JP2014046556A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】物差しを収容するための物差し収容部を、筐体に設けられた装着部に備えると、インクジェットプリンターの製造コストが増加するという課題がある。
【解決手段】液体噴射ヘッド3と、インクを貯留し、貯留されたインクの水位が視認可能なインクタンク11と、液体噴射ヘッド3とインクタンク11とを連通する液体チューブ4と、液体噴射ヘッド3を収容した筐体2とは別体に構成され、インクタンク11を収容したタンク収容ケース10と、タンク収容ケース10に設けられ、物差し20を収容する物差し収容部と、を備えた記録装置を提供する。
【選択図】図1
【解決手段】液体噴射ヘッド3と、インクを貯留し、貯留されたインクの水位が視認可能なインクタンク11と、液体噴射ヘッド3とインクタンク11とを連通する液体チューブ4と、液体噴射ヘッド3を収容した筐体2とは別体に構成され、インクタンク11を収容したタンク収容ケース10と、タンク収容ケース10に設けられ、物差し20を収容する物差し収容部と、を備えた記録装置を提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、記録装置に関する。
記録装置としてのインクジェットプリンターは、液体噴射ヘッドからインクを噴射して用紙などの記録媒体に文字や画像を記録する。液体噴射ヘッドから噴射されるインクは、液体噴射ヘッドを備えて往復移動するキャリッジに搭載されたインクカートリッジやキャリッジの外側で筐体内に備えられたインクカートリッジから供給される。
オフィス向けまたは業務用に提供されるインクジェットプリンターでは、比較的大量の印刷に対応させるために、大容量のインクカートリッジを配置する必要性が生じている。そこで、例えば特許文献1では、筐体の外側に配置されたインクタンクからチューブを介して液体噴射ヘッドにインクを供給する。
図10(a)は、従来のインクジェットプリンター200の外観斜視図である。インクジェットプリンター200には、電源のオン・オフの操作や印刷条件の設定を行うための操作ボタン203が備えられる。インクジェットプリンター200は、用紙サポート201に載置された用紙Pを筐体202内部に給紙し、筐体202内部で液体噴射ヘッド208によって画像を用紙Pに形成する。画像が形成された用紙Pは、排出口204から排出される。インクタンク211を収容したタンク収容ケース210は、筐体202の側面に設けられた装着部205と係合可能な係合部212を有し、装着部205に着脱可能に備えられる。
筐体202の外部に設けられたインクタンク211からチューブ207を介して液体噴射ヘッド208にインクを供給する場合、インクタンク211内部のインク残量が所定量より少なくなっていると、インクタンク211内部の空気がチューブ207に混入してしまうことがある。チューブ207の中に空気が入ってしまうと液体噴射ヘッド208に空気が供給されてしまい、液体噴射ヘッド208内にインクが存在しない状態で噴射動作が行われてしまう。
そこで、物差し220を収容するための収容部206を、例えば装着部205に設け、使用者は、物差し220を収容部206から取り出し、図10(b)に示すように、インクタンク211に貯留された設置面PFからのインクの水位LVを測定し、水位LVが所定の高さより低いときは、インクタンク211にインクを充填することが行われる。
オフィス向けまたは業務用に提供されるインクジェットプリンターでは、比較的大量の印刷に対応させるために、大容量のインクカートリッジを配置する必要性が生じている。そこで、例えば特許文献1では、筐体の外側に配置されたインクタンクからチューブを介して液体噴射ヘッドにインクを供給する。
図10(a)は、従来のインクジェットプリンター200の外観斜視図である。インクジェットプリンター200には、電源のオン・オフの操作や印刷条件の設定を行うための操作ボタン203が備えられる。インクジェットプリンター200は、用紙サポート201に載置された用紙Pを筐体202内部に給紙し、筐体202内部で液体噴射ヘッド208によって画像を用紙Pに形成する。画像が形成された用紙Pは、排出口204から排出される。インクタンク211を収容したタンク収容ケース210は、筐体202の側面に設けられた装着部205と係合可能な係合部212を有し、装着部205に着脱可能に備えられる。
筐体202の外部に設けられたインクタンク211からチューブ207を介して液体噴射ヘッド208にインクを供給する場合、インクタンク211内部のインク残量が所定量より少なくなっていると、インクタンク211内部の空気がチューブ207に混入してしまうことがある。チューブ207の中に空気が入ってしまうと液体噴射ヘッド208に空気が供給されてしまい、液体噴射ヘッド208内にインクが存在しない状態で噴射動作が行われてしまう。
