JP2002074630A - ディスク駆動装置用のサスペンションにおけるフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正システム - Google Patents

ディスク駆動装置用のサスペンションにおけるフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正システム

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JP2002074630A
JP2002074630A JP2000253236A JP2000253236A JP2002074630A JP 2002074630 A JP2002074630 A JP 2002074630A JP 2000253236 A JP2000253236 A JP 2000253236A JP 2000253236 A JP2000253236 A JP 2000253236A JP 2002074630 A JP2002074630 A JP 2002074630A
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Yasuo Yoshimura
康生 吉村
Toshiyuki Tajima
敏行 田島
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TAKESHIBA ELECTRIC Co Ltd
Original Assignee
TAKESHIBA ELECTRIC Co Ltd
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、ディスク駆動装置用
のサスペンションにおけるフレキシャーヘッド部等の姿
勢角度修正システムは、磁気ヘッドのディスクに対する
角度姿勢の測定と、測定に基づく対象物の修正作業と
が、別の場所で行われるのみならず、修正の結果の確認
を、装置に再度組み込んで測定して行うものであり、短
時間での結果を求められる生産現場には対応しきれない
ものであった。 【解決手段】 サスペンション1を治具2
4に固定した状態で、フレキシャーヘッド部等の静的姿
勢角度を測定ヘッド30で測定すると共に、その測定結
果に応じて前記フレキシャー本体の修正支持部に加工ヘ
ッド31で熱変位を与えて、フレキシャーヘッド部の姿
勢角度を修正するようにしたディスク駆動装置用のサス
ペンションにおけるフレキシャーヘッド部等の姿勢角度
修正システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディスク駆動装
置用のサスペンションにおけるフレキシャーヘッド部等
の姿勢角度修正システムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータに内蔵される情報記憶装置
であるハードディスク駆動装置においては、高速回転し
ているディスク上に微少間隔を保ちながら浮上して、デ
ィスクの情報を読み書きする磁気ヘッドがサスペンショ
ンと言う支持部材の先端部に保持されている。
【0003】サスペンションは、ベースプレートに基部
を固定された板ばね状のロードビームの先端部に設けた
突起部に、更に薄い板ばね状のフレキシャー本体に修正
支持部を介して設けたフレキシャーヘッド部を、姿勢修
正することができるように傾動可能に当接して、前記ロ
ードビームに前記フレキシャー本体を固定した構成から
なり、前記フレキシャーヘッド部に磁気ヘッドを有する
エア・ベアリング・スライダ(以下スライダと称す
る。)を固定することによって、磁気ヘッドをサスペン
ションの先端部に支持するように構成してある。
【0004】磁気ヘッドのディスクに対する角度姿勢が
許容範囲内にない場合には、ディスク上に適正な微少間
隔を保ちながら浮上して、ディスクの情報を読み書きす
ることができなくなるため、従来から、特開平3−19
2586号に記載のように、ハードディスク駆動装置の
高速回転するディスクに装着したサスペンションの磁気
ヘッドの浮上量を測定し、測定後にハードディスク駆動
装置からサスペンションを取り外して、測定データに基
づく修正を施してから、再度、装置に装着して、浮上量
を測定する装置が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】。然るに、この従来方
法では、磁気ヘッドのディスクに対する角度姿勢の測定
と、測定に基づく対象物の修正作業とが、別の場所で行
われるのみならず、修正の結果の確認を、装置に再度組
み込んでヘッドの浮上量を測定して行うものであり、短
時間での結果を求められる生産現場には対応しきれない
ものであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、特許
請求の範囲の請求項1に記載のように、ロードビームの
先端部に設けた突起部に、フレキシャー本体に修正支持
部を介して設けたフレキシャーヘッド部を、姿勢修正す
ることができるように傾動可能に当接して、前記ロード
ビームに前記フレキシャー本体を固定してなるディスク
駆動装置用のサスペンションにおいて、サスペンション
を治具に固定した状態で、フレキシャーヘッド部の静的
姿勢角度を測定すると共に、その測定結果に応じて前記
フレキシャー本体の修正支持部に熱変位を与えて、フレ
キシャーヘッド部の姿勢角度を修正するようにしたディ
スク駆動装置用のサスペンションにおけるフレキシャー
ヘッド部等の姿勢角度修正システムを提供するものであ
る。
【0007】本発明によれば、サスペンションを治具に
固定した状態を維持したままで、フレキシャーヘッド部
の静的姿勢角度を測定すると共に、その測定結果に応じ
て前記フレキシャー本体の修正支持部に熱変位を与え
て、フレキシャーヘッド部の姿勢角度を修正することが
できるから、一度治具にサスペンションを取り付けれ
ば、これを取り外すことなく測定と修正を行うかとがで
き、また、短時間でフレキシャーヘッド部の姿勢角度が
適正な範囲内にあることの確認もできる。
【0008】なお、フレキシャーヘッド部に磁気ヘッド
を有するスライダを固定した状態においては、フレキシ
ャーヘッド部の姿勢角度はスライダの角度姿勢となるか
ら、本発明においてフレキシャーヘッド部の姿勢角度と
言う場合には、フレキシャーヘッド部に装着した磁気ヘ
ッドを有するスライダの姿勢角度を包含することは勿論
である。
【0009】また、本発明は、請求項2に記載のよう
に、請求項1に記載のフレキシャーヘッド部等の姿勢角
度修正システムにおいて、フレキシャー本体の修正支持
部がフレキシャーヘッド部の後端部側を自由端として先
端部側において支持するようにしたディスク駆動装置用
のサスペンションにおけるフレキシャーヘッド部等の姿
