JP2001357646A - ヘッド.スタック組立体の調整方法及び装置 - Google Patents

ヘッド.スタック組立体の調整方法及び装置

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JP2001357646A
JP2001357646A JP2000181857A JP2000181857A JP2001357646A JP 2001357646 A JP2001357646 A JP 2001357646A JP 2000181857 A JP2000181857 A JP 2000181857A JP 2000181857 A JP2000181857 A JP 2000181857A JP 2001357646 A JP2001357646 A JP 2001357646A
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bending
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arm
flexible body
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JP2000181857A
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Akihiro Hosokawa
明博 細川
Satoru Yamaguchi
哲 山口
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TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ヘッド.スタック組立体の段階で静止姿勢角及
び荷重を調整する方法を確保する。 【解決手段】ヘッド.スタック組立体95に含まれるブ
ロックの腕片51、または、ヘッド支持体1の可撓体1
2に曲げを加え、腕片51、または、ヘッド支持体1の
可撓体12の曲げ領域6にレーザを照射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッド.スタック
組立体を調整する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】浮上型磁気ディスク装置において、磁気
ヘッドを支持する構造は、磁気ヘッドをジンバルに取り
付けたヘッド.ジンバル組立体(Head Gimbal Assembl
y、以下HGAと称する)、HGAをアームに取り付け
たヘッド.アーム組立体(Head Arm Assembly、以下H
AAと称する)、及び、複数のHAAをスタックしたヘ
ッド.スタック組立体(Head Stack Assembly、以下H
SAと称する)の3つの態様に分けられる。本発明は、
この内、HSAに係る。
【0003】浮上型の磁気ディスク装置では、高密度記
録再生を達成するため、磁気ヘッドの静止姿勢角が高精
度に保持されていること、及び、磁気ヘッドから磁気デ
ィスクに加わる荷重が所定の値に設定されていることが
基本的な要求事項となる。磁気ヘッドの静止姿勢角に
は、ピッチ角と、ロール角とが含まれる。
【0004】従来は、HGAの段階で、静止姿勢角及び
荷重を所定値に修正していた。しかし、最近は、最終段
階であるHSAでの仕上がり規格が、狭く、かつ、厳し
くなっており、HGAの段階で、静止姿勢角及び荷重が
規格内の値に調整されていても、HGAからHSAに至
るまでの工程において、静止姿勢角及び荷重が所定値か
らずれてしまい、HSAの段階で、規格内に入らなくな
ることがある。
【0005】HSAは、磁気ヘッドを支持する最終装置
であるから、静止姿勢角及び荷重が所定の角度内にない
として、不良品扱いにすることは、複雑なプロセスを経
て製造された高価な磁気ヘッド、及び、高価なジンバル
及びロードビームの廃棄、更には、HGA、HAAの組
立コストを無にすることを意味するから、許されない。
【0006】従来は、HGAの段階において、押圧治具
を用いた機械的押圧によって、静止姿勢角ずれを修正し
ていた。この押圧治具を用いた調整方法では、ロードビ
ームの軸線上の1点を支点にして、他点を押圧すること
によって、ロードビームを曲げ、それによって磁気ヘッ
ドの静止姿勢角を調整する。
【0007】しかしながら、機械的押圧により、ロード
ビームに大きな曲げ変位を与えても、ロードビームの有
