JP6442922B2 - モータ - Google Patents

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Description

本発明は、モータに関する。
例えば、特許文献1には、モータと制御装置とを冷却する冷却装置が開示されている。特許文献1に記載の冷却装置は、ウォータポンプによって冷却水を循環させ、モータと制御装置とを冷却する。
特開2008−206213号公報
ところで、モータを駆動させる制御装置を含めてモータ全体を小型化するために、制御装置とモータとを一体化する構成が提案されている。このような構成においてモータ(ステータ)と制御装置とを効率的に冷却できることが求められている。
冷却効率を向上させるためには、ウォータポンプを高性能化して、冷却水の流速を向上させる方法が考えられる。しかしながら、この方法では、ウォータポンプの高性能化に限界があり、十分に冷却効率を向上できない場合があった。
本発明の一つの態様は、上記問題点に鑑みて成されたものであって、制御装置と一体で、かつ、ステータ及び制御装置の冷却効率を向上できる構造を有するモータを提供することを目的の一つとする。
本発明のモータの一つの態様は、中心軸方向に延びる回転軸と、回転軸が固定されるロータと、ロータの径方向外側に位置するステータと、ステータとロータとを収容するブラケットと、ブラケットに取り付けられる制御装置と、を備える。ブラケットは、筒状のブラケット本体部と、ブラケット本体部の径方向内側において、ブラケット本体部と間隙を介して対向し、ステータの外側面を保持するステータフレーム部と、を有する。制御装置は、ブラケット本体部に取り付けられる。ブラケットには、冷却媒体が流れ得る冷却流路と、冷却流路に接続された流入口及び流出口と、が設けられる。冷却流路は、ブラケット本体部と制御装置との間に設けられた制御装置冷却流路と、ブラケット本体部とステータフレーム部との間に設けられたステータ冷却流路と、制御装置冷却流路とステータ冷却流路とを連結する連絡流路と、を含む。
本発明のモータの一つの態様は、中心軸方向に延びる回転軸と、前記回転軸が固定されるロータと、前記ロータの径方向外側に位置するステータと、前記ロータと前記ステータとを収容するブラケットと、前記ブラケットに取り付けられる制御装置と、を備え、前記ブラケットは、筒状のブラケット本体部と、前記ブラケット本体部の径方向内側において、前記ブラケット本体部と間隙を介して対向し、前記ステータの外側面を保持するステータフレーム部と、を有し、前記制御装置は、前記ブラケット本体部に取り付けられ、前記ブラケットには、冷却媒体が流れ得る冷却流路と、前記冷却流路に接続された流入口及び流出口と、が設けられ、前記冷却流路は、前記ブラケット本体部と前記制御装置との間に設けられた制御装置冷却流路と、前記ブラケット本体部と前記ステータフレーム部との間に設けられたステータ冷却流路と、前記制御装置冷却流路と前記ステータ冷却流路とを連結する連絡流路と、を含み、前記ステータは、前記回転軸を囲む筒状のコアバック部と、前記コアバック部の内周面から前記回転軸に向かって延びるティース部と、を有し、前記制御装置は、前記中心軸方向と直交する第1方向において、前記ブラケット本体部の一方側に取り付けられ、前記連絡流路は、前記第1方向に延び、前記連絡流路の少なくとも一部は、前記連絡流路に沿った方向に視た際に、前記ステータ冷却流路の径方向内側の面と重ならない位置に配置され、かつ、前記中心軸方向及び前記第1方向の両方と直交する第2方向に視て、前記コアバック部と重なる。
本発明の一つの態様によれば、制御装置と一体で、かつ、ステータ及び制御装置の冷却効率を向上できる構造を有するモータが提供される。
第1実施形態のモータを示す斜視図である。 第1実施形態のモータを示す平面図である。 第1実施形態のモータを示す図であって、図2におけるIII−III断面図である。 第1実施形態のモータを示す図であって、図2におけるIV−IV断面図である。 第1実施形態のモータの他の一例を示す断面図である。 第1実施形態のモータの他の一例を示す断面図である。 第2実施形態のモータを示す図である。 第2実施形態のモータの他の一例を示す図である。 第3実施形態のモータを示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るモータについて説明する。なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等と、を異ならせる場合がある。
また、図面においては、適宜3次元直交座標系としてXYZ座標系を示し、Z軸方向を鉛直方向とし、Y軸方向を図2に示す中心軸Jの延びる方向と平行な方向(中心軸方向)とし、X軸方向をY軸方向とZ軸方向との両方と直交する方向とする。また、以下の説明においては、Y軸方向の正の側(+Y側)をフロント側とし、Y軸方向の負の側(−Y側)をリア側とする。また、中心軸Jの軸回りをθ方向・−θ方向とする。また、特に断りのない限り、以下の説明において径方向とは、回転軸31の径方向を意味する。また、特に断りのない限り、以下の説明において周方向とは、回転軸31の周方向を意味する。
<第1実施形態>
図1から図4は、本実施形態のモータ10を示す図である。図1は、斜視図である。図2は、平面図である。図3は、図2におけるIII−III断面図である。図4は、図2におけるIV−IV断面図である。図2においては、制御装置40の図示を省略している。図3においては、制御装置40の制御装置カバー40aの図示を省略している。
なお、本明細書の図において、冷却流路内の矢印は、冷却流路内を流れる冷却媒体Mの主となる流れ方向を示している。
本実施形態のモータ10は、例えば、SR(Switched Reluctance)モータである。モータ10は、例えば、電気自動車に搭載されるモータである。図1から図4に示すように、モータ10は、回転軸31と、ロータ30と、ステータ32と、フロントベアリング61と、リアベアリング62と、制御装置40と、ブラケット20と、制御装置冷却フィン45と、を備える。
ロータ30には回転軸31が固定され、ロータ30とステータ32とフロントベアリング61とリアベアリング62とは、ブラケット20に収容される。制御装置40は、ブラケット20に取り付けられる。制御装置冷却フィン45は、制御装置40に取り付けられ、制御装置40とブラケット20との間に配置される。以下、各構成部品について詳細に説明する。
[回転軸、ロータ及びステータ]
図3に示すように、回転軸31は、中心軸Jを中心とする。すなわち、回転軸31は、中心軸方向(Y軸方向)に延びる。回転軸31のフロント側(+Y側)の端部は、後述する出力軸孔26を介して、ブラケット20から突出する。回転軸31は、フロントベアリング61とリアベアリング62とによって軸回り(θ方向・−θ方向)に回転可能に支持される。
ロータ30は、回転軸31を軸回り(θ方向)に囲んで、回転軸31に固定される。より詳細には、ロータ30は、中心軸方向(Y軸方向)に貫通する貫通孔(図示省略)を有する。回転軸31は、ロータ30の貫通孔を通る。ロータ30の貫通孔の内側面は、例えば、圧入等により回転軸31の外側面を保持する。これにより、ロータ30には、回転軸31が固定される。
ステータ32は、ロータ30の径方向外側に位置する。ステータ32は、ロータ30を軸回り(θ方向)に囲んでいる。図3及び図4に示すように、ステータ32は、コアバック部33と、ティース部34と、コイル35と、を有する。
コアバック部33の形状は、回転軸31と同心の円筒状である。コアバック部33の径方向外側の面、すなわち、ステータ32の外側面32aは、後述するステータフレーム部22の径方向内側の面に嵌合される。
ティース部34は、コアバック部33の内周面から回転軸31に向かって延びる。ティース部34は、複数設けられ、コアバック部33の内周面の周方向に均等な間隔で配置される。
コイル35は、各ティース部34に設けられる。
[フロントベアリング及びリアベアリング]
フロントベアリング61は、後述するブラケット本体部21のフロントベアリング保持孔部23に保持される。フロントベアリング61は、ロータ30のフロント側(+Y側)に設けられる。
