JP6415257B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関し、電子写真方式を用いた複写機、レーザビームプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に好適なものである。
電子写真方式の画像形成装置では、未定着像として帯電した現像剤(トナー)像を記録材上に静電的に転写させた後、定着装置で加熱して定着させることにより印字動作が行われる。
ここで、高温多湿の環境下で記録材の定着を行うと、記録材に含まれていた水分が加熱されて水蒸気になり、周囲の搬送路に結露することがある。その水滴が記録材に付着すると記録材を濡らしてしまうため、搬送路に不織布などの吸水性のシート部材を張り付けることが提案されている(特許文献1)。
特開2007−86509号公報
しかしながら、近年、装置の小型化及びファーストプリントタイムの短縮化が求められており、それを達成する一つの手段として転写部から排紙部までの距離を短く設計する場合がある。そのような場合、記録材後端が転写部でトナーの転写をされていると同時に、記録材先端では定着装置によって加熱定着を受けることとなる。
また、装置の小型化のために、定着部材と定着フレームの空間距離をますます小さくする必要が出てきている。そのような構成において、特許文献1のように仮に搬送路に吸水部材を設置したとしても、定着部材近傍の定着フレームに水滴が付着し、成長してしまうと、導電性の定着部材と導電性の定着フレーム間が水滴を介して電気的に導通してしまう可能性がある。定着フレームは多くの場合に本体フレームを介して接地されているため、高温多湿環境で通紙すると、転写部から記録材を伝って転写電流が漏れてしまい、転写部において十分な転写電流を確保できなくなる。その結果、転写部において画像不良を発生させる可能性がある。
これを、より具体的に図8を用いて説明する。図8(a)は、導電性加圧ローラ32を接地抵抗R1を介して接地した従来例を示している。13は二次転写ローラ、7は中間転写ベルト、30は定着フィルムユニット、32は加圧ローラ、37は定着フレーム、26は転写電源、Pは記録材である。
高温多湿下の環境では、印加された電圧に従って所定の転写電流Itrが流れるが、高温多湿の環境中に放置された記録材Pは抵抗が低くなっており、中間転写ベルト7の方向だけでなく、電流の一部は逃げ電流Ipのように記録材Pを伝って流れていく。この逃げ電流が大き過ぎると、二次転写部で転写不良を起こす。そこで、導電性の部材である加圧ローラ32を接地する場合、ある程度抵抗の高い接地抵抗として抵抗R1を設置している(図8(b))。
ここで,高温多湿環境下において放置された記録材を連続通紙した場合、図8(b)のように、記録材中に含まれる水分が大量に水蒸気となり、拡散すると共に冷やされて水滴となる。定着フレーム37に水滴Mが付着して成長し、加圧ローラ32表面と接触してしまうと、加圧ローラ32と定着フレーム37が水滴Mを介して電気的に接続された状態となってしまう。このような状態では、加圧ローラ32の接地抵抗R1が機能しなくなるため、転写電流Ipが記録材Pを介して大量に逃げてしまい、転写不良が発生する。
本発明の目的は、記録材を介して導電性の定着部材が導電性の筐体と電気的に接続されることで転写不良が発生する可能性を低減する画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、記録材に未定着トナー像を形成する画像形成部と、弾性層と前記弾性層の周囲に設けられた離型層とを有する第1の回転体と、前記第1の回転体に接触してニップ部を形成する第2の回転体と、前記第1の回転体のラジアル方向において前記離型層と離れており前記第1の回転体に対向する筐体と、を有し、前記ニップ部で前記未定着トナー像を担持する記録材を搬送しながら加熱して前記未定着トナー像を記録材に定着する定着部と、を備える画像形成装置において、前記第1の回転体の前記離型層及び前記筐体は導電性を有し、前記筐体の前記第1の回転体に対向する側の面に付着し重力により垂れ下がる水滴が前記第1の回転体の表面と接触することによって、前記第1の回転体の前記離型層と前記筐体が電気的に導通しないように、前記筐体の前記第1の回転体と対向する側の面に絶縁部材が設けられていることを特徴とする。
