JP4749980B2 - 鱗茎菜類調製機 - Google Patents

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Description

本発明は、収穫した玉葱等の鱗茎菜類に対して、予め設定された長さに根、および、葉を切断する鱗茎菜類調製機の技術に関する。より詳しくは、根切断後の切残し部を極力低減し、仕上がり状態を向上させる根伸ばし部についての技術に関する。
従来、玉葱に代表される鱗茎菜類では、商品として出荷される前に根、および、葉を予め決められた長さに切り揃え、また、本体部(実部)に付着する荒皮等を剥ぎ取って綺麗に調製する必要があり、この作業を自動的におこなう鱗茎菜類調製機が知られている。例えば、「特許文献1」では、鱗茎菜類の葉を挟み込んで搬送する搬送装置と、該鱗茎菜類の根、および、葉を切断する切断装置と、該切断装置の手前側に設けられ、切断前の根揃えをおこなう根揃え手段と、をそれぞれコンパクトにまとめた鱗茎菜類調製機に関する技術が公開されている。
特許第3681135号公報
このように、「特許文献1」に代表される従来の鱗茎菜類調製機では、根揃え手段の構成として、隣接して設けられる2本のローラーで根を挟み込んで扱く方式が用いられているが、装置の構成上、切断された後の根の状態が不揃いとなり、鱗茎菜類の商品価値を失うことがあった。
すなわち、前記ローラーの上方には前側(上流側)から後側(下流側)にかけて、板部材からなるガイドが設けられており、鱗茎菜類は下面を該ガイドに沿わせて規制されながら移動し、根を扱かれ切断装置へと搬送される構成となっている。そのため、鱗茎菜類の下面はローラー上面に密着されず、根元付近から十分に根が扱かれることはなく、その結果、切断後の根の状態が不揃いとなることがあった。
このような問題点を踏まえ、本発明においては、鱗茎菜類の根切断後の切残し部を極力低減し、仕上がり状態を向上させる、根揃え手段としての「根伸ばし部」を具備した、鱗茎菜類調製機を提供することが課題である。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、鱗茎菜類(6)を搬送する搬送部(2)と、切断部(3)と、該切断部(3)の手前において根を挟んで引き伸ばす根伸ばし部(4)と、を具備する鱗茎菜類調製機(1)であって、該搬送部(2)は搬送用ベルト(7・7)を左右両側に隣接して並設させ、該搬送用ベルト(7・7)は前記鱗茎菜類調製機(1)の略左右中央上部に設けられ、該搬送用ベルト(7・7)の間に、鱗茎菜類(6)の葉を挟みこんで保持して搬送する構成とし、該搬送用ベルト(7・7)は、該鱗茎菜類調製機(1)の上流側の上部に、駆動軸(9・9)を直立して設け、下流側の上部には、該駆動軸(9・9)に比べて高い位置に、従動軸(10・10)を斜め方向に立設して設け、該駆動軸(9・9)と従動軸(10・10)、および、アイドラー(11・11)を介して、該搬送用ベルト(7・7)は側面視にて「へ」の字に掛架され、該搬送用ベルト(7・7)は下流側へ向かって一旦水平方向に延出し、該鱗茎菜類調製機(1)の略前後中央部において、該アイドラー(11・11)を介して斜め上方へと延伸し、前記根伸ばし部(4)は一対のローラー(26L・26R)を具備し、該ローラー(26L・26R)の外周部表面には、接線方向に沿って複数の羽根材(41)を、一端を自由端として取り付け、前記切断部(3)は、該鱗茎菜類(6)の根を切断する根切断部(16)および葉を切断する葉切断部(17)より構成し、該根切断部(16)は、該ローラー(26L・26R)の羽根材(41)と重複しない後部の位置に配置し、前記葉切断部(17)は、平面視において、前記根切断部(16)に対して下流側方向の一直線上で、側面視において、前記搬送用ベルト(7・7)が斜め上方に進行を変えてから上がった高さにて、水平に設けたものである。
