JPH0316657Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0316657Y2 JPH0316657Y2 JP8564687U JP8564687U JPH0316657Y2 JP H0316657 Y2 JPH0316657 Y2 JP H0316657Y2 JP 8564687 U JP8564687 U JP 8564687U JP 8564687 U JP8564687 U JP 8564687U JP H0316657 Y2 JPH0316657 Y2 JP H0316657Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- support shaft
- leg
- braking
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rehabilitation Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本案は老人等の歩行補助具に関するものであ
る。
る。
「従来の技術」
従来、歩行に不安を抱く老人や義足患者等は手
押車(うば車など)等を用いた。しかし手押車は
バスや電車等に移乗する際、折畳むことができな
いため停車場や駅に放置し、帰途において放置し
た上記手押車を用いて帰宅する。そのためバスや
電車内や目的地において用いることができない不
便があつた。
押車(うば車など)等を用いた。しかし手押車は
バスや電車等に移乗する際、折畳むことができな
いため停車場や駅に放置し、帰途において放置し
た上記手押車を用いて帰宅する。そのためバスや
電車内や目的地において用いることができない不
便があつた。
「考案が解決しようとする問題点」
本案はバスや電車内に持込み場所をとらず、杖
として用いることができ、地上では手押車として
安全に用いることのできる簡便な歩行補助具を得
ようとするものである。
として用いることができ、地上では手押車として
安全に用いることのできる簡便な歩行補助具を得
ようとするものである。
「問題点を解決するための手段」
本案は上端に把手を設け下端に車論を設けてな
る脚主杆の中程に手前側に開閉自在に配置した2
股脚の上端部を支軸により枢支し、同2股脚の両
端に制動補助輪を設けてなり、かつ上記支軸から
上記車輪までの長さが同支軸から同補助輪までの
長さより短く形成されてなる歩行補助具によつて
構成される。
る脚主杆の中程に手前側に開閉自在に配置した2
股脚の上端部を支軸により枢支し、同2股脚の両
端に制動補助輪を設けてなり、かつ上記支軸から
上記車輪までの長さが同支軸から同補助輪までの
長さより短く形成されてなる歩行補助具によつて
構成される。
「作用」
従つて地上を歩行する場合は2股脚4を手前に
開き(第1図、第2図)、把手1を把持して前方
に押して歩行する。歩行する際には制動補助輪
6,6及び前方の車輪2によつて地面に倒れるこ
となく支持され歩行の支障になることはない。又
同補助輪6,6の回転は制動されているため脚主
杆3の下端の車輪2及び補助輪6が先に転動する
ことはなく歩行者17が把手1を把持して押すこ
とによつて転動するため体重を把手1に掛けるこ
とができる。バスや電車に移乗する場合には車内
において2股脚4を支軸5を中心に折畳むと第3
図に示すように長さの大小のため上記車輪2が制
動補助輪6の直上に配置され同補助輪6が床面に
接して制動状態が保たれるため、これを杖として
体重をかけることができる。
開き(第1図、第2図)、把手1を把持して前方
に押して歩行する。歩行する際には制動補助輪
6,6及び前方の車輪2によつて地面に倒れるこ
となく支持され歩行の支障になることはない。又
同補助輪6,6の回転は制動されているため脚主
杆3の下端の車輪2及び補助輪6が先に転動する
ことはなく歩行者17が把手1を把持して押すこ
とによつて転動するため体重を把手1に掛けるこ
とができる。バスや電車に移乗する場合には車内
において2股脚4を支軸5を中心に折畳むと第3
図に示すように長さの大小のため上記車輪2が制
動補助輪6の直上に配置され同補助輪6が床面に
接して制動状態が保たれるため、これを杖として
体重をかけることができる。
「実施例」
平行杆3″,3″を連杆7,7で接続して脚主杆
3を形成し、その上端に伸縮自在杆8,8を嵌合
しネジ9で止めて固定し同杆8,8の上端に高さ
調節自在の把手1を設ける。この主杆3は下部を
ヘ字状に手前側に若干屈曲し、屈曲部3′の下端
に車輪2,2を遊支軸10によつて支持する。こ
の車輪2,2はキヤスターであつても差支えな
い。このようにした主杆3の中程に手前側に開閉
自在に形2股脚4を配置し、同中程に、同2股
脚4の上端に前方に突設した軸受板4′,4′を支
軸5,5によつて枢支するものであつて第1図、
第2図に示すように支軸5を中心に開いた際2股
脚4の上端槓杆4″が主杆3の手前側に当接して
ストツパーとなり第2図に示す開き角以上には開
かないようになつている。この軸受板4′,4′を
主杆3側に設け、これに2股脚4の上端を枢支す
る場合はストツパーを別途必要とするものであ
る。この2股脚4の幅は歩行者の足11,11が
歩行中交互に充分進入し得る程度であれば良い
が、狭い場合でも把手1を手前上方に伸長させ或
は主杆3の上部を斜上手前に延長することによつ
て足11,11が触れることはない。2股脚4の
両端には第4図に示すように水平軸12を設け、
同軸12に補助輪6を遊支し、ボス部に面接する
摩擦板13と2股脚4との間に発条14を介在さ
せることによつて同輪6を摩擦抵抗によつて制動
し、一定以上の水平押圧力が掛らないと回転しな
