JP2013121659A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷中に、所謂紙ジャムが発生し、用紙が搬送経路に残ったままとなった場合に、使用者が、搬送経路に残った用紙を容易に取り除くことができないという課題がある。
【解決手段】筐体2の内部に設けられ、用紙Pが搬送される搬送経路10と、用紙Pに向かってインクを噴射する液体噴射ヘッド5と、筐体2に設けられ、搬送経路10が露出する第1の開口部としての開口部24と、筐体2に設けられ、開口部24と隣接する第2の開口部としての開口部28と、筐体2の外部に配置されたインクタンク50と、開口部28を通り、液体噴射ヘッド5とインクタンク50とを接続するインク供給チューブ40a〜40dと、開口部24を開閉するカバー34と、開口部28を開閉するカバー35と、を備えた記録装置を提供する。
【選択図】図2
【解決手段】筐体2の内部に設けられ、用紙Pが搬送される搬送経路10と、用紙Pに向かってインクを噴射する液体噴射ヘッド5と、筐体2に設けられ、搬送経路10が露出する第1の開口部としての開口部24と、筐体2に設けられ、開口部24と隣接する第2の開口部としての開口部28と、筐体2の外部に配置されたインクタンク50と、開口部28を通り、液体噴射ヘッド5とインクタンク50とを接続するインク供給チューブ40a〜40dと、開口部24を開閉するカバー34と、開口部28を開閉するカバー35と、を備えた記録装置を提供する。
【選択図】図2
Description
本発明は、記録装置に関する。
記録装置としてのインクジェットプリンターは、液体噴射ヘッドからインクを噴射して用紙などの記録媒体に文字や画像を記録する。液体噴射ヘッドから噴射されるインクは、液体噴射ヘッドを備えて往復移動するキャリッジに搭載されたインクカートリッジやキャリッジの外側で筐体内に備えられたインクカートリッジから供給される。
オフィス向けまたは業務用に提供されるインクジェットプリンターでは、比較的大量の印刷に対応させるために、大容量のインクカートリッジを配置する必要性が生じている。そこで、例えば特許文献1では、筐体の外に配置されたインクタンクから液体噴射ヘッドにインクを供給する。
印刷中に、所謂紙ジャムが発生し、用紙が搬送経路に残ったままとなった場合には、使用者は、カバーを開けて、搬送経路に残った用紙を取り除くことができるようにしたインクジェットプリンターがある。
オフィス向けまたは業務用に提供されるインクジェットプリンターでは、比較的大量の印刷に対応させるために、大容量のインクカートリッジを配置する必要性が生じている。そこで、例えば特許文献1では、筐体の外に配置されたインクタンクから液体噴射ヘッドにインクを供給する。
印刷中に、所謂紙ジャムが発生し、用紙が搬送経路に残ったままとなった場合には、使用者は、カバーを開けて、搬送経路に残った用紙を取り除くことができるようにしたインクジェットプリンターがある。
しかしながら、搬送経路に残った用紙を取り除くため、使用者がカバーを開けたとき、インク供給チューブが外れてしまう場合があるという課題がある。また、カバーを開けた状態では、インクタンクと接続されたインク供給チューブが障害となって、搬送経路に残った用紙を取り除くことが容易ではないという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]筐体の内部に設けられ、記録媒体が搬送される搬送経路と、前記記録媒体に向かってインクを噴射する液体噴射ヘッドと、前記筐体に設けられ、前記搬送経路が露出する第1の開口部と、前記筐体に設けられ、前記第1の開口部と隣接する第2の開口部と、前記筐体の外部に配置されたインクタンクと、前記第2の開口部を通り、前記液体噴射ヘッドと前記インクタンクとを接続するインク供給チューブと、前記第1の開口部を開閉する第1のカバーと、前記第2の開口部を開閉する第2のカバーと、を備えたことを特徴とする記録装置。
本適用例によれば、搬送経路が露出する第1の開口部を開閉する第1のカバーと第1の開口部と隣接する第2の開口部を開閉する第2のカバーとを備え、液体噴射ヘッドとインクタンクとを接続するインク供給チューブは、第2の開口部を通って備えられる。これにより、搬送経路に残った記録媒体を取り除くため、使用者が第1のカバーを開けたとき、第2のカバーは閉じた状態にある。そのため、インク供給チューブは固定された状態にあるので、インク供給チューブが外れてしまうことを抑制できる。
また、インク供給チューブは、第2の開口部を通る。これにより、インク供給チューブが搬送経路や第1の開口部に位置しないので、使用者が、第1のカバーを開けた状態で第1の開口部から手を入れて搬送経路に残った記録媒体を取り除くとき、インク供給チューブが障害になることを防止できる。
また、インク供給チューブは、第2の開口部を通る。これにより、インク供給チューブが搬送経路や第1の開口部に位置しないので、使用者が、第1のカバーを開けた状態で第1の開口部から手を入れて搬送経路に残った記録媒体を取り除くとき、インク供給チューブが障害になることを防止できる。
[適用例2]前記第2のカバーには、前記インク供給チューブが通る連通部が設けられたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、インク供給チューブが第2のカバーに固定される。
[適用例3]前記インク供給チューブは、前記液体噴射ヘッドと接続される第1のインク供給チューブと、前記インクタンクと接続される第2のインク供給チューブとを備え、前記第1のインク供給チューブと前記第2のインク供給チューブとの間に介在する中継部が備えられたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、第1のインク供給チューブ、第2のインク供給チューブをそれぞれ異なる部材によって構成することができる。
[適用例4]前記筐体における前記第1の開口部の鉛直方向下側に、前記記録媒体を排出する排出用開口部が備えられたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、使用者は、筐体における排出用開口部が備えられた側から第1の開口部に手を入れて搬送経路に残った記録媒体を取り除くことができる。
[適用例5]前記筐体は、前記インク供給チューブを係合する係合部を、前記筐体における前記第1の開口部を除く位置に備えたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、インク供給チューブが搬送経路や第1の開口部に位置しないので、使用者が、第1の開口部から手を入れて搬送経路に残った記録媒体を取り除くときの障害になることを防止できる。