勢角度修正システムを提供するものである。本発明によ
れば、フレキシャー本体の修正支持部が、フレキシャー
ヘッド部を、その後端部側を自由端として先端部側にお
いて支持することから、修正支持部に熱変位を与えやす
いと共に、熱変位を与えてフレキシャーヘッド部に傾動
変位を与えやすくすることができる。
【0010】また、本発明は、請求項3に記載のよう
に、請求項1又は2に記載のフレキシャーヘッド部等の
姿勢角度修正システムにおいて、ロードビームの先端部
に設けた突起部にフレキシャーヘッド部のほぼ中心部が
当接して傾動可能にしたディスク駆動装置用のサスペン
ションにおけるフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正
システムを提供するものである。本発明によれば、突起
部にフレキシャーヘッド部のほぼ中心部が当接して傾動
することにより、修正支持部に熱変位を加えてフレキシ
ャーヘッド部をバランス良く修正することができる。
【0011】また、本発明は、請求項4に記載のよう
に、請求項1乃至3のいずれかに記載のフレキシャーヘ
ッド部等の姿勢角度修正システムにおいて、フレキシャ
ーヘッド部等の姿勢角度をピッチ角とロール角の角度成
分で計測し、フレキシャーヘッド部等の姿勢角度のピッ
チ角とロール角を個別に各々プラス方向及びマイナス方
向に調整することからなるディスク駆動装置用のサスペ
ンションにおけるフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修
正システムを提供するものである。
【0012】本発明によれば、フレキシャーヘッド部等
の姿勢角度のピッチ角とロール角を個別に各々プラス方
向及びマイナス方向に調整することができるから、例え
ば、ピッチ角を許容範囲内に修正するとロール角が許容
範囲外になると言うようなことが無くなり、容易に正確
に修正することができる。
【0013】また、本発明は、請求項5に記載のよう
に、請求項1乃至4のいずれかに記載のフレキシャーヘ
ッド部等の姿勢角度修正システムにおいて、前記熱変位
はレーザを照射しフレキシャー本体の修正支持部の残留
応力の除去を行うことからなるディスク駆動装置用のサ
スペンションにおけるフレキシャーヘッド部等の姿勢角
度修正システムを提供するものである。本発明によれ
ば、レーザを照射して修正することにより熱変形を短時
間に行うことができると共に、修正支持部の残留応力の
除去による形状変化のために経時的変化が無く、安定し
た製品の提供ができる。
【0014】また、本発明は、請求項6に記載のよう
に、請求項1乃至5のいずれかに記載のフレキシャーヘ
ッド部等の姿勢角度修正システムにおいて、フレキシャ
ーヘッド部の静的姿勢角度をレーザ変位計により測定す
ることからなるディスク駆動装置用のサスペンションに
おけるフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正システム
を提供するものである。本発明によれば、フレキシャー
ヘッド部の表面の3点以上にレーザ変位計のレーザーを
照射して、これら3点以上の測定点を含む回帰平面を演
算してフレキシャーヘッド部の姿勢角度を迅速に確実に
測定することができる。
【0015】また、本発明は、請求項7に記載のよう
に、請求項1乃至6のいずれかに記載のフレキシャーヘ
ッド部等の姿勢角度修正システムにおいて、フレキシャ
ーヘッド部の姿勢角度をロードビーム及びフレキシャー
本体のバネ圧力・共振周波数特性に影響なく修正するデ
ィスク駆動装置用のサスペンションにおけるフレキシャ
ーヘッド部等の姿勢角度修正システムを提供するもので
ある。本発明のよれば、フレキシャーヘッド部の姿勢角
度をロードビーム及びフレキシャー本体のバネ圧力・共
振周波数特性に影響なく修正することができるから、修
正によりディスク駆動装置にサスペンションの影響を与
えることがない。
【0016】また、本発明は、請求項8に記載のよう
に、請求項1乃至7のいずれかに記載のフレキシャーヘ
ッド部等の姿勢角度修正システムにおいて、フレキシャ
ーヘッド部の姿勢角度の測定手段と修正手段とを隣接し
て設けてなるディスク駆動装置用のサスペンションにお
けるフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正システムを
提供するものである。本発明によれば、フレキシャーヘ
ッド部の姿勢角度の測定手段と修正手段とを隣接して設
けることにより、測定と修正とを交互に容易に行うこと
ができる。
【0017】また、本発明は、請求項9に記載のよう
に、請求項1乃至8のいずれかに記載のフレキシャーヘ
ッド部等の姿勢角度修正システムにおいて、フレキシャ
ーヘッド部の姿勢角度の測定手段と修正手段とに対し
て、サスペンション側が移動するように設けてなるディ
スク駆動装置用のサスペンションにおけるフレキシャー
ヘッド部等の姿勢角度修正システムを提供するものであ
る。本発明によれば、測定手段と修正手段を固定した状
態で、サスペンション側を移動することにより、フレキ
シャーヘッド部の姿勢角度の測定と修正を交互に容易に
行うことができる。
【0018】また、本発明は、請求項10に記載のよう
に、請求項1乃至9のいずれかに記載のフレキシャーヘ
ッド部等の姿勢角度修正システムにおいて、フレキシャ
ーヘッド部の姿勢角度の測定手段であるレーザーと修正
手段であるレーザーが、サスペンション側が移動中に照
射されるようにしてなるディスク駆動装置用のサスペン
ションにおけるフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正
システムを提供するものである。本発明によれば、フレ
キシャーヘッド部の姿勢角度の測定手段であるレーザー
と修正手段であるレーザーが、サスペンション側が移動
中に照射されるから、多数のサスペンションのフレキシ
ャーヘッド部を迅速な測定と修正を行うことができると
共に、移動中に測定するため検出面の表面荒さを移動平
均化することができる。
【0019】また、本発明は、請求項11に記載のよう
に、請求項1乃至10のいずれかに記載のフレキシャー
ヘッド部等の姿勢角度修正システムにおいて、フレキシ
ャーヘッド部の姿勢角度の修正手段であるレーザの照射
位置及びエネルギー量が、フレキシャーヘッド部の姿勢
角度の測定結果に基づいて自動的に校正されるディスク
駆動装置用のサスペンションにおけるフレキシャーヘッ
ド部等の姿勢角度修正システムを提供するものである。
本発明によれば、フレキシャーヘッド部の姿勢角度の修
正手段であるレーザの照射位置及びエネルギー量が、フ
レキシャーヘッド部の姿勢角度の測定結果に基づいて自
動的に校正されるから、測定結果の異なる個々のフレキ
シャーヘッド部の姿勢角度を修正する度に、レーザの照
