JP6331291B2 - 搬送車システム - Google Patents

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Description

本発明は、天井搬送車を備える搬送車システムに関するものである。
搬送車システムとして、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載の搬送車システムでは、天井から吊下配設さている軌道に沿って走行する走行体、及び昇降可能な昇降台を備える天井搬送車と、昇降台の側方に設けられた複数のラックにより構成された棚設備と、を備えている。
特開昭63−242809号公報
上記のラックのように、上下方向において移載ポイントが設けられている構成では、天井搬送車が軌道上で停止する位置に加えて、昇降台を停止させる移載ポイントの高さ位置を正確に設定することが求められる。しかしながら、天井搬送車は個体毎に個体差(機差)があるため、全ての天井搬送車において同一の位置データを用いると、昇降台の停止位置が天井搬送車毎に異なるおそれがある。そのため、搬送車システムでは、搬送車毎に軌道上での停止位置及び昇降台の停止位置を設定し、移載ポイントでの移載位置を正確に設定する必要がある。このような構成において、搬送車の停車位置において上下方向に複数の移載ポイントが設けられている構成では、情報量の増大が避けられない。
本発明は、正確な移載位置を設定することができると共に、情報量の軽減を図ることができる搬送車システムを提供することを目的とする。
本発明に係る搬送車システムは、天井側に配置された軌道と、軌道を走行する複数の搬送車と、搬送車に搬送指令を送信する上位コントローラと、を備え、移載ポイントに被搬送物を移載する搬送車システムであって、移載ポイントは、軌道の下方において上下方向に所定数の複数段に設けられており、上位コントローラは、移載ポイントを示す移載ポイントデータを含む搬送指令を搬送車に送信し、複数の搬送車のそれぞれは、被搬送物を保持すると共に、昇降可能に設けられた昇降台と、当該搬送車の動作を制御するコントローラと、を備え、コントローラは、移載ポイントデータと移載ポイントにおいて移載を行うときに搬送車が軌道上で停止する位置を示す走行ポイントデータとを保持し、走行ポイントデータに所定数の複数の移載ポイントデータが紐付けられたテーブルを有し、搬送指令に含まれる移載ポイントデータに基づいてテーブルから取得した走行ポイントデータと、移載ポイント毎に予め設定され、当該移載ポイントでの昇降台の停止位置を示す基準データと、搬送車毎に予め設定され、当該搬送車毎に自機が検出した移載ポイントでの昇降台の停止位置を示す機差データと、に基づいて被搬送物の移載位置を決定することを特徴とする。
この搬送車システムでは、コントローラは、移載ポイントデータに基づいて取得される走行ポイントデータと、予め設定された移載ポイントでの昇降台の停止位置を示す基準データと、各搬送車が検出した移載ポイントでの昇降台の停止位置を示す機差データとに基づいて被搬送物の移載位置を決定している。このように、搬送車システムでは、搬送車毎に設定されている機差データを用いて昇降台の停止位置を設定するため、移載ポイントが複数段に設けられている場合であっても、各移載ポイントにおいて昇降台を停止させる位置を搬送車毎に正確に設定することができる。したがって、搬送車システムでは正確な移載位置を設定することができる。
また、搬送車システムでは、走行ポイントデータに所定数の複数の移載ポイントデータが紐付けられたテーブルを有しているため、走行ポイントデータの情報量の軽減を図ることができる。また、上位コントローラは移載ポイントデータのみを送信するため、送信する搬送指令のデータ量の軽減を図れる。
一実施形態においては、コントローラは、基準データと機差データとを比較して昇降台の停止位置の差分を算出し、当該差分に基づいて移載ポイントでの昇降台の停止位置を設定してもよい。これにより、搬送車システムでは、移載ポイントにおける昇降台の停止位置を正確に設定することができる。
