JP6433406B2 - 機械式駐車装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トレー上に駐車車両などを搭載して移動するために使用するリフト装置を備えた機械式駐車装置に関する。
従来の機械式駐車装置として、特許文献1(特開2001−271505号公報)、特許文献2(特開2003−176635号公報)、特許文献3(特開2003−193697号公報)および特許文献4(特許第3638272号公報)などが知られている。
特許文献1には、昇降ガイドの案内により昇降路上を昇降する昇降フレームに、トレーを支持して昇降フレームとその上方所定の高さとの間を昇降可能なトレー支持ユニットを内蔵したリフト装置が示され、特許文献2には、リフトの昇降フレーム上にトレー支持ユニットを直動ガイドと直動駆動装置とを介装してトレーの受け渡し方向にスライド可能に取り付けて、トレーの受け渡し先に近接可能に構成したリフト装置が示されている。また特許文献3には、一対の旋回ガイドに非対称的な係合構造を備え、自動車を旋回する毎に、旋回台の片側一方を支持する一方の旋回ガイドの間欠係合に対してその片側他方を支持する他方の旋回ガイドが遅延して間欠係合されるリフト装置が示されており、さらに特許文献4には、リフトの昇降路が各格納階層間に、トレー循環路上にこの循環路を中断して又はトレー循環路外に貫通形成され、リフトは、昇降ガイドの案内によりリフトの昇降路上を昇降する昇降部材と、昇降部材上に設置され、昇降部材上の所定の高さでトレーを支持するトレー支持部材と、昇降部材上に離脱可能に配置されて、各格納階層のリフトの昇降路上でトレー循環路上の中断部を又はトレー循環路外とトレー循環路との間を着脱可能に連絡する連絡部材とを備えた機械式駐車装置のリフト装置が示されている。
特開2001−271505号公報 特開2003−176635号公報 特開2003−193697号公報 特許第3638272号公報
しかしながら、従来の機械式駐車装置では、トレーを昇降台と格納階の床側との間で移動させたときに発生する昇降台の変動によって、昇降台と格納階の床側との間に段差が発生することについては考慮されていなかった。このため段差発生状態で、その後にトレーを昇降台と格納階の床側との間で移動させると、段差による平滑な運転ができないばかりか衝突音が発生してしまうという問題があった。
本発明の目的は、段差をなくし平滑な運転を行えるようにすると共に衝突音の発生を抑制することができるようにした機械式駐車装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、複数の格納スペースを形成した駐車階と、前記格納スペースに配置されて駐車車両を搭載可能なトレーと、前記トレーを昇降台上へと乗り込ませて前記駐車階と他の階との間で前記トレーを移動させるリフト装置とを備えた機械式駐車装置において、同じ階で他階へと移動することなく前記リフト装置の前記昇降台から前記トレーを載せたり降ろしたりするとき、そのときの前記階と前記昇降台との間で段差が発生したかを検出する段差発生検出部と、前記段差発生検出部によって前記段差を検出したとき前記段差を修正するように前記昇降台を昇降移動させる段差修正部とを設け、かつ、前記格納スペースと前記昇降台との間で前記トレーの受け渡しが完了した受け渡し完了信号を受けた後に、前記段差発生検出部によって前記階と前記昇降台との間で段差が発生したかを検出し、前記段差発生検出部によって前記段差を検出したとき、前記段差修正部は、次の受け渡しが開始される前に、前記段差を修正するように前記昇降台を昇降移動させることを特徴とする。
このような構成によれば、トレーの移動が行われることによって停止中の昇降台の荷重が大きく変化したために昇降台が上方または下方に移動して段差が発生しても、段差発生検出部によりこの段差が検出され、段差修正部によって段差を修正するように昇降台を昇降移動させるため、段差によって大きな衝突音が発生するのを抑制することができる。また、段差修正が完了する前にトレーを移動することを確実に防止して、タイミング良く安全のうちに段差修正を行うことができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、前記段差発生検出部は、前記段差修正部により前記段差を修正するように前記昇降台を昇降移動させた後に、再度、段差検出を行うように構成し、前記段差修正部は、先ず、予め設定した移動距離αだけ前記段差修正方向に前記昇降台を移動させ、その後も前記段差発生検出部によって段差が検出されたとき、移動距離αよりも大きな所定距離Zを上昇または下降させた後に、元の停止位置に下降または上昇させるという行程を行うことを特徴とする。
