JP6418567B2 - 歩行補助具 - Google Patents

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Description

本発明は、高齢者等の歩行を補助する歩行補助具に関する。
足腰の弱いお年寄りが散歩や買い物等に出歩くのを補助するために、従来より歩行補助具が用いられている。歩行補助具は、使う人や用途等に応じて様々な形態のものがあるが、それぞれに一長一短があり、誰にでも使いやすいものが求められていた。
本発明は以上に述べた実情に鑑み、使い勝手の良い歩行補助具の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による歩行補助具は、一方のフレームと他方のフレームと前輪と後輪とハンドルと収納部を備え、一方のフレームは、後側に倒れるように傾斜した一対の縦部材と、縦部材の下端部同士を連結する下端部連結材と、中間部同士を連結する中間部連結材を有し、他方のフレームは、前側に倒れるように傾斜した一対の縦部材と、縦部材の上端部同士を連結する上端部連結材と、中間部同士を連結する中間部連結材を有し、一方のフレームの一対の縦部材が中間部で他方のフレームの一対の縦部材に各々連結されており、前輪は、一方のフレームの下部に取付けてあり、後輪は、他方のフレームの下部に取付けてあり、ハンドルは、一方のフレームの上部に取付けてあり、一方のフレームの中間部連結材と他方のフレームの中間部連結材が略同じ高さに位置しており、収納部は、側面視で平行四辺形で上前側コーナー部を一方のフレームの中間部連結材に取付けてあり、下前側コーナー部を一方のフレームの下端部連結材に取付けてあり、上後側コーナー部を他方のフレームの中間部連結材に取付けてあり、他方のフレームの縦部材間に、別の歩行補助具の一方のフレーム及び前輪が挿入したときに、収納部の後側面に、別の歩行補助具の前側面が近接することを特徴とする。
請求項2記載の発明による歩行補助具は、請求項1記載の発明の構成に加え、一方のフレームの中間部連結材と他方のフレームの中間部連結材の間に跨って座部が設けてあることを特徴とする
請求項3記載の発明による歩行補助具は、請求項2記載の発明の構成に加え、座部は開閉自在であり、収納部の蓋を兼用していることを特徴とする
請求項4記載の発明による歩行補助具は、請求項2,3のいずれかに記載の発明の構成に加え、一方のフレームの一対の縦部材のハンドルと座部の間に立上がり補助部を設けてあることを特徴とする
請求項5記載の発明による歩行補助具は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の構成に加え、収納部の前側に、一方のフレームの下端部連結材と他方のフレームの上端部連結材に取付けた前後方向に潰れる第2の収納部を設けてあることを特徴とする
請求項1記載の発明による歩行補助具は、一方のフレームの縦部材が後側に倒れるように傾斜しており、収納部は、側面視で平行四辺形で上前側コーナー部を一方のフレームの中間部連結材に取付けてあり、下前側コーナー部を一方のフレームの下端部連結材に取付けてあり、上後側コーナー部を他方のフレームの中間部連結材に取付けてあり、他方のフレームの縦部材間に、別の歩行補助具の一方のフレーム及び前輪が挿入したときに、収納部の後側面に、別の歩行補助具の前側面が近接することで、荷物を入れる収納部を確保しながら、複数台の歩行補助具を前後方向に効率よくスタッキングすることができ、使い勝手が良い。また、前に出した足が収納部に当たらず、歩きやすい。
請求項2記載の発明による歩行補助具は、一方のフレームの中間部連結材と他方のフレームの中間部連結材の間に跨って座部が設けてあることで、座部に腰かけて休むことができる
請求項3記載の発明による歩行補助具は、座部が開閉自在であり、収納部の蓋を兼用しているので、座部に腰かけて休んでいるときに収納部内の荷物を盗まれることがなく、防犯性に優れる。
請求項4記載の発明による歩行補助具は、一方のフレームの一対の縦部材のハンドルと座部の間に立上がり補助部が設けてあるので、座部に腰かけた状態から立ち上がる際に、立上がり補助部を掴むことで立ち上がりやすく、使い勝手が良い。
