JP2024040388A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 シートを保持する複数の保持部のうち、使用する保持部をシートサイズに基づいて選択する場合に、指定された綴じ処理に応じて適切な選択が行われるようにすることを目的とする。【解決手段】 MFP101は、ジョブの実行指示を受け付ける(S1302)。保持部を自動選択するジョブの場合は、ジョブに指定された綴じ処理で実行できるシートが保持された保持部を自動選択における検索対象の保持部とする(S1404乃至1409)。検索対象の保持部に対してAPSを実行し(S1411)、候補となる保持部があれば、当該保持部から印刷に使用するシートを給送して印刷を行う(S1307)。一方、候補となる保持部がなければ、所定のメッセージを表示してジョブを中止する(S1305及びS1306)。【選択図】 図13
Description
本発明は、綴じ処理の設定がなされた印刷ジョブを実行する画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置が実行可能な後処理機能の一つとして、印刷された複数のシートを整合して綴じる綴じ処理が知られている。
従来、シートを綴じる方法として、複数枚のシート束をステイプル針等の材を用いて綴じる綴じ手段を備えた画像形成装置がある。また、シートをステイプル針等の材を用いずに綴じる綴じ手段を備えた画像形成装置がある(例えば、特許文献1、特許文献2)。特許文献1の画像形成装置では、環境への配慮を考慮してステイプル針等の材用いずに歯形でシート束を挟み、圧力を加えることにより、シート間の繊維を絡めて綴じる綴じ手段が提案されている。また特許文献2の画像形成装置では、シート束に舌状片と、切り込み穴を形成し、舌状片を切り込み穴へ挿入することでシート束を綴じる綴じ手段が提案されている。
また、従来、画像形成装置が備えるシートを保持する複数の保持部(例えば、給紙カセット)から、印刷に使用する保持部をシートサイズに基づいて自動的に選択する機能を備える画像形成装置が知られている(例えば、特許文献3)。
画像形成装置に複数の綴じ手段を備える事が考えられている。例えば、材を用いてシート束を綴じる綴じ手段と、材を用いずにシート束を綴じる綴じ手段の両方を備える画像形成装置が考えられる。
ここで、材を用いずにシート束を綴じる綴じ手段では、材を用いてシート束を綴じる綴じ手段に比べて、綴じるシートの表面性や坪量などの影響を受けやすく、綴じる事ができるシートの種類が少ないという特徴がある。
このような、異なる種類の綴じ処理を行う綴じ手段を備える画像形成装置において、使用する保持部を、綴じ処理の種類に関わらず共通の方法で選択するようにすると次のような問題がある。即ち、選択の対象とするシートの種類を多くすると、針を使用しない綴じ処理が指定されているにも関わらず、針を使用しない綴じ処理では綴じることのできない種類のシートが保持された保持部が選択される場合がある。この場合、ユーザが正しく綴じられた印刷物を期待しているにも関わらず、綴じる事のできない種類のシートが給送され、綴じ処理が行われずにシートが出力される恐れがある。
一方、選択の対象とするシートの種類を、針を使用しない綴じ処理で綴じることのできる種類のシートのみにすると、上記の問題は起こらない。しかしながら、シート束を綴じずに出力する場合や、針を使用する綴じ処理を行ってシート束を出力する場合に、選択できる保持部が少なくなってしまうという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであり、シートを保持する複数の保持部のうち、使用する保持部をシートサイズに基づいて選択する場合に、指定された綴じ処理に応じて適切な選択が行われるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明の画像形成装置は、シートを保持する保持部を複数備える画像形成装置であって、シートサイズに基づいて、使用する保持部を前記複数の保持部から選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された保持部から給送されるシートに画像を印刷する印刷手段と、画像が印刷されたシートを、針を使用して綴じる第1の綴じ手段と、画像が印刷されたシートを、針を使用せずに綴じる第2の綴じ手段と、前記第1の綴じ手段によってシートを綴じることが指定されている場合は、所定の種別のシートを保持する保持部が前記選択手段によって選択されることを制限せず、前記第2の綴じ手段によってシートを綴じることが指定されている場合は、前記所定の種別のシートを保持する保持部が前記選択手段によって選択されることを制限する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、シートを保持する複数の保持部のうち、使用する保持部をシートサイズに基づいて選択する場合に、指定された綴じ処理に応じて適切な選択が行われるようになる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<第1の実施形態>
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る印刷処理システムを示すブロック図である。本実施形態では画像形成装置の一例としてMFP(Multifunction Peripheral)101を、情報処理装置の一例としてPC102を説明する。MFP101とPC102はネットワーク100を介して通信可能に接続されている。
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る印刷処理システムを示すブロック図である。本実施形態では画像形成装置の一例としてMFP(Multifunction Peripheral)101を、情報処理装置の一例としてPC102を説明する。MFP101とPC102はネットワーク100を介して通信可能に接続されている。
尚、図1では、1つの情報処理装置が印刷処理システムに設けられた場合を例示しているが、MFP101と複数の情報処理装置がネットワーク100を介して通信可能に接続されていてもよい。また、本実施形態の印刷処理システムは、MFP101とPC102を含む場合を例示しているが、これに限定されるものではない。例えば、MFP101のみを印刷処理システムと呼んでもよい。
まずPC102について説明する。PC102は、アプリケーションプログラム等の各種のプログラムを実行することができる。また、PC102には、印刷内容をMFP101に対して送信する印刷データに変換する機能を有するプリンタドライバがインストールされている。印刷を行いたいユーザは各種のアプリケーションなどから印刷指示を行うことができる。プリンタドライバは印刷指示に基づいてアプリケーションが出力するデータをMFP101が解釈可能な印刷データに変換し、ネットワーク100に接続されたMFP101に印刷データを送信することができる。
