にて一部重複して並設し、かつ、該固定刃は平面視での略交差部の上流側で回転刃より高位置に、下流側で低位置になるように傾斜させて配置したことを特徴とする鱗茎菜類調製機。
- 前記固定刃は上流側において、前記回転刃より先行して鱗茎菜類と接触するように配置することを特徴とする、請求項1に記載の鱗茎菜類調製機。
- 前記固定刃は、鱗茎菜類の搬送方向に直交して、外側に向かって斜上方に傾斜させて配置することを特徴とする、請求項1、または、請求項2に記載の鱗茎菜類調製機。
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