JP6440454B2 - 板状ワークの反り矯正装置と、反り矯正方法 - Google Patents

板状ワークの反り矯正装置と、反り矯正方法 Download PDF

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    • G11B5/4833Structure of the arm assembly, e.g. load beams, flexures, parts of the arm adapted for controlling vertical force on the head

Description

この発明は、例えばフレキシャ連鎖シートから切り出されたフレームユニット等の板状ワークの反りを矯正する矯正装置と、反り矯正方法に関する。
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置に、ハードディスク装置(HDD)が使用されている。ハードディスク装置は、スピンドルを中心に回転する磁気ディスクと、ピボット軸を中心に旋回するキャリッジなどを含んでいる。キャリッジのアームに、ディスク装置用サスペンション(これ以降、単にサスペンションと称する)が設けられている。サスペンションは、ロードビーム(load beam)と、ロードビームに重ねて配置されるフレキシャ(flexure)などを有している。フレキシャの先端付近に形成されたジンバル部にスライダを含む磁気ヘッドが取付けられている。磁気ヘッドには、データの読取りあるいは書込み等のアクセスを行なうための素子が設けられている。これらロードビームとフレキシャなどによってヘッドジンバルアセンブリが構成されている。
前記フレキシャは、要求される仕様に応じて様々な形態のものが実用化されている。その一例として配線付フレキシャ(flexure with conductors)が知られている。配線付フレキシャは、薄いステンレス鋼板からなるメタルベースと、このメタルベース上に形成されたポリイミド等の電気絶縁材料からなる絶縁層と、この絶縁層上に形成された複数の導体などを含んでいる。
従来より、フレキシャの生産効率を高めるための1つの手段として、例えば特許文献1あるいは特許文献2に開示されているように、1枚のステンレス鋼板をエッチングし、かつ配線部を形成することによって、同一形状の多数のフレキシャ要素を有するフレキシャ連鎖シートを製造することが行なわれている。
フレキシャ連鎖シートは、複数のフレームユニットを該シートの長さ方向あるいは幅方向に接続することによって構成されている。フレキシャ連鎖シートを構成する各フレームユニットは、それぞれ、枠部と、枠部の内側に所定ピッチで配置された多数のフレキシャ要素とを備えている。この明細書では、フレームユニットの表面と裏面のうち、配線部が設けられている側を第1の面と称し、配線部とは反対側を第2の面と称する。
前記フレキシャ連鎖シートは、フレキシャの製造工程において各フレームユニットごとに切離される。すなわち1枚のフレキシャ連鎖シートから複数のフレームユニットが切り出される。前記フレキシャ連鎖シートから切り出されたフレームユニットは、板状ワークの一例である。各フレームユニットごとに設けられている各フレキシャ要素に、曲げ加工やロードビームへの組付け等の工程が行なわれる。
特許第5273271号公報 特許第5365944号公報
前記フレキシャ連鎖シートには、製造過程で生じた応力が残留していることがある。また配線部やメタルベースの熱膨張差や吸湿性の相違等により、フレキシャ連鎖シートに応力が残留していることがある。このため前記フレキシャ連鎖シートは、見た目には真っ直ぐの平面形状であっても、フレキシャ連鎖シートからフレームユニットが切り出されたとき、あるいはフレームユニットの枠部からフレキシャ要素が個々に切離されたときに応力が開放され、フレキシャ要素に反りが生じることが知られている。特に第1の面(配線部が設けられている側)が僅かに凹む形状に反ることがある(いわゆる谷反り)。
例えばフレキシャ要素の配線部を上に向けた状態で、このフレキシャ要素に何らかの工程が行なわれる際に、フレキシャ要素の両端付近にそれぞれ形成された位置決め孔にピンを挿入することがある。しかしフレキシャ要素に前記「谷反り」が生じていると、前記位置決め孔に挿入するピンが外れやすくなるなど、位置決めの精度に悪影響が出る。このためフレキシャ要素を扱う工程によっては、フレキシャ要素の第1の面(配線部が設けられている側)が凸となるような反り(いわゆる山反り)が生じていた方が都合が良い。
