JP6413442B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばインクジェット式プリンターなどの記録装置に関する。
従来から、記録装置の一種として、液体噴射ヘッド(記録ヘッド)から用紙等の記録媒体に対してインク(液体)を噴射することにより印刷(記録)を行うインクジェット式プリンターが知られている。このようなプリンターにおいて、比較的大量の印刷を行う場合であっても連続的に安定して液体噴射ヘッドにインクを供給できるようにするため、インクの収容容量が比較的大きなインクバッグ(液体収容体)を備える構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の記録装置では、筐体の外部に設けられた支持装置にインクバッグが支持されており、このインクバッグから筐体の内部に設けられた液体噴射ヘッドにインク供給チューブを通じてインクが供給される。
特開2009−202346号公報
ところで、上述したように、筐体の外部にあるインクバックから筐体の内部に設けられた液体噴射ヘッドにインクを供給する記録装置では、インク供給チューブを通じてインクバッグから記録ヘッドにインクを供給する。そのため、インクバックと液体噴射ヘッドとを繋ぐインク供給チューブが途中で折れ曲がり、潰れてしまうと、インクの流れが悪くなり、記録ヘッドに十分な量のインクを供給することができなくなってドット抜けなど印字不良が生じるおそれがある。
なお、こうした課題は液体噴射ヘッドからインクを噴射する記録装置に限らず、記録ヘッドから噴射する液体を収容した液体収容体から記録ヘッドへ液体供給チューブを介して液体を供給する記録装置においては概ね共通するものである。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、液体収容体と記録ヘッドとを繋ぐ液体供給チューブが折れ曲がって潰れてしまうことを抑制することのできる記録装置を提供することにある。
上記目的を達成するための記録装置は、記録媒体に液体を噴射することによって記録を行う記録ヘッドと、記録ヘッドが収容された記録ユニットと、記録ユニットの外部に設けられ、記録ヘッドから噴射する液体を収容した液体収容体を収容する収容ユニットと、収容ユニット内に収容された液体収容体に収容されている液体を記録ヘッドに供給する液体供給チューブと、記録ユニット内及び収容ユニット内の少なくとも一方に設けられて、液体供給チューブを支持する支持部と、を備え、液体供給チューブには、支持部によって支持される部位の目安になるマークが設けられている。
また、上記目的を達成するための記録装置は、記録媒体に液体を噴射することによって記録を行う記録ヘッドと、記録ヘッドが収容された記録ユニットと、記録ヘッドから噴射する液体を収容した液体収容体を収容する収容ユニットと、収容ユニット内に収容された液体収容体に収容されている液体を記録ヘッドに供給する液体供給チューブと、記録ユニット内及び前記収容ユニット内の少なくとも一方に設けられて、液体供給チューブを支持する支持部と、を備え、液体供給チューブには、支持部によって支持される部位の目安になるマークが設けられている。
上記各構成によれば、支持部によって液体供給チューブが支持されるため、液体供給チューブが折れ曲がって潰れてしまうことを抑制することができる。
しかし、支持部を設けただけでは、液体供給チューブがそもそも折れ曲がって潰れた状態で配設され、その状態のまま支持部で支持されてしまうおそれがある。
これに対して、上記構成では、液体供給チューブに、支持部によって支持する部位の目安になるマークを設けている。そのため、このマークを目安にして支持部で支持する位置を合わせることによって、液体供給チューブが折れ曲がって潰れてしまわない適切な部位において同液体供給チューブを支持することができる。したがって、上記構成によれば、液体供給チューブがそもそも折れ曲がって潰れた状態で配設されてしまうことも抑制することができる。
要するに、上記構成によれば、液体供給チューブを適切に支持して液体供給チューブが折れ曲がって潰れてしまうことを抑制することができる。ひいては、液体供給チューブ内の液体の流れが悪くなることを抑制して印字不良などの発生を抑えることができる。
また、上記記録装置において、支持部は、液体供給チューブを収容するガイド溝を含み、ガイド溝のうち、湾曲しているものにおける湾曲部外側の外周壁は、同ガイド溝の湾曲部の全長に亘って連続して設けられていることが望ましい。
上記構成によれば、外周壁によって液体供給チューブが外周側に飛び出さないように規制される。そのため、ガイド溝によって液体供給チューブの湾曲度合いを調節することができ、液体供給チューブが折れ曲がって潰れてしまうことを一層抑制することができるようになる。
また、上記記録装置において、ガイド溝のうち、湾曲しているものにおける湾曲部内側の内周壁は、断続的に設けられており、同ガイド溝における内周壁が途切れている部分には、外周壁から湾曲部内側に向かって突出しており、同ガード溝内に収容された液体供給チューブを押さえる突出部が設けられていることが望ましい。
上記構成によれば、ガイド溝に収容された液体供給チューブは突出部によって押さえられる。そのため、ガイド溝から液体供給チューブが外れにくくなる。また、突出部が設けられている位置では内周壁が途切れているため、突出部が設けられていてもこの途切れた部分を通じて液体供給チューブをガイド溝に組み付けることができる。
また、上記記録装置において、収容ユニット内に、液体収容体が取り付けられる支持機構が固定されており、支持機構には、液体収容体が取り付けられているときに同液体収容体の内部に挿通されて同液体収容体と液体供給チューブとを連通させる液体供給針が設けられており、支持部として、収容ユニット内における支持機構から液体供給チューブが引き出されている部分には第1の支持部が設けられている一方で、同収容ユニット内における第1の支持部から離間した位置には第2の支持部が設けられ、第1の支持部及び第2の支持部にはそれぞれ一対の側壁が設けられており、第1の支持部における一対の側壁の間の距離は液体供給チューブの直径よりも長く、第2の支持部における一対の側壁の間の距離は液体供給チューブの直径よりも短いことが望ましい。
液体収容体には液体供給針を挿通させる挿通部が設けられている。しかし、液体収容体は製造公差などによりその寸法にばらつきがあるため、支持機構に液体収容体を取り付ける際には、液体供給針の位置を調整して、液体供給針と液体収容体の挿通部との位置合わせを行うことが望ましい。
上記構成によれば、第2の支持部によって液体供給チューブが固定されるため、収容ユニット内で液体供給チューブが折れ曲がって潰れてしまうことを抑制することができる。また、第1の支持部では液体供給チューブが変位可能に支持されるため、液体供給針の変位が許容され、支持機構に液体収容体を取り付けるときに液体収容体の挿通部と液体供給針との位置を調整することができるようになる。
また、上記記録装置において、収容ユニット内の支持部が設けられている部分に、液体供給チューブに設けられているマークと対になるマークを設けるようにすれば、対になるマーク同士の位置を合わせることにより、より正確に液体供給チューブの位置決めをすることができるようになる。
さらに、この構成において、収容ユニットに設けられたマークを、収容ユニットの壁面に設けた凹凸によって表現するようにすれば、収容ユニットを成形する工程においてマークを刻印することができるため、収容ユニットを成形してからマークを設ける場合と比較して製造工程の数を少なくすることができる。