請求項2においては、請求項1記載の鱗茎菜類調製機において、前記羽根材(41)は、前記ローラー(26L・26R)の回転方向に沿った短冊状の複数の羽根(41d)を設けたものである。
請求項3においては、請求項1又は請求項2に記載の鱗茎菜類調製機において、前記一対のローラー(26L・26R)の直径は、該鱗茎菜類(6)の平均直径と比べて小さくしたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、鱗茎菜類(6)を搬送する搬送部(2)と、切断部(3)と、該切断部(3)の手前において根を挟んで引き伸ばす根伸ばし部(4)と、を具備する鱗茎菜類調製機(1)であって、該搬送部(2)は搬送用ベルト(7・7)を左右両側に隣接して並設させ、該搬送用ベルト(7・7)は前記鱗茎菜類調製機(1)の略左右中央上部に設けられ、該搬送用ベルト(7・7)の間に、鱗茎菜類(6)の葉を挟みこんで保持して搬送する構成とし、該搬送用ベルト(7・7)は、該鱗茎菜類調製機(1)の上流側の上部に、駆動軸(9・9)を直立して設け、下流側の上部には、該駆動軸(9・9)に比べて高い位置に、従動軸(10・10)を斜め方向に立設して設け、該駆動軸(9・9)と従動軸(10・10)、および、アイドラー(11・11)を介して、該搬送用ベルト(7・7)は側面視にて「へ」の字に掛架され、該搬送用ベルト(7・7)は下流側へ向かって一旦水平方向に延出し、該鱗茎菜類調製機(1)の略前後中央部において、該アイドラー(11・11)を介して斜め上方へと延伸し、前記根伸ばし部(4)は一対のローラー(26L・26R)を具備し、該ローラー(26L・26R)の外周部表面には、接線方向に沿って複数の羽根材(41)を、一端を自由端として取り付け、前記切断部(3)は、該鱗茎菜類(6)の根を切断する根切断部(16)および葉を切断する葉切断部(17)より構成し、該根切断部(16)は、該ローラー(26L・26R)の羽根材(41)と重複しない後部の位置に配置し、前記葉切断部(17)は、平面視において、前記根切断部(16)に対して下流側方向の一直線上で、側面視において、前記搬送用ベルト(7・7)が斜め上方に進行を変えてから上がった高さにて、水平に設けたことにより、搬送時において、玉葱6は搬送用ベルト7・7によって葉部が挟持されながら、後述の根伸ばし部4によって根を下方に、それぞれ伸ばされ、その後根が切断された後は、搬送用ベルト7・7によって斜め上方に懸吊しながら搬送されるため、葉は玉葱6の自重により伸ばされ、その結果、正確な位置にて葉が切断されることとなる。
また、ローラーの外周部に、接線方向に沿って複数の羽根を、一端を自由端として設けることにより、前記ローラーが一回転するうちに、羽根は接線方向に延出される状態と、ローラー該周部表面に巻き取られる状態とを交互に繰り返すことが可能になる。
すなわち、羽根が接線方向に延出される状態では、鱗茎菜類の本体部を確実に包み込み、本体表面に付着する余分な表皮や絡みつく根の残骸等を捕まえることができる。そして、ローラーの回転と共に羽根が該ローラー表面に巻き取られることで、余分な表皮や根の残骸等を確実に引き離すことができる。
また、前記ローラーに対する羽根の取付け範囲を、ローラーの上流側先端部から前記切断部の手前までとし、切断部の下方に位置する前記ローラーの下流側先端部には、該羽根部は設けないこととしたため、鱗茎菜類はローラーの上部表面に密着した状態で切断部へ搬送されることとなり、該鱗茎菜類の外形の大小に影響されることなく、常に同じ上下位置によって根が切断されることになる。
請求項2においては、請求項1記載の鱗茎菜類調製機において、前記羽根材(41)は、前記ローラー(26L・26R)の回転方向に沿った短冊状の複数の羽根(41d)を設けたことにより、鱗茎菜類は本体部を複数の羽根で包み込まれながら、根を下方に引き伸ばしつつ、ローラー軸方向に搬送されることとなり、前記本体部に余分な表皮や根の残骸等の付着を伴うことなく、確実な状態で切断部に送ることができる。