リアベアリング62は、後述する蓋部25のリアベアリング保持部24に保持される。リアベアリング62は、ロータ30のリア側(−Y側)に設けられる。
フロントベアリング61とリアベアリング62とは、回転軸31を回転可能に支持する。
[制御装置]
図3に示すように、制御装置40は、ブラケット20、より詳細には、後述するブラケット本体部21の鉛直方向上側(+Z側)に取り付けられる。制御装置40は、電源(図示省略)からステータ32に供給される電力を調整し、ロータ30の回転を制御する。制御装置40は、インバータ部41と、コンデンサ部42と、を有する。
図示は省略するが、インバータ部41は、例えば、3つのインバータ素子で構成される。インバータ素子は、例えば、SiC(炭化ケイ素)インバータ素子である。なお、インバータ素子として、GaN(窒化ガリウム)インバータ素子、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、またはMOS−FET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)などが用いられてもよく、特に限定されるものではない。
図1に示すように、制御装置40は、制御装置カバー40aを有する。制御装置カバー40aは、インバータ部41とコンデンサ部42とを鉛直方向上側(+Z側)から覆う。
[ブラケット]
ブラケット20は、ロータ30とステータ32とを収容する。図3及び図4に示すように、ブラケット20は、ブラケット本体部21と、ステータフレーム部22と、仕切部22aと、蓋部25と、を有する。
(ブラケット本体部)
図3に示すように、ブラケット本体部21は、有底略円筒状である。ブラケット本体部21は、中心軸方向(Y軸方向)に延びる筒部21aと、筒部21aのフロント側(+Y側)に設けられる底部21bと、を有する。
本実施形態において筒部21aの内側面は、例えば、中心軸方向に延びる円筒状の内周面21dである。
底部21bには、フロントベアリング保持孔部23と、フロントベアリング保持孔部23のフロント側(+Y側)に設けられた出力軸孔26と、が設けられる。
フロントベアリング保持孔部23と出力軸孔26とは連通し、フロントベアリング保持孔部23と出力軸孔26とによって底部21bを中心軸方向(Y軸方向)に貫通する貫通孔が構成される。
フロントベアリング保持孔部23と出力軸孔26との間には、フロント側(+Y側)からリア側(−Y側)に向かって内径が大きくなる段差部27が設けられる。すなわち、フロントベアリング保持孔部23の内径は、出力軸孔26の内径よりも大きい。フロントベアリング保持孔部23には、フロントベアリング61が保持される。
底部21bのリア側(−Y側)の面における径方向外側には、回転軸31の周方向の一周に亘って、フロント側Oリング溝71aが設けられる。フロント側Oリング溝71aには、フロント側Oリング71が嵌め込まれる。フロント側Oリング71は、一周に亘って、ステータフレーム部22のフロント側(+Y側)の端面と接触する。
ステータフレーム部22は、円筒状である。ステータフレーム部22の内周面は、ステータ32の外側面32aを保持する。ステータフレーム部22における外周面22cの中心軸方向(Y軸方向)の両端部は、ブラケット本体部21における筒部21aの内周面21dに嵌合される。内周面21dに嵌合された外周面22cの中心軸方向両端部の間には、流路溝22bが設けられる。
流路溝22bは、内周面21dに嵌合された外周面22cに対して、径方向内側に窪む凹形状である。流路溝22bは、ステータフレーム部22の外周面22cに、一周に亘って設けられる。これにより、流路溝22bの底面と筒部21aの内周面21dとの間に間隙80が設けられる。言い換えると、ステータフレーム部22は、ブラケット本体部21の径方向内側において、ブラケット本体部21と間隙80を介して対向する。
流路溝22bの底面は、凸凹になっている。この構成により、ステータフレーム部22の表面積を大きくすることができる。そのため、ステータ32の熱が、ステータフレーム部22を介してステータ冷却流路52内の冷却媒体Mへと放出されやすく、ステータ32を冷却しやすい。
内周面21dに嵌合されたステータフレーム部22の外周面22cにおけるリア側(−Y側)には、周方向の一周に亘って、リア側Oリング溝72aが設けられる。リア側Oリング溝72aは、流路溝22bよりリア側に設けられる。リア側Oリング溝72aには、リア側Oリング72が嵌め込まれる。リア側Oリング72は、一周に亘って、ブラケット本体部21における筒部21aの内周面21dと接触する。
図4に示すように、本実施形態において仕切部22aは、例えば、ステータフレーム部22と一体的に設けられる。仕切部22aは、ステータフレーム部22の流路溝22bの底面から径方向外側に突出して設けられる。仕切部22aは、ステータフレーム部22とブラケット本体部21との間に位置する。本実施形態において仕切部22aは、ステータフレーム部22とブラケット本体部21とに接触する。仕切部22aは、中心軸方向(Y軸方向)に延びる。本実施形態において仕切部22aは、中心軸方向において流路溝22bの全体に亘って設けられる。
本実施形態において仕切部22aは、ステータフレーム部22の+X側の端部に設けられる。鉛直方向(Z軸方向)において、仕切部22aは、後述するステータ冷却流路52の流入位置57aとステータ冷却流路52の流出位置57bとの間に設けられる。詳細については、後述する。
図3に示すように、蓋部25は、ブラケット本体部21のリア側(−Y側)に取り付けられる。蓋部25には、リアベアリング保持部24が設けられる。リアベアリング保持部24には、リアベアリング62が保持される。
図2から図4に示すように、ブラケット20には、冷却媒体Mが流れ得る冷却流路50と、冷却流路50に接続された流入口54及び流出口55と、が設けられる。
冷却流路50は、制御装置冷却流路51と、ステータ冷却流路52と、連絡流路53と、を含む。
冷却媒体Mとしては、モータ10を冷却できる範囲において特に限定されず、例えば、水を選択できる。
図2に示すように、本実施形態において流入口54は、制御装置冷却流路51、より詳細には、後述するインバータ冷却流路51aに接続される。流入口54には、流入側コネクタ54aが挿入される。
図4に示すように、本実施形態において流出口55は、ステータ冷却流路52に接続される。流出口55には、流出側コネクタ55aが挿入される。
本実施形態において流出口55は、流入口54よりも鉛直方向下側(−Z側)に設けられる。流入口54と流出口55とは、ブラケット20の同じ側(+X側)に設けられる。流入側コネクタ54aと流出側コネクタ54bとには、図示しないウォータポンプが取り付けられる。
本実施形態においては、流入口54を介して冷却流路50に流入した冷却媒体Mは、制御装置冷却流路51、連絡流路53、ステータ冷却流路52の順に冷却流路50内を流れ、流出口55を介して冷却流路50から流出される。以下、各流路について詳細に説明する。
(制御装置冷却流路)
図2に示すように、制御装置冷却流路51は、ブラケット本体部21の鉛直方向上側(+Z側)の上面21eに設けられる。すなわち、図3に示すように、制御装置冷却流路51は、ブラケット本体部21と制御装置40との間に設けられる。制御装置冷却流路51は、インバータ冷却流路51aと、接続部51bと、コンデンサ冷却流路51cと、を含む。
図2に示すように、インバータ冷却流路51aは、水平方向で、かつ、中心軸方向と直交する方向(X軸方向)に延びる。インバータ冷却流路51aの+X側の端部には、流入口54が接続される。すなわち、本実施形態において、制御装置冷却流路51に冷却媒体Mが流入する流入位置57cは、インバータ冷却流路51aに設けられる。インバータ冷却流路51aの−X側の端部には、接続部51bが接続される。インバータ冷却流路51aには、後述するインバータ冷却フィン43が配置される。
接続部51bは、中心軸方向(Y軸方向)に延びる。接続部51bは、インバータ冷却流路51aの−X側の端部と、コンデンサ冷却流路51cの−X側の端部と、を接続する。これにより、インバータ冷却流路51aとコンデンサ冷却流路51cとは、同じ側の端部同士が接続される。