射位置及びエネルギー量を手動で設定する必要が無く、
迅速な作業が容易にできる。
【0020】即ち、フレキシャーヘッド部の姿勢角度
が、修正支持部のどの部位にどの程度のエネルギー量で
加えると、どのように変化するかを本発明システムが記
憶しているから、その記憶に基づいて、個々のフレキシ
ャーヘッド部の姿勢角度を測定すれば、修正支持部のど
の部位にどの程度のエネルギー量で加えれば、修正する
ことができるかを自動的に校正することができ、機械的
に自動的に修正レシピが作成でき、熟練を要さずに、容
易に姿勢角度の修正を行うことができるのである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下図示する実施例により、本発
明の実施の形態を説明する。図1において、1は、コン
ピュータに内蔵される情報記憶装置であるハードディス
ク駆動装置用のサスペンションである。サスペンション
1は、図2の分解図で示す通り、ハードディスク駆動装
置にサスペンション1を装着する際の装着基部となるベ
ースプレート2と、ベースプレート2に密着して溶着さ
れる基部3と基部3から屈曲して先端部の突起部5に向
かって鋭角状に突出する支持板部4とからなるロードビ
ーム6と、ロードビーム6の突起部5に姿勢角度修正す
ることができるように傾動可能に当接するフレキシャー
ヘッド部7を先端部に具備しロードビーム6の支持板部
4上面に溶着されるフレキシャー本体8とからなる。
【0022】ベースプレート2には、図2の(a)
(b)に記載のように、突起9が設けてあり、この突起
9に、図2の(c)(d)に記載のロードビーム6の基
部3に設けた嵌合孔10が嵌合するように構成してあ
る。フレキシャーヘッド部7は、図2の(e)(f)に
記載のように、フレキシャー本体8の先端部に、周囲を
中空部11に囲まれた形で、その両側と先端の修正支持
部12,13,14により、フレキシャーヘッド部7の
後端部側を自由端として先端部側15において支持する
ように構成してある。
【0023】図3は、フレキシャーヘッド部7の一実施
例の詳細な図面を示し、例えば、フレキシャーヘッド部
7の横幅は700μ、その両側の中空部11の幅はそれ
ぞれ100μ、その両側の修正支持部12,13の幅は
それぞれ250μで、フレキシャー本体8の先端部の幅
は1.4mm程度であり、フレキシャーヘッド部7の支
持された先端部側から自由端である後端部側までの縦幅
は1mm程度である。フレキシャーヘッド部7の先端部
側15には、複数の出力端子16が設けてあり、フレキ
シャー本体8に沿って導電線17がベースプレート2の
側縁部に取り付けられる端末の接続端子18にまで延設
してある。
【0024】また、フレキシャーヘッド部7のほぼ中央
には、ロードビーム6の先端部に設けた半球状の突起部
5に当接する当接部位19が設けてあり、図1の(b)
に記載のように、突起部5を傾動支点としてフレキシャ
ーヘッド部7を、横方向のロール角方向、及び、縦方向
のピッチ角方向に円滑に傾動し得るように構成してあ
る。図1又は図4の(a)において、符号20により黒点
で示した部位は、ロードビーム6の支持板部4にフレキ
シャー本体8を溶着した位置を示し、符号21により黒
点で示した部位は、ベースプレート2にロードビーム6
の基部3を溶接した位置を示すものである。
【0025】図4は、図1のサスペンション1のフレキ
シャーヘッド部7に、ディスクの情報を読み書きする磁
気ヘッド22を有するスライダ23を装着したヘッド・
ジンバル・アセンブリー(以下HGAと称す)を示し、
サスペンション1との違いはフレキシャーヘッド部7に
スライダ23が有るか無いかの違いだけである。また、
ベースプレート2の厚さは200乃至300μ、ロード
ビーム6の厚さは70μ、フレキシャー本体8の厚さは
25乃至30μでばねの作用を有するものである。
【0026】スライダ23を装着したフレキシャーヘッ
ド部7は、ディスクが回転すると通常の状態より浮上
し、突起部5によってピッチ方向およびロール方向に自
由に傾動することができる構造になっている。このピッ
チ方向の角度をピッチ角およびロール方向の角度をロー
ル角とよんでおり、この角度がフレキシャーヘッド部7
の浮上量と大いに関係がある。
【0027】回転するディスクに対してフレキシャーヘ
ッド部7に装着したスライダ23の磁気ヘッド22が許
容範囲以上の角度を持つようになると、ディスクと磁気
ヘッド22の関係が悪くなり、正確なデータの読み取り
あるいは書き込みが行われ難くなる。また、ディスクに
磁気ヘッド22又はスライダ23が衝突する畏れもあ
る。この理由により、磁気ヘッド22を支えるHGAひ
いてはサスペンション1にも反りや傾きがないことが好
ましい。
【0028】サスペンション1はステンレス製のものが
多いが、その製造過程ですでに反りや傾きが発生してい
るものもあり、この状態自体が正確なデータ読み取りあ
るいは書き込みを妨げる原因になっている。このような
状況の中で、サスペンション1の状態を迅速に測定し修
正する方法が望まれていた。
【0029】図5に概略して示す実施例において、HG
A又はサスペンション1は、一平面上で直行するX軸方
向25及びY軸方向26にコンピュータ制御によりXY
駆動されるXYステージ27に治具24を介して固定さ
れ、また、フレキシャーヘッド部7又はスライダ23の
姿勢角度をレーザー変位計で計測する測定ヘッド30
と、熱変位により姿勢角度を修正するレーザを発する加
工ヘッド31とは、隣接して、前記XYステージ27の
XY平面に垂直なZ軸方向28にコンピュータ制御によ
り駆動されるZステージ29に装着してある。32はZ
ステージ29のZ軸方向案内部である。
【0030】レーザー変位計33は、図6に記載のよう
に、半導体レーザー34から反射鏡35、投光レンズ3
6を介して、レーザースポット40に照射され、その反
射光を受光レンズ37,反射鏡38を介して受光素子か
らなる位置センサ39で受光して、レーザースポット4
0の高さを測定することができる。図7において、計測
すべきフレキシャーヘッド部7を有するサスペンション
1及びフレキシャー本体8の形状は、予めCADデータ
等によりコンピュータのデータ処理部41に読み込まれ
ているから、XY座標42上において、XYステージを
XY方向に、ZステージをZ方向にモーターコントロー
ル部43により駆動して、図3に記載のフレキシャーヘ
ッド部7の任意の位置の(XYZ)座標を読み取り、姿
勢角度を計測することができると共に、修正支持部1
2,13,14の修正可能領域を設定することができ
る。
【0031】本発明に係るフレキシャーヘッド部等の姿
勢角度修正システムは、図8のフローチャート図に示す
処理手順を具備している。処理手順は、先ず、ステップ
AからEの5段階の補正パラメータ設定段階46と、ス