本願発明によれば、記録材を介して導電性の定着部材が導電性の筐体と電気的に接続されることで転写不良が発生する可能性を低減する画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る定着装置を搭載した画像形成装置の構成を説明するための断面模式図である。 第1の実施形態に係る定着装置の構成を説明するための断面模式図である。 第1の実施形態に係る絶縁部材の取り付け領域を説明するための図である。 定着フレームに付着可能な水滴の大きさを説明するための図である。 第1の実施形態に係る絶縁部材の作用効果を説明するための図である。 第2の実施形態に係る絶縁部材の作用効果を説明するための図である。 第3の実施形態に係る絶縁部材の作用効果を説明するための図である。 従来の定着装置を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
《第1の実施形態》
(画像形成装置)
本実施形態に係る画像形成装置Aは、記録材に未定着像を転写する転写部を備えた画像形成部と、未定着像を定着する定着部(定着装置)と、を有する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置Aを長手方向から見た断面の模式図である。ここで、長手方向とは、記録材搬送路面において記録材搬送方向に直交する方向である。1Y、1M、1C、1Bkは感光層を有する感光ドラムで、2Y、2M、2C、2Bkは感光ドラム1Y、1M、1C、1Bkを帯電するための帯電ローラである。3Y、3M、3C、3Bkは、それぞれY、M、C、Bkのトナーで現像するための現像ローラである。
画像形成部において、感光ドラム1Y、1M、1C、1Bkは、それぞれ矢印方向に回転しながら、帯電ローラ2Y、2M、2C、2Bkによってそれぞれ表面が一様に帯電される。さらに、感光ドラム1Y、1M、1C、1Bkは、露光装置4Y、4M、4C、4Bkから発せられたレーザー光5Y、5M、5C、5Bkにより、表面が露光され潜像が形成される。感光ドラム1Y、1M、1C、1Bk上の潜像は、それぞれ現像ローラ3Y、3M、3C、3BkによってY、M、C、Bkの各色のトナーによって現像され、未定着像である現像剤(トナー)像が形成される。
感光ドラム1Y、1M、1C、1Bkの対向側には、ベルト支持部材6a、6b、6cに掛け渡された中間転写ベルト7が配設されている。中間転写ベルト7の内側には、中間転写ベルト7を感光ドラム1Y、1M、1C、1Bk側に押圧する一次転写ローラ8Y、8M、8C、8Bkが配設される。各感光ドラム1Y、1M、1C、1Bk上に形成されたトナー像は、バイアス印加された一次転写ローラ8Y、8M、8C、8Bkによって中間転写ベルト7上に順次一次転写される。
給紙カセット9に積載されている記録材Pは、半月状の給紙ローラ10により給紙され、分離ローラ対11によって1枚に分離された後、レジストローラ対12まで搬送されて、一旦停止される。ベルト支持部材6bの対向側には、中間転写ベルト7上に形成されたトナー像(未定着像)を記録材に転写するための転写部として二次転写ローラ13が配置される。二次転写ローラ13は外径8mmのニッケルメッキ鋼棒に、体積抵抗108Ω・cm、厚み5mmに調整したNBRとエピクロルヒドリンゴムを主成分とする発泡スポンジ体で覆った外径18mmのものを用いている。
転写電源26は、二次転写ローラ13に接続され、不図示のトランスから出力された二次転写電圧を二次転写ローラ13に供給する構成となっている。二次転写電圧は、画像形成装置の制御ICである不図示のCPUにより、予め設定されたコントロール電圧と実際の出力値であるモニター電圧との差分をトランスにフィードバックすることで、二次転写電圧を略一定に制御している。転写電源26は、100[V]から4000[V]の範囲の出力が可能である。