このような構成によれば、先ず、小さな移動距離である移動距離αだけ段差修正方向に昇降台を移動させるため、このとき段差修正が成功した場合、短時間で行うことができる。しかし、この小さな移動距離αで段差修正が成功しなかった場合は、時間は掛かるが確実に段差修正を完了させることができる。
本発明による機械式駐車装置によれば、トレーの移動が行われることによって停止中の昇降台の荷重が大きく変化したために昇降台が上方または下方に移動して段差が発生しても、段差発生検出部によりこの段差が検出され、段差修正部によって段差を修正するように昇降台を昇降移動させるため、段差によって大きな衝突音が発生するのを抑制することができる。
本発明の一実施例による機械式駐車装置を示す平面図である。 図1に示した機械式駐車装置の側面図である。 図2に示した上段位置検出装置および下段位置検出装置を拡大した平面図である。 図3に示した上段位置検出装置および下段位置検出装置の要部構成を示す側面図である。 図1に示した機械式駐車装置における平面的な循環移動時の制御処理を示すフローチャートである。 図2に示したリフト装置の停止状態を示す側面図である。 図6に示したリフト装置の段差発生状態を示す側面図である。 図7に示したリフト装置の段差修正状態を示す側面図である。 図2に示したリフト装置の他の停止状態を示す側面図である。 図9に示したリフト装置の段差発生状態を示す側面図である。 図10に示したリフト装置の段差修正状態を示す側面図である。 図6に示したリフト装置の要部拡大図である。 図7に示したリフト装置の要部拡大図である。 図10に示したリフト装置の要部拡大図である。 図7に示したリフト装置における補正ステップ2の処理後を示す要部拡大図である。 図10に示したリフト装置における補正ステップ2の処理後を示す要部拡大図である。 本発明の他の実施例による機械式駐車装置を示す平面図である。 図15に示した機械式駐車装置の正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2は、本発明の一実施の形態による機械式駐車装置を示す平面図および側面図である。
この機械式駐車装置は、複数階床に駐車スペースを有し、出入り口階と格納スペース階が異なる場合などに階床間での移動を行うためのリフト装置が構成されている。このリフト装置は、昇降路内の壁面に沿って鉛直方向に配置され、かつ所定間隔を隔てて一対のガイドレール1A,1Bと、詳細な図示を省略した駆動装置2によりガイドレール1A,1Bに沿って昇降される昇降台3などを有して構成されている。
対向配置した一対のガイドレール1A,1Bの上下部には、一対の回転軸が可回転的に支持されており、この回転軸に図2に示すようにスプロケット4A,4Bがそれぞれ結合されている。スプロケット4A,4B間にはチェーン5が無端状に掛けられ、チェーン5の後方側にはバランス用ウェート6が連結され、チェーン5の前面側には昇降台3が連結されている。
昇降台3は、図1に示すように両側に対向配置した一対の端支持部材7A,7Bと、両端支持部材7A,7Bに取り付けられてガイドレール1A,1Bの背面側に沿って上下方向に回転走行する上部ガイド部材8A,8Bと、両端支持部材7A,7Bに取り付けられて図2に示すようにガイドレール1A,1Bの前面側に沿って上下方向に回転走行する下部ガイド部材9A,9Bとを有している。
このような構成であるため、モータなどの駆動装置2によってチェーン5を図2における時計方向に回転駆動すると、バランス用ウェート6が下降し、かつ昇降台3が上昇し、チェーン5を図2における反時計方向に回転駆動すると、バランス用ウェート6が上昇し、かつ昇降台3が下降することになる。
