JP7321702B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートに画像形成を行う画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置においては、転写材にトナー像を転写した後、シートに熱と圧力を加えることによってトナー像を定着し、最後にトナー像が定着されたシートを排出装置により排紙トレイ上に排出する。
ところで、定着工程において、加熱部材により加熱されることによりシートに吸収されていた水分が蒸発し、水蒸気や湯気となる。特に、高湿度環境で放置されたような吸水率の高いシートを大量、且つ、連続的に搬送すると、発生した水分が加熱部材近傍にある部材に水滴として付着し易い。
また、発生した水滴が搬送経路上の搬送手段に付着すると、搬送手段からシートに水滴が付着することとなる。特に、搬送手段を構成するローラに水滴が付着すると、水滴がシートに付着し、ジャムの発生やシートのしわの発生を誘発し、シートに定着されたトナー像に影響を与える虞がある。
特許文献1には、搬送手段を構成する排紙ローラに水滴を吸収する吸水部材を当接させる構成が開示されている。
特開2010-128300号公報
しかしながら、特許文献1の構成は、排紙ローラなどの回転体に吸水部材を直接接触させる構成であり、柔らかい吸水部材が削れた場合、吸水性を維持できない可能性があった。また、吸収部材を接触させているローラが直動する構成であった場合、シートの厚みにより、吸収部材のつぶれ量が異なり、吸水性にばらつきが生じる可能性がある。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、吸収部材の吸水性能の低下を抑制することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明は、トナー像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段からシートに転写されたトナー像をシートに定着させる定着手段と、シート搬送方向において前記定着手段の下流側に配置され、シートを搬送するためにシートに接触し回転する回転体を備える搬送手段と、前記搬送手段に付着した水滴を除去するための除去手段と、を有する画像形成装置において、前記除去手段は、弾性を備え前記回転体と接触するシート部材と、前記シート部材の厚みより厚く前記シート部材を介して前記回転体に対向するように配置され、水滴を吸収するための吸収部材と、を備え、前記シート部材によって前記回転体から除去した水滴を前記吸収部材によって吸収し、前記搬送手段は、前記回転体として設けられる従動コロを支持し、且つ、搬送されるシートを案内する搬送ガイドと、前記従動コロと搬送ニップ部を形成する駆動ローラと、を備え、前記シート部材は、一端側に前記吸収部材が貼り付けられ、他端側が前記搬送ガイドに固定され、前記シート部材は、前記一端側が前記回転体に対して下方から接触するように前記他端側が前記搬送ガイドに固定され、前記吸収部材は、前記シート部材の下方に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、吸収部材の吸水性能の低下を抑制することが可能である。
実施例1に係る画像形成装置の構成を示す断面図。 (a)反転搬送部周辺の断面図。(b)反転搬送部周辺の拡大図。 実施例1に係る搬送ガイドの斜視図。 (a)除去ユニットの斜視図、(b)除去ユニットの断面図。 (a)除去ユニットと回転体が形成する当接部を説明するための拡大図。(b)接線L1、接線L2を説明するための断面図。 比較例を示す断面図。 吸収部材とシート材の位置関係を説明する断面図。 実施例2に係る搬送手段を説明する斜視図。 除去ユニットと回転軸の関係を説明する断面図。
(実施例1)
図を用いて本発明の実施例1について説明をする。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施例に限定する趣旨のものではない。
図1は、カラー電子写真方式の画像形成装置の構成を示す断面図である。但し、本発明は電子写真プロセスを採用した画像形成装置1に限られず、他の方式の画像形成装置であってもよく、例えば、インクジェット画像形成プロセスを採用したプリンタであってもよい。
本実施例の画像形成装置であるカラーレーザービームプリンタ(以後、プリンタ1)について説明する。なお、画像形成装置として、感光体ドラム6を複数備えたカラーレーザービームプリンタを取り上げたが、感光体ドラム6を一つ備えたモノクロプリンタにも適用することができる。
プリンタ1には、カセット2がプリンタ1の本体部に対して引き出し可能に設けられている。カセット2には、シートSが束になって収容され、シートSは、画像形成信号に応じて給送ローラによって画像形成部に向かって給送される。給送されたシートSは、分離部材によって1枚毎に分離し、レジストローラ4に到達する。