する復元力のために、曲げが元に戻る。このことは、仮
に、この従来の技術を、HSAに適用した場合、HSA
に備えられたブロックにおいて、ブロックに所定の間隔
で備えられた腕片を、所定の静止姿勢角または荷重を与
える曲げ変位よりも、著しく大きな曲げ変位で曲げなけ
ればならないことを意味する。
【0008】HSAにおいて、ブロックには微少間隔を
隔てて複数の腕片が配列されており、腕片に大きな曲げ
変位を与えると、曲げられた腕片が隣接する腕片に接触
してしまうため、必要な静止姿勢角及び荷重が得られる
曲げ変位を与えることが困難になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、HS
Aの段階で静止姿勢角及び荷重を調整する方法及び装置
を提供することである。
【0010】本発明のもう一つの課題は、ブロックを構
成する腕片に小さな曲げ変位を与えるだけで、必要な曲
げ変位量を確保し得るHSAの調整方法及び装置を提供
することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係る調整方法は、HSAに適用される。
前記HSAは、ブロックと、ヘッド支持体と、磁気ヘッ
ドとを含む。
【0012】前記ブロックは、複数の腕片を有し、前記
複数の腕片は間隔を隔てて順次に配列されている。前記
ヘッド支持体は、前記腕片のそれぞれ毎に備えられ、一
端が前記腕片に固定されている。前記磁気ヘッドは、前
記ヘッド支持体のそれぞれ毎に備えられ、前記ヘッド支
持体の他端側に取り付けられている。
【0013】上記構成のHSAにおいて、腕片またはヘ
ッド支持体に曲げを加え、腕片またはヘッド支持体の曲
げ領域にレーザを照射する。
【0014】腕片またはヘッド支持体に曲げを加えた場
合、腕片またはヘッド支持体には曲げに応じた応力が発
生する。本発明では、曲げ領域にレーザを照射する。こ
れにより、レーザを照射された曲げ領域における応力
が、レーザの照射に伴う熱により、開放される。このた
め、このレーザ照射を受けた曲げ領域では、腕片または
ヘッド支持体の復元量が小さくなり、加えられた曲げ角
度に近い角度で曲ることになる。このことは、腕片また
はヘッド支持体に与えられる曲げ変化量が小さくとも、
腕片またはヘッド支持体に対し、大きな曲げ角度を付与
できることを意味する。よって、腕片またはヘッド支持
体を、小さな曲げ角度で曲げるだけでよい。
【0015】レーザを利用して熱応力を開放する技術
は、例えば、特開平3ー178021号公報、特開平1
0ー269538号公報等に開示されている。しかしな
がら、これらの先行技術文献は、ロードビームに磁気ヘ
ッドを搭載する前に、ロードビームを曲げる技術を開示
するものであって、HSAについての曲げ技術を開示す
るものではない。仮に、これらの先行技術の適用によっ
て、ロードビームを曲げた後でも、その後のHGAの組
立工程、HAAの組立工程及びHSAの組立工程におい
て、静止姿勢角及び荷重が所定値からずれることがある
ので、最終的な調整手段とはならない。
【0016】本発明は、HSAを得た後に静止姿勢角及
び荷重のずれを修正する技術を開示するものであるか
ら、上記先行技術文献に開示された発明とは異なる。本
発明は、更に、上記調整方法の実施に直接使用される調
整装置を開示する。
【0017】本発明の他の目的、構成及び効果について
は、実施の形態である添付図を参照して詳しく説明す
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る調整方法の実
施に直接に用いられる調整装置の構成を示す図である。
図示された調整装置は、レーザ発振装置91と、修正装
置92と、測定装置93と、制御装置94とを含み、H
SA95を調整する。
【0019】図2は本発明に係る調整方法が適用される
HSA95の正面図、図3は図2に図示されたHSA9
5の側面図である。図示されたHSA95は、ヘッド支
持体1と、磁気ヘッド2と、ブロック5とを含む。ブロ
ック5は、複数の腕片51を有する。複数の腕片51は
間隔D1を隔てて順次に配列されている。腕片51は、
基体50の外周面に突出して設けられている。基体50
及び腕片51は適当な非磁性金属材料、例えば、アルミ
合金等を用いて一体成形されている。図示実施例では、
腕片51は2本であるが、その個数は増加できる。
【0020】基体50には、腕片51の配列方向に平行
な取り付け孔52が設けられている。取り付け孔52
