JP2513489B2 - 画像形成装置の用紙排出機構 - Google Patents

画像形成装置の用紙排出機構

Info

Publication number
JP2513489B2
JP2513489B2 JP62228835A JP22883587A JP2513489B2 JP 2513489 B2 JP2513489 B2 JP 2513489B2 JP 62228835 A JP62228835 A JP 62228835A JP 22883587 A JP22883587 A JP 22883587A JP 2513489 B2 JP2513489 B2 JP 2513489B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
paper
diameter
pair
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62228835A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6475353A (en
Inventor
英生 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP62228835A priority Critical patent/JP2513489B2/ja
Publication of JPS6475353A publication Critical patent/JPS6475353A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2513489B2 publication Critical patent/JP2513489B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、静電写真複写機やファクシミリなどの画像
形成装置における用紙排出機構に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば静電写真複写機の定着部下流側に装備される用
紙排出機構として、第6図に示すように、端部側に同径
の鍔d,dを備えた駆動側ローラ31と、該駆動側ローラ31
よりも巾狭で且つ当該駆動側ローラ31の軸線方向中央部
のローラ周面に当接する従動側ローラ32の各2組のロー
ラ対X1,Y1を、排出用紙a0の巾中心P0振り分け位置に所
定間隔を隔てて配置したものがある。
上記の構成によれば、巾狭の用紙a0についてはこれの
中央部分a4が巾中心P0側の2組のローラ対X1,X1によっ
てニップされ、かつ、巾広の用紙a0については更に両側
部分a5,a5が2組のローラ対Y1,Y1によってニップされ
る。
そして、上記のニップ間部分a4,a5と、両側のローラ
対Y1,Y1によってニップされない巾狭用紙a0の巾方向両
側部分a6,a6の夫々は、前記駆動側ローラ31の鍔d,dによ
る押し曲げの作用によって撓まされるもので、定着装置
で熱を受けて腰が弱り気味の用紙a0を巾方向で波打ち状
に撓ませることで、該定着後の用紙a0の腰を実質的に強
くでき、搬送が確実になって用紙a0の排出を所定通りに
行わせられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記駆動側ローラ31の軸線方向長さと配置
間隔は、前記ニップ間部分a4,a5と巾方向両側部分a6,a6
の夫々の必要巾を基にして定められ、かつ、前記鍔d,d
の径は前記ニップ間部分a4,a5と巾方向両側部分a6,a6
夫々の撓み代を基にして決定される。
もっとも、排紙対象の用紙a0が巾広のものについて
は、両側のニップ間部分a5,a5の撓みで用紙a0に強い腰
がつき、かつ、巾狭の用紙a0については、巾方向両側部
分a6,a6の撓みで用紙a0に強い腰が付くことから、更に
は、後述するスジの発生防止面から、用紙a0の巾にかか
わらず中央のニップ間部分a4の撓み代は小さいほうが好
ましいとされている。
かかる点から従来は、前記鍔d,dの径をローラ径より
もやゝ大にしていたのであるが、これでは、巾広用紙a0
における前記両側のニップ間部分a5,a5の撓み代、並び
に、巾狭用紙a0における巾方向両側部分a6,a6の撓み代
が小さすぎて、特に腰の弱い用紙の排紙にあっては、用
紙が或る程度排紙された時点で用紙前部側が下方に折れ
曲がり、所謂中折れ現象が生じてローラ対X1,Y1からの
用紙後端の排紙が不完全になり、極端な場合には、該用
紙の後端が下部側のローラ周面に接したままになって、
これに後続の用紙の先端が当たって紙詰まり所謂ジャム
を起こすことがあったのである。
そこで、前記鍔d,dの径を大きくして撓み代を大にし
