JP6425536B2 - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、綴じ処理の設定がなされた印刷ジョブを実行する画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置が実行可能な後処理機能の一つとして、印刷された複数のシートを整合して綴じる綴じ処理が知られている。当初は、綴じ処理を実現する綴じ部を移動する機構が備えられておらず、固定された一箇所で綴じ処理を行うことしかできなかった。これに対し、画像の回転と、最初のページから順に印刷する正順印刷及び最後のページから順に印刷する逆順印刷の切り替えとを組み合わせることで、印刷物の各コーナーに綴じ処理を実行可能とすることが知られている(例えば、特許文献1)
また、綴じ処理を実現する綴じ部を移動可能とすることで、ユーザによって指定された綴じ位置に綴じ部を移動させてシート束を綴じることも知られている。
シート束を綴じる綴じ方法としては、一般的に知られている針を使用してシート束を綴じる綴じ方法、綴じ位置にトナーを溶着してシート束を綴じる綴じ方法、ステイプル針等の綴じ部材を用いずに綴じる綴じ方法など、様々な綴じ方法が考えられている。
特開2005−88375号公報
画像形成装置が実行できる綴じ機能を拡充するために、画像形成装置に複数の綴じ部を設ける事が考えられている。この場合、装置内の設置スペースやコストなどに応じて、移動することにより複数位置での綴じ処理が可能な綴じ部と固定された位置で綴じ処理を行う綴じ部を混在させることが考えられる。
ところで、画像形成装置では、シートの裏表を反転するための搬送路を介してシートを反転することができる。しかしながら、シートの種類によっては、搬送路の屈曲やローラの影響が原因で、シートにシワや、折れ曲がりが発生し、印刷物の品質が低下する場合があるため、そのようなシートは反転を行わないように制御する必要がある。
ここで、移動することにより複数位置での綴じ処理が可能な綴じ部によりシートを綴じる場合、片面印刷であれば、綴じ部の移動と画像の回転とを組み合わせることで、シートを反転する搬送路を介さずに印刷物の各コーナーや各辺に綴じ処理を行うことができる。
一方、固定された位置で綴じ処理を行う綴じ部によりシートを綴じる場合、指定された綴じ位置によっては、逆順印刷を行わなければならない。このため、片面印刷であってもシートの表裏を反転する搬送路を介してシートを反転する必要がある。しかしながら、上述したような反転させるための搬送路を通すことによってシワや折れ曲がりが発生する種類のシートを綴じる場合、印刷物の品質の低下が発生し得る。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであり、綴じ位置の指定及び指定された綴じ処理を実行する綴じ部に応じた制御を行うことにより、印刷物の品質の低下を防止することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明の画像形成装置は、画像が印刷されたシートのコーナーを綴じることができる画像形成装置であって、画像をシートに印刷する印刷手段と、複数の位置に移動して綴じ処理を実行可能な第1の綴じ部又は綴じ処理を実行可能な位置が1箇所に固定された第2の綴じ部のいずれかを用いて、ユーザによって指定されたコーナーに綴じ処理を実行するシート綴じ手段と、シートを反転するための搬送路を介してシートを反転させる反転手段と、前記第1の綴じ部を用いて所定のコーナーへ綴じ処理を行う場合は、前記反転手段による反転を行っていないシートに対する綴じ処理を実行させ、前記第2の綴じ部を用いて前記所定のコーナーへ綴じ処理を行う場合は、前記反転手段による反転を行ったシートに対する綴じ処理を実行させる制御手段と、を備え、
前記制御手段は更に、前記印刷手段による画像の印刷に使用するシートが前記反転手段による反転を行うことが許可される種類のシートである場合は、前記第1の綴じ部又は第2の綴じ部を用いた綴じ処理の実行を許可し、前記印刷手段による画像の印刷に使用するシートが前記反転手段による反転を行うことが許可されない種類のシートである場合は、前記第1の綴じ部を用いた綴じ処理の実行を許可し、前記第2の綴じ部を用いた綴じ処理の実行を許可しないことを特徴とする
本発明によれば、綴じ位置の指定及び指定された綴じ処理を実行する綴じ部に応じた制御を行うことにより、印刷物の品質の低下を防止することができる。
印刷処理システムを示すブロック図である。 操作部116を示す図である。 MFP101の断面図である。 シート処理部122を上方から見た断面図である。 針不使用綴じ部314bによる綴じ処理を説明する図である。 印刷する画像データの一例を示す図である。 針不使用綴じ部314bによる綴じ処理を説明する図である。 針不使用綴じ部314bでシート束を綴じる場合における、印刷制御、綴じ処理、及び綴じ結果の対応関係を示す図である。 パネル201に表示される操作画面を示す図である。 パネル201に表示される操作画面を示す図である。 パネル201に表示される操作画面を示す図である。 印刷処理の制御方法を説明するフローチャートである 印刷処理の制御方法を説明するフローチャートである。 印刷処理の制御方法を説明するフローチャートである。 パネル201に表示される操作画面を示す図である。 印刷処理の制御方法を説明するフローチャートである。 印刷処理の制御方法を説明するフローチャートである。 印刷処理の制御方法を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<第1の実施形態>
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る印刷処理システムを示すブロック図である。本実施形態では画像形成装置の一例としてMFP(Multifunction Peripheral)101を、情報処理装置の一例としてPC102を説明する。MFP101とPC102はネットワーク100を介して通信可能に接続されている。
尚、図1では、1つの情報処理装置が印刷処理システムに設けられた場合を例示しているが、MFP101と複数の情報処理装置がネットワーク100を介して通信可能に接続されていてもよい。また、本実施形態の印刷処理システムは、MFP101とPC102を含む場合を例示しているが、これに限定されるものではない。例えば、MFP101のみを印刷処理システムと呼んでもよい。
まずPC102について説明する。PC102は、アプリケーションプログラム等の各種のプログラムを実行することができる。また、PC102には、印刷内容をMFP101に対して送信する印刷データに変換する機能を有するプリンタドライバがインストールされている。印刷を行いたいユーザは各種のアプリケーションなどから印刷指示を行うことができる。プリンタドライバは印刷指示に基づいてアプリケーションが出力するデータをMFP101が解釈可能な印刷データに変換し、ネットワーク100に接続されたMFP101に印刷データを送信することができる。
なお、本実施形態では、情報処理装置の一例としてPCを例示しているが、例えばスマートフォンやタブレット端末などの携帯情報端末などであってもよい。なお、印刷データを画像形成装置に送信する方法は適宜変形できる。印刷用のアプリケーション又はドライバを介して画像形成装置に印刷データを送信するようにしてもよいし、印刷データをクラウドサーバ経由で画像形成装置へ送信するようにしてもよい。
次にMFP101について説明する。MFP101はシート上の画像を読み取る読取機能、シートに画像を印刷する印刷機能を有する。また、MFP101は、画像が印刷された複数のシートを綴じたり、複数のシートを揃えたりする後処理機能を有する。なお、シートには、普通紙や厚紙などの用紙、OHPシートなどが含まれる。
なお、本実施形態では画像形成装置の一例としてMFP101を説明するが、例えば、読取機能を有さないプリンタ等の画像形成装置であってもよい。本実施例では、一例として画像形成装置が以下に説明する各種構成要件を備えるものとする。
CPU111を含む制御部110は、MFP101全体の動作を制御する。CPU111は、ROM112又はストレージ114に記憶された制御プログラムを読み出して、読取制御や印刷制御などの各種制御を行う。ROM112は、CPU111で実行可能な制御プログラムを格納する。また、ROM112は、ブートシーケンスやフォント情報などを記憶する。RAM113は、CPU111の主記憶メモリであり、ワークエリア、ROM112及びストレージ114に格納された各種制御プログラムを展開するための一時記憶領域として用いられる。ストレージ114は、画像データ、印刷データ、各種プログラム、及び各種設定情報を記憶する。本実施形態ではストレージ114としてHDD等の補助記憶装置を想定しているが、HDDの代わりにSSDに代表されるFLASH DISKを用いるようにしても良い。