駐車階には、図1に示すように平面上で前後左右方向に複数の格納スペース10A〜10Hが形成されており、各格納スペース10A〜10Hの床側には図示を省略したトレー送り装置12がそれぞれ構成されている。図示を省略しているが、各格納スペース10A〜10Hのうち少なくとも一つが空スペースとされ、この空スペースを除いた他の格納スペースには、空または駐車車両を搭載した状態のトレー11がそれぞれ配置されている。また、リフト装置の昇降台3の上面側にも、各格納スペース10A〜10Hにおけると同様の構成の詳細を省略したトレー送り装置13が図2に示すように構成されている。一方、各トレー11の下部には各トレー送り装置12と対を成す構成があり、各トレー11は図1に示すように平面上で前後左右方向に順次移動できるように構成されている。
任意の駐車階14における各格納スペース10A〜10Hの床側に構成されたトレー送り装置12は、任意のトレー11をリフト装置によって他の階へと移動させるために、空スペースを利用しながらトレー11を移動させてリフト装置の昇降台3上へと搭載させるために使用される。またトレー送り装置12の他の使用例としては、昇降台3のトレー送り装置13上を通過させることも含めて任意の駐車階14内で平面的に循環移動させ、効率的にトレーを格納したり移動させたりするために使用される。
図2に示すように駐車階14における固定部、例えば床部に構成されたトレー送り装置12の固定部分と、昇降台3における固定部、例えば昇降台3上に構成されたトレー送り装置13の固定部分との対向部には、上段位置検出装置15と下段位置検出装置16とが構成されている。
図3および図4は、上述した上段位置検出装置15および下段位置検出装置16の要部を拡大した平面図および側面図である。
上段位置検出装置15は、駐車階14における固定部の上段位置に取り付けられた一対の上段部検出体17A,17Bと、上段部検出体17A,17Bと対を成すように昇降台3の固定部に取り付けられた作動体18とを有している。下段位置検出装置16は、駐車階14における固定部の下段位置に取り付けられた一対の下段部検出体19A,19Bと、下段部検出体19A,19Bと対を成すように昇降台3の固定部に取り付けられた作動体18とを有している。
上述した上段位置検出装置15および下段位置検出装置16は種々の構成を採用することができる。例えば、相対的な位置関係は同じであるが、上段部検出体17A,17Bおよび下段部検出体19A,19Bを昇降路3側に取り付け、作動体18を駐車階14側に取り付けることもできる。また上段部検出体17A,17Bおよび下段部検出体19A,19Bは、種々の方式のものを採用することができる。例えば、投光部としての検出体17A,19Aと、受光部としての検出体17B,19Bとを対向配置し、検出体17A,19Aと検出体17B,19Bとの間に遮光体としての作動体18が位置したときに投光部から受光部への光軸を遮断したことを検出信号とする遮断型光電センサーや、磁場を形成している検出領域に磁気遮蔽体が位置したときに磁場の変化から検出信号を得る電磁誘導式センサーや、その他の非接触式センサーを使用することができる。
遮断型光電センサーを使用した場合、作動体18とは遮光体のことであり、電磁誘導式センサーを使用した場合、作動体18とは磁気遮蔽体のことである。なお、ここでは遮断型光電センサーを使用した場合を例示しており、上段部検出体17A,17B間また下段部検出体19A,19B間に作動体18が位置したとき、ON状態になるものとして説明する。
また、上述した上段位置検出装置15と下段位置検出装置16の上下方向の間隔、作動体18の上下方向に長さが適切に選定されている。つまり、トレー送り装置12とトレー送り装置13との間に段差がほとんど形成されずにトレー11を段差による騒音を発生させることなく円滑に移動させることができる状態で、上段部検出体17A,17B間がON状態となり、かつ下段部検出体19A,19B間もON状態となるように構成している。
従って、上述した上段位置検出装置15と下段位置検出装置16によれば、それぞれのON信号、OFF信号だけでなく、上段部検出体17A,17B間と下段部検出体19A,19B間に共に作動体18が位置した第一の状態と、上段部検出体17A,17B間にのみ作動体18が位置した第二の状態と、下段部検出体19A,19B間にのみ作動体18が位置した第三の状態と、上段部検出体17A,17B間と下段部検出体19A,19B間に共に作動体18が位置しない第四の状態とを検出することができる。