一実施形態においては、昇降台を昇降方向に沿ってガイドするガイド部材を備えていてもよい。昇降台として、ベルトの巻き取り及び繰り出しにより昇降される構成を有するものがある。この構成の場合、左右方向(水平方向)にブレが生じることがある。そこで、昇降台を昇降方向に沿ってガイドするガイド部材を備えることにより、移載ポイントにおいて昇降台がブレることを抑制できる。
一実施形態においては、コントローラは、昇降台がガイド部材に進入するときに、昇降台の下降速度を減速させてもよい。昇降台のブレは、昇降速度が速くになると顕著になる。そのため、ガイド部材に進入するときに昇降台の下降速度を減速させることで、昇降台がガイド部材と接触することを抑制できる。
一実施形態においては、ガイド部材には、移載ポイントにおいて昇降台が停止すべき位置に対応する部分に遮蔽部が配置されており、搬送車は、遮蔽部を検出する検出手段を備え、コントローラは、検出手段によって遮蔽部が検出された場合に、被搬送物の移載を行ってもよい。これにより、移載ポイントにおける昇降台の停止位置をより正確に特定できる。したがって、被搬送物の移載を的確に行うことができる。
本発明によれば、正確な移載位置を設定することができると共に、情報量の軽減を図ることができる。
一実施形態に係る搬送車システムを示す図である。 搬送車システムの構成を示す図である。 移載ポイントを示す図である。 ガイド部材を示す図である。 天井搬送車を示す図である。 コントローラの構成を示す図である。 (a)は保持部の下降速度を示す図であり、(b)は保持部の上昇速度を示す図である。 搬送車システムの動作を説明するシーケンス図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、一実施形態に係る搬送車システムを示す図である。図2は、搬送車システムの構成を示す図である。図1及び図2に示す搬送車システム1は、天井搬送車7a,7b,7cにより被搬送物L(図5参照)の搬送を行うシステムである。被搬送物Lは、例えば、一般荷物、半導体ウェハのキャリア等である。搬送車システム1は、上位コントローラ3と、レール(軌道)5と、レール5を走行する複数(ここでは3台)の天井搬送車7a,7b,7cと、を備えている。
上位コントローラ3は、搬送車システム1における天井搬送車7a,7bの搬送動作を制御する。上位コントローラ3は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read OnlyMemory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクなどで構成される。上位コントローラ3は、後述する天井搬送車7a,7b,7cのコントローラ26と無線又は有線により、互いに通信可能とされている。上位コントローラ3は、被搬送物Lの搬送スケジュールを作成し、この搬送スケジュールに基づいて、各天井搬送車7a,7b,7cのコントローラ26に搬送指示を行う搬送指示装置である。上位コントローラ3は、搬送指令をコントローラ26に適時伝達し、このコントローラ26からの報告をまとめて処理する機能を有する。搬送指令には、被搬送物Lの荷物情報、被搬送物Lの荷積み位置の移載ポイントデータ(後述)、被搬送物Lの荷下し位置の移載ポイントデータ等が含まれている。
レール5は、天井又は天井近傍に敷設されている。本実施形態では、レール5は、例えば環状をなしている。図1に示すように、レール5の沿線上には、複数(ここでは6個)の走行ポイントRP1〜RP6が設定されている。走行ポイントRP1〜RP6は、天井搬送車7a,7b,7cが被搬送物Lの移載を行う際に停止するポイントである。走行ポイントRP1〜RP6のそれぞれは、固有の識別子(例えば、ユニークな数字)を有している。