なお、本実施形態のMFP101では、1つのCPU111が1つのメモリ(RAM113)を用いて後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の様態であっても構わない。例えば複数のCPU、RAM、ROM、及びストレージを協働させて後述するフローチャートに示す各処理を実行することもできる。また、ASICやFPGA等のハードウェア回路を用いて一部の処理を実行するようにしてもよい。
操作部I/F115は、操作部116と制御部110を接続する。操作部116は、ユーザに対して情報を表示したり、ユーザからの指示を入力したりする。図2は、操作部116を示す外観図である。操作部116は、後述する操作画面を表示するパネル201及びハードキー入力部202からなる。パネル201は例えばタッチパネルディスプレイである。ハードキー入力部202は、スタートボタン212などの各種のハードキーを有する。ユーザはパネル201に表示されているキーをタッチする、又はハードキー入力部202の各種ハードキーを押下して指示を入力する。なお、パネル201は、タッチパネル機能を有さないディスプレイであってもよい。この場合、タッチ操作によるキー入力に代えて、ディスプレイに表示されるキーを選択するためのスクロールキー及び当該キーを決定するための決定キーをハードキー入力部として備えればよい。操作部116は、パネル201及び入力部202を介したユーザからの指示を受け付け、必要に応じてパネル201に操作画面を表示する。
読取部I/F117は、読取部118と制御部110を接続する。読取部118はシート上の画像を読み取って、その画像をバイナリーデータなどの画像データに変換する。読取部118によって生成された画像データは読取部I/F117を介して圧縮伸長部124に転送される。圧縮伸長部124で圧縮された画像データは、制御部110のストレージ114又はRAM113に格納される。格納された画像データは、通信部I/F123を介して外部装置に送信されたり、シート上に印刷されたりする。
印刷部I/F119は、印刷部120と制御部110を接続する。印刷すべき画像データ(印刷対象の画像データ)は印刷部I/F119を介して制御部110から印刷部120に転送される。印刷部120は制御部110を介して制御コマンド及び印刷すべき画像データを受信し、当該画像データに基づいた画像をシート上に印刷する。
シート処理部I/F121は、シート処理部122と制御部110を接続する。シート処理部122は制御部110を介して制御コマンドを受信し、その制御コマンドに従って印刷部120により印刷されたシートに後処理を施す。例えば、複数のシートを揃える、複数のシートを綴じるなどの後処理を実行する。また、シート処理部が備える後処理の機能や後処理の能力は、予め(例えば、MFP101の起動時など)シート処理部I/F121を介して制御部110に通知され、ストレージ114又はRAM113に通知される。本実施形態では、シート処理部122は、少なくとも針を使用して複数のシートを綴じる綴じ処理と針を使用せずに複数のシートを綴じる綴じ処理を実行可能である。
また、制御部110は、通信部I/F123を介してネットワーク100に接続される。通信部I/F123は、ネットワーク100上の外部装置に画像データや情報を送信したり、ネットワーク100上の情報処理装置から印刷データや情報を受信したりする。更に、通信部I/F123はUSBなどのローカルインタフェースを介して外部装置と通信したりする。通信部I/F123によって受信された印刷データはストレージ114に格納される。
通信部I/F123を介して受信した印刷データは、ストレージ114又はROM112に格納された印刷データを解析するためのソフトウェアモジュール(PDL解析部、不図示)によって解析される。PDL解析部は、ストレージ114に格納された様々な種類のページ記述言語(PDL)で表現された印刷データを解析する。印刷データは印刷属性に関するコードと、描画に関するコードからなる。印刷データには、印刷データの全体又は一部のページごとに印刷部数、綴じ処理に関する情報、出力時のシートのサイズ、シートのタイプ及び給紙段などの印刷属性情報が設定される。
PDL解析部は印刷データを解析して得られた印刷属性に関する設定(印刷属性情報)をRAM113又はストレージ114に一時的に格納する。また、PDL解析部は、印刷データに含まれた描画コードを解析して、中間コードへ変換する。この中間コードは印刷データそのものと比較して、より描画処理(ラスタライズ)に適した形式のデータであり、主にエッジの座標とエッジ間の塗り潰しデータ等で構成されている。
また、PDL解析部は、PDLを解析した結果から、出力するシート枚数などの計算などを行い印刷属性情報としてRAM113又はストレージ114に格納する。PDL解析部によって取得又は計算された印刷属性情報は印刷データに基づいた印刷処理やシート処理部122による後処理を行う際に適宜参照される。
また、PDL解析部で生成された中間コードはRIP125によって画像データに変換される。RIP125は、PDL解析部によって生成された中間コードに対してレンダリング処理を行い、印刷部120で印刷する画像データを生成する。RIP125によって生成された画像データは、印刷設定に基づいて印刷部120で印刷される。
次に、シートへの印刷処理及び後処理について説明する。図3は、MFP101の断面図である。図3では、シート処理部122はMFP101の筺体内部に配置されている。ただし、シート処理部122の配置は図3の例に限らない。例えば、シート処理部122がMFP101に隣接するように接続されていてもよい。また、例えば、本実施形態のようにMFP101自身が、標準装備として、シート処理部122を具備した装置構成であってもよいし、シート処理部122をオプションとして接続した装置構成であってもよい。
給紙部301は、シートを格納する。図3では、MFP101は3つの給紙部を有しているが、給紙部の数は3つに限らない。給送ローラ303は給紙部301に格納されているシートを印刷部120に給送する。印刷部120は、給送されてきたシートの第1面に画像を印刷する。印刷部120は、インクをシートに吐出して画像を印刷するインクジェット方式を採用していても、トナーをシートに定着させて画像を印刷する電子写真方式を採用していてもよい。
片面印刷の場合には、印刷されたシートは搬送ローラ305及び306に導かれシート処理部122に搬送され、中間トレイ320へ排出される。この場合、出力されるシートを装置の上方からみたときに印字面の裏面が見える状態(表面が下向きの状態)で排出される。このような排出の向きをフェイスダウンと呼ぶ。
本実施形態では、通常、複数ページの最初のページから順に印刷する正順印刷を行う。この場合、印刷物の出力順序を揃えるためにフェイスダウンでシートを排出する。先頭ページのシートが中間トレイ320に排出され、以後後続のページが排出されることで正順にシートが重なっていく。
次に、両面印刷の場合には、印刷部120で第1面が印刷されたシートは搬送ローラ308に導かれ、搬送ローラ308はシートを搬送ローラ309に搬送する。搬送ローラ309はシートを反転パス310に搬送する。シートの後端が搬送ローラ309に到達すると、搬送ローラ309は逆回転し始め、シートを搬送ローラ311に搬送する。搬送ローラ311は両面印刷用搬送パス312を介してシートを搬送ローラ313に搬送する。搬送ローラ313はシートを印刷部120に搬送する。印刷部120はシートの第2面に画像を印刷する。両面印刷されたシートは搬送ローラ305及び306に導かれ、中間トレイ320へ排出される。この場合、出力されるシートを装置の上方から見たときに印字面が見える状態(表面が上向きの状態)で排出される。このような排出の向きをフェイスアップと呼ぶ。
本実施形態では、複数ページの最後のページから逆順に印刷する逆順印刷を行う場合、印刷物の出力順序を揃えるためにフェイスアップでシートを排出する。最後のページのシートが中間トレイ320に排出され、以後、逆順に後続のページが排出されることで逆順にシートが重なっていく。
なお、両面印刷の場合、画像の印刷順序(降順とするか昇順とするか)は適宜変更することができる。従って、両面印刷を行う場合でも、2ページ目に対応する画像を第1面に印刷した後に、シートを反転して1ページ目に対応する画像を第2面に印刷するようにすれば、フェイスダウンで排出でき、正順印刷を行うことができる。
片面印刷の場合にも、反転パスを介してフェイスアップで排出を行うことで逆順印刷を行うこともできる。この場合、給送されてきたシートの第1面に画像を印刷した後に、当該シートを両面印刷の場合と同様に反転パス310に搬送する。反転パスで反転されたシートは、印刷部120によるシートの第2面への印刷を行わずにシート処理部122に搬送され、中間トレイ320に排出される。