請求項3においては、請求項1又は請求項2に記載の鱗茎菜類調製機において、前記一対のローラー(26L・26R)の直径は、該鱗茎菜類(6)の平均直径と比べて小さくしたことにより、ローラーが鱗茎菜類の根を挟み込むポイント、すなわち、一対の各ローラーが隣接する個所から、鱗茎菜類の底部までの距離が短くなり、確実に根を掴み、下方へ伸ばすことができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施例に係る鱗茎菜類調製機の全体的な構成を示した正面図である。図2は同じく側面図である。図3は同じく図1に示す矢印Aから見た断面側面図である。図4は同じく図1に示す矢印Bから見た断面平面図である。図5は本発明における根伸ばし部周辺の詳細を示した平面図である。図6は同じく側面図である。図7は同じく正面図である。図8は本発明における根伸ばし部を示した正面図である。図9は同じく平面図である。図10はローラーと鱗茎菜類(玉葱)との取り合い関係を示した正面図である。図11はローラーの動作を示した正面図である。
[鱗茎菜類調製機1全体構成]
まず、本実施例における鱗茎菜類調製機1の全体構成について図1乃至図4を用いて説明する。ここで、図2乃至図4の矢印Cで表される方向は鱗茎菜類が搬送される方向を示し、便宜上矢印Cの方向を前方として左右方向を決定する。なお、本実施例では鱗茎菜類として玉葱を選定して以下説明するが、これに限定されるものではなく、ネギ、大蒜等であってもよい。
鱗茎菜類調製機1は鱗茎菜類、例えば玉葱6の調製をおこなう本体部55と、該本体部55の下部に設けられるサポートフレーム部56と、により構成される。本体部55は玉葱6を搬送する搬送部2と、該玉葱6の根および葉を切断する切断部3と、該切断部3の上流部において根を挟んで引き伸ばす根伸ばし部4等と、から構成されており、これら構成要素2・3・4等が略直方体形状のカバー57にて覆われている。
カバー57は側面視において、その上面は前後一側(本実施例では前側)が水平に形成され、他側(本実施例では後側)が前後略中央部から斜上方向へと延出されており、後述する搬送部2の形状に合わせて形成されている。また、カバー57の前面部および後面部には、略中央上部において矩形形状の搬送孔57aが設けられており、該前後の搬送孔57a間を搬送通路として形成されて、玉葱6が前部の搬送孔57aから本体部55に投入される。該搬送孔57aの上部中央には玉葱6の葉部を通過させる搬送溝が形成されている。
本体部55の後部(下流側)には、正面視にて左右一端を斜下方に傾斜したプレート50が設けられており、その両端部において、カバー57の側面部の内面と固設されている。また、カバー57の側面部において、前記プレート50が固設された付近には排出孔54が設けられており、該排出孔54より、根および葉が切断された玉葱6が外部に搬出される。
サポートフレーム部56は正面視にて略逆「Uの字」に屈曲させた2本のパイプ状の脚部材56a・56aを、前記本体部55の前後端下部に固設し、前記脚部材56a・56a間を繋ぎ材等によって連結して構成されている。脚部材56a・56aの下端部には、移動用の車輪58・58・58・58が設けられており、また、前側(上流側)の脚部材56aの上部には正面視にて逆「Uの字」、側面視にて「Lの字」に屈曲した取っ手59が配設されている。このような構成により、鱗茎菜類調製機1は任意に移動可能である。
[搬送部2]
搬送部2は弾性部材からなる無端状の搬送用ベルト7と、該搬送用ベルト7に動力を伝達する動力伝達機構12等により構成される。前記搬送用ベルト7・7は左右両側に隣接して並設させ、該搬送用ベルト7・7の間に葉を挟みこむことで玉葱6を保持し、搬送する構成となっている。