また、上記記録装置において、記録ユニット内の支持部が設けられている部分に、液体供給チューブに設けられているマークと対になるマークを設けるようにしてもよい。
こうした構成によっても、対になるマーク同士の位置を合わせることにより、より正確に液体供給チューブの位置決めをすることができるようになる。
また、記録ユニットに設けられたマークを、記録ユニットの壁面に設けた凹凸によって表現するようにすれば、記録ユニットを成形する工程においてマークを刻印することができるため、記録ユニットを成形してからマークを設ける場合と比較して製造工程の数を少なくすることもできるようになる。
一実施形態としての記録装置を示す斜視図。 記録装置で使用される液体収容体を模式的に示す斜視図。 蓋体が開いた状態の第1の液体収容ユニットを示す斜視図。 蓋体及びカバーが取り外された状態の第1の液体収容ユニットの側面図。 第1の液体収容ユニットのケースに設けられた第2の支持部を示す斜視図。 蓋体及びカバーが取り外された状態の第2の液体収容ユニットの側面図。 第2の液体収容ユニットのケースに設けられた第2の支持部を示す斜視図。 液体供給チューブの配設態様を示す斜視図。 記録ユニットの内部への液体供給チューブの配設態様を示す斜視図。 記録ユニットの内部を横断する液体供給チューブの配設態様を示す模式図。 記録装置の内部構造を示す斜視図。 記録ユニットの内部において液体供給チューブを中継器に案内する支持部の斜視図。 中継器に接続された液体供給チューブを示す断面図。
以下、記録装置の一実施形態について図1〜図13を参照して説明する。なお、本実施形態は、記録装置をインクジェット式プリンター(以下、単に「プリンター」という。)に具体化した例を示している。
図1に示すように、プリンターは、液体の一例であるインクを噴射することによって記録媒体の一例である用紙Pに記録を行う記録ユニット10と、記録ユニット10にインクを供給する2つの液体収容ユニット20,70とを備えている。なお、液体収容ユニット20,70は、後述する液体収容体40を収容する収容ユニットである。
記録ユニット10には筐体11が設けられ、筐体11にはインクを噴射して用紙Pに記録を行う記録ヘッド12や、記録ヘッド12を支持するキャリッジ13が収容されている。
キャリッジ13は、筐体11の内部においてプリンターの幅方向でもある走査方向Xに往復移動可能であり、キャリッジ13の移動に伴って記録ヘッド12がプリンターの幅方向に往復移動しつつインクを噴射することによって用紙Pに記録(印刷)を行う。
筐体11には、中継器14が収容されている。中継器14には各液体収容ユニット20,70から記録ヘッド12に供給されるインクを一旦貯留するバッファ室が設けられている。中継器14では、このバッファ室においてインクと共に流れてきた空気を取り除いて記録ヘッド12にインクを供給する。
また、筐体11には、ユーザーがプリンターを操作するための操作パネル15が設けられている。なお、図1に矢印で示すように、以下では、この操作パネル15におけるモニターやボタン等の表記が向けられている方向をプリンターの前方とし、この前方の反対方向をプリンターの後方とする。
筐体11においてプリンターの前方側に位置する正面には、筐体11の内部において記録された用紙Pを筐体11の外部に排出する矩形状の排出口16が設けられている。排出口16から排紙された用紙Pは排紙トレイ17の上に載置される。また、筐体11の正面における排紙トレイ17の下方には、上下二段の給紙カセット18が着脱自在に装着されている。これら給紙カセット18には、複数枚の用紙Pを積層した状態で収容することができる。
また、記録ユニット10の筐体11の上部には、所定の読みとり位置にセットされた原稿に記録されている画像を読みとるスキャナーが収容されたスキャナー部19が設けられている。
次に、図2を参照して、液体収容ユニット20,70に収容される液体収容体40について説明する。
図2に示すように、液体収容体40は、可撓性材料からなるインクバッグ41を有し、当該インクバッグ41にはインクが収容されている。また、インクバッグ41の上端部には、矩形環状の取手部42が固定されている。インクバッグ41と取手部42との接続部には、ICチップ43が設けられている。ICチップ43には、インクバッグ41に収容されているインクの残量や種類等の情報が記憶される。また、インクバッグ41と取手部42との接続部には、フィルタなどによって蓋がされ、供給路44を通じてインクバッグ41の内部と連通している挿通部45が設けられている。
次に、図3〜図5を参照して、筐体11の右側面に取り付けられている第1の液体収容ユニット20について説明する。
図3に示すように、第1の液体収容ユニット20は、ケース21と、同ケース21に収容される3つの液体収容体40を支持するステー26,27,28とを有している。ケース21は、ケース21の底を形成する有底箱状の底形成部材22と、底形成部材22における筐体11と対向する側壁の上端に連結される側壁形成部材23と、底形成部材22の上端に回動可能に連結される蓋体24とによって構成されている。蓋体24は側壁形成部材23の上端と当接、離間することによりケース21を開閉する。なお、ケース21は、略直方体状に形成されている。
ケース21内には、側壁形成部材23の壁面25から突出した3つのステー26,27,28が設けられている。各ステー26,27,28には、液体収容体40の取手部42が嵌め込まれることによって液体収容体40が着脱可能に取り付けられる。すなわち、ステー26,27,28は液体収容体40を支持する支持機構として機能する。なお、ステー26には例えばイエローインクが収容された液体収容体40が取り付けられ、ステー27には例えばマゼンダインクが収容された液体収容体40が取り付けられ、ステー28には例えばシアンインクが収容された液体収容体40が取り付けられる。
図4に示すように、各ステー26,27,28には、その下方にインク供給チューブ29a,29b,29cが接続されている。各インク供給チューブ29a,29b,29cの一端は、ステー26,27,28の内部にそれぞれ設けられた液体供給針30に接続されている。各液体供給針30は、ステー26,27,28の内部で変位可能に設けられているとともにその先端が露出している。これにより、各ステー26,27,28に液体収容体40が組み付けられるときに、液体収容体40に設けられた挿通部45に液体供給針30が突き刺さり、液体供給針30が液体収容体40の内部に挿通される。これにより、液体供給針30に接続されたインク供給チューブ29a,29b,29cと液体収容体40とが連通する。
各インク供給チューブ29a,29b,29cには、マークとして、インク供給チューブ29a,29b,29cの延伸方向に間隔を隔てて3本の線が設けられている。これらの線は、インク供給チューブ29a,29b,29cの延伸方向と直交する方向である周方向全周に亘って連続して延びており、円環状になっている。なお、以下では、各インク供給チューブ29a,29b,29cに設けられた3本の線のうち、ステー26,27,28に接続された一端に最も近い位置に設けられた線を第1の線31とし、ステー26,27,28に接続された端部に最も遠い位置に設けられた線を第3の線33とする。そして、各インク供給チューブ29a,29b,29cに設けられた3本の線のうち、第1の線31と第3の線33との間にある線を第2の線32とする。