中間トレイ320は、シート搬送方向の下流側(図の左側)を鉛直方向の上方に、上流側(図の右側)を鉛直方向の下方に位置させることで傾斜が設けられており、複数のシートを保持することができる。また、中間トレイ320は、下流側に配された1組の上部及び下部の束排出ローラ318a、318bからなる束排出ローラ対318と、中間部上方に配される引込みパドル315とを有している。上部束排出ローラ318aは、ガイド317に支持されている。
このガイド317は、モータ(不図示)により上下に移動可能に構成されている。このため、ガイド317に設けられた上部束排出ローラ318aが、ガイド317の昇降動作に伴って下部束排出ローラ318bに対して離接可能となっている。従って、中間トレイに保持されたシート束の厚さに応じて、これら束排出ローラ対318のローラの間隔を調整可能になっている。
CPU111は、上部束排出ローラ318aに対して下部束排出ローラ318bを離間した状態となるようにガイド317を上部に移動させた状態で、搬送ローラ306によって排出されるシートPを中間トレイ320上に受け入れる。
また、中間トレイ320上の、シート搬送方向に直交する幅方向の手前側と奥側には、整合部材321が設けられる。整合部材321はそれぞれ、前整合モータ(不図示)および後整合モータ(不図示)によって幅方向に移動する。ここで、「手前」とは、図3に記載されている向きでMFP101を見て紙面手前になる部分を言い、「奥」とは、紙面奥の部分を言う。引込みパドル315は、回転軸を中心としてストッパ316側へシートを押圧する方向(例えば図3においては反時計周り)に回転する。
搬送ローラ306に導かれ、中間トレイ320に排出されたシートPは、中間トレイ320の傾斜及び引き込みパドル315のシートを押圧する作用によって、中間トレイ320の積載面上、又は中間トレイ320に積載されたシート上を滑降する。中間トレイ320上に排出されたシートは、滑降中に整合部材321によって整合処理が施され、シート後端(排出方向上流端)がストッパ316に突き当たることで停止する。
中間トレイ320上で整合されたシート束は、必要に応じて針使用綴じ部314a又は針不使用綴じ部314bによる綴じ処理が行われる。綴じ部314a及び314bは中間トレイ320上に保持されたシート束の搬送方向に対する後端部を綴じることができる。なお、本実施形態ではシート束の搬送方向に対する後端部を綴じるようにしているが、これに限定されない。例えば、中間トレイ320上に保持されたシート束の搬送方向に対する先端部を綴じるようにしてもよい。
シート処理部122によって綴じ処理などの後処理が行われたシート束は、排出部307に排出される。具体的には、束排出ローラ318aを中間トレイ320上の最上部のシートに当接させるようにガイド317を移動させ、当該当接した状態で、束排出ローラ対318を回転駆動させることにより、後処理を終えたシート束を排出部307上に排出する。
図4は、シート処理部122を上方から見た断面図であり、綴じ部314a又は314bの綴じ処理を実行する位置を説明するための図である。403は複数のシートを示す。シート処理部122は制御部110から受信した綴じ処理に関する情報に従って複数のシートを綴じることができる。針使用綴じ部314aは不図示のモータにより、図中の矢印401に示す方向にスライドできるように構成されている。CPU111は不図示のモータを駆動して、針使用綴じ部314aを搬送方向と直交する方向に移動してシート束の搬送方向に対する後端部のコーナーを綴じたり、後端の2箇所を綴じたりする。従って、綴じ部314aの移動と印刷する画像の上下反転(180度回転)によって搬送方向から見て直交する辺の2箇所を綴じることができる。また同様に、シートの4隅(左上、右上、右下、左下)のいずれか1箇所のコーナーを綴じることができる。
また、針使用綴じ部314aは、シート束にステイプル針(不図示)を打ち込むことで綴じ処理(以下、針綴じ)を行う。針使用綴じ部314aにはステイプル針を装填したカートリッジ(不図示)が格納される。ユーザはカートリッジを交換することで針を補充することができる。
一方、針不使用綴じ部314bはMFP101の正面から見て、奥側の位置に固定されている。従って、針不使用綴じ部314bは使用してシート束を綴じる場合は、以下に示すような処理を行う。CPU111は、整合部材321を針不使用綴じ部314bが配置される「奥」方向にスライドする。また、CPU111は、印刷されたシート束を中間トレイの奥側に排出するように制御する。針不使用綴じ部314bは、整合部材321により整合されたシート束の後端部の奥側1箇所を綴じる。
図5(a)、(b)、(c)は針不使用綴じ部314bによる綴じ処理を示す図である。本実施形態の針不使用綴じ部314bでは、複数のシートの上下から圧力をかけて、シート束403を密着させて綴じる。図5(a)は、針不使用綴じ部314bがシート束403に綴じ処理を実行する位置の近辺を示すものである。上金型501は複数のシートを上から押さえつける。上金型501には複数の凸形状の刃502が並んでいて、それぞれの刃502がシートに圧力をかける。下金型505は複数のシートを下から押さえつける。下金型505には、複数の刃502に対応した複数の凹部504が並んでいて、それぞれの凹部504が刃502を受け止める。
図5(b)は、上金型501と下金型505が複数のシートを上下方向から加圧した状態を示す。上金型501と下金型505が複数のシートを加圧することで、シート間の繊維を絡めて綴じることが可能になっている。また、複数の刃502と複数の凹部504がシートの複数箇所を加圧するため、シートがはがれにくくなっている。
図5(c)は、左上コーナーに針を使用しない綴じ処理が実行されたシート束403の一例を示す。図5(c)に示すように、針不使用ステイプルがなされたシート束403は、シートの一部が潰されてシート同士が圧着することで綴じられている。位置511乃至位置514は針不使用綴じ部314bで綴じることのできる位置を示すものである。位置511はシート束の左上コーナーを、位置512はシート束の右上コーナーを示している。また、位置513はシート束の右下コーナーを、位置514はシート束の左下コーナーを示している。
図6は、印刷部120で印刷する画像データの一例を説明する図である。本実施形態では、以降の説明のために、画像データの並び順と当該画像データに描かれた数値を一致するように表現している。
図7は、針不使用綴じ部314bによる綴じ処理を説明する図である。図7では、図6において示した画像データを片面印刷し、中間トレイ320にフェイスダウンで排出したシート束を綴じた状態を示している。針不使用綴じ部314bによりシートを綴じる場合、CPU111は、整合部材321を針不使用綴じ部314bが配置される「奥」方向にスライドする。印刷部120で画像が印刷されたシートは、中間トレイ320に順次フェイスダウンで排出され、中間トレイ320上に積載される。なお、位置701は、針不使用綴じ部314bが綴じ処理を実行する位置を示している。中間トレイ320で後処理が行われたシート束は排出部307へ排出される。
また、本実施形態では、固定された1箇所でのみ綴じ処理を行う針不使用綴じ部314bでシート束を綴じる場合、印刷する画像の回転と、印刷の順序を組み合わせて印刷物の4隅(右上、左上、左下、右下)に対する綴じ処理を実現する。
図8は、針不使用綴じ部314bでシート束を綴じる場合における、印刷制御、綴じ処理、及び綴じ結果の対応関係を示す図である。図8の「1」、「2」、「3」、「4」、「5」は印刷される画像を示し、数字の向きはシートに印字される画像の向きを表現している。文字が濃く記載されているものはフェイスアップでの排出を表し、薄く記載されているものはフェイスダウンでの排出を表している。
印刷物の左上コーナーを綴じる場合は、801に示すように、画像の向きを回転せずに正順印刷を行う。5枚目のシートが排出されると、針不使用綴じ部314bにより位置701に綴じ処理が行われる。この場合、印刷物の左上コーナー(位置511)が綴じられることとなる。
また、印刷物の右下コーナーを綴じる場合は、802に示すように画像の向きを180度回転(上下反転)して正順印刷を行う。5枚目のシートが排出されると、針不使用綴じ部314bにより位置701に綴じ処理が行われる。この場合、印刷物の右下コーナー(位置513)が綴じられることとなる。このように、綴じ処理を実行するときの綴じ部の位置は同じであっても、印刷する画像を回転する印刷制御を行うことで印刷物に対する綴じ位置を変更することができる。
次に、印刷物の右上コーナーを綴じる場合は、画像の向きを回転せずに、逆順印刷を行う。最初に、5ページ目の画像データを1枚目のシートに印刷する。この場合、印刷の表面が上向きとなるように、フェイスアップで排出する。印刷が進み、1ページ目の画像データが5枚目のシートに印刷され、中間トレイ320に排出されると、針不使用綴じ部314bにより位置701に綴じ処理が行われる。この場合、印刷物の右上コーナー(位置512)が綴じられることとなる。