[適用例6]前記第2のカバーは、回動可能に備えられ、前記連通部には、鉛直方向上側に拡開する拡開部が形成されたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、第2のカバーを回動させるときの抵抗力が小さくなる。
[適用例7]前記第2のカバーが閉じた状態において、前記インク供給チューブにおける前記連通部の下流側には、たるみが形成されることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、第2のカバーを開けるとき、インク供給チューブのたるみの部分が伸びるので、連通部の内周面とインク供給チューブの外周面とが摺動することが抑制される。そのため、インク供給チューブの外周面が損傷することを抑制できる。
[適用例8]前記筐体における前記第2の開口部を形成する第1の筐体面と、前記第1の筐体面に対して側面を成す第2の筐体面と、を有し、前記第2のカバーは、閉状態の時に前記第2の開口部と前記第2のカバーとの間に空間を形成して配置されると共に前記空間の前記第2の筐体面側を覆うカバー側面部を有し、前記カバー側面部には、前記連通部が設けられたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、インク供給チューブが連通部を通り、筐体の第1の筐体面側に突出することを抑制できる。
[適用例9]前記連通部は、貫通孔であることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、インク供給チューブは貫通孔を通り、インク供給チューブを筐体の外部から筐体の内部に配置することができる。
[適用例10]前記連通部は、前記第2のカバーを貫通し、少なくとも一方の側が開いた形状を有する切り欠き部であることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、インク供給チューブは切り欠き部を通り、インク供給チューブを筐体の外部から筐体の内部に配置することができる。
[適用例11]前記第2の開口部と連通し、前記中継部を収容する収容部が備えられたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、インク供給チューブが搬送経路や第1の開口部に位置しないので、使用者が、第1の開口部から手を入れて搬送経路に残った記録媒体を取り除くとき、インク供給チューブが障害になることを防止できる。
[適用例12]前記筐体における前記排出用開口部の鉛直方向下側に、前記記録媒体を載置するカセット挿入口部が備えられたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、使用者は、筐体におけるカセット挿入口部が備えられた側から第1の開口部に手を入れて搬送経路に残った記録媒体を取り除くことができる。
[適用例13]前記拡開部は、前記第2のカバーの回動に伴って、前記インク供給チューブと当接しないように備えられたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、第2のカバーを回動させるときの抵抗力が小さくなる。
[適用例14]前記拡開部は、前記第2のカバーの回動に伴って、前記インク供給チューブが鉛直方向と交わる方向に移動するように備えられたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、第2のカバーを回動させるときの抵抗力が小さくなる。
[適用例15]前記中継部は、前記収容部に装着されたアダプターであることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、筐体とインクタンクとを分離することができる。
[適用例16]前記中継部は、前記収容部を形成する壁面に備えた継手であることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、第1のインク供給チューブと第2のインク供給チューブとを中継することができる。
[適用例17]前記第2のカバーに前記第2のインク供給チューブが通る連通部を設けたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、第2のインク供給チューブが第2のカバーに固定される。
[適用例18]前記アダプターは、液体を貯留する貯留部を備えた液体容器であることを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、貯留部から液体を液体噴射ヘッドに供給することができる。
[適用例19]前記第2のカバーは、回動可能に備えられ、前記連通部は、前記第2のカバーが閉じた状態の鉛直方向において、前記アダプターと前記インク供給チューブとの接続部より、前記第2のカバーにおける前記第2のカバーの回動軸側に設けられたことを特徴とする上記記録装置。
本適用例によれば、第2のインク供給チューブのたるみの部分の長さを短くすることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1における記録装置としてのインクジェットプリンター(以降は、プリンターという)1を副走査方向D2上流側すなわち正面側から見た外観斜視図である。プリンター1は、第1のカバーとしてのカバー34と第2のカバーとしてのカバー35とが備えられる。カバー34,35は、鉛直方向D3下端部における回動軸Rを回動支点として回動方向D4,D5に、それぞれ個別に回動可能に備えられる。カバー34,35は、粘着性を有する帯状部材などの固定部材31によって筐体2に固定される。
(実施形態1)
図1は、実施形態1における記録装置としてのインクジェットプリンター(以降は、プリンターという)1を副走査方向D2上流側すなわち正面側から見た外観斜視図である。プリンター1は、第1のカバーとしてのカバー34と第2のカバーとしてのカバー35とが備えられる。カバー34,35は、鉛直方向D3下端部における回動軸Rを回動支点として回動方向D4,D5に、それぞれ個別に回動可能に備えられる。カバー34,35は、粘着性を有する帯状部材などの固定部材31によって筐体2に固定される。
図2は、固定部材31を取り外し、図1のカバー34,35を回動方向D5に回動し、カバー34,35を開けた状態におけるプリンター1の外観斜視図である。筐体2の内部には、筐体2に固定されたガイド部3に沿って、主走査方向D1に往復移動するキャリッジ4が備えられる。キャリッジ4には、液体としてのインクを噴射する液体噴射ヘッド5が備えられる。
筐体2の副走査方向D2下流側すなわち背面側には、記録媒体としての用紙Pを載置する用紙サポート14が備えられる。用紙サポート14に載置された用紙Pは、筐体2に備えられた給紙装置(不図示)によって筐体2の内部に給紙される。