テップFからNの9段階のワーク補正段階47と、ステ
ップOの計測結果処理段階とからなる。補正パラメータ
設定段階46のステップAのワーク補正領域設定では、
補正対象物であるHGA、フレキシャーヘッド部7及び
修正保持部12,13,14等からなるワーク50の原
点位置を設定し、図9に記載のように、レーザー照射可
能なワーク照射可能領域48をデータ処理部41に読み
込み、レーザーを直線に沿って照射する関係上、ワーク
補正領域を矩形又は平行四辺形からなる近似領域49で
近似し、各補正領域48を、領域番号、矩形又は平行四
辺形の位置(x、y)、幅、高さ、傾斜角度により特定
した補正領域テーブルを設定する。
【0032】ステップBのレーザー照射条件設定では、
熱変位用のレーザーの強度の設定、直線に沿ったリニア
補正を行うときのレーザーショット点の間隔であるレー
ザーショット間隔(50μ乃至500μ)の設定、レー
ザーショット回数の設定を行う。レーザーショット間隔
はレーザービーム径以下の値となり、レーザーショット
開始位置からの1ラインに沿ったレーザーショット回数
とレーザーショット間隔を掛けた値が、リニア補正時の
1ラインの補正長になる。ステップCは、フレキシャー
ヘッド部の補正範囲及び補正許容範囲の設定を行う段階
で、ピッチング角0°〜3°、ローリング角−1.5°
〜1.5°のように、補正可能な範囲の上下限を設定す
る。
【0033】図10において、大型の補正許容範囲51
又は小型の補正許容範囲52においても、Y軸53を中
心とするローリング角度はマイナスx座標で最も遠い点
が最小角度で、プラスのx座標で最も遠い点が最大角度
になり、X軸54を中心とするピッチング角度はマイナ
スy座標で最も遠い点が最小角度で、プラスのy座標で
最も遠い点が最大角度になる。また、ステップCでは、
補正後の許容範囲もピッチング角0.1°、ローリング
角0.1°のように設定し、補正分解能も、ピッチング
角0.01°、ローリング角0.05°のように設定す
る。
【0034】ステップDでは、長方形又は平行四辺形の
補正領域を長い辺を基準に、図11に記載のように、N
o.1〜3のようなリニア補正ラインに分割して、ライ
ン番号、ライン始点(x、y)ライン角度等からなるリ
ニア補正テーブルを作成する。ステップEの補正角測定
の段階では、実際の補正すべきワーク50のサンプルを
前記のリニア補正テーブルに従って補正ライン毎に動か
しながらレーザーショットを行い、実際に変形したピッ
チング角、ローリング角を測定する。このときのワーク
移動速度は、ショット間隔/(レーザー冷却時間+ショ
ット時間+α)であり、ワーク移動速度は、root
(Vx2+Vy2)により、計算することができる。
【0035】この所定のワーク50に対して実際のレー
ザーショットを行った結果は、種々のライン番号、ライ
ン始点(x、y)、ライン角、レーザー強度、ショット
間隔、ショット回数に対し、実際のピッチ補正角、ロー
ル補正角を測定して、データ処理部に、ピッチ補正角p
θ、ロール補正角rθが、図12に記載の(pθ,r
θ)座標において、(−,−)の1象限(1)、(+,
−)の2象限(2)、(−,+)の3象限、(+,+)
の4象限毎に蓄積して、リニア補正テーブルを完成し、
補正パラメータ設定46が完了する。
【0036】次ぎに、ステップFからNの9段階からな
るワーク補正段階47において、先ずステップFのワー
ク角度測定段階では、XYステージに、補正すべきスラ
イダ又はフレキシャーヘッド部7を有するHGA又はサ
スペンション1を設置して、レーザー変位計により、図
13又は図14に記載のように、フレキシャーヘッド部
7の所定の4点の測定点56、57のXYZ座標を測定
し、フレキシャーヘッド部7の姿勢角度であるピッチ角
とロール角を測定し、補正角度を決定する。このとき、
補正角度が補正可能範囲を越えている場合は補正しな
い。
【0037】次に、ステップGにおいて、最小距離法又
は象限優先法等からなる補正アルゴリズムを選択して補
正レピシを作成する。最小距離法では、例えば、図12
において、リニア補正テーブルを検索して測定角度58
から補正後に目標角55に最も近くなる補正ラインを探
し、次いで、補正後の角度59に対して更に目標角に最
も近くなる補正ラインを探し、次いで補正後の角度60
に対して更に目標角に最も近くなる補正ラインを探し
て、目標角55の範囲内に入る補正角度61が得られる
ように、補正レシピを作成して、補正レシピの作成は完
了する。
【0038】また、象限優先法では、図2において、リ
ニア補正テーブルを検索して測定角度58の属する象限
(1)と補正後の角度62が同じ象限に属する補正ライ
ン中で目標角55に最も近くなる補正ラインを探し、次
いで、補正後の角度62に対して更に同じ象限(1)に
属する補正ライン中で目標角に最も近くなる前記以外の
補正ラインを探し、次いで補正後の角度63に対して更
に同じ象限(3)に属する補正ライン中で目標角に最も
近くなる補正ラインを探して、更に、補正後の角度64
に対して更に同じ象限(3)に属する補正ライン中で目
標角に最も近くなる補正ラインを探して、目標角55の
範囲内に入る補正角度65が得られるように、補正レシ
ピを作成して、補正レシピの作成は完了する。
【0039】なお、象限優先法で適当な補正ラインがな
い場合には、最小距離法により補正レピシを作成する。
また、レシピ作成中に、補正許容範囲を越える場合に
は、補正不可エラーとして、レシピ作成を中断する。ス
テップHにおいて、ステップGで作成した補正レシピに
従ってレーザー照射を行い、ステップIにおいて、レー
ザー変位計により補正後の姿勢角度を測定して、ステッ
プJにおいて、補正後の測定値が補正目標角度範囲にな
い場合には、ステップKに記載の如く、再度未使用の補
正ラインを使用してレシピを作成し直し、ワーク補正を
行う。2回の補正によって補正許容範囲内に入っていな
ければステップLのごとく補正エラーとしてそのワーク
を除去し、補正許容範囲内に入っていれば、ステップM
において、残りの全ワークについてステップNの如く、
同様のワーク補正段階47を施し、その終了後にステッ
プOの如く、計測結果処理を行って、修正作業は完了す
る。
【0040】図15はこのシステムの運転の流れを要約
して説明した図である。まず,A)の姿勢角度測定工程
において、測定基準面に対するHGA又はサスペンショ
ンのスライダ又はフレキシャーヘッド部の姿勢角度を測
定してから、B)の修正角度決定工程において、あらか
じめ設定してある値と測定された角度との差を計算して
修正すべき角度値を割り出す。次に、C)の照射条件算
定工程において、レーザ照射条件の算出をした後に、
D)のレーザー照射工程において、フレキシャーの修正
支持部表面にレーザを照射してスライダ又はフレキシャ
ーヘッド部の姿勢角度を修正する。最後に、E)の姿勢