本実施形態においてコンデンサ冷却流路51cは、インバータ冷却流路51aが延びる方向と平行な方向(X軸方向)に延びる。インバータ冷却流路51aとコンデンサ冷却流路51cとは、並んで設けられる。本実施形態においてコンデンサ冷却流路51cは、インバータ冷却流路51aのフロント側(+Y側)に設けられる。
コンデンサ冷却流路51cの+X側の端部には、連絡流路53が接続される。すなわち、本実施形態において、制御装置冷却流路51から冷却媒体Mが流出する流出位置57dは、コンデンサ冷却流路51cに設けられる。コンデンサ冷却流路51cには、後述するコンデンサ冷却フィン44が配置される。
本実施形態においては、インバータ冷却流路51aの中心軸方向(Y軸方向)の寸法、すなわち、幅W1は、コンデンサ冷却流路51cの中心軸方向の寸法、すなわち、幅W2よりも小さい。
制御装置冷却流路51の底面58、すなわち、制御装置冷却流路51のステータ32側(−Z側)の壁面には、インバータ冷却流路突出部56a及びコンデンサ冷却流路突出部56bが設けられる。
インバータ冷却流路突出部56a及びコンデンサ冷却流路突出部56bの底面58は、制御装置40からブラケット20に向かう向き(−Z向き)に視て、回転軸31と重なる部分を含む領域に設けられる。
インバータ冷却流路突出部56aは、インバータ冷却流路51aに設けられる。コンデンサ冷却流路突出部56bは、コンデンサ冷却流路51cに設けられる。
図4に示すように、コンデンサ冷却流路突出部56bは、底面58から鉛直方向上側(+Z側)に突出する。コンデンサ冷却流路突出部56bの断面形状は、特に限定されず、本実施形態においては、例えば、台形状である。インバータ冷却流路突出部56aについても同様である。
(連絡流路)
連絡流路53は、制御装置冷却流路51とステータ冷却流路52とを連結する。本実施形態において連絡流路53は、例えば、鉛直方向(Z軸方向)に延びる。連絡流路53の鉛直方向上側(+Z側)の端部は、制御装置冷却流路51のコンデンサ冷却流路51cの+X側の端部に接続される。連絡流路53の鉛直方向下側(−Z側)の端部は、ステータ冷却流路52と接続される。
本実施形態において連絡流路53の全体は、連絡流路53に沿った方向(Z軸方向)に視た際に、ステータ冷却流路52の径方向内側の面、すなわち、ステータフレーム部22の流路溝22bの底面と重ならない位置に配置される。連絡流路53は、側面21cを介して、モータ10の外部と対向する。
(ステータ冷却流路)
ステータ冷却流路52は、ブラケット本体部21とステータフレーム部22との間に設けられる。ステータ冷却流路52は、ブラケット本体部21における筒部21aの内周面21dとステータフレーム部22の流路溝22bの内側面とによって形成される。ステータ冷却流路52は、ステータ32の回りに、一周に亘って設けられる。ステータ冷却流路52の一部は、仕切部22aによって仕切られる。
本実施形態においてステータ冷却流路52には、連絡流路53と流出口55とが接続される。本実施形態においては、ステータ冷却流路52と連絡流路53との接続箇所が、ステータ冷却流路52に冷却媒体Mが流入する流入位置57aである。本実施形態においては、ステータ冷却流路52と流出口55との接続箇所が、ステータ冷却流路52から冷却媒体Mが流出する流出位置57bである。流出口55、すなわち、流出位置57bは、仕切部22aを介して、流入位置57aの鉛直方向下側(−Z側)に設けられる。
流入位置57aの鉛直方向下側(−Z側)の端部と、仕切部22aの鉛直方向上側(+Z側)の端部とは、鉛直方向(Z軸方向)において同じ高さに位置する。言い換えると、ステータ冷却流路52が延びる方向、すなわち、ステータ32の周方向において、仕切部22aの一方側(+Z側)の端部は、流入位置57aにおける、流出位置57bに近い側(−Z側)の端部と同じ位置に設けられる。また、ステータ冷却流路52が延びる方向において、仕切部22aの他方側(−Z側)の端部は、仕切部22aの一方側(+Z側)の端部よりも流出位置57bに近い位置に設けられる。
なお、本明細書において、ステータ冷却流路に冷却媒体Mが流入する流入位置とは、ウォータポンプによって冷却流路内に流入された冷却媒体Mが、初めてステータ冷却流路に流入する位置である。
また、本明細書において、ステータ冷却流路から冷却媒体Mが流出する流出位置とは、ステータ冷却流路から流出した冷却媒体Mが再びステータ冷却流路に戻ることなしに、ウォータポンプに排出される位置である。
[制御装置冷却フィン]
図3に示すように、制御装置冷却フィン45の少なくとも一部は、制御装置冷却流路51内に配置される。制御装置冷却フィン45は、コンデンサ冷却フィン44と、インバータ冷却フィン43と、を含む。
コンデンサ冷却フィン44は、コンデンサ冷却フィン基部44aと、コンデンサ冷却フィン部44bと、を有する。
コンデンサ冷却フィン基部44aは、平板であり、ブラケット本体部21の上面21eに固定される。コンデンサ冷却フィン基部44aには、後述するインバータ冷却フィン部43bが挿入される貫通孔44cが設けられる。図示は省略するが、本実施形態において貫通孔44cは、例えば、X軸方向に並んで3つ設けられる。
コンデンサ冷却フィン基部44aの上面には、コンデンサ部42が取り付けられる。すなわち、コンデンサ冷却フィン44は、コンデンサ部42に取り付けられる。コンデンサ部42の取り付けられる位置は、コンデンサ冷却フィン基部44aの主面と直交する方向(Z軸方向)に視た際に、コンデンサ冷却フィン部44bと重なる位置である。
コンデンサ冷却フィン部44bは、コンデンサ冷却フィン基部44aのブラケット本体部21側(−Z側)の下面44dから突出して複数設けられる。すなわち、複数のコンデンサ冷却フィン部44bは、コンデンサ冷却フィン基部44aから制御装置冷却流路51側(−Z側)に突出する。
コンデンサ冷却フィン部44bは、平板状である。図2に示すように、コンデンサ冷却フィン部44bは、コンデンサ冷却流路51c、すなわち、制御装置冷却流路51に沿って水平方向(X軸方向)に延びる。複数のコンデンサ冷却フィン部44bは、中心軸方向(Y軸方向)に並んで設けられる。図3に示すように、コンデンサ冷却フィン部44bは、コンデンサ冷却流路51c内、すなわち、制御装置冷却流路51内に配置される。
コンデンサ冷却フィン44は、熱伝導率の高い物質で構成されることが好ましい。コンデンサ冷却フィン基部44aに取り付けられたコンデンサ部42の熱を、コンデンサ冷却フィン44を介して、コンデンサ冷却流路51c内を流れる冷却媒体Mに放出しやすいためである。コンデンサ冷却フィン44は、例えば、アルミニウム(アルミニウム合金を含む)、銅(銅合金を含む)等で構成される。本実施形態においては、コンデンサ冷却フィン44は、例えば、アルミニウム製である。
図2に示すように、本実施形態においてインバータ冷却フィン43は、例えば、3つ設けられる。図3に示すように、インバータ冷却フィン43は、インバータ冷却フィン基部43aと、インバータ冷却フィン部43bと、を有する。
インバータ冷却フィン基部43aは、平板状であり、コンデンサ冷却フィン基部44aの上面に固定される。
インバータ冷却フィン基部43aの上面には、インバータ部41が取り付けられる。すなわち、インバータ冷却フィン43は、インバータ部41に取り付けられる。インバータ部41の取り付けられる位置は、インバータ冷却フィン基部43aの主面と直交する方向(Z軸方向)に視た際に、インバータ冷却フィン部43bと重なる位置である。
図2に示すように、インバータ冷却フィン部43bは、インバータ冷却流路51a、すなわち、制御装置冷却流路51に沿って、コンデンサ冷却フィン部44bと平行に、水平方向(X軸方向)に延びる。複数のインバータ冷却フィン部43bは、中心軸方向(Y軸方向)に並んで設けられる。図3に示すように、インバータ冷却フィン部43bは、コンデンサ冷却フィン基部44aの貫通孔44cを介して、インバータ冷却流路51a内、すなわち、制御装置冷却流路51内に配置される。
コンデンサ冷却フィン44と同様に、インバータ冷却フィン43は、熱伝導率の高い物質で構成されることが好ましい。インバータ冷却フィン基部43aに取り付けられたインバータ部41の熱を、インバータ冷却フィン43を介して、インバータ冷却流路51a内を流れる冷却媒体Mに放出できるためである。インバータ冷却フィン43は、コンデンサ冷却フィン44と同様に、例えば、アルミニウム(アルミニウム合金を含む)、銅(銅合金を含む)等で構成される。