なお、本実施形態では、情報処理装置の一例としてPCを例示しているが、例えばスマートフォンやタブレット端末などの携帯情報端末などであってもよい。なお、印刷データを画像形成装置に送信する方法は適宜変形できる。印刷用のアプリケーション又はドライバを介して画像形成装置に印刷データを送信するようにしてもよいし、印刷データをクラウドサーバ経由で画像形成装置へ送信するようにしてもよい。
次にMFP101について説明する。MFP101はシート上の画像を読み取る読取機能、シートに画像を印刷する印刷機能を有する。また、MFP101は、画像が印刷された複数のシートを綴じたり、複数のシートを揃えたりする後処理機能を有する。
なお、本実施形態では画像形成装置の一例としてMFP101を説明するが、例えば、読取機能を有さないプリンタ等の画像形成装置であってもよい。本実施例では、一例として画像形成装置が以下に説明する各種構成要件を備えるものとする。
CPU111を含む制御部110は、MFP101全体の動作を制御する。CPU111は、ROM112又はストレージ114に記憶された制御プログラムを読み出して、読取制御や印刷制御などの各種制御を行う。ROM112は、CPU111で実行可能な制御プログラムを格納する。また、ROM112は、ブートシーケンスやフォント情報などを記憶する。RAM113は、CPU111の主記憶メモリであり、ワークエリア、ROM112及びストレージ114に格納された各種制御プログラムを展開するための一時記憶領域として用いられる。ストレージ114は、画像データ、印刷データ、各種プログラム、及び各種設定情報を記憶する。本実施形態ではストレージ114としてHDD等の補助記憶装置を想定しているが、HDDの代わりにSSDに代表されるFLASH DISKを用いるようにしても良い。
なお、本実施形態のMFP101では、1つのCPU111が1つのメモリ(RAM113)を用いて後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の様態であっても構わない。例えば複数のCPU、RAM、ROM、及びストレージを協働させて後述するフローチャートに示す各処理を実行することもできる。また、ASICやFPGA等のハードウェア回路を用いて一部の処理を実行するようにしてもよい。
操作部I/F115は、操作部116と制御部110を接続する。操作部116は、ユーザに対して情報を表示したり、ユーザからの指示を入力したりする。図2は、操作部116を示す外観図である。操作部116は、後述する操作画面を表示するパネル201及びハードキー入力部202からなる。パネル201は例えばタッチパネルディスプレイである。ハードキー入力部202は、設定ボタン211及びスタートボタン212などの各種のハードキーを有する。ユーザはパネル201に表示されているキーをタッチする、又はハードキー入力部202の各種ハードキーを押下して指示を入力する。なお、パネル201は、タッチパネル機能を有さないディスプレイであってもよい。この場合、タッチ操作によるキー入力に代えて、ディスプレイに表示されるキーを選択するためのスクロールキー及び当該キーを決定するための決定キーをハードキー入力部として備えればよい。操作部116は、パネル201及び入力部202を介したユーザからの指示を受け付け、必要に応じてパネル201に操作画面を表示する。
読取部I/F117は、読取部118と制御部110を接続する。読取部118はシート上の画像を読み取って、その画像をバイナリーデータなどの画像データに変換する。読取部118によって生成された画像データは読取部I/F117を介して圧縮伸長部124に転送される。圧縮伸長部124で圧縮された画像データは、制御部110のストレージ114又はRAM113に格納される。格納された画像データは、通信部I/F123を介して外部装置に送信されたり、シート上に印刷されたりする。
印刷部I/F119は、印刷部120と制御部110を接続する。印刷すべき画像データ(印刷対象の画像データ)は印刷部I/F119を介して制御部110から印刷部120に転送される。印刷部120は制御部110を介して制御コマンド及び印刷すべき画像データを受信し、当該画像データに基づいた画像をシート上に印刷する。
シート処理部I/F121は、シート処理部122と制御部110を接続する。シート処理部122は制御部110を介して制御コマンドを受信し、その制御コマンドに従って印刷部120により印刷されたシートに後処理を施す。例えば、複数のシートを揃える、複数のシートを綴じるなどの後処理を実行する。また、シート処理部が備える後処理の機能や後処理の能力は、予め(例えば、MFP101の起動時など)シート処理部I/F121を介して制御部110に通知され、ストレージ114又はRAM113に通知される。本実施形態では、シート処理部122は、少なくともステイプル針などの材を使用してシートを綴じる綴じ処理(以降、針を使用する綴じ処理)と材を使用せずにシートを綴じる綴じ処理(以降、針を使用しない綴じ処理)を実行可能である。
また、制御部110は、通信部I/F123を介してネットワーク100に接続される。通信部I/F123は、ネットワーク100上の外部装置に画像データや情報を送信したり、ネットワーク100上の情報処理装置から印刷データや情報を受信したりする。更に、通信部I/F123はUSBなどのローカルインタフェースを介して外部装置と通信したりする。通信部I/F123によって受信された印刷データはストレージ114に格納される。
通信部I/F123を介して受信した印刷データは、ストレージ114又はROM112に格納された印刷データを解析するためのソフトウェアモジュール(PDL解析部、不図示)によって解析される。PDL解析部は、ストレージ114に格納された様々な種類のページ記述言語(PDL)で表現された印刷データを解析する。印刷データは印刷属性に関するコードと、描画に関するコードからなる。PDL解析部は印刷データを解析して得られた印刷属性に関する設定(印刷属性情報)をRAM113又はストレージ114に一時的に格納する。また、PDL解析部は、印刷データに含まれた描画コードを解析して、中間コードへ変換する。
また、PDL解析部は、PDLを解析した結果から、出力するシート枚数などの計算などを行い印刷属性情報としてRAM113又はストレージ114に格納する。PDL解析部によって取得又は計算された印刷属性情報は印刷データに基づいた印刷処理やシート処理部122による後処理を行う際に適宜参照される。
また、PDL解析部で生成された中間コードはRIP125によって画像データに変換される。RIP125は、PDL解析部によって生成された中間コードに対してレンダリング処理を行い、印刷部120で印刷する画像データを生成する。RIP125によって生成された画像データは、印刷設定に基づいて印刷部120で印刷される。
次に、シートへの印刷処理及び後処理について説明する。図3は、MFP101の断面図である。図3では、シート処理部122はMFP101の筺体内部に配置されている。ただし、シート処理部122の配置は図3の例に限らない。例えば、シート処理部122がMFP101に隣接するように接続されていてもよい。また、例えば、本実施形態のようにMFP101自身が、標準装備として、シート処理部122を具備した装置構成であってもよいし、シート処理部122をオプションとして接続した装置構成であってもよい。