また、各インク供給チューブ29a,29b,29cは、側壁形成部材23の壁面25に設けられた複数の支持部、すなわち第1の液体収容ユニット20内に設けられた複数の支持部によって湾曲した形状でそれぞれ支持されている。なお、ケース21内には、ケース21内に引き回されているインク供給チューブ29a,29b,29cを隠すカバーが取り付けられるが、図4では、このカバー、蓋体24、及び液体収容体40を取り外した状態を示している。
次に、側壁形成部材23の壁面25に設けられた各支持部の構成について説明する。
側壁形成部材23の壁面25において、ステー26,27,28からインク供給チューブ29a,29b,29cが引き出されている部分、すなわち、ステー26,27,28のすぐ下の部分には、同壁面25から立設した一対の側壁を有する第1の支持部50a,50b,50cが設けられている。第1の支持部50a,50b,50cにおける一対の側壁は、図4における上下方向に延びており、側壁の間の距離はインク供給チューブ29a,29b,29cの直径よりも長い。このため、第1の支持部50a,50b,50cでは、インク供給チューブ29a,29b,29cが図4における上下方向に変位可能であり、且つ図4における上下方向に延びた状態で組み付けられる。
また、第1の支持部50a,50b,50cと離間した位置には、第2の支持部51a,51b,51cが設けられている。第2の支持部51a,51b,51cは、ガイド溝であり、壁面から立設した一対の側壁を有している。第2の支持部51a,51b,51cのうち、インク供給チューブ29a,29bを支持する第2の支持部51a,51bは湾曲しており、インク供給チューブ29cを支持する第2の支持部51cは湾曲せずに直線状に延びている。
図5に示すように、湾曲している第2の支持部51aでは、湾曲部外側の外周壁52が同湾曲部の全長に亘って連続して設けられている一方で、湾曲部内側の内周壁53が断続的に設けられている。また、内周壁53が途切れている部分には、外周壁52における側壁形成部材23の壁面25から最も離れた部分に、湾曲部内側、すなわち内周壁53側に向かって突出した突出部54が1つ設けられている。
また、第2の支持部51bも第2の支持部51aと同様に、その湾曲部外側の外周壁52が同湾曲部の全長に亘って連続して設けられている一方で、湾曲部内側の内周壁53が断続的に設けられている。そして、内周壁53が途切れている部分には、外周壁52における側壁形成部材23の壁面25から最も離れた部分に、湾曲部内側に向かって突出した突出部54が1つ設けられている。
また、図4に示すように、湾曲していない第2の支持部51cでは、図4における下方に位置する下部壁55が全長に亘って連続して設けられている一方で、図4における上方に位置する上部壁56が断続的に設けられている。そして、上部壁56が途切れている部分には、下部壁55における側壁形成部材23の壁面25から最も離れた部分に、上部壁56側に向かって突出した突出部54が1つ設けられている。
これら第2の支持部51a,51b,51cにおける一対の壁の間の距離は、インク供給チューブ29a,29b,29cの直径よりも短い。すなわち、第2の支持部51a,51bにおける外周壁52と内周壁53との距離はインク供給チューブ29a,29bの直径よりも短い。また、第2の支持部51cにおける下部壁55と上部壁56との距離はインク供給チューブ29cの直径よりも短い。このため、第2の支持部51a,51b,51cでは、同第2の支持部51a,51b,51cに組み付けられたインク供給チューブ29a,29b,29cが第2の支持部51a,51b,51cの形状に沿って固定される。
また、第2の支持部51bの下方には、インク供給チューブ29cを支持する第3の支持部57が設けられている。第3の支持部57は、湾曲したガイド溝であり、湾曲した一対の側壁を有している。そして、第3の支持部57は、第2の支持部51a,51bと同様に、湾曲部外側の外周壁が同湾曲部の全長に亘って連続して設けられている一方で、湾曲部内側の内周壁が断続的に設けられている。また、内周壁が途切れている部分には、外周壁における側壁形成部材23の壁面25から最も離れた部分に、湾曲部内側に向かって突出した突出部54が設けられている。なお、第3の支持部57には突出部54が1つ設けられている。また、第3の支持部57における一対の側壁の間の距離は、インク供給チューブ29cの直径よりも短い。このため、第3の支持部57にインク供給チューブ29cが組み付けられると、インク供給チューブ29cは第3の支持部57に沿って固定される。
このように、ステー26に接続されているインク供給チューブ29aは、第1の支持部50a、及び第2の支持部51aによって支持されている。また、ステー27に接続されているインク供給チューブ29bは、第1の支持部50b、及び第2の支持部51bによって支持されている。また、ステー28に接続されているインク供給チューブ29cは、第1の支持部50c、第2の支持部51c、及び第3の支持部57によって支持されている。
ここで、側壁形成部材23には、その壁面25に凸部によって表現された三角形状のマーク59が複数刻印されている。マーク59は、その角の先端が、第2の支持部51a,51b,51cの一端を指し示すように配設されている。なお、マーク59は壁面25に凸部によって刻印されているため、壁面25に設けた凹凸によって表現されていることになる。
各インク供給チューブ29a,29b,29cは、同インク供給チューブ29a,29b,29cに設けられた第1の線31が第2の支持部51a,51b、51cの一端に位置するように配設されている。すなわち、インク供給チューブ29a,29b,29cにおける第1の線31が、ケース21に設けられた三角形状のマーク59によって示されている位置とほぼ同じ位置になるように各インク供給チューブ29a,29b,29cが配設されている。
こうして支持されたインク供給チューブ29a,29b,29cは、側壁形成部材23に設けられたチューブ挿通孔60を通じてケース21外に引き回されている。
そして、ケース21外に引き回されたインク供給チューブ29a,29b,29cは、記録ユニット10の筐体11の内部に導入され、中継器14に接続されている。中継器14は、記録ユニット10に設けられたインク供給系を通じて記録ヘッド12に接続されている。このため、第1の液体収容ユニット20に設けられた各ステー26,27,28に液体収容体40が取り付けられると、液体収容体40に収容されているインクが中継器14を介して記録ヘッド12に供給可能になる。
次に、図1及び図6を参照して、筐体11の左側面に取り付けられている第2の液体収容ユニット70について説明する。
図1に示すように、第2の液体収容ユニット70は、第1の液体収容ユニット20と同様に、ケース71を備えている。ケース71は、ケース71の底を形成する有底箱状の底形成部材72と、底形成部材72における筐体11と対向する側壁の上端に連結される側壁形成部材73と、底形成部材72の上端に回動可能に連結される蓋体74とによって構成されている。蓋体74は側壁形成部材73の上端と当接、離間することによりケース71を開閉する。なお、ケース71は、略直方体状に形成されている。
ケース71には、液体収容体40が1つ収容される。液体収容体40には、例えばブラックインクが収容されており、第1の液体収容ユニット20に設けられた液体収容体40よりも容量が大きい可撓性材料からなるインクバッグ41と、インクバッグ41の上端部に固定された矩形環状の取手部42とを備えている。