従ってこの発明は、第1の面と第2の面とを有する板状ワークにおいて、特定の面が凸となるように反りを矯正する板状ワークの反り矯正装置と、反り矯正方法を提供することにある。
本発明の1つの実施形態は、第1の面と前記第1の面とは反対側の第2の面とを有する板状ワークの反りを矯正する反り矯正装置であって、前記板状ワークが、枠部と、前記枠部の内側に所定ピッチで配置され前記第1の面に設けられた配線部と前記第2の面に設けられたメタルベースとを備えた同一形状の複数のフレキシャ要素とを有し、前記矯正装置が、平坦な上面を有する弾性マットと、第1のクリーンシートを繰り出す供給ボビンと前記第1のクリーンシートを巻取る巻取ボビンとを有し前記第1のクリーンシートを前記供給ボビンから前記第1のクリーンシートの長さ方向に繰り出すことにより前記弾性マット上に前記第1のクリーンシートを供給する第1のシート供給ユニットと、前記第1のクリーンシート上に前記配線部を上に向けかつ前記フレキシャ要素の長手方向が前記第1のクリーンシートの長さ方向に沿うよう前記板状ワークを供給するワーク保持機構と、前記第1のクリーンシートの上方に第2のクリーンシートを供給する第2のシート供給ユニットと、前記第2のクリーンシートを前記第1のクリーンシートに対し上下方向に相対的に移動させる第1の昇降ユニットと、前記第2のクリーンシートの上方に配置され上下方向に移動可能な押圧ローラと、前記押圧ローラを前記弾性マットに向かって押圧する第2の昇降ユニットと、前記押圧ローラが下降した状態において前記押圧ローラを前記弾性マットの前記上面に沿って前記フレキシャ要素の長手方向に移動させるローラ移動機構とを具備している。
例えば前記弾性マットが弾性を有する樹脂の発泡体からなり、かつ、前記押圧ローラが前記弾性マットよりも硬質の弾性材料からなる。また前記第1のシート供給ユニットが、前記第1のクリーンシートの未使用の部分を前記弾性マット上に繰り出す第1の供給ボビンと、前記弾性マット上の前記第1のクリーンシートの使用済みの部分を所定量巻取る第1の巻取ボビンとを含み、前記第2のシート供給ユニットが、前記第2のクリーンシートの未使用の部分を前記第1のクリーンシート上に繰り出す第2の供給ボビンと、前記第2のクリーンシートの使用済みの部分を所定量巻取る第2の巻取ボビンとを含む。また前記第1のクリーンシートおよび第2のクリーンシートに静電気が帯電することを防止するためのイオン発生器をさらに備えていてもよい。
前記板状ワークの一例が、枠部と、該枠部の内側に形成された複数のフレキシャ要素とを有するフレームユニットからなり、前記ワーク保持機構は前記フレキシャ要素の長さ方向が前記弾性マットの上面の長さ方向に沿うよう前記フレームユニットを前記第1のクリーンシート上に載置する。前記フレームユニットの長さ方向の一端側に第1の位置決め孔が形成され、前記フレームユニットの長さ方向の他端側に第2の置決め孔が形成されていてもよい。
本発明によれば、例えばフレキシャ連鎖シートから切り出されたフレームユニットのような板状ワークの特定の一方の面が凸の湾曲した形状となるように、板状ワークの反りを矯正することができる。
ディスク装置の一例を示す斜視図。 図1に示されたディスク装置の一部の断面図。 サスペンションの一例を示す平面図。 図3中のF4−F4線に沿うフレキシャの断面図。 フレキシャ連鎖シートの一部の平面図。 図5に示されたフレキシャ連鎖シートから切り出された板状ワーク(フレームユニット)の平面図。 フレキシャ連鎖シートを模式的に示す側面図。 フレキシャ連鎖シートから切り出された板状ワーク(フレームユニット)の第1の面が凹む形状に反っている例を模式的に示す側面図。 図8に示された板状ワークの第1の面が凸となるように矯正された例を模式的に示す側面図。 1つの実施形態に係る反り矯正装置の一部の斜視図。 前記矯正装置を模式的に示す側面図。 前記反り矯正装置の第1のクリーンシート上に板状ワークが載置された状態を示す側面図。 前記反り矯正装置の第2のクリーンシートが降下した側面図。 前記反り矯正装置の押圧ローラが降下した側面図。 前記押圧ローラが第1の方向に移動した側面図。 前記押圧ローラが第2の方向に移動した側面図。 前記押圧ローラと第2のクリーンシートが上昇した側面図。 前記第1のクリーンシートと第2のクリーンシートとが移動する方向を示す側面図。
以下に1つの実施形態に係る板状ワークの反り矯正装置と反り矯正方法について、図1から図18を参照して説明する。