カセット301a、301b、301c、及び301dは、シートを保持する。図3では、MFP101は4つのカセットを有しているが、カセットの数は4つに限らない。例えば、手差しトレイ(不図示)や画像形成装置にオプションとして接続できる他の給紙デッキ等を備えていてもよい。以下、カセットや手差しトレイ、給紙デッキなどを「保持部」と呼ぶ。
なお、CPU111は、ユーザにより印刷に使用する保持部が指定された場合は、ユーザにより指定された保持部に保持されたシートを給送して印刷を行う。また、CPU111は、ユーザにより印刷に使用する保持部が指定されない場合には、印刷物の出力サイズ(シートサイズ)などに基づいて、複数の保持部のいずれからシートを給送するかを、自動的に選択することもできる。以下、複数の保持部のいずれからシートを給送するかを自動的に選択することをAPS(Auto Paper Select)と呼ぶ。この場合、選択された保持部に保持されたシートを給送して印刷を行うことができる。
給送ローラ303は各保持部に保持されているシートを印刷部120に給送する。印刷部120は、給送されてきたシートの第1面に画像を印刷する。印刷部120は、インクをシートに吐出して画像を印刷するインクジェット方式を採用していてもよい。また、感光体上に静電潜像を形成した後トナーにより現像し、そのトナー像をシートに転写し、転写されたトナー像を定着することにより画像を印刷する電子写真方式を採用していてもよい。
片面印刷の場合には、印刷されたシートは搬送ローラ305及び306に導かれてシート処理部122に搬送され、中間トレイ320へ排出される。両面印刷の場合には、印刷部120で第1面が印刷されたシートは搬送ローラ308に導かれ、反転パス310に搬送される。シートの後端が搬送ローラ309に到達すると、搬送ローラ309は逆回転し始め、シートは両面印刷用搬送パス312を介して印刷部120に搬送される。印刷部120はシートの第2面に画像を印刷する。両面印刷されたシートは搬送ローラ305及び306に導かれ、中間トレイ320へ排出される。
中間トレイ320は、シート搬送方向の下流側(図の左側)を鉛直方向の上方に、上流側(図の右側)を鉛直方向の下方に位置させることで傾斜が設けられており、複数のシートを保持することができる。また、中間トレイ320は、下流側に配された1組の上部及び下部の束排出ローラ318a、318bからなる束排出ローラ対318と、中間部上方に配される引込みパドル315とを有している。上部束排出ローラ318aは、ガイド317に支持されている。
このガイド317は、モータ(不図示)により上下に移動可能に構成されている。このため、ガイド317に設けられた上部束排出ローラ318aが、ガイド317の昇降動作に伴って下部束排出ローラ318bに対して離接可能となっている。従って、中間トレイに保持されたシート束の厚さに応じて、これら束排出ローラ対318のローラの間隔を調整可能になっている。
CPU111は、上部束排出ローラ318aに対して下部束排出ローラ318bを離間した状態となるようにガイド317を上部に移動させた状態で、搬送ローラ306によって排出されるシートPを中間トレイ320上に受け入れる。
また、中間トレイ320上の、シート搬送方向に直交する幅方向の手前側と奥側には、整合部材321が設けられる。整合部材321はそれぞれ、前整合モータ(不図示)および後整合モータ(不図示)によって幅方向に移動する。ここで、「手前」とは、図3に記載されている向きでMFP101を見て紙面手前になる部分を言い、「奥」とは、紙面奥の部分を言う。引込みパドル315は、回転軸を中心としてストッパ316側へシートを押圧する方向(例えば図3においては反時計周り)に回転する。
搬送ローラ306に導かれ、中間トレイ320に排出されたシートPは、中間トレイ320の傾斜及び引込みパドル315のシートを押圧する作用によって、中間トレイ320の積載面上、又は中間トレイ320に積載されたシート上を滑降する。中間トレイ320上に排出されたシートは、滑降中に整合部材321によって整合処理が施され、シート後端(排出方向上流端)がストッパ316に突き当たることで停止する。
中間トレイ320上で整合されたシート束は、必要に応じて針使用314a又は針不使用314bによる綴じ処理が行われる。314a及び314bは中間トレイ320上に保持されたシート束の搬送方向に対する後端部を綴じることができる。なお、本実施形態ではシート束の搬送方向に対する後端部を綴じるようにしているが、これに限定されず、例えば、中間トレイ320上に保持されたシート束の搬送方向に対する先端部を綴じるようにしてもよい。
シート処理部122によって綴じ処理などの後処理が行われたシート束は、排出部307に排出される。具体的には、束排出ローラ318aを中間トレイ320上の最上部のシートに当接させるようにガイド317を移動させ、当該当接した状態で、束排出ローラ対318を回転駆動させることにより、後処理を終えたシート束を排出部307上に排出する。
図4は、シート処理部122を上方から見た断面図であり、314a又は314bの綴じ処理を実行する位置を説明するための図である。403は複数のシートを示す。シート処理部122は制御部110から受信した綴じ処理に関する情報に従って複数のシートを綴じることができる。針使用314aは不図示のモータにより、図中の矢印410に示す方向にスライドできるように構成されている。CPU111は不図示のモータを駆動して、針使用314aを搬送方向と直交する方向に移動してシート束の搬送方向に対する後端部のコーナーを綴じたり、後端の2箇所を綴じたりする。従って、314aの移動と印刷する画像の上下反転(180度回転)によって搬送方向から見て直交する辺の2箇所を綴じることができる。また同様に、シートの4隅(左上、右上、右下、左下)のいずれか1箇所のコーナーを綴じることができる。
また、針使用314aは、シート束を綴じる材としてステイプル針(不図示)を打ち込むことで綴じ処理を行う。針使用314aにはステイプル針を装填したカートリッジ(不図示)が格納される。ユーザはカートリッジを交換することで針を補充することができる。
一方、針不使用314bはMFP101の正面から見て、奥側の位置に固定されている。従って、針不使用314bによりシート束を綴じる場合は、以下に示すような処理を行う。CPU111は、整合部材321を針不使用314bが配置される「奥」方向にスライドする。また、CPU111は、印刷されたシート束を中間トレイの奥側に排出するように制御する。針不使用314bは、整合部材321により整合されたシート束の後端部の奥側1箇所を綴じる。本実施形態では、針不使用314bでシート束を綴じる場合、印刷する画像の回転と、印刷の順序を組み合わせることで印刷物の4隅(右上、左上、左下、右下)に対するコーナー綴じを行うことができる。
なお、本実施形態では、針不使用314bが奥側の位置に固定されている場合を例示したがこれに限定されるものではない。例えば、針不使用314bは針使用314aのように移動して、辺の2箇所や各コーナーを綴じるものであってもよい。