段差発生検出部20は、任意階の所定位置に昇降台3を停止させた後に、第二の状態を検出した場合は昇降台3側が上方へ移動して段差を発生させていることが分かり、段差検出信号と補正方向信号を段差修正部22に与える。同様に段差発生検出部20は、任意階の所定位置に昇降台3を停止させた後に、第三の状態を検出した場合は昇降台3側が下方へ移動して段差を発生させていることが分かり、段差検出信号と補正方向信号を段差修正部22に与える。
リフト駆動制御部21の段差修正部22は、段差発生検出部20からの段差検出信号と補正方向信号とを受け、リフト装置の昇降台3を駆動して段差のない正しい位置に修正する位置修正動作を実行する。本実施例で段差修正部22は、詳細については後述するが、補正ステップ1、補正ステップ2、補正ステップ3の三段階の補正処理を行うように構成されている。
さらに上述した段差発生検出部20は、段差検出および段差修正の専用としても良いが、昇降台3を下降させた後に所定階に停止させる場合、上述した第四の状態から第二の状態を経て第一の状態に至るので、各状態の検出信号をリフト駆動制御部21の停止制御部23に与えて、第一の状態に相当する位置に正しく停止させる制御信号として使用することもできる。同様に、段差発生検出部20は、昇降台3を上昇させた後に所定階に停止させる場合、上述した第四の状態から第三の状態を経て第一の状態に至るので、各状態の検出信号をリフト駆動制御部21の停止制御部23に与えて、第一の状態に相当する位置に正しく停止させる制御信号として使用することもできる。
また段差発生検出部20から段差修正部22に対して段差検出信号と補正方向信号を出力する条件を設定する条件設定部24を設けている。ここで条件設定部24には、段差検出信号と補正方向信号を出力する条件として、同じ階で他階へと移動することなくリフト装置の昇降台3からトレー11を載せたり降ろしたりするとき、という条件を設定している。この条件は、例えば、平面的な循環移動を行う場合に生じる。
次に、上述した平面的な循環移動、つまり昇降台3のトレー送り装置13上を通過させることも含めて任意の駐車階14内で平面的に循環移動させる場合を例に、本発明によける各部の動作を説明する。
図5は、平面的な循環移動時の制御処理を示すフローチャートである。
ステップS1で搬器内トレイ循環動作を行う場合、ステップS2でリフト部の昇降台3に構成されたトレー送り装置13を使用する循環かどうかを判定する。リフト部のトレー送り装置13を使用しないで図1に示した各格納スペース10A〜10Hでの移動の場合は、床面上でほぼ平坦に調整されていて段差補正の必要がないため、ステップS3で入出庫階へ移動するリフト動作を許可して本処理は終了となる。
しかし、ステップS2で、リフト部のトレー送り装置13を使用した循環移動と判定された場合、図3および図4に示した段差発生検出部20は、ステップS4で上段位置検出装置15および下段位置検出装置16の信号を取り込んで、上段部検出体17A,17B間と下段部検出体19A,19B間に共に作動体18が位置してON状態となっているかを判定する。その結果、図12に示すように共にON状態となっていて段差が発生していない位置関係であれば、ステップS5で搬器内トレイ循環動作が可能として循環動作を開始する。
ここで循環移動は、説明を簡略するために格納スペース10Dから昇降台3へ、昇降台3から格納スペース10Aへ、という移動を含むものとして説明する。
この循環移動が開始され、その移動の中にトレー11が、図1に示すように格納スペース10Dに移動した後、図6に示すようにトレー送り装置12と昇降台3側のトレー送り装置13へと送り出される処理が含まれる場合、段差が無ければ、図6に示すようにトレー送り装置12からトレー11を昇降台3のトレー送り装置13側へと移動する際に、トレー11がトレー送り装置13に衝突して騒音を発生させることなく円滑に移動させることができる。
しかし、例えば、この循環移動中に駐車車両を搭載した状態のトレー11を昇降台3上に搭載させたことによって、トレー送り装置13側で図7に示すように沈み込みが発生し、段差X1が発生したとする。すると、ステップS4で監視を継続している段差発生検出部20は、トレー11が格納スペース10Dから昇降台3上へと移動が完了した時点で完了信号を受けて、再び二対の位置検出装置15,16の信号を用いての判定を行う。