中間転写ベルト7上に形成されたトナー像が二次転写ローラ13とベルト支持部材6bによって形成される二次転写ニップに到達するタイミングに同期して、停止していた記録材Pはレジストローラ対12によって二次転写ニップに供給される。そして、二次転写ローラ13に二次転写バイアスが印加され、中間転写ベルト7上のトナー像が記録材P上に転写される。トナー像が転写された記録材Pは、中間転写ベルト7から分離されて定着装置14に送られて加熱、加圧され、記録材P表面にトナー像が溶融固着される。これにより、4色のフルカラー画像が得られる。
一次転写において、中間転写ベルト7に転写されないで各感光ドラム1Y、1M、1C、1Bk上に残った一次転写残トナーは、ブレードを用いた感光ドラムクリーニング部材15Y、15M、15C、15Bkによって除去、回収される。二次転写において記録材Pに転写されないで中間転写ベルト7上に残った二次転写残トナーは、ブレードを用いた中間転写ベルトクリーニング部材16によって除去、回収される。そして、定着部としての定着装置14で定着された記録材Pは、排紙ローラ対17によって排紙トレイ18に排出され画像形成は終了する。
なお、本実施形態では、記録材として記録紙を説明するが紙に限定されるものではない。一般に、記録材とは、画像形成装置によってトナー像が形成されるシート状の部材であり、例えば、定型或いは不定型の普通紙、厚紙、薄紙、封筒、葉書、シール、樹脂シート、OHPシート、光沢紙等が含まれる。なお、上述した実施形態では、便宜上、記録材(シート)Pの扱いを通紙、排紙、給紙、通紙部、非通紙部などの用語を用いて説明するが、これによって本発明における記録材が紙に限定されるものではない。
(定着部(定着装置))
本実施形態では、未定着像を定着する定着部(定着装置)の一例としてフィルム定着方式の定着装置を用いる。但し、例えば熱ローラ方式など他の方式の定着装置であっても本発明は適用可能である。図2は、定着装置14のフィルムユニット及び加圧ローラ部を長手方向から見た断面の模式図である。
30はフィルムユニットで、可撓性を有する筒状の加熱部材としてのフィルム(第2の回転体)31を含む。32は加圧部材としての加圧ローラ(第1の回転体)で、フィルム31に対向する対向体として回転体であるフィルム31と共にニップ部(定着ニップ)を形成する。このフィルムユニット30と加圧ローラ32は、ヒータ33がフィルム31を介して加圧ローラ32に対向する向きで配設してある。 画像形成装置の転写部である上述した二次転写ニップで未定着トナー像が形成された記録材は、定着ニップで挟持搬送されて加熱定着される。
1)加圧ローラ
加圧ローラ32は、芯金32aと、芯金32aの外側に形成した弾性層32bと、弾性層32bの外側に形成した離型性層32cと、を有し、表面が導電性のローラである。弾性層32bの材質としては、シリコーンゴムやフッ素ゴム等が用いられる。離型層32cの材質としては、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)などのフッ素樹脂等が用いられる。
本実施形態では、ステンレス鋼製の外径11mmの芯金32a上に射出成形により厚み約3.5mmのシリコーンゴム層32bを形成し、その外側に厚み約40μmのPFA樹脂チューブ32cを被覆した加圧ローラ32を用いた。本実施形態における加圧ローラ32の外径は、18mmである。この加圧ローラ32の硬度は、ASKER−C硬度計で9.8Nの加重において、定着ニップNの確保や耐久性などの観点から、40°〜70°の範囲が望ましい。本実施形態においては、54°にしている。
この加圧ローラ32は、芯金32aの長手方向の両端で、それぞれ軸受部材を介して回転可能に支持させている。加圧ローラ32は、芯金32aと、ゴム層としてのシリコーンゴム層32bと、離型層としてのPFA樹脂チューブ32cを備える。そして、PFA樹脂チューブ32cには、導電性のカーボンフィラーが添加されており、ローラとしての芯金と表層間の実抵抗は10kΩ程度である。また、転写電流Itrの逃げ電流Iを抑制するために、本実施形態においても加圧ローラ32の接地抵抗として1GΩの抵抗R1を介して接地している。この加圧ローラ32のゴム層32bの長手幅は、226mmである。