請求項5記載の発明による歩行補助具は、収納部の前側に、一方のフレームの下端部連結材と他方のフレームの上端部連結材に取付けた前後方向に潰れる第2の収納部を設けてあるので、荷物を多く運ぶことができ、また第2の収納部は前後方向に潰れるため、スタッキングに支障がない
(a)は本発明の第1実施形態に係る歩行補助具の正面図、(b)は同歩行補助具の側面図、(c)は同歩行補助具の平面図である。 同歩行補助具の斜め前方から見た斜視図である。 同歩行補助具の斜め後方から見た斜視図である。 同歩行補助具の使用状態を示す側面図であって、歩行するときの状態を示す。 同歩行補助具の使用状態を示す側面図であって、休憩するときの状態を示す。 同歩行補助具を複数台前後方向にスタッキングした状態を示す側面図である。 前輪の周辺を拡大して示す斜視図であって、(a)はストッパーを突出させた状態、(b)はストッパーを引っ込めた状態を示す。 同歩行補助具を格納するためのステーションを示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る歩行補助具の斜め前方から見た斜視図である。 同歩行補助具の斜め後方から見た斜視図である。 同歩行補助具を複数台前後方向にスタッキングした状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜3は、本発明に係る歩行補助具22の第1実施形態を示している。本歩行補助具22は、交差して配置された一方のフレーム1と他方のフレーム2を備え、一方のフレーム1は左右一対の縦部材1a,1aと、縦部材1a,1aの下端部を連結する横部材1bを有し、他方のフレーム2は左右一対の縦部材2a,2aと、縦部材2a,2aの上端部を連結する横部材2bを有している。一方及び他方のフレーム1,2は、アルミ等の金属製の角パイプで形成されており、一本の角パイプをコ字型に曲げてもよいし(他方のフレーム2)、3本の角パイプを溶接等により連結してコ字型にしてもよい(一方のフレーム1)。
一方のフレーム1の左右の縦部材1a,1aは、真直で後側に倒れるように傾斜している。他方のフレーム2の左右の縦部材2a,2aは、一方のフレーム1の左右の縦部材1a,1aの外側に配置されており、真直で前側に倒れるように傾斜している。一方及び他方のフレーム1,2の交差部3は、溶接等により固定してあってもよいし、左右方向の軸で軸着することで本歩行補助具22を折り畳めるようにすることもできる。
一方のフレーム1の下部には、左右の前輪4,4が取付けてある。前輪4は、図1に示すように、車輪ホルダー5に車軸6で回動自在に取付けられ、車輪ホルダー5は一方のフレーム1の横部材1bの両端部下面に垂直軸7で取付けてあり、よって前輪4は垂直軸7回りに旋回できるようになっている。前輪4は、直径が180mm以上、幅28mm以上を確保してあって、歩行補助車に関するJIS規格及びSGマーク規格を満たすものとなっている(後輪11についても同様)。
一方のフレーム1の上部には、左右のハンドル8,8が後方に突出して設けてある。各ハンドル8は、図1(b)に示すように、一方のフレーム1の縦部材1aに上方から差し込まれるバー9の上端に取付けてあって、操作部33を操作してバー9の突出長さを調節することで、ハンドル8の高さを調節できるようになっている。ハンドル8の下にはブレーキ操作レバー10が設けてある。
他方のフレーム2の下部には、左右の後輪11,11が取付けてある。左右の後輪11は、それぞれ他方のフレーム2の縦部材2aの下端部の外側面に車軸12で回転自在に取付けられている。後輪11には、ブレーキ操作レバー10の操作に連動して働くブレーキ機構を備えている。
先に述べたように、他方のフレーム2の左右の縦部材2a,2aは、一方のフレーム1の左右の縦部材1a,1aの外側に配置されており、後輪11,11は他方のフレーム2の左右の縦部材2a,2aの外側面に取付けてあるため、他方のフレーム2の左右の縦部材2a,2a間には広い空間13が形成され(図1(c),図3参照)、ハンドル8,8はその空間13の上方に位置している。
他方のフレーム2の縦部材2a,2aは、一方のフレーム1の縦部材1a,1aよりも緩い角度で傾斜しており、他方のフレーム2の縦部材2a,2aの下端部はハンドル8,8よりも後方まで張り出しており、これにより後輪11,11はハンドル8,8よりも後方に配置され、前輪4,4と後輪11,11との間隔を広くしている。