プリンタ1は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色毎に対応する画像形成ステーション5Y、5M、5C、5Kを、横一列に並設している画像形成部5を備えている。画像形成部5には、像担持体である感光体ドラム6Y、6M、6C、6K(以後感光体ドラム6で統一)、感光体ドラム6の表面を均一に帯電する帯電部材7Y、7M、7C、7Kが設けられている。また、画像形成部5には、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像部材9Y、9M、9C、9Kが設けられている。本実施例では、感光体ドラム6Y、帯電部材7Y、現像部材9Yは、一つのユニットであるプロセスカートリッジとして装置本体に対して着脱可能な構成である。その他の色に関しても同様にプロセスカートリッジを構成している。
画像情報に基づいてレーザービームを照射して感光体ドラム6上に静電潜像を形成するスキャナユニット8は、画像形成ステーション5Y、5M、5C、5Kの下に配置されている。
感光体ドラム6上のトナー像は、一次転写部材11Y、11M、11C、11Kによって、中間転写ベルト10に一次転写される。中間転写ベルト10に一次転写されたトナー像は、中間転写ベルト10と二次転写部材が形成する二次転写部12でシートSに二次転写される。
シートSに二次転写されたトナー像は、定着装置100によってシートS上に定着される。定着装置100は、加熱源を備える定着部材101と、定着部材101に圧接する加圧部材102を備える。
片面印刷の場合、切替フラッパ15は、点線の位置にあり、シートSは、搬送ローラ対13、排出ローラ対14に搬送される。最後にシートSは排出ローラ対14を通過後、シート積載部17に排出される。
両面印刷の場合は、切替フラッパ15は、実線の位置にあり、搬送ローラ対13から、反転ローラ対22まで搬送されると、シートSはスイッチバック搬送される。スイッチバック搬送されるシートSは、反転ローラ対22から再給紙ローラ対50を含む両面搬送路20へと搬送される。この後、再給紙パス51からレジストローラ4へ搬送され、再び二次転写部12へと送られる。画像形成プロセスに関しては1面目と同様なので省略する。
定着装置100に対してシート搬送方向下流側には、搬送手段として、搬送ローラ対13、排出ローラ対14、反転ローラ対22、両面搬送ローラ対24を備えており、これらの搬送手段には水滴Dが付着する虞がある。
本実施例では、両面搬送ローラ対24に付着した水滴Dを除去するために、除去手段を設けている。具体的には、搬送手段である両面搬送ローラ対24は、第1の搬送部材である両面搬送ローラ26aと、第2の搬送部材である両面搬送コロ25を備え、除去手段は両面搬送コロ25に対して接触するように配置されている。両面搬送ローラ対24は駆動源から駆動力が伝達される駆動ローラであり、両面搬送コロ25は駆動ローラによって従動する従動コロである。
図2(a)は、反転搬送部21周辺の断面図である。二点鎖線Wは、定着装置100で発生する水蒸気や湯気の気流を表している。図2(b)は、反転搬送部21周辺の拡大図である。
片面印字中は、両面搬送ローラ対24は回転しておらず、暖かく湿った上昇気流Wは、両面搬送ローラ対24の搬送方向下流側に流れ、水滴Dが両面搬送ローラ26aと、両面搬送コロ25の表面に付着する。即ち、水蒸気は、両面搬送ローラ26aと、両面搬送コロ25が形成する搬送ニップ部に到達する。
ここで、両面搬送ローラ26aの材質は、エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)やシリコン等のゴム、両面搬送コロ25の材質はポリアセタール樹脂(POM)を用いている。
図2(b)に示すように、搬送ガイドである両面搬送下ガイド23の先端側から上昇気流Wは回り込み、駆動回転体である両面搬送ローラ26aと両面搬送コロ25に対して水滴Dとして付着する。
図3は、シート搬送を案内する両面搬送下ガイド23の斜視図であり、図3(a)は搬送面側、図3(b)は、非搬送面側である。両面搬送下ガイド23は、2つの回転体である両面搬送コロ25、軸部材である両面コロ軸28、付勢部材である押圧バネ27を備え、支持している。さらに、除去手段として、軸線方向に除去ユニット30を複数設けている。(本実施例では二つ。)2つの両面搬送コロ25の中心には穴が開いており、そこに両面コロ軸28を通している。押圧バネ27を両面コロ軸28に押圧することで、両面搬送コロ25を両面搬送ローラ26aに押圧している。
図4(a)は、除去ユニット30の斜視図であり、図4(b)は除去ユニット30の断面図である。
除去ユニット30は、基準部材であるシート材31と、シート材31の第二面(裏面)に両面搬送下ガイド23に接着するための第1の接着部材である貼り付け部材32aを備える。さらに第2の接着部材である貼り付け部材32bが、シート材31の第一面(表面)に設けられている。貼り付け部材32bによって、シート材31に対して吸収部材33が貼りつけてある。即ち、シート部材31は、一端側に吸収部材33が貼り付けられ、他端側が両面搬送下ガイド23に貼り付けられ固定された状態である。
シート材31は、polyethylene terephthalate(PET)などの、弾性体を用いて、シート材31の剛性による押圧力を発生させることで、水滴掻きとり性能の耐久性向上を図ることができる。シート材31の厚みは、0.1mm~0.5mmの範囲が好ましく、本実施例では0.125mmである。