は、磁気ディスク装置に含まれる位置決め装置に取り付
けるために用いられる。更に、基体50には、コイル支
持部53及びボイスコイル54が備えられている。
【0021】ヘッド支持体1は、腕片51のそれぞれ毎
に備えられ、一端が腕片51に、例えばボール接続構造
等によって固定されている。ヘッド支持体1は、ロード
ビーム11と、可撓体12とを含む。図示実施例では、
ヘッド支持体1は、腕片51の片面にのみ設けられてい
るが、腕片51が3枚以上備えられている場合は、腕片
51の両面に備えられることが多い。
【0022】磁気ヘッド2は、ヘッド支持体1のそれぞ
れ毎に、その他端側に取り付けられている。取り付け側
とは反対側の表面が、空気ベアリング面となる。磁気ヘ
ッド2は、ヘッド支持体1を構成する可撓体12に備え
られている。ヘッド支持体1と、磁気ヘッド2との組み
合わせがHGAと称され、HGAとアームとの組み合わ
せがHAAと称されることは、前述した通りである。
【0023】図4はHGAの平面図、図5は図4に示し
たHGAの底面図、図6は図5の底面図においてHGA
の部分を拡大して示す図、図7は図6に示したHGAを
正面視した図である。
【0024】これらの図を参照すると、ロードビーム1
1は、中央を通る長手方向軸線Lの自由端近傍に突起部
111を有する。図示されたロードビーム11は、幅方
向の両側に折り曲げ部118を有しており、この折り曲
げ部118により、剛性を増加させてある。また、ロー
ドビーム11には、腕片51に取り付けるための孔11
6が設けられている。ロードビーム11は、種々の構
造、形状をとることができ、図示実施例には限定されな
い。例えば、ロードビーム11には、記録媒体(図示し
ない)に対する磁気ヘッド2の追従性を向上させるため
の孔、または、全体の弾性を増すための孔が設けられる
ことがある。
【0025】可撓体12は薄いバネ板材で構成され、一
方の面がロードビーム11の突起部111を有する側の
面に取り付けられ、突起部111から押圧荷重を受けて
いる。可撓体12は、接続点13において、ロードビー
ム11の突起部111を有する側に、カシメ等の手段に
より貼り合わされている。カシメの代わりに、スポット
溶着等の手段を用いてもよい。
【0026】更に、可撓体12は、中央に舌状部120
を有する。舌状部120は、一端が可撓体12の横枠部
121に結合されている。可撓体12の横枠部121は
両端が外枠部123、124に連なっている。外枠部1
23、124と舌状部120との間には、舌状部120
の周りに、溝122が形成されている。舌状部120の
一面には磁気ヘッド2が接着剤などで取り付けられ、突
起部111の先端がバネ接触している。配線3は磁気ヘ
ッド2に備えられた磁気変換素子の取出電極に接続され
る。
【0027】再び、図1を参照して説明する。レーザ発
振装置91は、腕片51の曲げ領域6にレーザLAを照
射する。レーザ発振装置91は、YAGレーザを含め、
各種のものを用いることができる。図示されたレーザ発
振装置91は、レーザ発振部911と、レーザ照射部9
12とを含む。レーザ照射部912は、腕片51の領域
6に向けられている。
【0028】修正装置92は、腕片51に曲げを加え
る。ピッチ角調整の場合は、修正装置92の可動腕92
2が直線的に駆動され、ロール角調整の場合は、腕片5
1に対し、長手軸線方向Lの周りの捻りを加えるよう
に、駆動される。図示された修正装置92は、モータ等
を含む駆動部921と、駆動部921によって駆動され
る可動腕922とを有する。
【0029】測定装置93は、腕片51の曲げを検出す
る。測定装置93は、非接触方式、または、接触方式に
よって、腕片51の曲げを検出する。非接触方式はCC
Dカメラ等の撮像装置によって実現することができる。
接触方式の場合は、一本または複数本の変位測定用接触
子(ロードセル)を用いることができる。
【0030】腕片51の曲げを検出する手法としては、
腕片51の曲げを直接に検出する手法、ロードビーム1
1の傾斜を検出する手法、及び、磁気ヘッド2の空気ベ
アリング面の傾斜を検出する手法を挙げることができ
る。この内でも、磁気ヘッド2の空気ベアリング面の傾
斜を検出する手法が最も適している。腕片51を曲げる
のは、磁気ヘッド2のピッチ角及びロール角を調整する
ためであるから、磁気ヘッド2の空気ベアリング面の傾
斜を検出する手法は、磁気ヘッド2のピッチ角及びロー
ル角を直接に検出できるという利点が得られる。