また、印刷物の左下コーナーを綴じる場合は、画像の向きを180度回転し、逆順印刷を行う。5枚目のシートが排出されると、針不使用綴じ部314bにより位置701に綴じ処理が行われる。この場合、印刷物の左下コーナー(位置514)が綴じられることとなる。
このように、綴じ処理を実行するときの綴じ部の位置は同じであっても、画像の回転と逆順印刷を組み合わせた印刷制御を行うことで、印刷物の綴じ位置を変更することができる。
なお、本実施形態では、移動することにより複数位置での綴じ処理が可能な綴じ部として針使用綴じ部314aを、固定された一箇所での綴じ処理を行う綴じ部として針不使用綴じ部314bを例示したがこれに限定されるものではない。移動することにより複数位置での綴じ処理が可能な綴じ部と固定された一箇所での綴じ処理を行う綴じ部が混在する画像形成装置であれば本実施形態を適用することができる。
ここまで説明したように、移動することにより複数位置での綴じ処理が可能な綴じ部314aと固定された一箇所での綴じ処理を行う綴じ部314bでは、それぞれ異なる印刷制御を行って中間トレイ320に綴じるべきシート束を搬送しなければならない。
具体的には、移動することにより複数位置での綴じ処理が可能な綴じ部314aでは、片面印刷を行う場合、綴じ部の移動と印刷する画像の回転とを組み合わせることで、シートの表裏を反転することなく印刷物の各コーナーや各辺に綴じ処理を行うことができる。
一方、固定された一箇所での綴じ処理を行う綴じ部314bでは、図8に示したように、片面印刷を行う場合であってもシートの表裏を反転するための搬送路を介してシートを反転し、フェイスアップで排出しなければならない場合がある。しかし、シートの裏表を反転するための反転パス310を介してシートを反転する場合、シートの種類によっては、搬送パスの屈曲やローラの影響が原因で、シートにシワや、折れ曲がりが発生し、印刷物の品質が低下する場合がある。
これらの問題を鑑みて、本実施形態では、綴じ位置の指定及び指定された綴じ処理を実行する綴じ部に応じて、印刷物の品質の低下を防止する印刷設定制御及び印刷制御を行うことについて説明する。
ユーザがMFP101の使用を開始すると、実行する処理を選択するためのホーム画面(不図示)が表示される。ユーザは操作部116を介してコピー機能や送信機能などのMFP101が備える機能を選択することができる。
図9(a)、(b)は、CPU111が操作部116のパネル201に表示する操作画面の一例を示す図である。ユーザがホーム画面(不図示)を介してコピー機能を選択すると、CPU111はパネル201に図9(a)に示すコピージョブの設定画面を表示する。
なお、コピージョブの設定は、多数の設定項目がある。そのため同一画面内で全ての設定を行うことは困難である。従って設定項目ごとに個別の設定画面に遷移して、複数の機能の設定を行う。
仕上げキー901は、コピー処理に対して仕上げ処理を設定する場合に使用するキーである。図10(a)、(b)は、仕上げ処理に関する設定画面の一例を示す図である。CPU111は、仕上げキー901がタッチされたと判断すると、仕上げ処理を設定する画面を表示する。図10(a)は仕上げ処理を設定する画面の一例を示すものであり、針なし綴じキー1004が選択された状態を示している。キー1001、キー1003、キー1004は排他設定であり、いずれか1つのキーを選択できる。また、いずれのキーも選択されない場合は、後処理を行わずに出力する設定となる。
仕上げ処理とは、出力される印刷物に対する加工処理全般を指す。ここでは綴じ処理に関係する加工処理を例示しているが、これに限定されず、他の後処理(例えば、グループソート、シフトソートなど)などの設定を含んでいてもよい。
コーナー綴じキー1001は、針を使用して印刷物の4隅(右上、左上、左下及び右下)のコーナーのいずれかに綴じ処理を行う場合に使用するキーである。また、ダブル綴じキー1003は、針を使用して印刷物のいずれか1辺の2箇所に綴じ処理を行う場合に使用するキーである。針なし綴じキー1004は針を使用せずに印刷物の4隅(右上、左上、左下及び右下)のコーナーのいずれかに綴じ処理を行う場合に使用するキーである。
次へキー1006は、選択された仕上げ処理の詳細設定を行う場合に使用するキーである。CPU111は次へキー1006がタッチされた場合は、仕上げ処理の詳細設定画面に遷移する。また、設定取消キー1005は、図10(a)、(b)の画面を介してなされた仕上げ処理に関する設定を破棄する場合に使用するキーである。CPU111は設定取消キー1005がタッチされた場合は、仕上げ処理に関する設定を破棄して、コピー機能の設定画面(図9(a))に遷移する。
CPU111は、コーナー綴じキー1001又は針なし綴じキー1004が選択された状態で、次へキー1006がタッチされた場合、図10(b)に示すような4隅のいずれか1箇所を選択するための画面を介して綴じ位置を設定する。
図10(b)はコーナー綴じキー901又は針なし綴じキー904が選択された状態で、次へキー1006がタッチされた場合に表示する仕上げ処理の詳細設定画面の一例を示すものであり、左上コーナーが選択された状態を図示している。ユーザは図10(b)の画面を介して綴じ位置を指定する。左上、右上、右下、左下に対応するキーは排他設定であり、いずれか1つのキーを選択できる。
OKキー1007は、図10(a)、(b)の画面を介して選択された仕上げ処理の設定を適用する場合に使用するキーである。CPU111は、OKキー1007がタッチされた場合は、図10(a)、(b)の画面を介してなされた綴じ処理に関する設定をコピーの設定として適用して、コピーの設定画面(図9(a))に戻る。
なお、本実施形態では、図10(a)に示す画面と、図10(b)に示す画面に分けて仕上げ処理の設定を行う場合を例示しているが、これに限定されず、綴じ方の種類と綴じ位置を指定できるものであればよい。例えば、1つの画面内で綴じ方の種類の選択と綴じ位置の指定を行うようにしてもよいし、綴じ位置の選択ウィンドウをポップアップ表示するようにしてもよい。
図9(a)の説明に戻り、用紙選択キー902は、印刷に使用するシートの種類(用紙の種類)を選択する場合に使用するキーである。CPU111は、用紙選択キー902がタッチされた場合は、シートを選択する画面を表示する。図11は、CPU111が操作部116のパネル201に表示する操作画面の一例を示す図であり、シートの種類を選択するための画面の一例を示す。図11では、行1101に示す普通紙1(80〜90g/m2)が選択された状態を例示している。ユーザは図11の画面を介して印刷に使用するシートの種類を選択することができる。OKキー1107は、画面を介してなされたシートの種類を適用する場合に使用するキーである。CPU111は、OKキー1007がタッチされた場合は、選択されたシートの種類をコピーの設定として適用して、コピーの設定画面(図9(a))に戻る。なお、行1202は、グレーアウトされており同画面において選択不可能な状態を示している。グレーアウトに関しては後述のフローチャートにて説明する。
次に本実施形態のコピー処理の制御について説明する。図12乃至図14は、コピー処理の制御を示すフローチャートである。図12乃至図14に示すフローチャートの各動作(ステップ)は、CPU111がROM112又はストレージ114に記憶された制御プログラムをRAM113に読み出し、実行することにより実現される。
CPU111は、ユーザがホーム画面(不図示)を介してコピー機能が選択された場合に図12のフローチャートに対応する制御を実行する。
ステップS1201では、CPU111はパネル201を介してコピージョブの設定を受け付ける。詳細は図13のフローチャートを用いて説明する。複数の複数の設定操作を遷移してコピー設定を行う場合、ユーザは、所望のコピー設定を行うために、一度設定した項目の設定取消や変更など、複雑な画面遷移が行われる場合がある。図13では、組み合わせると不都合な設定を排他処理する一例として、綴じ処理に関する設定が行われた後に、シートの選択に関する設定を行う場合の制御を例示して排他処理の説明を行う。
ステップS1301では、CPU111は、図10(a)、(b)の画面を介して綴じ処理及び綴じ位置の設定を受け付ける。ステップS1302では、CPU111は、コピージョブに針を使用しない綴じ処理が指定されているか否かを判断する。コピージョブに針を使用しない綴じ処理が指定されていると判断するとステップS1303に進む。一方、針を使用しない綴じ処理が指定されていない(針を使用する綴じ処理が指定されている、又は綴じ処理が指定されていない)と判断すると、ステップS1304に進む。