図6に示すように、ケース71の内には、側壁形成部材73の壁面75から突出したステー76が1つ設けられている。ステー76には、液体収容体40の取手部42が嵌め込まれることによって液体収容体40が着脱可能に取り付けられる。すなわち、ステー76は液体収容体40を支持する支持機構として機能する。
ステー76には、その下方にインク供給チューブ77が接続されている。インク供給チューブ77は、ステー76の内部に設けられた液体供給針78に接続されている。液体供給針78は、ステー76の内部で変位可能に設けられているとともにその先端が露出している。これにより、ステー76に液体収容体40が組み付けられるときに、液体収容体40に設けられた挿通部45に液体供給針78が突き刺さり、液体供給針78が液体収容体40の内部に挿通される。これにより、液体供給針78に接続されたインク供給チューブ77と液体収容体40とが連通する。
インク供給チューブ77には、マークとして、1本の線79が設けられている。この線79は、インク供給チューブ77の延伸方向と直交する方向である周方向全周に亘って連続して延びており、円環状になっている。
インク供給チューブ77は、側壁形成部材73の壁面75に設けられた複数の支持部、すなわち第2の液体収容ユニット70内に設けられた複数の支持部によって湾曲した形状で支持されている。なお、ケース71内には、ケース71内に引き回されているインク供給チューブ77を隠すカバーが取り付けられるが、図6では、このカバー、蓋体74、及び液体収容体40を取り外した状態を示している。
次に、側壁形成部材73の壁面75に設けられた各支持部の構成について説明する。
側壁形成部材73の壁面75において、ステー76からインク供給チューブ77が引き出されている部分、すなわち、ステー76のすぐ下の部分には、同壁面75から立設した一対の側壁を有する第1の支持部80が設けられている。第1の支持部80における一対の側壁は、図6における上下方向に延びており、側壁の間の距離はインク供給チューブ77の直径よりも長い。このため、第1の支持部80では、インク供給チューブ77が図6における上下方向に変位可能であり、且つ図6における上下方向に延びた状態で組み付けられる。
また、第1の支持部80と離間した位置には、第2の支持部81が設けられている。第2の支持部81は、ガイド溝であり、壁面から立設した一対の側壁を有している。第2の支持部81は、図6における左右方向に直線状に延びる直線部82と、同直線部82から上方に向かって90°湾曲した湾曲部83とを備えている。
直線部82では、図6における下方に位置する下部壁84が全長に亘って連続して設けられている一方で、図6における上方に位置する上部壁85が断続的に設けられている。そして、上部壁85が途切れている部分には、下部壁84における側壁形成部材73の壁面75から最も離れた部分に、上部壁85側に向かって突出した突出部86が1つ設けられている。
また、図6及び図7に示すように、湾曲部83では、湾曲部83外側の外周壁87が同湾曲部83の全長に亘って連続して設けられている一方で、湾曲部83内側の内周壁88が断続的に設けられている。また、内周壁88が途切れている部分には、外周壁87における側壁形成部材73の壁面75から最も離れた部分に、湾曲部83内側、すなわち内周壁88側に向かって突出した突出部86が1つ設けられている。
第2の支持部81における一対の壁の間の距離は、インク供給チューブ77の直径よりも短い。すなわち、直線部82における下部壁84と上部壁85との間の距離はインク供給チューブ77の直径よりも短い。また、湾曲部83における外周壁87と内周壁88との間の距離もインク供給チューブ77の直径よりも短い。このため、第2の支持部81では、同第2の支持部81に組み付けられたインク供給チューブ77が第2の支持部81の形状に沿って固定される。
また、第2の支持部81の湾曲部83の上方には、側壁形成部材73の壁面75から立設した一対の側壁を有する第3の支持部89が設けられている。第3の支持部89における一対の側壁は、図6における上下方向に延びており、側壁の間の距離はインク供給チューブ77の直径よりも短い。このため、第3の支持部89では、インク供給チューブ77が図6における上下方向に延びた状態で固定される。
ここで、側壁形成部材73には、その壁面75に凸部によって表現された三角形状のマーク90が刻印されている。マーク90は、その角の先端が、第2の支持部81の一端を指し示すように配設されている。なお、マーク90は壁面75に凸部によって刻印されているため、壁面75に設けられた凹凸によって表現されていることになる。
インク供給チューブ77は、同インク供給チューブ77に設けられた線79が第2の支持部81の一端に位置するように、第1の支持部80、第2の支持部81、及び第3の支持部89によって支持されている。すなわち、インク供給チューブ77における線79の位置が、ケース71に設けられた三角形状のマークに90よって示されている位置とほぼ同じになるように配設されている。
こうして支持されたインク供給チューブ77は、側壁形成部材73に設けられたチューブ挿通孔91を通じてケース71外に引き回されている。
そして、ケース71外に引き回されたインク供給チューブ77は、記録ユニット10の筐体11の内部に導入され、中継器14に接続されている。これにより、第2の液体収容ユニット70に設けられたステー76に液体収容体40が取り付けられると、この液体収容体40に収容されているインクが中継器14を介して記録ヘッド12に供給可能になる。
次に、図8〜図13を参照して、記録ユニット10内部でのインク供給チューブ29a,29b,29c,77の配設態様について説明する。
図8には、筐体11の一部を取り外した状態の記録ユニット10が示されている。
図8に示すように、筐体11には、トンネル部材100が設けられている。トンネル部材100は、その下端が開口した逆U字状であり、その下端が筐体11の一部を構成する本体フレーム101に差し込まれている。トンネル部材100には、上下方向に延びる貫通孔102が形成されている。貫通孔102には、インク供給チューブ29a,29b,29cが挿通されている。貫通孔102の幅はインク供給チューブ29a,29b,29cの直径よりも少しだけ広い。このため、インク供給チューブ29a,29b,29cがトンネル部材100に挿通されると、各インク供給チューブ29a,29b,29cが縦方向に並んだ状態で支持される。すなわち、トンネル部材100は、インク供給チューブ29a,29b,29cを支持する支持部として機能する。トンネル部材100には、上下方向に延びるリブ103が形成されている。インク供給チューブ29a,29b,29cは、同インク供給チューブ29a,29b,29cに設けられた第2の線32がこのリブ103と重なるように配設されている。
なお、図4に示すように、トンネル部材100は、第1の液体収容ユニット20のケース21が取り付けられたときにチューブ挿通孔60からケース21内に露出する位置に設けられている。
また、図8及び図9に示すように、本体フレーム101には、インク供給チューブ29a,29b,29cを中継器14に向けて引き回すための開口104が設けられている。この開口104には、同開口104の端部を覆うことにより、インク供給チューブ29a,29b,29cが開口104の端部によって擦れてしまうことを抑制する保護部材105が嵌入されている。また、本体フレーム101には、開口104に接続されて走査方向Xに沿って延びる板部106が形成されている。