【0031】測定装置93によって得られた検出信号
は、制御装置94に供給される。図示された測定装置9
3は、信号処理部931と、検出装置932とを含む。
撮像部932は、例えば、CCD等の撮像手段または変
位測定用接触子を含む。
【0032】制御装置94は、測定装置93から供給さ
れる信号に基づき、レーザ発振装置91、及び、修正装
置92を制御する。制御装置94は、一般には、コンピ
ュータによって構成される。
【0033】図8は図1に示した調整装置を用いたピッ
チ角調整方法を説明する拡大図、図9は図8に示すピッ
チ角調整におけるレーザの照射方法を示す図である。図
8に示すように、修正装置92の可動腕922により、
腕片51を上下方向から挟み込み、可動腕922を方向
P1または方向P2に直線的に移動させる。これによ
り、腕片51が方向P1または方向P2に曲げられる。
この曲げによりピッチ角が調整される。
【0034】この場合、本発明では、腕片51に機械的
な曲げを与えながら、腕片51の曲げ領域6にレーザL
Aを照射する。腕片51に機械的な曲げを加えた場合、
腕片51には曲げに応じた応力が発生する。本発明にお
いて、腕片51の曲げ領域6にレーザLAを照射するの
で、レーザLAを照射された曲げ領域6における応力
が、レーザLAの照射に伴う熱により、開放される。こ
のため、このレーザLA照射を受けた曲げ領域6では、
腕片51の復元量が小さくなり、加えられた曲げ角度に
近い角度で曲ることになる。このことは、腕片51に与
えられる曲げ変化量が小さくとも、腕片51に対し、大
きな曲げ角度を付与できることを意味する。レーザLA
は、照射を受けた部分に溶断、変色等を与えないような
条件で照射される。このような条件は、レーザ出力の調
整、焦点の変更等によって容易に設定できる。
【0035】図9はHSAに対するレーザ照射方法の一
例を示す図である。HSAの場合、ブロック50に複数
の腕片51が間隔D1を隔てて配置されている。そこ
で、最上層に位置する腕片51を除き、腕片51の外側
から、間隔D1を通って、斜めにレーザLAを照射す
る。レーザ照射部922は、腕片51の両側に配置し、
腕片51の両側からレーザLAを照射することが好まし
い。最上層に位置する腕片51に対しては、上述したよ
うな制限を伴うことなく、レーザを照射できる。
【0036】図10は図1に示した調整装置を用いたロ
ール角調整方法を説明する拡大図である。ロール角を調
整する場合は、修正装置92の可動腕922により、腕
片51の半分を挟み込み、可動腕922を上または下に
移動させる。これにより、腕片51が方向R1または方
向R2に捻られる。
【0037】そして、修正装置92により、腕片51に
機械的な捻りを与えながら、腕片51の曲げ領域6にレ
ーザLAを照射する。腕片51に捻りを加えた場合、腕
片51には捻り曲げに応じた応力が発生する。本発明に
おいて、腕片51の曲げ領域6にレーザLAを照射する
ので、レーザLAを照射された曲げ領域6における応力
が、レーザLAの照射に伴う熱により、開放される。こ
のため、このレーザLA照射を受けた曲げ領域6では、
腕片51の復元量が小さくなり、加えられた捻り角度に
近い角度で曲ることになる。このことは、腕片51に与
えられる捻り変化量が小さくとも、腕片51に対し、大
きな捻り角度を付与できることを意味する。
【0038】腕片51の曲げは、測定装置93によって
検出される。測定装置93の検出装置932は、曲げ操
作をしている間(図8〜図10参照)は退避させてお
き、測定作業時に、図11に図示するように、測定位置
まで進出させる。腕片51の曲げは、可撓体12及び可
撓体12に装着された磁気ヘッド2の傾斜として反映さ
れる。そこで、この実施例では、図11に拡大して示す
ように、測定装置93は、2つの検出装置932、93
2を備える。そして、長手方向軸線Lの延長上に配置さ
れた検出装置932により、磁気ヘッド2のロール角を
検出し、長手方向軸線Lと直交する軸線Xの延長上に配
置された検出装置932により、磁気ヘッド2のピッチ
角を検出するようになっている。図示された検出装置9
32は、CCDカメラ等の撮像装置である。
【0039】測定装置93によって得られた検出信号
は、制御装置94に供給される。制御装置94は、測定
装置93から供給される信号に基づき、レーザ発振装置
91、及び、修正装置92を制御する。
【0040】従って、制御回路94に曲げ角度情報テー
ブルを持つことにより、腕片51の曲げが適正値になっ