また、吸収部材33の材質は、ポリウレタンスポンジや不織布など、吸水性に優れ、シート材31の撓み形状に追従可能な柔軟性のある材料が好ましい。また、貼り付け部材32aと貼り付け部材32bの材料は、両面テープや、シート材31と吸収部材33の撓みを阻害しない程度に柔軟性のある接着剤でもよい。吸収部材33の厚みは、シート部材31より厚く、0.5mm~3.0mmの範囲が好ましく、本実施例では1.0mmである。
図5(a)は、除去ユニット30と両面搬送コロ25が形成する当接部Pを説明するための拡大図である。図5(b)は、接線L1、接線L2を説明するための断面図である。シート材31の吸収部材33が貼り付けてある側の一端側(図5の当接部P側)の端部(エッジ)は、両面搬送コロ25の回転方向に逆らうように当接している。
両面印字が開始されると、シートSが両面搬送ローラ対24に搬送される前に、両面搬送ローラ対24は、不図示の駆動源より、駆動が伝達され、回転する。両面搬送ローラ対24が回転すると、両面搬送コロ25に付着した水滴Dは、当接部Pへと移動し、シート材31に掻きとられることで凝集し、大きな水滴となる。そして、水滴Dは、毛細管現象により吸収部材33に吸収される。両面搬送ローラ26a側に付着している水滴Dは、両面搬送ローラ対24の搬送方向上流に移動し、ニップ部に凝集するものの、少しずつニップ下流にすり抜ける。その後、その水滴Dは、両面搬送コロ25に転移することで、除去ユニット30に吸収される。その結果、両面搬送ローラ26aと、両面搬送コロ25の表面に付着した水滴Dは、共に、除去ユニット30により除去され、両面搬送ローラ対24に搬送されたシートSへの水滴付着量が軽減される。
ここで、シート材31と両面搬送コロ25との当接部Pを通り、当接部Pから両面搬送コロ25の回転方向に延びる両面搬送コロ25の外周面との接線を仮想線L1とする。当接部Pを通り、シート材31との接線である仮想線L2とした場合に、仮想線L1と仮想線L2のなす角度を角度αとする。角度αは、両面搬送コロ25が、両面搬送ローラ26a方向へ直動しても、常に、0°を超え、90°未満となるように設定している。
0°<α<90°の場合、シート材31端部が両面搬送コロ25に当接している状態である。また、シート材31は常に撓み、シート材31の剛性による押圧力が、両面搬送コロ25に対して発生しているため、シート材31の水滴掻きとり性能が向上するため、そのように設定している。
図6は、比較例を示す断面図である。α=0°の場合、シート材31が撓んでいない状態であり、両面搬送コロ25に対するシート材31の押圧力がないため、水滴掻きとり性能が低下する。α=90°の場合、シート材31が撓んでいない状態であり、両面搬送コロ25に対するシート材31の押圧力がないため、水滴掻きとり性能が低下してしまう。α>90°の場合、シート材31の当接部Pが、両面搬送コロ25の回転方向にならう角度となるために、水滴Dの掻きとり性能が低下してしまう。
よって、0°<α<90°以外では、吸収ユニット30による水滴Dの掻きとり性能が低下してしまう。
次に、吸収部材33とシート材31の位置関係を、図7を用いて説明する。毛細管現象により、水滴Dを吸収部材33に吸収させるため、吸収部材33端部は、シート材31端部に対して、掻きとられた水滴Dが吸収部材33に触れられる距離にする必要ある。そのため、吸収部材33の先端部と、シート材31の先端部に対する位置は、吸収部材33の端部が、シート材31の端部から突出しない方向に2mm以内(図7(a)のX1)であることが望ましい。また、シート材31の先端部から突出する方向は、吸収部材33が、両面搬送コロ25に触れることで、回転方向に巻き込まれない距離(図7(b)のX2)にする必要がある。この距離は、吸収部材33の剛性や両面搬送コロ25表面の摩擦係数や外径により決定される。
本実施例では、両面搬送コロ25に付着した水滴Dを掻きとるシート材31と、掻きとった水滴Dを吸収する吸収部材33を、別の部品にして、機能分離する。この構成により、耐久や、吸収部材のつぶれ量のばらつきにより、吸収部材の吸水性能の低下を招くことなく、吸水性の安定を図ることが可能となる。
(実施例2)
実施例1では、両面搬送下ガイド23に除去ユニット30を固定し、両面搬送コロ25から水滴を除去する構成を説明した。実施例2は、両面搬送ローラ26aの駆動軸に付着した水滴を除去する構成を説明する。なお、実施例1と同じ構成に関しては、実施例1と同様の符号を付して説明する。
図8は、実施例2の搬送手段を構成する両面搬送ガイドユニット40を説明する斜視図であり、図8(a)は、両面搬送ガイドユニット40の通紙面側、図8(b)は裏面側を示している。
両面搬送ガイドユニット40は、両面搬送下ガイド23の対向側に設けられ、両面搬送ローラ26a周辺の搬送ガイドを形成している。両面搬送ガイドユニット40は、搬送方向上流から、上流上ガイド41、両面搬送ローラ26a、下流下ガイド42が設けられている。
駆動回転体である両面搬送ローラ26aは、ステンレス鋼の金属でできた回転軸であるローラ軸26bに圧入されて構成されている。複数の両面搬送ローラ26aとローラ軸26bにより、駆動部材26を構成し、不図示の駆動源により駆動力が伝達されて回転する。