2)フィルムユニット
フィルムユニット30は、フィルム31、フィルム31の内面に接触する板状のヒータ33、ヒータ33を支持する支持部材34、更に、支持部材34を補強する加圧ステイ35を有する。
フィルム31は、基層と、基層の外側に形成された弾性層と、弾性層の外側に形成された離型層と、を有し、筒状の可撓性部材である。本実施形態のフィルム31は内径18mmであり、基層として厚み60μmのポリイミドの基材を、弾性層としての厚み約150μmのシリコーンゴム層を、離型層としての厚み15μmのPFA樹脂チューブを、用いている。支持部材34は剛性・耐熱性・断熱性を有する部材であり、液晶ポリマーにより形成されている。この支持部材34は、支持部材34に外嵌したフィルム31の内面を支持する役割と、ヒータ33を一方の面を支持する役割と、を有する。
ヒータ33は、アルミナの基板上に、銀・パラジウム合金等による発熱抵抗体をスクリーン印刷等によって形成し、さらに発熱抵抗体に銀等による電気接点部を接続してなる。発熱抵抗体の上に保護層としてのガラスコートを形成することにより、発熱抵抗体を保護し、フィルム31との摺動性を向上させている。本実施形態のヒータ33の基板は記録材搬送方向の長さが5.8mm、厚みが1.0mmの直方体のアルミナである。なお、フィルム31の内面には耐熱性を有するグリスが塗布されており、フィルム31の摺動性が向上している。また、ヒータ33裏面にはサーミスタ36が取り付けられている。
次に、加圧ステイ35は、フィルムユニット30の曲げ剛性を高めるために、その断面がU字型の形状であり、板厚1.6mmのステンレス鋼を曲げ加工して形成されている。加圧ステイ35、支持部材34を介してヒータ33がフィルム31を挟んで加圧ローラ32に対して押圧され、6.2mm程度の定着ニップNが形成される。本実施形態では、フィルム31と加圧ローラ32との圧接力が総圧で180Nである。
定着装置14の動作時には、加圧ローラ32の駆動ギアに不図示の駆動源から回転力が伝達されて、加圧ローラ32が図1において時計方向に所定の速度で回転駆動される。これにより、図1に示すように、フィルム31はヒータ33の一面に接触しながら摺動し反時計方向に加圧ローラ32の回転に従動して回転する。
フィルム31が回転して、ヒータ33に対する通電がなされ、ヒータ33のサーミスタ36の検知温度が目標温度に到達した状態で記録材Pが入口ガイド38に沿って導入される。定着ニップ(ニップ部)Nにおいて記録材Pのトナー画像tを担持する面がフィルム31に密着して、フィルム31と共に定着ニップNを挟持搬送される。この搬送過程において、記録材P上の未定着トナー画像tが記録材P上に加熱及び加圧され定着される。定着ニップNを通過した記録材Pは、フィルム31の面から曲率分離して排出され、排紙ローラ対17により機外に排出される。
3)転写部から定着ニップ(ニップ部)までの距離
本実施形態では、転写部から定着ニップ(ニップ部)Nまでの距離は50mmである。そのため、通常のA4サイズやレターサイズの記録材Pを通紙する際には、記録材Pの後端が画像を転写する転写部の二次転写ローラ13によってトナーtを転写されると同時に、記録材Pの先端は定着装置14によって定着されることになる。すなわち、未定着像が転写される転写部の位置とニップ部(定着ニップN)の位置との間の搬送方向長さより長い記録材が存在する。
(絶縁部材)
図3aは図2の定着装置14の定着フレーム37部の図である。図3bは定着フレーム37の斜視図である。図2、図3を用いて、本実施形態の特徴である絶縁部材25の配置構成について説明する。本実施形態における絶縁部材25は、表面が導電性の加圧ローラ(第1の回転体)32の表面と導電性の筐体である定着フレーム37との間で導通しないように、加圧ローラ32の表面と定着フレーム37との間に設けられるものである。