たことを判定し、判定結果に基づいて、修正装置92の
動作を停止させることにより、ピッチ角、及び、ロール
角を自動的に調整することができるようになる。修正装
置92の動作停止とともに、レーザ発振装置91のレー
ザ発振を停止させることもできる。
【0041】更に、上述したピッチ角及びロール角の調
整により、ロードビーム11から突起部111を介して
磁気ヘッド2に加わる荷重を調整し、延ては、磁気ヘッ
ド2の浮上特性を制御することができる。荷重測定に当
っては、測定装置93の検出装置932を、ロードセル
等の荷重測定用接触子によって構成し、この接触子を、
磁気ヘッド2のスライダに押し当てる構成を採用するこ
とができる。
【0042】図12は本発明に係る調整方法の実施に直
接に用いられる調整装置の別の構成を示す図である。図
において、図1に図示された構成部分と同一の構成部分
については、同一の参照符号を付してある。この実施例
において、レーザ発振装置91は、可撓体12とロード
ビーム11との接続点13、及び、磁気ヘッド2との間
に現れる可撓体12の領域6にレーザLAを照射する。
図示されたレーザ発振装置91は、レーザ発振部911
と、レーザ照射部912とを含む。レーザ照射部912
は、可撓体12の領域6に向けられている。
【0043】修正装置92は、モータ等を含む駆動部9
21と、駆動部921によって駆動される可動腕922
とを有する。可動腕922は、可撓体12を保持して、
方向P1もしくは方向P2に直線的に移動し、または、
方向R1もしくは方向R2に回転する。この他、可撓体
12に接触し、方向P1もしくは方向P2に直線的に移
動することにより、可撓体12に対して、ピッチ角変化
及びロール角変化を与えるような構成であってもよい。
【0044】測定装置93は、可撓体12の曲げを検出
する。測定装置93は磁気ヘッド2の例えば空気ベアリ
ング面に向けられている。測定装置93によって得られ
た曲げ検出信号は、制御装置94に供給される。
【0045】図13は図12に示した調整装置における
静止姿勢角調整を説明する拡大図である。図13に示す
ように、修正装置92の可動腕922により、可撓体1
2の横枠部121を挟み込み、可動腕922を方向P1
または方向P2に直線的に移動させる。これにより、可
撓体12が方向P1または方向P2に曲げられる。この
曲げによりピッチ角が調整される。
【0046】従来は、上述の機械的な曲げによって、ピ
ッチ角を調整していた。本発明では、これとは異なっ
て、可撓体12に機械的な曲げを与えながら、可撓体1
2の領域6にレーザLAを照射する。
【0047】図14は図13に示す静止姿勢角調整にお
けるレーザの照射領域を示す図である。図示するよう
に、可撓体12とロードビーム11との接続点13、及
び、磁気ヘッド2の間に現れる可撓体12の領域6にレ
ーザLAを照射する。レーザLAの照射を受ける領域6
は、磁気ヘッド2の後方、側方等であって、曲げが生じ
る領域であればよい。
【0048】可撓体12に機械的な曲げを加えた場合、
可撓体12には曲げに応じた応力が発生する。本発明に
おいて、可撓体12の曲げを生じる領域6にレーザLA
を照射するので、レーザLAを照射された領域6におけ
る応力が、レーザLAの照射に伴う熱により、開放され
る。このため、このレーザLAの照射を受けた領域6で
は、可撓体12の復元量が小さくなり、加えられた曲げ
角度に近い角度で曲ることになる。このことは、可撓体
12に与えられる曲げ変化量が小さくとも、可撓体12
に対し、大きな曲げ角度を付与できることを意味する。
レーザLAは、可撓体12の照射を受ける領域6がステ
ンレススチールで構成されている場合、その表面温度
が、例えば、150〜250℃となるように照射するの
が好ましい。
【0049】レーザLAの照射を受ける可撓体12の領
域6は、可撓体12とロードビーム11との接続点1
3、及び、磁気ヘッド2の間に現れる部分である。この
部分で、可撓体12が曲げられる。従って、可撓体12
の曲げ角度が、磁気ヘッド2のピッチ角にそのまま反映
される。よって、可撓体12の小さな曲げ角度で、大き
なピッチ角変化量を確保することができる。
【0050】測定装置93は、磁気ヘッド2の空気ベア
リング面の変位などから、可撓体12の曲げを検出す
る。測定装置93によって得られた曲げ検出信号は、制
御装置94に供給される。制御装置94は、測定装置9
3から供給される信号に基づき、レーザ発振装置91、
及び、修正装置92を制御する。