図4は、本歩行補助具22を使用して歩行するときの状態を示している。上述のように、後輪11,11が取付けられる他方のフレーム2が、下側が開放したコ字型となっており、他方のフレーム2の左右の縦部材2a,2a間に広い空間13が形成され、後輪11,11は同縦部材2a,2aのさらに外側に配置されているため、歩くときに他方のフレーム2や後輪11,11が邪魔にならず、歩きやすい。足腰が弱っている人でも、前記空間13に体を入れて、短い歩幅で歩くことで、安心して歩くことができる。また、ハンドル8,8が前輪4,4と後輪11,11の中間に位置しているため、ハンドル8,8に体重をかけても前輪4,4が浮くことがなく、安定して走行できる。また、後輪11,11の間隔よりも前輪4,4の間隔が狭いため、コンパクトであり、取り回しが容易である。
本歩行補助具22は、図1〜3に示すように、荷物を入れるための収納部14を備えている。収納部14は、一方及び他方のフレーム1,2の交差部3より低い位置の一方のフレーム1の左右の縦部材1a,1a間に配置され、一方のフレーム1の縦部材1a,1aと同じ角度で傾斜する前面15及び後面16と、水平な天面17及び底面18と、垂直な左右の側面19,19とを有する側面視平行四辺形状となっている。収納部14は、一方のフレーム1の左右の縦部材1a,1a間に架設した横材20と、他方のフレーム2の左右の縦部材2a,2a間に架設した横材21と、一方のフレーム1の下部の横部材1bとに支持されている。
ハンドル8と収納部14は、前輪4の径とほぼ同じ寸法だけ一方のフレーム1の縦部材1aより後方に張り出している。
上述のように、収納部14を側面視平行四辺形状としたことで、歩行時に前に出した足が収納部14に当たらず、歩きやすい。また、収納部14を側面視平行四辺形状とすることで、後述するように複数の歩行補助具22,22,…を前後方向にスタッキングするにあたり、スタッキング効率を向上することができる。さらに、ハンドル8と収納部14が前輪4の径とほぼ同じ寸法だけ一方のフレーム1の縦部材1aより後方に張り出していることで、最小の寸法(前輪4の径)まで前後の歩行補助具22,22を近づけてスタッキングすることができる。
収納部14の天面17は、上向きに蝶番式に開けることのできる蓋になっており、その蓋を開けることで収納部14に荷物を出し入れできる。また収納部14の天面17は座部を兼ねており、図5に示すように、後ろ向きになって腰かけて休憩することができる。このとき、他方のフレーム2の横部材2bは背もたれになり、同横部材2bには背中が当たっても痛くないようにクッション23が取付けてある。また、収納部14の天面17が座部と収納部14の蓋を兼ねていることで、座部に腰かけているときは蓋が開かないため、休憩中に収納部14内の荷物を盗まれることがなく、防犯性に優れている。
さらに本歩行補助具22は、収納部14の天面17(座部)に腰かけた状態から立ち上がる際に容易に立ち上がれるように、立上がり補助部24,24を備えている。立上がり補助部24,24は、図1〜3に示すように、一方のフレーム1と他方のフレーム2の交差部より高い位置に、一方のフレーム1の縦部材1a,1aから後方に突出するバー状に設けてある。立上がり補助部24,24は、収納部14の天面17(座部)に腰かけたときに、太ももの高さより上部で、肘の位置とほぼ同じ高さか、肘の位置より下部に設けてあることが有効である。図5に示すように、収納部14の天面17(座部)に腰かけた状態から立ち上がる際、この立上がり補助部24,24を掴むことで、容易に立ち上がることができる。また休憩時には、立上がり補助部24,24はひじ掛けにもなる。
収納部14の底面18には、図1に示すように、重り25を取付けできるようになっている。重り25の具体的な取付け方は特に限定されないが、例えば収納部14内の底部に上方から配置することで重り25を取付けできる。重り25は、例えば金属の板や砂袋等を利用することができる。本歩行補助具22は、収納部14が低い位置に設けてある上に、収納部14の底面18に重り25を取付けることで重心が下にくるため、走行が安定し、使い勝手が良い。