今度は、図13に示したように作動体18によって下段部検出体19A,19B間は依然として作動体18によって遮光状態されてON状態のままであるが、上段部検出体17A,17B間の遮光が解かれてOFF状態となったことが段差発生検出部20によって検出される。すると、段差発生検出部20は、段差X1が発生したとして位置補正信号と補正方向信号とを図4に示した段差修正部22に与える。これを受けた段差修正部22では、リフト位置修正動作を実行する。つまり、ステップS6に進んで補正ステップ1の処理が開始される。
ステップS6の補正ステップ1は、ステップS7のリフト位置補正によって開始され、先ず、ステップS8で段差発生検出部20からの位置補正信号に基づいていずれの位置検出装置15がOFF状態かを判定する。その結果、図13に示したように上段部検出体17A,17B間の遮光が解かれてOFF状態となっている場合、ステップS9でリフト部搬器上昇動作を行う。その後に、ステップS11でリフトが正常位置に修正されたかどうかを判定する。
ステップS11の判定の結果、上段部検出体17A,17B間および下段部検出体19A,19B間が共にON状態となって、位置補正が正しく行われたことが検出されると、修正完了信号が与えられてステップS5での搬器内トレー動作が可能となる。
この補正によって、図7に示したようにトレー送り装置13側が下方へ沈み込んでいたが、図8のようにトレー送り装置13側が補正されて格納スペース10Aのトレー送り装置12と正しい位置関係で段差が無く対向するようなる。従って、図1に示した昇降台3から今度は、格納スペース10A側へと循環させるとき、段差による衝突音を抑制して円滑に移動させることができる。
一方、補正ステップS6での補正を行ってもステップS11の検出で正しく補正できていない場合は、続いてステップS12で補正ステップ2を実施する。
ステップS12の補正ステップ2は、ステップS13のリフト位置補正リトライ1として開始され、先ず、ステップS14で段差発生検出部20からの位置補正信号に基づいていずれの位置検出装置15,16がOFF状態かを判定する。
その結果、図13に示したように上段部検出体17A,17B間の遮光がまだ解かれたままでOFF状態となっている場合、段差修正部22は、ステップS15でリフト部搬器を予め設定した僅かな距離αだけ上昇動作させる。その後に、ステップS17でリフトが正常位置に修正されたかどうかを判定する。
ステップS17の判定の結果、図12と同じく上段部検出体17A,17B間および下段部検出体19A,19B間が共にON状態となって、位置補正が正しく行われたことが検出されると、補正完了信号が与えられてステップS5での搬器内トレー動作が可能となる。
しかし、ステップS17の判定の結果、補正ステップS12での補正を行っても正しく補正できていない場合も考えられる。つまり、図15または図16に示したように予め設定した僅かな距離αを移動させても段差X2または段差X1が残り、正しい位置関係に補正されない場合もある。そこで、段差修正部22は、続いてステップS18で補正ステップ3を実施する。
ステップS18の補正ステップ3は、ステップS19のリフト位置補正リトライ2として開始され、先ず、ステップS20でリフトの上昇運転を行い、リフト位置補正リトライ1における移動距離αよりも大きな所定距離Z(Z>α)を上昇または下降させる。次いで、ステップS21で定位置までリフトの昇降動作、つまり、他の階から図2に示した駐車階14に停止させる場合のように下降または上昇動作を行って、ステップS22で停止させる。すると、定常時の所定階への停止と同様に、図4で示したように二対の位置検出装置15,16の信号を取り込んだ停止制御部23は、上段部検出体17A,17B間および下段部検出体19A,19B間を共に作動体18によって確実に遮蔽したON状態で昇降台3側を停止させることができる。