インバータ部41はコンデンサ部42よりも発熱しやすいため、インバータ冷却フィン43は、より熱伝導率の高い物質で構成されることが好ましい。本実施形態においては、インバータ冷却フィン43は、例えば、銅製である。
なお、図2においては、複数のコンデンサ冷却フィン部44b及びインバータ冷却フィン部43bが延びる方向を示すために、コンデンサ冷却フィン部44b及びインバータ冷却フィン部43bを二点鎖線で模式的に示している。すなわち、図2において、各フィン部は5つずつ示されているが、この限りではない。
本実施形態においては、図2に示すように、流入側コネクタ54aに接続された図示しないウォータポンプから、流入口54を介して、制御装置冷却流路51に冷却媒体Mが流入される。流入された冷却媒体Mは、インバータ冷却流路51a、接続部51b、コンデンサ冷却流路51cの順に制御装置冷却流路51内を流れる。そして、冷却媒体Mは、コンデンサ冷却流路51cから、連絡流路53を介して、ステータ冷却流路52へと流入される。
図4に示すように、冷却媒体Mは、ステータ冷却流路52の+X側の端部から、ステータ冷却流路52の鉛直方向上側(+Z側)の端部を介して、ステータ冷却流路52内をほぼ一周に亘って流れる。冷却媒体Mは、流出口55を介して、ステータ冷却流路52から流出され、流出側コネクタ55aからウォータポンプへと排出される。
このようにして、冷却媒体Mはブラケット20の冷却流路50内を循環し、制御装置40及びステータ32を冷却する。
本実施形態によれば、制御装置冷却流路51とステータ冷却流路52とを連結する連絡流路53がブラケット20に設けられる。そのため、制御装置冷却流路51とステータ冷却流路52とをつなぐ距離、すなわち、連絡流路53の長さを小さくしやすい。連絡流路53の長さが小さいほど、冷却流路50全体の長さが小さくなり、冷却媒体Mを循環させる際のウォータポンプの負荷を低減できる。これにより、モータ10の冷却システム全体の冷却効率を向上できる。
また、本実施形態によれば、連絡流路53において、冷却媒体Mの熱がブラケット20に放出されやすい。そのため、制御装置冷却流路51において制御装置40の熱で上昇した冷却媒体Mの温度を、連絡流路53において下げることができる。これにより、ステータ冷却流路52に流入される冷却媒体Mの温度を下げることができ、ステータ32を冷却しやすい。
以上のように、本実施形態によれば、制御装置40と一体で、かつ、ステータ32及び制御装置40の冷却効率を向上できる構造を有するモータが得られる。
また、例えば、モータの冷却効率を向上させる方法として、ウォータポンプを高性能化して冷却媒体Mの流速を向上させる方法を採用する場合には、冷却システム全体のコストが増大する。
これに対して、本実施形態によれば、冷却流路50の構成によってモータ10の冷却効率を向上できるため、冷却システム全体のコストが増大することを抑制できる。
また、本実施形態によれば、流出口55が流入口54よりも鉛直方向下側に設けられるため、冷却媒体Mが重力によって流れるように冷却流路50を配置しやすい。したがって、本実施形態によれば、冷却流路50内に冷却媒体Mを循環させる際のウォータポンプの負荷を低減できる。
また、本実施形態によれば、制御装置40がブラケット20の鉛直方向上側に取り付けられる。そのため、冷却媒体Mが流れる順を、制御装置冷却流路51、ステータ冷却流路52の順にすることで、制御装置冷却流路51とステータ冷却流路52とをつなぐ連絡流路53内において、冷却媒体Mを鉛直方向上側から下側へと重力によって流すことができる。
そして、本実施形態によれば、流入口54が制御装置冷却流路51に接続され、かつ、流出口55がステータ冷却流路52に接続されるため、冷却流路50内における冷却媒体Mが流れる順を、制御装置冷却流路51、ステータ冷却流路52の順にすることができる。したがって、本実施形態によれば、ウォータポンプの負荷を低減できる。
また、本実施形態によれば、連絡流路53が鉛直方向に延びるため、連絡流路53内において冷却媒体Mの流速が低下することを抑制できる。これにより、冷却媒体Mの流速が比較的大きい状態で、ステータ冷却流路52に冷却媒体Mを流入できるため、ステータ32を冷却しやすい。
また、本実施形態によれば、連絡流路53は、連絡流路53に沿った方向に視た際に、ステータ冷却流路52の径方向内側の面と重ならない位置に配置される。そのため、連絡流路53の位置を、ブラケット本体部21の外表面、本実施形態においては例えば側面21cに近づけることができる。したがって、連絡流路53は、側面21cを介して、モータ10の外部と対向する。これにより、連絡流路53を側面21cの近傍に配置しやすい。連絡流路53が側面21cに近いほど、連絡流路53内の熱がブラケット本体部21の側面21cから外部に放出されやすい。したがって、本実施形態によれば、連絡流路53内において冷却媒体Mの温度を下げやすく、ステータ32を冷却しやすい。
また、制御装置40とステータ32とでは、制御装置40の方が発熱しやすい。そのため、制御装置40が冷却されやすい構成が好ましい。
これに対して、本実施形態によれば、流入口54が制御装置冷却流路51に接続されるため、熱を回収する前の比較的温度の低い冷却媒体Mが制御装置冷却流路51に流入される。したがって、本実施形態によれば、制御装置40が冷却されやすい。
また、本実施形態によれば、仕切部22aが、ステータ32の回りに一周に亘って設けられたステータ冷却流路52の一部を仕切る。これにより、ステータ冷却流路52の流入位置57a及び流出位置57bと仕切部22aとの位置を調整することで、ステータ冷却流路52内における冷却媒体Mの流れる向きを決定できる。したがって、本実施形態によれば、ステータ冷却流路52内における冷却媒体Mが流れる距離を長くしやすく、ステータ32を冷却しやすい。
また、本実施形態によれば、ステータ32の周方向において、仕切部22aの一方側の端部は、流入位置57aにおける、流出位置57bに近い側の端部と同じ位置に設けられる。また、仕切部22aの他方側の端部は、仕切部22aの一方側の端部よりも流出位置57bに近い位置に設けられる。そのため、流入位置57aからステータ冷却流路52内に流入した冷却媒体Mの流れの向きは、仕切部22aが設けられた側と逆側(+Z側)に向かう向きに一意に決まる。したがって、本実施形態によれば、ステータ冷却流路52内の流れを一方向にすることができ、ステータ32の回りを一周に亘って冷却しやすい。
また、本実施形態によれば、制御装置冷却フィン45は、制御装置40に取り付けられ、制御装置冷却流路51内に配置される。そのため、本実施形態によれば、制御装置40の熱を、制御装置冷却フィン45を介して効率的に冷却媒体Mに放出でき、制御装置40を冷却しやすい。
また、本実施形態によれば、制御装置冷却フィン45は、インバータ冷却フィン43とコンデンサ冷却フィン44とを含む。すなわち、インバータ部41に取り付けられるインバータ冷却フィン43とコンデンサ部42に取り付けられるコンデンサ冷却フィン44とが別々に設けられる。そのため、インバータ部41とコンデンサ部42とに一体として冷却フィンが取り付けられる場合に比べて、発熱量の大きいインバータ部41の熱が冷却フィンを介してコンデンサ部42に伝わることを抑制できる。したがって、本実施形態によれば、コンデンサ部42に加えられる熱量を低減できるため、コンデンサ部42として、耐熱性能が低く、コストの低いコンデンサを用いることが可能となる。その結果、モータ10の製造コストを低減できる。
また、本実施形態によれば、制御装置冷却流路51は、インバータ冷却フィン43が配置されるインバータ冷却流路51aと、コンデンサ冷却フィン44が配置されるコンデンサ冷却流路51cとを含む。すなわち、インバータ部41を冷却するための流路とコンデンサ部42を冷却するための流路とが別々に設けられる。そのため、インバータ部41を冷却するための流路とコンデンサ部42を冷却するための流路とが一体として設けられる場合に比べて、各冷却流路の幅を狭くすることができる。したがって、本実施形態によれば、インバータ冷却流路51a内及びコンデンサ冷却流路51c内において、冷却媒体Mの流速を大きくできるため、制御装置40を冷却しやすい。