搬送用ベルト7は鱗茎菜類調製機1の略左右中央上部に設けられ、下流側、すなわち、図3に示す矢印C側へ向かって一旦水平方向に延出され、該鱗茎菜類調製機1の略前後中央部において、アイドラー11を介して斜め上方へと伸びている。すなわち、鱗茎菜類調製機1の上流側の上部(図中の左側)には駆動軸9が直立して設けられ、下流側の上部(図中の右側)には、該駆動軸9に比べて幾分高い位置にて、従動軸10が斜め方向(斜面)に立設して設けられている。このような位置に配設される駆動軸9、従動軸10、および、アイドラー11を介して、搬送用ベルト7は側面視にて「へ」の字に掛架されている。
駆動軸9の上部には搬送用ベルト7を巻回するための搬送用プーリー9aが設けられており、下部には駆動を伝達するための駆動用プーリー9bが設けられている。ここで、鱗茎菜類調製機1の下流部の略上下中央には動力伝達機構12が設けられており、該動力伝達機構12は上下方向に伝動軸12bを回転自在に支持し、該伝動軸12bの上部にプーリー12aを固設し、該プーリー12aと前記駆動用プーリー9bとの間に駆動用ベルト8が巻回されている。
なお、本実施例においては駆動用ベルト8としてVベルトを想定しているが、これに限定されるものではなく、例えば、タイミングベルトや駆動チェーンを用いてもよく、また、複数のギヤを介した伝達機構を構成してもよい。
さらに、前記伝動軸12bの下部にはスプロケット12cが固設されており、該スプロケット12cと後述する減速機構22の第二シャフト24上に固設したスプロケットとの間にチェーンを巻回して動力を伝達可能とし、更に伝動軸等を介して駆動モータ13と連動連結されている。
このような構造により、それぞれ独立した動力伝達機構12・12を介して搬送用ベルト7・7が互いに逆方向に回転されて、上述のとおり玉葱6を搬送する。そして、この搬送時において、玉葱6は搬送用ベルト7・7によって葉部が挟持されながら、後述の根伸ばし部4によって根を下方に、それぞれ伸ばされ、その後根が切断された後は、搬送用ベルト7・7によって斜め上方に懸吊しながら搬送されるため、葉は玉葱6の自重により伸ばされ、その結果、正確な位置にて葉が切断されることとなる。
その後、上述のとおり、葉を切断された玉葱6の本体部(実部)は、プレート50の上面部に落下し、該プレート50の傾斜角により転がり落ちて、カバー57の側面部に設けられた排出孔54を通して外部に排出される。
[切断部3]
切断部3は玉葱6の根を切断する根切断部16と、葉を切断する葉切断部17と、により構成される。すなわち、切断部3は後述する根伸ばし部4の出口付近から下流部に向かって根切断部16と葉切断部17が順に配設されており、玉葱6は搬送用ベルト7によって搬送されながら、自動的に根、および、葉が切断される。
[根切断部16]
根切断部16は回転刃18や、固定刃19等により形成されており、後述する根伸ばし部4に具備されるローラー26R・26Lの後側(下流側)上方に設けられる。すなわち、図4、および、図6において、玉葱6搬送方向右側(図4における下側)におけるローラー26Rの下流側端部上方には回転刃18が側面視にて水平に設けられており、かつ、玉葱6搬送方向左側(図4における上側)におけるローラー26Lの下流側端部上方には、前記回転刃18の下方と一部オーバーラップする固定刃19が側面視にて斜下方に向けて設けられている。
ここで固定刃19の右側面部の上流側は、平面視にて外側(図4における上側)に向かって緩やかに傾斜されており、また、回転刃18は前記固定刃19に対して徐々に外形線が接近していくように配置されるため、平面視において、両刃18・19からなる間隙部は下流方向へ窄まる形となり、搬送されてくる玉葱6の根を容易に両刃の間隙部に導くことが可能となっている。
回転刃18の駆動軸20の下部にはスプロケット21が固設され、減速機構22を介して、駆動モータ13と連動連結されている。