また、図10に示すように、板部106には、走査方向Xに沿って延び、各インク供給チューブ29a,29b,29cを直線状に並べた状態で支持する並列支持部107が設けられている。並列支持部107は、半円筒状の嵌合部を3つ有している。インク供給チューブ29a,29b,29cは、同インク供給チューブ29a,29b,29cに設けられた第3の線33が並列支持部107の一端に位置するように配設される。
このように、インク供給チューブ29a,29b,29cは、保護部材105(開口104)から本体フレーム101内部に引き回された後、並列支持部107に固定された状態で走査方向Xに配設されて、本体フレーム101を横断する。
そして、図11に示すように、走査方向Xにおいて中継器14よりも内側(図11では右側)には、インク供給チューブ29a,29b,29cを上方に湾曲させるための湾曲補助部材108が設けられている。
図12に示すように、この湾曲補助部材108には、インク供給チューブ29a,29b,29cが、上下方向に延びる軸線を中心に螺旋状をなすように巻き付けられている。
そして、図11に示すように、湾曲補助部材108によって上方に導かれたインク供給チューブ29a,29b,29cが、中継器14の第1の入口部109から中継器14の内部に導かれている。
図13に示すように、中継器14には、各インク供給チューブ29a,29b,29c,77に対応する4つの接続部110a,110b,110c,110dが設けられている。このうちの3つの接続部110a,110b,110cには、第1の液体収容ユニット20から引き回されたインク供給チューブ29a,29b,29cが接続されている。中継器14における第1の入口部109の内部にはクランプ111が設けられている。このクランプ111によってインク供給チューブ29a,29b,29cがそれぞれ固定されている。
また、図11及び図13に示すように、第2の液体収容ユニット70のケース71外に引き回されたインク供給チューブ77は、筐体11に設けられた開口112、及び中継器14の第2の入口部113を通じて中継器14の内部に導かれている。中継器14に設けられた接続部110a,110b,110c,110dのうち、図13における左端に位置する接続部110dには、第2の液体収容ユニット70から引き回されたインク供給チューブ77が接続されている。中継器14における第2の入口部113の内部にはクランプ114が設けられている。このクランプ114によってインク供給チューブ77が固定されている。
次に、上記実施形態の作用について説明する。
プリンターに配設されたインク供給チューブ29a,29b,29c,77を各支持部によって支持するようにしているため、プリンターにインク供給チューブ29a,29b,29c,77を配設した状態において、インク供給チューブ29a,29b,29c,77が折れ曲がって潰れてしまうことが抑制される。
ところで、各支持部を設けただけでは、インク供給チューブ29a,29b,29c,77がそもそも折れ曲がって潰れた状態で配設され、その状態のまま各支持部で支持されてしまうおそれがある。
これに対して、本実施形態では、インク供給チューブ29a,29b,29c,77に、各支持部によって支持する部位の目安になる線31,32,33,79を設けている。そして、インク供給チューブ29a,29b,29c,77をプリンターに組み付ける際に、この線31,32,33,79を目安にして各支持部で支持する位置を合わせる。これにより、インク供給チューブ29a,29b,29c,77が折れ曲がって潰れてしまわない適切な部位においてインク供給チューブ29a,29b,29c,77が支持される。
また、各支持部のうち湾曲しているものでは、湾曲部外側の外周壁52,87を、その湾曲部の全長に亘って連続して設けているため、外周壁52,87によってインク供給チューブ29a,29b,29c,77が外周側に飛び出さないように規制される。これによりインク供給チューブ29a,29b,29c,77の湾曲度合いが調節される。
また、各支持部のうち湾曲しているものでは、湾曲部内側の内周壁53,88を断続的に設け、この内周壁53,88が途切れている部分に、外周壁52,87から湾曲部内側に向かって突出した突出部54,86を設けている。このため、この支持部に収容されたインク供給チューブ29a,29b,29c,77は突出部54,86によって押さえられ、外れにくくなる。また、突出部54,86が設けられている位置では内周壁53,88が途切れているため、突出部54,86が設けられていてもこの途切れた部分を通じてインク供給チューブ29a,29b,29c,77を各支持部に組み付けることができる。
ここで、液体収容体40には液体供給針30,78を挿通させる挿通部45が設けられているが、液体収容体40は製造公差などによりその寸法にばらつきがある。このため、各ステー26,27,28,76に液体収容体40を取り付ける際には、液体供給針30,78の位置を調整して、液体供給針30,78と液体収容体40の挿通部45との位置合わせを行うことが望ましい。
本実施形態では、第1の支持部50a,50b、50c,80ではインク供給チューブ29a,29b,29c,77が変位可能に支持されるため、液体供給針30,78の変位が許容され、各ステー26,27,28,76に液体収容体40を取り付けるときに液体収容体40の挿通部45と液体供給針30,78との位置の調整が許容される。
また、第1の液体収容ユニット20の各ステー26,27,28に接続されるインク供給チューブ29a,29b,29cでは、同インク供給チューブ29a,29b,29cの延伸方向に間隔を隔てて複数の線31,32,33を設けた。このため、インク供給チューブ29a,29b,29cを筐体11及びケース21に組み付けるときに、多くの箇所で位置決めをすることができる。
さらに、この線31,32,33をインク供給チューブ29a,29b,29cの周方向に沿って延びる線にしているため、インク供給チューブ29a,29b,29cの延伸方向における狭い範囲を示すことができ、この線を目安に位置を合わせることで、より正確な位置決めがなされる。
そして、インク供給チューブ29a,29b,29cに設けられた線31,32,33を、インク供給チューブ29a,29b,29cの全周に亘る円環状の線にしている。このため、インク供給チューブ29a,29b,29cが捩れた状態であっても同インク供給チューブ29a,29b,29cに設けられたマークである線31,32,33を視認することができる。
また、本実施形態では、第1の液体収容ユニット20の各ステー26,27,28に接続されるインク供給チューブ29a,29b,29cにおいて、第1の線31をケース21に設けられた三角形状のマーク59に対応させて配設している。また、第2の線32をトンネル部材100のリブ103に対応させて配設している。そして、第3の線33を並列支持部107の先端に対応させて配設している。すなわち、第1の線31と三角形状のマーク59、第2の線32とリブ103、並びに第3の線33と並列支持部107を対になったものとして、この対になるマーク同士の位置を合わせるようにインク供給チューブ29a,29b,29cを配設している。このため、支持位置の間違いが少なくなり、より正確にインク供給チューブ29a,29b,29cの位置決めがなされる。
また、記録ユニット10の筐体11の一部であるトンネル部材100に凸部であるリブ103を形成し、このリブ103を位置合わせの目安となるマークにしているため、筐体11を成形する工程においてマークを刻印することができ、筐体11を成形してからマークを設ける場合と比較して製造工程の数が少なくなる。