図1に示すハードディスク装置(HDD)10は、ケース11と、スピンドル12を中心に回転するディスク13と、ピボット軸14を中心に旋回可能なキャリッジ15と、キャリッジ15を旋回させるためのポジショニング用モータ16を有している。ケース11は蓋(図示せず)によって密閉される。
図2はディスク装置10の一部を模式的に示す断面図である。キャリッジ15にアーム17が設けられている。アーム17の先端部に、ディスク装置用サスペンション20(これ以降、単にサスペンション20と称する)が取付けられている。サスペンション20の先端に、磁気ヘッドとして機能するスライダ21が設けられている。ディスク13が高速で回転することにより、ディスク13とスライダ21との間にエアベアリングが形成される。
キャリッジ15がポジショニング用モータ16によって旋回すると、サスペンション20がディスク13の径方向に移動することにより、スライダ21がディスク13の所望トラックまで移動する。スライダ21には、ディスク13にデータを記録するための磁気コイルと、ディスク13に記録されたデータを読取るためのMR(Magneto Resistive)素子などが設けられている。MR素子は、ディスク13に記録された磁気信号を電気信号に変換する。
図3はサスペンション20の一例を示している。サスペンション20は、ベースプレート30と、ロードビーム31と、ヒンジ部32と、配線付フレキシャ(flexure with conductors)40とを備えている。これ以降、配線付フレキシャ40を単にフレキシャ40と称する。ベースプレート30のボス部30aは、キャリッジ15のアーム17(図1と図2に示す)に固定される。
フレキシャ40は、ロードビーム31と重なる基部40aと、基部40aからベースプレート30の後方(図3に矢印Rで示す方向)に延びるテール部40bとを含んでいる。フレキシャ40の基部40aは、レーザ溶接等の固定手段によってロードビーム31に固定される。フレキシャ40の先端部40c付近にタング41が形成されている。タング41にスライダ21(図2と図3に示す)が取付けられている。テール部40bに複数のテール電極42が形成されている。
図4はフレキシャ40の一部の横断面図である。フレキシャ40は、例えばオーステナイト系ステンレス鋼の板をエッチングしてなるメタルベース50と、メタルベース50に沿って形成された配線部51とを含んでいる。メタルベース50の厚さはロードビーム31の厚さよりも小さい。ロードビーム31の厚さは例えば30〜62μm、メタルベース50の厚さは例えば18μm(12〜25μm)である。
配線部51は、メタルベース50上に形成された絶縁層52と、絶縁層52上に形成された銅からなる複数の導体53と、カバー層54を含んでいる。絶縁層52とカバー層54は、それぞれポリイミド等の電気絶縁性の材料からなる。メタルベース50の一部に開口55,56が形成されていることもある。図4中の矢印Aはフレキシャ40の厚さ方向、矢印Bは幅方向を示している。
図5は、フレキシャ40の製造過程で使用されるフレキシャ連鎖シート60の一部を示す平面図である。フレキシャ連鎖シート60は、複数のフレームユニット61を含んでいる。これらフレームユニット61は、メタルベース50からなる枠部62と、枠部62の内側に所定ピッチで形成された複数(数十〜数百)のフレキシャ要素40´とを有している。
フレキシャ要素40´は、フレキシャ40の構成要素をなすメタルベース50(図4に示す)と、メタルベース50上に形成された配線部51とを有している。配線部51は図4に示すフレキシャ40のテール部40bと同様に、メタルベース50上に形成された絶縁層52と、絶縁層52上に形成された銅からなる導体53と、これら導体53を覆うカバー層54とを含んでいる。
フレームユニット61の枠部62は、フレキシャ要素40´の長さ方向(図5と図6に矢印Xで示す方向)に延びる一対の縦枠63,64と、フレキシャ要素40´の幅方向(矢印Yで示す方向)に延びる一対の横枠65,66とを含んでいる。縦枠63,64と横枠65,66とによって、各フレームユニット61の全周にわたって連続する枠部62が形成されている。
フレキシャ連鎖シート60の長さ方向(図5において矢印Xで示す方向)に隣り合う一方のフレームユニット61の横枠65と、他方のフレームユニット61の横枠66と間に、スリット70と接続部71とが形成されている。この接続部71によって、フレームユニット61同士が互いにつながれている。