上述した説明で、ステップS6の補正ステップ1によって正しく補正できない場合に、ステップS12での補正ステップ2を行うことなくステップS18での補正ステップ3を実施することも考えられる。しかし、ステップS18での補正ステップ3では、移動距離αよりも大きな所定距離Z(Z>α)を上昇または下降させた後に、所定の停止位置に下降または上昇させるという行程が入るため、全体としての処理時間が長くなってしまう。そこで、補正ステップ3の実施に先だって補正ステップ2を行い、移動距離αによる微調整を行って補正できるなら、処理時間の短縮となるようにしている。
このようにして、同一平面内での循環移動に際して、格納スペース10Dからトレー11を昇降台3上へと乗り込ませた後に発生した図7の段差は、最終的に図8に示すように補正される。
このため、図9に示すようにトレー11を今度は昇降台3上から格納スペース10Aへと循環移動させる場合、段差はなく、騒音を発生させることなくトレー11を昇降台3上から格納スペース10Aへと循環移動させることができる。
格納スペース10Aへのトレー11の移動が完了すると、図10に示すように昇降台3の荷重が大きく減少したために昇降台3が上方へ少し浮上して再び段差が発生する場合がある。この段差も、格納スペース10Aへのトレー11の受け渡し完了信号を受けた後、ステップS4で検出される。このため、次の循環移動が開始される前に、図14に示すように上段位置検出装置15がON状態、下段位置検出装置16がOFF状態として検出されるため、段差補正方向が降下方向となって、上述した場合と同様に段差修正が行われる。段差補正方向が異なるだけで先の場合と同様の段差補正処理が行われて、結果として図11および図12と同様に段差のない正しい位置関係に修正される。
このようにして段差が発生している場合、段差修正を行いながら、一連の循環移動を完了させることができる。
上述した段差補正処理は、平面的な循環移動を例に説明したが、他の場合にも適用することができる。例えば、上方に位置する出入口階で駐車車両を搭載したトレー11を昇降台3に搭載させ、リフト装置を使用して地下の駐車階14まで移動させて、駐車階14の床側に構成したトレー送り装置12側にトレー11を降ろした後、今度は同じ駐車階14で空のトレーを昇降台3に搭載させ、リフト装置を使用して出入口階まで移動させる場合がある。この場合も、他階へと移動することなくリフト装置の昇降台3からトレー11を載せたり降ろしたりする場合に該当するので本発明を適用できる。
このような一連の動作を行う場合、図9に示すように駐車車両を搭載したトレー11を昇降台3から駐車階14のトレー送り装置12側に降ろしたとき、図10に示したように昇降台3に加えられていた荷重が減少した分だけ、昇降台3が上方にずれることがある。このずれが生じた状態で、昇降台3を他階へと移動させることなく図11に示すように空のトレー11を昇降台3上に載せると、段差のために空のトレー11が昇降台3上のトレー送り装置13に衝突して音が発生してしまう。
このような一連の動作の場合も、図5に示したフローチャートのステップS2を変更し、循環移動以外でも適用するようにし、昇降台3から駐車階14のトレー送り装置12側に降ろしたときの完了信号を受けて段差発生検出部20は、空のトレー11の積み込み前に、ステップS4で段差を先の実施例の場合と同様に検出し、段差が生じている場合、段差修正部22によって昇降台3を上昇または下降させながら、ステップS6の補正ステップ1、ステップS12の補正ステップ2、ステップS18の補正ステップ3を同様に実施することによって、段差補正を行うことができる。
ただし、図10の状態から、昇降台3上が空の状態のままで出入口階または他の駐車階へと移動される場合、つまり、同じ階で他階へと移動することなくリフト装置の昇降台3からトレー11を載せたり降ろしたりするという条件に該当しない場合がある。この場合は、段差があっても段差形成後の載せ降ろしがないので、段差が衝突音の発生原因とはならない。しかも、次の停止位置では通常の停止処理によって正しい位置関係で停止させることができるので、この停止階で昇降台3上に他のトレーを積み込んだとしても、段差がないため衝突音の発生原因とはならない。
従って、この場合には、図10に示すようにトレー11の受け渡しが完了した時点で、段差補正を行う信号は与えない。これは、図4に示した条件設定部24からの設定によって省略したり、一連の動作処理の中で省略したりすることができる。
図17および図18は、本発明のさらに他の実施例による機械式駐車装置を示す平面図および正面図である。