ここで減速機構22は、駆動モータ13の上方に出力軸と平行に配置される第一シャフト23と、その後方に直立して設けられる第二シャフト24と、各軸上に固設したスプロケットや歯車等により構成されており、駆動モータ13によって発生した駆動力は、該減速機構22を介して、回転刃18や搬送装置等に伝達される。
すなわち、前記第一シャフト23の上流側端部上には、スプロケット25が固設され、前記駆動モータ13より前方へ突出した出力軸上には出力スプロケット14が固設され、ローラー26R・26Lの前端上にはそれぞれスプロケット44・44が固設されて、これらスプロケットに駆動チェーン15が巻回されて駆動可能としている。また、第一シャフト23の下流側端部には、かさ歯車28が設けられており、第二シャフト24の略上下中央部に設けられるかさ歯車29と噛合することにより、動力伝達する構成としている。
第二シャフト24の上下端部には、上部スプロケット30、および、下部スプロケット31が設けられており、該下部スプロケット31と前記スプロケット21が駆動チェーン33を介して動力が伝達され、駆動モータ13による駆動力が回転刃18に伝達される。
なお、前記上部スプロケット30は後述のとおり、駆動チェーン32等を介して葉切断部17の回転刃34と連結されており、これら回転刃18・34は同調して回転される。
[葉切断部17]
葉切断部17には回転刃34が具備されており、該回転刃34の上方においてシャフト35を共有してスプロケット36が設けられている。前記回転刃34は平面視において、前記根切断部16の回転刃18に対して下流側方向に、一直線上に設けられており、また側面視において、搬送用ベルト7が斜め上方に進行を変えてから幾分上がった高さにて、水平に設けられている。
スプロケット36は途中複数のアイドラー37・38を介して、駆動チェーン32によって前記第二シャフト24に設けられる上部スプロケット30と連結されており、上述のごとく、駆動モータ13によって発生した駆動力が、該減速機構22を介して、回転刃34に伝達される。
[根伸ばし部4]
次に、本実施例における根伸ばし部4について図4乃至図9を用いて説明する。なお、図4乃至図6、および、図9においては、矢印Cの方向、すなわち、玉葱6の搬送方向を前方向として左右方向を決定し、また、図8においては、向かって右側(各図面上の左側)を便宜上右側として、部材符号にR(右側)、および、L(左側)を付して表現する。
根伸ばし部4は玉葱6の搬送方向に沿って配設され、かつ、前後水平方向に並設された、左右2本のローラー26R・26Lと、該ローラー26R・26Lに付着される羽根材41R・41L等により構成される。
前記ローラー26の一端部(前側)は、支持部材42に固設されるベアリング部43に挿入されて回転自在に支持され、さらにその先端部においてスプロケット44が固着されている。そして、図1に示すように、駆動モータ13の出力スプロケット14、および、減速機構22のスプロケット25に駆動チェーン15が巻回されて駆動できるようにしている。
ここで、左右隣接して設けられる各ローラー26R・26Lにおいて、前記先端部に固着されるスプロケット44・44は、「たすき掛け」、すなわち、互いに相反する回転方向となるように駆動チェーン15が巻回されており、駆動モータ13の駆動力が伝達されると、各ローラー26R・26Lは互いに隣接する側へ入り込むように回転される。また、減速機構22のスプロケット25がともに連結されているため、各ローラー26R・26Lの回転の際は、前記切断部3の各回転刃18・34も回転する。
前記支持部材42は、一側面部が開放された略箱形状(平面断面視及び側面断面視で略コ字状)の部材から形成され、該開放された一側面部を上流側に向け、本体部55のカバー57前部に設けられる搬送孔57aの下方に配設されて、ローラー26R・26Lの前部を支持する構成としている。また、前記支持部材42の上面部には、プレートの左右両側部を斜め上方に屈曲させた投入ガイド60が固着されており、本体部55に玉葱6を投入する際は、該玉葱6を一旦前記投入ガイド60の谷部に預け、その後、該投入ガイド60に沿わせて根伸ばし部4へ投入させることとなる。