ここで、本実施形態の定着フレーム37は、厚み0.6mmのジンコート鋼板を用いており、導電性の筐体となっている。本実施形態の絶縁部材25は、耐熱性のある厚み0.2mmのポリカーボネート樹脂を用いており、両面テープで定着フレーム37に接着されている。そして、本実施形態においては、加圧ローラ32の表面から上面の定着フレーム37aまでの最短距離L1(図3(a))は3.0mm、加圧ローラ32の表面から背面の定着フレーム37bまでの最短距離L2(図3(a))は2.0mmである。
これにより、導電性である加圧ローラ32と絶縁部材25との間隔は、加圧ローラ32に対向する定着フレーム37に付着可能な最も大きい水滴の付着面から加圧ローラ32に至る長さより短いものとなる。
絶縁部材25を設置する位置としては、長手方向には水滴の発生源である記録材Pの最大通紙可能幅216mmよりも広い方が望ましく、更には加圧ローラ32のゴム層の幅226mmより広い方が望ましい。本実施形態では、絶縁体上面25aの長手幅D1(図3(b))を232mm、絶縁体背面25bの長手幅D2(図3(b))を236mmとした。縦断面方向の位置としては、加圧ローラ32表層と最も近い定着フレーム37上の上面の点37c(図3(a))および背面の点37d(図3(a))を含むように絶縁体を設けるのが望ましい。
さらに、その幅は、絶縁部材25に付着可能な最大の水滴が加圧ローラ32に接するとした際でも、その水滴の裾野が絶縁部材25内に収まるような幅よりも広い幅とすることがより望ましい。すなわち、絶縁部材25が占める領域の大きさは、絶縁部材25に付着可能な最も大きい水滴が導電性である加圧ローラ32の表面に接した場合の水滴の絶縁部材25の位置における付着領域より大きいことがより望ましい。
なお、本実施形態では、縦断面方向の幅としては、絶縁部材25を定着フレーム37のほぼ全面に張っている。すなわち、絶縁部材25が占める領域の大きさは、導電性である加圧ローラ32の表面に対向する導電性の筐体である定着フレーム37の領域の大きさに等しい。
(絶縁部材の作用)
本実施形態では、導電性の加圧ローラ32と導電性の定着フレーム37間が絶縁部材25により絶縁されるため、たとえ水滴の付着が起きたとしても、二次転写電流がリークする可能性を低減することができる。
図4は、本実施形態の作用を説明するための模式図である。図4は絶縁部材25を張り付けていない場合の、定着フレーム37単体の縦断面図である。尚、加圧ローラ32が本来取り付けられる位置を点線で示している。本実施形態で用いた定着フレーム37において、定着フレーム上面37aに付着可能な水滴M1の最大高さH1は3.5mm程度、ピークから水滴M1の裾野までの最大幅I1およびI2は5mm程度である。
定着フレーム背面37bに付着可能な水滴M2の最大高さH2は2.5mm程度、ピークから水滴M2の裾野までの最大幅I3は5mm程度、I4は1.5mm程度である。重力によって水滴Mが垂れ下がる形状になるため、水滴Mの付着する位置によってその最大高さも異なる。尚、それ以上に水滴Mが大きくなると、重力によって自然落下する。
前述のように、本実施形態においては、加圧ローラ32の表面から上面の定着フレーム37aまでの最短距離L1は3.0mm、加圧ローラ32の表面から背面の定着フレーム37bまでの最短距離L2は2.0mmである。付着可能な水滴Mの最大高さが、加圧ローラ32表面と定着フレーム上面37aあるいは背面37bとの距離よりも大きい。そのために、水滴Mの付着する位置によっては、水滴Mが成長して加圧ローラ32に触れることによって、加圧ローラ32から定着フレーム37までの電気的な導通経路ができてしまい、記録材を通じて転写電流がリークしてしまう。
それに対し、本実施形態では、絶縁部材25が定着フレーム上面37aおよび背面37bに取り付けられている。そのため、仮に絶縁部材25上に水滴が成長して、加圧ローラ32表面に水滴が接触したとしても、加圧ローラ32表面と定着フレーム上面32aが電気的に導通することがない。