図5(a)、(b)は針不使用314bによる綴じ処理を示す図である。本実施形態の針不使用314bでは、複数のシートの上下から圧力をかけて、シート束403を密着させて綴じる。従って、材を用いずに綴じ処理を行うことができる。図5(a)は、針不使用314bがシート束403に綴じ処理を実行する位置の近辺を示すものである。上金型501は複数のシートを上から押さえつける。上金型501には複数の凸形状の刃502が並んでいて、それぞれの刃502がシートに圧力をかける。下金型505は複数のシートを下から押さえつける。下金型505には、複数の刃502に対応した複数の凹部504が並んでいて、それぞれの凹部504が刃502を受け止める。
図5(b)は、上金型501と下金型505が複数のシートを上下方向から加圧した状態を示す。上金型501と下金型505が複数のシートを加圧することで、シート間の繊維を絡めて綴じることが可能になっている。また、複数の刃502と複数の凹部504がシートの複数箇所を加圧するため、シートがはがれにくくなっている。
次に、本実施形態におけるAPSに関する設定について説明する。ユーザは操作部116の設定ボタン211を押下して、MFP101の備える機能に関する設定や、各種の事象が発生した場合のMFP101の動作などを変更することができる。図6(a)、(b)及び図7は、CPU111が操作部116のパネル201に表示する操作画面の一例を示す図である。
図6(a)はシートの給送動作に関する設定画面を示すものである。ユーザは図6(a)に示す各項目を選択して、MFP101のシートの給送動作に関する設定を行うことができる。設定キー601は、APS及びオートカセットチェンジ(ACC:Auto Cassette Change)における自動選択の対象となる保持部を設定するためのキーである。なお、APSは、印刷処理を行う際に印刷物の出力サイズ(シートサイズ)などに基づいて、使用する保持部を自動的に選択する機能である。また、ACCは、印刷中にシート切れとなった場合に、同じサイズのシートが保持されている他の保持部を自動選択して印刷を継続する機能である。
ユーザは設定キー601をタッチして、自動選択の対象となる保持部を設定することができる。CPU111は、設定キー601がタッチされた場合は、自動選択の対象となる保持部を設定するためのポップアップ画面を表示する。図6(b)はパネル201に表示されるポップアップ画面を例示するものである。
ユーザは図6(b)の画面を介して、コピー処理、印刷データに基づく印刷処理又はFAX受信処理などMFP101が備える機能毎に自動選択の対象となる保持部を設定することができる。コピーキー602は、コピー処理において自動選択の対象となる保持部を設定するためのキーである。本実施形態では、以降コピー処理の場合を例として説明する。また、OKキー617は、自動選択に関する設定を終了し、ポップアップ画面を閉じる際に使用するキーである。
CPU111は、コピーキー602が選択された場合、コピー処理において自動選択の対象となる保持部を設定するための画面に遷移する。図7は、コピー処理における自動選択の対象となる保持部を設定するための設定画面を示すものであり、3つ目の保持部(カセット301c)及び4つ目の保持部(カセット301d)が自動選択の対象となる場合を例示している。ユーザは図7の画面を介してMFP101が備える保持部毎に自動選択の対象とするか否かを設定することができる。本実施形態のMFP101は、図3で説明したように4つの保持部を有するため、4つの保持部毎に自動選択の対象とするか否かを切り替えることができる。
ONボタン701は、対象の保持部を自動選択の対象とする場合に使用するキーであり、OFFボタン702は対象の保持部を自動選択の対象としない場合に使用するキーである。これらのONボタン701及びOFFボタン702は排他の設定であり、どちらか一方のボタンが選択状態となる。また、CPU111は、1つ以上の保持部が自動選択の対象となるように設定を受け付ける。具体的には、例えば、CPU111は、全ての保持部に対して自動選択の対象としない設定がなされた場合(全ての保持部がOFF状態にされた場合)、OKキー717が押下できないように制御する。
なお、本実施形態では、APS及びACCを実行する場合に、図6及び図7の画面を介して自動選択の対象として設定された保持部であって、且つその保持部にAPSの対象とする種類のシートが保持された保持部を自動選択の対象としている。APSの対象とする種類のシートの一例としては、薄紙、普通紙、坪量が比較的小さい厚紙、再生紙又はユーザが定義したシートなど、広く印刷に使用される種類のシートが挙げられる。これは、自動選択の対象として設定された保持部であっても、タブ紙又はラベル用紙などの種類のシートが保持された保持部を自動選択して印刷を行うと却ってユーザの意図とは異なる出力となる可能性が高いためである。
図11は、本実施形態におけるシート情報データベースのデータモデルを示す図である。シート情報データベースにはMFP101で利用できるシートの種類毎にシートの坪量や表面性などのシートに関する情報が参照可能に格納される。また、シートの種類毎に、コピー処理や印刷処理における各種設定を適用するか否かに関する情報が参照可能に格納される。
なお、図11は、シート情報データベースの一部を例示するものである。図11では、5種類のシートを示しているが、図示しないその他のシートについても管理しているものとする。また同様に、図示しないその他の設定が可能か否かに関する情報についても適宜管理しているものとする。
本実施形態では、コピー処理においてAPSの対象とするシートの種類の一例として、普通紙1、薄紙1、厚紙1があるものとする。また、コピー処理においてAPSの対象としないシートの種類の一例として厚紙2、ラベル紙があるものとする。なお、これらのシート情報データベースは後述するフローチャートにおいても適宜参照される。
ところで、本実施形態のMFP101は、による綴じ処理を行う際に綴じ不良が発生しないよう、の種別に応じて、綴じ処理を行えるシートの種類を制限している。前述したように針不使用314bによる針を使用しない綴じ処理では、シート同士を圧着して綴じる。従って、針使用314aによる針を使用する綴じ処理に比べて、シートの表面性や坪量などの影響を受けやすい。従って、針を使用しない綴じ処理では、針を使用する綴じ処理に比べて綴じ処理を行うことのできるシートの種類がより制限される。例えば図11の項目1113に示すように針を使用しない綴じ処理では、シート束の綴じ強度を鑑みて、厚紙に対して綴じ処理を行わないように制限する。
しかしながら、APSによって保持部を自動選択する場合、針を使用しない綴じ処理では綴じることのできない種類のシート(例えば図11における厚紙1)が保持された保持部が自動選択される場合がある。この場合、ユーザが正しく綴じられた印刷物を期待しているにも関わらず、綴じる事のできない種類のシートが給送され、綴じ処理が行われずにシートが出力される恐れがある。
一方、APSによる自動選択の対象となるシートを、針を使用しない綴じ処理で綴じることのできる種類(例えば、普通紙1、薄紙1)のみにすると、上記の問題は起こらない。しかしながらシート束を綴じずに出力する場合や、針を使用する綴じ処理を行ってシート束を出力する場合に、APSの対象とするシートの種類が少なくなってしまうという問題がある。