本歩行補助具22は、他方のフレーム2の左右の縦部材2a,2a間に空間13が設けてあることで、その空間13に後方から別の歩行補助具22の一方のフレーム1及び前輪4,4を挿入することで、図6に示すように、複数台の歩行補助具22,22,…を前後方向にスタッキングすることができる。スタッキングした状態では、2台の歩行補助具22a,22bの一方のフレーム1の縦部材1a,1a間のスペース26に、1台目の歩行補助具22aの収納部14とハンドル8と前輪4が納まるようになっており、これによりスタッキング効率が高く、複数台の歩行補助具22,22,…を狭いスペースに収納できる。
歩行補助具22を前方の別の歩行補助具22とスタッキングする際や、スタッキングした状態の歩行補助具22を引き出す際に、前輪4が旋回すると前輪4が別の歩行補助具22の他方のフレーム2等と接触し、円滑な出し入れが困難になるおそれがある。この問題を解消するため本歩行補助具22は、図7に示すように、一方のフレーム1の左右の縦部材1a,1aの下端部に、前輪4の旋回を規制するストッパー27を備えている。図7(a)に示すように、ストッパー27を突出状態とすることで、ストッパー27が車輪ホルダー5に当接して前輪4の旋回が規制され、スタッキングに伴う出し入れが円滑に行える。歩行時には、図7(b)に示すように、ストッパー27を引っ込めることで、前輪4が自由に旋回する。ストッパー27の出没操作は、一方のフレーム1の縦部材1aに沿ってスライド可能に設けた操作部(図示省略)を操作することで行える。
図8は、本歩行補助具22を複数台収容するステーション28の例を示している。このステーション28には、歩行補助具22の両側をガイドする一対のガイドバー29,29と、歩行補助具22の左右の前輪4,4の内寸と同じピッチで地面から立ち上げた一対の前輪規制レール30,30を有している。
本ステーション28に歩行補助具22を出し入れする際には、前輪規制レール30,30により前輪4,4の旋回が規制されるため、先に述べたストッパー27を設けることなく、前輪4,4の衝突を防止して円滑に出し入れできる。
以上に述べたように本歩行補助具22は、後輪11,11が取付けられる他方のフレーム2の左右の縦部材2a,2a間に、一方のフレーム1の左右の縦部材1a,1aの間隔及び左右の前輪4,4の間隔よりも広い空間13が設けてあることで、歩きやすい上に、その空間13に後方から別の歩行補助具22の一方のフレーム1及び前輪4,4を挿入することで、複数台の歩行補助具22,22,…を前後方向にスタッキングすることができ、使い勝手がよい。また本歩行補助具22は、荷物を入れることのできる収納部14を備えているので、利便性が向上すると共に、収納部14を側面視平行四辺形状とすることで、スタッキング効率を高めることができ、且つ収納部14が歩くときに邪魔にならない。また、収納部14の天面17が収納部14の蓋と座部を兼ねているので、歩くのに疲れたら収納部14に腰かけて休むことができ、そのときに収納部14に入れた荷物を盗まれる心配がない。さらに本歩行補助具22は、立上がり補助部24,24を備えているので、立上がり補助部24,24に手を掛けることで楽に立ち上がることができる。本歩行補助具22は、フレーム1,2の構成が直線的でシンプルであるため、意匠性に優れ、且つ製作も容易である。
本歩行補助具22は、一方のフレーム1が一対の縦部材1a,1aの下端部を水平な横部材1bで連結したコの字型のフレームであり、他方のフレーム2が一対の縦部材2a,2aの上端部を水平な横部材2bで連結したコの字型のフレームであって、それら2つのコの字型のフレーム1,2を組み合わせただけのシンプルな構成であり、しかも横部材1b,2bは休憩時の背もたれや収納部14(及び後述する第2の収納部31)の取付部材を兼ねるなど、優れた配置となっている。さらに、一方のフレーム1の縦部材1a,1a間と、他方のフレーム2の縦部材2a,2a間に水平な横材20,21をそれぞれ架設することで、収納部14を取付け、座部17を支えると共に、フレームの剛性を高めている。
以上のように本歩行補助具22は、歩きやすく、荷物を入れる収納部14と、休憩時に腰かけるための座部を備えており、尚且つコンパクトで取り回しが容易なため、誰にでも使いやすく、さらに格納効率も優れているので、公共で使用するに適している。例えば、市内の何か所かに図8に示すようなステーション28を設けておき、自由に使用したり返却したりできるようにすることで、高齢者の外出を促進することができる。