走行ポイントRP1〜RP6のそれぞれには、移載部Tが設けられている。移載部Tには、移載ポイントが設定されている。移載ポイントは、被搬送物Lを移載するステーションである。図3は、移載ポイントを説明する図である。図3(a)及び図3(b)に示すように、移載ポイントは、各走行ポイント(ここでは走行ポイントRP1及びRP4)のそれぞれに設けられている。移載ポイントは、移載部Tにおいて例えば左右に並設されている。移載ポイントのそれぞれは、固有の識別子(例えば、ユニークな数字)を有している。具体的には、図3(a)に示すように、走行ポイントRP1には、[1001]〜[1008]で識別される移載ポイントが設けられており、図3(b)に示すように、走行ポイントRP4には、[4001]〜[4006]で識別される移載ポイントが設けられている。
移載ポイントは、複数の高さレベルに設定されている。高さレベルは、被搬送物Lを搬入出するステーションの高さ位置であり、天井搬送車7a,7b,7cが被搬送物Lの移載を行う際に保持部18が停止する位置である。本実施形態では、高さレベルは、例えば、最大で16段に設定されている。より詳細には、図3(a)に示すように、走行ポイントRP1では、16段のうちの4段の高さレベルに設定されており、図3(b)に示すように、走行ポイントRP4では、16段のうちの3段の高さレベルに設定されている。本実施形態では、例えば、走行ポイントRP1の最下段の高さレベル(移載ポイント[1007]及び[1008])と走行ポイントRP4の最下段の高さレベル(移載ポイント[4005]及び[4006])とは、同じレベルである。
移載部Tの各移載ポイントには、被搬送物Lを搬送するコンベア(図示しない)が設けられている。また、移載ポイントには、通信部6が設けられている。通信部6は、例えば赤外線通信を行う装置である。通信部6は、後述する天井搬送車7a,7b,7cの保持部18が移載ポイントに停止したときに、保持部18に設けられた通信部24と通信を行い、天井搬送車7a,7b,7cから受信した停止情報をコンベアコントローラ4に出力する。コンベアコントローラ4は、移載ポイントに設けられたコンベアの動作を制御する。コンベアコントローラ4は、停止情報を受け取ると、移載ポイントにおいて被搬送物Lの移載を許可するか否かの判定を行う。すなわち、移載ポイントは、被搬送物Lの移載についてのインターロック機能を有している。コンベアコントローラ4は、被搬送物Lの移載を許可する場合には、通信部6を介して許可情報を出力し、移載ポイントのコンベアを駆動する。なお、通信部6は、全ての移載ポイントに設けられていてもよいし、特定の移載ポイントに設けられていてもよい。
図4は、ガイド部材を示す図である。図4に示すように、走行ポイントRP1〜RP6には、ガイド部材8が設けられている。ガイド部材8は、天井搬送車7a,7b,7cの保持部18が昇降するときに、保持部18を移載ポイントに案内(誘導)する部材である。ガイド部材8は、例えば床FLに立設された柱状若しくは板状の部材であり、保持部18の昇降方向に沿って延在している。ガイド部材8により、天井搬送車7a,7b,7cの保持部18は、昇降時において左右方向(水平方向)に揺れる(ブレる)ことが抑制される。ガイド部材8は、その先端の位置が移載ポイントの高さ位置よりも上方に設定されている。
ガイド部材8には、遮蔽板(遮蔽部)9が設けられている。遮蔽板9は、後述する天井搬送車7a,7b,7cのセンサ22により検出される板状の部材である。遮蔽板9は、移載部Tの各移載ポイントに対応して配置されている。すなわち、遮蔽板9は、移載部Tにおいて右列及び左列に配置された各段の移載ポイントに対応する位置(天井搬送車7a,7b,7cが停車すべき位置)に配置されている。遮蔽板9は、光(レーザー光等)を遮る部材であればよい。
続いて、天井搬送車7a,7b,7cについて説明する。天井搬送車7a,7b,7cは、同様の構成を有している。以下の説明では、天井搬送車7aを一例に具体的に説明する。図5は、天井搬送車を示す図である。図2及び図5に示すように、天井搬送車7aは、レール5に沿って走行する本体部10と、走行部12と、昇降機構14と、センサ(検出手段)22と、通信部24と、コントローラ26と、を備えている。
本体部10は、走行部12を介してレール5に吊り下げられている。走行部12は、レール5の側面に接触する駆動輪及びガイド輪を有しており、これらにより、レール5に沿って本体部10を走行させる。また、走行部12は、電磁コイルユニットを有しており、これにより、レール5に敷設された高周波電流線から無接触で電力の供給を受ける。