これらの問題を鑑みて、本実施形態では、複数の保持部から印刷に使用する保持部を自動選択する際に、指定された綴じ処理に応じて保持部を選択する制御を行うことについて説明する。
ユーザがMFP101の使用を開始すると、実行する処理を選択するためのホーム画面(不図示)が表示される。ユーザは操作部116を介してコピー機能や送信機能などのMFP101が備える機能を選択することができる。
図8は、CPU111が操作部116のパネル201に表示する操作画面の一例を示す図である。ユーザがホーム画面(不図示)を介してコピー機能を選択すると、CPU111はパネル201に図8に示すコピージョブの設定画面を表示する。
なお、コピージョブの設定は、多数の設定項目がある。そのため同一画面内で全ての設定を行うことは困難である。従って設定項目ごとに個別の設定画面に遷移して、複数の機能の設定を行う。
仕上げキー801は、コピー処理に対して仕上げ処理を設定する場合に使用するキーである。図9(a)、(b)は、仕上げ処理に関する設定画面の一例を示す図である。CPU111は、仕上げキー801がタッチされた場合は、仕上げ処理を設定する画面を表示する。図9(a)は仕上げ処理を設定する画面の一例を示すものであり、針なし綴じキー904が選択された状態を示している。キー901、キー903、キー904は排他設定であり、いずれか1つのキーを選択できる。また、いずれのキーも選択されない場合は、仕上げ処理を行わずに出力する設定となる。
仕上げ処理とは、出力される印刷物に対する加工処理全般を指す。ここでは綴じ処理に関係する加工処理を例示しているが、これに限定されず、他の加工処理(例えば、グループソート、シフトソートなど)などの設定を含んでいてもよい。
コーナー綴じキー901は、針を使用して印刷物の4隅(右上、左上、左下及び右下)のコーナーのいずれかに綴じ処理を行う場合に使用するキーである。また、ダブル綴じキー903は、針を使用して印刷物のいずれか1辺の2箇所に綴じ処理を行う場合に使用するキーである。針なし綴じキー904は針を使用せずに印刷物の4隅(右上、左上、左下及び右下)のコーナーのいずれかに綴じ処理を行う場合に使用するキーである。
次へキー905は、選択された仕上げ処理の詳細設定を行う場合に使用するキーである。CPU111は次へキー905がタッチされた場合は、仕上げ処理の詳細設定画面に遷移する。また、設定取消キー916は、図9(a)、(b)の画面を介してなされた仕上げ処理に関する設定を破棄する場合に使用するキーである。CPU111は設定取消キー916がタッチされた場合は、仕上げ処理に関する設定を破棄して、コピー機能の設定画面(図8)に遷移する。
CPU111は、コーナー綴じキー901又は針なし綴じキー904が選択された状態で、次へキー905がタッチされた場合、図9(b)に示すような4隅のいずれか1箇所を選択するための画面を介して綴じ位置を設定する。
図9(b)はコーナー綴じキー901又は針なし綴じキー904が選択された状態で、次へキー905がタッチされた場合に表示する仕上げ処理の詳細設定画面の一例を示すものであり、左上コーナーが選択された状態を図示している。ユーザは図9(b)の画面を介して綴じ位置を指定する。左上、右上、右下、左下に対応するキーは排他設定であり、いずれか1つのキーを選択できる。
OKキー917は、図9(a)、(b)の画面を介して選択された仕上げ処理の設定を適用する場合に使用するキーである。CPU111は、OKキー917がタッチされた場合は、図9(a)、(b)の画面を介してなされた仕上げ処理に関する設定をコピーの設定として適用して、コピーの設定画面(図8)に戻る。
なお、本実施形態では、図9(a)に示す画面と、図9(b)に示す画面に分けて仕上げ処理の設定を行う場合を例示しているが、これに限定されず、綴じ処理の種類と綴じ位置を指定できるものであればよい。例えば、1つの画面内で綴じ処理の種類と綴じ位置の指定を行うようにしてもよいし、綴じ位置の選択ウィンドウをポップアップ表示するようにしてもよい。
図8の説明に戻り、用紙選択キー802は、印刷に使用する保持部を選択する場合に使用するキーである。CPU111は、用紙選択キー802がタッチされた場合は、印刷に使用する保持部を選択する画面を表示する。図10(a)、(b)は、CPU111が操作部116のパネル201に表示する操作画面の一例を示す図である。
図10(a)は、印刷に使用する保持部を選択するための画面を示し、仕上げ設定として針を使用する綴じ処理が指定された場合又は仕上げ設定として綴じ処理が指定されていない場合に表示する画面の一例である。
ユーザは図10(a)の画面を介して印刷に使用する保持部を指定することができる。領域1010はユーザによって選択可能に表示された保持部を示しており、ユーザは各行をタッチすることで、印刷に使用する保持部を指定することができる。例えば、針を使用する綴じ処理では、図11の項目1111及び項目1112に示すように普通紙1、薄紙1、厚紙1、厚紙2に同じ綴じ処理を実行できるため全ての保持部が選択可能となる。
一方、図10(b)は、印刷に使用するシートを選択するための画面を示し、仕上げ設定として、針を使用しない綴じ処理が指定された場合に表示する画面の一例を示す。領域1010はユーザによって選択可能に表示された保持部を示しており、領域1011はユーザによって選択不可能に表示された保持部を示している。ユーザは、選択可能に表示された行をタッチすることで、印刷に使用する保持部を指定することができる。例えば、針を使用しない綴じ処理では、図11の項目1113に示すように普通紙1、薄紙1には綴じ処理を実行することができるが、厚紙1、厚紙2には綴じ処理を実行することができない。従ってCPU111は、針を使用しない綴じ処理が指定された場合は、針を使用しない綴じ処理を実行できないシートが保持された保持部を選択できないように表示する。
具体的には、CPU111は図10(a)、(b)の画面を表示する際に、保持部に保持されたシートの種類を取得し、取得したシートの種類に基づいてシート情報データベース(図11)を参照する。また、CPU111はコピーの設定画面を介してなされた各種設定と、シート情報データベースを比較して、保持部を選択可能に表示するか、選択不可能に表示するかを決定する。
また、自動キー1002は、APSにより保持部を自動選択する場合に選択するキーである。なお、本実施形態では、コピーのデフォルト設定として、APSによる保持部の自動選択を行う設定がなされているものとする。即ち、ユーザにより保持部が指定されない場合は、図6(a)、(b)及び図7の画面を介して予めなされた設定に基づいて保持部の自動選択が行われる。
OKキー1017は、画面を介してなされた印刷に使用する保持部(シート)の設定を適用する場合に使用するキーである。CPU111は、OKキー1017がタッチされた場合は、図11を介してなされた保持部に関する設定をコピーの設定として適用して、コピーの設定画面(図8)に戻る。
次に本実施形態のコピー処理の制御について説明する。図13及び図14は、コピー処理の制御を示すフローチャートである。図13及び図14に示すフローチャートの各動作(ステップ)は、CPU111がROM112又はストレージ114に記憶された制御プログラムをRAM113に読み出し、実行することにより実現される。CPU111は、ユーザがホーム画面(不図示)を介してコピー機能が選択された場合に図13及び図14のフローチャートに対応する制御を実行する。