角度再測定工程において、確認のためA)姿勢角度測定
工程において測定した姿勢角度を再測定するという順の
工程となる。
【0041】A)工程では、XYステージを駆動してH
GAまたはサスペンションの位置決めを行い、測定ヘッ
ド、Zステージを使用して、測定基準面に対するHGA
又はサスペンションのスライダ又はフレキシャーヘッド
部の姿勢角度の測定を行う。XYステージを駆動してあ
らかじめコンピュータに設定した位置へHGAまたはサ
スペンションを移動させる。この位置で、HGAの場合
はスライダに、サスペンションの場合はフレキシャーヘ
ッド部にレーザ変位計のレーザを照射し、その反射を変
位計で受けてスライダ又はフレキシャー面と変位計の距
離を測定する。この測定により得られた値より、3次元
座標系のZ座標値を導き出す。
【0042】XYステージを制御するコンピュータがこ
のときのXY座標値を把握しているため、先に導き出さ
れたZ座標値と合わせることによって、スライダ又はフ
レキシャー面上の測定点の3次元座標系におけるXYZ
座標値を算出することができる。また、XYステージ移
動中に測定を行うため検出面の表面粗さを移動平均化す
ることができる。3回以上の測定を行うことにより3点
以上の測定点が得られ、平面は3点以上あれば形成でき
るため、これらの測定点を含む回帰平面を演算する。演
算された回帰平面のXY平面対する角度差を計算する
と、これがスライダ又はフレキシャーヘッド部の姿勢角
度、ピッチ角又はロール角となる。
【0043】なお、この装置ではレーザ変位計のレーザ
を照射する位置をX,Yの座標値を用いて任意に設定す
ることができるため、例えば、図13の56、図14の
57に示すように、形状の違うフレキシャーヘッド部7
の表面をその形状に合った位置の測定点56、57で測
定することができる。 B)工程では、A)工程で得られた測定値(ピッチ角又
はロール角)とあらかじめ設定したピッチ角基準値又は
ロール角基準値との差をコンピュータで計算し、変形す
べき角度値を割り出す。 C)工程では、B)工程で算出された角度値にもとづき
レーザの照射条件をコンピュータにより導き出す。
【0044】先に述べたようにフレキシャーヘッド部7
は突起部5によってピッチ方向およびロール方向に自由
に動くことができる構造になっているため、フレキシャ
ー本体の修正支持部面に角度変形分に対応する熱変位を
レーザにて与えると、ピッチ角及びロール角を各々個別
にプラス方向及びマイナス方向に両方変化させることが
できる。レーザ照射による修正支持部への熱変形は比較
的短時間ですむため、効率が求められる生産現場におい
ては実用的なものとなり、また残留応力除去による形状
変化のため経時変化がなく製品として安定する。なお、
ロードビームにレーザを照射していないため、バネ圧
力、共振周波数特性に影響が出ない。
【0045】レーザの照射条件は、自動運転を始める前
にあらかじめコンピュータに設定する。この設定は、装
置を用いて収集した基礎データにもとづき、対象となる
サスペンション毎のピッチ角、ロール角それぞれにおい
て、任意に照射位置(X,Y,Z座標値)、照射エネル
ギー、照射パルスレート、照射ショット数、およびこれ
らの条件を選ぶときの角度範囲(上限値、下限値)を複
数個のグループとして登録するものである。
【0046】例えば、B)工程で算出されたピッチ角又
はロール角の値が上記に示すある角度範囲内にあると
き、コンピュータはその角度範囲を持つグループを選択
し、レーザー照射条件を導きだすことになる。 なお、
Zステージを使用して加工ヘッドの位置を変えることに
より、レーザスポットの直径を調節することができる。
レーザスポットの直径を調節することにより加工強度を
変えられるため、これによっても変形程度を調節するこ
とができる。
【0047】この装置ではピッチ角、ロール角それぞれ
において照射条件を設定することができるため、ピッチ
角を重視するヘッド又はロール角を重視するヘッドのい
ずれにもまた、両方にも対応できる。例えば、サイドエ
レメント形式のヘッドでは図16に示すようにスライダ
23の端の位置に磁気ヘッド22があるため、ロール方
向45の姿勢角度がヘッドの能力発揮に大いに関係し、
この場合はロール角を重視して修正する。
【0048】また、センターエレメント形式のヘッドで
は図17に示すようにスライダ23の中央の位置に磁気
ヘッド22があるため、ロール方向45よりもピッチ方
向44の角度姿勢がヘッドの能力発揮に大いに関係し、
この場合はピッチ角を重視する。 D)工程では、XYステージを駆動してサスペンション
の位置決めを行い、修正用レーザヘッドを使用して、修
正が必要なサスペンションのフレキシャー本体の修正支
持部にレーザを照射し、熱変位を与えてフレキシャーヘ
ッド部の姿勢角度を修正する。
【0049】また、照射位置はコンピュータにより監視
されXYステージ移動中にレーザ照射を行えるため高速
な修正が行える。 E)工程では、XYステージを駆動してA)工程と同じ
位置にHGA又はサスペンションの位置決めを行い、
A)工程と同じ測定を再度行う。再測定した結果、あら
かじめ設定したピッチ角基準値又はロール角基準値の範
囲内にあることを確認して修正工程を完了する。このと
き、ピッチ角基準値又はロール角基準値の範囲を超える
HGA又はサスペンションについては、不良品として扱
う表示をコンピュータディスプレイ上に行う。
【0050】なお、本発明は、次の(1)乃至(14)
の実施の形態を含むものである。 (1) ディスク駆動装置用のロードビ
ームの先端部に設けた突起部に、フレキシャー本体に修
正支持部を介して設けたフレキシャーヘッド部を、姿勢
修正することができるように傾動可能に当接して、前記
ロードビームに前記フレキシャー本体を固定してなるデ
ィスク駆動装置用のサスペンションにおいて、サスペン
ションを治具に固定した状態で、フレキシャーヘッド部
の静的姿勢角度を測定すると共に、その測定結果に応じ
て前記フレキシャー本体の修正支持部に熱変位を与え
て、フレキシャーヘッド部の姿勢角度を修正するように
したディスク駆動装置用のサスペンションにおけるフレ
キシャーヘッド部等の姿勢角度修正方法。
【0051】(2) 実施の形態(1)
に記載のフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正方法に
おいて、フレキシャー本体の修正支持部がフレキシャー
ヘッド部の後端部側を自由端として先端部側において支
持するようにしたディスク駆動装置用のサスペンション
におけるフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正方法。 (3) 実施の形態(1)又は(2)に
記載のフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正方法にお