本体部10には、昇降機構14が取り付けられている。昇降機構14は、昇降部16及び保持部(昇降台)18を有している。保持部18は、例えば枠体であり、被搬送物Lを保持する。また、昇降部16は、保持部18を昇降させる。より具体的には、昇降部16は、複数本のベルト20を同期して繰り出すことで、ベルト20の端部に取り付けられた保持部18を下降させる。一方、昇降部16は、複数本のベルト20を同期して巻き取ることで、ベルト20の端部に取り付けられた保持部18を上昇させる。昇降部16は、例えばモータにより回動される。モータには、回転数を検出するエンコーダが設けられており、エンコーダは、コントローラ26にエンコーダ値を出力する。
センサ22は、移載ポイントに設けられた遮蔽板9を検出する。センサ22は、保持部18が昇降して移載ポイントに停止したときに、遮蔽板9を検出する。センサ22は、保持部18において、保持部18が移載ポイントに停止したときに遮蔽板9に対応する位置に配置されている。センサ22は、遮蔽板9を検出すると、検出信号をコントローラ26に出力する。
通信部24は、通信部6と通信を行う。通信部24と通信部6とは、赤外線通信を行う。通信部24は、コントローラ26により制御され、保持部18が移載ポイントに停止したときに、通信部6と通信を行う。通信部24は、通信部6から受信した情報をコントローラ26に出力する。
コントローラ26は、天井搬送車7aの動作を制御する。コントローラ26は、例えば、CPU、ROM、RAM、ハードディスクなどで構成される。図6は、コントローラの構成を示す図である。図6に示すように、コントローラ26は、受信部100と、ポイント記憶部102と、走行ポイント取得部104と、走行制御部106と、昇降制御部108と、ティーチング部110と、インターロック部112と、を有している。
各部の説明の前に、搬送車システム1の導入時に天井搬送車7a,7b,7cにおいて実施されるティーチングについて説明する。搬送車システム1に設けられた複数(ここでは3台)の天井搬送車7a,7b,7cのうち、例えば特定の1台の天井搬送車7aでは、移載ポイントの高さレベルのティーチングを実施する。ティーチングは、移載ポイントの各高さレベル(本実施形態では16段)に対して実施される。具体的なティーチング方法について説明する。なお、ティーチングは、例えばオペレータによる操作盤(リモコン)の操作により実施される。
最初に、移載ポイントのある走行ポイント上で天井搬送車7aを停止させる。次に、オペレータは、この走行ポイント上において、操作盤の「昇降定位置ティーチング」を選択する。これにより、後述するティーチング部110は、停止した走行ポイントに存在する全ての移載ポイントを後述するポイント記憶部102から読み出し、各移載ポイントの高さレベルを列挙する。
続いて、オペレータは、任意の移載ポイントの高さレベルまで昇降機構14を降下させて、移載ポイントにおいて微調整を行い定位置で停止させる。そして、オペレータは、停止させた位置に該当する移載ポイントを、操作盤において選択する。これにより、ティーチング部110は、昇降部16のモータのエンコーダ値をティーチングデータ(基準データ)として取得して登録する。以上の操作を、全ての走行ポイントの全ての移載ポイントについて実施する。ティーチング部110は、全ての移載ポイントのティーチングデータを、上位コントローラ3に送信する。上位コントローラ3は、他の天井搬送車7b,7cにティーチングデータを送信する。
上位コントローラ3からティングデータを受信した天井搬送車7b,7c(上記特定の1台の天井搬送車7a以外の天井搬送車)では、機差補正が実施される。機差補正は、天井搬送車7b,7cの個体差(個体毎のズレ)を補正するための値である。以下の説明では、天井搬送車7bを一例にして、機差補正について説明する。