そこで、物差し220を収容するための収容部206を、例えば装着部205に設け、使用者は、物差し220を収容部206から取り出し、図10(b)に示すように、インクタンク211に貯留された設置面PFからのインクの水位LVを測定し、水位LVが所定の高さより低いときは、インクタンク211にインクを充填することが行われる。
しかしながら、大きさや外観形状が異なる種々のインクジェットプリンターが提供される。そのため、種々のインクジェットプリンターにおけるそれぞれの筐体に、物差しを収容するための収容部を個別に設けなくてはならないので、インクジェットプリンターの製造コストが増加するという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体を貯留し、貯留された前記液体の水位が視認可能な液体タンクと、前記液体噴射ヘッドと前記液体タンクとを連通する導管と、前記液体噴射ヘッドを収容した筐体とは別体に構成され、前記液体タンクを収容したタンク収容ケースと、前記タンク収容ケースに設けられ、前記水位を測定するための物差しを収容する物差し収容部と、を備えたことを特徴とする記録装置。
本適用例によれば、物差しを収容する物差し収容部をタンク収容ケースに設ける。これにより、物差しを収容する物差し収容部が備えられたタンク収容ケースを、外観や大きさの異なる複数の筐体に対して共通のタンク収容ケースとして備えることができる。そのため、物差しを収容する物差し収容部を筐体に設けなくてもよいので、記録装置の製造コストの増加を抑制できる。
[適用例2]前記物差し収容部は、前記タンク収容ケースに設けられ、前記物差しが通る開口部と、前記タンク収容ケースの側壁部の内側に水平方向に立設して前記物差しを鉛直方向下側から支持する水平壁部とを有し、前記タンク収容ケースの内部に設けられたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、物差しがタンク収容ケースの内部に収容されるので、美観がよい。
[適用例3]前記物差し収容部は、前記タンク収容ケースの側壁部の外側に設けられ、前記物差しが通る開口部を有する容器を形成することを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、物差しがタンク収容ケースの外側に収容されるので、タンク収容ケースにおける物差し収容部を除く部分を小さくできる。
[適用例4]前記物差し収容部は、前記物差しを着脱可能に固定する固定部材を備えたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、物差しを装着した状態において、物差しが物差し収容部から離脱することを抑制できる。
[適用例5]前記容器は、箱状であることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、使用者は、物差しを、物差し収容部に収容したり物差し収容部から取り出したりすることが容易である。
[適用例6]前記容器は、袋状であることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、物差し収容部を小さくすることができる。
[適用例7]前記固定部材は、マジックテープ(登録商標)であることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、製造コストの増加を抑制できる。
[適用例8]前記物差し収容部は、前記物差しの長手方向が鉛直方向になる姿勢で前記物差しを収容することを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、使用者は、物差しを鉛直方向上側に引き出し、物差しの長手方向が鉛直方向のそのままの姿勢で水位を測定すればよいので、容易に測定できる。また、測定した後、自重によって容易に物差しを収容できる。
[適用例9]前記物差し収容部は、前記物差しの長手方向が水平方向になる姿勢で前記物差しを収容することを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、物差しを収容した状態において鉛直方向における高さを抑制できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。以下の説明において、上部、下部、上端部、下端部、上側、下側の記載は、鉛直方向における位置を示す。
(実施形態1)
図1(a)は、実施形態1における記録装置としてのインクジェットプリンター(以降は、プリンターという)1を正面側から見た外観斜視図である。筐体2の内部には、軸やレールなどのガイド部(不図示)に案内されて、移動方向D1に往復移動する液体噴射ヘッド3が備えられる。