【0051】従って、制御回路94に曲げ角度情報テー
ブルを持つことにより、可撓体12の曲げが適正値にな
ったことを判定し、判定結果に基づいて、修正装置92
の動作を停止させることにより、ピッチ角を自動的に調
整することができるようになる。修正装置92の動作停
止とともに、レーザ発振装置91のレーザ発振を停止さ
せることもできる。
【0052】ロール角を調整する場合は、修正装置92
の可動腕922により、可撓体12の横枠部121を挟
み込み、可動腕922を方向R1または方向R2に回転
させる。これにより、可撓体12が方向R1または方向
R2に捻られる。
【0053】修正装置92により、可撓体12に機械的
な捻りを与えながら、可撓体12とロードビーム11と
の接続点13、及び、磁気ヘッド2の間に現れる可撓体
12の領域6にレーザLAを照射する。
【0054】可撓体12に捻りを加えた場合、可撓体1
2には捻り曲げに応じた応力が発生する。本発明におい
て、可撓体12の曲げを生じる領域6にレーザLAを照
射するので、レーザLAを照射された領域6における応
力が、レーザLAの照射に伴う熱により、開放される。
このため、このレーザLA照射を受けた領域6では、可
撓体12の復元量が小さくなり、加えられた捻り角度に
近い角度で曲ることになる。このことは、可撓体12に
与えられる捻り変化量が小さくとも、可撓体12に対
し、大きな捻り角度を付与できることを意味する。
【0055】レーザLAの照射を受ける可撓体12の領
域6は、可撓体12とロードビーム11との接続点1
3、及び、磁気ヘッド2の間に現れる部分である。この
部分で、可撓体12が捻られる。従って、可撓体12の
曲げ角度が、磁気ヘッド2のロール角にそのまま反映さ
れる。よって、可撓体12の小さな捻り角度で、大きな
ロール角変化量を確保することができる。
【0056】測定装置93は、磁気ヘッド2の空気ベア
リング面の傾斜角または捻り角等から、可撓体12の捻
り角度を検出する。測定装置93によって得られた捻り
検出信号は、制御装置94に供給される。制御装置94
は、測定装置93から供給される信号に基づき、レーザ
発振装置91、及び、修正装置92を制御する。
【0057】従って、制御回路94に捻り角度情報テー
ブルを持つことにより、可撓体12の捻り角度が適正値
になったことを判定し、判定結果に基づいて、修正装置
92の動作を停止させることにより、ロール角調整を自
動的に実行することができるようになる。修正装置92
の動作停止とともに、レーザ発振装置91のレーザ発振
を停止させることもできる。
【0058】図15は本発明に係る調整装置の別の実施
例を示す図である。この実施例の特徴は、レーザ遮蔽手
段4を有し、このレーザ遮蔽手段4により、磁気ヘッド
2に、レーザLAが照射されるのを阻止するようにした
ことである。レーザ遮蔽手段4は、レーザLAから保護
すべき部分、例えば磁気ヘッド2、配線3のパターン等
を遮蔽すればよいのであって、図示実施例の態様には限
定されない。
【0059】図16は本発明に係る調整装置の別の実施
例を示す図である。図において、先に示された図面に現
れた構成部分と同一の構成部分については、同一の参照
符号を付してある。この実施例の特徴は、修正装置92
の可動腕922により、可撓体12及び磁気ヘッド2を
一緒に挟み込み、可動腕922を方向P1もしくは方向
P2に直線的に移動させ、または、方向R1もしくは方
向R2に回転させることにより、ピッチ角及びロール角
を調整するようになっていることである。この実施例の
場合も、図1〜図15に図示した実施例と、同様の作用
効果を奏する。また、図16に示した構造に、図15に
示したレーザ遮蔽手段を付加することもできる。
【0060】図17は本発明に係る調整装置における修
正装置92の別の例を示す図、図18は図17に示した
装置を、左側面側からみた図である。図において、先に
示された図面に現れた構成部分と同一の構成部分につい
ては、同一の参照符号を付してある。この実施例では、
修正装置92は、4つの可動腕922〜925を有す
る。可動腕922〜925は、何れも、ピン状であり、
先端部が可撓体12の外枠部123、124に接触でき
る位置に配置されている。可動腕922、924は、可
撓体12の一面側(磁気ヘッド2を取り付けた面側)に
配置され、可動腕923、925は可撓体12の他面側
に配置されている。図示では、可動腕922と可動腕9
23とが対向し、可動腕924と可動腕925とが対向