また、インバータ部41とコンデンサ部42とでは、インバータ部41の方が発熱しやすい。そのため、インバータ部41が冷却されやすい構成が好ましい。
これに対して本実施形態によれば、制御装置冷却流路51において流入位置57cはインバータ冷却流路51aに設けられる。そのため、インバータ冷却流路51aには、コンデンサ部42の熱を回収する前の比較的温度の低い冷却媒体Mが流入される。したがって、本実施形態によれば、インバータ部41を冷却しやすい。
また、本実施形態によれば、インバータ冷却流路51aの幅W1は、コンデンサ冷却流路51cの幅W2よりも小さい。そのため、インバータ冷却流路51a内の冷却媒体Mの流速をコンデンサ冷却流路51c内の冷却媒体Mの流速よりも速くでき、発熱しやすいインバータ部41をより冷却しやすい。
また、本実施形態によれば、インバータ冷却流路51aとコンデンサ冷却流路51cとは、並んで設けられ、同じ側の端部同士が接続される。そのため、インバータ冷却流路51a内を流れる冷却媒体Mの流れの向きと、コンデンサ冷却流路51c内を流れる冷却媒体Mの流れの向きとを、逆向きにできる。これにより、流入口54が設けられた側と同じ側からステータ冷却流路52内に冷却媒体Mを流入できる。そして、ステータ冷却流路52内に流入された冷却媒体Mは、ステータ32の回りを一周して、流入口54と同じ側に設けられた流出口55から流出される。したがって、本実施形態によれば、流入口54と流出口55とを同じ側に設けつつ、ステータ32の回り全体を冷却しやすい構成を採用できる。
また、本実施形態によれば、流入口54と流出口55とがブラケット20の同じ側に設けられるため、モータ10にウォータポンプを取り付けやすく、設置スペースを小さくしやすい。モータ10の設置スペースを小さくできることは、車両のモータルーム等のスペースが限られる場所にモータ10を設置する際に、特に有用である。
また、本実施形態によれば、インバータ冷却フィン部43bは、インバータ冷却流路51aに沿って延びる。そのため、インバータ冷却フィン部43bが冷却媒体Mの流れを阻害しにくく、インバータ冷却流路51a内における冷却媒体Mの流速の低下を抑制することができる。コンデンサ冷却フィン部44bについても同様である。
また、制御装置40からブラケット20に向かう向きに視て回転軸31と重なる部分においては、制御装置冷却流路51とステータ32との間のブラケット本体部21の厚みが小さくなりやすい。そのため、例えば、ブラケット本体部21に鋳巣が発生する場合に、ブラケット本体部21の厚みが小さい部分から、冷却媒体Mが漏れ出す虞があった。
これに対して、本実施形態によれば、制御装置冷却流路51の底面58における、制御装置40からブラケット20に向かう向きに視て回転軸31と重なる部分を含む領域には、インバータ冷却流路突出部56a及びコンデンサ冷却流路突出部56bが設けられる。そのため、制御装置40からブラケット20に向かう向きに視て回転軸31と重なる部分において、ブラケット本体部21の厚みを大きくでき、冷却媒体Mが漏れ出すことを抑制できる。
また、本実施形態によれば、インバータ冷却流路突出部56a及びコンデンサ冷却流路突出部56bが設けられるため、インバータ冷却流路51a及びコンデンサ冷却流路51cの流路面積を小さくできる。これにより、インバータ冷却流路51a内及びコンデンサ冷却流路51c内を流れる冷却媒体Mの流速を大きくできる。
また、本実施形態によれば、フロント側Oリング71とリア側Oリング72とが設けられるため、ステータフレーム部22の流路溝22b内、すなわち、ステータ冷却流路52内から冷却媒体Mが漏れ出すことを抑制できる。
なお、本実施形態においては、以下の構成を採用することもできる。
本実施形態においては、仕切部22aの上端が、流入位置57aの下端と鉛直方向において異なる高さに位置していてもよい。本実施形態において仕切部22aは、ステータ冷却流路52に沿って流入位置57aから流出位置57bまでを仕切部22aを介して辿る距離が、ステータ冷却流路52に沿って流入位置57aから流出位置57bまでを仕切部22aを介さずに辿る距離よりも短くなる範囲において、いずれの位置に設けられてもよい。
仕切部22aがこのように配置されることで、流入位置57aから流出位置57bまでを辿る距離が短い側、例えば、図4では鉛直方向下側に冷却媒体Mが流れることを抑制でき、結果として、冷却媒体Mの流れる経路を流入位置57aから流出位置57bまでを辿る距離が長い側、例えば、図4では鉛直方向上側とできる。したがって、この構成によれば、ステータ冷却流路52の少なくとも半分以上の部分において冷却媒体Mを流すことができる。
なお、仕切部22aの配置箇所によっては、冷却媒体Mが滞留する箇所が生じる場合があるが、その場合であっても、冷却媒体Mが定常的に流れる経路は、ステータ冷却流路52の少なくとも半分以上の部分とでき、ステータ32を冷却しやすい。
また、上記説明においては、仕切部22aは、ステータフレーム部22と一体的に設けられる構成としたが、これに限られない。本実施形態においては、仕切部22aは、ブラケット本体部21と一体的に設けられていてもよいし、ブラケット本体部21とステータフレーム部22との両方と別部材として設けられていてもよい。
また、本実施形態においては、仕切部22aは、ブラケット本体部21とステータフレーム部22とのいずれか一方のみと接触する構成としてもよいし、ブラケット本体部21とステータフレーム部22との両方と接触しない構成としてもよい。仕切部22aがブラケット本体部21とステータフレーム部22とのうちの少なくとも一方と接触しない構成であっても、仕切部22aによってステータ冷却流路52が部分的に遮られ、流入位置57aから仕切部22aが設けられる側(−Z側)に流れる冷却媒体Mの流量を小さくできる。その結果、流入位置57aから仕切部22aが設けられない側(+Z側)に流れる冷却媒体Mの流量を多くでき、ステータ32の周方向のほぼ全体を冷却することができる。
また、本実施形態においては、仕切部22aは設けられなくてもよい。
また、上記説明においては、ステータフレーム部22は、ブラケット本体部21と別部材としたが、これに限られない。本実施形態においては、ステータフレーム部22は、ブラケット本体部21と一体として設けられてもよい。
また、本実施形態においては、連絡流路53の一部が、連絡流路53に沿った方向に視た際に、ステータ冷却流路52の径方向内側の面と重なる位置に配置される構成であってもよい。すなわち、本実施形態においては、連絡流路53の少なくとも一部が、連絡流路53に沿った方向に視た際に、ステータ冷却流路52の径方向内側の面と重なる位置に配置される構成を採用できる。
また、本実施形態においては、連絡流路53は、曲線的に伸びる構成であってもよいし、折れ曲がる構成であってもよい。
また、本実施形態においては、ステータ冷却流路52は、ステータ32の周方向の一部に設けられる構成であってもよい。
また、上記説明においては、制御装置冷却流路51は、ブラケット本体部21の上面21eに設けられる構成、すなわち、制御装置冷却流路51が上面21eに開口する構成としたが、これに限られない。本実施形態においては、制御装置冷却流路51が、ブラケット本体部21に埋設される構成としてもよい。
また、本実施形態においては、インバータ冷却流路51aとコンデンサ冷却流路51cとは、平行でなくてもよい。
また、本実施形態においては、制御装置冷却フィン45は、インバータ冷却フィン43とコンデンサ冷却フィン44とのうちのいずれか一方のみを含む構成であってもよい。
また、本実施形態においては、制御装置冷却フィン45は設けられなくてもよい。
また、本実施形態においては、ステータ32のコアバック部33の形状は、多角筒状であってもよい。
また、各構成要素において、嵌合するとは、圧入または挿入等を意味する。
また、本実施形態においては、図5に示す構成を採用してもよい。
なお、以下の説明において、上記説明と同様の構成については、適宜同一の符号を付す等により、説明を省略する場合がある。
図5は、本実施形態の他の一例であるモータ110を示す断面図(ZX面図)である。
図5に示すように、モータ110は、ブラケット120を備える。ブラケット120は、ブラケット本体部121を有する。