投入ガイド60の上下方向に関する取付け位置は、根伸ばし部4に具備されるローラー26の上部表面に比べて僅かに高く、また、該投入ガイド60が配設される範囲は、支持部材42の上面部と同等の範囲となっている。すなわち、上述のように、本体部55に投入される玉葱6は一旦投入ガイド60に預けられるが、その後は、直接ローラー26の上部表面に載置されて根切断部16へと搬送され、根が切断される。
そのため、従来のように直接ローラー26上に玉葱を載置すると一部長く延びた根が引き込まれて姿勢を乱すことがあったが、本実施例の如く構成すると、投入ガイド60に載せてからローラー26上に搬送するため、姿勢を整えながら搬送してローラー26上に達して、その上部表面に密着させた状態にて根を切断することができるため、玉葱の形状、および、寸法等の違いに左右されず、均等に同じ位置にて根を切断でき、根切断後の玉葱の仕上がり状態を向上させることができるのである。
このように、ローラー26は支持部材42によって回動自在に支持される片持ち支持構造を有しており、外周部表面には、複数の羽根材41・41が接線方向に沿って、一端を自由端として設けられている。但し、ローラー26は両持ち支持であってもよい。
ここで、羽根材41は略長方形形状にカットされたシート部41aと、該シート部41aと略同形状の発泡性部材41bとを重ね合わせた二段構造を有しており、一方の端部が接線方向にローラー26の外周面に固定され、他方の端部が自由端として、所定間隔ごとに切目41c・41c・・・を並行に設けて、短冊状の複数の羽根41d・41d・・・が形成されている。
なお、羽根材41に関しては本実施例では、シート部41aと発泡性部材41bとの二段構造としているが、これに限定されるものではなく、例えば、表面部を毛羽立たせることにより、発泡性部材41bのみで構成してもよく、或いは、厚みを持たせて弾性機能を具備させたシート部41aのみで構成しても良い。
前記シート部41aは、表面を毛羽立たせた起毛布地により形成されており、後述のとおり、玉葱6の根を扱く場合には確実に該根を掴み、かつ、絡みついた場合には、容易に取り除くことができる。
なお、本実施例においては、一本のローラー26に対して2枚の羽根材41・41が設けられているが、その枚数及び取付位置は限定するものではなく、外周に等角度毎に配置することが望ましい。そこで、本実施例では、正面視においてそれぞれ直径方向上に固着されている。
また、各羽根材41・41は、シート部41aが外側に面するように設けられ、かつ、ローラー26の回転方向と逆方向に向かって外側に開放されるようにして、該ローラー26と固着されている。すなわち、図8において、ローラー26Lでは回転方向が反時計回りになるため、各羽根材41・41は時計回りに外側へ開放されるようにして固着されており、ローラー26Rでは回転方向が時計回りになるため、各羽根材41・41は反時計回りに外側へ開放されるようにして固着されている。
ローラー26の自由端側の先端部には螺孔45が設けられており、該螺孔45を介して先端ローラー46が螺子止めされている。但し、固定方法は限定しない。先端ローラー46は、ローラー26に比べて若干大きな直径を有する円柱部材から構成されており、前記ローラー26と同軸状に組み付けられている。そして、前記先端ローラー46の先端部上方には、根切断部16に具備される固定刃19や回転刃18の端部が配設されている。
図5、および、図6において、前記ローラー26と前記根切断部16が重複しない位置に前記羽根41を取付けている。すなわち、羽根材41が設けられる範囲は、ローラー26の軸心方向後部以外、つまり、搬送方向下手側の部分以外の外周表面上に限られており、本実施例ではローラー26の軸心方向中途部に配設されて、前部上は前記投入ガイド60が配置され、後部上は根切断部16、つまり、固定刃19と回転刃18の前部が配設されている。これにより、羽根材41が設けられた範囲を通過した玉葱6は先端ローラー46の上部表面に密着された状態となり、玉葱6の形状、および、寸法等の違いに左右されず、均等に同じ位置にて根を切断でき、根切断後の玉葱6の仕上がり状態を向上させることができるのである。