図1(a)は、実施形態1における記録装置としてのインクジェットプリンター(以降は、プリンターという)1を正面側から見た外観斜視図である。筐体2の内部には、軸やレールなどのガイド部(不図示)に案内されて、移動方向D1に往復移動する液体噴射ヘッド3が備えられる。
筐体2の背面側には、記録媒体としての用紙Pを載置する用紙サポート6が備えられる。用紙サポート6に載置された用紙Pは、筐体2に備えられた給紙装置(不図示)によって筐体2の内部に給紙される。
筐体2の内部に給紙された用紙Pは、移動方向D1と交わる搬送方向D2に搬送される。液体噴射ヘッド3は、移動方向D1に往復移動しながら、搬送される用紙Pに対してインクを噴射し、用紙Pに文字や画像を記録する。文字や画像が形成された用紙Pは、排出口8から搬送方向D2下流側に排出される。筐体2には、電源のオン・オフの操作や、印刷条件の設定を行う操作ボタン7が備えられる。
タンク収容ケース10は、筐体2の側面の装着部5に設けられた固定部501と係合可能な係合部12を有する。これにより、タンク収容ケース10は、装着部5に着脱可能に装着される。
タンク収容ケース10には、イエロー、マゼンタ、シアン、モノクロのインクをそれぞれインク色別に貯留するインクタンク11y,11m,11c,11bが収容される。以下、インクタンク11として記載した場合は、インクタンク11y,11m,11c,11bを意味する。
液体チューブ4は、インク色別に備えられたインクタンク11の下部に接続されて、筐体2に設けられた貫通孔(不図示)を通り、液体噴射ヘッド3と連通する。液体チューブ4は、液体噴射ヘッド3の移動方向D1への移動に伴って変形が可能である。
インクタンク11の筐体2側上部には、キャップ(不図示)が備えられ、使用者は、キャップを取り外し、上記インク色別のインクをそれぞれのインクタンク11に注入することができる。使用者は、インクタンク11に貯留されたインクの水位LVを視認することができる。
タンク収容ケース10の上壁部101には、物差し20が通る開口部13が形成されており、物差し20を開口部13に挿入し、物差し20をタンク収容ケース10の内部に収容できる。物差し20がタンク収容ケース10の内部に収容された状態では、物差し20の上部が上壁部101から突出している。
図1(b)は、インクタンク11に貯留されたインクの水位LVを測定する様子を示す斜視図である。使用者は、タンク収容ケース10の内部に収容されている物差し20を鉛直方向D3上側に引き出し、物差し20の鉛直方向D3下端部を設置面PFに当接した状態で、物差し20をインクタンク11の筐体2と反対側の側面に沿わせる。そして、使用者は、インクの水位LVを物差し20に設けられた目盛り21によって測定する。
図2(a)は、物差し20がタンク収容ケース10の内部に収容された状態で、図1(b)の破線A−A´の断面位置において矢印で示す移動方向D1から見た断面図である。図2(a)の上壁部101に設けられた開口部13の下側には、タンク収容ケース10における搬送方向D2上流側の側壁部である背面壁部102の内側に水平方向に立設する水平壁部103が形成されている。物差し20の下端部は、水平壁部103に当接し、水平壁部103は、物差し20の下端部を下側から支持する。
タンク収容ケース10の内側には、インクタンク11bの側面と背面壁部102と水平壁部103とによって囲まれた空間が形成され、この空間によって物差し20を収容するための物差し収容部が形成される。図1(c)は、物差し20の長手方向D4を示す図である。物差し20は、長手方向D4が鉛直方向D3となる状態でインクタンク11bの内部に形成された物差し収容部に収容される。
図2(b)は、図1(b)の破線B−B´の断面位置において矢印で示す上側から見た断面図である。図2(b)の背面壁部102から内側に立設し、鉛直方向D3に延びる鉛直壁部104が、物差し20が収容された状態において、移動方向D1における物差し20の両側に形成される。これにより、物差し20が鉛直方向D3に対して傾斜することを抑制できる。
図3(a)は、図1(a)のプリンター1とは異なる別のプリンター1aにタンク収容ケース10を装着した状態における斜視図である。用紙サポート60に載置された用紙Pは、筐体62に備えられた給紙装置(不図示)によって筐体62の内部に給紙される。
筐体62の内部に給紙された用紙Pは、移動方向D1と交わる搬送方向D2に搬送される。筐体62の内部に備えられた液体噴射ヘッド(不図示)は、移動方向D1に往復移動しながら、搬送される用紙Pに対してインクを噴射し、用紙Pに文字や画像を記録する。文字や画像が形成された用紙Pは、排出口63から搬送方向D2下流側に排出される。筐体62には、電源のオン・オフの操作や、印刷条件の設定を行う操作ボタン61が備えられる。