ブラケット本体部121は、上記説明したブラケット本体部21に対して、連絡流路53に近い側(+X側)の側面121cに、複数の連絡流路冷却フィン53aが設けられる点において異なる。
複数の連絡流路冷却フィン53aは、鉛直方向(Z軸方向)に並んで設けられる。図示は省略するが、複数の連絡流路冷却フィン53aは、例えば、中心軸方向(Y軸方向)に延びる。
側面121cにおける連絡流路冷却フィン53aが設けられる位置は、側面121cに垂直な方向(X軸方向)に視た際に、連絡流路53と重なる位置である。
ブラケット120及びブラケット本体部121のその他の構成は、図1から図4において示したブラケット20及びブラケット本体部21の構成と同様である。
この構成によれば、連絡流路冷却フィン53aを介して、連絡流路53内を流れる冷却媒体Mの熱をブラケット本体部121の外部に放出しやすい。そのため、連絡流路53内の冷却媒体Mの温度を低下させることができ、ステータ32を冷却しやすい。
なお、この構成においては、図5における連絡流路冷却フィン53aの代わりに、ブラケット本体部121の側面121cに、リブによる凹凸形状が設けられていてもよい。これにより、ブラケット本体部121とモータ10の外部とが接触する表面積が増えるため、冷却効率を上げることができる。
また、本実施形態においては、図6(A),(B)に示すように、モータ10を上下逆向きにして用いる構成としてもよい。
図6(A),(B)は、本実施形態の他の一例であるモータ210を示す図である。図6(A)は、図6(B)におけるVIA−VIA断面図である。図6(B)は、底面図である。図6(B)においては、制御装置40の図示を省略している。
なお、上記説明と同様の構成については、適宜同一の符号を付す等により説明を省略する場合がある。
図6(A),(B)に示すように、モータ210は、図1から図4に示すモータ10に対して、上下逆向きとして用いる点、モータ10における流入口54を流出口255として用い、かつ、モータ10における流出口55を流入口254として用いる点において異なる。モータ210のその他の構成は、モータ10と同様の構成である。
この構成においては、冷却流路50内における冷却媒体Mの流れが、モータ10と逆向きとなる。
この構成によれば、流入口254がステータ冷却流路52に接続されるため、ステータ冷却流路52には、制御装置40の熱を回収する前の比較的温度の低い冷却媒体Mが流入される。したがって、この構成によればステータ32を冷却しやすい。
また、この構成によれば、制御装置40がブラケット20の鉛直方向下側に取り付けられる。そのため、冷却媒体Mがステータ冷却流路52から連絡流路53を介して制御装置冷却流路51に流入する際に、連絡流路53内で冷却媒体Mの流速が低下することを抑制できる。
なお、この構成においては、連絡流路53は、インバータ冷却流路51aと接続されてもよい。その場合、インバータ冷却流路51aをコンデンサ冷却流路51cよりも先に冷却できるため、発熱量の大きいインバータ冷却流路51aを冷却しやすい。
また、本実施形態においては、制御装置40がブラケット20、より詳細には、ブラケット本体部21の中心軸方向のリア側(他方側)に設けられる構成としてもよい。この構成によれば、ブラケット本体部21におけるステータ32の回り全体から放熱できるため、ステータ32を冷却しやすい。
<第2実施形態>
第2実施形態は、第1実施形態に対して、ステータ冷却流路における冷却媒体Mが流入出する位置が異なる。
なお、上記実施形態と同様の構成については、適宜同一の符号を付す等により説明を省略する場合がある。
図7(A),(B)は、本実施形態のモータ310を示す図である。図7(A)は、図7(B)におけるVIIA−VIIA断面図である。図7(B)は、平面図である。図7(B)においては、制御装置40の図示を省略している。
図7(A),(B)に示すように、本実施形態のモータ310は、ブラケット320を備える。ブラケット320は、ブラケット本体部321と、ステータフレーム部322と、を有する。
ステータフレーム部322は、仕切部22aが設けられていない点を除いて、第1実施形態のステータフレーム部22と同様の構成である。
ブラケット本体部321には、冷却流路350と、流入口54及び流出口355と、が設けられる。
冷却流路350は、制御装置冷却流路351と、ステータ冷却流路352と、連絡流路353と、を含む。
図7(B)に示すように、制御装置冷却流路351は、インバータ冷却流路51aと、接続部51bと、コンデンサ冷却流路51cと、接続部351dと、接続流路351eと、を含む。
接続部351dは、中心軸方向(Y軸方向)に延び、コンデンサ冷却流路51cと接続流路351eとを接続する。
接続流路351eは、インバータ冷却流路51a及びコンデンサ冷却流路51cと平行な方向(X軸方向)に延びる。接続流路351eは、コンデンサ冷却流路51cのフロント側(+Y側)に並んで設けられる。
接続流路351eの+X側の端部は、接続部351dと接続される。すなわち、コンデンサ冷却流路51cと接続流路351eとは、インバータ冷却流路51aとコンデンサ冷却流路51cとが接続された側(−X側)とは逆側(+X側)の端部同士が接続される。
接続流路351eの−X側の端部は、連絡流路353と接続される。本実施形態において接続流路351eの−X側の端部は、ブラケット本体部321の幅方向(X軸方向)の中央に位置する。
接続流路351eの中心軸方向(Y軸方向)の寸法、すなわち、幅W3は、インバータ冷却流路51aの幅W1及びコンデンサ冷却流路51cの幅W2よりも小さい。
図7(A)に示すように、連絡流路353は、ステータ冷却流路352の鉛直方向上側(+Z側)の端部と接続される。
ステータ冷却流路352は、冷却媒体Mが流入出する位置が異なる点、及び仕切部22aによって仕切られていない点を除いて、図4に示す第1実施形態のステータ冷却流路52と同様の構成である。
ステータ冷却流路352の鉛直方向上側(+Z側)の端部は、連絡流路353と接続される。ステータ冷却流路352の鉛直方向下側(−Z側)の端部は、流出口355と接続される。すなわち、ステータ冷却流路352に冷却媒体Mが流入する流入位置357aは、回転軸31に対して、ステータ冷却流路352から冷却媒体Mが流出する流出位置357bと逆側に設けられる。流出位置357bは、流入位置357aの鉛直方向下側に設けられる。
本実施形態によれば、流入位置357aがステータ冷却流路352の鉛直方向上側の端部に設けられ、流出位置357bがステータ冷却流路352の鉛直方向下側の端部に設けられる。これにより、図7(A)に示すように、流入位置357aからステータ冷却流路352に流入した冷却媒体Mは、2つの向き(±X向き)に分かれ、ステータ冷却流路352内を重力にしたがって流れる。したがって、本実施形態によれば、ステータ冷却流路352内における冷却媒体Mの流速が低下することを抑制できる。また、ステータ冷却流路352を仕切らずに、ステータ32の回りを一周に亘って冷却することができる。
また、本実施形態によれば、接続流路351eの分だけ制御装置冷却流路351を長くできるため、制御装置40を冷却しやすい。
また、本実施形態によれば、接続流路351eとコンデンサ冷却流路51cとは、インバータ冷却流路51aとコンデンサ冷却流路51cとが接続された側と逆側の端部同士が接続される。そのため、インバータ冷却流路51a及びコンデンサ冷却流路51cを、インバータ部41及びコンデンサ部42を冷却するために十分な長さにしつつ、接続流路351eの長さを調整することで制御装置冷却流路351と連絡流路353とが接続される位置を調整できる。これにより、制御装置40の冷却効率を低下させずに、本実施形態のように連絡流路353をステータ冷却流路352の鉛直方向上側の端部に接続することが容易となる。
また、本実施形態においては、接続流路351eがインバータ冷却流路51a及びコンデンサ冷却流路51cよりフロント側に設けられる。そのため、接続流路351eが、中心軸方向においてインバータ冷却流路51aとコンデンサ冷却流路51cとの間に設けられるような場合に比べて、制御装置40の中心軸方向の寸法を小さくできる。