図9,10は、本発明に係る歩行補助具22の第2実施形態を示している。第1実施形態と異なるのは、一方及び他方のフレーム1,2の交差部3の下方に設けた収納部14とは別に、一方及び他方のフレーム1,2の横部材1b,2bの前方に第2の収納部31を設けた点である。第2の収納部31は、合成繊維で編んだ布地等で形成され、可撓性と復元性を有するものとなっており、一方及び他方のフレーム1,2の横部材1b,2bに取付けてある。また、上部に荷物を出し入れするための開口部32が設けてある。
本実施形態の歩行補助具22も、第1実施形態のものと同様に、前後方向に複数台スタッキングすることができ、その際に第2の収納部31は前後方向に潰れるため(図11参照)、スタッキングに支障がない。歩行補助具22をスタッキングされた状態から分離すると、第2の収納部31は元の形に復元する。このように、第2の収納部31を設けることで、荷物を多く運べるので、買い物に行くのに便利である。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。フレーム1,2や収納部14,31等の具体的な形状、材質等は、適宜変更することができる。一方及び他方のフレーム1,2の縦部材1a,2a同士を連結する連結材1b,2b,20,21は、水平に架設したパイプ状のものに限らず、メッシュ状の板やX字状にクロスして架設することもでき、連結材を設ける位置は、適宜変更することができる。収納部14,31や座部、立上がり補助部24は、必須のものではなく、省略することもできる。本発明の歩行補助具は、高齢者等の歩行を補助するもの全てを含み、一般に言うところの歩行車、歩行補助車、シルバーカー等が含まれる。
1 一方のフレーム
1a 一方のフレームの縦部材
1b 一方のフレームの横部材(連結材)
2 他方のフレーム
2a 他方のフレームの縦部材
2b 他方のフレームの横部材(連結材)
3 交差部
4 前輪
8 ハンドル
11 後輪
13 空間
14 収納部
17 収納部の天面(座部)
18 収納部の底面
20,21 横材(連結材)
22 歩行補助具
24 立上がり補助部
25 重り
26 2台の歩行補助具の一方のフレームの縦部材間のスペース
31 第2の収納部(収納部)

Claims (5)

  1. 一方のフレームと他方のフレームと前輪と後輪とハンドルと収納部を備え、一方のフレームは、後側に倒れるように傾斜した一対の縦部材と、縦部材の下端部同士を連結する下端部連結材と、中間部同士を連結する中間部連結材を有し、他方のフレームは、前側に倒れるように傾斜した一対の縦部材と、縦部材の上端部同士を連結する上端部連結材と、中間部同士を連結する中間部連結材を有し、一方のフレームの一対の縦部材が中間部で他方のフレームの一対の縦部材に各々連結されており、前輪は、一方のフレームの下部に取付けてあり、後輪は、他方のフレームの下部に取付けてあり、ハンドルは、一方のフレームの上部に取付けてあり、一方のフレームの中間部連結材と他方のフレームの中間部連結材が略同じ高さに位置しており、収納部は、側面視で平行四辺形で上前側コーナー部を一方のフレームの中間部連結材に取付けてあり、下前側コーナー部を一方のフレームの下端部連結材に取付けてあり、上後側コーナー部を他方のフレームの中間部連結材に取付けてあり、他方のフレームの縦部材間に、別の歩行補助具の一方のフレーム及び前輪が挿入したときに、収納部の後側面に、別の歩行補助具の前側面が近接することを特徴とする歩行補助具。
  2. 一方のフレームの中間部連結材と他方のフレームの中間部連結材の間に跨って座部が設けてあることを特徴とする請求項1に記載の歩行補助具。
  3. 座部は開閉自在であり、収納部の蓋を兼用していることを特徴とする請求項2に記載の歩行補助具。
  4. 一方のフレームの一対の縦部材のハンドルと座部の間に立上がり補助部を設けてあることを特徴とする請求項2,3のいずれかに記載の歩行補助具。
  5. 収納部の前側に、一方のフレームの下端部連結材と他方のフレームの上端部連結材に取付けた前後方向に潰れる第2の収納部を設けてあることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の歩行補助具。
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