ステップS1303では、CPU111は、反転できないシートを選択できないようにしたシートの種類を選択する画面を表示する。CPU111は、給紙部301にセットされているシートのサイズやシートの種類に関する情報などを取得する。また、取得した情報に基づいて、当該シートの坪量や形状などの情報を取得する。次に、CPU111は給紙部にセットされているシートの坪量や形状などに基づいて、反転できないシートであるか判断する。反転できるシートであると判断すると、当該シートに対応する給送部をユーザに選択可能な状態とし、反転できないシートであると判断すると、当該シートに対応する給送部をユーザに選択不可能な状態(グレーアウト)として表示する。なお、本実施形態では、シートの坪量や形状などから反転パスで反転できるか否かを判断する場合を例示したが、例えば、反転できるシートか否かのフラグがシートの情報として予めテーブルなどに設定されていてもよい。
図11は、ステップS1303で表示される反転できないシートを選択できないようにして表示した場合の一例を示している。カスタム用紙1はフェイスアップでの出力もしくは両面印刷に不適なシートの一例であり、ステップS1303の処理によってグレーアウトして表示される。従って、針なし綴じが指定され、固定された一箇所で綴じ処理を行う綴じ部によって綴じ処理を行う場合は、反転できないシートの選択を受け付けないようにしている。
図13の説明に戻り、ステップS1304では、CPU111は、反転できないシートを含めてすべてのシートを一覧表示したシートの種類を選択する画面を表示する。ステップS1305では、CPU111はステップS1303又はステップS1304でパネル201に表示したシートの種類を選択する画面を介したシートの種類の選択を受け付ける。
ステップS1306では、CPU111はその他の設定処理を受け付けて設定処理を終了する。なお、ステップS1303及びステップS1304においてシートの選択画面を表示する際に、更にジョブに設定された綴じ処理の種類に基づいて、当該綴じ処理で実行できるシートであるか否かを判断してフィルタを行うようにしてもよい。
図12の説明に戻りステップS1202では、CPU111はスタートボタン212が押下されたか判断する。スタートボタン212が押下されると、ステップS1203に進み、スタートボタン212が押下されない場合は、ステップS1201に戻り、ユーザからのコピージョブの設定を受け付ける。
ステップS1203では、CPU111はコピージョブの設定チェックを行う。前述したように、複数の複数の設定操作を遷移してコピー設定を行う場合、ユーザは、所望のコピー設定を行うために、一度設定した項目の設定取消や変更など、複雑な画面遷移が行われる場合がある。また、画面による設定以外の要因によって状況が変更される場合もある。例えば、給紙部301にセットされるシートが変更されることにより、コピーに使用できるシートの種類が変わる場合や、ユーザがPC102等のウェブブラウザを用いてMFP101を遠隔操作することで、MFPの動作設定が変更される場合もある。
そのため、パネル201に表示する設定項目の選択可能又は選択不可能による排他処理では、組み合わせると不都合な設定の全てを排他することができない場合もある。従って、スタートボタン212が押下された直後に、その段階で設定されている設定内容の一貫性をチェックし、必要に応じてその後のジョブ処理を中断することができるようにする。
コピージョブの設定チェックについては、図14のフローチャートを用いて説明する。図14はコピージョブの設定チェックの中でも、綴じ処理とシートの設定に関連する設定チェックを説明するフローチャートである。ステップS1401では、CPU111は、両面印刷が設定されているか否かを判断する。両面印刷が設定されていれば、ステップS1404に進み、両面印刷が設定されていなければ、ステップS1402に進む。
ステップS1402では、CPU111は、ジョブに針を使用しない綴じが指定されているか否かを判断する。針を使用しない綴じが指定されていれば、ステップS1404に進み、針を使用しない綴じが設定されていなければ(針を使用する綴じが指定されている又は綴じ処理が指定されていない)、ステップS1403に進む。ステップS1403では、CPU111は、設定に基づいた印刷が実行可能であることをRAM113に格納し、ステップS1204に進む。
ステップS1404では、CPU111は、ジョブに設定された印刷に使用するシートの種類を取得する。ステップS1405では、CPU111はステップS1404で取得シートの種類に対応付けられたシートの坪量や形状などを取得し、当該シートが反転できないシートであるか判断する。反転できないシートであると判断すると、ステップS1406に進み、反転できるシートであると判断すると、ステップS1403に進む。ステップS1406では、CPU111は、設定に基づいた印刷が実行不可能であることをRAM113に格納し、ステップS1204に進む。
なお、綴じ処理に関連する設定チェック以外にも、他の印刷設定に関するチェックもこのタイミングで行われてもよい。例えば用紙切れ、トナー切れ又はステイプル針切れなど他の条件に基づいて印刷できない場合に実行不可能であるとすることができる。
図12の説明に戻り、ステップS1204では、CPU111は、ステップS1203によるチェックの結果に基づいて実行可能であるか否かを判断する。実行可能であれば、ステップS1207に進み、実行不可能であれば、ステップS1205に進む。
ステップS1205では、CPU111は、パネル201に所定のメッセージを表示する。図9(b)はパネル201に表示される画面の一例を示すものである。情報910は使用できない機能が設定されており、ジョブが実行できないことをユーザに通知するための情報である。なお、情報910に加えて、更に設定を変更するためのヒントをユーザに通知するようにしてもよい。OKキー907は、情報910のポップアップを綴じる場合に使用するキーである。図12の説明に戻り、ステップS1206では、CPU111はジョブを中止し、印刷処理の実行を回避して処理を終了する。なお、OKキー907が押下された場合にステップS1201に戻るようにしてもよい。この場合、図9(a)の「コピーできます」などの表示を、「設定変更が必要です」などの表示に変更することもできる。
一方、ステップS1207では、CPU111は、ジョブに綴じ指定がなされているか否かを判断する。いずれかの綴じ指定がなされていればステップS1210に進み、綴じ指定がなされていなければ、ステップS1208に進む。ステップS1208では、CPU111は、読取部118及び印刷部120を制御して、コピー設定に基づいたコピー処理を実行し、コピー処理を終了する。
ステップS1210では、CPU111はジョブに指定されている綴じ方法が針を使用しない綴じ方法であるか否かを判断する。針不使用綴じ部314bを用いる綴じ方法が指定されていれば、ステップS1213に進み、針不使用綴じ部314bを用いる綴じ方法が指定されていなければ(針を使用する綴じが指定されていれば)、ステップS1211に進む。
ステップS1211では、CPU111は、読取部118及び印刷部120を制御して、コピー設定に基づいたコピー処理を実行する。この際、CPU111は、読取部118で読み取った画像をジョブに設定されたコーナー綴じ及びダブル綴じの綴じ位置に応じて適宜回転して印刷する。
ステップS1212では、CPU111は、シート処理部122を制御して針を使用する綴じ処理を実行する。シート処理部122は、ジョブに指定された綴じ処理がダブル綴じであれば、針使用綴じ部314aを移動させ、シート束後端の第1の位置及び第2の位置に針を貫通させて綴じ処理を行う。また、ジョブに指定された綴じ処理がコーナー綴じであれば、綴じ位置に応じて、針使用綴じ部314aを移動させ、当該綴じ位置で針を貫通させて綴じ処理を行う。次に、CPU111は、綴じ処理が行われたシートを排出部307に排出し、処理を終了する。
一方、ステップS1213では、CPU111はジョブに指定されている綴じ位置が左下または右上であるか判断する。左下または右上であれば、ステップS1214に進み、左下または右上でなければ(左上または右下であれば)、ステップS1216に進む。
ステップS1214では、CPU111は、読取部118及び印刷部120を制御して、逆順印刷でのコピー処理を実行する。この場合、逆順印刷を行うため、読取部で全ての原稿を読み取った後に、印刷が開始される。また、印刷部で印刷を行う際に、CPU111は、読取部118で読み取った画像をジョブに設定された綴じ位置に応じて適宜回転して印刷する。
ステップS1215では、CPU111は、シート処理部122を制御して針を使用しない綴じ処理を実行する。シート処理部122は、針不使用綴じ部314bにより固定された位置での綴じ処理を行う。次に、CPU111は、綴じ処理が行われたシート束を排出部307に排出し、処理を終了する。
ステップS1216では、CPU111は、読取部118及び印刷部120を制御して、正順印刷でのコピー処理を実行する。印刷部で印刷を行う際に、CPU111は、読取部118で読み取った画像をジョブに設定された綴じ位置に応じて適宜回転して印刷する。
ステップS1217では、CPU111は、シート処理部122を制御し、針不使用綴じ部314bにより固定された位置での綴じ処理を行う。次に、CPU111は、綴じ処理が行われたシート束を排出部307に排出し、処理を終了する。