最初に、所定の走行ポイント上で天井搬送車7bを停止させる。次に、オペレータは、走行ポイントの移載ポイント高さレベルまで昇降機構14を降下させ、移載ポイントにおいて微調整を行い定位置で停止させ、操作盤において所定の操作を行う(例えば、所定のキーを押下する)。これにより、ティーチング部110は、昇降部16のモータのエンコーダ値を機差補正データとして取得して登録する。そして、ティーチング部110は、ティーチングデータと機差補正データとを比較し、ティーチングデータと機差補正データとの差分(オフセット量)を取得し、その差分を機差補正値として登録する。天井搬送車7bは、所定の走行ポイントの全ての移載ポイントについての複数の機差補正データを取得した場合には、全ての機差補正データに基づいて機差補正値を算出し、例えばその平均値を機差補正値として登録する。
ティーチング部110は、後述する受信部100から出力されたティーチングデータをポイント記憶部102に記憶させる。また、ティーチング部110は、機差補正値を算出して、ポイント記憶部102に記憶(登録)させる。
受信部100は、上位コントローラ3から送信された搬送指令を受信する。受信部100は、上位コントローラ3から受信した搬送指令を、走行ポイント取得部104及びティーチング部110に出力する。また、受信部100は、上位コントローラ3から、ティーチングデータを受信する。受信部100は、上位コントローラ3から受信したティーチングデータをティーチング部110に出力する。
走行ポイント取得部104は、搬送指令に基づいて走行ポイントRP1〜RP6を取得する。走行ポイント取得部104は、搬送指令に含まれる移載ポイントデータを取得し、この移載ポイントデータに基づいて移載ポイントデータと走行ポイントデータとが記憶されたポイント記憶部102を参照し、走行ポイントRP1〜RP6のいずれかを取得する。ポイント記憶部102は、走行ポイントRP1〜RP6と移載ポイントとが対応付けられているテーブルを有している。このテーブルは、走行ポイントRP1〜RP6に所定数の複数の移載ポイントが紐付けられている。より詳細には、走行ポイントRP1〜RP6の列に、各移載ポイントが紐付けられている。走行ポイント取得部104は、移載ポイントデータを取得すると、移載ポイントデータに基づいて走行ポイントRP1〜RP6をポイント記憶部102から抽出する。走行ポイント取得部104は、取得した走行ポイントRP1〜RP6を走行制御部106に出力する。
走行制御部106は、天井搬送車7aの走行(加速、減速、制動)を制御する。走行制御部106は、走行ポイント取得部104から出力された走行ポイントRP1〜RP6を受け取ると、走行部12を制御して天井搬送車7aを走行ポイントRP1〜RP6まで走行させて走行ポイントRP1〜RP6で停止させる。
昇降制御部108は、保持部18の昇降を制御する。昇降制御部108は、昇降部16を回動させるモータの回転数を制御し、保持部18を所定の位置で停止させる。また、昇降制御部108は、モータの回転数を制御し、保持部18の昇降速度(ベルト20の繰り出し速度、巻き取り速度)を制御する。詳細には、図7を参照して説明する。図7は、保持部の昇降速度を説明する図である。図7(a)は、保持部18の下降速度を示しており、図7(b)は、保持部18の上昇速度を示している。
昇降制御部108は、保持部18を高速、中速、低速の3つの速度に制御する。図7(a)に示すように、昇降制御部108は、保持部18の下降を高速で開始させ、本体部10からガイド部材8の先端まで下降させる。続いて、昇降制御部108は、所定の高さ位置からガイド部材8の先端までの間に保持部18を減速させ、保持部18がガイド部材8に進入するときには保持部18の速度を低速とする。所定の高さ位置は、ガイド部材8の先端から所定高さ上方の位置である。そして、昇降制御部108は、ガイド部材8の先端を通過すると、保持部18を中速とする。昇降制御部108は、移載ポイントの付近までは保持部18を中速とし、移載ポイントにおける停止位置付近では速度を減速させて保持部18を低速にする。
図7(b)に示すように、昇降制御部108は、保持部18の上昇を低速で開始させ、移載ポイント付近を過ぎるとガイド部材8の先端までは速度を中速とする。昇降制御部108は、ガイド部材8の先端を通過すると、保持部18を加速させて高速とする。このような制御により、保持部18とガイド部材8との接触を抑制できる。