いて、ロードビームの先端部に設けた突起部に当接する
フレキシャーヘッド部に当接部位を設けて傾動可能にし
たディスク駆動装置用のサスペンションにおけるフレキ
シャーヘッド部等の姿勢角度修正方法。
【0052】(4) 実施の形態
(1)、(2)又は(3)に記載のフレキシャーヘッド
部等の姿勢角度修正方法において、ロードビームの先端
部に設けた突起部にフレキシャーヘッド部のほぼ中心部
が当接して傾動可能にしたディスク駆動装置用のサスペ
ンションにおけるフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修
正方法。 (5) 実施の形態(1)乃至(4)の
いずれかに記載のフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修
正方法において、フレキシャーヘッド部等の姿勢角度を
ピッチ角とロール角の角度成分で計測し、フレキシャー
ヘッド部等の姿勢角度のピッチ角とロール角を個別に各
々プラス方向及びマイナス方向に調整することからなる
ディスク駆動装置用のサスペンションにおけるフレキシ
ャーヘッド部等の姿勢角度修正方法。
【0053】(6) 実施の形態(1)
乃至(5)のいずれかに記載のフレキシャーヘッド部等
の姿勢角度修正方法において、前記熱変位はレーザを照
射しフレキシャー本体の修正支持部の残留応力の除去を
行うことからなるディスク駆動装置用のサスペンション
におけるフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正方法。 (7) 実施の形態(1)乃至(6)
のいずれかに記載のフレキシャーヘッド部等の姿勢角度
修正方法において、フレキシャー本体がステンレス材か
らなるディスク駆動装置用のサスペンションにおけるフ
レキシャーヘッド部等の姿勢角度修正方法。 (8) 実施の形態(1)乃至(7)の
いずれかに記載のフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修
正方法において、フレキシャーヘッド部の静的姿勢角度
をレーザ変位計により測定することからなるディスク駆
動装置用のサスペンションにおけるフレキシャーヘッド
部等の姿勢角度修正方法。
【0054】(9) 実施の形態(1)
乃至(8)のいずれかに記載のフレキシャーヘッド部等
の姿勢角度修正方法において、フレキシャーヘッド部の
姿勢角度をロードビーム及びフレキシャー本体のバネ圧
力・共振周波数特性に影響なく修正するディスク駆動装
置用のサスペンションにおけるフレキシャーヘッド部等
の姿勢角度修正方法。 (10) 実施の形態(1)乃至(9)
のいずれかに記載のフレキシャーヘッド部等の姿勢角度
修正方法において、フレキシャーヘッド部の姿勢角度の
測定手段と修正手段とを隣接して設けてなるディスク駆
動装置用のサスペンションにおけるフレキシャーヘッド
部等の姿勢角度修正方法。 (11) 実施の形態(1)乃至(1
0)のいずれかに記載のフレキシャーヘッド部等の姿勢
角度修正方法において、フレキシャーヘッド部の姿勢角
度の測定手段と修正手段とに対して、サスペンション側
が移動するように設けてなるディスク駆動装置用のサス
ペンションにおけるフレキシャーヘッド部等の姿勢角度
修正方法。
【0055】(12) 実施の形態
(1)乃至(11)のいずれかに記載のフレキシャーヘ
ッド部等の姿勢角度修正方法において、フレキシャーヘ
ッド部の姿勢角度の測定手段であるレーザーと修正手段
であるレーザーは、サスペンション側が移動中に照射さ
れるようにしてなるディスク駆動装置用のサスペンショ
ンにおけるフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正方
法。 (13) 実施の形態(1)乃至(1
2)のいずれかに記載のフレキシャーヘッド部等の姿勢
角度修正方法において、フレキシャーヘッド部の姿勢角
度の測定手段であるレーザーと修正手段であるレーザー
は、サスペンション側が移動中に照射されるようにして
なるディスク駆動装置用のサスペンションにおけるフレ
キシャーヘッド部等の姿勢角度修正方法。 (14) 実施の形態(1)乃至(1
3)のいずれかに記載のフレキシャーヘッド部等の姿勢
角度修正方法において、フレキシャーヘッド部の姿勢角
度の修正手段であるレーザの照射位置及びエネルギー量
が自動的に校正されるディスク駆動装置用のサスペンシ
ョンにおけるフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正方
法。
【0056】
【発明の効果】以上の通り、本発明に係るディスク駆動
装置用のサスペンションにおけるフレキシャーヘッド部
等の姿勢角度修正システムによれば、ロードビームの先
端部に設けた突起部に、フレキシャー本体に修正支持部
を介して設けたフレキシャーヘッド部を、姿勢修正する
ことができるように傾動可能に当接して、前記ロードビ
ームに前記フレキシャー本体を固定してなるディスク駆
動装置用のサスペンションにおいて、サスペンションを
治具に固定した状態で、フレキシャーヘッド部の静的姿
勢角度を測定すると共に、その測定結果に応じて前記フ
レキシャー本体の修正支持部に熱変位を与えて、フレキ
シャーヘッド部の姿勢角度を修正するようにした構成を
有することにより、サスペンションを治具に固定した状
態を維持したままで、フレキシャーヘッド部の静的姿勢
角度を測定すると共に、その測定結果に応じて前記フレ
キシャー本体の修正支持部に熱変位を与えて、フレキシ
ャーヘッド部の姿勢角度を修正することができるから、
一度治具にサスペンションを取り付ければ、これを取り
外すことなく高精度の測定と修正を交互に行うことがで
き、製品の信頼性を高める効果があると共に、短時間で
フレキシャーヘッド部の姿勢角度が適正な範囲内にある
ことを確認することができる効果がある。
【0057】また、本発明は、請求項2に記載のよう
に、請求項1に記載のフレキシャーヘッド部等の姿勢角
度修正システムにおいて、フレキシャー本体の修正支持
部がフレキシャーヘッド部の後端部側を自由端として先
端部側において支持するようにした構成を有することに
より、修正支持部に熱変位を与えやすいと共に、熱変位
を与えてフレキシャーヘッド部に傾動変位を与えやすく
することができる効果がある。
【0058】また、本発明は、請求項3に記載のよう
に、請求項1又は2に記載のフレキシャーヘッド部等の
姿勢角度修正システムにおいて、ロードビームの先端部
に設けた突起部にフレキシャーヘッド部のほぼ中心部が
当接して傾動可能にした構成を有することにより、修正
支持部に熱変位を加えてフレキシャーヘッド部をバラン
ス良く修正することができる効果がある。
【0059】また、本発明は、請求項4に記載のよう