また、本実施形態によれば、接続流路351eの幅W3は、インバータ冷却流路51aの幅W1及びコンデンサ冷却流路51cの幅W2よりも小さいため、接続流路351eにおける冷却媒体Mの流速を大きくでき、制御装置40をより冷却しやすい。
また、本実施形態によれば、接続流路351e内の冷却媒体Mの流れの向きをインバータ冷却流路51a内の冷却媒体Mの流れの向きと同じにできるため、例えば、流入口54と逆側(−X側)の端部において連絡流路353とステータ冷却流路352とを接続することができる。これにより、例えば、流出口355を第1実施形態の図4に示した流出口55と同じ位置に設けることで、ステータ冷却流路352を仕切らずに、ステータ冷却流路352内において冷却媒体Mが流れる距離を大きくし、かつ、流入口54と流出口355とをブラケット320の同じ側に設けることができる。
なお、本実施形態においては、以下の構成を採用することもできる。
本実施形態においては、接続流路351eは、インバータ冷却流路51aと接続されてもよいし、インバータ冷却流路51aとコンデンサ冷却流路51cとの両方と接続されてもよい。すなわち、本実施形態においては、接続流路351eが、インバータ冷却流路51aとコンデンサ冷却流路51cとのうちの少なくとも一方と接続される構成を採用できる。
また、上記説明においては、ステータ冷却流路352の流入位置357a及び流出位置357bは、鉛直方向において、回転軸31に対して互いに逆側に配置される構成としたが、これに限られない。本実施形態においては、流入位置357a及び流出位置357bは、鉛直方向に対して傾いた方向において、回転軸31に対して互いに逆側に配置される構成としてもよい。
また、本実施形態においては、図8(A),(B)に示すように、モータ310を上下逆向きにして用いる構成としてもよい。
図8(A),(B)は、本実施形態の他の一例であるモータ410を示す図である。図8(A)は、図8(B)におけるVIIIA−VIIIA断面図である。図8(B)は、底面図である。
なお、上記説明と同様の構成については、適宜同一の符号を付す等により説明を省略する場合がある。
図8(A),(B)に示すように、モータ410は、図7(A),(B)に示すモータ310に対して、上下逆向きとして用いる点、モータ310における流入口54を流出口455として用い、かつ、モータ310における流出口355を流入口454として用いる点において異なる。モータ410のその他の構成は、図7(A),(B)に示すモータ310と同様の構成である。
この構成においては、冷却流路350内における冷却媒体Mの流れが、モータ310と逆向きとなる。
この構成によれば、流入口454が接続されたステータ冷却流路352から、冷却流路350に冷却媒体Mが流入されるため、ステータ32を冷却しやすい。
なお、この構成においては、接続流路351eがインバータ冷却流路51aと接続されてもよい。その場合、インバータ冷却流路51aをコンデンサ冷却流路51cよりも先に冷却できるため、発熱量の大きいインバータ冷却流路51aを冷却しやすい。
<第3実施形態>
第3実施形態は、第1実施形態に対して、制御装置40の取付位置が異なる。
なお、上記実施形態と同様の構成については、適宜同一の符号を付す等により説明を省略する場合がある。
図9(A),(B)は、本実施形態のモータ510を示す図である。図9(A)は、図9(B)におけるIXA−IXA断面図である。図9(B)は、側面図(YZ面図)である。図9(B)においては、制御装置40の図示を省略している。
図9(A),(B)に示すように、本実施形態のモータ510は、ブラケット520を備える。ブラケット520は、ブラケット本体部521と、ステータフレーム部322と、を有する。本実施形態においては、ブラケット520、より詳細には、ブラケット本体部521の水平方向の一方側(+X側)に、制御装置40が取り付けられる。
ブラケット本体部521には、冷却流路550と、流入口554及び流出口555と、が設けられる。
冷却流路550は、制御装置冷却流路551と、ステータ冷却流路552と、連絡流路と、を含む。
本実施形態において連絡流路は、上側連絡流路553aと、下側連絡流路553bと、を含む。
図9(A)に示すように、ステータ冷却流路552には、流入口554及び流出口555が接続される。流入口554が接続される位置は、−Y向きに視て、ステータ冷却流路552の鉛直方向上側(+Z側)の端部から周方向の時計回りに約45°回転した位置である。流出口555が接続される位置は、−Y向きに視て、ステータ冷却流路552の鉛直方向下側(−Z側)の端部から周方向の反時計回りに約45°回転した位置である。
ステータ冷却流路552の鉛直方向上側(+Z側)の端部には、上側連絡流路553aが接続される。ステータ冷却流路552の鉛直方向下側(−Z側)の端部には、下側連絡流路553bが接続される。
ステータ冷却流路552のその他の構成は、第2実施形態の図7(A)において示したステータ冷却流路52と同様の構成である。
図9(A)に示すように、上側連絡流路553a及び下側連絡流路553bは、水平方向(X軸方向)に延びる。
上側連絡流路553aの+X側の端部は、制御装置冷却流路551の鉛直方向上側(+Z側)に接続される。下側連絡流路553bの+X側の端部は、制御装置冷却流路551の鉛直方向下側(−Z側)に接続される。
図9(B)に示すように、制御装置冷却流路551は、インバータ冷却流路551aと、コンデンサ冷却流路551cと、を含む。
インバータ冷却流路551aとコンデンサ冷却流路551cとは、鉛直方向(Z軸方向)に延びて、並んで設けられる。すなわち、制御装置冷却流路551は、鉛直方向に延びる。
インバータ冷却流路551aの鉛直方向上側(+Z側)の端部と、コンデンサ冷却流路551cの鉛直方向上側の端部とは、共に上側連絡流路553aに接続される。
インバータ冷却流路551aの鉛直方向下側(−Z側)の端部と、コンデンサ冷却流路551cの鉛直方向下側の端部とは、共に下側連絡流路553bに接続される。
制御装置冷却流路551のその他の構成は、第1実施形態の図2において示した制御装置冷却流路51と同様の構成である。
本実施形態においては、図9(A)に示すように、流入口554からステータ冷却流路552に流入した冷却媒体Mの一部は、上側連絡流路553aを介して制御装置冷却流路551に流入する。図9(B)に示すように、制御装置冷却流路551内に流入した冷却媒体Mは、インバータ冷却流路551aとコンデンサ冷却流路551cとに分岐し、鉛直方向下向き(−Z向き)に流れる。分岐した冷却媒体Mは、下側連絡流路553bで合流し、制御装置冷却流路551から流出する。そして、図9(A)に示すように、冷却媒体Mは、下側連絡流路553bを介して再びステータ冷却流路552に流入され、流出口555から排出される。
なお、流入口554からステータ冷却流路552に流入した冷却媒体Mの残りの一部は、制御装置冷却流路551に流入されずに、ステータ冷却流路552内を流れ、流出口555から排出される。
本実施形態によれば、制御装置冷却流路551、すなわち、インバータ冷却流路551a及びコンデンサ冷却流路551cが鉛直方向に延びる。そのため、制御装置冷却流路551内において、冷却媒体Mが重力によって流れるため、ウォータポンプの負荷を低減できる。また、制御装置冷却流路551内における冷却媒体Mの流速が低下することを抑制できる。
なお、本実施形態においては、ステータ冷却流路552に仕切部が設けられる構成としてもよい。例えば、ステータ冷却流路552における、鉛直方向において流入口554と流出口555との間に位置する箇所と、鉛直方向において上側連絡流路553aと下側連絡流路553bとの間に位置する箇所と、に仕切部を設けることで、ステータ冷却流路552に流入する冷却媒体M全体を制御装置冷却流路551に流入させることができる。
なお、上記第1実施形態から第3実施形態において示した構成以外の構成として、流入口と流出口とが、制御装置冷却流路に接続される構成を採用してもよい。この構成においては、ウォータポンプから制御装置冷却流路に流入された冷却媒体Mは、連絡流路、ステータ冷却流路、別の連絡流路、の順に各冷却流路を介して再び制御装置冷却流路へと流入され、ウォータポンプへと排出される。