ここで、図5を用いて、本実施形態の効果を発揮するために必要な絶縁部材25の面積を考える。図5(a)は絶縁部材25の幅W1、W2、W3、W4を、絶縁部材25に付着可能な最大の水滴が加圧ローラ32表面と接するとした場合の、水滴の裾野の位置とほぼ同等の幅とした場合である。
本実施形態で用いた絶縁部材25に対して、絶縁部材上面37aに付着可能な水滴M1の最大高さH1は3.2mm程度、ピークから水滴M1の裾野までの最大幅I1およびI2は5mm程度である。絶縁部材背面37bに付着可能な水滴M2の最大高さH2は2.5mm程度、ピークから水滴M2の裾野までの最大幅I3は4.5mm程度、I4は1.5mm程度である。尚、この水滴の形状は主に絶縁部材と水滴の表面張力、絶縁部材と水滴間の界面張力、水滴の重力方向によって決められる。
この付着可能な水滴M1、M2が加圧ローラ32表面に接した場合でも、加圧ローラ32と定着フレーム37が水滴M1、M2を介して導通しないようにするために、筆者らが検討した結果は、以下の通りである。すなわち、図5(a)における上面の絶縁部材25aの幅はW1=W2=9.0mm、背面の絶縁部材25bの幅はW3=8.5mm、W4=6.5mm以上であった。
ただし、絶縁部材上に僅かに付着した他の水滴と連結することによって加圧ローラ32と定着フレーム37が導通するリスクは残っているため、より好ましくはそれぞれ5mm程度幅方向に長く設置すると良い。本実施形態においては、上面定着フレーム37aの全面、および背面定着フレーム37bの下1mmを残した全面としている。具体的にはW1=9.0mm、W2=11.0mm、W3=12.0mm、W4=11.0mmとしている。
以上述べたように、絶縁部材25の幅を所定の幅以上にすることで、仮に絶縁部材25に付着可能な最大の水滴が付着したとしても、加圧ローラ32表面と定着フレーム37が同時に同一の水滴に触れる可能性を低減させることができる。仮にこの幅よりも絶縁体の幅が狭い場合には、図5(b)のように、加圧ローラ32表面と接した水滴M1の裾野が、露出した定着フレーム37まで届いてしまい、水滴M1の位置と大きさによっては加圧ローラ32と定着フレーム37の導通が起きてしまう。
よって、上下流両側ともに、加圧ローラ32と接する最大の水滴の裾野が定着フレーム37に接しないだけの十分に広い幅の絶縁部材25を取り付けることが望ましい。
以上、本実施形態によれば、転写部からの距離が通紙可能な最大長さ以下の位置に、導電性の加圧部材を設置した定着装置において、加圧ローラと定着フレーム間が絶縁されるため、水滴によって転写電流がリークする可能性を低減することができる。尚、本実施形態では絶縁部材としてシート状の絶縁部材を用いたが、表面に凹凸を設けるなど形状を変更したものを絶縁部材として用いても良い。
《第2の実施形態》
本実施形態は、絶縁部材として、第1の実施形態におけるポリカーボネート系の樹脂ではなく、フッ素樹脂であるPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)テープを用いたものである。本実施形態と第1の実施形態とで異なる部分は、絶縁部材25の材質のみであり、その他の画像形成装置及び定着装置の構成は第1の実施形態と同様であるため省略する。
本実施形態の特徴について、図6に基づいて説明する。本実施形態では、絶縁部材として、厚みが0.1mmであるPTFEテープを用いた。本実施形態では絶縁部材の純水に対する接触角が、第1の実施形態で用いたポリカーボネートよりも大きい。第1の実施形態で用いた絶縁部材は純水に対する接触角が75°程度であるのに対し、本実施形態の絶縁部材では90°以上(具体的には105°程度)である。
第1の実施形態の絶縁部材では、加圧ローラと定着フレームが一つの水滴によって短絡されてしまうことは防ぐことができる。ただし、図6(b)のように、絶縁部材上に付着した水滴がわずかに残り、その残った水滴同士と加圧ローラに接触した水滴がつながることで、加圧ローラと定着フレームの導通がされてしまう可能性が残っていた。