しているが、対向していなくてもよい。即ち、互いに異
なる位置に配置してもよい。
【0061】図19、20は図17、18に示した修正
装置によるピッチ角修正方法を示す図である。まず、図
19に示すように、可動腕923、925を方向P1に
直線的に移動させ、その先端で、可撓体12の外枠部1
23、124を押すことにより、ピッチ角を修正するこ
とができる。この場合のピッチ角の修正方向P1を正方
向とする。
【0062】図20は、ピッチ角を負方向P2に調整す
る場合を示し、可動腕922、924を方向P2に直線
的に移動させ、その先端で、可撓体12の外枠部12
3、124を押す。これにより、ピッチ角を負方向P2
に調整することができる。
【0063】図21、22は図17、18に示した修正
装置92によるロール角修正方法を示す図である。ま
ず、図21に示すように、可動腕923を方向P1に直
線的に移動させ、その先端で、可撓体12の外枠部12
3を押すと同時に、可動腕924を方向P2に直線的に
移動させ、その先端で、可撓体12の外枠部124を押
す。これにより、ロール角を方向R1に修正することが
できる。この場合のロール角の修正方向R1を正方向と
する。
【0064】図22は、ロール角を負方向R2に調整す
る場合を示し、可動腕922を方向P2に直線的に移動
させ、その先端で、可撓体12の外枠部123を押すと
同時に、可動腕925を方向P1に直線的に移動させ、
その先端で、可撓体12の外枠部124を押す。これに
より、ロール角を負方向R2に調整することができる。
【0065】図12〜22に示したピッチ角及びロール
角修正プロセスにおいて、可撓体12の曲げを生じる領
域6にレーザLAを照射することは、既に述べた通りで
ある。
【0066】次に、実測データを参照して、本発明の効
果を更に具体的に説明する。表1は修正量(mm)とピ
ッチ角変化量(min)との関係を示す実測データであ
る。表1は、図12〜図22に示す構成の装置におい
て、修正装置92の可動腕922を方向P1に駆動し、
可撓体12に曲げ変位を生じさせた場合の変位量を、正
の修正量(mm)とし、修正装置92の可動腕922を
方向P2に駆動し、可撓体12に曲げ変位を生じさせる
場合の変位量を、負の修正量(mm)として表示してあ
る。修正量0(mm)は可動腕922から可撓体12に
曲げが加わっていない状態に対応する。表1において、
レーザ無しとは可撓体12の領域6にレーザLAを照射
しない(従来技術)ことを意味し、レーザありは可撓体
12の領域6にレーザLAを照射した(本発明)ことを
意味する。
【0067】図23は表1のデータをグラフ化して示す
図である。図23において、横軸に修正量(mm)をと
り、縦軸にピッチ角変化量(min)をとってある。図
23の曲線L11、L12は、表1の「レーザ有り」の
特性であり、曲線L21、L22は表1の「レーザ無
し」の特性である。
【0068】表1及び図23を参照すると明らかなよう
に、レーザ有り(特性L11、L12)の場合は、レー
ザ無し(特性L21、L22)の場合と比較して、可撓
体12に与えられる修正量が小さくとも、大きなピッチ
角変化量を生じさせることができる。例えば、修正量−
0.4(mm)の場合のピッチ角変化量は、レーザ無し
の場合、−15.08(min)であるが、レーザ有り
の場合はその約3倍の−46.70(min)にもな
る。修正量0.8(mm)の場合のピッチ角変化量は、
レーザ無しの場合は41.85(min)であるが、レ
ーザ有りの場合はその約2.5倍の94.74(mi
n)にもなる。
【0069】次に、表2は修正量(dig.)とロール
角変化量(min)との関係を示す実測データである。
表2は、図12〜22に示す構成の静止角修正装置にお
いて、修正装置92の可動腕922を方向R1に駆動
し、可撓体12に曲げ角を生じさせた場合の角変位量
を、正の修正量(dig.)とし、修正装置92の可動
腕922を方向R2に駆動し、可撓体12に曲げ角度を
生じさせ角変位量を、負の修正量(dig.)として表
示してある。修正量0(dig.)は可動腕922から
可撓体12に曲げ角が生じていない状態に対応する。表
2において、「レーザ無し」は可撓体12の領域6にレ
ーザLAを照射しない(従来技術)ことを意味し、「レ
ーザ有り」は可撓体12の領域6にレーザLAを照射し
た(本発明)ことを意味する。
【0070】図24は表2のデータをグラフ化して示す
図である。図24において、横軸に修正量(dig.)