ているが、前記ローラ対X1,Y1によるニップ点から近い
箇所の用紙面に鍔dを押し付けるために、第4図に誇張
して仮想線で示すように、巾広の用紙a0にあっては、前
記両側のニップ間部分a5,a5が極端に折れ曲がるように
撓み、巾狭の用紙a0にあっても巾方向両側部分a6,a6
極端に折り曲げられ、全体として、搬送力が増大して排
紙が確実になるものの、前記鍔dと従動側ローラ32の夫
々に対応する用紙面にスジが発生する欠点があった。
このスジの発生は、普通紙に対する複写に際してはも
とよりのことであるが、特にオーバーヘッドプロジェク
ター(OHP)用のシートに画像を複写して、そのOHP用シ
ートをスクリーンに映写したときに鮮明に見られるもの
で、改善の余地があった。
本発明は、上記の実情に鑑みて成されたものであっ
て、前記駆動側ローラの軸線方向長さ並びに配置間隔を
従来通りに設定した状態でも、スジの発生を抑止した状
態で排紙を確実に行わせ得る用紙排出機構を提供するこ
とを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するための本発明による画像形成装
置の用紙排出機構は、一端に小径の鍔と、他端に大径の
鍔とを備えた駆動側ローラが、用紙幅中心を挟んで用紙
排出方向と直交する方向に所定間隔をおいて左右二対配
置され、その各駆動側ローラの小径鍔寄りのローラ周面
には従動側ローラが当接されており、前記用紙幅中心寄
りの内側に配置される左右一対の前記駆動側ローラの小
径鍔同士を内側に向けて対向させる一方、両外側に配置
される左右一対の前記駆動側ローラの小径鍔を外側に向
け、その大径鍔を前記内側に配置される左右一対の前記
駆動側ローラの大径鍔と対向させてなることを特徴とし
ている。
〔作用〕
上記の特徴構成によれば、用紙幅中心寄りの内側に配
置される左右一対の駆動側ローラの相対応する鍔径が小
であるから、該鍔による中央のニップ間部分の撓み代が
小さくなり、而して、該中央のニップ間部分の前記鍔な
らびに従動側ローラによる用紙のスジ発生が抑止され
る。
一方、巾広用紙における両側のニップ間部分、あるい
は、巾狭用紙における巾方向両側部分の夫々の撓み代
は、該部の撓みを形成する鍔径が大きいことで、その撓
み代を充分に大きくでき、而して、搬送が確実になって
排紙が所定通りに達成される。
そして、上記両側のニップ間部分あるいは巾方向両側
部分の撓み代を大きく形成させながらも、その撓みを形
成するための大径の鍔を、ローラ対によるニップ点から
離れた箇所の用紙面を押し付けさせる構成としているの
で、上記両側のニップ間部分あるいは巾方向両側部分の
夫々が滑らかなカーブで撓むことになり、前記鍔や従動
側ローラによる用紙のスジ発生が効果的に抑止される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、
第1図及び第2図は定着後の用紙排出機構Aを示し、第
3図は画像形成装置の一例であるセンター基準複写タイ
プ(原稿載置台の給紙方向端縁の中央に原稿の中央を一
致させて行う複写タイプのもの)の静電写真複写機の概
略を示すものであって、原稿台1と原稿押え2とを上部
に備えた複写機本体3に感光体ドラム4を横架すると共
に、該感光体ドラム4のまわりに、帯電装置5、現像装
置6、転写装置7、用紙分離装置8、クリーニング装置
9を、その順に感光体ドラム4の回転方向に配置し、か
つ、前記原稿台1の下部空間に光学系移動式の露光装置
10を設けると共に、カセットケース11内の用紙aを前記
転写装置7に搬送する給紙搬送装置12と、転写・分離後
の用紙aをヒーター内蔵の上部定着ローラ13と下部加圧
ローラ14から成る定着装置15に搬送する排紙搬送装置1
6、および、定着後の用紙aをトレイ17に排出する用紙
排出機構Aを設けて成る。
第1図に示すように、上記用紙排出機構Aは定着装置
15とユニット化されていて、第2図にも示すように、定
着ユニットケース18に、入力ギヤGを連設した駆動軸19
を架設すると共に、一端に小径の鍔bと、他端に大径の
鍔cとを備えた例えばゴム体よりなる駆動ローラ20を、
前記駆動軸19に、用紙幅中心を挟んで所定間隔をおいて
左右二対(4個)設け、かつその内側に配置される左右
一対の駆動側ローラ20,20の小径鍔b,b同士を内側に向け
て対向させるとともに、両外側に配置される左右一対の
駆動側ローラ20,20の小径鍔b,bを外側に向け、その大径
鍔c,cを前記内側に配置される左右一対の前記駆動側ロ
ーラ20,20の大径鍔c,cと対向させ、かつ前記駆動側ロー
ラ20の小径鍔b寄りのローラ周面に、その各駆動側ロー
ラ20よりも幅狭の例えば合成樹脂材よりなる従動側ロー
ラ21を当接させている。
言い換えれば、本発明による用紙排出機構Aは、端部