ステップS1301では、CPU111はパネル201を介してコピージョブの設定を受け付ける。コピージョブの設定では前述した綴じ処理に関する設定や、印刷に使用するシートに関する印刷に使用する保持部の指定を受け付ける。また、その他印刷部数の設定及び倍率の設定などユーザの指示に応じて様々な設定を受け付ける。
ステップS1302では、CPU111はスタートボタン212が押下されたか判断する。スタートボタン212が押下されると、ステップS1303に進み、スタートボタン212が押下されない場合は、ステップS1301に戻り、パネル201を介したコピージョブの設定を受け付ける。
ステップS1303では、CPU111は印刷に使用する保持部を決定する。詳細は図14のフローチャートで説明する。ステップS1401では、CPU111は、保持部を自動で決定する設定がなされているか否かを判断する。コピージョブの設定としてAPSにより保持部を自動選択する設定がなされていれば、ステップS1403に進む。一方、コピージョブの設定として印刷に使用する保持部が指定されていればステップS1402に進む。ステップS1402では、CPU111はコピー設定として指定された保持部を選択して、ステップS1414に進む。
ステップS1403では、CPU111は、コピージョブの設定及び読取部118にセットされた原稿のサイズに基づいて、印刷物をコピーする際に最適となるシートのサイズを決定する。ステップS1404では、CPU111はコピージョブの設定として針を使用しない綴じ処理が指定されているか判断する。針を使用しない綴じ処理が指定されている場合は、ステップS1405に進み、針を使用しない綴じ処理が指定されていない場合はステップS1407に進む。
ステップS1405では、CPU111は、自動選択の対象として設定された保持部に保持されたシートの種類を取得する。なお、図7に示した自動選択の対象を例にすると、3つ目の保持部に保持された厚紙1と4つ目の保持部に保持された厚紙2が取得される。
次に、CPU111は、取得したシートの種類に基づいてシート情報データベースを参照し、針を使用しない綴じ処理が行えるシートであるか否かを判断する。保持部に保持されたシートが針を使用しない綴じ処理が行える種類のシートであれば、当該シートが保持された保持部を後述するAPS処理の検索対象とする。図7に示した自動選択の対象を例にすると、厚紙1と厚紙2は針を使用しない綴じ処理において綴じる事のできない種類のシートであるため、APS処理の検索対象の保持部が存在しないこととなる。
一方、ステップS1407では、CPU111は、コピージョブの設定として針を使用する綴じ処理が指定されているか判断する。針を使用する綴じ処理が指定されている場合はステップS1408に進み、針を使用する綴じ処理が指定されていない場合は、ステップS1409に進む。ステップS1408ではCPU111は、自動選択の対象として設定された保持部に保持されたシートの種類を取得する。次に、CPU111は、取得したシートの種類に基づいて、針を使用する綴じ処理が行えるシートであるか否かを判断する。保持部に保持されたシートが針を使用する綴じ処理が行える種類のシートであれば、当該シートが保持された保持部を後述するAPS処理の検索対象とする。図7に示した自動選択の対象を例にすると、厚紙1と厚紙2は針を使用する綴じ処理において綴じる事のできる種類のシートであるため、APS処理の検索対象の保持部は3つ目の保持部及び4つめの保持部となる。
一方、ステップS1409では、CPU111は自動選択の対象として設定された全ての保持部をAPS処理の検索対象とする。図7に示した自動選択の対象を例とすると、3つ目の保持部と4つ目の保持部がAPS処理の検索対象となる。
次に、ステップS1411では、CPU111は、検索対象の保持部に対して最適サイズに基づいたAPS処理を実行する。APS処理では、CPU111は、選択対象の保持部に対して、ステップS1403で算出した最適サイズと同じサイズのシート且つ、自動選択の対象となるシートが保持されている場合に当該保持部を印刷で使用する保持部の候補とする。候補となる保持部が複数ある場合は、給送にかかる時間や、カセットに保持されたシートの量などに基づいて優先順位をつける。なお、ここで説明したAPS処理は一例であり、適宜変更することができる。例えば、最適サイズと近いサイズの保持部についても印刷で使用する候補として挙げるようにしてもよい。
ステップS1412では、CPU111は、ステップS1411で印刷に使用する保持部の候補が見つかったか否かを判断する。保持部の候補が見つかった場合は、ステップS1413に進み、保持部の候補が見つからなかった場合は、ステップS1415に進む。ステップS1413では、CPU111は優先順位の最も高い保持部を印刷に使用する保持部として選択してステップS1414に進む。ステップS1414では、CPU111は印刷に関する処理が実行可能であることをコピージョブに設定し、ステップS1304に戻る。
一方、ステップS1415では、CPU111は、印刷に関する処理が実行不可能であることをコピージョブに設定し、ステップS1304に戻る。
図13の説明に戻り、ステップS1304では、CPU111は、コピージョブが実行可能であるか否かを判断する。CPU111は、コピージョブに印刷に関する処理が実行可能であることが設定されていれば、ステップS1307に進む。一方、コピージョブに印刷に関する処理が実行不可能であることが設定されていれば、ステップS1305に進む。
ステップS1305では、CPU111は、パネル201に所定のメッセージを表示する。図12はパネル201に表示される画面の一例を示すものである。情報1201は綴じ処理が行えないことをユーザに通知するための情報である。中止キー1216は、所定のメッセージを閉じる場合に使用するキーである。
図13の説明に戻り、ステップS1306では、CPU111は中止キー1216がタッチされたと判断するとジョブを中止し、印刷処理の実行を回避して処理を終了する。なお、中止キー1216が押下された場合にステップS1301に戻るようにしてもよい。この場合、図9(a)の「コピーできます」などの表示を、「設定変更が必要です」などの表示に変更することもできる。
一方、ステップS1307では、CPU111は、読取部118及び印刷部120を制御して、コピージョブの設定に基づいたコピー処理を実行する。なお、CPU111は、コピージョブに綴じ処理の指定がなされていれば、読取部118で読み取った画像を綴じ位置に応じて適宜回転して印刷する。
ステップS1308では、CPU111は、コピージョブの設定に綴じ処理の指定がなされているか否かを判断する。いずれかの綴じ指定がなされていればステップS1309に進み、綴じ指定がなされていなければ、シート束を排出部307に排出して処理を終了する。ステップS1309では、CPU111は、シート処理部122を制御し、綴じ指定に応じた綴じ処理を行う。次に、CPU111は、綴じ処理が行われたシート束を排出部307に排出し、処理を終了する。