昇降制御部108は、保持部18を移載ポイントで停止させたときに、センサ22から検出信号が出力されない場合には、保持部18の高さの微調整を行う。昇降制御部108は、センサ22から検出信号が出力されるまで保持部18の高さの微調整を行う。
ティーチング部110は、機差補正値をティーチングデータに適用させ、移載ポイントにおける保持部18の停止位置を補正する。詳細には、ティーチング部110は、受信部100が上位コントローラ3から搬送指令を受信すると、搬送指令に含まれる移載ポイントデータを取得し、この移載ポイントデータに該当するティーチングデータ及び機差補正値をポイント記憶部102から読み出す。ティーチング部110は、読み出したティーチングデータ及び機差補正値に基づいて、移載ポイントにおける停止位置を算出する。ティーチング部110は、算出した停止位置を昇降制御部108に出力する。
インターロック部112は、移載ポイントにおいて被搬送物Lの移載を行うことが可能か否かをコンベアコントローラ4に問い合わせる。インターロック部112は、保持部18が移載ポイントに停止したときに、移載ポイントにおいて停止した旨を示す停止情報を通信部24に出力する。これにより、通信部24を介して、通信部6との通信が実施される。インターロック部112は、停止情報を通信部24を介して出力したことに応じて、通信部6を介してコンベアコントローラ4から許可情報を受信した場合には、被搬送物Lの移載を開始させる。
続いて、搬送車システム1の動作について説明する。図8は、搬送車システムの動作を示すシーケンス図である。以下の説明では、天井搬送車7bにより被搬送物Lを移載ポイントに移載する動作を一例に説明する。図8に示すように、上位コントローラ3は、搬送指令を天井搬送車7bに送信する(ステップS01)。次に、天井搬送車7bの受信部100は、上位コントローラ3から送信された搬送指令を受信する(ステップS02)。そして、走行ポイント取得部104は、搬送指令に含まれる移載ポイントを取得する(ステップS03)。
続いて、走行ポイント取得部104は、取得した移載ポイントに基づいて走行ポイントと移載ポイントとが対応付けられたポイント記憶部102のテーブルを参照し、走行ポイントを特定する(ステップS04)。走行ポイントが特定されると、ティーチング部110は、移載ポイントにおける保持部18の停止位置の補正を行う(ステップS05)。詳細には、ティーチング部110は、搬送指令に含まれている移載ポイントに対応するティーチングデータ、及び、機差補正値をポイント記憶部102から読み出す。そして、ティーチング部110は、機差補正値がある場合には、ティーチングデータを機差補正値で補正し、移載ポイントでの保持部18の停止位置を補正する。つまり、昇降部16のモータのエンコーダ値を補正する。これにより、天井搬送車7bに応じたエンコーダ値(ベルト20の繰り出し量)が設定される。
移載ポイントでの停止位置、及び走行ポイントが特定されると、走行制御部106は、天井搬送車7bを走行ポイントまで走行させ、走行ポイントで停止させる(ステップS06)。天井搬送車7bが走行ポイントで停止すると、昇降制御部108は、昇降部16のモータを制御して、保持部18を下降させる(ステップS07)。詳細には、ティーチング部110により補正された停止位置となるように、保持部18を降下させる。移載ポイントまで保持部18が下降して停止すると、センサ22は、遮蔽板9の検出を行う(ステップS08)。昇降制御部108は、センサ22により遮蔽板9が検出されない場合には、保持部18の停止位置の微調整を行う。そして、昇降制御部108は、センサ22から遮蔽板9を検出したことを示す検出信号を受け取った場合には、被搬送物Lの移載位置を決定する(ステップS09)。
続いて、インターロック部112は、通信部24を介して、移載ポイントにおいて被搬送物Lの移載を行うことが可能か否かをコンベアコントローラ4に問い合わせる。これに応じて、コンベアコントローラ4は、移載ポイントにおける被搬送物Lの移載の可否を判定する(ステップS10)。そして、コントローラ26は、上位コントローラ3から移載ポイントにおいて移載可能であることを示す信号を受信した場合には、移載ポイントにおいて被搬送物Lの移載を行わせる(ステップS11)。