に、請求項1乃至3のいずれかに記載のフレキシャーヘ
ッド部等の姿勢角度修正システムにおいて、フレキシャ
ーヘッド部等の姿勢角度をピッチ角とロール角の角度成
分で計測し、フレキシャーヘッド部等の姿勢角度のピッ
チ角とロール角を個別に各々プラス方向及びマイナス方
向に調整することからなる構成を有することにより、例
えば、ピッチ角を許容範囲内に修正するとロール角が許
容範囲外になると言うようなことが無くなり、容易に正
確に修正することができる効果がある。
【0060】また、本発明は、請求項5に記載のよう
に、請求項1乃至4のいずれかに記載のフレキシャーヘ
ッド部等の姿勢角度修正システムにおいて、前記熱変位
はレーザを照射しフレキシャー本体の修正支持部の残留
応力の除去を行うことからなる構成を有することによ
り、レーザを照射して修正することにより熱変形を短時
間に行うことができると共に、修正支持部の残留応力の
除去による形状変化のために経時的変化が無く、安定し
た製品の提供ができる効果がある。
【0061】また、本発明は、請求項6に記載のよう
に、請求項1乃至5のいずれかに記載のフレキシャーヘ
ッド部等の姿勢角度修正システムにおいて、フレキシャ
ーヘッド部の静的姿勢角度をレーザ変位計により測定す
ることからなる構成を有することにより、フレキシャー
ヘッド部の表面の3点以上にレーザ変位計のレーザーを
照射して、これら3点以上の測定点を含む回帰平面を演
算してフレキシャーヘッド部の姿勢角度を迅速に確実に
測定することができる効果がある。
【0062】また、本発明は、請求項7に記載のよう
に、請求項1乃至6のいずれかに記載のフレキシャーヘ
ッド部等の姿勢角度修正システムにおいて、フレキシャ
ーヘッド部の姿勢角度をロードビーム及びフレキシャー
本体のバネ圧力・共振周波数特性に影響なく修正する構
成を有することにより、精度の高いサスペンションを提
供することができる効果がある。また、本発明は、請求
項8に記載のように、請求項1乃至7のいずれかに記載
のフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正システムにお
いて、フレキシャーヘッド部の姿勢角度の測定手段と修
正手段とを隣接して設けてなる構成を有することによ
り、測定と修正とを交互に迅速に行うことができる効果
がある。
【0063】また、本発明は、請求項9に記載のよう
に、請求項1乃至8のいずれかに記載のフレキシャーヘ
ッド部等の姿勢角度修正システムにおいて、フレキシャ
ーヘッド部の姿勢角度の測定手段と修正手段とに対し
て、サスペンション側が移動するように設けてなる構成
を有することにより、測定手段と修正手段を固定した状
態で、サスペンション側を移動することにより、フレキ
シャーヘッド部の姿勢角度の測定と修正を正確に円滑に
行うことができる効果がある。
【0064】また、本発明は、請求項10に記載のよう
に、請求項1乃至9のいずれかに記載のフレキシャーヘ
ッド部等の姿勢角度修正システムにおいて、フレキシャ
ーヘッド部の姿勢角度の測定手段であるレーザーと修正
手段であるレーザーが、サスペンション側が移動中に照
射されるようにしてなる構成を有することにより、多数
のサスペンションのフレキシャーヘッド部の迅速な測定
と修正を行うことができる効果があると共に、サスペン
ション側が移動中に測定することにより測定面の平滑化
が行われ、測定表面の粗さの影響を除去することができ
る効果がある。また、本発明は、請求項11に記載のよ
うに、請求項1乃至10のいずれかに記載のフレキシャ
ーヘッド部等の姿勢角度修正システムにおいて、フレキ
シャーヘッド部の姿勢角度の修正手段であるレーザの照
射位置及びエネルギー量が測定結果に基づいて自動的に
校正される構成を有することにより、測定結果の異なる
個々のフレキシャーヘッド部の姿勢角度を修正する度
に、レーザの照射位置及びエネルギー量を手動で設定す
る必要が無く、迅速な作業が容易にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るサスペンションの一実施
例の概略模式図。
【図2】 図1の実施例のサスペンションの分解
説明図。
【図3】 本発明に係るサスペンションの他の実
施例の部分拡大説明図。
【図4】 本発明に係るHGA(ヘッド・ジンバ
ル・アッセンブリ)の一実施例の概略模式図。
【図5】 本発明システムの一実施例の概略構成
説明図。
【図6】 本発明の一実施例の要部の概略構成説
明図。
【図7】 本発明システムの一実施例の概略構成
説明図。
【図8】 本発明システムの一実施例の流れを説
明したフローチャート図。
【図9】 本発明の一実施例の要部の説明図。
【図10】 本発明システムの使用態様を概略し
て示す説明図。
【図11】 本発明システムの使用態様を概略し
て示す説明図。
【図12】 本発明システムの使用態様を概略し
て示す説明図。
【図13】 本発明のフレキシャーヘッド部と測
定点を概略して示す説明図
【図14】 本発明のフレキシャーヘッド部と測
定点を概略して示す説明図
【図15】 本発明システムの一実施例の流れを
概略して説明したフローチャート図。
【図16】 本発明に係わるサイドエレメント形
式の磁気ヘッドを説明した概略説明図
【図17】 本発明に係るセンターエレメント
形式の磁気ヘッドを説明した概略説明図
【符号の説明】
1 サスペンション 2 ベースプレート 3 基部 4 支持板部 5 突起部 6 ロードビーム 7 フレキシャーヘッド部 8 フレキシャー本体 9 突起 10 嵌合孔 11 中空部 12 修正支持部 13 修正支持部 14 修正支持部 15 先端部側 16 出力端子 17 導電線 18 接続端子 19 当接部位 20 溶着位置 21 溶着位置 22 磁気ヘッド 23 スライダ 24 治具 25 X軸方向 26 Y軸方向 27 XYステージ 28 Z軸方向 29 Zステージ 30 半導体レーザー 31 加工ヘッド 32 Z軸方向案内部 33 レーザー変位計 34 半導体レーザー 35 反射鏡 36 投光レンズ 37 受光レンズ 38 反射鏡 39 位置センサ 40 レーザースポット 41 データ処理部 42 XY座標 43 モーターコントロール部 44 ピッチ方向 45 ロール方法 46 補正パラメータ設定段階 47 ワーク補正段階 48 ワーク照射可能領域 49 近似領域 50 ワーク 51 補正許容範囲 52 補正許容範囲 53 Y軸 54 X軸 55 目標角 56 測定点 57 測定点 58 測定角度 59 補正後の角度 60 補正後の角度 61 補正後の角度 62 補正後の角度 63 補正後の角度 64 補正後の角度 65 補正角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D042 AA07 BA02 BA03 CA01 CA04 DA02 DA20 5D059 AA01 BA01 CA14 CA16 DA17 EA03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロードビームの先端部に