筐体2の内部に給紙された用紙Pは、搬送経路10に沿って副走査方向D2に搬送される。液体噴射ヘッド5は、主走査方向D1に往復移動しながら、搬送される用紙Pに対してインクを噴射し、用紙Pに文字や画像を記録する。
文字や画像が記録された用紙Pは、プリンター1の正面側に設けられた排出用開口部18から、副走査方向D2に排出され、スタッカー17に載置される。
また、プリンター1には、用紙Pを積載するためのカセット15が、カセット挿入口部26から挿入され、副走査方向D2にスライド可能に備えられる。使用者は、カセット15に設けられた取手部16を用いて、カセット15を引き出し、用紙Pを積載する。
カセット15に積載された用紙Pの最上部にある用紙Pが給紙装置によって、筐体2の内部に給紙され、搬送経路10に沿って搬送される。液体噴射ヘッド5は、主走査方向D1に往復移動しながら、搬送される用紙Pに対してインクを噴射し、用紙Pに文字や画像を記録する。文字や画像が記録された用紙Pは、排出用開口部18から排出され、スタッカー17に載置される。
プリンター1の正面側には、電源のオン・オフの操作や、印刷条件の設定を行う操作ボタン23や印刷条件の表示や、印刷時のエラー情報を表示するための発光ダイオードなどの表示部22が備えられる。
筐体2の内部には、主走査方向D1において仕切る仕切り板11、仕切り板13、副走査方向D2において仕切る仕切り板12が設けられている。キャリッジ4、ガイド部3は、鉛直方向D3において、仕切り板11,12,13の下側に備えられる。この構成により、キャリッジ4は、鉛直方向D3における仕切り板11,12,13の下側の位置で、主走査方向D1に往復移動する。
筐体2の内部には、主走査方向D1において仕切り板11と仕切り板13によって区画され、副走査方向D2において排出用開口部18の鉛直方向D3上側に形成された壁部9と仕切り板12によって区画され、鉛直方向D3において搬送経路10と筐体2の内側の上部に形成された内壁面2bによって区画される空洞部Sが形成される。
筐体2の正面側すなわち副走査方向D2下流側には、主走査方向D1において仕切り板11と仕切り板13によって区画され、鉛直方向D3において内壁面2bと壁部9の鉛直方向D3上側の端面9aによって区画される範囲(主走査方向D1の幅A2と鉛直方向D3の高さBに示す範囲)が開口する第1の開口部としての開口部24が設けられている。
このように、筐体2の内部における搬送経路10の液体噴射ヘッド5側に空洞部Sが形成され、空洞部Sと連通し、筐体2の正面側が開口する開口部24が形成されている。また、ガイド部3は、副走査方向D2において仕切り板12より背面側に備えられ、キャリッジ4は、副走査方向D2において仕切り板12と重なる位置に備えられる。
このような構成により、使用者がプリンター1の正面側に設けられた開口部24から空洞部Sを見ると、キャリッジ4の一部と搬送経路10が露出している。これにより、紙ジャムなどの発生により、搬送経路10とキャリッジ4との間に挟まった状態で搬送経路10に残った用紙Pを、使用者が開口部24から手を入れて取り除くことができる。
筐体2の正面側すなわち副走査方向D2下流側には、主走査方向D1において仕切り板11と内壁面2aによって区画され、鉛直方向D3において内壁面2bと壁部9の鉛直方向D3上側の端面9aによって区画される範囲(主走査方向D1の幅A1と鉛直方向D3の高さBに示す範囲)が開口する第2の開口部としての開口部28が設けられている。
筐体2の正面側における図面右側には、挿入孔32が設けられている。挿入孔32には、筐体2の内部に備えられた回路基板(不図示)と電気的に接続される端子(不図示)が備えられている。プリンター1の外部に配置された情報処理機器の通信用ケーブルが挿入孔32に挿入され、端子を介して回路基板と電気的に接続される。
筐体2の外には、インクタンク50が備えられる。インクタンク50には、インク色別に区画された液体容器51a,51b,51c,51dが備えられる。本実施形態では、液体容器51a〜51dには、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックなどのインクがそれぞれ収容される。
本実施形態では、インク供給チューブ40a,40b,40c,40dによってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのインクがインクタンク50から液体噴射ヘッド5にそれぞれ供給される。
インクタンク50の液体容器51a〜51dには、インク供給チューブ40a〜40dの一端がインク色別にそれぞれ接続される。
開口部28の副走査方向D2上流側には、筐体2の内部を副走査方向D2に仕切る仕切り板27が設けられる。仕切り板27には、貫通孔29が形成されている。また、搬送経路10の鉛直方向D3上側の主走査方向D1の幅A1の範囲においては、壁部9の鉛直方向D3上部から副走査方向D2上流側に延びる底板20が形成されている。
インク供給チューブ40a〜40dは、筐体2の外部から開口部28を通り、底板20に当接または上部を通り、貫通孔29を通り、キャリッジ4側に配置される。そして、インク供給チューブ40a〜40dは、キャリッジ4に固定され、インク供給チューブ40a〜40dの他端が液体噴射ヘッド5と接続される。インク供給チューブ40a〜40dは、キャリッジ4の主走査方向D1の往復移動に伴って、フレキシブルに変形が可能である。
インク供給チューブ40a〜40dは、結束部(不図示)によって束ねられ、プリンター1の筐体2の図面左側側面に備えられた係合部21に係合される。係合部21は、筐体2における開口部24を除く位置に備えられる。
図1に示すように、カバー34,35が閉じた状態では、インク供給チューブ40a〜40dは、カバー35と筐体2との間を通り、筐体の外部から筐体の内部に配置される。
以上、説明した実施形態1のプリンター1は、筐体2の内部に設けられ、用紙Pが搬送される搬送経路10と、用紙Pに向かってインクを噴射する液体噴射ヘッド5と、筐体2に設けられ、搬送経路10が露出する第1の開口部としての開口部24と、筐体2に設けられ、開口部24と隣接する第2の開口部としての開口部28と、筐体2の外部に配置されたインクタンク50と、開口部28を通り、液体噴射ヘッド5とインクタンク50とを接続するインク供給チューブ40a〜40dと、開口部24を開閉するカバー34と、開口部28を開閉するカバー35とを備える。
この構成によれば、搬送経路10が露出する開口部24が筐体に備えられる。これにより、紙ジャムが発生し搬送経路10に用紙Pが残った場合に、使用者が、開口部24から手を入れて搬送経路10に残った用紙Pを容易に取り除くことができる。
また、開口部24を開閉するカバー34が備えられる。インクミストが筐体2の外部に流出することを抑制できる。