以上説明したように、本実施形態では、複数の天井搬送車7a,7b,7cのうちの天井搬送車7aが全ての移載ポイントの高さレベルのティーチングを実施する。つまり、天井搬送車7aのティーチング部110が、全ての移載ポイントにおいて保持部18の停止する高さ位置をそれぞれ取得する。そして、ティーチング部110は、全ての移載ポイントのティーチングデータを、上位コントローラ3に送信し、上位コントローラ3は、他の天井搬送車7b,7cにティーチングデータを送信する。これにより、天井搬送車7b,7cのコントローラ26は、全ての移載ポイントの高さ位置を把握することができる。
ティーチング部110は、所定(例えば、1つ)の移載ポイントにおいて高さレベルのティーチングを行い機差データを取得する。そして、ティーチング部110は、ティーチングデータと機差補正データとを比較し、ティーチングデータと機差補正データとの差分を取得して、その差分を機差補正値として登録する。これにより、全ての天井搬送車7a,7b,7cにおいて移載ポイントのティーチングを行わなくても、ティーチングデータに機差補正値を適用することで、各天井搬送車7a,7b,7bの個体差がある場合であっても、自機に応じた移載ポイントにおける保持部18の正確な停止位置を求めることができる。したがって、搬送車システム1では、移載ポイントにおける正確な停止位置を天井搬送車7a,7b,7c毎に効率的に取得することができる。なお、天井搬送車7aのティーチング部110により取得された全ての移載ポイントのティーチングデータは、上位コントローラ3とは異なる外部装置に送信されて、その後に天井搬送車7b,7cに送信されてもよいし、天井搬送車7aから天井搬送車7b,7cに直接送信されてもよい。
そして、本実施形態では、移載ポイントデータに基づいて取得される走行ポイントデータと、ティーチングデータと機差補正データとから算出される上述の機差補正値とに基づいて、被搬送物Lの移載位置、すなわち天井搬送車7a,7b,7cのレール5上での停止位置及び移載ポイントにおける保持部18の停止位置を決定している。このように、搬送車システム1では、天井搬送車7a,7b,7c毎に設定されている機差補正値を用いて保持部18の停止位置を設定するため、移載ポイントが複数段に設けられている場合であっても、各移載ポイントにおいて保持部18を停止させる位置を天井搬送車7a,7b,7c毎に正確に設定することができる。したがって、搬送車システム1では、正確な移載位置を設定することができる。
また、本実施形態では、ポイント記憶部102は、移載ポイントを示す複数の移載ポイントデータが、天井搬送車7a,7b,7cのレール5上での停止位置を示す走行ポイントデータに紐付けられたテーブルを有している。上位コントローラ3は、搬送指令として移載ポイントデータを天井搬送車7a,7b,7cに送信し、走行ポイント取得部104は、移載ポイントデータに基づいて走行ポイントデータを取得する。天井搬送車7a,7b,7cの走行ポイントRP1〜RP6には、複数の移載ポイントが設けられている場合がある。このような場合、移載ポイントデータに走行ポイントデータRP1〜RP6を紐付けると、走行ポイントデータRP1〜RP6の情報量が多くなるため、テーブルの情報量が多くなる。そこで、走行ポイントデータに移載ポイントデータを紐付けたテーブルとすることにより、情報量を少なくすることができる。また、上位コントローラ3は移載ポイントデータのみを送信するため、送信する搬送指令のデータ量の軽減を図れる。
本実施形態では、保持部18を昇降方向に沿ってガイドするガイド部材8を備えている。保持部18は、ベルト20の巻き取り及び繰り出しにより昇降される。そのため、昇降時に左右方向(水平方向)にブレが生じることがある。そこで、保持部18を昇降方向に沿ってガイドするガイド部材8を設けることにより、移載ポイントにおいて保持部18がブレることを抑制できる。