一方の横枠65に第1の位置決め孔72が形成されている。フレキシャ40の製造工程において、フレキシャ連鎖シート60を所定位置に保持するために、この位置決め孔72に第1の位置決めピンが挿入されることがある。他方の横枠66に第2の位置決め孔73が形成されている。フレキシャ40の製造工程において、この位置決め孔73に第2の位置決めピンが挿入されることがある。位置決め孔72,73は位置決め精度を高めるためにフレキシャ要素40´の長さ方向の両端部付近に形成されているのが通例である。すなわちフレームユニット61の長さ方向の一端側に第1の位置決め孔72が形成され、フレームユニット61の長さ方向の他端側に第2の置決め孔73が形成されている。
図7は、フレキシャ連鎖シート60の一部を模式的に示した側面図である。図7中の矢印Xはフレキシャ要素40´の長さ方向を示している。この明細書では、フレキシャ連鎖シート60の配線部51が設けられている側を第1の面61aと称し、配線部51とは反対側を第2の面61bと称する。
フレキシャ連鎖シート60には、製造工程で生じた応力が残留していることがある。また配線部51とメタルベース50との熱膨張差や吸湿率の相違等によって、応力が残留していることもある。しかし各フレームユニット61が接続部71によってつながれているため、フレキシャ連鎖シート60は、図7に示すように一見、真っ直ぐの平面形状となっているようにも見える。
しかしこのフレキシャ連鎖シート60の接続部71を切断し、図8に示すように各フレームユニット61を独立させると、それまでフレームユニット61に内在していた応力が開放されることにより、図8に示すようにフレームユニット61に反りが生じる。特に、第1の面61a(配線部51が設けられている側)が僅かに凹むような反り(いわゆる谷反り)が生じることがある。
フレキシャ40の製造工程において、フレームユニット61の配線部51を上に向けた状態で、フレキシャ要素40´が扱われる際、フレームユニット61を位置決めするために、位置決め孔72,73にピンが挿入されることがある。その場合に、配線部51側が凹む形状(谷反り)が生じていると、位置決め孔72,73に挿入するピンが外れやすくなるなど、位置決めの精度や位置決めの容易性の点で問題が生じる。
このためフレキシャ要素40´を扱う工程によっては、図9に示すように配線部51側が凸の形状(いわゆる山反り)の方が都合が良いことがある。そこで本実施形態では、以下に説明するように、フレキシャ連鎖シート60から切り出されたフレームユニット61の反りを矯正するための矯正装置80と、矯正方法とを開示する。
図10から図18は、板状ワークの一例であるフレームユニット61の反りを矯正するための反り矯正装置80を示している。図10は、反り矯正装置80の斜視図である。図11から図18は、それぞれ、矯正装置80の動作を説明するために模式的に示す側面図である。
反り矯正装置80は、基台81と、基台81上に配置された弾性マット82と、弾性マット82上に配置された第1のクリーンシート83と、第1のクリーンシート83上に配置された第2のクリーンシート84と、第2のクリーンシート84上に配置された押圧ローラ85などを備えている。
弾性マット82は板状に形成され、水平方向に延びる平坦な上面82aを有し、基台81上に水平な姿勢となるように固定されている。弾性マット82の一例は、発泡ウレタン等のゴム弾性を有する樹脂(エラストマ)の発泡体からなり、水平方向の全長にわたって均一の硬さを有している。弾性マット82の厚さは例えば1〜5cm程度であるが、必要に応じてそれ以外の厚さであってもよい。
クリーンシート83,84は、発塵や塵の付着を最小限度に抑えることができる材料、例えば長繊維からなるシートでもよいし、あるいは樹脂フィルムでもよい。クリーンシート83,84の側方には、静電気が帯電することを防止するために、イオン発生器(イオナイザ)86が配置されている。
第1のクリーンシート83は、第1のシート供給ユニット90によって、水平方向に所定の長さLずつ弾性マット82上に供給される。第1のシート供給ユニット90は、第1のクリーンシート83の未使用の部分を所定量ずつ弾性マット82上に繰り出す第1の供給ボビン91と、弾性マット82上の第1のクリーンシート83の使用済みの部分を所定量ずつ巻取る第1の巻取ボビン92とを含んでいる。