ローラ軸26bは金属でできているため、熱伝達率が高く冷えやすいため、結露しやすい。ローラ軸26bが結露し、水滴Dが付着すると、搬送されているシートSが直接水滴に触れ、または、水滴Dが、両面搬送ローラ26aの外周表面まで伝って移動することで、シートSに水滴Dが付着することがある。
そこで、本実施例では、図8(b)に示すように、除去ユニット30をローラ軸26bにも当接させている。
図9(a)は、除去ユニット30とローラ軸26bの関係を説明する断面図であり、図9(b)は、除去ユニット30とローラ軸26bの関係を説明する拡大図である。図9(a)、図9(b)に示すように、ローラ軸26bに付着した水滴Dは、シート部材31に掻き取られ、吸収部材33によって吸収される。このように、除去ユニット30を、第二の除去ユニットとして、ローラ軸26bに当接させる構成を説明したが、ローラ軸26bのみに除去ユニット30を当接させる構成であってもよい。
このような構成により、実施例1と同様に、ローラ軸26bに付着した水滴Dを耐久や、吸収部材のつぶれ量のばらつきにより、吸収部材の吸水性能の低下を招くことなく、吸水性の安定を図ることが可能となる。
26a 両面搬送ローラ
26b ローラ
30 除去ユニット
31 シート材
32a、32b 貼付部材
33 吸収部材
S シート
W 水蒸気・湯気の気流
D 水滴

Claims (9)

  1. トナー像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段からシートに転写されたトナー像をシートに定着させる定着手段と、シート搬送方向において前記定着手段の下流側に配置され、シートを搬送するためにシートに接触し回転する回転体を備える搬送手段と、
    前記搬送手段に付着した水滴を除去するための除去手段と、を有する画像形成装置において、
    前記除去手段は、弾性を備え前記回転体と接触するシート部材と、前記シート部材の厚みより厚く前記シート部材を介して前記回転体に対向するように配置され、水滴を吸収するための吸収部材と、を備え、前記シート部材によって前記回転体から除去した水滴を前記吸収部材によって吸収し、
    前記搬送手段は、前記回転体として設けられる従動コロを支持し、且つ、搬送されるシートを案内する搬送ガイドと、前記従動コロと搬送ニップ部を形成する駆動ローラと、を備え、
    前記シート部材は、一端側に前記吸収部材が貼り付けられ、他端側が前記搬送ガイドに固定され
    前記シート部材は、前記一端側が前記回転体に対して下方から接触するように前記他端側が前記搬送ガイドに固定され、
    前記吸収部材は、前記シート部材の下方に配置されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記シート部材の端部は、前記回転体の回転方向に対して逆らうように前記回転体に当接しており、前記シート部材は撓んだ状態であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記回転体に対する前記シート部材の端部の当接部を通り、前記回転体の外周面に接し、前記当接部から前記回転体の回転方向に延びる第1の仮想線と、前記当接部を通り前記シート部材に接するように延びる第2の仮想線とのなす角度が、0°を超え、90°未満であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記シート部材の先端部に対する前記吸収部材の先端部の位置は、前記シート部材から突出しない方向に2mm以内であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記搬送ガイドは、前記定着手段で発生した水蒸気が、前記搬送ガイドの先端側から前記搬送ニップ部に到達するように配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記搬送手段は、前記回転体を、前記回転体の軸線方向において複数備え、前記除去手段は、前記複数の回転体に対応して、複数設けられることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記吸収部材は前記シート部材に両面テープによって貼り付けられた状態であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記搬送手段は、前記回転体と搬送ニップ部を形成する駆動部材を備え、前記駆動部材は、駆動回転体と、金属からなる駆動軸と、を備え、前記駆動軸に付着した水滴を除去するための第二の除去手段を備え、前記第二の除去手段は、前記シート部材と前記吸収部材を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記搬送手段は、前記回転体として駆動力が伝達されて回転する駆動回転体と、前記駆動回転体の軸部である回転軸と、を備え、前記除去手段の前記シート部材は前記回転軸に当接することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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