また、第2の液体収容ユニット70のステー76に接続されるインク供給チューブ77では、インク供給チューブ77の周方向に沿って延びる線79を設けるようにしているため、インク供給チューブ77の延伸方向における狭い範囲を示すことができ、この線79を目安に位置を合わせることで、より正確な位置決めがなされる。
さらに、インク供給チューブ77に設けられた線79を、インク供給チューブ77の全周に亘る円環状の線にしているため、インク供給チューブ77が捩れた状態であっても同インク供給チューブ77に設けられたマークである線79を視認することができる。
そして、本実施形態では、第2の液体収容ユニット70のステー76に接続されるインク供給チューブ77において、その線79をケース71に設けられた三角形状のマーク90に対応させ、これらを対になったものとして、この対になるマーク同士の位置を合わせるようにインク供給チューブ77を配設している。このため、支持位置の間違いが少なくなり、より正確にインク供給チューブ77の位置決めがなされる。
また、本実施形態では、液体収容ユニット20,70のケース21,71に設けられた三角形状のマーク59,90をケース21,71の壁面25,75に設けた凹凸によって表現している。このため、ケース21,71を成形する工程においてマーク59,90を刻印することができ、ケース21,71を成形してからマーク59,90を設ける場合と比較して製造工程の数を少なくすることができる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)インク供給チューブ29a,29b,29c,77に支持部によって支持する部位の目安になる線31,32,33,79が設けられているため、インク供給チューブ29a,29b,29c,77がそもそも折れ曲がって潰れた状態で配設されてしまうことを抑制することができる。したがって、インク供給チューブ29a,29b,29c,77を適切に支持してインク供給チューブ29a,29b,29c,77が折れ曲がって潰れてしまうことを抑制することができる。ひいては、インク供給チューブ29a,29b,29c,77内の液体の流れが悪くなることを抑制して印字不良などの発生を抑えることができる。
(2)湾曲した第2の支持部51a,51b,81、及び第3の支持部57の外周壁52,87が湾曲部の全長に亘って連続して設けられている。このため、インク供給チューブ29a,29b,29c,77が外周側に飛び出さないように規制され、インク供給チューブ29a,29b,29c,77が折れ曲がって潰れてしまうことを一層抑制することができるようになる。
(3)湾曲した第2の支持部51a,51b,81、及び第3の支持部57の内周壁53,88が断続的に設けられており、内周壁53,88が途切れている部分に突出部54,86が設けられている。このため、支持部からインク供給チューブ29a,29b,29c,77が外れにくくなるとともに、突出部54,86が設けられていてもインク供給チューブ29a,29b,29c,77を組み付けることができるようになる。
(4)第1の支持部50a,50b,50c,80における一対の側壁の間の距離をインク供給チューブ29a,29b,29c,77の直径よりも長くし、第2の支持部51a,51b,51c,81における一対の側壁の間の距離をインク供給チューブ29a,29b,29c,77の直径よりも短くした。このため、ケース21,71内でインク供給チューブ29a,29b,29c,77が折れ曲がって潰れてしまうことを抑制することができるとともに、各ステー26,27,28,76に液体収容体40を取り付けるときに液体収容体40の挿通部45と液体供給針30,78との位置を調整することができるようになる。
(5)第1の液体収容ユニット20のステー26,27,28に接続されるインク供給チューブ29a,29b,29cに複数の線31,32,33を設けたため、インク供給チューブ29a,29b,29cを組み付けるときに、多くの箇所で位置決めをすることができ、その形状をより細かく調節することができる。
(6)インク供給チューブ29a,29b,29c,77に設けられた線を、同インク供給チューブ29a,29b,29c,77の延伸方向と直交する方向である周方向に沿って延びる線にしたため、この線を目安に位置を合わせることで、より正確にインク供給チューブ29a,29b,29c,77の位置決めをすることができるようになる。
(7)インク供給チューブ29a,29b,29c,77に設けられた線を、同インク供給チューブ29a,29b,29c,77の全周に亘る円環状の線にした。このため、インク供給チューブ29a,29b,29c,77が捩れていても同インク供給チューブ29a,29b,29c,77に設けられたマークである線を視認して容易に位置合わせを行うことができる。
(8)ケース21,71の第2の支持部51a,51b,51c,81が設けられている部分に、インク供給チューブ29a,29b,29c,77に設けられている線と対になる三角形状のマーク59,90を設けた。このため、この対になるマーク同士の位置を合わせることにより、より正確にインク供給チューブ29a,29b,29c,77の位置決めをすることができるようになる。
(9)ケース21,71に設けられた三角形状のマーク59,90を、ケース21,71の壁面25,75に設けた凹凸によって表現したため、ケース21,71を成形する工程においてマーク59,90を刻印することができ、ケース21,71を成形してからマーク59,90を設ける場合と比較して製造工程の数を少なくすることができる。
(10)トンネル部材100に、インク供給チューブ29a,29b,29cに設けられているマークである線32と対になるマークとしてリブ103を設けたため、この対になるマーク同士の位置を合わせることにより、より正確にインク供給チューブ29a,29b,29cの位置決めをすることができるようになる。
(11)トンネル部材100に設けられたマークがトンネル部材100に形成されたリブ103であるため、トンネル部材100を成形する工程においてマークを設けることができ、トンネル部材100を成形してからマークを設ける場合と比較して製造工程の数を少なくすることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更して実施することができる。
・第2の液体収容ユニット70のステー76に接続されたインク供給チューブ77に、延伸方向に間隔を隔てて複数のマークを設けてもよい。こうした場合には、マークと各支持部80,81,89の一端とを対応させてインク供給チューブ77を各支持部80,81,89に組み付けるようにすればよい。
・インク供給チューブ29a,29b,29c,77に複数のマークを設ける場合には、互いに異なるマークを使用するようにしてもよい。例えば、色、形、または模様などを相違させるようにしてもよい。
・ケース21,71に凹部によって三角形状のマークを刻印するようにしてもよい。
・壁面25,75に設けた凹凸によってマークを表現する例を示したが、マークはその位置が確認できるものであればよいため、他の方法によってマークを表現することもできる。例えば、塗料によってマークを描くようにする構成や、マークとして目印になる部品を取り付ける構成を採用することもできる。
・ケース21,71に設けられたマークに色を付けるようにしてもよい。こうした場合には、各マークの色が異なるようにし、インク供給チューブ29a,29b,29c,77に設けられたマークの色と、ケースに設けられたマークの色とを同じ色で対応させるようにしてもよい。こうした構成によれば、インク供給チューブ29a,29b,29c,77に設けられたマークとケースに設けられたマークとの対応が一層わかりやすくなる。