いようになつている。この制動力は水平軸12の
外端に螺合した螺子15で補助輪6を摺動調節す
ることにより調節することができる。尚第3図中
16で示すものは主杆3と2股脚4とのクリツプ
又は結合バンド、6′はゴムタイヤである。
3を形成し、その上端に伸縮自在杆8,8を嵌合
しネジ9で止めて固定し同杆8,8の上端に高さ
調節自在の把手1を設ける。この主杆3は下部を
ヘ字状に手前側に若干屈曲し、屈曲部3′の下端
に車輪2,2を遊支軸10によつて支持する。こ
の車輪2,2はキヤスターであつても差支えな
い。このようにした主杆3の中程に手前側に開閉
自在に形2股脚4を配置し、同中程に、同2股
脚4の上端に前方に突設した軸受板4′,4′を支
軸5,5によつて枢支するものであつて第1図、
第2図に示すように支軸5を中心に開いた際2股
脚4の上端槓杆4″が主杆3の手前側に当接して
ストツパーとなり第2図に示す開き角以上には開
かないようになつている。この軸受板4′,4′を
主杆3側に設け、これに2股脚4の上端を枢支す
る場合はストツパーを別途必要とするものであ
る。この2股脚4の幅は歩行者の足11,11が
歩行中交互に充分進入し得る程度であれば良い
が、狭い場合でも把手1を手前上方に伸長させ或
は主杆3の上部を斜上手前に延長することによつ
て足11,11が触れることはない。2股脚4の
両端には第4図に示すように水平軸12を設け、
同軸12に補助輪6を遊支し、ボス部に面接する
摩擦板13と2股脚4との間に発条14を介在さ
せることによつて同輪6を摩擦抵抗によつて制動
し、一定以上の水平押圧力が掛らないと回転しな
いようになつている。この制動力は水平軸12の
外端に螺合した螺子15で補助輪6を摺動調節す
ることにより調節することができる。尚第3図中
16で示すものは主杆3と2股脚4とのクリツプ
又は結合バンド、6′はゴムタイヤである。
「効果」
本案は上述のように構成したので地上歩行時に
おいて把手を把持し、これを押して安全に歩行し
制動作用により自走事故を防止し得るばかりでな
くバスや電車内では杖状に折畳んで携行しかつ補
助車輪の制動作用によつて体を支持し得る便益が
ある。
おいて把手を把持し、これを押して安全に歩行し
制動作用により自走事故を防止し得るばかりでな
くバスや電車内では杖状に折畳んで携行しかつ補
助車輪の制動作用によつて体を支持し得る便益が
ある。
第1図は本案の歩行補助具を示す斜視図、第2
図は同補助具の側面図、第3図は折畳状態の側面
図、第4図は制動部の拡大縦断面図である。 1……把手、2……車輪、3……脚主杆、4…
…2股脚、5……支軸、6……制動補助輪。
図は同補助具の側面図、第3図は折畳状態の側面
図、第4図は制動部の拡大縦断面図である。 1……把手、2……車輪、3……脚主杆、4…
…2股脚、5……支軸、6……制動補助輪。
Claims (1)
- 上端に把手を設け下端に車輪を設けてなる脚主
杆の中程に手前側に開閉自在に配置した2股脚の
上端部を支軸により枢支し、同2股脚の両端に制
動補助輪を設けてなり、かつ上記支軸から上記車
輪までの長さが同支軸から同補助輪までの長さよ
り短く形成されてなる歩行補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8564687U JPH0316657Y2 (ja) | 1987-06-01 | 1987-06-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8564687U JPH0316657Y2 (ja) | 1987-06-01 | 1987-06-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63195838U JPS63195838U (ja) | 1988-12-16 |
JPH0316657Y2 true JPH0316657Y2 (ja) | 1991-04-10 |
Family
ID=30941241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8564687U Expired JPH0316657Y2 (ja) | 1987-06-01 | 1987-06-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0316657Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008220642A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Zojirushi Baby Kk | 歩行補助器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6418567B2 (ja) * | 2014-03-14 | 2018-11-07 | 三協立山株式会社 | 歩行補助具 |
-
1987
- 1987-06-01 JP JP8564687U patent/JPH0316657Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008220642A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Zojirushi Baby Kk | 歩行補助器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63195838U (ja) | 1988-12-16 |
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