JP4333388B2 - ロール角/ピッチ角独立修正方法及び独立修正制御装置 - Google Patents
ロール角/ピッチ角独立修正方法及び独立修正制御装置 Download PDFInfo
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Description
(1)図1(b)に示すように、サスペンション1の表面、またはその裏面の一方からレーザを照射する際、コアスライダ7とサスペンション1の電気的接合部11よりサスペンション1先端側のエリアのロール角/ピッチ角の独立修正箇所13にレーザ光を走査することにより、ロール/ピッチ角を独立に修正する。
(2)図5(a)のロール角の独立修正箇所14に示すように、ロール角修正では、サスペンションの中心線から離れたエリアにレーザ光を走査する。また複数回のレーザ走査が必要な時は、中心線に近づく方向に走査位置や条件を変えながら走査する。
(3)図5(b)のピッチ角の独立修正箇所15に示すように、ピッチ角修正では、サスペンションの中心線上のエリアにレーザ光を走査する。また複数回のレーザ走査が必要な時は、中心線を基準にロール角への影響を考慮し、バランスを取りながら走査する。
(1)同時二分岐方式によるレーザ照射
ロール/ピッチ角を独立に修正する方法として、図6には図示していないが、両方向のいずれかからでもレーザ走査することができる。サスペンション両側のいずれかからの修正を行う場合、発振器から出たレーザ光路を切り替え、サスペンションの片側からレーザ光を走査する。このとき、図9(a)に示すようにレーザ光路をハーフミラー等により、同時に二分岐したレーザ光のどちらかを使用するようにすると、レーザ発振器の出力100%に対し上下それぞれ50%になってしまうので、100%のレーザ光をサスペンションのどちらかに走査するためには、200%のレーザ出力の発振器が必要となってしまう。 そこで、本発明では、図9(b)に示すようにレーザ光路を可動型全反射ミラー等による光路切替方式により、同時にはどちらかにのみとし、100%のレーザ光を走査する。
(2)アパーチャー径を変化させた走査
図9(c)に示すように、発振器のレーザパワーは一定出力値とし、発振器から出射レンズまでの間に、可変式アパーチャーを配置する。アパーチャーは、制御用パソコン内にある決められた修正条件、または走査速度に応じてアパーチャー径が自動的に変化する。
(3)透過率の異なる複数枚のガラス材などによる走査
図9(d)に示すように、透過率の異なる複数枚のガラス材や、一枚の中で透過率を変えたガラス材を配置する。ガラス材も制御用パソコン内にある決められた修正条件、または走査速度に応じて使用するガラス材の種類や枚数,使用箇所が自動的に切り替わる。
2:アタチュエータアーム取付部
3:アームばね部
4:アーム剛性部
5:ジンバル部
6:磁気ヘッド
7:コアスライダ搭載部
8:ジンバルばね部
9:ビーム部
10:サスペンションアーム取付部
11:電気的接合部
12:ダボ
13:ロール角/ピッチ角の独立修正箇所
14:ロール角の独立修正箇所
15:ピッチ角の独立修正箇所
16:ロール角/ピッチ角の修正専用エリア
17:角度変化測定面
18:レーザ発振器
19:レーザ集光ヘッド 20:測定器
21:制御ユニット
22:X−Yステージ
23:Z軸ステージ
24:ステージコントローラ
25:パソコン
P1:レーザ加工によるアーム先端部変位点
P2:レーザ加工によるアーム先端部変位点
S1−S2:レーザスポット走査線
α:磁気ヘッドスライダのロール角
Claims (5)
- 2つのアーム部と、2つの前記アーム部間に支持された先端部と、前記先端部に支持されかつ磁気ヘッドと電気的接合する電気的接合部と、前記電気的接合部に支持されかつ前記磁気ヘッドを搭載するコアスライダ搭載面を有するサスペンションの修正方法であって、
前記コアスライダ搭載面の傾きを計測し、修正すべきロール角を算出するステップと、
算出された前記ロール角にしたがって、いずれか1つの前記アーム部近傍の前記先端部にレーザビームを前記サスペンションの中心線と平行に走査するステップと、
を有することを特徴とするサスペンション修正方法。 - 2つのアーム部と、2つの前記アーム部間に支持された先端部と、前記先端部に支持されかつ磁気ヘッドと電気的接合する電気的接合部と、前記電気的接合部に支持されかつ前記磁気ヘッドを搭載するコアスライダ搭載面を有するサスペンションの修正方法であって、
前記サスペンションのコアスライダ搭載面の傾きを計測し、修正すべきピッチ角を算出するステップと、
算出された前記ピッチ角にしたがって、前記先端部の中央にレーザビームを前記サスペンションの中心線と平行に走査するステップと、
を有することを特徴とするサスペンション修正方法。 - 1回以上前記レーザビームを走査し、1回毎に同じ位置あるいは隣接する位置において走査速度あるいは走査順序を変えながら前記レーザビームを走査し、前記サスペンションのロール角またはピッチ角の修正を行うことを特徴とする請求項1または2に記載のサスペンション修正方法。
- 2つのアーム部と、2つの前記アーム部間に支持された先端部と、前記先端部に支持されかつ磁気ヘッドと電気的接合する電気的接合部と、前記電気的接合部に支持されかつ前記磁気ヘッドを搭載するコアスライダ搭載面を有するサスペンションの修正装置であって、
前記コアスライダ搭載面の傾きを計測し、修正すべきロール角を算出する手段と、
算出された前記ロール角にしたがって、いずれか1つの前記アーム部近傍の前記先端部にレーザビームを前記サスペンションの中心線と平行に走査する手段と、
を有することを特徴とするサスペンション修正装置。 - 2つのアーム部と、2つの前記アーム部間に支持された先端部と、前記先端部に支持されかつ磁気ヘッドと電気的接合する電気的接合部と、前記電気的接合部に支持されかつ前記磁気ヘッドを搭載するコアスライダ搭載面を有するサスペンションの修正装置であって、
前記サスペンションのコアスライダ搭載面の傾きを計測し、修正すべきピッチ角を算出する手段と、
算出された前記ピッチ角にしたがって、前記先端部の中央にレーザビームを前記サスペンションの中心線と平行に走査する手段と、
を有することを特徴とするサスペンション修正装置。
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- 2004-02-05 JP JP2004029668A patent/JP4333388B2/ja not_active Expired - Fee Related
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