なお、本実施形態では、ステップS1302の判定の後にステップS1303の決定を行うようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、読取部118に原稿がセットされたことを検知したタイミングや、ステップS1301でコピージョブの設定変更を受け付ける度にステップS1303の処理を行うようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態では、保持部を自動選択する場合に、ジョブに指定された綴じ処理で綴じる事ができるシートが保持された保持部をAPSの検索対象の保持部とすることができる。従って、保持部を自動選択して印刷処理を行う場合に、綴じる事ができないシートが保持部から給送されることを防ぐことができる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、ジョブに指定された綴じ処理で綴じる事ができるシートが保持された保持部をAPSの検索対象の保持部とするように制御することを説明した。第2の実施形態では、自動選択の対象として設定された保持部に対するAPSを行った後に、ジョブに指定された綴じ処理で綴じる事ができないシートが保持された保持部が選択されないように制御することについて説明する。
第1の実施形態では、ジョブに指定された綴じ処理で綴じる事ができるシートが保持された保持部をAPSの検索対象の保持部とするように制御することを説明した。第2の実施形態では、自動選択の対象として設定された保持部に対するAPSを行った後に、ジョブに指定された綴じ処理で綴じる事ができないシートが保持された保持部が選択されないように制御することについて説明する。
なお、第2の実施形態において、前提となる装置のハードウェア構成は第1の実施形態と同様である。第1の実施形態と同様の構成については、詳細な説明は省略する。第2の実施形態では、第1の実施形態で説明した図14のフローチャートに代えて、図15に示すフローチャートを実行する。図15に示すフローチャートの各動作(ステップ)は、CPU111がROM112又はストレージ114に記憶された制御プログラムをRAM113に読み出し、実行することにより実現される。
CPU111は、ユーザがホーム画面(不図示)を介してコピー機能が選択された場合に図13のフローチャートを実行する。
ステップS1301では、CPU111は、パネル201を介してコピージョブの設定を受け付ける。ステップS1302では、CPU111は、スタートボタンが押下された場合はステップS1303に進み、押下されない場合はステップS1301に戻る。ステップS1303では、CPU111は印刷に使用する保持部を決定する。詳細は図15のフローチャートを用いて説明する。
ステップS1501乃至ステップS1503は第1の実施形態におけるステップS1401乃至ステップS1403と同様であるため省略する。
ステップS1504では、CPU111は、自動選択の対象として設定された保持部に対して最適サイズに基づいたAPS処理を実行する。APS処理における印刷に使用する保持部の候補の選定は、第1の実施形態におけるステップS1411と同様である。
次に、ステップS1505では、CPU111は、印刷に使用する保持部の候補があるか否かを判断する。候補となる保持部があれば、ステップS1506に進み、候補となる保持部がなければ、ステップS1515に進む。ステップS1515では、CPU111は、印刷に関する処理が実行不可能であることをコピージョブに設定し、ステップS1304に戻る。
一方、ステップS1506では、CPU111は、コピージョブの設定として針を使用しない綴じ処理が指定されているか判断する。針を使用しない綴じ処理が指定されている場合は、ステップS1507に進み、針を使用しない綴じ処理が指定されていない場合はステップS1511に進む。ステップS1507では、CPU111は、候補となる保持部の中から、優先順位の高い保持部に保持されているシートの種類を取得する。次に、CPU111は、取得したシートの種類に基づいてシート情報データベースを参照し、針を使用しない綴じ処理が行えるシートであるか否かを判断する。保持部に保持されたシートが針を使用しない綴じ処理が行える種類のシートであれば、ステップS1516に進む。一方、保持部に保持されたシートが針を使用しない綴じ処理が行える種類のシートでなければ、当該保持部を保持部の候補から外し、ステップS1505に戻る。
ステップS1516では、CPU111は当該保持部を印刷に使用する保持部として選択してステップS1517に進む。ステップS1517では、CPU111は印刷に関する処理が実行可能であることをコピージョブに設定し、ステップS1304に戻る。
一方、ステップS1511では、CPU111は、コピージョブの設定として針を使用する綴じ処理が指定されているか判断する。針を使用する綴じ処理が指定されている場合は、ステップS1512に進む。一方、針を使用する綴じ処理が指定されていない場合はステップS1516に進み、当該保持部を印刷に使用する保持部として選択する。
ステップS1512では、CPU111は、候補となる保持部の中から、優先順位の高い保持部に保持されているシートの種類を取得する。次にCPU111は、取得したシートの種類に基づいてシート情報データベースを参照し、針を使用する綴じ処理が行えるシートであるか否かを判断する。保持部に保持されたシートが針を使用する綴じ処理が行える種類のシートであれば、ステップS1516に進み、保持部に保持されたシートが針を使用する綴じ処理が行える種類のシートでなければ、当該保持部を保持部の候補から外し、ステップS1505に戻る。
なお、ステップS1304以降の処理は第1の実施形態と同様であるため説明は省略する。
このように、第2の実施形態では、保持部を自動選択した後に、ジョブに指定された綴じ処理で綴じる事ができるシートが保持された保持部が選択されないように制御することができる。従って、保持部を自動選択して印刷処理を行う場合に、綴じる事ができないシートが保持部から給送されることを防ぐことができる。
<その他の実施形態>
第1及び第2の実施形態では、MFP101が備えるコピー処理における保持部の自動選択の制御を例示したが、本発明はその他の機能における保持部の自動選択の制御にも適用できる。例えば、PC102などの情報処理装置から印刷データを受信して印刷処理を行うプリント処理、ストレージ114に格納された保存ファイルを印刷する場合の印刷制御、FAXやメールを受信して印刷処理を行う受信処理などにも適用することができる。
第1及び第2の実施形態では、MFP101が備えるコピー処理における保持部の自動選択の制御を例示したが、本発明はその他の機能における保持部の自動選択の制御にも適用できる。例えば、PC102などの情報処理装置から印刷データを受信して印刷処理を行うプリント処理、ストレージ114に格納された保存ファイルを印刷する場合の印刷制御、FAXやメールを受信して印刷処理を行う受信処理などにも適用することができる。