    設けた突起部に、フレキシャー本体に修正支持部を介し
    て設けたフレキシャーヘッド部を、姿勢修正することが
    できるように傾動可能に当接して、前記ロードビームに
    前記フレキシャー本体を固定してなるディスク駆動装置
    用のサスペンションにおいて、サスペンションを治具に
    固定した状態で、フレキシャーヘッド部の静的姿勢角度
    を測定すると共に、その測定結果に応じて前記フレキシ
    ャー本体の修正支持部に熱変位を与えて、フレキシャー
    ヘッド部の姿勢角度を修正するようにしたディスク駆動
    装置用のサスペンションにおけるフレキシャーヘッド部
    等の姿勢角度修正システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフレキ
    シャーヘッド部等の姿勢角度修正システムにおいて、フ
    レキシャー本体の修正支持部がフレキシャーヘッド部の
    後端部側を自由端として先端部側において支持するよう
    にしたディスク駆動装置用のサスペンションにおけるフ
    レキシャーヘッド部等の姿勢角度修正システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の
    フレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正システムにおい
    て、ロードビームの先端部に設けた突起部にフレキシャ
    ーヘッド部のほぼ中心部が当接して傾動可能にしたディ
    スク駆動装置用のサスペンションにおけるフレキシャー
    ヘッド部等の姿勢角度修正システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれ
    かに記載のフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正シス
    テムにおいて、フレキシャーヘッド部等の姿勢角度をピ
    ッチ角とロール角の角度成分で計測し、フレキシャーヘ
    ッド部等の姿勢角度のピッチ角とロール角を個別に各々
    プラス方向及びマイナス方向に調整することからなるデ
    ィスク駆動装置用のサスペンションにおけるフレキシャ
    ーヘッド部等の姿勢角度修正システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれ
    かに記載のフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正シス
    テムにおいて、前記熱変位はレーザを照射しフレキシャ
    ー本体の修正支持部の残留応力の除去を行うことからな
    るディスク駆動装置用のサスペンションにおけるフレキ
    シャーヘッド部等の姿勢角度修正システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれ
    かに記載のフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正シス
    テムにおいて、フレキシャーヘッド部の静的姿勢角度を
    レーザ変位計により測定することからなるディスク駆動
    装置用のサスペンションにおけるフレキシャーヘッド部
    等の姿勢角度修正システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれ
    かに記載のフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正シス
    テムにおいて、フレキシャーヘッド部の姿勢角度をロー
    ドビーム及びフレキシャー本体のバネ圧力・共振周波数
    特性に影響なく修正するディスク駆動装置用のサスペン
    ションにおけるフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正
    システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれ
    かに記載のフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正シス
    テムにおいて、フレキシャーヘッド部の姿勢角度の測定
    手段と修正手段とを隣接して設けてなるディスク駆動装
    置用のサスペンションにおけるフレキシャーヘッド部等
    の姿勢角度修正システム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれ
    かに記載のフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正シス
    テムにおいて、フレキシャーヘッド部の姿勢角度の測定
    手段と修正手段とに対して、サスペンション側が移動す
    るように設けてなるディスク駆動装置用のサスペンショ
    ンにおけるフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正シス
    テム。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいず
    れかに記載のフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正シ
    ステムにおいて、フレキシャーヘッド部の姿勢角度の測
    定手段であるレーザーと修正手段であるレーザーは、サ
    スペンション側が移動中に照射されるようにしてなるデ
    ィスク駆動装置用のサスペンションにおけるフレキシャ
    ーヘッド部等の姿勢角度修正システム。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のい
    ずれかに記載のフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正
    システムにおいて、フレキシャーヘッド部の姿勢角度の
    修正手段であるレーザの照射位置及びエネルギー量が自
    動的に校正されるディスク駆動装置用のサスペンション
    におけるフレキシャーヘッド部等の姿勢角度修正システ
    ム。
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