・ケース21,71の第2の支持部51a,51b,51c,81が設けられている部分以外の部分にマークを設けてもよい。例えば、第1の支持部50a,50b,50c,80が設けられている部分や、第3の支持部57,89が設けられている部分などにマークを設けてもよい。
・ケース21,71に設けられるマークを三角形以外の形状にしてもよい。例えば、線や丸、四角形など、他の記号を採用してもよい。
・第1の液体収容ユニット20に3つの液体収容体40を収容し、第2の液体収容ユニット70に1つの液体収容体40を収容するようにしたが、これらの数を適宜変更してもよい。また、第1の液体収容ユニット20及び第2の液体収容ユニット70のうちいずれか一方のみを備えるようにしてもよい。
・各支持部において突出部54,86の数は適宜変更してもよい。
・第1の液体収容ユニット20のケース21に設ける支持部の数は適宜変更してもよい。
・第2の液体収容ユニット70のケース71に設ける支持部の数は適宜変更してもよい。
・トンネル部材100にリブ103とは異なるマークを形成してもよい。マークはその位置が確認できるものであればよいため、例えば、上下方向に延びる溝を形成するなどしてもよい。また、塗料によってマークを描くようにする構成や、マークとして目印になる部品を取り付ける構成を採用することもできる。なお、トンネル部材100とリブ103とを別々に成型して、これらを接着などにより固定するようにしてもよい。
・記録ユニット10の筐体11の板部106において、並列支持部107が設けられている部分にインク供給チューブ29a,29b,29cに設けられている第3の線33と対になるマーク、例えば、並列支持部107の一端が位置している部分を示すマークを設けるようにしてもよい。こうした構成によれば、これらの対になるマーク同士の位置を合わせることにより、より正確にインク供給チューブ29a,29b,29cの位置決めをすることができるようになる。また、こうした構成において、筐体11に設けられたマークを、板部106の壁面に設けた凹凸によって表現するようにすれば、筐体11を成形する工程においてマークを刻印することができるため、筐体11を成形してからマークを設ける場合と比較して製造工程の数を少なくすることができる。
・ケース21,71に三角形状のマークを設けなくてもよい。こうした場合であっても、第2の支持部51a,51b,51c,81の一端に線31,79を合わせるようにインク供給チューブ29a,29b,29c,77を組み付けるようにする。これにより、インク供給チューブ29a,29b,29c,77が折れ曲がって潰れてしまわない適切な部位において同インク供給チューブ29a,29b,29c,77を支持することができる。
・インク供給チューブ29a,29b,29c,77に設けられた線31,32,33,79を、全周に亘る円環状の線にしなくてもよい。例えば、周方向における一部分が途切れているなど、周方向に延びる線31,32,33,79が断続的に設けられていてもよい。
・インク供給チューブ29a,29b,29c,77に設けられているマークとして線以外のものを用いてもよい。例えば、丸や三角といった記号などを用いてもよい。
・インク供給チューブ29a,29b,29cに設けられているマークの数は、1つ以上であれば適宜変更してもよい。
・第1の支持部50a,50b,50c,80における一対の側壁の間の距離をインク供給チューブ29a,29b,29c,77の直径と同じにしたり、インク供給チューブ29a,29b,29c,77の直径よりも短くしたりしてもよい。
・各支持部に突出部54,86を設けたが、突出部54,86を設けないようにしてもよい。こうした場合には、内周壁53,88または上部壁56,85を断続的に設ける必要はない。
・外周壁52,87または下部壁55,84を断続的に設けるようにしてもよい。例えば、途切れた部分の長さがインク供給チューブ29a,29b,29c,77の直径よりも短い場合には、外周壁52,87または下部壁55,84を連続して設ける必要はない。
・液体収容体40は、空になった場合に、インクで満たされた新たな液体収容体40と交換する交換式のものであってもよいし、空になった液体収容体にインクを注入する注入式のものであってもよい。
・液体収容ユニット20,70を記録ユニット10内に設けるようにしてもよい。こうした場合には、液体収容ユニット20,70に収容される液体収容体40も記録ユニット10の内部に設けられることになる。
・上記実施形態において、記録装置は、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりして記録を行う液体噴射装置であってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を噴射して記録を行う液状体噴射装置であってもよい。また、ゲル(例えば物理ゲル)などの流状体を噴射する流状体噴射装置であってもよい。
10…記録ユニット、11…筐体、12…記録ヘッド、13…キャリッジ、14…中継器、15…操作パネル、16…排出口、17…排紙トレイ、18…給紙カセット、19…スキャナー部、20…第1の液体収容ユニット、21…ケース、22…底形成部材、23…側壁形成部材、24…蓋体、25…壁面、26,27,28…ステー、29a,29b,29c…インク供給チューブ、30…液体供給針、31…第1の線、32…第2の線、33…第3の線、40…液体収容体、41…インクバッグ、42…取手部、43…ICチップ、44…供給路、45…挿通部、50a,50b,50c…第1の支持部、51a,51b,51c…第2の支持部、52…外周壁、53…内周壁、54…突出部、55…下部壁、56…上部壁、57…第3の支持部、59…マーク、60…チューブ挿通孔、70…第2の液体収容ユニット、71…ケース、72…底形成部材、73…側壁形成部材、74…蓋体、75…壁面、76…ステー、77…インク供給チューブ、78…液体供給針、79…線、80…第1の支持部、81…第2の支持部、82…直線部、83…湾曲部、84…下部壁、85…上部壁、86…突出部、87…外周壁、88…内周壁、89…第3の支持部、90…マーク、100…トンネル部材、101…本体フレーム、102…貫通孔、103…リブ、104…開口、105…保護部材、106…板部、107…並列支持部、108…湾曲補助部材、109…第1の入口部、110…接続部、111…クランプ、112…開口、113…第2の入口部、114…クランプ。

Claims (9)

  1. 記録媒体に液体を噴射することによって記録を行う記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドが収容された記録ユニットと、
    前記記録ユニットの外部に設けられ、前記記録ヘッドから噴射する液体を収容した液体収容体を収容する収容ユニットと、
    前記収容ユニット内に収容された前記液体収容体に収容されている液体を前記記録ヘッドに供給する液体供給チューブと、
    前記記録ユニット内及び前記収容ユニット内の少なくとも一方に設けられて、前記液体供給チューブを支持する支持部と、を備え、
    前記支持部は、前記液体供給チューブを収容するガイド溝を含み、
    前記ガイド溝のうち、湾曲しているものにおける湾曲部外側の外周壁は、同ガイド溝の湾曲部の全長に亘って連続して設けられ、
    前記ガイド溝のうち、湾曲しているものにおける湾曲部内側の内周壁は、断続的に設けられており、