プリント処理に適用する場合は、CPU111は、印刷データを解析して得られた印刷属性情報(印刷設定)に基づいて図13のステップS1303以降の保持部の決定制御を実行すればよい。なお、PC102では、プリンタドライバを介してシートの種類を指定した印刷データを送信する場合と、シートの種類を指定せずに印刷データを送信する場合がある。従って、ステップS1411及びステップS1504では、CPU111は、印刷設定としてシートの種類が指定されている場合は、当該印刷設定として指定されたシートが保持された保持部を保持部の候補として検索するように制御する。一方、印刷設定としてシートの種類が指定されていない場合は、予めMFP101に記憶されたプリント処理におけるAPSの対象とするシートの種類に基づいて保持部の候補を検索するように制御する。
また、受信処理に適用する場合は、受信処理時の印刷設定に基づいてステップS1303以降の保持部の決定制御を実行すればよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 MFP
111 CPU
120 印刷部
122 シート処理部
314a 針使用
314b 針不使用
111 CPU
120 印刷部
122 シート処理部
314a 針使用
314b 針不使用
材を用いずにシート束を綴じる綴じ手段では、綴じる事ができるシートの種類が少ないという特徴がある。
自動選択の対象とするシートの種類を、針を使用しない綴じ処理で綴じることのできる種類のシートのみにすると、選択できる保持部が少なくなってしまうという問題がある。
上記の目的を達成するために本発明の画像形成装置は、用紙を保持する複数の保持部と、 前記複数の保持部から給送された用紙に対して画像形成を行う画像形成手段と、を有し、 前記画像形成手段により画像形成された複数の用紙からなる用紙束に対して、針を使用せずに用紙束に圧力をかけて用紙同士を圧着させて綴じる圧着綴じ処理を実行可能な処理装置が接続される画像形成装置であって、前記画像形成手段によって画像形成が行われる用紙の給送元として前記複数の保持部のうちの1つの保持部をユーザが指定でき、且つ、前記画像形成手段によって画像形成が行われる用紙の給送元として前記複数の保持部のうちから1つの保持部をユーザが指定することなく自動で選択でき、前記圧着綴じ処理が設定された場合、第1の種類の用紙が保持されていると設定された保持部を給送元としてユーザが指定して画像形成を行うことはでき、前記圧着綴じ処理が設定された場合、第2の種類の用紙が保持されていると設定された保持部を給送元としてユーザが指定して画像形成を行うことは禁止され、前記圧着綴じ処理が設定された場合、第3の種類の用紙が保持されていると設定された保持部を給送元としてユーザが指定して画像形成を行うことは禁止され、前記圧着綴じ処理が設定されない場合、前記第1の種類の用紙が保持されていると設定された保持部を前記画像形成手段によって画像形成が行われる用紙の給送元としてユーザが指定することなく自動で選択でき、前記圧着綴じ処理が設定されない場合、前記第2の種類の用紙が保持されていると設定された保持部を前記画像形成手段によって画像形成が行われる用紙の給送元としてユーザが指定することなく自動で選択でき、前記圧着綴じ処理が設定されない場合、前記画像形成手段によって画像形成が行われる用紙の給送元として前記第3の種類の用紙が保持されていると設定された保持部をユーザが指定することなく自動で選択することは禁止される、ことを特徴とする。
本発明によれば、給送元となる保持部を自動で選択する場合に、適切な選択が行われる。
Claims (9)
- シートを保持する保持部を複数備える画像形成装置であって、
シートサイズに基づいて、使用する保持部を前記複数の保持部から選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された保持部から給送されるシートに画像を印刷する印刷手段と、
画像が印刷されたシートを、針を使用して綴じる第1の綴じ手段と、
画像が印刷されたシートを、針を使用せずに綴じる第2の綴じ手段と、
前記第1の綴じ手段によってシートを綴じることが指定されている場合は、所定の種別のシートを保持する保持部が前記選択手段によって選択されることを制限せず、前記第2の綴じ手段によってシートを綴じることが指定されている場合は、前記所定の種別のシートを保持する保持部が前記選択手段によって選択されることを制限する制御手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記選択手段によって使用する保持部が選択されない場合に、所定の通知を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記選択手段によって使用する保持部が選択されない場合に、前記印刷手段による印刷を中止することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 使用する保持部が予め指定されている場合は、前記選択手段による前記選択を行わずに、前記制御手段は、当該予め指定されている保持部から印刷に使用するシートを給送することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- コピーする原稿のサイズとコピーの設定に基づいて、前記シートサイズを決定する決定手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記複数の保持部の少なくとも1つについて、前記選択手段による選択の対象とするか否かを設定する設定手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記所定の種別のシートは、前記画像形成装置が印刷に使用できる種類のシートであって、且つ、前記第2の綴じ手段により綴じる事ができないものとして設定された種類のシートであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- シートを保持する複数の保持部を備える画像形成装置の制御方法であって、
シートサイズに基づいて、使用する保持部を前記複数の保持部から選択する選択工程と、
前記選択工程で選択された保持部から給送されるシートに画像を印刷する印刷工程と、画像が印刷されたシートを、針を使用して綴じる第1の綴じ工程と、
画像が印刷されたシートを、針を使用せずに綴じる第2の綴じ工程と、
前記第1の綴じ工程でシートを綴じることが指定されている場合は、所定の種別のシートを保持する保持部が前記選択工程で選択されることを制限せず、前記第2の綴じ工程でシートを綴じることが指定されている場合は、前記所定の種別のシートを保持する保持部が前記選択工程で選択されることを制限する制御工程と、
を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 請求項8に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2024019861A JP2024040388A (ja) | 2020-08-03 | 2024-02-13 | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (3)
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