また、搬送経路10に残った用紙Pを取り除くため、使用者がカバー34を開けたとき、カバー35は閉じた状態にある。そのため、インク供給チューブ40a〜40dは固定された状態であるので、インク供給チューブ40a〜40dが外れてしまうことを抑制できる。
また、インク供給チューブ40a〜40dは、開口部28を通る。これにより、インク供給チューブ40a〜40dが搬送経路10や開口部24に位置しないので、使用者が、カバー34を開けた状態で開口部24から手を入れて搬送経路10に残った用紙Pを取り除くとき、インク供給チューブ40a〜40dが障害になることを防止できる。
また、開口部28を開閉するカバー35が備えられる。これにより、カバー35を開けた状態では、インク供給チューブの配置状態を確認することができる。また、カバー34,35を閉じた状態では、外観における美観が向上する。
また、筐体2における開口部24の鉛直方向D3下側に、用紙Pを排出する排出用開口部18が備えられる。これにより、使用者は、筐体2における排出用開口部18が備えられた側から開口部24に手を入れて搬送経路10に残った用紙Pを取り除くことができる。
また、筐体2における排出用開口部18の鉛直方向D3下側に、用紙Pを載置するカセット挿入口部26が備えられる。これにより、使用者は、筐体2におけるカセット挿入口部26が備えられた側から開口部24に手を入れて搬送経路10に残った用紙Pを取り除くことができる。
(実施形態2)
実施形態2では、第2のカバーに、インク供給チューブが通る連通部を設けた記録装置について説明する。図3は、本実施形態におけるプリンター1aの外観斜視図である。プリンター1aには、図2の開口部24を開閉可能な第1のカバーとしてのカバー34と、開口部28を開閉可能な第2のカバーとしてのカバー30が備えられる。
実施形態2では、第2のカバーに、インク供給チューブが通る連通部を設けた記録装置について説明する。図3は、本実施形態におけるプリンター1aの外観斜視図である。プリンター1aには、図2の開口部24を開閉可能な第1のカバーとしてのカバー34と、開口部28を開閉可能な第2のカバーとしてのカバー30が備えられる。
カバー30には、連通部としての貫通孔39が設けられている。インク供給チューブ40a〜40dは、貫通孔39と、開口部28とを通り、インクタンク50と液体噴射ヘッド5とを接続する。これにより、カバー30,34を閉じた状態において、インク供給チューブ40a〜40dを筐体の外部から内部に引き込むことができる。
また、カバー30,34を開けた状態において、インク供給チューブ40a〜40dが搬送経路10や開口部24に位置しないので、使用者が、開口部24から手を入れて搬送経路10に残った用紙Pを取り除くとき、インク供給チューブ40a〜40dが障害になることを防止できる。プリンター1aのその他の構成は、実施形態1のプリンター1の構成と同じである。
(実施形態3)
実施形態3では、中継部を介してインクタンク50から液体噴射ヘッド5にインクを供給する記録装置について説明する。図4は、実施形態3におけるプリンター1bの外観斜視図である。カバー30aは、カバー30aの下端部における回動軸Rを回動支点として回動方向D4,D5に回動可能に備えられる。
実施形態3では、中継部を介してインクタンク50から液体噴射ヘッド5にインクを供給する記録装置について説明する。図4は、実施形態3におけるプリンター1bの外観斜視図である。カバー30aは、カバー30aの下端部における回動軸Rを回動支点として回動方向D4,D5に回動可能に備えられる。
図5は、図4のカバー30aを回動し、開けた状態におけるプリンター1bの外観斜視図である。図5は、図4の第2のインク供給チューブとしてのインク供給チューブ8a,8b,8c,8dを図示していない。
プリンター1bには、収容部25が設けられる。図19は、プリンター1bの収容部25の部分を示す外観斜視図である。図19は、図5のアダプター7a〜7d、図4のインク供給チューブ8a〜8dを図示していない。
開口部28の副走査方向D2上流側には、筐体2の内部を副走査方向D2に仕切る仕切り板27aが設けられる。収容部25は、副走査方向D2においては、開口部28が下流側に形成され、仕切り板27aによって上流側が区画されている。主走査方向D1においては、仕切り板11と筐体2の内壁面2aとによって区画され、鉛直方向D3においては、内壁面2bと底板20とによって区画されている。
収容部25には、中継部としてのアダプター7a,7b,7c,7dが収容される。アダプター7a〜7dは、底板20に設けられたガイドレール19に備えられる。アダプター7a〜7dは、開口部28によって正面側が露出して備えられる。
アダプター7a〜7dは、図5の第1のインク供給チューブとしてのインク供給チューブ6とインク供給チューブ8a〜8dとの間に介在して備えられる。アダプター7a〜7dと液体噴射ヘッド5との間には、インクタンク50からインクを吸引し液体噴射ヘッド5に供給するポンプ(不図示)などが備えられる。
仕切り板27aには、4個の入力部80が設けられている。入力部80は、仕切り板27aの副走査方向D2上流側でインク供給チューブ6と接続される。また、入力部80は、図5のアダプター7a〜7dの副走査方向D2上流側に設けられた出力部(不図示)と接続可能である。これにより、アダプター7a〜7dからインク供給チューブ6にインクが供給される。
入力部80とアダプター7a〜7dの出力部とは着脱可能である。使用者は、ガイドレール19に沿って、アダプター7a〜7dを収容部25に装着したり、離脱させたりすることができる。
アダプター7a〜7dは、収容部25より小さく、収容部25の一部に備えられる大きさであってもよい。
図5のキャリッジ4には、インク供給チューブ6の一端が固定される。インク供給チューブ6は、キャリッジ4に備えられた液体噴射ヘッド5と接続される。インク供給チューブ6は、キャリッジ4の主走査方向D1の往復移動に伴って、フレキシブルに変形が可能である。
インク供給チューブ6は、例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックなどのインク色の数の複数のインク供給チューブによって構成される。アダプター7a〜7dには、インク供給チューブ6の他端がインク色別にそれぞれ接続される。
筐体2の外には、インクタンク50が備えられる。インクタンク50には、インク色別に区画された液体容器51a,51b,51c,51dが備えられる。本実施形態では、液体容器51a〜51dには、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックなどのインクがそれぞれ収容される。
図6は、カバー30aを開けた状態において、インク供給チューブ8a〜8dとアダプター7a,7b,7c,7dとが接続される部分の斜視図である。図4、図6のインク供給チューブ8a〜8dは、カバー30aに形成された連通部としての貫通孔40を通る。