第2のクリーンシート84は、第2のシート供給ユニット95によって、第1のクリーンシート83と同期して、第1のクリーンシート83と同じ長さLずつ、第1のクリーンシート83上に供給される。第2のシート供給ユニット95は、第2のクリーンシート84の未使用の部分を所定量ずつ第1のクリーンシート83上に繰り出す第2の供給ボビン96と、第2のクリーンシート84の使用済みの部分を所定量ずつ巻取る第2の巻取ボビン97とを含んでいる。
第2のシート供給ユニット95は、上下方向に移動可能な第1の昇降ユニット98に取付けられている。第1の昇降ユニット98は、サーボモータとボールねじを含む昇降機構によって、下降限と上昇限との間で上下方向に移動する。第2のシート供給ユニット95が下降限まで移動すると、第2のクリーンシート84が第1のクリーンシート83に重なる。
図10に示されるように、第2のシート供給ユニット95が上昇限まで移動した状態において、第1のクリーンシート83と第2のクリーンシート84との間に、ワーク保持機構100を挿入することのできる隙間Gが形成される。ワーク保持機構100の一例は、負圧(バキューム)によってフレームユニット61を保持するように構成されている。ワーク保持機構100は移動可能なアームに取付けられている。
第1のクリーンシート83と第2のクリーンシート84との間に形成された隙間Gにワーク保持機構100を挿入することにより、第1のクリーンシート83上にフレームユニット(板状ワーク)61を1枚づつ載置することができる。また、第1のクリーンシート83上のフレームユニット61をワーク保持機構100によって第1のクリーンシート83上から取出すこともできる。
押圧ローラ85は、弾性マット82よりも硬いゴム弾性を有する材料(例えば硬質ゴム)からなる。弾性マット82と押圧ローラ85との硬さの比較において、「押圧ローラ85の方が弾性マット82よりも硬い」ということは、両者の表面をそれぞれ試験機のプローブで押したとき(圧縮の荷重を加えたとき)、弾性マット82の凹みの方が押圧ローラ85の凹みよりも大きいことを意味する。
押圧ローラ85は、上下方向に移動可能な第2の昇降ユニット110に取付けられている。第2の昇降ユニット110は、サーボモータとボールねじを含む駆動機構によって、下降限と上昇限との間で上下方向に移動する。押圧ローラ85が下降限まで移動すると、弾性マット82と押圧ローラ85との間にフレームユニット61を挟み付けることができる状態となる。弾性マット82に対する押圧ローラ85の押し付け力は、押圧ローラ85の下降限の位置と、第2の昇降ユニット110に組込まれた弾性部材(例えば圧縮ばね)の撓み量などによって調整することができる。
押圧ローラ85を上下方向に移動させる第2の昇降ユニット110は、水平方向に延びるガイドを含むローラ移動機構111によって、水平方向に往復移動することができる。すなわちこの押圧ローラ85は、弾性マット82の長手方向の一端寄りの第1の位置(図10に示す)と、弾性マット82の他端寄りの第2の位置とにわたって、弾性マット82の上面82aに沿って、弾性マット82の長さ方向(水平方向)に移動することができるようになっている。押圧ローラ85は、水平方向に延びる軸115を中心に回転自在である。押圧ローラ85の軸115は、弾性マット82の幅方向(長さLと直角な方向)に延びている。
次に、反り矯正装置80の動作について、図11から図18を参照して説明する。
図11は反り矯正装置80の初期状態を示している。この初期状態では、第1の昇降ユニット98と第2の昇降ユニット110がともに上昇位置にある。第2のクリーンシート84と押圧ローラ85が上昇しているため、第1のクリーンシート83と第2のクリーンシート84との間に隙間Gが形成されている。
図12に示すように、第1のクリーンシート83と第2のクリーンシート84との間にワーク保持機構100が挿入されることにより、第1のクリーンシート83の上に少なくとも1つのフレームユニット61が供給される。このときフレームユニット61は、配線部51(すなわち第1の面61a)を上に向けた姿勢で第1のクリーンシート83上に水平に載置される。
しかもフレームユニット61は、第1のクリーンシート83上に載置される際に、それぞれ、フレキシャ要素40´の長手方向(図6に矢印Xで示す方向)が第1のクリーンシート83の長さ方向(図10にLで示される長さ方向)に沿うように配置される。つまりワーク保持機構100は、フレキシャ要素40´の長さ方向が弾性マット82の上面82aの長さ方向に沿うように、フレームユニット61を第1のクリーンシート83上に載置する。
次いで、図13に示すように第1の昇降ユニット98が降下し、第2のクリーンシート84が第1のクリーンシート83とフレームユニット61の上に重なることにより、第1のクリーンシート83と第2のクリーンシート84との間にフレームユニット61が挟まれる。
