JP6427748B2 - パウチ容器 - Google Patents
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Description
親指と人差し指は袋状部内にすっぽりと挿入されるため、容器の保持性に優れ、内容物の重量が重い場合であっても指が抜け難く容器を安定に保持できる。そして、親指と人差し指は指先まで袋状部に覆われているため、充填物が指にかかることを防止できる。また、親指と人差し指との間隔を開けておくだけで開口状態が維持されるので、例えば、注入作業中に開口部が閉じてしまい充填物が零れるといった不具合を防止できる。
当該構成によれば、長尺状のシートを用いた生産性の高いプロセスによって袋状部を備えたパウチ容器を製造できる。
当該構成によれば、容器を保持する手によって充填部が隠れ難いため、充填物の量を確認し易い。
当該構成によれば、開口部をより広げ易くなる。幅方向他端部同士が接合されていない場合、例えば、親指と人差し指の間隔を広げたときに各袋状部がその付け根で外側に折れ曲がり易くなるが、シール部を設けることで当該折れ曲がりを抑えることができ、開口部を広げる方向に力が作用し易くなる。
当該構成によれば、充填物を注入する際に、容器幅方向他端部から充填物が漏れることを防止できる。また、当該他端部領域があたかも漏斗様に機能し、当該シール部に沿わして充填物を注入することが可能となる。
当該構成によれば、開口部をより広げ易くなる。パウチ容器は柔軟性が高いことから、袋状部の指が挿入された部分は指に沿った形状を呈する。一方、指先よりも前方に位置する部分は、例えば、指先の位置から幅方向他端部にかけて湾曲する又は指先の位置で折れ曲がるが、折曲形成部を設けることによって、開口部を広げたときに折曲形成部で袋状部が優先的に折れ曲がり、容器上下方向に延びる折り曲げ部(例えば、折れ線等)が形成される。これにより、例えば、指先よりも前方に位置する部分が、指に沿って折れ線(折曲形成部)まで真っ直ぐに延び、開口部がより広がり易くなる。
当該構成によれば、容器を使用する際に、切断補助線に沿ってガゼットシートを切断することで各袋状部を分離し、開口部を開口することが可能となる。使用前においては、例えば、チャックの上方をガゼットシートが覆っているため充填部の密封性が向上する。
当該構成によれば、袋状部内に指を挿入し易くなる。内部空間内に折り込まれた舌片によって、例えば、挿入口の縁部が浮き上がって指の挿入性が向上する。
当該構成によれば、指掛け用シール部に、例えば親指の先を引っ掛けることができるので、袋状部における親指の掛かりが良くなって開口部を広げる方向に力が作用し易くなる。当該構成は、特に手の小さな女性等の使用に有用である。
図1〜図7を参照しながら、第1の実施形態であるパウチ容器10について詳説する。
まず、図1〜図3を参照する。図1,2は、パウチ容器10の正面図であって、図2では、舌片26A,26Bを袋状部20A,20Bの内側(内部空間22A,22B)に折り込んだ様子を示している。図3は、幅方向に平行な図2のA‐A線で、袋状部20A,20Bを表裏方向に切断したときの断面を示す。
図4に示す形態では、シート21A,21Bの代わりに、ガゼットシート21Gを用いて袋状部20A,20Bを形成している。ガゼットシート21Gは、下方に向かって山折りされた断面視V字状のシートである。ガゼットシート21Gは、折り目線27が幅方向に対して略平行となるように一対の壁面シートの間に挿入されている。そして、折り目線27により二分された一方のシート部分が表面シート11の内面に接合され、他方のシート部分が裏面シート12の内面に接合されて、2つの袋状部20A,20Bが形成されている。
図8〜図11を参照し、第2の実施形態であるパウチ容器30について説明する。ここでは、第1の実施形態との相違点を主に説明し、第1の実施形態と同様の構成には同じ符号を付して重複する説明を省略する。
図12〜図16を参照し、第3の実施形態であるパウチ容器40について説明する。以下では、上記実施形態との相違点を主に説明し、上記実施形態と同様の構成には同じ符号を付して重複する説明を省略する。
図17を参照し、第4の実施形態であるパウチ容器50について説明する。
図18を参照し、第5の実施形態であるパウチ容器60について説明する。
図19を参照し、第6の実施形態であるパウチ容器70について説明する。
図20を参照し、第7の実施形態であるパウチ容器80について説明する。
図21〜図23を参照し、第8の実施形態であるパウチ容器90について説明する。
Claims (3)
- 表面シートと裏面シートとを備えるパウチ容器であって、
前記表面シートと前記裏面シートに囲まれた空間が内容物の充填部を形成し、前記充填部に繋がる開口部が前記パウチ容器上部の前記表面シートと前記裏面シートとの間に形成されており、
前記表面シートの内側に設けられた第1の内側シートと、
前記裏面シートの内側に設けられた第2の内側シートと、
前記表面シートに形成され、内側に折り込み可能な第1の舌片と、
前記表面シートと前記第1の内側シートとが重なり合うことで形成され、前記第1の舌片を前記表面シートの内側に折り込むことで形成された第1の挿入口から指を挿入可能である、前記充填部から隔離された第1の内部空間と、
前記裏面シートと前記第2の内側シートとが重なり合うことで形成され、前記裏面シートに形成された第2の挿入口から指を挿入可能である、前記充填部から隔離された第2の内部空間と、
を有することを特徴とするパウチ容器。 - 表面シートと裏面シートとを備えるパウチ容器であって、
前記表面シートと前記裏面シートに囲まれた空間が内容物の充填部を形成し、前記充填部に繋がる開口部が前記パウチ容器上部の前記表面シートと前記裏面シートとの間に形成されており、
前記表面シートの外側に設けられた第1の外側シートと、
前記裏面シートの外側に設けられた第2の外側シートと、
前記第1の外側シートに形成され、内側に折り込み可能な第1の舌片と、
前記表面シートと前記第1の外側シートとが重なり合うことで形成され、前記第1の舌片を前記第1の外側シートの内側に折り込むことで形成された第1の挿入口から指を挿入可能である、前記充填部から隔離された第1の内部空間と、
前記裏面シートと前記第2の外側シートとが重なり合うことで形成され、前記第2の外側シートに形成された第2の挿入口から指を挿入可能である、前記充填部から隔離された第2の内部空間と、
を有することを特徴とするパウチ容器。 - 請求項1または請求項2に記載のパウチ容器であって、
前記パウチ容器は、さらに、
前記開口部を閉じるチャック、
を備え、
前記第1の内部空間と前記第2の内部空間とは前記チャックより上方に設けられることにより、前記第1の内部空間と前記第2の内部空間とが前記充填部から隔離されることを特徴とするパウチ容器。
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