本実施形態では、カバー30aには、4個の貫通孔40が形成されており、一つの貫通孔40を一つのインク供給チューブが通る。そのため、複数のインク供給チューブが絡まり、捩じられたり、大きな角度で曲げられたりすることを抑制できる。インク供給チューブ8a〜8dの他端は、開口部28を通り、アダプター7a〜7dとインク色別にそれぞれ接続される。
インク供給チューブ8a〜8dは、結束部(不図示)によって束ねられ、インク供給チューブ8a〜8dは、プリンター1bの筐体2の図面左側側面に備えられた係合部21に係合される。
図7(a)は、被挿入部材60の斜視図である。図7(b)は、カバー30aに備えられた被挿入部材60の斜視図である。図7(b)に示すように、カバー30aの貫通孔40に、インク供給チューブ8a〜8dが通る被挿入部材60を備えてもよい。
被挿入部材60は、ゴムや樹脂などによって形成される。被挿入部材60は、中央部に貫通孔60cが形成されたリング部60aとリング部60bとが形成されている。リング部60bの外周直径は、リング部60aの外周直径より小さい。
被挿入部材60は、リング部60bがカバー30aの貫通孔40に圧入されてカバー30aに備えられる。図7(b)のインク供給チューブ8aは、被挿入部材60を通って備えられる。同様に、インク供給チューブ8b,8c,8dは、被挿入部材60を通って備えられる。
図8(a)は、インク供給チューブ8a〜8dの外周を覆うチューブカバー61の斜視図である。チューブカバー61をカバー30aの貫通孔40に挿入し、インク供給チューブ8a〜8dをチューブカバー61に挿入して備えてもよい。
チューブカバー61は、金属や樹脂などによってコイル状に形成されたものや、ゴムや樹脂などによって形成されたもので、変形が可能である。インク供給チューブ8a〜8dをチューブカバー61に挿入して備えることにより、インク供給チューブ8a〜8dの外周が貫通孔40との摺動によって損傷してしまうことを抑制できる。
また、チューブカバー61を図7(b)の貫通孔40に備えられた被挿入部材60に挿入し、インク供給チューブ8a〜8dをチューブカバー61に挿入して備えてもよい。これにより、インク供給チューブ8a〜8dと被挿入部材60との摩擦力は、インク供給チューブ8a〜8dと貫通孔40との摩擦力より小さくすることができる。そのため、インク供給チューブ8a〜8dの外周が損傷してしまうことを抑制したり、カバー30aを回動させるときの抵抗力を小さくしたりすることができる。
以上、説明した実施形態3のインク供給チューブは、液体噴射ヘッド5と接続される第1のインク供給チューブとしてのインク供給チューブ6と、インクタンク50と接続される第2のインク供給チューブとしてのインク供給チューブ8a〜8dとによって構成され、プリンター1bには、インク供給チューブ6とインク供給チューブ8a〜8dとを中継する中継部としてのアダプター7a〜7dが備えられている。
この構成によれば、インク供給チューブ6、インク供給チューブ8a〜8dをそれぞれ異なる部材によって構成することができる。
また、開口部28と連通し、アダプター7a〜7dを収容する収容部25が備えられる。
この構成によれば、インク供給チューブ6やインク供給チューブ8a〜8dが搬送経路10や開口部24に位置しないので、使用者が、開口部24から手を入れて搬送経路10に残った用紙Pを取り除くとき、インク供給チューブ6やインク供給チューブ8a〜8dが障害になることを防止できる。
また、中継部としてのアダプター7a〜7dは、収容部25に着脱可能に備えられる。これにより、筐体2とインクタンク50とを分離することができる。本実施形態におけるプリンターのその他の構成は、実施形態1で説明したプリンター1の構成と同じである。
(実施形態4)
実施形態4では、第2のインク供給チューブにたるみを設けて備えられたプリンターについて説明する。図9は、カバー30aを閉じた状態において、インク供給チューブ8aとアダプター7aとが接続される部分の斜視図である。
実施形態4では、第2のインク供給チューブにたるみを設けて備えられたプリンターについて説明する。図9は、カバー30aを閉じた状態において、インク供給チューブ8aとアダプター7aとが接続される部分の斜視図である。
インク供給チューブ8aは、カバー30aの貫通孔40を通り、アダプター7aと接続される。インク供給チューブ8aは、一方の面が粘着性を有する帯状の固定部材63によってカバー30aに固定される。
カバー30aが閉じた状態では、インク供給チューブ8aにおいて、アダプター7aとカバー30aとの間に、鉛直方向D3下側に湾曲するたるみが形成されるように、インク供給チューブ8aが備えられる。
同様に、カバー30aが閉じた状態では、インク供給チューブ8b,8c,8dにおいて、アダプター7b,7c,7dとカバー30aとの間に、鉛直方向D3下側に湾曲するたるみが形成されるように、インク供給チューブ8b,8c,8dが備えられる。
この構成によれば、カバー30aを図4のD5方向に回動させたとき、たるみの部分が伸びるので、インク供給チューブ8a〜8dの外周面が貫通孔40の内周面と摺動し、インク供給チューブ8a〜8dの外周面が損傷してしまうことを抑制できる。
また、インク供給チューブ8aを、帯状の固定部材63によってカバー30aに固定するので、カバー30aを回動させたとき、インク供給チューブ8a〜8dの外周面が貫通孔40の内周面と摺動しない。そのため、カバー30aを回動するときの抵抗力が小さくなる。
本実施形態では、鉛直方向D3において、貫通孔40の位置は、インク供給チューブ8aとアダプター7aとが接続される接続部33の位置より、回動軸Rの位置側に設けられる。これにより、インク供給チューブ8aのたるみの部分の長さを短くすることができる。
本実施形態におけるプリンターのその他の構成は、実施形態3で説明したプリンター1bの構成と同じである。
(実施形態5)
実施形態5では、一つの連通部に、複数の第2のインク供給チューブが通るカバーを備えたプリンターについて説明する。図10は、カバー30bを開けた状態において、インク供給チューブ8a〜8dとアダプター7a,7b,7c,7dとが接続される部分の斜視図である。
実施形態5では、一つの連通部に、複数の第2のインク供給チューブが通るカバーを備えたプリンターについて説明する。図10は、カバー30bを開けた状態において、インク供給チューブ8a〜8dとアダプター7a,7b,7c,7dとが接続される部分の斜視図である。
一つの連通部である貫通孔41には、2本のインク供給チューブ8a,8bが通り、一つの貫通孔41には、2本のインク供給チューブ8c,8dが通る。
この構成によれば、貫通孔41の個数を少なくすることができるので、筐体2とインク供給チューブ8a〜8dとの接続構成が複雑化することを抑制できる。また、外観上の美観が低下することを抑制できる。