をとり、縦軸にロール角変化量(min)をとってあ
る。図24の曲線L13、L14は、表2のレーザ有り
の特性であり、曲線L23、L24は表2のレーザ無し
の特性である。
【0071】表2及び図24を参照すると明らかなよう
に、レーザ有り(特性L13、L14)の場合は、レー
ザ無し(特性L23、L24)の場合と比較して、可撓
体12の小さな曲げ角度で、大きなロール角変化量を生
じさせることができる。例えば、修正量10(di
g.)の場合のロール角変化量は、レーザ無しの場合、
1.24(dig.)であるが、レーザ有りの場合はそ
の約4倍の4.69(dig.)にもなる。修正量30
(dig.)の場合のロール角変化量は、レーザ無しの
場合は6.64(dig.)であるが、レーザ有りの場
合はその約5倍の35.83(dig.)にもなる。
【0072】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。 (a)HSAの段階で静止姿勢角及び荷重を調整する方
法及び装置を提供することができる。 (b)ブロックを構成する腕片に小さな曲げ変位を与え
るだけで、必要な曲げ変位量を確保し得るHSAの調整
方法及び装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るHSA調整方法の実施に直接に用
いられる調整装置の構成を示す図である。
【図2】本発明に係る調整方法が適用されるHSAの正
面図である。
【図3】図2に図示されたHSAの側面図である。
【図4】図2、3に図示されたHSAに含まれるHGA
の平面図である。
【図5】図4に示したHGAの底面図である。
【図6】図5の底面図においてHGAの部分を拡大して
示す図である。
【図7】図6に示したHGAを正面視した図である。
【図8】図1に示した調整装置を用いたピッチ角調整方
法を説明する拡大図である。
【図9】図8に示すピッチ角調整におけるレーザの照射
方法を示す図である。
【図10】図1に示した調整装置を用いたロール角調整
方法を説明する拡大図である。
【図11】本発明に係るHSAの調整方法における測定
装置の配置を説明する図である。
【図12】本発明に係る調整方法の実施に直接に用いら
れる調整装置の別の構成を示す図である。
【図13】図12に示した調整装置における静止姿勢角
調整を説明する拡大図である。
【図14】図13に示す静止姿勢角調整におけるレーザ
の照射領域を示す図である。
【図15】本発明に係る調整装置の別の実施例を示す図
である。
【図16】本発明に係る調整装置の別の実施例を示す図
である。
【図17】本発明に係る調整装置における修正装置の別
の例を示す図である。
【図18】図17に示した装置を、左側面側からみた図
である。
【図19】ピッチ角を正方向に調整する場合を示す図で
ある。
【図20】ピッチ角を負方向に調整する場合を示す図で
ある。
【図21】ロール角を正方向に調整する場合を示す図で
ある。
【図22】ロール角を負方向に調整する場合を示す図で
ある。
【図23】表2のデータをグラフ化して示す図である。
【図24】表2のデータをグラフ化して示す図である。
【符号の説明】 91 レーザ発振装置 92 修正装置 93 測定装置 94 制御装置 95 HSA
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D042 AA07 BA08 CA01 DA02 DA08 DA10 5D059 AA01 BA01 CA16 CA18 DA02 DA31 EA12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド.スタック組立体の調整方法であ
    って、 前記ヘッド.スタック組立体は、ブロックと、ヘッド支
    持体と、磁気ヘッドとを含んでおり、 前記ブロックは、複数の腕片を有し、前記複数の腕片は
    間隔を隔てて順次に配列されており、 前記ヘッド支持体は、前記腕片のそれぞれ毎に備えら
    れ、一端が前記腕片に固定されており、 前記磁気ヘッドは、前記ヘッド支持体のそれぞれ毎に備
    えられ、前記ヘッド支持体の他端側に取り付けられてお
    り、 前記腕片または前記ヘッド支持体に曲げを加え、 前記腕片または前記ヘッド支持体の曲げ領域にレーザを
    照射するステップを含むヘッド.スタック組立体の調整
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された方法であって、 前記曲げにより、前記磁気ヘッドの静止姿勢角を調整す
    るヘッド.スタック組立体の調整方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された方法であって、 前記曲げにより、磁気ディスクに対する前記磁気ヘッド
    の荷重を調整するヘッド.スタック組立体の調整方法。
  4. 【請求項4】 修正装置と、レーザ発振装置とを含み、
    ヘッド.スタック組立体を調整する装置であって、 前記ヘッド.スタック組立体は、ブロックと、ヘッド支
    持体と、磁気ヘッドとを含み 前記ブロックは、複数の腕片を有し、前記複数の腕片は
    間隔を隔てて順次に配列されており、 前記ヘッド支持体は、前記腕片のそれぞれ毎に備えら
    れ、一端が前記腕片に固定されており、 前記磁気ヘッドは、前記ヘッド支持体のそれぞれ毎に備
    えられ、前記ヘッド支持体の他端側に取り付けられてお
    り、 前記修正装置は、前記腕片または前記ヘッド支持体に曲
    げを加えるものであり、 前記レーザ発振装置は、曲げ領域にレーザを照射するも
    のである装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された装置であって、 更に、測定装置と、制御装置とを含み、 前記測定装置は、前記曲げを検出し、 前記制御装置は、前記測定装置から供給される信号に基
    づき、前記レーザ発振装置、及び、前記修正装置を制御
    する装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007026494A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 磁気ディスク装置及び当該磁気ディスク装置の製造方法
US7661189B2 (en) 2005-09-15 2010-02-16 Tdk Corporation Apparatus for adjusting static attitude of thin film magnetic head

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007026494A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 磁気ディスク装置及び当該磁気ディスク装置の製造方法
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