本実施形態では、純水に対する接触角が90°を超えるような撥水性の高いフッ素樹脂を用いることで、水滴が落下し易くなるため、絶縁部材に付着可能な水滴の最大高さが小さくなる。また、絶縁部材上に残った水滴をその表面張力によって孤立させることができるため、水滴同士が連結することによって、加圧ローラと定着フレーム間の導通がとれてしまう可能性をより低減させることができる。
以上のように、本実施形態では、より撥水性の高い材質を絶縁部材として用いることで、より転写不良が発生する可能性を低減させることができる。尚、本実施形態では絶縁部材としてPTFEテープを用いたが、例えば第1の実施形態で用いた絶縁部材にフッ素コートを施すなどしたものを絶縁部材として用いても良い。
《第3の実施形態》
本実施形態では、絶縁部材として第1の実施形態で用いた絶縁部材上に、さらに吸水部材として不織布を張り付けたものを用いている。本実施形態と第1の実施形態とで異なる部分は絶縁部材25の幅と不織布27のみであり、その他の画像形成装置及び定着装置の構成は第1の実施形態と同様であるため省略する。
本実施形態の特徴について、図7に基づいて説明する。本実施形態では、絶縁部材として、第1の実施形態で用いた厚みが0.2mmであるポリカーボネート樹脂を用いた。さらに、その上に、不織布として、厚み0.25mmのヒメロン(アンビック株式会社 登録商標)を両面テープを用いて張り付けた構成とした。
本実施形態では、不織布27を絶縁部材25上に備えることで、水滴を吸収する効果があるため、水滴が絶縁部材25上で大きく成長しにくくなる。すなわち、絶縁部材25上に付着し得る最大の水滴の高さおよび幅が小さくなるため、絶縁シートの幅を小さくすることができる。本実施形態では、絶縁部材25の幅を、W1=W2=W3=W4=7.0mm、不織布27の幅を、N1=N2=N3=N4=5.0mmとした。
尚、長手方向の絶縁部材25の全幅は、第1の実施形態と同様とし、不織布27の全幅は絶縁体上面25aの長手幅を228mm、絶縁体背面25bの長手幅を232mmとした。尚、絶縁部材25よりも不織布27の方が面積が小さいのは、不織布27自体は元来絶縁性であるものの、水を含むために導電性になるため、張り付け公差を含めて不織布27を絶縁部材25内に収める必要があるためである。
以上、本実施形態のように不織布27を絶縁部材25上に張り付けることによって、水滴によって転写電流がリークする恐れを低減しつつ、絶縁部材25の面積を小さくすることができる。特に、定着フレームの絶縁部材を張り付け可能な領域に制約がある場合などに有効である。
(変形例)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
(変形例1)
上述した実施形態では、第1の回転体として加圧ローラが導電性であって、この加圧ローラに対向して導電性の筐体が設けられるものとして、導電性の加圧ローラと導電性の筐体の間に絶縁部材を設けることを示したが、本発明はこれに限られない。第1の回転体としてフィルムが導電性であって、このフィルムに対向して導電性の筐体が設けられるものとして、導電性のフィルムと導電性の筐体の間に絶縁部材を設けるものであっても良い。
また、ニップ部を形成する第1の回転体と第2の回転体の両方が導電性であって、夫々導電性の筐体に対向する場合、導電性の第1の回転体と導電性の筐体の間に、また導電性の第2の回転体と導電性の筐体の間に、それぞれ絶縁部材を設けるものであっても良い。
(変形例2)
上述した実施形態では、加圧体としての加圧ローラが回転体としてのフィルムを加圧する場合を示したが、本発明はこれに限定されず、加圧体としてでなく対向体としてフィルムから加圧される場合にも同様に適用できる。
(変形例3)
また、上述した実施形態では、加熱部材としてのフィルムはヒータによって加熱されるものであったが、本発明はこれに限らず、ハロゲンランプにより加熱されるもの、電磁誘導方式で発熱するもの、フィルムに通電することで発熱するもの等であっても良い。
(変形例4)
上述した実施形態では、未定着トナー像をシートに定着する定着装置を例に説明したが、本発明は、これに限らず、画像の光沢を向上させるべく、シートに仮定着されたトナー像を加熱加圧する装置(この場合も定着装置と呼ぶ)にも同様に適用可能である。