図8(b)は、2本のインク供給チューブ8a,8bを覆うチューブカバー62の斜視図である。2本のインク供給チューブ8a,8bを覆うチューブカバー62を貫通孔41に通して備えてもよい。本実施形態におけるプリンターのその他の構成は、実施形態3で説明したプリンター1bの構成と同じである。
(実施形態6)
実施形態6では、カバー側面部に第2のインク供給チューブが通る貫通孔を設けたプリンターについて説明する。図11は、実施形態6におけるプリンター1cの外観斜視図である。図22は、プリンター1cのカバー30cが閉じた状態で、カバー30cと筐体2との開口部28側を鉛直方向D3から見た断面図である。
実施形態6では、カバー側面部に第2のインク供給チューブが通る貫通孔を設けたプリンターについて説明する。図11は、実施形態6におけるプリンター1cの外観斜視図である。図22は、プリンター1cのカバー30cが閉じた状態で、カバー30cと筐体2との開口部28側を鉛直方向D3から見た断面図である。
図11、図22の筐体2における壁部9の副走査方向D2下流側には、図5の収容部25の開口部28が形成された第1の筐体面としての壁面9bが設けられている。筐体2の図面左側には、壁面9bに隣接し、壁面9bに対して側面を成す第2の筐体面としての筐体側面2cが形成されている。
カバー30cと壁面9bとの間には空間Qが形成される。カバー30cにおける副走査方向D2の範囲Nには、主走査方向D1から副走査方向D2に曲がるカバー側面部36が形成される。カバー側面部36には、連通部としての貫通孔42が形成される。
筐体2の外に配置されたインクタンク50と一端が接続されるインク供給チューブ8a〜8dは、貫通孔42を通り、他端がアダプター7a,7b,7c,7dとそれぞれ接続される。
上述したように、カバー30cは、閉状態の時に図5の収容部25の開口部28とカバー30cとの間に空間Qを形成して配置されると共に空間Qの筐体側面2c側を覆うカバー側面部36を有し、カバー側面部36には、貫通孔42が設けられている。
この構成により、カバーの正面側にインク供給チューブ8a〜8dが通る連通部を設けなくてもよいので、インク供給チューブ8a〜8dが連通部を通り、筐体2の正面側すなわち副走査方向D2下流側に突出することを抑制できる。また、筐体2の正面側の外観上の美観が低下することを抑制できる。本実施形態におけるプリンターのその他の構成は、実施形態3で説明したプリンター1bの構成と同じである。
(実施形態7)
実施形態7では、カバーにインク供給チューブが通る切り欠き部を設けたプリンターについて説明する。図12は、実施形態7におけるプリンター1dの外観斜視図である。カバー30dにおける図面左側の端部には、切り欠き部70が形成される。
実施形態7では、カバーにインク供給チューブが通る切り欠き部を設けたプリンターについて説明する。図12は、実施形態7におけるプリンター1dの外観斜視図である。カバー30dにおける図面左側の端部には、切り欠き部70が形成される。
図13(a)は、閉じた状態におけるカバー30dに設けられた切り欠き部70の斜視図である。切り欠き部70は、図12のカバー30dを貫通し、鉛直方向D3における上側の面70aと下側の面70b、主走査方向D1における図面右側の面70cによって閉じられ、主走査方向D1における図面左側が開いている形状を有する。
図12の筐体2の外に配置されたインクタンク50と一端が接続されるインク供給チューブ8a〜8dは、切り欠き部70を通り、他端がアダプター7a,7b,7c,7dと接続される。
切り欠き部70の主走査方向D1における図面左側の開いた側は、一方の面が粘着性を有する帯状の規制部材64によって閉じられる。そのため、インク供給チューブ8a〜8dが切り欠き部70から外れてしまうことが抑制される。使用者は、規制部材64をカバー30dから剥がして取り除くことができる。
本実施形態では、主走査方向D1の側が開いた切り欠き部70をカバー30dに設けたが、主走査方向D1と鉛直方向D3の側が開いた切り欠き部を設けてもよい。図13(b)は、切り欠き部71の斜視図である。切り欠き部71は、鉛直方向D3上側の面71a、主走査方向D1の図面右側の面71bによって閉じられ、鉛直方向D3下側と主走査方向D1の図面左側が開いている形状を有する。
プリンターのカバー30eの角部に切り欠き部71を設け、切り欠き部71を通るインク供給チューブ8a〜8dによってアダプター7a,7b,7c,7dとインクタンク50とを接続する。
このように、少なくとも一方の側が開いた形状を有する切り欠き部70,71を連通部として設けることにより、切り欠き部70,71にインク供給チューブ8a〜8dを容易に通したり、切り欠き部70,71からインク供給チューブ8a〜8dを容易に外したりすることができる。
本実施形態では、切り欠き部70をカバー30dの主走査方向D1における端部に設けたが、カバーを閉じた状態において、カバーの鉛直方向D3上側や下側の端部に設けてもよい。本実施形態におけるプリンターのその他の構成は、実施形態3で説明したプリンター1bの構成と同じである。
(実施形態8)
実施形態8では、鉛直方向D3上側に拡開する面を有する貫通孔を設けたカバーについて説明する。図14は、実施形態8におけるプリンター1eを正面側から見た外観斜視図である。
実施形態8では、鉛直方向D3上側に拡開する面を有する貫通孔を設けたカバーについて説明する。図14は、実施形態8におけるプリンター1eを正面側から見た外観斜視図である。
回動軸Rを回動支点として回動方向D4,D5に回動するプリンター1eのカバー30fには、三角形状の貫通孔43が設けられる。インク供給チューブ8a〜8dは、貫通孔43を通り、筐体2の外部に配置されたインクタンク50と、筐体2の内部に配置された図5のアダプター7a〜7dと接続される。
図15(a)、(b)は、図13のカバー30fが閉じた状態において、貫通孔43を通るインク供給チューブ8a〜8dを示す図である。図15(a)は、主走査方向D1から見た図で、図15(b)の一点鎖線の位置における断面で示したカバー30fの貫通孔43を通るインク供給チューブ8a〜8dを示す。図15(b)は、副走査方向D2から見た図で、貫通孔43を通るインク供給チューブ8a〜8dを断面で示す。
貫通孔43は、鉛直方向D3上側を底辺とする三角形状を有する。貫通孔43には、主走査方向D1における両側には、鉛直方向D3上側に拡開する一対の面43aが形成される。すなわち、一対の面43aの間の主走査方向D1における距離が、鉛直方向D3上側に位置するほど長くなるように形成されている。
図16(a)、(b)は、図14のカバー30fが開いた状態において、貫通孔43を通るインク供給チューブ8a〜8dを示す図である。図16(a)は、主走査方向D1から見た図で、図16(b)の一点鎖線の位置における断面で示したカバー30fの貫通孔43を通るインク供給チューブ8a〜8dを示す。図16(b)は、副走査方向D2から見た図で、貫通孔43を通るインク供給チューブ8a〜8dを断面で示す。