タンク収容ケース10の係合部12が、筐体62の上端部62aに設けられた凹部64と係合または非係合の状態となることにより、タンク収容ケース10は、筐体62の上端部62aに着脱可能に装着される。インクタンク11は、液体チューブ(不図示)によって液体噴射ヘッドと連通し、インクタンク11から液体噴射ヘッドにインクが供給される。
使用者は、タンク収容ケース10の内部に収容された物差し20を取り出し、設置面PFからのインクの水位LVを視認する。
図3(b)は、図1(a)のプリンター1、図3(a)のプリンター1aとは異なる別のプリンター1bにタンク収容ケース10を装着した状態における斜視図である。プリンター1bは、印刷部70と読み取り部80とを備える。
印刷部70は、用紙サポート71に載置された用紙Pを、筐体74に備えられた給紙装置(不図示)によって筐体74の内部に給紙し、筐体74の内部に備えられた液体噴射ヘッド(不図示)を移動方向D1に往復移動させながら、搬送される用紙Pに対してインクを噴射し、用紙Pに文字や画像を記録する。そして、印刷部70は、文字や画像が形成された用紙Pを、排出口73から搬送方向D2下流側に排出する。
読み取り部80は、筐体83の上部に設けられた透明性を有する原稿台82、原稿台82を覆うことができる回動可能なカバー81、イメージセンサーなどを搭載した読み取りユニット(不図示)などを備える。読み取り部80は、原稿台82に載置された原稿(不図示)をカバー81で覆った状態で、読み取りユニットを移動させ、原稿に描かれた文字や画像を読み取る。
筐体74には、電源のオン・オフの操作や、印刷条件や読み取り条件などの設定を行う操作ボタン72が備えられる。
タンク収容ケース10の係合部12が、筐体74の装着部75に設けられた被係合部751と係合または非係合の状態となることにより、タンク収容ケース10は、筐体74の装着部75に着脱可能に装着される。インクタンク11は、液体チューブ(不図示)によって液体噴射ヘッドと連通し、インクタンク11から液体噴射ヘッドにインクが供給される。
使用者は、タンク収容ケース10の内部に収容された物差し20を取り出し、設置面PFからのインクの水位LVを視認する。
以上、本実施形態で説明したプリンター1は、液体としてのインクを噴射する液体噴射ヘッド3と、インクを貯留し、貯留されたインクの水位LVが視認可能な液体タンクとしてのインクタンク11と、液体噴射ヘッド3とインクタンク11とを連通する導管としての液体チューブ4と、液体噴射ヘッド3を収容した筐体2とは別体に構成され、インクタンク11を収容したタンク収容ケース10と、タンク収容ケース10の内部に設けられ、インクの水位LVを測定するための物差し20を収容する物差し収容部と、を備える。
この構成によれば、物差し20を収容するための物差し収容部を、プリンター1の筐体2や装着部5、プリンター1aの筐体62、プリンター1bの筐体74や装着部75などに設けなくてもよい。そのため、物差し20を収容する物差し収容部が備えられたタンク収容ケース10を、外観や大きさの異なる筐体2,62,74に対して共通のタンク収容ケース10として備えることができるので、プリンター1,1a,1bの製造コストの増加を抑制できる。
また、物差し収容部は、図2(a)のタンク収容ケース10の上壁部101に設けられ、物差し20が通る開口部13と、タンク収容ケース10の背面壁部102の内側に水平方向に立設して物差し20を下側から支持する水平壁部103とを有し、タンク収容ケース10の内部に設けられる。これにより、物差し20がタンク収容ケース10の内部に収容されるので、美観がよい。
また、物差し20は、物差し20の長手方向D4が鉛直方向D3になる姿勢で収容される。これにより、使用者は、タンク収容ケース10の内部に収容されている物差し20を鉛直方向D3上側に引き出し、物差し20の長手方向D4が鉛直方向D3となるそのままの姿勢で下側に物差し20を下げて水位LVを測定すればよいので、容易に測定できる。
また、水位LVを測定した後、物差し20の長手方向D4が鉛直方向D3となるそのままの姿勢で、物差し20の下端部を開口部13の位置まで移動させ、物差し20の自重により、物差し20を下げることができるので、物差し20を容易に収容できる。
また、物差し収容部は、鉛直方向D3に延設された図2(b)の鉛直壁部104を有する。これにより、物差し20が鉛直方向D3に対して傾斜することを抑制できる。
(実施形態2)
実施形態2では、タンク収容ケースの内部における正面側に物差しを収容するプリンターについて説明する。図4(a)は、実施形態2におけるタンク収容ケース10aの外観斜視図である。タンク収容ケース10aは、図1(a)のプリンター1の筐体2に設けられた装着部5に着脱可能に装着される。
実施形態2では、タンク収容ケースの内部における正面側に物差しを収容するプリンターについて説明する。図4(a)は、実施形態2におけるタンク収容ケース10aの外観斜視図である。タンク収容ケース10aは、図1(a)のプリンター1の筐体2に設けられた装着部5に着脱可能に装着される。