図1に示した実施例では、リフト装置を建屋の周部壁側に構成したが、ここでは中央部にリフト装置を構成している。リフト装置は、4本の柱によって門型に構成した支持部材25を設け、この支持部材25に二対のスプロケット4A〜4Dを可回転的に支持し、対向配置されたスプロケット4A,4B間にはチェーン5Aが無端状に掛けられ、対向配置されたスプロケット4C,4D間にはチェーン5Bが無端状に掛けられている。支持部材25の中央部に配置された昇降台3に両チェーン5A,5Bが連結されている。両チェーン5A,5Bが掛けられた下方の回転軸26には、駆動装置2が連結されている。
駐車階14には、図17に示すように平面上で前後左右方向に複数の格納スペース10A〜10Hが形成されており、各格納スペース10A〜10Hの床側には図示を省略したトレー送り装置12がそれぞれ構成されている。図示を省略しているが、各格納スペース10A〜10Hのうち少なくとも一つが空スペースとされ、この空スペースを除いた他の格納スペースには、空または駐車車両を搭載した状態のトレー11がそれぞれ配置されている。
リフト装置は、各格納スペース10A〜10Hの中央部に構成されており、門型の支持部材25によって各駐車スペース10B,10D,10E,10Gから直接、昇降台3に乗り込むことができる構成となっている。昇降台3上に構成されたトレー送り装置13と、駐車階14の床側に構成されたトレー送り装置12との対向部には、先の実施例の場合と同様に二対の位置検出装置15が構成されている。この二対の位置検出装置15は、上段位置で対向配置した上段部検出体17A,17Bと、この上段部検出体17A,17Bよりも下方位置で対向配置した下段部検出体19A,19Bと、これら各検出体の対向部を遮光することになる作動体18とを有している。上段部検出体17A,17Bおよび下段部検出体19A,19Bは、駐車階14に構成されたトレー送り装置12側に取り付けられており、作動体18は、昇降台3に構成されたトレー送り装置13側に取り付けられている。
上段位置検出装置15および下段位置検出装置16は、先の実施例の場合と同様に作動し、図5に示したフローチャートに示した場合と同様に処理動作を行うことができる。
尚、詳細は省略したが、図4に示したように駐車階14側の固定部分に取り付けられた一対の上段部検出体17A,17Bと、他の対の下段部検出体19A,19Bと、昇降台3側に取り付けられた作動体18との関係で、作動体18の昇降方向の幅を多少大きくすることによって、小さな段差は無視することもできる。
以上説明したように本発明の機械式駐車装置は、同じ階で他階へと移動することなくリフト装置の昇降台3からトレー11を載せたり降ろしたりするとき、そのときの階と昇降台3との間で段差が発生したかを検出する段差発生検出部20と、段差発生検出部20によって前記段差を検出したときその段差を修正するように昇降台3を昇降移動させる段差修正部22とを設けたことを特徴とする。
このような構成によれば、トレー11の移動が行われることによって停止中の昇降台3の荷重が大きく変化したために昇降台3が上方または下方に移動して段差が発生しても、段差発生検出部20によりこの段差が検出され、段差修正部22によって段差を修正するように昇降台3を昇降移動させるため、段差によって大きな衝突音が発生するのを抑制することができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、段差発生検出部20は、昇降台3または各階における固定部分に設けた共通の作動体18と、各階における固定部分または昇降台3に設けられ、かつ、正しい停止位置で作動体18によって共に検出される位置関係で設けた上段部検出体17A,17Bおよび下段部検出体19A,19Bとを有することを特徴とする。
このような構成によれば、作動体18を共通として段差発生検出部20を簡単な構成とすることができ、上段部検出体17A,17Bと下段部検出体19A,19B間の上下方向の配置関係によって段差の発生と、修正方向とを容易に検出することができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、段差発生検出部20は、作動体18と上段部検出体17A,17Bおよび下段部検出体19A,19Bとの位置関係から段差発生信号と補正方向信号とを段差修正部22に与えることを特徴とする。