側に夫々小径と大径の鍔c,bを備えた駆動側ローラ20
と、該駆動側ローラ20よりも巾狭で且つ当該駆動側ロー
ラ20の小径鍔b寄りのローラ周面に当接する従動側ロー
ラ21の計4組のローラ対X,X、Y,Yから成るものであっ
て、この内の排出用紙a0の巾中心Pに対して振り分け配
置されたローラ対X,Yの各2組を、夫々の大径鍔c,cを互
いに相対応させて成る。
尚、前記駆動側ローラ20ならびに従動側ローラ21の角
部の夫々は、全て曲面になるように所謂R面仕上げとし
てある。
上記の構成によれば、第2図及び第4図にも示すよう
に、前記駆動側ローラ20の軸線方向長さと該駆動側ロー
ラ20の配置間隔ならびに従動側ローラ21の巾を夫々従来
通りに設定しながらも、中央側2個の駆動側ローラ20,2
0の相対応する側の鍔b,bの径を小にしたことで、排出用
紙aが巾広あるいは巾狭の何れであっても、該鍔b,bに
よる用紙aの中央ニップ間部分a1の撓み代が小さくな
り、而して、前記小径鍔b,bならびに従動側ローラ21に
よる用紙aのスジ発生を効果的に抑止できる。
一方、用紙aが巾広である場合は、前記巾中心P両側
の各ローラ対X,Yの駆動側ローラ20,20による大径鍔c,c
によって、前記中央のニップ間部分a1の両側に撓み代の
大きいニップ間部分a2,a2が形成され、あるいは、用紙
aが巾狭である場合は、中央側ローラ対X,Xの駆動側ロ
ーラ20,20の大径鍔c,cによって、前記中央のニップ間部
分a1の両側に撓み代の大きい巾方向両側部分a3,a3が形
成されることから、前記定着装置15で定着熱を受けて腰
が弱り気味になった用紙aの腰を強くでき、而して、搬
送が確実になってトレイ17への用紙aの排紙が所定通り
に達成される。
そして、上記両側のニップ間部分a2,a2あるいは巾方
向両側部分a3,a3の撓み代を大きく形成させながらも、
前記従動側ローラ21を駆動側ローラ20の小径鍔b寄りの
ローラ周面に当接させて、前記撓みを形成する大径鍔c,
cの用紙押し付け点P2を各ローラ対X,Yのニップ中央点P1
から離し、当該両点P2,P1間の寸法を大きくする構成を
とっているので、前記ニップ間部分a2,a2あるいは巾方
向両側部分a3,a3の夫々が滑らかなカーブで撓むことに
なり、而して、前記大径鍔cならびに従動側ローラ21に
よる用紙aのスジ発生を効果的に抑止できる。
尚、上記の構成においては、従来構成の用紙排出機構
と対比する上で、前記駆動側ローラ20の軸線方向長さと
該駆動側ローラ20の配置間隔ならびに従動側ローラ21の
巾を夫々従来通りに設定しているが、第5図に示すよう
に、従動側ローラ21の巾をより狭くすることで、ニップ
間部分a2,a2あるいは巾方向両側部分a3,a3の夫々をより
一層滑らかなカーブで撓ませることができて好ましい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明による画像形成装置の用紙
排出機構は、駆動側ローラの両側の鍔径を互いに異なら
せ且つ従動側ローラを小径鍔寄りのローラ周面に当接さ
せた計4組のローラ対から成るものであって、当該ロー
ラ対の各2組を、夫々の大径鍔を互いに相対応させて且
つ排出用紙の幅中心を挟んで左右に振り分け位置に配置
した点に特徴を有し、而して、前記駆動側ローラの簡単
な形状変更と該駆動側ローラに対する従動側ローラの当
接位置の設定変更のみにより、用紙の排紙を所定通りに
達成できて所謂ジャムの発生を防止できるようになり、
しかも、駆動側ローラの鍔や従動側ローラによる用紙の
スジ発生も同時に効果的に抑止できるに至ったのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は定着装置ならびに用紙排出機構の断面図、第2
図は用紙排出機構の正面図、第3図は画像形成装置の一
例の静電写真複写機の概略縦断側面図、第4図は従来例
と本発明とを比較するための誇張して示す用紙撓み状態
の説明図、第5図は別実施例の用紙排出機構の正面図で
ある。そして第6図は従来例の用紙排出機構の正面図で
ある。 20……駆動側ローラ、21……従動側ローラ、a……用
紙、b……小径鍔、c……大径鍔。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に小径の鍔と、他端に大径の鍔とを備
    えた駆動側ローラが、用紙幅中心を挟んで用紙排出方向
    と直交する方向に所定間隔をおいて左右二対配置され、
    その各駆動側ローラの小径鍔寄りのローラ周面には従動
    側ローラが当接されており、前記用紙幅中心寄りの内側
    に配置される左右一対の前記駆動側ローラの小径鍔同士
    を内側に向けて対向させる一方、両外側に配置される左