タンク収容ケース10aは、タンク収容ケース10aの内部における正面側に物差し20aを収容する物差し収容部を備え、物差し20aは、この物差し収容部に収容される。
物差し20aがタンク収容ケース10aに収容された状態において、物差し20aは、タンク収容ケース10aの上壁部101より下側に位置する測定部202と、上壁部101から上側に突出する把持部201とから構成される。使用者は、把持部201を把持し、物差し20aをタンク収容ケース10aから容易に引き出すことができる。
図4(b)は、紐状部材203を有する物差し20bが収容されたタンク収容ケース10aの外観斜視図である。タンク収容ケース10aは、図1(a)のプリンター1の筐体2に設けられた装着部5に着脱可能に装着される。物差し20bは、把持部としての紐状部材203と測定部204とを有する。
物差し20bがタンク収容ケース10aに収容された状態において、測定部204は、タンク収容ケース10aの開口部14より下側に位置し、紐状部材203は、開口部14よりはみ出した状態となる。これにより、使用者は、物差し20bをタンク収容ケース10aから取り出して水位LVを測定しようとするとき、紐状部材203を把持し、物差し20bをタンク収容ケース10aから容易に引き出すことができる。
また、把持部を紐状部材203から構成することにより、物差し20bをタンク収容ケース10aに収容した状態において、物差し20bの上端部の位置を低くすることができる。実施形態2のプリンターのその他の構成は、実施形態1で説明したプリンター1の構成と同じである。
(実施形態3)
実施形態3では、物差しの長手方向D4が水平方向となる状態で収容するタンク収容ケースを備えたプリンターについて説明する。図5(a)は、実施形態3におけるタンク収容ケース10bの外観斜視図である。図5(b)は、図5(a)の破線C−C´の断面位置において矢印で示す移動方向D1から見たタンク収容ケース10bの断面図である。
実施形態3では、物差しの長手方向D4が水平方向となる状態で収容するタンク収容ケースを備えたプリンターについて説明する。図5(a)は、実施形態3におけるタンク収容ケース10bの外観斜視図である。図5(b)は、図5(a)の破線C−C´の断面位置において矢印で示す移動方向D1から見たタンク収容ケース10bの断面図である。
タンク収容ケース10bの正面壁部105には、開口部15が設けられる。開口部15の下側には、図5(b)のインクタンク11の上側に位置し、側壁部である正面壁部105の内側に水平方向に立設し、背面壁部102側に延び、物差し20を下側から支持する水平壁部106が形成される。また、水平壁部106と接続され、上壁部101から下側に立設し、物差し20の背面壁部102側への移動を規制する垂直壁部107が形成される。
タンク収容ケース10bの内部におけるインクタンク11の上部には、上壁部101、水平壁部106、垂直壁部107によって囲まれる物差し収容部が形成される。この物差し収容部には、物差し20が開口部15から突出した状態で収容される。物差し20の長手方向D4が水平方向となる状態で、物差し20が収容されるので、物差し20が収容された状態において、物差し20が、鉛直方向D3においてタンク収容ケース10bから突出することがない。すなわち、物差し20を収容した状態において鉛直方向D3における高さを抑制できる。実施形態3のプリンターのその他の構成は、実施形態1で説明したプリンター1の構成と同じである。
(実施形態4)
実施形態4では、タンク収容ケースの外側に、物差し収容部としての箱状の容器を形成したプリンターについて説明する。図6(a)は、実施形態4におけるタンク収容ケース10cの外観斜視図である。図6(b)は、破線E−E´の断面位置において物差し収容部16を、矢印方向で示す背面側すなわち搬送方向D2上流側から見た断面図である。
実施形態4では、タンク収容ケースの外側に、物差し収容部としての箱状の容器を形成したプリンターについて説明する。図6(a)は、実施形態4におけるタンク収容ケース10cの外観斜視図である。図6(b)は、破線E−E´の断面位置において物差し収容部16を、矢印方向で示す背面側すなわち搬送方向D2上流側から見た断面図である。
タンク収容ケース10cの背面壁部102の外側には、物差し収容部16が設けられる。物差し収容部16は、背面壁部102から搬送方向D2上流側に立設し、鉛直方向D3に延びる垂直壁部162,163、垂直壁部162,163と接続され、背面壁部102と対向し背面壁部102から離れた位置にあり、鉛直方向D3に延びる垂直壁部161を有する。
垂直壁部161,162,163によって、上側に開口する開口部165が形成される。開口部165の下側には、水平壁部164が形成される。水平壁部164は、タンク収容ケース10cの背面壁部102から外側に立設して物差し20を下側から支持する。