本実施形態では、コピージョブの設定の際に排他処理の一例として図13に示すように綴じ処理に関する設定が行われた後に、シートの選択に関する設定を行う場合の制御を例示したがこれに限定されるものではない。例えば、先にシートの選択が行われ、その後に綴じ処理に関する設定が行うように制御してもよい。この場合、反転できないシートが選択された場合は、針を使用する綴じ処理である、針なし綴じキー1004をグレーアウトで表示するようにすればよい。また、本実施形態ではコピージョブの設定の際に排他処理を行う場合を例示したが、これに限定されない。例えばPC102における印刷データに対する印刷設定などに適用することもできる。
このように、本実施形態では、コピーを行う場合に、反転パスで反転できるシートであれば、どちらの綴じ処理も行えるように制御することができる。また、反転パスで反転できないシートであれば、固定された一箇所で綴じ処理を行う綴じ部314bでは綴じ処理を行わせないように制御することができる。これにより、固定された一箇所で綴じ処理を行う綴じ部と移動することにより複数位置での綴じ処理が可能な綴じ部314aが混在する環境において、印刷物の品質の低下を防止しつつ、綴じ部に応じた綴じ処理を行うことができる。
更に、固定された一箇所で綴じ処理を行う綴じ部314bによる綴じ処理と、移動することにより複数位置での綴じ処理が可能な綴じ部314aによる綴じ処理が指定された場合とで、反転できないシートの設定を受け付けるか否かを切り替えることができる。従って、ユーザは綴じ処理を行う場合に、印刷に使用するシートを適切に選択することできる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、反転パスで反転できないシートであれば、固定された一箇所で綴じ処理を行う綴じ部314bでは綴じ処理を行わせないことを説明した。第2の実施形態では、第1の実施形態に加えて、反転パスで反転できないシートであっても、反転せずに排紙できる場合であれば綴じ処理を行えるように制御を行うことについて説明する。
なお、第2の実施形態において、前提となる装置のハードウェア構成は第1の実施形態と同様である。第1の実施形態と同様の構成については、詳細な説明は省略する。
CPU111は、ユーザがホーム画面(不図示)を介してコピー機能が選択された場合に図12のフローチャートを実行する。
ステップS1201では、CPU111はパネル201を介してコピージョブの設定を受け付ける。詳細は図16のフローチャートを用いて説明する。なお、図16は、第1の実施形態における図13のフローチャートに代えて実行されるコピージョブの設定を行う際の排他処理の一例である。
ステップS1601では、CPU111は、印刷するシートに反転できないシートが設定されているか否かを判断する。反転できないシートが設定されていると判断するとステップS1602に進み、反転できるシートが設定されていると判断するとステップS1604に進む。
ステップS1602では、CPU111は、針を使用しない綴じの設定が選択されたか否かを判断する。具体的には、針なし綴じキー1004が選択された状態で次へキー1006がタッチされた場合にステップS1602に進み、そうでない場合は、ステップS1604に進む。
ステップS1603では、CPU111は、逆順(フェイスアップ)で印刷する必要がある綴じ位置をグレーアウトして綴じ位置設定画面を表示する。図15は、CPU111がステップS1602でパネル201に表示する操作画面を示す図であり、綴じ位置として左上が選択された状態を示している。また、右上と左下の綴じ位置は選択できないようにグレーアウトで表示される。
ステップS1604では、図10(a)、(b)及び図15の画面を介してなされた綴じ処理の設定を受け付ける。ステップS1605では、CPU111はジョブに針を使用しない綴じが指定されているか否かを判断する。針を使用しない綴じが指定されている場合は、ステップS1606に進み、針を使用しない綴じが指定されていなければステップS1608に進む。
ステップS1606では、CPU111は、ジョブに指定された綴じ位置が逆順(フェイスアップ)で印刷する必要がある綴じ位置であるかを判断する。具体的には、綴じ位置が右上又は左下に設定されている場合は、逆順(フェイスアップ)で印刷する必要がある綴じ位置であるとして、ステップS1607に進む。一方、右上又は左下に設定されていない場合(左上、右下に設定されている場合)は、ステップS1608に進む。なお、ステップS1607乃至ステップS1610は第1の実施形態で説明したステップS1303乃至ステップS1306と同様の制御であるため詳細は省略する。ステップS1601乃至ステップS1610でジョブの設定処理がなされるとステップS1202に進む。また、ステップS1202以降の処理は第1の実施形態と同様であるため説明は省略する。
このように、第2の実施形態では、第1の実施形態に加えて、コピーの設定を行う場合に、反転できないシートであっても、指定された綴じ位置によっては、固定された一箇所で綴じ処理を行う綴じ部314bで綴じ処理を行えるように制御する。これにより、針を使用しない綴じの設定がなされた場合であっても、シート反転させることなく綴じ処理を実行することができる綴じ位置については、反転できないシートを用いたジョブの実行が可能となる。
<第3の実施形態>
第1及び第2の実施形態では、MFP101が備えるコピー機能において綴じ位置の指定及び指定された綴じ処理を実行する綴じ部に応じた設定制御及び印刷制御を行うことについて説明した。第3の実施形態では、PC102などの情報処理装置から印刷データを受信して印刷処理を行う場合の印刷制御について説明する。
印刷データに基づく印刷処理では、印刷データの解析が完了した後に、印刷を開始するモードと、印刷データの解析が完了する前に印刷を開始するモードが存在する。本実施形態ではユーザはMFP101の動作設定としていずれかのモードを予め設定することができるものとする。
これらのモードについて簡単に説明する。印刷データの解析が完了した後に印刷を開始するモードでは、1ページ目のプリントを開始するまでの時間はかかるものの、1ページ目以降のページ間のプリント間隔を短くすることができる。また、印刷部120を占有している時間が短縮されるため、印刷データの解析中に、MFP101は他の機能(例えばコピーの出力など)を実行することができる。一方、印刷データの解析が完了する前に印刷を開始するモードでは、印刷部122を占有している時間は長いものの、印刷物をより早く出力することができる。
図17及び図18は、MFP101による印刷処理を示すフローチャートである。CPU111は、PC102やプリントサーバ(不図示)等から印刷データを受信すると、図17に示すフローチャートに対応する制御プログラムを実行する。
ステップS1701では、CPU111は、PC102等の情報処理装置から送信された印刷データを受信する。MFP101が受信した印刷データはストレージ114又はRAM113等に一時的に格納される。
ステップS1702では、CPU111は、ステップS1701で受信した印刷データを解析する。CPU111は印刷データを解析して得られた印刷属性に関する設定(以下、印刷設定)をRAM113等に格納する。RAM113に格納された印刷設定は後述するステップで適宜参照される。
なお、印刷データは印刷属性に関するコードと、描画に関するコードからなり、印刷属性に関するコードと描画に関するコードが混在している。印刷データの先頭には、これから印刷するページの印刷属性に関するコードが記載されている。また、印刷データの途中に印刷属性に関するコードが記載されている場合もある。これは、印刷物の途中ページからシートの種類やサイズを変更したい場合などに使用される。
ステップS1703では、CPU111は印刷データから中間コードを生成する。また、RIP125は、ステップS1702で格納した印刷設定に基づいて中間コードから印刷に使用する画像データを生成する。
ステップS1704では、CPU111は、画像形成装置の動作設定として印刷データの解析が完了した後に印刷を開始するモードが設定されているか判断する。印刷データの解析が完了した後に印刷を開始するモードが設定されていれば、ステップS1705に進む。一方、印刷データの解析が完了した後に印刷を開始するモードが設定されていなければ(印刷データの解析が完了する前に印刷を開始するモードが設定されていれば)、ステップS1706に進む。
ステップS1705では、CPU111は、全ページのRIP処理が完了したか判断する。全ページのRIP処理が完了していない場合は、ステップS1702に戻り、印刷データの解析、及び画像データの生成を行う。一方、全ページのRIP処理が完了した場合は、ステップS1804に進む。
まず、ステップS1804以降に示す、印刷データの解析が完了した後に印刷を開始するモードの場合の印刷制御について説明する。