    右一対の前記駆動側ローラの小径鍔を外側に向け、その
    大径鍔を前記内側に配置される左右一対の前記駆動側ロ
    ーラの大径鍔と対向させてなることを特徴とする画像形
    成装置の用紙排出機構。
JP62228835A 1987-09-12 1987-09-12 画像形成装置の用紙排出機構 Expired - Lifetime JP2513489B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62228835A JP2513489B2 (ja) 1987-09-12 1987-09-12 画像形成装置の用紙排出機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62228835A JP2513489B2 (ja) 1987-09-12 1987-09-12 画像形成装置の用紙排出機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6475353A JPS6475353A (en) 1989-03-22
JP2513489B2 true JP2513489B2 (ja) 1996-07-03

Family

ID=16882604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62228835A Expired - Lifetime JP2513489B2 (ja) 1987-09-12 1987-09-12 画像形成装置の用紙排出機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2513489B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0333853U (ja) * 1989-08-11 1991-04-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6475353A (en) 1989-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6974128B2 (en) Sheet registration deskew with plural arcuate independently repositionable baffles
CN109305580B (zh) 片材输送设备和成像设备
US9316985B2 (en) Image forming apparatus
JP5219492B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
CN111620167B (zh) 成像设备
JPH08127455A (ja) 多ゲートタンデム型カール除去装置
US9483007B2 (en) Image forming apparatus
US11649129B2 (en) Sheet discharge apparatus and image forming apparatus
US8600286B2 (en) Curling mechanism and image forming apparatus
JP2513489B2 (ja) 画像形成装置の用紙排出機構
JP2009007080A (ja) 画像形成装置
JPH0328438Y2 (ja)
US10053320B2 (en) Sheet conveyance apparatus and image forming apparatus
JPS5822230A (ja) シ−ト搬送装置
JP4384007B2 (ja) シート排出装置および画像形成装置
JP2004352425A (ja) シート排出装置
JP7415684B2 (ja) 画像形成装置
US20230382671A1 (en) Sheet feeding apparatus and image forming apparatus
JPH10167516A (ja) シート搬送装置
JPH05134563A (ja) 用紙ガイド装置
JPH0326630A (ja) 電子写真装置の記録用紙搬送装置
JP2022179900A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JPH08328397A (ja) 画像形成装置
JP2001305903A (ja) 定着装置及びこれを有する画像形成装置
JP2021187610A (ja) シート排出装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080430

Year of fee payment: 12