物差し収容部16は、背面壁部102、垂直壁部161,162,163、水平壁部164によって囲まれた空間と、開口部165とを有し、箱状の容器を形成する。物差し20は、長手方向D4が鉛直方向D3となる状態で、物差し収容部16に収容される。
物差し収容部16は、タンク収容ケース10cの外側に設けられるので、上壁部101を低くできる。また、上壁部101における移動方向D1の長さおよび搬送方向D2の長さを短くできる。すなわち、タンク収容ケース10cにおける物差し収容部16を除く部分を小さくできる。また、上側に開口する開口部165が形成された箱状であるので、使用者は、物差し20を、物差し収容部16に収容したり物差し収容部16から取り出したりすることが容易である。実施形態4のプリンターのその他の構成は、実施形態1で説明したプリンター1の構成と同じである。
(実施形態5)
実施形態5では、タンク収容ケースの外側に、物差し収容部としての袋状の容器を備えたプリンターについて説明する。図7(a)は、実施形態5におけるタンク収容ケース10dの外観斜視図である。正面壁部108には、サック30が備えられる。
実施形態5では、タンク収容ケースの外側に、物差し収容部としての袋状の容器を備えたプリンターについて説明する。図7(a)は、実施形態5におけるタンク収容ケース10dの外観斜視図である。正面壁部108には、サック30が備えられる。
図7(b)は、サック30の斜視図である。サック30は、正面壁部108に固定される支持板301と開口部303を有する袋部302とから構成される。サック30は、革や軟性樹脂などの軟性材料を用いて袋状に形成される。支持板301を固い材料で形成し、袋部302を、軟性材料を用いて形成してもよい。
物差し20を収容する物差し収容部としてのサック30を備えることにより、物差し収容部を小さくすることができる。また、プリンターの製造コストが増加することを抑制できる。実施形態5のプリンターのその他の構成は、実施形態1で説明したプリンター1の構成と同じである。
(実施形態6)
実施形態6では、物差しを脱着可能に固定する固定部材を、タンク収容ケースに備えたプリンターについて説明する。図8(a)は、実施形態6におけるタンク収容ケース10eの外観斜視図である。
実施形態6では、物差しを脱着可能に固定する固定部材を、タンク収容ケースに備えたプリンターについて説明する。図8(a)は、実施形態6におけるタンク収容ケース10eの外観斜視図である。
タンク収容ケース10eの上壁部101には、物差し20を脱着可能に固定する固定部材40が設けられる。固定部材40は、下側固定部材401と上側固定部材402とから構成される。
図8(b)は、上側固定部材402の斜視図である。上側固定部材402は、球状部406を有する一対の上側ボタン405が備えられる。図8(c)は、下側固定部材401の斜視図である。下側固定部材401は、円状の凹部404を有する一対の下側ボタン403が備えられる。
図8(b)の球状部406は、凹部404に嵌合可能である。下側固定部材401は、下側ボタン403が設けられた面と反対側の面がタンク収容ケース10eの上壁部101に固定される。球状部406と凹部404とは、嵌合した状態または離間した状態となることができるので、下側ボタン403と上側ボタン405とは、結合状態または非結合の状態となることができる。
これにより、下側ボタン403と上側ボタン405との結合状態において、上側固定部材402と下側固定部材401とによって物差し20を挟んだ状態でタンク収容ケース10eの上壁部101に固定する。また、上側ボタン405を下側ボタン404から取り外し、上側固定部材402と下側固定部材401とを離間させることによって物差し20を取り外すことができる。
このように、上側固定部材402と下側固定部材401とによって物差し収容部を構成することにより、物差し20を装着した状態において、物差し20が物差し収容部から離脱することを抑制できる。また、プリンターの製造コストが増加することを抑制できる。実施形態6のプリンターのその他の構成は、実施形態1で説明したプリンター1の構成と同じである。
図9(a)は、固定部材としてマジックテープ(登録商標)によって、物差し20をタンク収容ケース10fの上壁部101に固定した状態を示す斜視図である。マジックテープ(登録商標)である下側帯状部材411と上側帯状部材412によって、物差し20をタンク収容ケース10fの上壁部101に固定する。
下側帯状部材411と上側帯状部材412のうちの一方は、フック状の部材が密集した面を有し、他方は、フック状の部材と係合可能なリング状の部材が密集した面を有する。
下側帯状部材411の一方の面は、タンク収容ケース10fの上壁部101に固定され、下側帯状部材411の他方の面は、上側帯状部材412と接合可能に備えられる。下側帯状部材411と上側帯状部材412とによって、物差し20を収容する物差し収容部を構成することができる。