ステップS1804では、CPU111は印刷設定に綴じ指定がなされているか否かを判断する。いずれかの綴じ指定がなされていればステップS1806に進み、綴じ指定がなされていなければ、ステップS1805に進む。ステップS1805では、CPU111は、印刷部120を制御して、印刷設定に基づいた印刷処理を実行し、印刷制御を終了する。
ステップS1806では、CPU111は印刷設定に指定されている綴じ方法が針を使用しない綴じ方法であるか否かを判断する。CPU111は、針不使用綴じ部314bを用いる綴じ方法が指定されていれば、ステップS1809に進み、針不使用綴じ部314bを用いる綴じ方法が指定されていなければ(針を使用する綴じが指定されていれば)、ステップS1807に進む。
ステップS1807では、CPU111は、印刷部120を制御して、印刷設定に基づいた印刷処理を行う。この際、CPU111は、ステップS1703で解析した画像を印刷設定として指定された綴じ位置に応じて適宜回転して印刷する。ステップS1808では、第1の実施形態におけるステップS1212と同様に、針を使用する綴じ処理を実行して印刷制御を終了する。
一方、ステップS1809では、CPU111は、印刷に使用するシートの種類として反転できないシートが含まれているか否かを判断する。反転できないシートが含まれている場合は、ステップS1810に進む。反転できるシートが含まれていなければ、ステップS1813に進む。
ステップS1810では、CPU111は、反転できないシートが印刷部に給送されることを回避する。ここでの回避処理の一例としては、印刷処理を中止する制御を行うことができる。印刷を中止する場合は、当該印刷データを削除してもよいし、印刷キューにエラー状態で残すようにしてもよい。また、パネル201を介してシートを変更するための設定変更を行わせるようにしてもよい。この場合反転できるシートに変更されると、ステップS1813に進む。
一方、ステップS1813では、CPU111は、印刷設定として指定された綴じ位置が左下または右上であるか判断する。左下または右上であれば、ステップS1814に進み、左下または右上でなければ(左上または右下であれば)、ステップS1816に進む。
ステップS1814では、CPU111は、印刷部120を制御して、逆順印刷で印刷を行う。また、印刷部で印刷を行う際に、CPU111は、ステップS1703で生成した画像を印刷設定として指定された綴じ位置に応じて適宜回転して印刷する。
ステップS1815では、CPU111は、シート処理部122を制御し、針不使用綴じ部314bによる綴じ処理を行う。次に、CPU111は、綴じ処理が行われたシート束を排出部307に排出し、処理を終了する。
ステップS1816では、CPU111は、読取部118及び印刷部120を制御して、正順印刷で印刷を行う。また、印刷部で印刷を行う際に、CPU111は、ステップS1703で生成した画像をジョブに設定された綴じ位置に応じて適宜回転して印刷する。
ステップS1817では、CPU111は、シート処理部122を制御し、針不使用綴じ部314bによる綴じ処理を行う。次に、CPU111は、綴じ処理が行われたシート束を排出部307に排出し、処理を終了する。
このように印刷データの解析が完了した後に印刷を開始するモードでは、印刷データの途中に反転できないシートが混在している場合であっても、印刷を開始することなく回避処理を行うことができる。
図17の説明に戻り、次に、印刷データの解析が完了する前に印刷を開始するモードで動作する場合について説明する。
ステップS1706では、CPU111は1ページ分のRIPが完了したか否かを判断する。1ページ分のRIPが完了していれば、ステップS1707に進み、1ページ分のRIPが完了していなければステップS1702に戻り、印刷データの解析及び画像データの生成を行う。
ステップS1707では、CPU111は印刷設定に針を使用しない綴じ指定がなされているか否かを判断する。針を使用しない綴じ指定がなされていればステップS1710に進み、針を使用しない綴じ指定がなされていなければ(針を使用する綴じ指定がなされている又は綴じ指定がなされていない)、ステップS1708に進む。ステップS1708では、CPU111は、印刷部120を制御して、1ページ分の画像をシートに印刷する。また、印刷部で印刷を行う際に、CPU111は、画像を印刷設定に応じて適宜回転して印刷する。ステップS1709では、CPU111は、全ページ分の印刷が完了したか否かを判断する。全ページの印刷が完了したと判断するとステップS1717に進み、全ページの印刷が完了していないと判断するとステップS1702に戻る。
一方、ステップS1710では、CPU111は、当該ページを印刷する際の印刷設定として反転できないシートが設定されているか否かを判断する。反転できないシートが設定されていると判断すると、ステップS1711に進み、反転できないシートが設定されていない(反転できるシートが設定されている)と判断すると、ステップS1713に進む。
ステップS1711では、CPU111は、反転できないシートが印刷部に給送されることを回避する。ここでの回避処理の一例としては、印刷処理を中止する制御を行うことができる。印刷を中止する場合は、当該印刷データを削除してもよいし、印刷キューにエラー状態で残すようにしてもよい。また、印刷を中断し、パネル201を介してシートを変更するための設定変更を行わせるようにしてもよい。この場合反転できるシートに変更されると、ステップS1713に進む。
ステップS1713では、CPU111は、印刷設定として指定された綴じ位置が左下または右上であるか判断する。左下または右上であれば、ステップS1714に進み、左下または右上でなければ(左上または右下であれば)、ステップS1715に進む。
ステップS1714では、印刷部120を制御して、1ページ分の画像をシートに印刷する。また、印刷部で印刷を行う際に、CPU111は、画像を印刷設定として指定された綴じ位置に応じて適宜回転して印刷する。1ページ分の画像がシートに印刷されると、ステップS1709に進む。
一方、ステップS1715では、CPU111は印刷データに含まれる全ページのRIPが完了したか否かを判断する。印刷データに含まれる全ページのRIPが完了していれば、ステップS1716に進み、完了していなければステップS1702に戻り、印刷データの解析及び画像データの生成を行う。
なお、綴じ位置が左上又は右上の場合は、図8に示したように逆順での印刷が必要となる。従って全ページの画像データが揃ってから印刷を開始する必要がある。
ステップS1716では、CPU111は、印刷部120を制御して、印刷データに含まれる全ての画像を逆順でシートに印刷する。また、CPU111は、印刷部で印刷を行う際に、CPU111は、画像を印刷設定として指定された綴じ位置に応じて適宜回転して印刷する。全ての画像の印刷が完了すると、ステップS1717に進む。
ステップS1717では、CPU111は、印刷設定に綴じ指定がなされているか否かを判断する。いずれかの綴じ指定がなされていればステップS1718に進み、綴じ指定がなされていなければ、シート束を排出部307に排出して処理を終了する。
ステップS1718では、CPU111は、シート処理部122を制御し、綴じ指定に応じた綴じ処理を行う。なお、具体的な綴じ処理の制御については、第1の実施形態のステップS1212やステップS1215と同様であるため説明を省略する。CPU111は、綴じ処理が行われたシート束を排出部307に排出し、処理を終了する。
なお、ステップS1710及びS1711の反転できないシートの回避処理を、ステップS1713の綴じ位置の判定後に行うようにしてもよい。この場合、綴じ位置が左下又は右上の場合(ステップS1813でYes)、即ちフェイスアップで出力するためにシートを反転する必要がある場合に、ステップS1710及びステップS1711の回避処理を行うようにする。一方、綴じ位置が左上又は右下の場合(ステップS1813でNo)、即ちシートを反転する必要がない場合は、回避処理を行わずに綴じ処理を行うことができるようにする。また、同様にステップS1809及び1810の回避処理を、ステップS1713の綴じ位置の判定後に行うようにしてもよい。
また、本実施形態では、ステップS1701で印刷データの受信が完了した後に、印刷データの解析を開始するようにしているが、これに限定されず、印刷データの受信中に印刷データの先頭から解析を開始するようにしてもよい。
このように、本実施形態では、印刷処理を行う場合に、反転パスで反転できるシートであれば、どちらの綴じ処理も行えるように制御することができる。また、反転できないシートであれば、固定された一箇所で綴じ処理を行う綴じ部314bでは綴じ処理を行わせないように制御することができる。これにより、固定された一箇所で綴じ処理を行う綴じ部と移動することにより複数位置での綴じ処理が可能な綴じ部314aが混在する環境において、印刷物の品質の低下を防止しつつ、綴じ部に応じた綴じ処理を行うことができる。