ここで、二本のローラー26R・26Lは、同一平面上において先端ローラー46・46の側面が隣接するように配置されており、前記両ローラー26R・26Lの間には、幾分の隙間が設けられている。そして、前記隙間には各ローラー26に設けられた羽根材41・41が重なり合いながら圧縮さることとなり、各ローラー26R・26Lは互いに、相手側のローラー26の羽根材41が障壁となって、回転動作を妨げられることもない。
また、羽根材41の長さはローラー26の外周長と比べて略同一か、幾分長く設定されているため、前記ローラー26に巻き取られた羽根材41の羽根41d・41d・・・の先端部は、取付け端部とオーバーラップすることとなり、前記隙間には、常に両ローラー26R・26Lに設けられた羽根材41・41が重なり合いながら圧接することになる。
このような構成により、根伸ばし部4は根切断部16の上流部に配設されており、上流側(図9の上側)より搬送されてきた玉葱6の根は、まず、左右両側の羽根材41R・41Lの間隙部に挟まれ、下方向に扱かれながら下流側(図9の下側)に搬送されることによって揃えられ、かつ、同時に玉葱6の本体表面に付着する余分な表皮や絡み付く根の残骸等が引き離されるのである。
すなわち、図10において、(イ)に示すとおり、羽根材41は投入された玉葱6の本体部を確実に包み込み、ローラー26の回転により、羽根材41は下方向へと移動されながら前記本体部に付着した余分な表皮や根の残骸等が引き離される。そして、(ロ)に示すとおり、玉葱6の本体部を滑りぬけた羽根材41は、その後、根を掴んで、下方向へと引き伸ばしていく。
なお、本実施例においては、両ローラー26R・26Lの間隙部に位置する羽根41d・41d・・・は互いに対峙して設けられているが、これに限定されるものではない。すなわち、平面視において、各ローラー26R・26Lに設けられる羽根41d・41d・・・はそれぞれ同じ個数だけ、同じ間隔で、同じ範囲内で設けられている。従って、前記間隙部においては互いに対峙する羽根41d・41dが重なり合って両ローラー26R・26L間に挟み込まれることになる。
ただし、このような羽根41dの配置に限定されるものではなく、例えば、羽根41dの厚みを大きく取り、かつ、両ローラー26R・26Lに設けられる羽根41dの数を、一本、或いは、複数本ずつ互いにずらして目減りさせて、「互い違い」に配設してもよい。
また、羽根41dのローラー26への取付け方法においても、本実施例のように、ローラー26の主軸に対して直角方向に設けることに限定されるものではなく、例えば、ローラー26との固着個所から、下流側へ向かって緩やかに螺旋形状を描いて巻き付くように、羽根41dを設けてもよい。
両羽根材41R・41Lを通過した後は、両先端ローラー46R・46Lの間隙部に挟まれることによって、玉葱6の根は揃えられた状態を確実に保持され、根切断部16へと搬送されていく。
ここで、本発明においては、各ローラー26・26の直径寸法を玉葱6本体部の平均直径に比べて極力小さく設けることで、確実に根を掴んで下方に扱ける構造としている。すなわち、図11の(イ)に示すように、従来の根伸ばし部4に設けられるローラー51・51の直径は、玉葱6等、調製の対象とする鱗茎菜類の本体部の平均直径に比べて同程度か大きな値にて構成されてきた。そのため、両ローラー51・51を同一平面上に隣接して配置させた場合、隣接個所52は搬送される玉葱6の下面から大きく離れ、図中に示す「H1」の寸法は大きくなる。また、両ローラー51・51の上面部における間隔、すなわち、図中に示す「W1」の寸法も大きくなる。その結果、「W1」に示す空間部にはまりこみ、玉葱6の搬送状態が安定しづらく、また、「H1」に示す深さに比べて短い根は、掴むことができなかった。