図15(b)のカバー30fが閉じた状態にあるとき、インク供給チューブ8a〜8dは、貫通孔43の鉛直方向D3下側の位置に密集した状態で備えられる。
図15(a)のカバー30fが閉じた状態から回動方向D5に回動すると、貫通孔43は鉛直方向D3下側に移動する。そのため、インク供給チューブ8a〜8dは、貫通孔43に対して鉛直方向D3上側に移動する。
一対の面43aは、鉛直方向D3上側に拡開しているので、例えば、図16(b)に示すように、インク供給チューブ8a,8bは、鉛直方向D3上側に移動して面43aと当接しない位置になる。また、インク供給チューブ8c,8dは、鉛直方向D3と交わる方向すなわち主走査方向D1において互いに離れる方向に移動することができる。
このように、貫通孔43には、拡開部としての一対の面43aが形成されている。これにより、カバー30fを閉じた状態から開けた状態に回動させるとき、インク供給チューブ8a〜8dが、面43aに当接しなかったり、主走査方向D1において互いに離れる方向に移動したりする。そのため、インク供給チューブ8a〜8dと貫通孔43との摩擦抵抗や、インク供給チューブ8a〜8dどうしの摩擦抵抗が小さくなるので、カバー30fを回動させるときの抵抗力が小さくなる。
本実施形態では、三角形状の貫通孔43をカバー30fに設けたが、楕円形状の貫通孔を設けてもよい。図17(a)は、副走査方向D2から見た図で、カバーを閉じた状態における楕円形状の貫通孔44を示す図である。貫通孔44の鉛直方向D3における範囲Mにおいて、鉛直方向D3上側に拡開する一対の面44aが形成されている。すなわち、一対の面44aの間の主走査方向D1における距離が、鉛直方向D3上側に位置するほど長くなるように形成されている。
図17(b)は、副走査方向D2から見た図で、カバーを開けた状態における貫通孔44を示す。図17(a)のカバーが閉じた状態から回動すると、インク供給チューブ8a〜8dが貫通孔44に対して鉛直方向D3上側に移動する。
貫通孔44の一対の面44aは、鉛直方向D3上側に拡開しているので、例えば、図17(b)に示すように、インク供給チューブ8a,8bは、鉛直方向D3上側に移動して面44aと当接しない位置になる。また、インク供給チューブ8c,8dは、主走査方向D1において互いに離れる方向に移動する。
このように、貫通孔44には、拡開部としての一対の面44aが形成されている。これにより、カバーを閉じた状態から開けた状態に回動させるとき、インク供給チューブ8a〜8dが、面44aに当接しなかったり、主走査方向D1において互いに離れる方向に移動したりするので、カバーを回動させるときの抵抗力が小さくなる。
(実施形態9)
実施形態9では、切り欠き部にインク供給チューブ8a〜8dを挿入する挿入部と、インク供給チューブ8a〜8dを保持する保持部とを設けたカバーについて説明する。
実施形態9では、切り欠き部にインク供給チューブ8a〜8dを挿入する挿入部と、インク供給チューブ8a〜8dを保持する保持部とを設けたカバーについて説明する。
図18(a)〜(c)は、保持部と挿入部を有する切り欠き部の斜視図である。図18(a)の切り欠き部72の主走査方向D1における範囲Jには、挿入部72aが設けられる。切り欠き部72の主走査方向D1における範囲Kには、保持部72bが設けられる。鉛直方向D3において、挿入部72aの長さは、保持部72bの長さより短い。
使用者は、副走査方向D2に伸びるインク供給チューブ8a〜8dを挿入部72aから挿入させて、保持部72bに保持させる。保持部72bに保持されたインク供給チューブ8a〜8dは、挿入部72a側の面72cで規制されるので、保持部72bから外れてしまうことが抑制される。
図18(b)は、円形状の保持部73bが形成された切り欠き部73の斜視図である。図18(c)は、三角形状の保持部74bが形成された切り欠き部74の斜視図である。実施形態8で説明したように、鉛直方向D3上側に拡開する面が形成された図18(b)の切り欠き部73、図18(c)の切り欠き部74をカバーに設けてもよい。
実施形態3〜実施形態8では、中継部としての箱型形状のアダプター7a〜7dを備えたが、中継部として継手を備えてもよい。図20(a)は、図19の入力部80を拡大した斜視図である。仕切り板27aには、仕切り板27aから突出した、入力部80としての継手80aが備えられる。継手80aは、管形状を有し、仕切り板27aを貫通し、仕切り板27aの副走査方向D2上流側と下流側に突出して備えられる。継手80aの副走査方向D2上流側は、インク供給チューブ6と接続される。
図20(b)は、出力部としての継手81の斜視図である。継手81は、管形状を有し、挿入孔83に図20(a)の継手80aが挿入され、固定部82によって仕切り板27aに固定される。継手81には、インク供給チューブ8a(8b,8c,8d)が接続される。継手80a、継手81は、インク供給チューブ6とインク供給チューブ8a(8b,8c,8d)とを接続する中継部を構成する。
上記は、出力部としての継手81に入力部としての継手80aを挿入させたが、入力部としての継手80bに出力部としての継手を挿入してもよい。図20(c)は、入力部としての継手80bの斜視図である。図20(d)は、出力部としての継手85の斜視図である。
図20(c)の継手80bは、貫通孔84を有する。継手80bの副走査方向D2上流側は、インク供給チューブ6と接続される。図20(d)の継手85の突出部87は、継手80bの貫通孔84に挿入され、固定部86によって仕切り板27bに固定される。継手80b、継手85は、インク供給チューブ6とインク供給チューブ8a(8b,8c,8d)とを接続する中継部を構成する。
また、中継部として、インクが貯留される貯留部を備えた液体容器を備えてもよい。図21(a)は、貯留部91を内部に備えたアダプター90の斜視図である。アダプター90は、アダプター7a〜7dと同様に、箱型形状を有し、収容部25に収容することが可能である。
アダプター90は、インクを貯留する貯留部91を備えた液体容器である。アダプター90は、インク色別に備えられ、それぞれの貯留部91は、一つのインク供給チューブ6と一つのインク供給チューブ8a〜8dと連通する。
図21(b)は、管形状を有する継手88の斜視図である。一つのインク供給チューブ6と一つのインク供給チューブ8a〜8dとを中継部としての継手88によって接続してもよい。継手88は、収容部25の内部または収容部25の外部に備えてもよい。