また、粘着性を有する帯状部材を用いて、物差し20を収容する物差し収容部を構成してもよい。図9(b)は、粘着性を有する帯状部材42によって、物差し20をタンク収容ケース10gの上壁部101に固定した状態を示す斜視図である。粘着性を有する帯状部材42を用いて、タンク収容ケース10gの上壁部101に物差し20を固定し、上壁部101から帯状部材42を取り外すことにより、上壁部101から物差し20を取り外すことができる。
1,1a,1b…インクジェットプリンター、2…筐体、4…液体チューブ、10,10a,10b,10c,10d,10e,10f,10g…タンク収容ケース、11,11b,11c,11m,11y…インクタンク、13,14,15…開口部、16…物差し収容部、30…サック、40…固定部材、42…帯状部材、103,104,106,161,162,163,164…壁部、165…開口部、201…把持部、202,204…測定部、203…紐状部材、301…支持板、302…袋部、303…開口部、401…下側固定部材、402…上側固定部材、403…下側ボタン、404…凹部、405…上側ボタン、406…球状部、411…下側帯状部材、412…上側帯状部材、D3…鉛直方向、D4…長手方向。
Claims (9)
- 液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
前記液体を貯留し、貯留された前記液体の水位が視認可能な液体タンクと、
前記液体噴射ヘッドと前記液体タンクとを連通する導管と、
前記液体噴射ヘッドを収容した筐体とは別体に構成され、前記液体タンクを収容したタンク収容ケースと、
前記タンク収容ケースに設けられ、前記水位を測定するための物差しを収容する物差し収容部と、を備えたことを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置であって、
前記物差し収容部は、前記タンク収容ケースに設けられ、前記物差しが通る開口部と、前記タンク収容ケースの側壁部の内側に水平方向に立設して前記物差しを鉛直方向下側から支持する水平壁部とを有し、前記タンク収容ケースの内部に設けられたことを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置であって、
前記物差し収容部は、前記タンク収容ケースの側壁部の外側に設けられ、前記物差しが通る開口部を有する容器を形成することを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置であって、
前記物差し収容部は、前記物差しを着脱可能に固定する固定部材を備えたことを特徴とする記録装置。 - 請求項3に記載の記録装置であって、
前記容器は、箱状であることを特徴とする記録装置。 - 請求項3に記載の記録装置であって、
前記容器は、袋状であることを特徴とする記録装置。 - 請求項4に記載の記録装置であって、
前記固定部材は、マジックテープ(登録商標)であることを特徴とする記録装置。 - 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の記録装置であって、
前記物差し収容部は、前記物差しの長手方向が鉛直方向になる姿勢で前記物差しを収容することを特徴とする記録装置。 - 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の記録装置であって、
前記物差し収容部は、前記物差しの長手方向が水平方向になる姿勢で前記物差しを収容することを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012191359A JP2014046556A (ja) | 2012-08-31 | 2012-08-31 | 記録装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014172262A (ja) * | 2013-03-07 | 2014-09-22 | Seiko Epson Corp | 画像形成システム |
CN109130514A (zh) * | 2014-09-30 | 2019-01-04 | 兄弟工业株式会社 | 液体消耗装置 |
CN109760428A (zh) * | 2019-03-15 | 2019-05-17 | 深圳市君派伟业有限公司 | 可自动识别打印数据的线管打号机 |
-
2012
- 2012-08-31 JP JP2012191359A patent/JP2014046556A/ja active Pending
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