このような構成によれば、段差修正部22の構成を簡単にして既存の構成であるリフト駆動制御部21を使用して容易に段差修正を行うことができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、同じ階で他階へと移動することなくリフト装置の昇降台3からトレー11を載せたり降ろしたりするときとして、停止状態の昇降台3を利用して駐車階14内のトレー11を循環移動する平面的な循環移動時としたことを特徴とする。
このような構成によれば、駐車階の床面の形成された格納スペース10A〜10Hと、昇降台3との間でトレー11に移動を繰り返すことになる循環移動時に、段差発生による衝突音の繰り返し発生を抑制することができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、格納スペース10A〜10Hと昇降台3との間でトレー11の受け渡しが完了した受け渡し完了信号を受けた後に、段差発生検出部20によって階と昇降台3との間で段差が発生したかを検出し、段差発生検出部20によって段差を検出したとき、段差修正部22は、次の受け渡しが開始される前に、段差を修正するように昇降台3を昇降移動させることを特徴とする。
このような構成によれば、段差修正が完了する前にトレーを移動することを確実に防止して、タイミング良く安全のうちに段差修正を行うことができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、段差発生検出部20は、段差修正部22により段差を修正するように昇降台3を昇降移動させた後に、再度、段差検出を行うように構成し、段差修正部22は、先ず、予め設定した移動距離αだけ段差修正方向に昇降台3を移動させ、その後も段差発生検出部20によって段差が検出されたとき、移動距離αよりも大きな所定距離Zを上昇または下降させた後に、元の停止位置に下降または上昇させるという行程を行うことを特徴とする。
このような構成によれば、先ず、小さな移動距離である移動距離αだけ段差修正方向に昇降台3を移動させるため、このとき段差修正が成功した場合、短時間で行うことができる。しかし、この小さな移動距離αで段差修正が成功しなかった場合は、時間は掛かるが確実に段差修正を完了させることができる。
3 昇降台
11 トレー
15 上段位置検出装置
16 下段位置検出装置
17A,17B 上段部検出体
18 作動体
19A,19B 下段部検出体
20 段差発生検出部
22 段差修正部

Claims (2)

  1. 複数の格納スペースを形成した駐車階と、前記格納スペースに配置されて駐車車両を搭載可能なトレーと、前記トレーを昇降台上へと乗り込ませて前記駐車階と他の階との間で前記トレーを移動させるリフト装置とを備えた機械式駐車装置において、
    同じ階で他階へと移動することなく前記リフト装置の前記昇降台から前記トレーを載せたり降ろしたりするとき、そのときの前記階と前記昇降台との間で段差が発生したかを検出する段差発生検出部と、前記段差発生検出部によって前記段差を検出したとき前記段差を修正するように前記昇降台を昇降移動させる段差修正部とを設け、かつ、前記格納スペースと前記昇降台との間で前記トレーの受け渡しが完了した受け渡し完了信号を受けた後に、前記段差発生検出部によって前記階と前記昇降台との間で段差が発生したかを検出し、前記段差発生検出部によって前記段差を検出したとき、前記段差修正部は、次の受け渡しが開始される前に、前記段差を修正するように前記昇降台を昇降移動させることを特徴とする機械式駐車装置。
  2. 前記段差発生検出部は、前記段差修正部により前記段差を修正するように前記昇降台を昇降移動させた後に、再度、段差検出を行うように構成し、前記段差修正部は、先ず、予め設定した移動距離αだけ前記段差修正方向に前記昇降台を移動させ、その後も前記段差発生検出部によって段差が検出されたとき、移動距離αよりも大きな所定距離Zを上昇または下降させた後に、元の停止位置に下降または上昇させるという行程を行うことを特徴とする請求項1に記載の機械式駐車装置。
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