    同ガイド溝における前記内周壁が途切れている部分には、前記外周壁から湾曲部内側に向かって突出しており、同ガイド溝内に収容された前記液体供給チューブを押さえる突出部が設けられ、
    前記液体供給チューブには、前記支持部によって支持される部位の目安になるマークが設けられている
    記録装置。
  2. 記録媒体に液体を噴射することによって記録を行う記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドが収容された記録ユニットと、
    前記記録ヘッドから噴射する液体を収容した液体収容体を収容する収容ユニットと、
    前記収容ユニット内に収容された前記液体収容体に収容されている液体を前記記録ヘッドに供給する液体供給チューブと、
    前記記録ユニット内及び前記収容ユニット内の少なくとも一方に設けられて、前記液体供給チューブを支持する支持部と、を備え、
    前記支持部は、前記液体供給チューブを収容するガイド溝を含み、
    前記ガイド溝のうち、湾曲しているものにおける湾曲部外側の外周壁は、同ガイド溝の湾曲部の全長に亘って連続して設けられ、
    前記ガイド溝のうち、湾曲しているものにおける湾曲部内側の内周壁は、断続的に設けられており、
    同ガイド溝における前記内周壁が途切れている部分には、前記外周壁から湾曲部内側に向かって突出しており、同ガイド溝内に収容された前記液体供給チューブを押さえる突出部が設けられ、
    前記液体供給チューブには、前記支持部によって支持される部位の目安になるマークが設けられている
    記録装置。
  3. 記録媒体に液体を噴射することによって記録を行う記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドが収容された記録ユニットと、
    前記記録ユニットの外部に設けられ、前記記録ヘッドから噴射する液体を収容した液体収容体を収容する収容ユニットと、
    前記収容ユニット内に収容された前記液体収容体に収容されている液体を前記記録ヘッドに供給する液体供給チューブと、
    前記記録ユニット内及び前記収容ユニット内の少なくとも一方に設けられて、前記液体供給チューブを支持する支持部と、を備え、
    前記収容ユニット内には、前記液体収容体が取り付けられる支持機構が固定されており、
    前記支持機構には、前記液体収容体が取り付けられているときに同液体収容体の内部に挿通されて同液体収容体と前記液体供給チューブとを連通させる液体供給針が設けられており、
    前記支持部として、前記収容ユニット内における前記支持機構から前記液体供給チューブが引き出されている部分には第1の支持部が設けられている一方で、同収容ユニット内における前記第1の支持部から離間した位置には第2の支持部が設けられ、
    前記第1の支持部及び前記第2の支持部にはそれぞれ一対の側壁が設けられており、前記第1の支持部における一対の側壁の間の距離は前記液体供給チューブの直径よりも長く、前記第2の支持部における一対の側壁の間の距離は前記液体供給チューブの直径よりも短く、
    前記液体供給チューブには、前記支持部によって支持される部位の目安になるマークが設けられている
    記録装置。
  4. 記録媒体に液体を噴射することによって記録を行う記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドが収容された記録ユニットと、
    前記記録ヘッドから噴射する液体を収容した液体収容体を収容する収容ユニットと、
    前記収容ユニット内に収容された前記液体収容体に収容されている液体を前記記録ヘッドに供給する液体供給チューブと、
    前記記録ユニット内及び前記収容ユニット内の少なくとも一方に設けられて、前記液体供給チューブを支持する支持部と、を備え、
    前記収容ユニット内には、前記液体収容体が取り付けられる支持機構が固定されており、
    前記支持機構には、前記液体収容体が取り付けられているときに同液体収容体の内部に挿通されて同液体収容体と前記液体供給チューブとを連通させる液体供給針が設けられており、
    前記支持部として、前記収容ユニット内における前記支持機構から前記液体供給チューブが引き出されている部分には第1の支持部が設けられている一方で、同収容ユニット内における前記第1の支持部から離間した位置には第2の支持部が設けられ、
    前記第1の支持部及び前記第2の支持部にはそれぞれ一対の側壁が設けられて
    おり、前記第1の支持部における一対の側壁の間の距離は前記液体供給チューブの直径よりも長く、前記第2の支持部における一対の側壁の間の距離は前記液体供給チューブの直径よりも短く、
    前記液体供給チューブには、前記支持部によって支持される部位の目安になるマークが設けられている
    記録装置。
  5. 記録媒体に液体を噴射することによって記録を行う記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドが収容された記録ユニットと、
    前記記録ユニットの外部に設けられ、前記記録ヘッドから噴射する液体を収容した液体収容体を収容する収容ユニットと、
    前記収容ユニット内に収容された前記液体収容体に収容されている液体を前記記録ヘッドに供給する液体供給チューブと、
    前記記録ユニット内及び前記収容ユニット内の少なくとも一方に設けられて、前記液体供給チューブを支持する支持部と、を備え、
    前記液体供給チューブには、前記支持部によって支持される部位の目安になるマークが設けられており、
    前記収容ユニット内の前記支持部が設けられている部分には、前記液体供給チューブに設けられている前記マークと対になるマークが設けられている
    記録装置。
  6. 記録媒体に液体を噴射することによって記録を行う記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドが収容された記録ユニットと、
    前記記録ヘッドから噴射する液体を収容した液体収容体を収容する収容ユニットと、
    前記収容ユニット内に収容された前記液体収容体に収容されている液体を前記記録ヘッドに供給する液体供給チューブと、
    前記記録ユニット内及び前記収容ユニット内の少なくとも一方に設けられて、前記液体供給チューブを支持する支持部と、を備え、
    前記液体供給チューブには、前記支持部によって支持される部位の目安になるマークが設けられており、
    前記収容ユニット内の前記支持部が設けられている部分には、前記液体供給チューブに設けられている前記マークと対になるマークが設けられている
    記録装置。
  7. 前記収容ユニットに設けられたマークは、前記収容ユニットの壁面に設けた凹凸によって表現されている
    請求項5又は6に記載の記録装置。
  8. 前記記録ユニット内の前記支持部が設けられている部分に、前記液体供給チューブに設けられている前記マークと対になるマークが設けられている
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の記録装置。
  9. 前記記録ユニット内に設けられたマークは、前記記録ユニットの壁面に設けた凹凸によって表現されている
    請求項8に記載の記録装置。
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