次いで、図14に示すように第2の昇降ユニット110が降下することにより、押圧ローラ85が下降限に位置する。これにより、押圧ローラ85の下端と弾性マット82との間にクリーンシート83,84が挟まれる。このとき押圧ローラ85はフレームユニット61の手前の位置にあるため、この時点ではフレームユニット61を押していない。
そののち、図15に示すように、第2の昇降ユニット110が弾性マット82の上面82aに沿って矢印X1で示す第1の方向に移動する。フレームユニット61はクリーンシート83,84間に配置されているため、フレームユニット61が弾性マット82と押圧ローラ85との間に挟まれた状態のもとで、押圧ローラ85がフレームユニット61を押圧しつつ水平方向に移動する。
次いで、図16に示すように、押圧ローラ85が弾性マット82の上面82aに沿って矢印X2で示す第2の方向に移動することにより、押圧ローラ85が元の位置に戻る。このときもフレームユニット61がクリーンシート83,84間に挟まれた状態のもとで、押圧ローラ85がフレームユニット61を押圧しつつ水平方向に移動する。
押圧ローラ85は弾性マット82よりも硬質の材料(例えば硬質ゴム)からなる。しかも弾性マット82が平面形状であるのに対し、押圧ローラ85は円柱形である。このため弾性マット82と押圧ローラ85との間にフレームユニット61が挟まれた状態で押圧ローラ85がフレームユニット61の長さ方向に移動すると、押圧ローラ85によって押されるフレームユニット61の第1の面61a、すなわち配線部51が設けられている側に圧縮の応力が生じる。
このためフレームユニット61が自由状態(外力が加わらない状態)になると、図9に示すように第1の面61aが僅かに凸となるように緩やかに湾曲した形状(いわゆる山反り)となる。図9は、フレームユニット61の湾曲形状がわかりやすいように誇張して描かれているが、実際のフレームユニット61の湾曲形状(図9に示された第1の面61aの高さH)は0μm以上、数百μm以下の小さな値である。本実施形態では、フレームユニット61の第1の面61aの高さHが所望の値となるように、弾性マット82と押圧ローラ85の硬さや、押圧ローラ85の径、あるいは弾性マット82に対する押圧ローラ85の押圧力(ばねによる荷重)などが最適化されている。
図17に示すように、第1の昇降ユニット98と第2の昇降ユニット110が上昇し、第2のクリーンシート84と押圧ローラ85が上昇すると、第1のクリーンシート83と第2のクリーンシート84との間に再び隙間Gが形成される。この隙間Gにワーク保持機構100(図12に示す)が挿入され、第1のクリーンシート83上のフレームユニット61がワーク保持機構100によって取出される。
以上の一連の反り矯正プロセス(図11から図17)が何度か繰返されると、クリーンシート83,84に塵などの異物が付着する可能性がある。クリーンシート83,84に付着した塵などの異物がフレームユニット61の表面に乗り移ると、フレキシャ40の品質に悪影響を与えるおそれがある。
そこで本実施形態では、防塵対策として、矯正プロセス(図11から図17)が複数回繰返されたのち、図18に示すようにクリーンシート83,84を一定の長さL(図10に示す)だけ送る。これにより、クリーンシート83,84の未使用の新たな部分が弾性マット82上に配置されるとともに、クリーンシート83,84の使用済みの部分が巻き取られる。このため、クリーンシート83,84に付着している可能性のある塵等の異物がクリーンシート83,84のロールの中に封じ込められる。そののち、再び一連の矯正プロセス(図11から図17)が繰返される。
以上説明したように本実施形態のフレームユニット(板状ワーク)61の製造方法は、フレームユニット61の製造プロセス(下記の[1][2])と、矯正プロセス(下記の[3]〜[9])を含んでいる。
[1]枠部62と多数のフレキシャ要素40´とを含む複数のフレームユニット61からなるフレキシャ連鎖シート60を製造する、
[2]フレキシャ連鎖シート60の各フレームユニット61を切離す、
[3]弾性マット82の上に第1のクリーンシート83を配置する(図11)、
[4]第1のクリーンシート83上にフレームユニット61を供給する(図12)、
[5]第1のクリーンシート83とフレームユニット61の上方から第2のクリーンシート84を重ねる(図13)、