また、上記実施形態においては、一例としてモータをSRモータとしたが、これに限られない。本発明は、他のいかなる公知のインナーロータモータについても適用可能である。また、本発明を適用したモータの用途は、特に限定されない。
また、上記第1実施形態から第3実施形態は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
10,110,210,310,410,510…モータ、20,120,320,520…ブラケット、21,121,321,521…ブラケット本体部、22,322…ステータフレーム部、22a…仕切部、30…ロータ、31…回転軸、32…ステータ、32a…外側面、40…制御装置、41…インバータ部、42…コンデンサ部、43…インバータ冷却フィン、44…コンデンサ冷却フィン、45…制御装置冷却フィン、50,350,550…冷却流路、51…制御装置冷却流路、51a,551a…インバータ冷却流路、51c,551c…コンデンサ冷却流路、52…ステータ冷却流路、53,353…連絡流路、54,254,454,554…流入口、55,255,355,455,555…流出口、57a,357a…流入位置、57b,357b…流出位置、80…間隙、351e…接続流路、553a…上側連絡流路(連絡流路)、553b…下側連絡流路(連絡流路)、J…中心軸、M…冷却媒体

Claims (14)

  1. 中心軸方向に延びる回転軸と、
    前記回転軸が固定されるロータと、
    前記ロータの径方向外側に位置するステータと、
    前記ロータと前記ステータとを収容するブラケットと、
    前記ブラケットに取り付けられる制御装置と、
    を備え、
    前記ブラケットは、
    筒状のブラケット本体部と、
    前記ブラケット本体部の径方向内側において、前記ブラケット本体部と間隙を介して対向し、前記ステータの外側面を保持するステータフレーム部と、
    を有し、
    前記制御装置は、前記ブラケット本体部に取り付けられ、
    前記ブラケットには、
    冷却媒体が流れ得る冷却流路と、
    前記冷却流路に接続された流入口及び流出口と、
    が設けられ、
    前記冷却流路は、
    前記ブラケット本体部と前記制御装置との間に設けられた制御装置冷却流路と、
    前記ブラケット本体部と前記ステータフレーム部との間に設けられたステータ冷却流路と、
    前記制御装置冷却流路と前記ステータ冷却流路とを連結する連絡流路と、
    を含み、
    前記ステータは、
    前記回転軸を囲む筒状のコアバック部と、
    前記コアバック部の内周面から前記回転軸に向かって延びるティース部と、
    を有し、
    前記制御装置は、前記中心軸方向と直交する第1方向において、前記ブラケット本体部の一方側に取り付けられ、
    前記連絡流路は、前記第1方向に延び、
    前記連絡流路の少なくとも一部は、前記連絡流路に沿った方向に視た際に、前記ステータ冷却流路の径方向内側の面と重ならない位置に配置され、かつ、前記中心軸方向及び前記第1方向の両方と直交する第2方向に視て、前記コアバック部と重なることを特徴とするモータ。
  2. 前記流出口は、前記流入口よりも鉛直方向下側に設けられる、請求項1に記載のモータ。
  3. 前記流入口は、前記制御装置冷却流路に接続される、請求項1または2に記載のモータ。
  4. 前記ステータ冷却流路は、前記ステータの回りに、一周に亘って設けられ、
    前記ブラケットは、前記ステータフレーム部と前記ブラケット本体部との間に位置し前記中心軸方向に延びる仕切部を有し、
    前記ステータ冷却流路が延びる方向において、前記仕切部の一方側の端部は、前記ステータ冷却流路に前記冷却媒体が流入する流入位置における、前記ステータ冷却流路から前記冷却媒体が流出する流出位置に近い側の端部と同じ位置に設けられ、
    前記ステータ冷却流路が延びる方向において、前記仕切部の他方側の端部は、前記一方側の端部よりも前記流出位置に近い位置に設けられる、請求項1から3のいずれか一項に記載のモータ。
  5. 中心軸方向に延びる回転軸と、
    前記回転軸が固定されるロータと、
    前記ロータの径方向外側に位置するステータと、
    前記ロータと前記ステータとを収容するブラケットと、
    前記ブラケットに取り付けられる制御装置と、
    を備え、
    前記ブラケットは、
    筒状のブラケット本体部と、
    前記ブラケット本体部の径方向内側において、前記ブラケット本体部と間隙を介して対向し、前記ステータの外側面を保持するステータフレーム部と、
    を有し、
    前記制御装置は、前記ブラケット本体部に取り付けられ、
    前記ブラケットには、
    冷却媒体が流れ得る冷却流路と、
    前記冷却流路に接続された流入口及び流出口と、
    が設けられ、
    前記冷却流路は、
    前記ブラケット本体部と前記制御装置との間に設けられた制御装置冷却流路と、
    前記ブラケット本体部と前記ステータフレーム部との間に設けられたステータ冷却流路と、
    前記制御装置冷却流路と前記ステータ冷却流路とを連結する連絡流路と、
    を含み、
    前記ステータ冷却流路は、前記ステータの回りに、一周に亘って設けられ、
    前記ブラケットは、前記ステータフレーム部と前記ブラケット本体部との間に位置し前記中心軸方向に延びる仕切部を有し、
    前記ステータ冷却流路が延びる方向において、前記仕切部の一方側の端部は、前記ステータ冷却流路に前記冷却媒体が流入する流入位置における、前記ステータ冷却流路から前記冷却媒体が流出する流出位置に近い側の端部と同じ位置に設けられ、
    前記ステータ冷却流路が延びる方向において、前記仕切部の他方側の端部は、前記一方側の端部よりも前記流出位置に近い位置に設けられることを特徴とするモータ。
  6. 前記ステータ冷却流路は、前記ステータの回りに、一周に亘って設けられ、
    前記ステータ冷却流路に前記冷却媒体が流入する流入位置は、前記回転軸に対して、前記ステータ冷却流路から前記冷却媒体が流出する流出位置と逆側に設けられ、
    前記流出位置は、前記流入位置の鉛直方向下側に設けられる、請求項1から3のいずれか一項に記載のモータ。
  7. 前記制御装置は、前記ブラケットの鉛直方向上側に取り付けられる、請求項1からのいずれか一項に記載のモータ。
  8. 前記制御装置は、前記ブラケットの鉛直方向下側に取り付けられる、請求項1からのいずれか一項に記載のモータ。
  9. 前記連絡流路は、鉛直方向に延びる、請求項またはに記載のモータ。
  10. 前記制御装置は、前記ブラケットの水平方向の一方側に取り付けられ、
    前記制御装置冷却流路は、鉛直方向に延びる、請求項1からのいずれか一項に記載のモータ。
  11. 前記回転軸の前記中心軸方向の一方側の端部は、前記ブラケットから突出しており、
    前記制御装置は、前記ブラケットの前記中心軸方向の他方側に設けられる、請求項1から10のいずれか一項に記載のモータ。
  12. 前記制御装置に取り付けられ、少なくとも一部が前記制御装置冷却流路内に配置される制御装置冷却フィンをさらに備え、
    前記制御装置は、インバータ部と、コンデンサ部と、を有し、
    前記制御装置冷却フィンは、前記インバータ部に取り付けられるインバータ冷却フィンと、前記コンデンサ部に取り付けられるコンデンサ冷却フィンと、を含む、請求項1から11のいずれか一項に記載のモータ。
  13. 前記制御装置冷却流路は、前記インバータ冷却フィンが配置されるインバータ冷却流路と、前記コンデンサ冷却フィンが配置されるコンデンサ冷却流路と、を含み、
    前記インバータ冷却流路と前記コンデンサ冷却流路とは、並んで設けられ、同じ側の端部同士が接続される、請求項12に記載のモータ。
  14. 前記制御装置冷却流路は、前記インバータ冷却フィンが配置されるインバータ冷却流路と、前記コンデンサ冷却フィンが配置されるコンデンサ冷却流路と、前記インバータ冷却流路と前記コンデンサ冷却流路とのうちの少なくとも一方と接続される接続流路と、を含む、請求項12または13に記載のモータ。
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