図23は、記録部103に原稿給紙部101とスキャナー部102とを備えた記録装置100の外観斜視図である。原稿給紙部101は、用紙サポート113に置かれた原稿(不図示)をスキャナー部102の原稿台(不図示)に給紙する。原稿台上でスキャナー部102によって原稿に描かれた文字や画像が読み取られた後、原稿給紙部101によってスタッカー114に原稿が排出される。
液体噴射ヘッド107を備え主走査方向D1に往復移動するキャリッジ106と、用紙(不図示)を搬送する搬送経路105が、正面側が開口する開口部104から露出している。
記録部103は、搬送経路105を搬送する用紙に対して液体噴射ヘッド107からインクを噴射し、用紙に文字や画像を印刷する。
開口部115が主走査方向D1において開口部104と隣接して設けられる。開口部115を有する収容部111が設けられる。中継部としてのアダプター109a,109b,109c,109dが、収容部111に収容される。アダプター109a〜109dには、液体噴射ヘッド107と接続される第1のインク供給チューブとしてのインク供給チューブ108が接続される。
記録装置100の外には、インク色別に区画された液体容器51a,51b,51c,51dが収容されたインクタンク50が配置される。アダプター109a〜109dには、インクタンク50と接続される第2のインク供給チューブとしてのインク供給チューブ110が接続される。インク供給チューブ110は、記録装置100の側面に設けられた係合部112に係合される。
実施形態1〜実施形態8で説明した発明は、図23に示した記録装置100にも適用する。
1,1a〜1e…インクジェットプリンター、2…筐体、2c…筐体側面、5,107…液体噴射ヘッド、6,8a〜8d,40a〜40d,108,110…インク供給チューブ、7a〜7d,90,109a〜109d…アダプター、9b…壁面、10,105…搬送経路、18…排出用開口部、21,112…係合部、24,28,104,115…開口部、25,111…収容部、26…カセット挿入口部、30,30a〜30f,34,35…カバー、33…接続部、36…カバー側面部、39〜44…貫通孔、50…インクタンク、70,71,72,73,74…切り欠き部、80a,80b,81,85,88…継手、91…貯留部、100…記録装置、D3…鉛直方向、P…用紙、Q…空間、R…回動軸。
Claims (19)
- 筐体の内部に設けられ、記録媒体が搬送される搬送経路と、
前記記録媒体に向かってインクを噴射する液体噴射ヘッドと、
前記筐体に設けられ、前記搬送経路が露出する第1の開口部と、
前記筐体に設けられ、前記第1の開口部と隣接する第2の開口部と、
前記筐体の外部に配置されたインクタンクと、
前記第2の開口部を通り、前記液体噴射ヘッドと前記インクタンクとを接続するインク供給チューブと、
前記第1の開口部を開閉する第1のカバーと、
前記第2の開口部を開閉する第2のカバーと、
を備えたことを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置であって、
前記第2のカバーには、前記インク供給チューブが通る連通部が設けられたことを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置であって、
前記インク供給チューブは、前記液体噴射ヘッドと接続される第1のインク供給チューブと、前記インクタンクと接続される第2のインク供給チューブとを備え、
前記第1のインク供給チューブと前記第2のインク供給チューブとの間に介在する中継部が備えられたことを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置であって、
前記筐体における前記第1の開口部の鉛直方向下側に、前記記録媒体を排出する排出用開口部が備えられたことを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置であって、
前記筐体は、前記インク供給チューブを係合する係合部を、前記筐体における前記第1の開口部を除く位置に備えたことを特徴とする記録装置。 - 請求項2に記載の記録装置であって、
前記第2のカバーは、回動可能に備えられ、
前記連通部には、鉛直方向上側に拡開する拡開部が形成されたことを特徴とする記録装置。 - 請求項2に記載の記録装置であって、
前記第2のカバーが閉じた状態において、前記インク供給チューブにおける前記連通部の下流側には、たるみが形成されることを特徴とする記録装置。 - 請求項2に記載の記録装置であって、
前記筐体における前記第2の開口部を形成する第1の筐体面と、
前記第1の筐体面に対して側面を成す第2の筐体面と、を有し、
前記第2のカバーは、閉状態の時に前記第2の開口部と前記第2のカバーとの間に空間を形成して配置されると共に前記空間の前記第2の筐体面側を覆うカバー側面部を有し、
前記カバー側面部には、前記連通部が設けられたことを特徴とする記録装置。 - 請求項2に記載の記録装置であって、
前記連通部は、貫通孔であることを特徴とする記録装置。 - 請求項2に記載の記録装置であって、
前記連通部は、前記第2のカバーを貫通し、少なくとも一方の側が開いた形状を有する切り欠き部であることを特徴とする記録装置。 - 請求項3に記載の記録装置であって、
前記第2の開口部と連通し、前記中継部を収容する収容部が備えられたことを特徴とする記録装置。 - 請求項4に記載の記録装置であって、
前記筐体における前記排出用開口部の鉛直方向下側に、前記記録媒体を載置するカセット挿入口部が備えられたことを特徴とする記録装置。 - 請求項6に記載の記録装置であって、
前記拡開部は、前記第2のカバーの回動に伴って、前記インク供給チューブと当接しないように備えられたことを特徴とする記録装置。 - 請求項6に記載の記録装置であって、
前記拡開部は、前記第2のカバーの回動に伴って、前記インク供給チューブが鉛直方向と交わる方向に移動するように備えられたことを特徴とする記録装置。 - 請求項11に記載の記録装置であって、
前記中継部は、前記収容部に装着されたアダプターであることを特徴とする記録装置。 - 請求項11に記載の記録装置であって、
前記中継部は、前記収容部を形成する壁面に備えた継手であることを特徴とする記録装置。 - 請求項15に記載の記録装置であって、
前記第2のカバーに前記第2のインク供給チューブが通る連通部を設けたことを特徴とする記録装置。 - 請求項15に記載の記録装置であって、
前記アダプターは、液体を貯留する貯留部を備えた液体容器であることを特徴とする記録装置。 - 請求項17に記載の記録装置であって、
前記第2のカバーは、回動可能に備えられ、
前記連通部は、前記第2のカバーが閉じた状態の鉛直方向において、前記アダプターと前記インク供給チューブとの接続部より、前記第2のカバーにおける前記第2のカバーの回動軸側に設けられたことを特徴とする記録装置。
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