また、本発明に係る画像形成装置は、定着部としての定着装置が画像形成装置の内部に固設されているものに限らず、ユニット化されて画像形成装置の外部へ取り外し交換できるものであっても良い。
25・・絶縁部材、31・・定着フィルム、32・・加圧ローラ、37・・定着フレーム

Claims (12)

  1. 記録材に未定着トナー像を形成する画像形成部と、
    弾性層と前記弾性層の周囲に設けられた離型層とを有する第1の回転体と、前記第1の回転体に接触してニップ部を形成する第2の回転体と、前記第1の回転体のラジアル方向において前記離型層と離れており前記第1の回転体に対向する筐体と、を有し、前記ニップ部で前記未定着トナー像を担持する記録材を搬送しながら加熱して前記未定着トナー像を記録材に定着する定着部と、
    を備える画像形成装置において、
    前記第1の回転体の前記離型層及び前記筐体は導電性を有し、
    前記筐体の前記第1の回転体に対向する側の面に付着し重力により垂れ下がる水滴が前記第1の回転体の表面と接触することによって、前記第1の回転体の前記離型層と前記筐体が電気的に導通しないように、前記筐体の前記第1の回転体と対向する側の面に絶縁部材が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の回転体は加圧ローラであり、前記第2の回転体は前記未定着トナー像と接触する回転体であり、前記第2の回転体は、その内部空間に熱源を有する又は前記第2の回転体そのものが熱源であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記離型層は、導電性のカーボンフィラーが添加されたフッ素樹脂で形成されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の回転体はフィルムであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の回転体と前記絶縁部材との間隔は、
    前記筐体に付着可能な最も大きい水滴の付着面から前記第1の回転体に至る長さより短いことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記絶縁部材が占める領域の大きさは、前記絶縁部材に付着可能な最も大きい水滴が前記第1の回転体の表面に接した場合の前記水滴の前記絶縁部材の位置における付着領域より大きいことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記絶縁部材の前記第1の回転体の長手方向における幅は前記弾性層の幅よりも広いことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記絶縁部材は、ポリカーボネート樹脂から成ることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記絶縁部材の上に前記絶縁部材の面積よりも小さい面積の不織布を設けたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記絶縁部材は、フッ素樹脂から成ることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記絶縁部材の純水に対する接触角は90°以上であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項または請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記画像形成部は記録材に未定着像を転写する転写部を備え、
    前記記録材は、前記転写部の位置と前記ニップ部の位置との間の搬送方向長さより長いことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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