そこで上述の如く、本発明においては、各ローラー26・26の直径寸法を玉葱6本体部の平均直径に比べて極力小さく設けることにより、前記両ローラー26・26の隣接個所53から玉葱6の下面までの距離、すなわち、図中に示す「H2」の寸法と、両ローラー26・26の上面部における間隔、すなわち、図中に示す「W2」の寸法が極力小さくなるため、玉葱6が搬送中に空間部にはまり込むこともなく安定させることができ、また、長さの短い根でも確実に掴むことができるのである。
本発明の一実施例に係る鱗茎菜類調製機の全体的な構成を示した正面図。 同じく側面図。 同じく図1に示す矢印Aから見た断面側面図。 同じく図1に示す矢印Bから見た断面平面図。 本発明における根伸ばし部周辺の詳細を示した平面図。 同じく側面図。 同じく正面図。 本発明における根伸ばし部を示した正面図。 同じく平面図。 ローラーと鱗茎菜類(玉葱)との取り合い関係を示した正面図。 ローラーの動作を示した正面図。
1 鱗茎菜類調製機
2 搬送部
3 切断部
4 根伸ばし部
6 玉葱
15 駆動チェーン
16 根切断部
18 回転刃
19 固定刃
20 駆動軸
26 ローラー
26R ローラー(右側)
26L ローラー(左側)
41 羽根材
41d 羽根
42 支持部材
43 ベアリング部
44 スプロケット
46 先端ローラー
60 投入ガイド

Claims (3)

  1. 鱗茎菜類(6)を搬送する搬送部(2)と、切断部(3)と、該切断部(3)の手前において根を挟んで引き伸ばす根伸ばし部(4)と、を具備する鱗茎菜類調製機(1)であって、該搬送部(2)は搬送用ベルト(7・7)を左右両側に隣接して並設させ、該搬送用ベルト(7・7)は前記鱗茎菜類調製機(1)の略左右中央上部に設けられ、該搬送用ベルト(7・7)の間に、鱗茎菜類(6)の葉を挟みこんで保持して搬送する構成とし、該搬送用ベルト(7・7)は、該鱗茎菜類調製機(1)の上流側の上部に、駆動軸(9・9)を直立して設け、下流側の上部には、該駆動軸(9・9)に比べて高い位置に、従動軸(10・10)を斜め方向に立設して設け、該駆動軸(9・9)と従動軸(10・10)、および、アイドラー(11・11)を介して、該搬送用ベルト(7・7)は側面視にて「へ」の字に掛架され、該搬送用ベルト(7・7)は下流側へ向かって一旦水平方向に延出し、該鱗茎菜類調製機(1)の略前後中央部において、該アイドラー(11・11)を介して斜め上方へと延伸し、前記根伸ばし部(4)は一対のローラー(26L・26R)を具備し、該ローラー(26L・26R)の外周部表面には、接線方向に沿って複数の羽根材(41)を、一端を自由端として取り付け、前記切断部(3)は、該鱗茎菜類(6)の根を切断する根切断部(16)および葉を切断する葉切断部(17)より構成し、該根切断部(16)は、該ローラー(26L・26R)の羽根材(41)と重複しない後部の位置に配置し、前記葉切断部(17)は、平面視において、前記根切断部(16)に対して下流側方向の一直線上で、側面視において、前記搬送用ベルト(7・7)が斜め上方に進行を変えてから上がった高さにて、水平に設けたことを特徴とする鱗茎菜類調製機。
  2. 請求項1記載の鱗茎菜類調製機において、前記羽根材(41)は、前記ローラー(26L・26R)の回転方向に沿った短冊状の複数の羽根(41d)を設けたことを特徴とする鱗茎菜類調製機。
  3. 請求項1又は請求項2記載の鱗茎菜類調製機において、前記一対のローラー(26L・26R)の直径は、該鱗茎菜類(6)の平均直径と比べて小さくしたことを特徴とする鱗茎菜類調製機。
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