また、印刷データの解析が完了した後に印刷を開始する場合は、シートに印刷を行う前に、綴じ処理を行わせないように制御できる。更に。印刷データの解析が完了する前に印刷を開始する場合は印刷物の出力を早めつつ、且つ印刷データに反転できないシートが混在している場合にも適切に反転できないシートであれば綴じ処理を行わせないように制御することができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 MFP
102 PC
111 CPU
120 印刷部
122 シート処理部
314a 針使用綴じ部
314b 針不使用綴じ部

Claims (11)

  1. 画像が印刷されたシートのコーナーを綴じることができる画像形成装置であって、
    画像をシートに印刷する印刷手段と、
    複数の位置に移動して綴じ処理を実行可能な第1の綴じ部又は綴じ処理を実行可能な位置が1箇所に固定された第2の綴じ部のいずれかを用いて、ユーザによって指定されたコーナーに綴じ処理を実行できるシート綴じ手段と、
    シートを反転するための搬送路を介してシートを反転させる反転手段と、
    前記第1の綴じ部を用いて所定のコーナーへ綴じ処理を行う場合は、前記反転手段による反転を行っていないシートに対する綴じ処理を実行させ、前記第2の綴じ部を用いて前記所定のコーナーへ綴じ処理を行う場合は、前記反転手段による反転を行ったシートに対する綴じ処理を実行させる制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は更に、前記印刷手段による画像の印刷に使用するシートが前記反転手段による反転を行うことが許可される種類のシートである場合は、前記第1の綴じ部を用いた綴じ処理の実行を許可し且つ前記第2の綴じ部を用いた綴じ処理の実行を許可し、前記印刷手段による画像の印刷に使用するシートが前記反転手段による反転を行うことが許可されない種類のシートである場合は、前記第1の綴じ部を用いた綴じ処理の実行を許可し、前記第2の綴じ部を用いた綴じ処理の実行を許可しないことを特徴とする画像形成装置。
  2. 印刷処理の設定を受け付ける受付手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記受付手段が印刷処理の設定を受け付ける際に、前記印刷処理に対して前記第2の綴じ部を用いた綴じ処理を行うことが予め指定されている場合は、前記印刷処理で使用するシートとして前記反転手段による反転を行うことが許可されない種類のシートが指定されないように前記受付手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 印刷処理の設定を受け付ける受付手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記受付手段が印刷処理の設定を受け付ける際に、前記印刷処理に対して前記反転手段による反転を行うことが許可されない種類のシートに画像を印刷することが予め指定されている場合は、前記第2の綴じ部を用いた綴じ処理が指定されないように前記受付手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記反転手段による反転を行うことなく前記第2の綴じ部を用いた綴じ処理を実行できるコーナーが指定されている場合は、前記印刷手段による画像の印刷に使用するシートが前記反転手段による反転を行うことが許可されない種類のシートであっても、前記第2の綴じ部を用いた綴じ処理の実行を許可することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 印刷処理の設定を受け付ける受付手段を更に備え、
    前記受付手段は、当該印刷処理に設定された綴じ設定の内容に応じて当該印刷処理に使用できるシートを制限することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 印刷処理の設定を受け付ける受付手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記受付手段が印刷処理の設定を受け付ける際に、前記印刷処理に対して前記第2の綴じ部を用いた綴じ処理を行うことが予め指定され、且つ、前記反転手段による反転を行うことが許可されない種類のシートに画像を印刷することが予め指定されている場合は、前記反転手段による反転を行うことで前記第2の綴じ部を用いた綴じ処理を実行できるコーナーが指定されないように、前記受付手段を制御することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記印刷手段により画像をシートの両面に印刷する場合であって、当該印刷に使用するシートが前記反転手段による反転を行うことが許可されない種類のシートの場合は、前記印刷手段による印刷処理をキャンセルすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 外部装置から印刷データを受信する受信手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記受信した印刷データに基づく印刷を行う場合に、当該印刷データの設定として、前記反転手段による反転を行うことが許可されない種類のシートを印刷に使用することが指定され、且つ、前記第2の綴じ部を用いた綴じ処理を行うことが指定されている場合は、前記受信した印刷データに基づく画像の印刷をキャンセルすることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 画像をシートに印刷する印刷手段と、
    複数の位置に移動して綴じ処理を実行可能な第1の綴じ部と、第2の綴じ部のいずれかの綴じ部を用いて、前記印刷手段によって印刷されたシートの、ユーザによって指定されたコーナーに綴じ処理を実行できるシート綴じ手段と、
    シートを反転するための搬送路を介してシートを反転させる反転手段と、
    前記印刷手段によって片面だけに印刷されたシートの所定のコーナーに前記第1の綴じ部を用いて綴じ処理を行う場合は、前記反転手段による反転を行っていないシートに対して綴じ処理を実行させ、前記印刷手段によって片面だけに印刷されたシートの前記所定のコーナーに前記第2の綴じ部を用いて綴じ処理を行う場合は、前記反転手段による反転を行ったシートに対して綴じ処理を実行させる制御手段と、を備え、
    前記制御手段は更に、前記印刷手段による画像の印刷に使用するシートが前記反転手段による反転を行うことが許可される種類のシートである場合は、前記印刷手段によって片面だけに印刷されたシートの前記所定のコーナーに前記第1の綴じ部を用いて綴じ処理を行うことと前記第2の綴じ部を用いて綴じ処理を行うことを許可し、前記印刷手段による画像の印刷に使用するシートが前記反転手段による反転を行うことが許可されない種類のシートである場合は、前記印刷手段によって片面だけに印刷されたシートの前記所定のコーナーに前記第1の綴じ部を用いて綴じ処理を行うことを許可し、前記印刷手段によって片面だけに印刷されたシートの前記所定のコーナーに前記第2の綴じ部を用いて綴じ処理を行うことを許可しないことを特徴とする画像形成装置。
  10. 画像が印刷されたシートのコーナーを綴じることができる画像形成装置の制御方法であって、
    画像をシートに印刷する印刷工程と、
    複数の位置に移動して綴じ処理を実行可能な第1の綴じ部又は綴じ処理を実行可能な位置が1箇所に固定された第2の綴じ部のいずれかを用いて、ユーザによって指定されたコーナーに綴じ処理を実行するシート綴じ工程と、
    シートを反転するための搬送路を介してシートを反転させる反転工程と、
    前記第1の綴じ部を用いて所定のコーナーへ綴じ処理を行わせる場合は、前記反転工程で反転を行っていないシートに対する綴じ処理を実行させ、前記第2の綴じ部を用いて前記所定のコーナーへ綴じ処理を行わせる場合は、前記反転工程で反転を行ったシートに対する綴じ処理を実行させる制御工程と、
    を備え、
    前記制御工程は更に、前記印刷工程で画像の印刷に使用するシートが前記反転工程で反転を行うことが許可される種類のシートである場合は、前記第1の綴じ部又は第2の綴じ部を用いた綴じ処理の実行を許可し、前記印刷工程で画像の印刷に使用するシートが前記反転工程で反転を行うことが許可されない種類のシートである場合は、前記第1の綴じ部を用いた綴じ処理の実行を許可し、前記第2の綴じ部を用いた綴じ処理の実行を許可しないことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  11. 請求項10に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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