本実施形態では、昇降制御部108は、保持部18がガイド部材8に進入するときに、保持部18の下降速度を減速させる。保持部18のブレは、昇降速度が速くになると顕著になる。そのため、ガイド部材8に進入するときに保持部18の下降速度を減速させることで、保持部18がガイド部材8と接触することを抑制できる。
本実施形態では、ガイド部材8には、移載ポイントにおいて保持部18が停止すべき位置に対応する部分に遮蔽板9が配置されている。天井搬送車7a,7b,7cは、遮蔽板9を検出するセンサ22を備え、センサ22によって遮蔽板9が検出された場合に、被搬送物Lの移載を移載ポイントとの間で行う。これにより、移載ポイントにおける保持部18の停止位置をより正確に特定できる。したがって、被搬送物Lの移載を的確に行うことができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、天井搬送車7a,7b,7cが3台設けられている構成を一例に説明したが、天井搬送車の台数は適宜設定されればよい。また、走行ポイントの数も適宜設定されればよい。
1…搬送車システム、3…上位コントローラ、5…レール(軌道)、7a,7b,7c…天井搬送車、8…ガイド部材、9…遮蔽板、22…センサ(検出手段)、26…コントローラ、L…被搬送物。

Claims (5)

  1. 天井側に配置された軌道と、
    前記軌道を走行する複数の搬送車と、
    前記搬送車に搬送指令を送信する上位コントローラと、を備え、移載ポイントに被搬送物を移載する搬送車システムであって、
    前記移載ポイントは、前記軌道の下方において上下方向に所定数の複数段に設けられており、
    前記上位コントローラは、前記移載ポイントを示す移載ポイントデータを含む前記搬送指令を前記搬送車に送信し、
    複数の前記搬送車のそれぞれは、
    前記被搬送物を保持すると共に、昇降可能に設けられた昇降台と、
    当該搬送車の動作を制御するコントローラと、を備え、
    前記コントローラは、
    前記移載ポイントデータと前記移載ポイントにおいて移載を行うときに前記搬送車が前記軌道上で停止する位置を示す走行ポイントデータとを保持していると共に1つの前記走行ポイントデータに所定数の複数の前記移載ポイントデータが紐付けられたテーブルを有する記憶部と、
    前記搬送指令に含まれる移載ポイントデータに基づいて、当該移載ポイントに紐付けられた前記走行ポイントデータを前記テーブルから取得する取得部と、を有し、
    前記コントローラは、
    前記取得部によって取得された前記走行ポイントデータと、
    前記移載ポイント毎に予め設定され、当該移載ポイントでの前記昇降台の停止位置を示す基準データと、
    前記搬送車毎に予め設定され、当該搬送車毎に自機が検出した前記移載ポイントでの前記昇降台の停止位置を示す機差データと、に基づいて前記被搬送物の移載位置を決定することを特徴とする搬送車システム。
  2. 前記コントローラは、前記基準データと前記機差データとを比較して前記昇降台の停止位置の差分を算出し、当該差分に基づいて前記移載ポイントでの前記昇降台の停止位置を設定することを特徴とする請求項1記載の搬送車システム。
  3. 前記昇降台を昇降方向に沿ってガイドするガイド部材を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の搬送車システム。
  4. 前記コントローラは、前記昇降台が前記ガイド部材に進入するときに、前記昇降台の下降速度を減速させることを特徴とする請求項3記載の搬送車システム。
  5. 前記ガイド部材には、前記移載ポイントにおいて前記昇降台が停止すべき位置に対応する部分に遮蔽部が配置されており、
    前記搬送車は、前記遮蔽部を検出する検出手段を備え、
    前記コントローラは、前記検出手段によって前記遮蔽部が検出された場合に、前記被搬送物の移載を行うことを特徴とする請求項3又は4記載の搬送車システム。
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