[6]第2のクリーンシート84の上方から弾性マット82に向かって押圧ローラ85を降下させる(図14)、
[7]弾性マット82と押圧ローラ85との間でフレームユニット61を挟む、
[8]弾性マット82と押圧ローラ85との間にフレームユニット61を挟んだ状態のもとで、押圧ローラ85を弾性マット82の上面82aに沿って移動させる(図15)(図16)、
[9]第1のクリーンシート83上からフレームユニット61を取出す(図17)、
[10]前記一連の矯正プロセス[3]〜[9]を複数回繰返したのち、クリーンシート83,84の使用済みの部分を所定量巻取るとともに、クリーンシート83,84の未使用の部分を弾性マット82上に繰り出す(図18)。
以上述べたように、フレキシャ連鎖シートから切り出されたフレームユニット61に一連の矯正プロセス[3]〜[9]を実施することにより、フレームユニット61を第1の面61aが凸の湾曲した形状に矯正することができる。このため配線部51が凸の湾曲した形状が望まれるフレキシャ要素40´を扱う作業等において、フレキシャ要素40´の反りを好ましい状態となるように管理することができる。しかもフレームユニット61に塵等の異物が付着することを、クリーンシート83,84の未使用の新鮮な部分を適宜のタイミングで間欠的に供給する前記プロセス[10]によって防止できるため、高い清浄度が要求されるフレキシャ要素40´の清浄度を維持する上で有効である。
本実施形態のように弾性マット82上でクリーンシート83,84を介して押圧ローラ85を転がすと、クリーンシート83,84に静電気が帯電しやすい。クリーンシート83,84が帯電すると、ワーク(例えばフレームユニット61)がクリーンシート83,84に引き寄せられ、ワークの位置がずれることがある。ワークの位置ずれは、反り矯正作業やワーク保持機構100によるワークの吸着に悪影響を与えるおそれがある。しかるに本実施形態の反り矯正装置80は、イオン発生器86によってクリーンシート83,84の帯電を防止できるため、クリーンシート83,84等が帯電することによる問題を回避することができ、反り矯正装置80による矯正作業を支障なく行なうことができるものである。
なお板状ワークはフレキシャ連鎖シートのフレームユニットに限ることなく、他の板状ワークに適用することができる。板状ワークによっては、第2の面が凸となるように反りを矯正してもよい。また本発明を実施するに当たり、弾性マットや第1および第2のクリーンシート、押圧ローラ等の形状や材質、配置など、反り矯正装置を構成する各要素を種々に変形して実施できることは言うまでもない。例えば第1のシート供給ユニットを上下方向に移動できるように構成し、第1のシートを第2のシートに対して上下方向に移動させてもよい。
10…ディスク装置(HDD)、20…サスペンション、40…フレキシャ、40´…フレキシャ要素、50…メタルベース、51…配線部、60…フレキシャ連鎖シート、61…フレームユニット(板状ワークの一例)、61a…第1の面、61b…第2の面、62…枠部、71…接続部、72…第1の位置決め孔、73…第2の位置決め孔、80…反り矯正装置、81…基台、82…弾性マット、82a…上面、83…第1のクリーンシート、84…第2のクリーンシート、85…押圧ローラ、86…イオン発生器(イオナイザ)、90…第1のシート供給ユニット、91…第1の供給ボビン、92…第1の巻取ボビン、95…第2のシート供給ユニット、96…第2の供給ボビン、97…第2の巻取ボビン、98…第1の昇降ユニット、100…ワーク保持機構、110…第2の昇降ユニット

Claims (8)

  1. 第1の面と前記第1の面とは反対側の第2の面とを有する板状ワークの反りを矯正する反り矯正装置であって、前記板状ワークが、枠部と、前記枠部の内側に所定ピッチで配置され前記第1の面に設けられた配線部と前記第2の面に設けられたメタルベースとを備えた同一形状の複数のフレキシャ要素とを有し、
    前記矯正装置が、
    平坦な上面を有する弾性マットと、
    第1のクリーンシートを繰り出す供給ボビンと前記第1のクリーンシートを巻取る巻取ボビンとを有し、前記第1のクリーンシートを前記供給ボビンから前記第1のクリーンシートの長さ方向に繰り出すことにより前記弾性マット上に前記第1のクリーンシートを供給する第1のシート供給ユニットと、
    前記第1のクリーンシート上に前記配線部を上に向けかつ前記フレキシャ要素の長手方向が前記第1のクリーンシートの長さ方向に沿うよう前記板状ワークを供給するワーク保持機構と、
    前記第1のクリーンシートの上方に第2のクリーンシートを供給する第2のシート供給ユニットと、
    前記第2のクリーンシートを前記第1のクリーンシートに対し上下方向に相対的に移動させる第1の昇降ユニットと、
    前記第2のクリーンシートの上方に配置され上下方向に移動可能な押圧ローラと、
    前記押圧ローラを前記弾性マットに向かって押圧する第2の昇降ユニットと、
    前記押圧ローラが下降した状態において前記押圧ローラを前記弾性マットの前記上面に沿って前記フレキシャ要素の長手方向に移動させるローラ移動機構と、
    を具備したことを特徴とする板状ワークの反り矯正装置。
  2. 前記弾性マットが弾性を有する樹脂の発泡体からなり、かつ、
    前記押圧ローラが前記弾性マットよりも硬質の弾性材料からなることを特徴とする請求項1に記載の板状ワークの反り矯正装置。
  3. 前記第1のシート供給ユニットは、前記第1のクリーンシートの未使用の部分を前記弾性マット上に繰り出す第1の供給ボビンと、前記弾性マット上の前記第1のクリーンシートの使用済みの部分を所定量巻取る第1の巻取ボビンとを含み、
    前記第2のシート供給ユニットは、前記第2のクリーンシートの未使用の部分を前記第1のクリーンシート上に繰り出す第2の供給ボビンと、前記第2のクリーンシートの使用済みの部分を所定量巻取る第2の巻取ボビンとを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の板状ワークの反り矯正装置。
  4. 前記第1のクリーンシートおよび第2のクリーンシートに静電気が帯電することを防止するためのイオン発生器をさらに備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の板状ワークの反り矯正装置。
  5. 前記板状ワークが、前記枠部と前記フレキシャ要素とを有するフレームユニットからなり、前記ワーク保持機構は前記フレキシャ要素の長さ方向が前記弾性マットの上面の長さ方向に沿うよう前記フレームユニットを前記第1のクリーンシート上に載置することを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項に記載の板状ワークの反り矯正装置。
  6. 前記フレームユニットの長さ方向の一端側に第1の位置決め孔が形成され、前記フレームユニットの長さ方向の他端側に第2の置決め孔が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の板状ワークの反り矯正装置。
  7. 第1の面と前記第1の面とは反対側の第2の面とを有する板状ワークの反りを矯正する反り矯正方法であって、前記板状ワークが、枠部と、前記枠部の内側に所定ピッチで配置され前記第1の面に設けられた配線部と前記第2の面に設けられたメタルベースとを備えた同一形状の複数のフレキシャ要素とを有し、
    前記矯正方法が、
    平坦な上面を有する弾性マットの上に第1のクリーンシートを配置すること、
    前記第1のクリーンシートの上に前記配線部を上に向けかつ前記フレキシャ要素の長手方向が前記第1のクリーンシートの長さ方向に沿うよう前記板状ワークを供給すること、
    前記第1のクリーンシートと前記板状ワークの上方から第2のクリーンシートを重ねること、
    前記第2のクリーンシートの上方から前記弾性マットに向かって押圧ローラを降下させること、
    前記弾性マットと前記押圧ローラとの間で前記板状ワークを挟むこと、
    前記弾性マットと前記押圧ローラとの間で前記板状ワークを挟んだ状態において前記押圧ローラを前記弾性マットの上面に沿って前記フレキシャ要素の長手方向に移動させること、
    前記第1のクリーンシート上から前記板状ワークを取出すこと、
    を含む矯正プロセスを具備したことを特徴とする板状ワークの反り矯正方法。
  8. 前記矯正プロセスを複数回繰返したのち、
    前記弾性マット上の前記第1のクリーンシートの使用済みの部分を所定量巻取るとともに前記第1のクリーンシートの未使用の部分を前記弾性マット上に繰り出し、かつ、
    前記第2のクリーンシートの使用済みの部分を前記所定量巻取るとともに前記第2のクリーンシートの未使用の部分を前記第1のクリーンシート上に繰り出すことを特徴とする請求項7に記載の板状ワークの反り矯正方法。
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